朝起きたら、妹に その15
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桐莉「兄ちゃん、兄ちゃん、ついに15スレ目に突入だぁーっ」
隆浩「……え?まだ続いてたのか、このスレ?」
七華「続いてるよ、たかくんっ!!!」
由紀「ボク達の物語が終わっても、兄と妹の伝説は何処までも続いて行くんだよっ!!!」
桐莉「……まぁ、何時終わっちゃってもおかしくない過疎りっぷりッスけど……」
七華「桐莉ちゃん、電波分の補給宜しくっ!!」
ゆかな「ドミ狩る分はゆかなが引き継ぐのですよーっ!!」
月華「はいはい、犬神分犬神分」
雪帆「ボクと兄さまと月ちゃんも宜しくねー」
果たして命脈は何処まで続くのか、兄と妹のラブラブ電波でちょっぴり切なくいやらしい数々のストーリーが今ここにON AIRっ!?
七華「永遠はあるよ、此処にあるんだよっ!!!」
桐莉「幼馴染キャラは引っ込んでるっ!!!」
前スレ:朝起きたら、妹に その14
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1180380183/
保管庫
朝妹スレ私設まとめ(ハル氏)
http://asaimo.h.fc2.com/
ログ置き場(保管庫完成までの暫定設置)
朝起きたら妹に、ログ置き場
http://www.geocities.jp/asaimo0/
>>25-27
乙です。
>>28
スルーっつーか、新スレ建ってることすら知らんかった。
正直な話、へたれSS書きとしては、過疎スレに投稿するのは怖い。
「自分のSSのせいでスレ止まってるかも」ってのはかなりのストレスだから。 朝起きたら妹に「お仕置きが、必要ですね・・・」とマナマナちっくに言われた 朝起きたら、妹に「あなたとは違うんです」と言われた 朝起きたら、妹に「個人情報の掲載を理由として、削除依頼が届けられておりますので、
ご確認の上、ご対応いただけますようお願い申し上げます。」と言われた。
朝起きたら、妹に その13の>>104-204だそうだが…ケツ毛バーガーの件だろうか? 範囲広くてわからんけど、ケツ毛バーガーの件なら桐莉でつね。
削除依頼出てるなら、保管庫の中の方の判断で其の話だけ削除して欠番って事でいいと思うですよ。 >>桐莉兄氏
とりあえず○○○■■■■という風に伏せ字にしてあります。 >>36-38氏
削除依頼内容を拝見してから適切な対応をしたいと存じます。
出来ましたら当該スレへの誘導をお願いできますか? 第六十六話なら、特に問題が無いような気が致しますが。 では、何事もなかったかのよーに(笑)新スレ初の投下です。 朝起きたら、もう昼だった。
「あら兄さん、おはようございます。」
急いで着替え、階段を駆け下りリビングに飛び込んだ俺を迎えたのは、冷房
の効いた室内で牛乳入りのグラス片手に優雅な夏休みをを過ごす一つ年下高校
一年の妹の冷め切った視線と挨拶だった。
「………………」
「朝ご飯は冷蔵庫の中ですから、冷たいのが嫌だったら自分で温め直して食
べてください。それから兄さん以外の食器は全部洗い終わっていますから、
食べ終わったら自分で片付けてくださいね。あとお風呂場のお掃除と庭の水撒
きと草毟りも兄さんの分担ですから後で……」
「わーってるよっ!」
言葉遣いこそ丁寧だが、兄に対する敬意というか家族への気遣いとかが全く
感じられない声を遮り、俺は妹に背を向けて台所に向かう。あいつの小生意気
と言うか偉そうな物言いにイライラしていた時期もあったが、慣れてしまうと
余り腹も立たない。というか、どうでも良いことだと思えてきたからだ。兄妹
と言うよりも親戚か、年の近い同居人みたいなもんだと割り切ってしまえば割
と簡単に聞き流せてしまうものだ。
「どうせ、あいつだって似たような事しか考えてないだろうしな……」
誰ともなく呟きながら冷蔵庫からラッピングされた朝飯一式を取り出しレン
ジに放り込み、味噌汁の鍋を火に掛けながらズボンのポケットに入れておいた
携帯を取り出してメールをチェックする。
「………そこ、邪魔なんですけど?」
と、何故だかそこにやって来た妹が再び半目で睨んでくる。
「………………」
何が邪魔なのか良く分からないが、律儀に相手をするのも億劫なので黙って
一歩だけ横に移動して道を空けてやると、不機嫌そうなオーラを発散させつつ
妹が長い髪を揺らして俺の横を足早に通り過ぎる。これからピアノか何かの発
表会にでも行くんではないかと思わせるほどにカッチリと普段着を着こなして
いる妹は俺と変わらないくらいに背が高く、まぁ割と可愛い……というよりは
美人系に分類される顔立ちをしているとは思うのだが、いかんせん年がら年中
プンスカされている俺に言わせれば只のハリネズミだ。 「いや、ひょっとしたら本物のハリネズミの方が飼ってやれば懐いてくれる分
可愛気があるって考え方も……っとと、やっぱりか……」
面倒くさいので初期設定のままにしてあるアラーム音と共に、朝から十件近
いメールが着信していると液晶画面が教えてくれた。しかも差出人は全て同じ
ときてる。
「っていうかメール連打する手間で直接掛けて起こしてくれた方が早いと思
うのは俺だけなのか?」
などと見えないメール主を相手に愚痴っても仕方がないし、どうせ小一時間
後には嫌でも顔を合わさにゃならん。とりあえずは燃料補給でもしかすかと振
り返った先に……
「………なにやってんだ、お前?」
仏頂面の妹が突っ立っていた。
「な、なんでも良いじゃないですか。兄さんには関係ないでしょう!?」
ぎりぎりぎり、と眉間にしわ寄せながらの上目遣いでガンを飛ばされてしま
った。というか、コイツを怒らせるようなこと言ったか俺?
