>>77
「あばばばばばば」
「合わせてごまん……ごまん……」
(なにか露出用の道具を送りたい、という申し出に、欲しい物リスト機能を使って公開したら荷物が届いたので、放課後、一緒に夏美と中を確認したら……とんでもない物を送られてました)
(着こなしがわからないからって商品を検索したら、手に余るお値段です)
(汚さないようにしないととか、大切にしないととか、でも露出Hしたら汚れるよねとかグルグルしてます)
(さらに交通費のびゅう商品券まで入ってるから……わたしたちは考えるのをやめました)
(とりあえず、袖を通してみます……そ、袖?袖……肩ひも?)

(互いに原作は詳しくなかったので動画サイトで一緒に調べます。覗き込んでくる夏美に頬ずりしつつ)
「あー、遥みたいに意地悪な感じだ」
「なんやー、蕩かしたるかー」
「ちょっと、揉むな!」
「それ言うと夏美は全然違うお淑やか系やないのー」
「ゆ、指、指入れる……なぁ……」
(紐一本のお尻をもみもみ、キャラに合わせて京都弁で言ってやります。つぷつぷ)

「あーあ、紐、汚れちゃうよ……汚れてまうで」
(ぐいっと食い込ませて……これ以上はあきまへん。脱いでーな、と。少なくとも今日のところは汚さないように、脱がしてウイッグだけでにゃんにゃんしたでー)
(興奮が覚めてから、それ京言葉じゃなく大阪だって指摘されました。わからへん!)


(そして、イベントの日に合わせて映画を見てくるってことにして、県庁所在地に。今回もボーイッシュにするため、ハーフパンツに夏美から借りたちょいダボのTシャツ、キャップを被って)
(夏美も似たような格好だからコーデを揃えたみたいになります。けど、シャツの中も、夏美のデニムスカートの中にもなにもない)
(駅前で待ち合わせ、ガタゴト揺られていく……)
(電車の中でちゅーすると、夏美の胸にポッチが浮き上がって、それを擦ったり遊んだりしたけど、写真まではとれなかったです)

「あ、甘露寺さん!無惨様もいる!あっちは同じゲームのやつ!」

(駅からあまり遠くない展示会場。初めてのイベントの光景に騒ぎながら、更衣室に向かいます。床のテープで区切られただけの更衣室。……あ、下着つけてないのもしかしたら気付かれちゃう?)
(そう思うとドキドキしながら、一応壁の方を向いてハーフパンツを脱ぎます。あっさり、つるんと生尻……いや、うん、ただ下着ごと脱いだように見えるはず)
(そそくさと酒呑童子の際どいコスのパンツをつけ、次いでシャツを脱ぐと前掛けみたいな上をつける。服自体は小さく少ないのですぐだ。それから、鏡に向かってメイク……悪そうにシャドウとか引いたりしていく)
(普段目が細いから、もうちょいパッチリ開くようにしたりとかね。あと、角つけるが鬼門なんだよね……鬼だけに)

(多分ガチ勢はもっとバッチリやるんだろうけど、とりあえずそれらしくなったところで、夏美の方を見る。まだ着替えてなくて、先にメイクに四苦八苦してるから、ちょっと手伝う)
(バチバチのつけまつげに、肌を白くファンデーションで誤魔化して、それからそれから……)
(ウィッグも結って、かんざしをつける)
(さてさて……)


「最後まで取っといた服……着替えよかぁ」
「もうキャラに入り込んでる!……それ持って、隠しといて……」
「ええよええよ、全部脱がな着れんもんな」

(口調はもう少し予習は積んできたけど、やっぱり大阪か京都かはよくわからない、けどもう少し近づいたはず)
(着物っぽい羽織?を広げて、夏美を隠しつつ着替えるところを覆う……)
(けど、ノーブラのシャツ、ノーパンのスカートを脱いだところでぱっと手を離しちゃいます)
(目を丸くする夏美。ばっちり全裸を見ちゃってあ、みたいな顔してるイケメン侍……のコスしてるお姉さん、アイドルっぽいお姉さん、ほか数名)

「あら、すんまへんなぁ」
「バカッ!」
(すぐに拾い上げて隠し直すけど、赤くなった夏美に満足満足)

(そして超速で紐水着を着た夏美におもっきし殴られた。ぐえぇ……)