(週末、芹は鷲一くんとの予定もなく若干の暇を感じながらもクーラーのよく効いた部屋でだらけていた)
(するとスマホにメッセージが届き、あくびをしながらそれを読むと、鷲一くんがうちに来たいとのこと)
(当然断る理由もなければボケっとネットを眺めるより彼と遊んだほうが何倍も楽しいのは明白)
(芹はもちろんいいよ、と返信して、彼が来るのを楽しみに待っていた)

(しばらくしてインターホンが鳴る。芹が玄関を開いて彼を迎え入れる)
(ショートパンツにTシャツ姿の芹はこんがり焼けていて)
えー……キンキンに冷えてたほうが気持ちいいよ。人んちのクーラー目当てに来たくせに生意気だぞ〜?
(にやーっと笑いながらそう言うと、彼の日焼けを見て)
姉ちゃんも結構焼けてるよ?ほら。
(日焼けした腕を見せる彼に対抗するようにシャツの裾を軽くめくる)
(ショートパンツとシャツの間からちらりと見えるのはハイレグなのがよく分かる競泳水着の日焼け跡)
(こんがりよく焼けた肌と透き通るような真っ白な肌のコントラストが眩しい)

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