「そ、それよりも! 誰からなんですか、そのメール?」
「はぁ!?」
全く以て意味不明だ。
「わわ、私には全然関係ないんですけどっ、ニヤニヤと締まりのない顔を
していたのでっ、夏休みの宿題もしないで何処かに遊びに行くのかと思った
だけですっ!!」
しかもキレ気味だ。
「なんで、そんな事をお前に教えなきゃなんねぇんだよ。お前には関係な
いよな、全然?」
ついでに言うと、ニヤニヤしていた覚えも全くない。
「そ、それは……………くっ!」
妹自身の言葉を使って切り返してやると、流石に反論できなくなったらし
く悔しそうに奥歯を噛んでる。が、はいそーですかと納得して解放してくれ
そうな気配もない。そのまま睨み合うこと数十秒。
「……その宿題の残りを片付けに行くんだよ!」
なんだか面倒くさくなってきたし、俺の方から折れてやることにした。そ
れに別段隠し立てするような話でもないしな。 「それは、あの……」
「場所は市立図書館だ。あそこだったら冷房も効いてるし金もかかんねぇ
からな。お前はとっくの昔に終わらせてるし、関係ないだろ?」
「と、当然です!」何故か仄かに頬を染める妹「私は兄さんと違って客観
的に自分を見ることが出来るんです。夏休みの最初にキチンと計画を立てて、
その通りに終わらせましたっ!」
「おーおー、そーかそーか。偉い偉い」わざと抑揚のない声で皮肉成分タ
ップリの褒め言葉を並べてやる「んでだ、お前と違って出来の悪い兄貴は今
から朝飯なんだが、人が飯食ってる所をジロジロ観察する趣味がないんだっ
たら余所に行ってくれねぇか?」
しっしっしっ、と手を振って妹を追い払った俺は、ようやく人心地ついて
本日最初の食事に有り付くことが出来た。
・
・
・
・
『いま何時だと思ってんのよっ!?』
そうして食器を洗い終えた俺が部屋に戻って掛けた電話相手の第一声がこ
れだった。
「えっとだな……」
『まさか忘れてたんじゃないでしょうね!? だいたい、約束までしてお
いてお昼過ぎまで音沙汰も無しなんて非常識だと思わないの!? 言ってお
くけど、私はアンタからの連絡を待ってて貴重な夏休みの半日を丸々棒に振
っちゃったんだからねっ!?』
ちなみに朝からメール爆撃を仕掛けてきたのもコイツだったりする。
「いや、だから……」
『なに、また言い訳? その前に謝罪は何処行ったのよ謝罪はっ! せこ
せこせこせこと下らない弁解を考えてる暇があったら土下座でもして誠意っ
て物を見せようとか思うでしょ普通!!』
「……………………」
『だいたいアンタは何事に関してもルーズって言うかチャランポランなの
よ! そのくせ口先だけじはいつも偉そうに……』 「やかましい! ちったぁ俺にも喋らせろ、このデコ助っ!!」
『な、なな……』電波を介してでも強ばった口調から向こうの動揺ぶりが
充分に伝わる『……なによなによなによっ! アンタ、また私のこと馬鹿に
したわねっ!?』
「デコ助のことをデコ助って呼んで何が悪いって言うんだデコ助! 馬鹿
にするって言うのはなぁ、年がら年中デコをテカテカさせてるヒステリー女
に本当の事を教えてやるって意味とは違うんだよデコ助っ!!」
『くきぃぃぃっ、またデコ助って言ったわね、この脇役顔の典型的没個性
型の地味男っ! アンタなんて炉端の小石よ砂浜の砂粒よ蟻の行列の一員よ
十把一絡げで網にかかる縮緬雑魚なんだからっ!』
「ああ雑魚で結構、蟻の巣の一員で上等。どっかのデコ助みたくデコが眩
しい以外に何の個性もない迷惑女よりはよっぽどマシだっての!」
『わ、私の何処に個性がないって言うのよ、この量産型廉価庶民! ちょ
っとでも殊勝な態度を見せたら大目に見てあげても良いかなって思ってたけ
ど、もう我慢の限界よ堪忍袋の決壊よ! そのがらんどうでスッカラカンな
頭に身の程って言う物を無理矢理にでも詰め込んで死ぬほど後悔させたげる
から今すぐ面貸しなさいよっ!!』
「おお上等じゃねぇか! こっちこそ、そのツルツルのデコを洗車モップ
でゴシゴシ擦ってワックスがけしてやっから覚悟しろよ、このデコ助!」
『じゃあ、いつもの場所で30分後に集合よっ! 今度遅れたりしたら
私の不戦勝って校内放送で勝利宣言してアンタの席を教室の一番隅に押し込
んで私の視界の中から綺麗さっぱり除去してあげるからハイジャックしてで
も絶対に来なさいよねっ! じゃあねっ!!」
「じゃあ俺が勝ったら……って一方的に切るな! おいっ!?」 急いで出掛けるのはデコ助の言いなりみたいで癪に障るが、奴の不戦勝は
それに輪を掛けて悔しい。この時には既に当初の目的(図書館で一緒に宿題
を片付ける)を忘れていた俺は、最低限の持ち物だけを掻き集めて一分一秒
でも早く家を……
「兄さん。」
……家を出ようとする前に、部屋の外で待ちかまえていたらしい妹に捕ま
ってしまった。
「……随分とお急ぎのようですけど、デートですか?」
不肖の兄貴どころか出来の悪い弟を見下すような目の妹。
「はぁっ!?」
デコ助との口喧嘩(?)の勢いのまま、睨み返してやった。
「図書館で一緒に勉強すると仰ってた割には、随分と楽しそうに電話して
たので、私に嘘をついてコソコソ遊びに行くのかと思ったのですが、違うの
ですか? まぁ、どうでもいいですけど。」
どうでも良いんだったらドアの前を塞ぐなよ。というかコイツが何を言い
たいのか全く理解できないんだが?
「というか、あれの何処が『楽しそうな電話』なんだよこら!」
「兄さんが何処の何方とデレデレイチャイチャしても私には全く関係有り
ませんから別に良いんですけど、家の中で鼻の下を伸ばしながら電話するの
は謹んで頂けませんか? 正直に言って、とても不快ですので。」
「いや、だから俺が何時デレデレと……」
「親しき仲にも礼儀あり、という格言くらいはご存じでしょう? 隣の部
屋の迷惑を気遣うのは最低限のマナーです。あと、私が兄さんの妹だという
理由で恥ずかしい思いをしなくて済むように心掛けて下さいねっ!」
一方的に言いたいことだけ言って、妹は俺の返事も待たずに大股で隣の部
屋へと戻っていった。なんというか『つーん』という擬音がこれでもかとい
う程に似合う尖りっぷりである。
「……ハリネズミモドキに付き合ってる暇なんか無いっつーの!」
無愛想かつ人の話を聞こうともしない同居人の頭の中なんぞ想像して見た
ところで一文の得もないし、そもそも時間の無駄だ。それより現時点で最優
先事項であるデコ助との勝負に向かうべく、俺は急いで出掛けた。 そして数時間後、デコ助を弄り倒して多少なりとも日頃の溜飲を下げるこ
とが出来た俺は、意気揚々と帰宅したところで………いきなりハリネズミの
冷凍光線を浴びてしまった。
「………なにしてんだ、お前……?」
玄関のドアを開けた俺の目の前に、出掛ける前よりも更に冷たさを増した
妹が仁王立ちになっていた。
「お帰りなさい兄さん。そのご様子ですと、随分と楽しい勉強時間を過ご
された様ですね。ところで……あら?」
やや芝居がかっか動き(つまり、わざとらしい)仕草で下駄箱の上の置き
時計に目を向ける妹。
「もう6六時半ですね。ということは………もしかして夏休みは図書館の
開館時間が延長されているということでしょうか、それは初耳ですね?」
「………………」
「それに……兄さんから何だか良い匂いもします。例えるなら、そう、私
と同じくらいの年の女の子が好んで使うシャンプーの香りに『比較的』近い
でしょうか? 最近の公共施設は、随分と変わった消臭剤を使っているんで
すね、驚きました。」
「………………」
ちょっと待て、俺の目の前で不快感も露わにグチグチとねちっこく俺を言
葉責めにしようとしてるのは妹だよな? 別に俺の保護者でもカノジョでも
ない単なる妹だろ? そりゃ、俺がコイツに直接迷惑をかけたとか怒られて
も仕方がない何かをしでかしちまったならともかく、適当にあしらってデコ
助と会いに行っただけで、こんな遠回しに延々と人格を非難されなきゃなら
ないんだ? どう考えても、おかしいだろ? なんか久々に、いや本当に久
しぶりに、しかも本気でコイツに腹が立ってきた。 「ところで宿題の方は、はかどりましたか? お出かけになる前には電話
で『お友達』と待ち合わせるようなお話もされてましたし、一緒でしたら一
人でするよりも進んだんでしょうね。これなら今年は最後の最後になってか
ら慌てて………きゃっ!」
俺自身も気づいていない間に常日頃の鬱憤が溜まっていたのか、我慢の限
界はアッという間に訪れた。男の腕力で押し退けられた妹が驚きの声をあげ
るが、ンなのは知ったこっちゃない。まるで教師の様にネチネチと偉そうに
嫌味を並べ立てる障害物を脇に動かし、俺は無言のまま部屋へと向かう。で
ないと怒りに任せ、とんでもない台詞を口走ってしまいそうだったから。
「に、兄さん……?」
「今日は疲れたから寝る。食ってきたから晩飯はいらねぇって母さんに言
っといてくれ。あと、もう寝るから何言っても聞こえねぇからな!」
「でも、兄さん……」
それでも食い下がろうとする妹を振り切って部屋に入った俺は、そのまま
布団の中に潜り込んだ。流石に言い過ぎたと思ったのか、しばらく部屋の前
で妹が逡巡している気配も感じたが、到底許してやる気分にはなれなかった
ので、諦めて立ち去るまで無視し続けてやった。
「……少しは考えろっつーんだよ……」
その後、妹が止めたのか説得したのか親が心配して押しかけてくることも
なく、皮肉な事に本当に疲れていたらしい俺はたいした空腹を感じる暇もな
く、そのまま眠りに落ち―――流石に夜中に空腹で目が覚め、牛乳でも飲ん
で腹を膨らまそうと開けた冷蔵庫の中にラッピングサンドイッチ(恐らく母
さん作)を有り難く頂戴した以外は―――朝までグッスリと眠り込んでしま
った。 「………………あの、兄さん?」
翌朝、ふわりの耳元をくすぐる柔らかい吐息で目が覚めた。
「うわぁっ!?」
目を開けた途端、窓から射し込む朝陽で輝く妹の顔のドアップで視界が一杯
になり、俺は文字通り飛び上がってしまった。
「家族の顔を見て仰天するなんて、失礼ですっ!」
「そう思うんだったら、勝手に入ってくんなっ!!」
「それは……その……」
「な、なんだよ!?」
ちなみに俺達の部屋には鍵など付いていない。よって侵入自体は苦でも何
でもないのだが、いままで一度たりとも起こしに来たことのない妹の出現で
俺のチキンなハートはバックンバックン言ってる。
「……その、兄さんに……お話、が……」
「は、話ぃ!?」
未だに思考回路が覚醒しきっていない、とうよりもバグってしまった状態
の俺は妹の突然の襲撃に対応しきれずオウム返し。
「きき、昨日の……ことですけどっ!」
「お、おう……」
これは、もしかして謝るとか? あの妹が? この俺に向かって俺に頭を
下げる? マジで? でも昨日の事って、他には無い……よなぁ?
「その、えっと……」
ごくり、と生唾を飲み込んで妹の言葉に備える俺。とは言え、どう対応し
て良いかなんぞ全くわからないが。
「兄さんが私に嘘をついてデートに出掛けた後、兄さんの担当分の家事は
誰が代わりに片付けたのかご存じですかっ!?」
「……………………………………………………はい?」 「ほほ、ほんとうは不本意だったのですけど兄さんが夕暮れ時になっても
お戻りにならなかったし、図書館でお勉強なさってるのなら仕方がないと判
断して私が全部嫌々ながらも兄さんの為にやっておいたんですっ!」
ぷいっ、と横を向いたまま、早口で一気に捲し立てる妹。そう言えば、風
呂掃除やら何やら仕事が溜まっていたような記憶も……
「そ、そっか、それは悪……」
「ですから兄さんにはお仕置きが必要………じゃなくって……そうですペ
ナルティです損害賠償です労働対価を支払って頂かなければいけません兄さ
んは私に借りが出来たのですから私の要求に従って早急に返済して頂く義務
があるんですわかりますか兄さんっ!?」
「……えーと………はぁ………」
しかも普段の刺々しいオーラを全く感じないのは何故だ? 妹の変貌に毒
気を抜かれてしまった俺は、妹の話を理解できていないのに殆ど脊髄反射で
頷いてしまっていた。
「ということで、早速ですが兄さんには、わ、わわわわわ……」
「…………」
「わわわわ、私の宿題の残りを手伝って頂きますっ!」
「は?」
そう勢いよく断言した後、横目でチラリと俺の顔色を窺う妹。いまの話の流れで
言うと、俺には拒否権が無いはずなのだが、なにをビビッてるんだコイツは?
「………あの、兄さん、やっぱり駄目……ですか?」
しかも……こんない可愛かったか、俺の妹?
「いや、別に構わねぇけど……」
「そ、そうですか……」だから、なんでそこで安堵の溜息を漏らす必要が
あるんだよ?「……そうと決まれば善は急げです。朝ご飯の用意は出来てい
ますから一緒に食べましょう? それから頑張って午前中に用事を全部終わ
らせてお昼ご飯を食べたら一緒にお勉強ですからね?」
私は先に行ってますから二度寝したら駄目ですよ、と言い残して妹はそ
そくさと俺の部屋をあとにする。そしてトントンと軽快に階段を下りてゆく
足音も遠ざかっていって……
「いや待て、宿題は全部終わらせたとか言ってなかったかアイツ?」
そんな俺のツッコミも、朝の日差しに空しく溶けてなくなってしまった。 みなちゃんも割と好きです。
でも「きりりん@さっきからとなりのバカがうざい件」さんの方がもっと好きです。
というか、よく考えたらエロ成分ゼロぢゃん……orz >>52
GJ!!
ツンデレ妹ならエロ無しでも美味しく萌えっ転がれます 突発屋氏GJ!!
かなり久しぶりだけど相変わらずとても面白いですね 業務連絡〜業務連絡〜
ご覧になっているか自信がないですが「目からビーム ◆A/myMazZ7Y」さん、おられますか?
>>36の削除依頼は貴方の作品内容についてのようです。
出来ましたら、作者ご本人のご意見を伺いたいので連絡をお願いします〜 業務連絡 ハルです。
トリップキーを忘れたのでまたも変わってそうです。
また、一部のキャラは再設定して
1からやり直す事も考えています。ご了承下さい。 ついでにネタ振りです。
(自分でも書く予定ですが、しばらくかかりそうなので…。)
朝起きたら妹に、「昨夜は獣のようでしたね」と言われた。 ヽ、_ ,、 ,、 γ
r>iゝ!' ,.ゝ-ヽiノ,.i
ゝ,) , ,ヽイ
γ ノi」ハノイ」 過疎るのは鬼の力のせいだよ。せいだよ。
,'イレi ゚ ヮ゚ノ〉
(_ハ((8i,ハ,iつ曰
.リ.,く_ハλハリ
`"r_7i_7" ttp://blackcat.2kki.com/top.html
桐莉たん?
『挨拶は心を繋ぐ魔法の言葉』
……って標語を書いた紙を、妹の部屋の壁に貼り付けて来た。
「おはよう、加奈」
朝、目が覚めて起きて来た妹に、自然体の笑顔で挨拶してみる。
「………」
――無言のままの妹の拳骨が僕の頭に降って来た。
「人の部屋に勝手に入るなって言った」
――でも、部屋に入らなきゃ、標語の紙が貼れないじゃないか。
「勝手に人が寝てる部屋に入って来て、人の部屋の壁に妙な物貼り付けるなって、二度言った」
――うん、これで三度目だね、加奈。
妹の寝顔可愛いかったよ、可愛いかったよ妹の寝顔。
ごすっ、がつっ、妹は無言・無表情のまま、拳骨の雨を降らせ続ける。
挨拶標語、いいと思ったんだけどな。
「キモいからもう近付くな。次入って来たらお父さんに言い付けて家から叩き出して貰うから」
石鹸で念入りに手を洗いながら、妹はそう宣告して、朝食も食べずに出て行こうとする。
――朝起きたら、妹におはようって言われたい、それだけなんだけどな。
「……お前、自分が何やったか、まだ理解してないだろ」 ――理解してるよ。理解してる。
妹の入浴中に、脱衣所から妹が脱いだ下着を部屋に持ち込んで、自慰行為してただけだよ。
それから、妹が生理の時に、トイレから妹が捨てた使用済みの生理用品を部屋に持ち込んで、自慰行為してただけだよ。
あと、妹が寝てる時に部屋に忍び込んで、キスしたり、胸やお尻を触っただけだよ。
だって、加奈が好きなんだから、妹とか関係ないし、加奈が小学生の頃からずっと好きだったんだから。
「……変態。狂ってる。お前みたいなのと同じ家に居たくない」
――家族なんだから、同じ家に住んでて当然じゃないかな。
僕は加奈と同じ家で生活出来て満足してるよ。
「さっさと仕事見付けて出てけよ。エロい事したかったら彼女作れ。私の半径50m圏内には近付くな」
――同じ家に住んでてそれは無理だと思う。
それより、加奈。早くしないと学校に遅刻しちゃうよ。
「いってらっしゃい、加奈」
玄関の扉を乱暴に閉めて、無言のまま、妹は家を出た。
準備はもう出来てる。僕も、後を追い掛ける。
僕はニートじゃなくて無職なだけだから。
ハロワに行く。図書館に行く。そのついでだから。
妹の通ってる中学校の方へ、妹を追い掛けて行く。
最近物騒だしね。変な奴に加奈が付き纏われたりしたら大変だ。
大丈夫だよ。お兄ちゃんが影から見守っててあげるからね。 制服姿の女子中学生達が、僕を怪訝な目で見てる。
無職だからって差別するなんて最低だ。
やる気も何も無い自宅警備員と一緒にするなよ。
物陰からそっと妹を見守るだけだ。
小学校の集団登校の時とかでも、地域の大人が見守ってたりするじゃない?
あれと同じだよ。
妹が無事に学校に着いたら、ちゃんとハロワ行くんだから。
中学校に近付くに連れて、制服姿の女子生徒が増えて来る。
加奈より可愛い子は居ないけどね。
同じ服の子がこんなに多いと、妹を見失ってしまわないようにしないと。
妹に見付からないように、注意を払いながら、少し距離を詰める。
「おはよ、由衣♪」「おはよー、加奈ちん♪」
――僕には向けてくれなくなった、笑顔と挨拶。
妹可愛いよ、可愛いよ妹。
何か作戦考えないとな。明日こそは加奈に笑顔でおはようって言って貰うんだ。 「城崎ー」「あっ…大野先輩、おはようございます…」
――ちょ、ま、何それ?誰?その人、先輩?只の先輩だよね?
何でそんなに嬉しそうなの?何でそんな親しげなの?
おい、近付くなよ、コラ。僕の妹だぞ。触れたら殺すよ?殺しちゃうよ?ねぇ?
思わず、物陰から身を乗り出してしまった僕の姿を見て、加奈は物凄く嫌そうな顔をした。
大野ってやつに向けた表情の真逆。傷付くよ、凄く。僕はこんなに加奈が好きなのに。
「行こ、由衣、先輩」「あっ、加奈ちんっ――」
僕を振り切ろうとして、僕から逃げ出そうとして、
僕から逃げられる訳が無いのに、こんなにも加奈を愛してる僕から逃げようとするから、
横断歩道を渡れって、信号を無視するなって、幼稚園の時にいっぱい教えたのに、
「加奈ぁっ!!!」
赤信号。道路に飛び出した加奈に向かって突っ込んで来たトラックの運転手には非が無いと思う。
加奈は死なない。死なせない。
僕が、守る。
こんなに全力で走ったのは何年ぶりだっただろう。
ずっと加奈を見てたから、間に合っただけで、身体は鈍り切ってて随分と重たくなってた。
妹を突き飛ばして、後は良く分からない、凄い衝撃、世界が回って空が見えて、それから、道を歩いてた人達が何か悲鳴挙げて、騒ぎになって、
どうでもいい。加奈は、大丈夫かな。 「………」
うん、良かった。ちょっと膝を擦り剥いちゃってるけど、殆ど無傷みたいだ。
加奈。加奈。
痛みは感じないけど、結構やばいよ、これ。
身体、動かないし。
視界、暗くなって来たし。
取り敢えず、病院に電話して、救急車……。
あ……。
――妹が、笑ってくれた。
ずっと、僕に向けてくれなかった。向けてくれなくなった。
妹の笑顔。
「さよなら、お兄ちゃん」
――ありがとう、じゃなくて。さよなら、か。
でも、嬉しい。
妹が、僕に向けて、笑顔で挨拶してくれて。
うん、さよなら、加奈。愛してるよ、加……
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ o゚⌒ ⌒゚o \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ / お仕事忙しくて物書く時間が取れないぉ。VIP紅白tktkもエターなりそうだぉ・・・。
>>62
あ、それ桐莉名義で俺が投稿したやつ。
なんかエロ催眠実際に掛かるの面白くて、自分でもスクリプト書いてみたくなったんで。
>>67の湖畔入れるの忘れてたぉ。
桐莉兄GJ!
てか時間がないとか言いつつどんだけ短時間で書いちゃうんすかwww>>64−65
いや、なんつーか、加奈の性格モデル、自分のリアル妹なんだよね。
ふふふ・・・どうせ兄さん、妹には嫌われてるさ。
NEETでは無くなったけど相変わらず冷たいし、
多分俺がこんな死に方しても、やっぱりリアル妹も俺から解放されたーって笑顔になるんじゃねーかな・・・。
いや、まぁ流石にね、こんなストーカーみたいな真似はしてないけどさ。
何で加奈かってと、別にリアル妹とは何の関係も無く、単純に何となく書いてる時に聞いてたMIDIが加奈〜いもうと〜のオルゴールだったからだったり。
因みに加奈やってないんで内容知らんし全然関係ないんだけどね、何となく。
普通に書くと結構時間掛かるよ。
件のエロ催眠スクリプトとか、短いのに普通に一週間掛かってるし。
今日は紅白の素材を集めて来てツクールにインポートするぉ。
普段からちゃんと素材整理してないからいざって時に困るんだよね。
とりあえずMAPは完成してるんだけどね。
夏の陣ではVIP☆朗太名義で投下したぉ。興味あったら遊んでみて欲しいぉ。
好きなキャラは水野とかドラ子とかリナックス。今回は娘さまでtkる。でも多分エターなりそう。
体力無いから、平日は仕事疲れで帰って来るともう意識朦朧ねむねむ状態なんだよね。
もっとお金と時間が欲しいぉ・・・。orz
桐兄氏GJ!
死んでないといいけどな…まだまだ頑張るお兄ちゃんを見たい 「あさー、あさですよー。あさごはんたべてがっこういくですー」
脳味噌がとろとろに蕩けて余計に眠くなってしまいそうな、妹の甘ったるいロリ萌えボイス。
先日、学校から帰って来たら、お気に入りのKANONの名雪の目覚まし時計が勝手に改造されていて、マリ姉の代わりに妹の声で起こしてくれるようになっていた。
因みに、妹は小学五年生。
機械工学やパソコン自作の知識や経験は無い…筈なんだけど。
「凄いのですよー。凄いのですよー。一時間半も掛かってお兄ちゃんの為に改造したですー」
「そうだね、プロテインだね。でもどうして無許可で改造しちゃうかな?かな?」
「そんなの決まってるですー。お兄ちゃんに許可を求めたら、即断即決、全力で却下されちゃうにファイナルアンサー間違い無しだからなのですよー」
「なら改造しないでよ」
「そうは問屋が卸金ですー。図画工作の授業の宿題で提出しなくちゃいけませんのですよー」
「これを提出する気か!?」
「はいですー。自信作なのできっとA評価が貰えるに違いないのですー」
「やめろ、ばか!ばか!まるきゅー!お兄ちゃんのヲタク趣味がご近所に知れ渡っちゃうだろ!?」
「う?それは、もうとっくの昨日に知れ渡ってしまっていると思いますのですよ?」
「why!?」
「昨日はお天気お日様ぽっかぽかDAYsだったので、お兄ちゃんの抱き枕カバーを全部綺麗にお洗濯して、ファブリーズして、バルコニーに干しておいたからなのですですよー♪」
「ぐはぁッ!!!ロリとか幼女とか裸とかぁっ!!!」
「それを見た三軒隣の木村のおばちゃんが、『まあ大変!まあ大変!これはもう町内会の皆に是非ともお知らせしなくっちゃ』ってwktkしながら爆走していくのを実録・妹はみちゃった(はぁと)なのですー」
「ぎゃあああああああふざっ、ふざけんなぁぁぁぁ町内広報担当ktkrぇぇぇそれ何て恥辱の周知プレイッ!?!」 「けんちゃなよなのです。もーまんたいなのです。お兄ちゃんの性癖は全てゆずねが事細かに把握して、ブログにうpしちゃっているのですっ。特定されない事を天に祈りやがれなのですよ、うぇーはははですぅー」
「いやああああああぅあぅあぅ!!!お兄ちゃん虐めて何が楽しいのかなっ、かなぁーーーっ!!?」
「んっんーっ?ちょっぴりお胸がどきどき疼いて、はぁはぁって高揚しちゃうですよ?ゆずねはお兄ちゃんにちょっぴりいけないサドらぶシスターなのですっ☆」
「ちょっぴりじゃないよねっ!?全然っ、ちょっぴりじゃ無いからぁっ!!!」
「てな訳なのです、ですっ。お兄ちゃんは明日から毎日変態新聞えぶりでぃっ、ちょっとえっちな媚び媚びゆずねのお声で妄想しながら、元気良くおっきおっきしちゃうが良いのですよ。把握?」
「うはwwwおkえええ把握wwwwwってそんな訳あるかーーーーーぁぁぁぁんっ!!!!!」
って感じで、色々と人間としては絶対に失ってはならない重たい犠牲の数々と引き換えに、俺の部屋の俺のベッドの俺の枕元に、妹ボイスの入った既に名雪らしさの欠片も残っていない名雪目覚ましが鎮座ましましているので御座います、うぐぅうぐぅ。
妹萌えの属性を持つ友人達は皆して
『ギギギ、ギギギ、悔しいのう悔しいのぅ。ワシは兄貴二人しか居らん末弟なんじゃぁぁぁ』
『何て羨ましい妬ましいこのリア充兄貴め呪まーす』
『蒟蒻ゼリーでも喉に詰めて今すぐ苛烈にあっさりと死ねばいいのに』とか何とか血涙を目から鼻からドバ流しながら言うのだが、
何もわざわざマリ姉ボイス消してまで目覚まし時計に声を入れなくても、直接起こしに来れば生声でモーニングコールが出来ちゃうじゃないか、同じ家に住んでるんだからさ。
なんて風に考えてしまうと、素直に喜べなかったりする。
確かに妹の声はそれなりに可愛いけどさ、妹にマリ姉の声は出せないんだから。
って言ったら『ファビョーン癇癪起こる!!!!!』とクラス中の全男子生徒(俺除く)総勢19人のフルボッコを喰らった。
これは酷い。
まさにナイツオブラウンドってレベルじゃねぇぞ。
な訳だからして、妹目覚まし黄金体験二日目の朝となる今日午前七時三十分、俺は制服にエプロン姿の妹に同じ感想をぶつけてみた。
そりゃもう直球でぶつけたさ。そしたら妹め、 「くふふっ、それはつまりお兄ちゃんはゆずねの萌え萌えロリ妹生ボイスで優しくやらしく起こして欲しいと、そういう認識で間違っていませんですね?
生が好きなんてお兄ちゃんはエロエロですー。人類の欲望には限りが無くてこわいこわいなのですーですー」
「いや、違うぞ。断じて違う。俺が言いたいのは、俺のマリ姉ボイスをどうしてくれると」
「マリ姉ボイスなら心配ご無用なのですよー?ちゃんと外部メモリにぶっこ抜き抜きして……」
「保存してあるんだな!でかした!流石はマイシスター!」
「冗談は週休五日制くらいの勢いで休み休み言いやがれですー。あんなのファイル名サノバビッチで保存した後、綺麗さっぱり外部メモリごと土木工事用の玄翁で叩き潰して擂り潰して、
スパゲッティトングで摘んだお父さんの水虫たっぷりの革靴の裏でごーりごーり踏み躙ってやったですーくけけけ」
「な、なにをするきさまー!!!!」
「それから、実妹近親相姦もの以外のエロゲとエロ漫画は全てターミネイトしてやったですっ!!」
「AHEYYYYYYYYYY!!!あぁんまぁりだぁぁぁぁーーーーーっっっ!!!」
「けんちゃなよなのです。もーまんたいなのです。お兄ちゃんにはゆずね一人だけ居れば十分なのですよー。
健全な男子中学生が三次元リアル妹にラブられながら他にも二次元美少女を二人も三人も囲ってたら、幸せ独占禁止法違反で何時か其の内のこぎりで首をぎこぎこギコナビされて、
ナイスな暴徒にniceboatされちゃうにメイビーベイビー決まっているのですですよー」
「いや、既に昨日フルボッコされたから」
「そら見るがいいなのですー。それにお兄ちゃんが食べているチーズとパセリを挟んだミニミニオムレツが絶品の美味しい美味しい朝ごはんは誰が作りましたですかー?
味とボリュームと栄養価が見事に恋姫無双(さんごくし)された、海原雄山も味皇もよだれズビッで褒めちぎらざるを得ない、蓋を開けるのも恥かしい愛妹弁当は誰が作っているですかー?」
「@、妹のゆずね A、妹のゆずね B、妹の…って選択肢どれも同じじゃねーか!」
「YES!YES!YESなのですー!まさに殺人兵器とも呼べるお母さんのデス料理の魔の手からお兄ちゃんを守る為に単身奮闘するなんて、小学五年生なのに実に良く出来た健気な妹ですー!
そのご多忙な妹に向かってパジャマ姿のまま生ボイスで起こしに来てついでに朝キスとか朝フェラとかしてくれたら嬉しいなーなんて、兄貴冥利に尽きるご注文は承りかねますのですよー?
ゆずねも出来る事ならそうしたいのを血反吐4.5リットルぶちまけられたいかコンチクショーって位に我慢して自制してオナニーして自重してるんですー!
せめてゆずねボイスの目覚まし使って脳味噌の中まで朝からゆずね一色に染まるのが妹を悶々むらむらやきもきさせる業深き兄の贖罪というものですー!そう思いやがれですよー!?」
「ちょっと待て、おまっ、もう完全に道徳とか倫理とかぶっちぎる気満々じゃねーか!!!」
「いいやっ、待たないのですっ!待たないのですっ!」
「二度も言わんでいいっ」
「大切な事なので二度言うのですー!そんなお兄ちゃんはっ、生ゴミにでも出してやるのですよーっ!!!アレをっ!!名前付きでっ!!!」
「アレって何ーーーっ!!!?」
「生ゴミに出す物なんて決まっているのですっ!お兄ちゃんの生々しい罪の証っ!一億人の大量虐殺(ほろこーすと)の屍山血河の夢の後ですっ!!!」
「ちょwwwww俺の息子と娘とオナティッシュwwwww」
「せめてもの慈悲で股間の息子は残しといてやるのですっ!ゴミ箱を妊娠させやがるつもりですかってくらいに臭い立つもりもりのアレとッ、
ついでに使用済みのオナホールも三つ付けましてっ、お値段据え置き一万九千八百円での御奉仕ですっ!!透明なビニール袋でっ!!名前付きでっ!!!」
「いやあああああああーーーーーー出血大サービスぅぅぅーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」 @キリだから終わってんのかな。
GJでした!ゴミ箱を妊娠吹いたww 朝起きたら妹が「今年のクリスマスは中止」と強弁していた 朝起きたら妹が学校から帰ってきた。
そうだね、天皇誕生日だね。
妹いるが
かわいいし、今でも一緒に寝たいと迫るけど
池沼で実の妹なんで性欲わかず攻略対象ではないですな・・・。
健常者で義理の妹なら考えるが・・・。 朝起きたら、妹が「おいのちちょうだい、ぐさー」と襲い掛かってきた。 >>93
何というか、やりきれないものがありますな。
妹さんをお大事に。 居るぉ。
仕事忙しくて時間取れないけど、ちゃんと定期的に見に来てるぉ。 朝起きたら 妹が 冷たくなっていた……
……そろそろ機嫌なおしてくれよ。 明日は5周年だというのに…
最近自分の中で新しい妹系統に
・2万人のクローンがいる妹
・表はギャル系、裏はオタク系の妹
が増えた
朝起きたら妹に痛チョコ(×板チョコ)渡された 半分食いかけで渡された痛チョコですね。わかります。 「お兄ちゃんが食べたチョコレートの形状を答えなさい」
「ハート型……」
「正解。では次に、お兄ちゃんが食べたチョコレートの大きさを答えなさい」
「両掌に乗っかる位の大きさでした……」
「正解。そのチョコレートは手作りでしたか?」
「……はい」
「そうですか。手作りでしたか」
張り付いた冷たい笑顔のまま、妹の尋問が小一時間続いている。
「では、そのチョコレートの包装は、どんな感じだったか答えなさい」
「丁寧にラッピングされて、緩衝材と一緒にボール紙の小箱に入れて、其れにピンクのリボンが掛けられていました……」
「そうでしたか。それはそれは」
分かっている癖に聞いて来る。
その質問攻めが終わった時、僕は一体、どうなるのか。
さっさと終わって欲しい。終わって欲しくない。
「では、最後の質問です」
ドンッ。…と、僕が座っている席の目の前に突き立てられる包丁。
「ごめんなさいごめんなさい許してくださいほんと出来心だったんです」
「最後の質問です」
ギリギリッ、と、包丁を握る妹の手に力が篭る。 「これまでの質問の答えから導き出されるチョコレートの正体を答えなさい」
「明日のバレンタインデーに、好きな人に贈る為に、妹が手作りした、本命チョコレート…です」
「そうですね。本命チョコレートですね。誰がどう見ても義理とか友チョコとか、況して自分へのご褒美チョコとかの可能性は無いように思われます。凄く気合が入ってます。いえ、この場合は過去形が正しいので、凄く気合が入ってました。そうですね?」
「……はい」
「では、お兄ちゃんの足元に散らばっている物は何ですか?」
「リボンと包装紙です。それと、箱……」
「箱の中身は何処に消えたのですか?」
「……許してください勘弁してください違うんですほんの誤解なんです勘違いだったんです」
妹の目線は僕のお腹に向けられている。
このままだと、あの包丁で僕のお腹を引き裂いて、既に消化されてしまったチョコレートを手探りで臓腑を掻き回して探しながら、『中に何も入っていませんよ』とか言い出しそうなそんな目だ。
「勘違い?何の勘違いですか?お兄ちゃんはあの物体が明日のバレンタインデーに備えて全身全霊を込めて力作された私の手作りチョコだと知っていた。そうですよね?」
「……うぐぅーっ……だって……」
箱に添えられていたバレンタインカードに、大好きなお兄ちゃんへ、って書いてあったんだもの。
勘違いだってするさ。
そりゃさ、年上の幼馴染だって、親しい学校の先輩だって、優しい家庭教師の大学生やバイト先の若い支店長さんだって、お兄ちゃんかも知れないけれど。
普通、お兄ちゃんって言ったら血の繋がった実兄だって思うじゃない。つまり僕の事だけど。
「……それで……」
ああ、妹の殺気と言うか闘気と言うか鬼気と言うかが膨れ上がる。
父さん、母さん、僕はもう駄目かも知れません。
「……無断で勝手に箱を開けてチョコレートを食べてしまった、と……?」 「しーましぇーーーんっ!!!返します!今からデパート行ってゴディバの高級チョコレート買って来ます!!」
「問。高価なニットをあげるより?」
「……下手でも手で編んだ方が美しい」
「そうですか。それでお兄ちゃんはどうやって弁償してくれるつもりなのか、その目算を五十文字以内で簡潔に具体的に述べてください」
「………」
「制限時間は五分です」
「う……」
「……………十秒」
「うぅ……」
「……………二十秒」
「うぅぅ……」
「……………三十秒」
「うだらぁぁぁっ、明日になったらウンコになって出て来るわァーーーッッッ!!!!」
ひゅっ。
僕の頬を掠めて飛んで来た包丁が、背後の壁にズブッと根元まで突き刺さる。
「……問。その排泄物を箱詰めして贈られた人はどんな気持ちになるか答えなさい」
僕の方が問いたい。どうすれば許してくれるのか、小一時間問い詰めたい。
悪いのは僕か?いや、僕だよな、うん。悪かったよ。お兄ちゃんが悪かった。だからもういい加減勘弁して欲し――
「……まだ刺身包丁と肉切り包丁と菜切り包丁と中華包丁が残っていますよ?」
「まだまだ反省が足りませんでしたぁぁぁぁぁーーーーー」 2/14
早朝。妹から小箱を手渡される。
昨日間違って開封して中身を食べてしまった小箱にそっくりだ。
と言うか、全く同じようにラッピングされている。
まだ、妹の怒りは解けていないようだ。
これは当て付けだ。勝手に本命チョコを食べてしまった僕への。
中にはきっと凶悪なトラップが仕掛けられていて、開けたら最後、僕の命は恐らく、無い。
「……開けないんですか、お兄ちゃん?」
「開けます!開けますから!包丁でジャグリング始めないで下さいぃぃっ!!!」
「そうですか。では早く開けてください」
リボンを解く。包装紙を破る。中から出て来たボール箱を、恐る恐る開けてみる。
……中は空っぽだった。
「……これは、兄になどくれてやるチョコは無い、と言う事でしょうか……?」
「概ね正解かと」
夕べ、残りのチョコで製作した幾つかのチョコレート(大いに義理チョコを含む)の包みを鞄に仕舞いこみながら、振り返りもせずに妹は言った。
「……お兄ちゃんの分は昨日食べてしまったでしょう」
ですよね。
僕の分が新たに本命に化けたに違い無い。
夕べの剣幕は何処に鳴りを潜めたか、浮き浮きと玄関先に向かう妹を見て、僕は溜息を吐く。
僕は普通にチョコレートが食べたかっただけなのに。
人は何故菓子屋の陰謀に乗せられて、高がチョコレートのやり取りに過剰な意味を持たされなければならないのか。
「……だから日付に意味が有るのでしょう。平日に贈るチョコレートにお菓子以上の意味は有りませんよ、お兄ちゃん」 おお桐莉兄氏、投下乙です!
久しぶりでしたが相変わらずキレがいい!笑かしてもらいましたw
ttp://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1229435627/l50
妹じゃないけどこっちの359(=325)にも一本投下。
ってか妹キャラ(由香)萌えだったんだけどね。最近良樹×赤服に属性シフトしたらしくて。
ツクスレの方はバレンタインネタで予定してた作品の一個前のネタの素材弄りで時間掛け過ぎてエターなったけど、
今の投下して次に完成したら時期遅れで投下しようかどうか迷ってるトコ。とりあえずは今tkってるの完成させにゃーと…。
久々の休日なのですよ。もっと休日欲しいです。
でも休日増えるとお給料減るんよね。あうあう。
因みに今年のチョコ獲得数はリアルじゃゼロだぜ。妄想の中では盛り沢山だぜ。 朝起きたら妹に殺人容疑で指名手配されていた
「お兄ちゃん!また大量虐殺したでしょ!」
「何のことだ?」
「ゴミ箱にお兄ちゃんの赤ちゃんの素がこんなに・・」
丸めたティッシュを丁寧に広げて、ゆっくり味わうように残滓を舐め取ってゆく。
「すごい・・コクまろだよお兄ちゃん・・」
突発屋氏に業務連絡です。
元々のトリップをどうしても思い出せそうにないので、
今回投稿に使用するトリップで確定しようと思います。 朝起きたら妹に
「昨夜は獣のようでしたね。」と言われた。
鳥の鳴き声が聴こえ、穏やかな日差しが眸をくすぐる。
いつもの朝。月乃の声が、自分には一番の目覚ましだ。
「おはようございます、兄さん♪」
違う事といえば、抱きしめられていたことだろうか。
―意地悪、ですね……ココはこんなにも、元気そうなのに。
しっとりとした手指を汚すかのような、トロトロとあふれ出すカウパー。
見せ付けるかのように扱くのはそのままに、空いた方の手で掻き混ぜてみせる。
「昨晩も、獣のようでしたもの……思い出しただけで、この様です」
上気した顔で自虐的に微笑む彼女の、すっかり出来上がってしまった様子に
気がつけば、衝動のまま抱いていた。
白濁する意識の中、零れる精を受けて微笑むのが印象的だった……
――閑話休題
「兄さんとのこども、欲しくなったので……それだけでは、足りませんか?」
悪戯っぽくそう囁く月乃の、困ったような顔とは裏腹の、艶やかな微笑み。
後始末をしたばかりだというのに、もう一度抱きしめるしかできなかった。 先日のトリップテスト時に投下予定だった小ネタを書込み
ひとまずお茶を濁しておきます。
次にくる時は、突発屋氏のサイトに保管されてるものを元に
過去作品の設定を煮詰め直してきます…orz 朝起きたら妹に拘束されてバンジージャンプをさせられた >128
縄が結わえられているところが首だったというオチ。 と読んだ。
おまい、何をしたんだ? ttp://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k115892831 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています