エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart27 [無断転載禁止]©bbspink.com
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とにかくいろんな諸事情により知りたいエロゲのストーリーを教えてもらうスレです。
スレッドの性質上、確実にネタバレがありますので注意してください。
発売して半年以内の新作について語る際は、名前欄にタイトルと新作ネタバレ用の共有トリップである
#新作ネタ
………をつけてください。
◆l1l6Ur354A をあぼーん設定するとある程度新作のネタバレを防げるかもしれません。
またリクエストの際は、正確なタイトルとメーカー・ブランド名を附記してもらえると助かります。
その他諸注意は>>2をご覧ください。
まずはじめに、まとめwikiで既出かどうか調べてからリクエストしてください。
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめwiki Ver.2.0
http://wiki.livedoor.jp/esosmw658/d/
規制中の方には、↓が用意されております。
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレ規制用
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/49670/1261317516/
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前スレ
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart26
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1479605520/ それでも好意を断ろうとするキャスはピオに事情をぼかして説明する事にした。
今は女性として好きかどうかもわからない、そう言うキャスにいつか好きと言わせてみる、
それとは別にナスタ―に事情を説明するべきだと言うピオにキャスも決意する。
そして今まで話さなかった村に来た事情を話すとナスタ―はコルの残した手紙を見せる。
それはキャスがコルから受け取ったナスタ―への金貨が入った袋に入っていたという。
そこにはキャスの事を想ったコルの言葉があった、そして過去の罪悪感がなくなるキャス。
その結果、意識していたピオへの気持ちが完全に好意になり、告白しようと思うキャス。
しかしその時、ピオとの結婚の約束の時、指輪を用意すると言った事を思い出したキャス。
なので暇してるという闇商人に頼み、それまではピオと良い雰囲気になるのを避ける事にする。
そんなキャスに苛立ったピオは薬品の調合に失敗、家がボロボロになってしまう。
という事でキャスと同居する事に、キャスとしても指輪が手に入ったので歓迎だった。
そして家に来たピオに指輪を送り告白、当然受け入れ、そして結婚する2人。
それからイチャイチャしながら過ごしていたある日、ジーニアから不審な話を聞く。
バーレ村にオエステ帝国とのスパイ容疑がかけられているという噂だった。
カシムにも協力してもらい、スパイ疑惑は不明だがレステ王国が戦いの準備をしてると知る。
事情を聞いたジーニアは軍の向かう先はバーレ村と推測、王都に戻る様に言われたからだ。
そしてフルグライトが怪しいと言うジーニアだが確証は無し、ピオにも相談する事になった。
村人とも話し合い、ジーニアの協力も得て書状も送るがそれが届く事はなかった。
そしてピオが容疑の原因であるシズルを問い詰める、誰かが問い詰める前にと言う事だ。
しかしおかしさを感じたキャスはピオを連れ出す、そしてフルグライトの怪しさを伝える。
そこにピオのペットの鷹のリルがやって来る、その足に葉を使った通信文を巻き付けて。
ピオはフルグライトの協力者だった、フルグライトの目的はバーレ村に城塞を築く事だった。
原因はシズルの事がデクロワを通じてバレてしまったせいで戦争が起こるかもしれないからだ。
未来の為に考えているというフルグライトをやたら慕うピオにキャスはある考えに至った。 ピオはフルグライトの結成した新生『王の耳』の一員であった、ピオは恩義があったのだ。
キャスを探して王都に行き、そこでフルグライトに拾われて『王の耳』に入ったのだ。
今回が初任務だとは言えこれから非道な道しかない道に進ませた事に責任を感じるキャス。
ピオはキャスを『王の耳』へと誘うがキャスは断り、ピオとはそこで別れる。
キャスは村人に急いで現状説明、カシム達のアジトに避難させて、ジーニアへの連絡もする。
そして敵を迎え撃つ事に、敵は宰相の私兵のみで最初の戦いは問題無くキャス達が勝利した。
それから幾度となく襲撃があるが何故か本気の部隊を送って来ないフルグライト。
それを疑問に思うキャスだが、斥候に出ていたカシムの仲間からピオに関しての話を聞く。
ピオはキャス達に情報を漏らしたとして捕まっているらしく、このままでは秘密裏に処刑。
それを聞いたキャスは皆に村を任してピオの救出に向かう事にした。
一方でフルグライトはキャスを待っていた、目的はキャスを自分の手駒にする事であった。
侵入するキャスはピオと再会するが幼い少女が『王の耳』と気づかずに捕えられてしまう。
そしてフルグライトと対面、手駒になる様に言われるキャスだが当然断る。
そしてある事を聞く、それはフルグライトがピオの実家を取り潰したのではという話、
それを認めるフルグライト、実家を立て直すと言われていたピオは最初から裏切られていた。
そしてフルグライトの目的が戦争を起こして国を疲弊させる事である事と問い詰める。
処刑されそうになるキャスは最後にとピオの好きだった物語の結末をフルグライトに望む。
結末は心中、それを知っているフルグライトは拘束を解いて2人を一緒にさせる、
当然武器などが持たせずに殺すのは周りの部下がするつもりだった。
そして物語を語る2人、しかし最後は心中ではなく幼いピオにキャスが語った最後だった。
2人生き延びて幸せを掴む、その瞬間に爆発が起きてその隙を突いて行動するキャスとピオ。
そして少女を含めた『王の耳』を倒すキャスたち、そこに新しい侵入者がやって来た。
援軍として呼んでいたジーニア達だった、村への援軍に向かう途中で爆発に気付いたのだった。
ジーニアはフルグライトの処罰を命令、しかし国にとってフルグライトの損失は大きいと言う。 そこでキャスはフルグライトが国を衰退させようという真意が不明なので生かす事を提案、
そしてフルグライトはジーニアのブレーンとして幽閉されて永久に働かされる事になった。
全てが解決して村に戻ったキャスとピオ、しかし責任を感じたピオは村を出て行く。
しかし寸前で気づいたキャスは追いつく、そしてピオを説得して村に留まらせる。
それからしばらくして、フルグライトを捕えた功績でジーニアは女王となった。
そしてキャス達にデクロワの領地を与えて、2人は貴族として復帰したのだった。
と言っても2人はよくバーレ村にいており、幸せに暮らし続けましたとさ。 ◎簡易版
・マリー(魔法使いの少女、ドイツ人
祖母がやって来たので料理を作るが、今のままでは嫁に出せないと言われる。
というのも日本人に嫁入りするのにドイツ料理だったからだ。
それに気付いたマリーは和食を作って満足させて、無事に結婚式。
・優佳(メシマズ少女
メシマズ解消の為に料理の練習中に魔法薬を混ぜてしまい優佳がロリ化。
それを見て春美のトラウマ発症、それを見て複雑な気分の優佳。
しかし春美が頑張って仲直り、優佳も少し素直になった。
・かりん(妹的な少女、キャッホー
かりん父が春美とかりんの付き合いに反対、春美の料理で認めさせる事に。
結果はかりんのオムライスで認めてもらう、でも春美の料理じゃないと突っ込まれ騒動。
結局、その後のお出かけに母親たちがお目付け役にいた。
・ルゥリィ(マリーの使い魔、猫
飼い主の恋愛を手伝おうとするが余計な事をし過ぎて怒られる。
それをどうにかしようとする春美だがちょっとした事でルゥリィと関係が悪化。
でも何とかなり、飼い主の恋愛もどうにかなり、いつか嫁に来いと言う。 ◎マリーのマジカルレシピ(マリー
マリーの故郷の出来事から1ヶ月後、長老達が日本にやって来る事になった。
春美とマリーの結婚する日が決まったので招待する為だ、春美は緊張するがマリーは楽しみ。
ちなみにルゥリィは生き別れた飼い主と再会、使い魔を辞めてそこで暮らしている。
そして長老、それにクラウディアにクリスがやって来た、クラウディアはマリーに変身して。
マリーに関しての入国審査とかをする為に一時的にクラウディアをマリーに変身させたらしい。
そのせいでマリーに変身したクラウディアによる悪戯があったが無事に店まで連れて行く。
美咲、春美の義母が今晩どうするかと聞くとクラウディアたちのアパートに泊まるとの事。
実は解約するつもりがクリスに彼女、瑠璃子、が出来たので日本に残る事にしたらしい。
そして皆が集合、春美とマリーは二人で作った料理と共に想いを告げ長老に結婚を認められる。
しかしマリーがお昼に作った料理を見て何故か長老は今のマリーをお嫁に出せないと言う。
理由を聞くが宿題にされてしまう、皆が帰った後に考える事になった春美とマリー。
春美との会話中に何か気づいたマリーは翌日、春美ではなく美咲と何かを頑張るマリー。
そして夜、長老を呼んで宿題の答えを披露するマリー、それは和食だった。
今までマリーはドイツ料理のみだった、しかし日本の家に嫁入りするなら和食も、との事。
相手の事を考える事、特にマリーは外国人なので積極的にその必要があるとは長老の弁。
マリーを心配した長老のお世話だった、そうしてマリーは長老に結婚を認めてもらう。
ちなみに美咲と頑張っていたのは春美が食べなれた美咲の味を覚える為だった。
そして無事に結婚式、互いにこれからの幸せを誓うのだった。
◎旬の裸エプロン(優佳
指輪を渡して1ヶ月後、メシマズの優佳が料理の練習を始めると言い出した。
先生役にされる春美に何でもしてくれると言う優佳、せっかくなので料理を楽しむ事に。
その為に裸エプロンを要求、そうして着てもらったがそちらに集中して料理は失敗。
それでもどうにかしようとする優佳は近くにあった調味料をてきとうにぶち込み完成させる。 どう見てもヤバいし春美も止めるがそれを食べる優佳、すると何故か幼くなってしまった。
そこに現れたマリーとクラウディア、どうもクラウディアの作った薬が原因らしい。
それを調味料と一緒にいれた結果が今の優佳、そして薬の内容は若返りの薬だった。
幼い優佳を見て幼い頃に優佳に弄られた記憶が蘇った春美はトラウマが発症してしまう。
その結果、優佳を恐れて美咲にべったりな春美、それを見て気分の良くない優佳。
優佳は1人で過去を思い出す、優佳が春美を弄ったのは母である美咲を春美が独占したから。
そして春美を美咲が独占したから、そして気を惹きたくて弄る方向に走ったのが理由だった。
その頃を思い出して寂しくなる優佳、そこに優佳を探しに来た春美がやって来る。
優佳のいた場所は昔家出した時と同じ場所だった、そこで優佳は昔の自分の事を話す。
春美を怯えていた事を謝る、そして優佳が幼い頃にしたかった理想の関係を一緒にする事に。
そして翌日には元に戻った優佳、それから優佳は少し素直になったのだった。
◎史上最強のオムライス(かりん
ある日かりんを送ってる帰り、かりんとキスしようとした所でかりんの父が現れる。
かりんを溺愛するかりん父は春美が気に入らない、しかし流れで春美もかりん家に行く事に。
そしてかりんが春美とヤってる事を家族の前で暴露、それを聞いて衝撃を受けるかりんの両親。
春美も覚悟を決めてかりんを下さい宣言、かりん母は認めてくれるもかりん父は反対。
そんなかりん父に料理で認めさせると宣言、かりん父も美味しいと言わせたら認めると言う。
とはいえ勢いだったので何を作るか皆に相談、そこに美咲が現れてかりん父の好きな物を提案。
そこでかりんに聞く事に、オムライスが好きだと判明したのでそれを作る事になった春美。
そして料理を振る舞う当日、春美としては最高のつもりだが何かが足りない気がする。
それをかりんとの会話で気づく、そして用意されたのはかりんの作ったオムライスだった。
当然かりん父は美味しい宣言、そうしてかりん父は春美とかりんの結婚を認めてくれる。
その後、マリーが春美の料理では無いのではと突っ込んだのが原因でひと悶着あったが。 そしてその数日後のプールでのデートに美咲とかりん母がお目付け役としていたり。
◎美味しいはちみつミルクの作り方(ルゥリィ
飼い主の瑠璃子から恋愛相談をされるルゥリィ、そこからある話に発展する。
ルゥリィに春美の元に戻ってもいいと言う、しかしルゥリィにはしたくても出来ない。
自分が悩んでいるというのにルゥリィを想う瑠璃子、そんな瑠璃子に何かしたいと考える。
そんな時にいつも通り無銭飲食しにクラウディアとクリスがやって来る。
クリスは払いたいがクラウディアのせいで叶わない、そこにルゥリィが現れる。
ルゥリィはクリスに瑠璃子と付き合えばどうにかすると言う、それを聞いてクリスは激怒。
そのままクリス達が帰った後に事情を聞く春美、ルゥリィ曰く進展しない2人を思っての事。
そして自分だけ幸せなのにという気持ちもあった、そして住む場所に関しても話す。
ルゥリィとしては今は瑠璃子の場所を離れる気はなかった、春美もルゥリィを理解する。
そんなルゥリィの為に協力する事に、そこでルゥリィの添い寝は信頼の証を採用する。
という事で翌日、クリスを嵌めてお泊り会を開く事に、ちなみにルゥリィとはすぐ仲直りした。
参加者はお料理教室という名目だったのでマリー、それにクリスと瑠璃子、ルゥリィと春美。
途中で瑠璃子がマリーの魔法を見たいという話になり、マリーは変身してみせる事にする。
しかしマリーの魔法服は扇情的で春美は興奮して、クリスもその姿に意識してしまう。
それを見たルゥリィは怒って移動してしまい、瑠璃子も落ち込んだのでマリーに任せる。
春美はルゥリィの元へ行き謝罪、ルゥリィは春美から誘われた事がなく自身を無くしていた。
瑠璃子の元を離れたくないという話の時も引き留めなかったのも理由であった。
春美はルゥリィを想っての事を発現、後自分から迫らなかったのは周りのロリコン扱いが原因。
しかしルゥリィの為にロリコン宣言、そしてルゥリィとは仲直りするもある事を思い出す。
瑠璃子たちの事だ、急いで戻るとマリーが部屋の前にいて中を静かに覗いてみろと言う。
覗いてみるとクリスが瑠璃子に告白しており、その姿はまさに相思相愛で安心するルゥリィ。
春美はルゥリィに瑠璃子が大きくなったら嫁に来いとプロポーズして受け入れられるのだった。 ◎登場人物&短縮+適当解釈版
七枷 樹:琴子が死んでから観測をやめた青年
七枷 ギズモ:元・猫で現・猫耳メイド、段々人に近づいていく
⇒ギズモは樹のお陰で言葉を得て世界となった、しかしそこにギズモはいない。
ギズモがいなくなった世界の樹はギズモに似た少女と結婚、家族を続けていく。
七枷 結衣:揺らがないモノを好む姉、昔の自分を『こっちの結衣』と呼ぶ
⇒結衣はマクスウェルの悪魔と混じり合った存在で世界はエントロピーが減っていく。
それでも樹は結衣を見て、共に永遠となった。
七枷 式子:少女になった母、植物に関しての能力を持つ
⇒一時は能力を失うも過去のトラウマを乗り越えて能力を取り戻す。
そして式子の願う『悲しみ』のない世界で生きていく事になった。
柚 :幼馴染で一般的な感性の持ち主故に振り回される、苗字は不明
⇒柚にとって今の七枷家は認められないがそれでも最後は理解はする。
そして樹は柚を選んで七枷家は樹以外消えた、そして柚と共に生きていく事にする。
七枷 琴子:死んだはずの妹、かなり頭が良い
⇒樹は『観る』という事を理解して琴子のいる世界を確定させる。
観る事を望めばいつだって望みの世界が手に入るのだから。 ◎共通
ある星降る夜、七枷樹(樹)は妹である七枷琴子(琴子)との約束を守る為に扉を開けた、
琴子は病気なので扉を開けてはいけないという家族の決まりを破って。
そうして樹が見たのは死んだ琴子の姿だった、それから3年、樹は他人の観測をやめる。
唯一顔を認識している幼馴染の柚に不登校の事を責められたり、
ペットである猫のギズモが話せたらと願っていたある日、3年前の様に星が降る。
そして樹が琴子の部屋の扉を開けると、そこに死んだはずの琴子がいた。
翌日、柚が樹の元にやって来て地震があった事を伝えるが樹はそんな事知らなかった。
そんな2人の前に琴子が現れて朝食の時間を告げに来て去る、それを見て驚く柚。
死んだはずの琴子の事を問う柚だが樹は琴子が帰ってきたから良いと言う。
納得いかない柚は樹の母である七枷式子(式子)に話を聞きに部屋を出るがすぐ戻って来る。
樹に部屋から出ない様に言うと柚は自宅に戻って行った、気にせずに部屋を出る樹。
リビングに行くと琴子がいて朝食を作っており式子を呼んできて欲しいと頼まれる。
樹が式子を呼びに行くとそこには見た事無い少女がいて、少女は自分が式子だと言う。
その後琴子とも馴染んでいた、琴子曰く『見える』のと『観る』のは別とかなんとか。
そして琴子は樹に式子の以前の姿を聞くが樹には思い出せない。
琴子は樹が『観た』からここにいると言って去る、樹は外出する事にする。
外の公園で姉である七枷結衣(結衣)と会うが、姿は変わらない筈だが何かが変わっていた。
家に帰ると父である七枷電卓(電卓)も見た事の無い姿だった、そして晩飯も変わっていた。
式子が作ったという謎の野菜が並んでいた、しかし肉類を触れなくなったらしい
食後、今日はまだ見ていなかったギズモの声がしたのでその場所に向かう樹。
そこにいたのは猫耳メイドの少女、樹はその猫耳から少女がギズモであった存在と気づく。
翌日、琴子曰く、自分が帰って来た夜に七枷家は特異点になってギズモも巻き込まれたらしい。
人間になったのは樹がギズモに喋って欲しいと願ったから、でもまだちゃんと喋れはしない。
その後柚が訪ねて来たので琴子にギズモを預けて柚の元へ、柚は外で話す事を望んだので外へ。 柚は樹が騙されてると言って25年前の写真を見せる、そこに写っていたのは今の式子だった。
七枷家を乗っ取ろうとしているという柚だが理由が思いつかない樹、柚は証拠を探すと去る。
家に戻ると全員が集まっていた、ギズモをどうするかの話し合いで結局現状維持。
2日後、琴子に頼まれてギズモと外に行く事に、そこでついに言葉を覚えるギズモ。
翌日、金が無いと言う結衣に何を買ったのか聞くと様々な物を買っていた。
以前と違う結衣に疑問を覚える樹だが、結衣曰くこっちの結衣は知らないとか。
あまりに様々な物を買うので博物館でも造るのかと聞くとそれだと言って部屋に戻る結衣。
結衣の部屋に行くとそこにはポストや標識など様々な物で溢れていて驚く樹。
結衣曰く誰にも使われない物、せめて形だけでも永遠に残してあげると言う。
翌日、色々と足りない樹の元に柚が弁当を持参して現れる、そして料理を覚える様に言う。
自分が教育係である事を約束させる柚、樹は久々のまともな食事にてきとうに返事する。
という事で数日後、柚と料理の勉強をする事になった樹、結果最低限の腕前にはなる。
ある日、樹は猫のギズモと遊んだ後に外に出る、そこで警察官で柚の母の蜜柑と会う。
何故か驚いている蜜柑の話を聞くと樹が星の振った夜から10日間行方不明と言われる、
事情が理解できない樹は近くに一昨日の新聞を見つける、それを見る様に言う蜜柑。
局地的地震で一家4人が行方不明、その場所とは樹の家である七枷家であった。
樹はこれが夢だと思う、そして気が付くと自分の部屋のベッドで先ほどまでは夢と気づく。
ある日琴子と2人で外出する事になった樹、その途中で目の前の琴子の姿を見失ってしまう。
すぐに姿を見せた琴子だが樹は自分の中に琴子を見ているのと見ていない自分がいると考える。
そして琴子が姿を見せたあの星降る夜に何かがあって、それからズレたのだと考える。
今は揺らいでいるがどう確定するかわからない、そう考えた樹は覚悟して見る事にする。 ◎七枷ギズモ
ギズモの部屋に行く事にしていたが寝ていた、なので翌日に遊んであげる事にして寝る。
そして翌日、ギズモと遊んでる最中に樹はギズモとの会話が成立している事に気付く。
そんなある日、樹は猫であった時より人間のギズモが『自然』じゃないと思う樹。
自分が人間にしたせいではと思った樹は琴子に相談、琴子は人間自体が『不自然』と言う。
人間は世界を観て世界を変えるために行動する、それはとんでもなく不自然であると。
樹はそれが認識とか任地、頭の中の問題だと理解する、それから樹も観る事を意識する。
ある日寝ていた樹のベッドにギズモが潜り込んで家族に誤解されるも何とか説得していく。
その途中でギズモが発情期と判明、任された樹はどうしようかと悩み、考える。
ギズモを拾ってからの1年間、ギズモだけが樹を観て、ギズモだけを観た昔の事を。
そして樹はギズモを受け入れる事にした、ギズモがいたから昔の家で過ごせたから。
その夜、ギズモを拾った時の事を思い出す、1つだけ大きな流れ星があった夜の事。
側面に『Gizmo』と書かれた壊れた工具箱に入っていた事を、故に樹はギズモと名付けた。
過去の夢から覚めた樹は琴子から今から50時間は何があっても驚かないように言われる。
その時からずっと黄昏時になった、翌朝にギズモは前よりもいっそう人間らしくなっていた。
琴子は時間軸方向に巨大な質量があり、このままだとこの世界は事象の地平面に落ちる、
そして滅亡、樹の観ている世界のみが現在の世界に永遠に止まり続けるように観えるらしい。
そこは樹の観た世界が『世界』として確定する、『夢』によく似た世界と説明される。
翌朝、朝の光を浴びた樹はここが夢だと思う、そして部屋から出て猫のギズモと遊ぶ。
そこでは前の七枷家がいて樹はギズモだけに話しかけた、ギズモだけが『観えて』いたから。
そして空に大量の星が降る、その時夢が琴子の帰って来た時だと思い琴子の部屋へ、
しかしその直前で人間のギズモが現れて、ここはギズモの『観て』いる世界と言う。
『世界』は『人の脳』が造り出したもので、『脳』を『人の脳』にするのは『言葉』だから、
ギズモは樹に『言葉』を教わって、世界を『観る』事が出来るようになった。
樹はギズモと話す為に外に出る、琴子の言った50時間から既に2日は経過したから。 樹は聞く必要があった、人間になったギズモの言葉を、鏡である自分の言葉を。
ギズモは言う、夢はずっと前から始まっていた、琴子の生まれ変わりを望んだ時から、
そして樹はギズモを拾い、ただの『物』であったギズモに『言葉』で形を与えた。
そして樹の望む『世界』はギズモの中に折り畳まれて存在していた。
琴子は元気で、母は明るく、姉は強さと優しさを取り戻し、父は面白くなっている、
そんな『世界』なら全てがハッキリと見えると思う樹、そこに行きたいと願う樹。
ギズモは自分という繭を通して世界を『観る』事ができれば可能だという。
しかしそこにはギズモはいない、樹はそれを否定してギズモとも共にいようと言う。
だが琴子の言う50時間が過ぎればギズモは確率だけの存在に戻る、つまりさよならだった。
そしてギズモは最後の願いとして頭を撫でてくれという、樹はその時がくるまでずっと撫でた。
大きな流れ星が光った、ギズモのいた場所には壊れた工具箱と、小さな猫のオモチャがあった。
黄昏の世界の樹は、向こうの樹が望んだ物を手に入れられたか琴子に聞くが難しいと言われる。
七枷家の全員が琴子が死んだ事実を受け入れなければそれは不可能だという。
そしてギズモは3年前とよく似た『世界』そのものとなって生み出した。
しかし全てを失った樹は、誰よりも奇跡に近い場所にいると琴子は言ったので観る事にする。
その世界の樹は琴子の生きている世界を幻想と否定した、そして家に帰ろうとした時だった。
ギズモに似た少女に会った、それから3年後、その少女と縁があって結婚して子供が出来た。
名前は琴を奏でるで『奏』、名前の継承、意味の継承、受け継がれてゆく『想い』、
親と子が繰り返されることで『家族』になる、親になった樹はそう気づいたのだった。
家族とは『空間』ではなく『時間』なのだと、そうして新しい『世界』がそこにあった。
◎七枷結衣
結衣の部屋に行くが何が言いたいか思いつかない樹、結衣は明日は出かけようと言う。
翌日の結衣との外出中、3本の鉄塔の話になった、今では1本しか残ってはいなかったが。 そして結衣は3年前に変わったのは樹だけじゃない、鉄塔の下であった事を忘れてると言う。
こっちの結衣が言っていたという結衣に同じと言う樹だが、結衣はお化けみたいなモノと言う。
ある日、結衣と話していて父と母が20年以上、結衣は3年だけ『飛ん』だのではと思う。
しかし結衣は一部分だけ当たりと、そして結衣は物質に変える力を見せる。
そして3年前に鉄塔の下であった事を思い出させる、琴子が死んで結衣といた時の思い出。
死より永遠を望んでいた、そして結衣と共に永遠になろうとした時の事を。
その後、結衣は雪の中で樹と外にいた事を怒られ、その結果イジケて不良になった。
結衣は樹の望みを叶えるためにここに来た/私はこの『世界』を否定する為に作られた存在
結衣は自分を観てくれるかと聞き、見ると答えた樹だが軽々しく答えるなと言われる。
翌日、結衣とエントロピーに関しての話になり、再び2人で出かける事になった。
結衣に言われて自分が欲しい物を送る事になった樹は柘榴石のペンダントを送る事に。
樹が欲しいのは形のあるものではなかった、それを聞いて安心したと言う結衣。
ある時琴子は言う、結衣はエントロピーを減少させるマクスウェルの悪魔だと
ある日樹は外出中に会った柚から今の結衣の姿が3年前の姿であると言われる。
それを聞いて樹は3年もの間家族を視ていない事実に衝撃を受けた。
ある日樹は電波塔に関して調べていた、電波塔は正三角形の形で中心が七枷家だった。
そんな時、電卓から結衣に関して本当の事を話すと言われる樹は公園に行き、電卓は言う。
公園には研究所があった、そしてここには無いが研究所のある世界の60時間後の事、
そこでは実験が行われて、結果によって世界は分岐する、その効果が及ぶのは七枷家。
研究所のある世界では電波塔が残っており、それにより遠くの世界から来たお化けが結衣。
そして結衣だけじゃなく他の皆もお化けだと言う、樹は電波だと思いそこで帰る。
その夜変わった夢を見る、男は未来の自分を夢見てそれが家族を実験体にするものと知る。
それを知った男は普通を目指した、そうして会社に固執した、それが普通だから。
年末に樹と結衣の外出中、樹は結衣から自分の身体が水晶になりかけていると聞かされる。 そしてそれは樹だけじゃなかった、そしてそれは樹が結衣を観た結果であった。
『終わりの無い世界』へと、何故教えたかと言う樹に結衣はこっちの結衣が、と言う。
本来なら樹は結衣と一番一緒にいたから最初に結晶化する筈だった、しかしそうはなってない。
3年前、鉄塔の下で慰め合いだったかもしれないが結衣は樹と結ばれる事を望んだ。
そしてその続きを今する事になった、そして全てが終わった樹は永遠を望んだ。
それから琴子が現れる、琴子は2人の想いが刻まれた石を拾って帰る事にした。
石は柘榴石だった、『豊穣』と『多産』を現すガーネット、結衣が求めた願い。
3年前の結衣は樹と結ばれる事で琴子の生まれ変わりを作ろうとした、しかし失敗、
さらに大人たちから全て否定されて世界を観る事をやめた。
その結果、『全てを否定する者』と重なって現れる事になったのだった。
そして樹と結衣は宝石となった世界で永遠をとなって過ごすのだった。
◎七枷式子
式子の部屋に行く樹、そこで今は夜なので明日2人で話がしたいと提案する。
翌日、デートだと思っている式子と出かける事になった樹、まずは公園に向かう。
そこは3年前からあるが式子は知らなかった、前の式子は家と買い物先しか知らないらしい。
そして前の式子の想いを知る樹、その後は今の式子とデートする事になった樹。
しかし前の式子と話して、幸せアは目の前にあると思った樹にはそれで充分だった。
ある日、ふと式子が植物に関して能力か気になった樹は式子に植物に関して聞いてみる。
式子にとって森みたいに皆が互いに生かし合っている家族は素敵であると考えていた。
そういった自然の暖かさは樹がいちばん欲しかったもの、故に樹は式子を『観た』。
そうして式子との関わりが多くなる樹、式子も樹が観てくれたから幸せだと言う。
式子は樹にキスしようと言い樹は式子とキスをする、それから家族に隠れて何度かする。
関係を深めたある日に式子から好きと言われる、しかし式子自身が好きを理解していない。 特別とそうじゃない好きを理解出来ていない式子に樹は式子は家族こそが特別だと教える。
それに納得する式子、家族という一つの命が好きという式子に衝撃を受ける樹。
その瞬間、式子と樹の世界が重なった、そして式子に誘われて繋がる。
・・・わたしの家族は憎み合っていたわけでは無いが上手くいかないでいた。
わたしが大人になればどうにかなると思っていたがその前に父が病死した。
病死した父は『肉』となった、それは『終わり』の別の表現であると理解させた。
そして『火』によって燃えかすとなった、『火』は『終わり』をもたらすものとなった。
それから『肉』と『火』、『終わり』に関する2つを忌避するようになった。
代わりに求めたのは『死』とは正反対で、森のようにずっと続く『いのち』だった。
そしてあの人と会い、わたしは永遠の森を作る、その願いを実現する力を形にした。
・・・そんな夢をみた樹、そして樹は式子を母さんと呼ぶ様になっていた。
その日、前の家族の集合写真を見つけた樹は今の家族で皆で出かけた事が無いと気づく。
皆で出かける事に、途中で式子の食虫植物?のパッくんが何か伝えようとするが伝わらない。
翌日、調子の悪そうな式子、さらに式子は植物を操る能力を失っていた。
どうにかしようとするがどうも出来ず、翌日には式子が失踪してしまう。
焦って周りに当たる樹だが、これでは前の家族と変わらないと冷静さを取り戻す。
皆で探しに出て何とか式子を見つける樹、しかし式子は帰れないと言う。
能力の無くなった自分ではダメだと言う、そして樹に触れてあるイメージを流す。
それは以前見た夢で、夢の内容が以前の式子のものであったと理解する。
『力』を手に入れたのは『不幸』の反動、『不幸』がなくなったら『力』もなくなる、
そして『力』がなくなれば自分が存在している理由もなくなる、そう説明する式子。
どうして前の式子の代わりに今の式子がいるのかという理由。
そして存在してる理由の無い自分では家族が作れない、つまり『終わり』が来ると恐れる。
それでも樹の説得で何とか家に帰らせる事には成功、しかし根本的には解決していない。 そこで樹は自分が『観た』事でこうなったらなら、観測して確定させれば良いと気づく。
そして樹は式子に『悲しみ』のない世界をしようと決意する。
翌日、樹は式子との外出中に過去の記憶を見る、自分だけではなく式子の記憶もあった。
25年前、式子の父が死んだ時であり全ての起点でもある時を。
何故今見るのかと疑問に思う樹に声が25年前に吹っ飛ばすためだと答える。
そして突然血まみれになり燃えだす樹、しかし気が付くと樹は式子に包まれていた。
式子は『肉』と『火』を超えて樹を助け出した、何故なら式子は『与え』『癒す』人だから。
気が付くと周りが森に囲まれていた、式子の能力も元に戻っていた。
そして樹と式子は1つになった、感覚が共有される一つの樹になった。
それどころか家族とも1つになっていた、そこに琴子が現れて『群体』だと言う。
個体が集まって形成された1つの個体の様な集合体、家族はそういう状態になった。
それから何度も年は過ぎて行った、柚の家は引っ越して、周りの家は減っていった。
それでも七枷家は健在だった、それからまた年は過ぎて七枷家は森に包まれ一体となった。
それからも世界は広がっていき、七枷家は森となり星の隅々まで広がった。
『死』すらも周期に取り込んで、七枷家は永遠となって存在していた。
ある日樹は目を覚ました、今の七枷家で普通に過ごしていく樹。
幸福な世界は幸福を感じる主体の世界、そこでは時間が無意味になったとさ。
(過去に遡ったりする事も出来る世界になった)
◎柚
電卓の部屋に行く事にした樹、そこで電卓から自分達を見ないのも選択肢と言われる。
そうしたら元に戻るらしい、そうして翌日、柚が家に来て一緒に掃除する事になった。
そこで明日が12/24日だと気づき、料理の腕前を披露する事を約束して別れる。
そして翌日、ギズモがケーキを作りたいと言いそれを手伝う事になった樹。 無事ケーキは完成、しかしそこに忘れていた柚がやって来たのでケーキを振る舞う。
そこで柚は自分を見てと言う、今の世界は柚を見ないで樹が見ていた世界だと言って。
それを聞いて確かに今は琴子がいて、平和でにぎやかな世界だと感じる樹。
しかし思えば思う程ぶ曖昧に感じる、そして家にいたくない訳じゃないが外出する樹。
その後に柚と話した後の夜、柚が七枷家にやって来て泊まる宣言、一応認められる。
柚としてはどうしてこうなったか知りたいのだが七枷家の面々と接して混乱は深まるばかり。
そんなある夜、眠れない柚は式子と話すことに、そこで式子から自分が怖いのか聞かれる。
正直に怖いと答える柚、何故なら今の式子は柚がずっと見て来た式子とは違うのだから。
そう本音を言った柚に式子が変る前の雰囲気で答える、自分はちゃんとここにいると。
柚にとっても七枷家は大切だった、だからこそ変わった七枷家は受け入れられなかった。
そして式子の想いを知る柚、自分の思う本当の式子の存在を感じれた故に悩む柚。
式子は新しく始めようとしている、しかしそれは過去を無かった事にするから許せない。
そう自分の想いに気付いた柚は琴子が死んでからの3年間を自覚させようと考える。
その為に樹を連れ出してデートとして街を巡る、そしてその最後に柚は樹に言う。
今の七枷家が前の七枷家とは違う事、そして樹がこの3年間を無かった事にしようとしてる事、
そして3年間の間の七枷家が苦しんできた事実を告げていく。
結衣は樹を心配していたが自分以外と関わらない樹のせいで自分を責めて結果居場所を無くし、
電卓は外と家での苦労に耐えて仕事を頑張っていたが仕事を失いどうしようもなくなり
式子は家族と関わらない樹が食事出来る様にせめてお金を置いて、そしてパートしていた事。
その全てを無かった事にしようとする事、それは柚にとっては許せなかった。
それを聞いてまた琴子を殺せと言うのかと聞く樹、それでも柚はそうすべきと言う。
柚が正しいと分かっていても感情が否定する樹は他人だから口出しをするなと言う。
そんな樹に柚はずっと好きなんだからほっとけるわけないと、自分を見て欲しいと、
そして前みたいな幼馴染として、出来たら恋人、両方無理なら姿を消すと言う柚。 琴子が消えるかもしれない、それでもそれを聞いてしまった樹はゆずが好きだと答える。
翌日、琴子に柚と家族以上になりたいかと聞かれて、知りたくはあると答える樹。
一方で柚は結衣から変わらずにいられるかと聞かれ、変わっても樹を好きになると答える。
そしてその場にいたギズモと式子にも関係を認められる、そして柚は自分の気持ちを言う。
柚にとって前の家族は普段誰もいない自宅以上に自分の家族でもあった事、
今の家族も本質は変わってない事、そして柚も自分の理想の家族を目指す事を決意する。
その夜、柚は琴子から樹がこちら側だからそちら側の柚とはいられないと言う。
それを否定する柚、何故なら柚の理想の家族に既に死んでいる琴子は存在していないから。
それでも琴子に感謝と謝罪をする柚、琴子はこうやって柚の背中を押したから。
翌朝、樹が目を覚ますとPCに英語で、あなたとこの世界にさようなら、と出ていた。
疑問に思いつつも朝食の準備をしようとする樹、しかし家には樹以外誰もいない。
皆を探しに出る樹、しかし誰もみつからない、だが最後に柚を見つける事は出来た。
柚は昨晩の会話が原因で皆が消えたと思った罪悪感から樹を避けていたと話す。
しかし樹は自分が柚を選んだからと答える、そして柚の傍で生きていく事を選択する。
それから樹は今まで見なかった世界を柚と共に見て回る、そうして過ごしていくのだった。
◎七枷琴子(全√後
琴子の部屋に行く樹、寝ている琴子を観て樹はずっとこの世界を観る事を決意する。
ある日琴子から無くなった原っぱで星空を見たいとお願いされる樹だが最初は否定する。
無くなったものを見ない、なら死んだはずの琴子に関してはどうなるのか?
それは帰ってきた琴子を否定する事だと思い、樹は星空を見る事を約束する。
どうしようかと悩む樹の元に柚が現れて現状の危険性を説明する。
電卓と式子は外から見れば失踪扱い、故に警察である蜜柑が家宅捜索するかもという。
そんなある時、謎の機械音が聞こえて来て気になった樹は調べようとする。 しかしギズモが立ち塞がり、流暢な言葉使いで舞台の裏側を見てはいけないと、
そうしたら夢が覚めるから、だから『外側』を見てはいけないと言う。
気が付くといつものギズモが目の前にいたので夢だと判断して寝る事にした樹。
翌朝、蜜柑がやって来て様々な容疑で式子と結衣と電卓を逮捕していく。
助かったのは書類上死亡している琴子、猫だったギズモ、それと樹だけだった。
琴子に相談すると『世界』が望めば樹はその『世界』を観る事が出来ると言う。
しかし翌日、樹にはどうしようも出来ずに琴子の手料理を食べて寝る事にした。
翌日、気が付くとパソコンに琴子の残したテキストファイルがあったので見る事にした。
そこには琴子の家族に対する思いが残されていた、そして電卓の事になった。
電卓の部屋で樹は電卓が逮捕される直前に残した言葉からある本を見つけた。
そして七枷家は元の姿に戻っていた、ギズモも猫の姿に戻っていた。
琴子はずっとここに、思い出したらまた会えるかもしれないと、そう締められた。
その後、電卓の部屋で見つけた本を読む事にした樹、内容は日記であった。
それは未来の電卓の日記だった、電卓は未来を観て逆らう事を決めて今があった。
そして観た未来を日記として残したのだった、そしてその続きを樹に任した。
日記は実験日を最後に終わっていた、電卓を観た未来がそこまでだったからだ。
そして未来の電卓は樹を観測者として選んでいたから樹に任したのだった。
それから樹は琴子を待ち続けた、呼びかけを待て、そう書いてあったから。
気が付くとそこは昔の樹が望んでいた世界だった、意味だけが漂う世界。
観たくないと思えば何も観えない世界、だから観る事にした、漂っている『言葉』を、
そして様々な人間の『言葉』の中で落ちていく中、琴子の声を聞いた樹はそこに向かう。 そこは原っぱだった、そこで琴子と星降る空を見上げる、しかし夢だと思う樹。
琴子は言う、主観的に『夢』と『現実』の区別をつけるのは不可能だと言う。
そして樹は『観る』という事を理解する、琴子という『言葉』を想っただけで、
『琴子』の感じが広がっていく、その繋がりさえあれば琴子とはどこにいても感じあえる、
おそらくそれが、樹に観えている『世界』なんだと、そして樹は観る事にする。
樹の『世界』を確定させるため、琴子のいる『世界』を確定させる為に。
気が付くと樹は『意味』だけが漂っている場所にいた、そして知っている人の『意味』を探す。
式子、結衣、電卓、ギズモ、そして最後に琴子の事を考える樹。
琴子は家族には揺らいで観えた、故に琴子は常に自分の世界だけ消失するリスクを抱えていた。
そして樹は揺らいでいない琴子を観えたりはしない、はっきりと琴子が観えた。
気が付くと七枷家の前にいて、樹はその中で家族を感じていった。
そして最後に琴子の部屋を開ける、そこには琴子がいた、そして気が付くと家族皆がいた。
『世界』は重なり合っている、だけど観る事を望めばいつだって望みの世界が手に入るのだ。
琴子の帰って来なかった世界の樹は物語を見ていた、それは琴子が帰ってくる未来の話。
そこで琴子は言う、私たちは皆記憶領域であり、故に琴子は皆の中に少しずつ自分を残した。
そして皆が私に、私が皆に会いたくなった時に帰ってこられるようにした。
だから琴子は3年前の姿で、結衣も、電卓と式子は写真の姿で、いつでも互いを呼び出せる。
そして樹は人間のギズモと共に向かう、家族の元へと。 ◎簡易版
・本編
永遠を求める樹と対立する事に、琴子と猫神という少女の協力で何とかなる。
その時崩壊する世界から脱出、しかし琴子は永遠を求める樹と共に残る。
樹は猫神と共に新たな世界を観る、そしてそこで『猫』のギズモと結婚。
でも喪失感があったが兄を求める『猫』を見て、迎えに行く事にするのだった。
・ギズモ(猫耳メイド、元世界ではただの猫
言葉を覚えた事で体調を崩すギズモ、それに対して一緒に猫になるか、想いを継ぐか。
・琴子(天才妹、元の世界では病弱の後に死亡
元気な琴子と過ごしつつ、この世界が奇跡みたいな世界だと感じる。
・結衣(無機物を収集する姉
一つだけ永遠はあるという結末に辿りつき、琴子のいない世界を生きて行く。
・式子(ロリ母さん、植物を操る力を持つ
ブライダル体験をする事になり、皆を呼んで結婚式
・柚(常識的な一般人、
七枷家を理解する為に努力し、変わるべきだが緩い所も良いと思う柚だった。 ◎猫撫ディストーションExodus(メイン
ある日、夢の中で猫神を名乗る謎の人物から契約の取り立てに来たと言われる。
それからしばらくして再び猫神の出る夢を見る、そこでこっちの樹と呼ぶ猫神。
こっちの樹の目的は何も変わらずに永遠に続く事、それを変えようとする誰かがいない世界、
しかしそれは永遠に落ち続ける世界へ一直線と警告する猫神だがこっちの樹は良いと言う。
そして猫神は向こうのタツキと契約しているから最後までそちらに肩入れすると言う。
そしてタツキが世界を観ている事を自覚する事が出来たら、そうしたら何かが変わると。
それから今度は寝ていない筈なのに猫神と会う樹、猫神は明日からわやな事になると言われる。
現実に還るか、永遠に落ち続ける夢に止まるか、新しい世界を作り出すか、
それは樹の選択次第だと言って、気が付くと朝で樹はさっきまでの事が夢だと思う。
翌日、樹は自分ではない樹と会話する夢を見て、そこで猫に気を付けろと言われる。
猫と契約したら今を失うと、樹がそうしそうだから警告に来たらしい。
そして世界を観る事とシステムを受け入れる事は同じ、等価交換だと教える。
目が覚めた樹は何事もなかったかの様に日常に戻る、帰宅後に様子のおかしいギズモ。
琴子と話し合い発情期と推測、どうにかする為に樹がギズモに性教育する事になった。
琴子はここに生まれて来た可能性を、歪みの中で新たな世界を創り出す力を、
見守りたいのだと、何故ならギズモは自分の希望でもあるからと。
よくわからなかったが琴子が自分以上にギズモを大切に思っていると思った樹、
とりあえずはギズモをどうにかする事に、探していると外で泥塗れになっていた。
という事で風呂に入れようとするが嫌がるギズモ、ふと何故嫌がるのか聞いてみる事に。
すると臭いは消えるからと、嗅覚で判断する猫なら必要だが今のギズモには必要ないから、
樹は臭いに頼らなくても世界が観える事、自分と同じ世界を観ている事をギズモに伝える。
それが人間だから、そしてギズモに何を観ているか聞くと樹をみてると答える。
それを聞いて理屈なくギズモを抱きしめたくなった樹、そして人間になった重さを感じる。 そして樹はギズモにキスをして、誰にでもしてはいけない事を教える。
ギズモの拾った夜、大きな流れ星があった、それを辿って樹はギズモと出会った。
誰かが言った、今観ているものを捨てて下さい、それが新しい世界が生まれる条件だと。
それを聞いた樹は願った、もし叶うなら、もう一度会えますようにと。
樹が眠った後、その身体を使って猫神と会うこっちの樹。
猫神はタツキの願いを叶えてタツキの観ていた3年前と似た世界を生み出した。
しかし肝心のタツキの魂には逃げられた、故に自分の世界にタツキを連れ戻すのが目的。
そしてこっちの樹の目的は自分の為に楽園を確定させることにあった。
樹は公園で、工具箱の中で眠っていた『卵』を見つけた、世界を生み出す可能性でしかない。
そして『卵』は言葉を待っていた、言葉を与える事でそれは『カタチ』を持つ筈だった。
タツキはそれに『Gizmo』と名付け、それはそういうものになった。
観るたびにカタチを変える、曖昧なモノとしてそれは生まれ、可能性のままであった。
そして何処かの世界で、箱の中のそれが観測者(かみ)になった世界があった。
観測者は樹に向かって魂と引き換えに望む世界を創ろうと言った、
樹という『情報』で、新しい『世界』を組むという意味だ、だから樹は――。
そこに猫神が現れて樹は今が夢だと思った、そして猫神はこの世界に関して樹に言う。
何もなくならない代わりに何も生まれない世界、だから逃げ出すべきだと教えてくれる。
しかし樹は猫神の世界から逃げた、だから『逃げた樹』を観てから決めると言う。
目が覚めた樹は珍しく夢の中での出来事を覚えていたので考える事にした。
そこに琴子がやって来てこれから50時間、何が起こっても決して驚かない様に告げる。
その続きを樹は知っていた、ここが永遠に落ち続ける世界として確定する事を。
翌日、世界の落下が始まった事でこっちの樹が樹の意識に関わらずに現れて琴子と会話する。
そして歪みが始まる前の、『現実に帰る』という選択肢がなくなった事を告げる。
しかし琴子にはわかっていた事、それでもここから脱出する道がまだ残されていると言う。 そして元に戻った樹に、琴子は自分を使って奇跡を起こしてくださいと伝える。
それから樹は気付いた、このまま何もしないでいたら『こっちの樹』のアバターになることを。
いつまでも落ち続けるゴミの世界で、その為に脱出しようと考える、この腐れた世界から。
その事を想いながら樹は琴子と約束していたししおどしの制作をしていた。
始めた当初は昔在ったモノの再現だったが、時間の無くなった世界で時間を、
ししおどしという名前の『時計』を作りだす事がここを抜け出すヒントになると思った。
そんな時、樹と琴子とギズモ以外がどうなったか気になった樹は外出する事に、
そして樹は公園で新聞を見つける、局地的地震で一家4人が行方不明になったという内容の、
自分の家の場所に黒い大きな穴が開いている写真、すぐに捨てるが戻って来る新聞、
よく見てみるとどうもちょっとずつ違う事に気付いた樹、そこに猫神が現れる。
別の世界と教えてくれる猫神にせっかくなら直接みせてくれと頼んでみる樹。
今この世界は色々混ざっているから可能かと思って、猫神も面白そうと了承してくれる。
そうして新聞のある世界をみる樹、そこでは樹だけが助かっていた。
何故自分だけ、そう思う樹に猫神はどうして樹は観測者に選ばれたのかと聞く。
シンクロトロン実験棟が稼働を続けた世界、そこではある実験が行われ特異点が生まれた。
膨大な質牢は隣接するほかの世界へも影響を及ぼしつつ、時間軸方向へ拡散し、
周囲の時空間ごと不安定な量子状態に陥った、それが琴子の言う『歪み』という現象。
特に中心となった七枷家は特異点からの重力に捕らわれて事象の地平線に向かって、
『永遠に落ち続ける世界』になった、外側からみれば七枷家は消滅したような状態に。
しかし内側は内側しか観る事が出来ないので気づかないままで世界を確定できない。
だがこの世界の樹は唯一外側に残された、故に『歪み』に飲み込まれている事に気付けた。
それが樹が観測者として選ばれた理由だった、偶然にも外出していた事が原因だった。
そしてその世界の樹は願った、もう一度やり直したい、そして一つの隕石が祈りを受け入れた。
そして樹と最初の樹の願いがギズモを創った、故に『約束の地』を産み落とすと猫神は言う。 気が付くと元の世界で、聞きたい事を聞く前に猫神は消え、そして50時間はそろそろ。
翌日、樹はししおどし作成の続きをする事に、琴子と一緒に作るが完成したが動かない。
その事に琴子は自分のミスだと言って自分の部屋に戻る、そこにこっちの樹が現れる。
琴子が設計したのは60/回鳴る、つまりタツキに時計を作らせようとしていた。
しかしそれは叶わなかった、それはタツキ自身が無意識にやったのだという。
タツキは『時間』を観たくないから永遠に完成しない、それでも琴子は――。
樹は琴子と一緒に別の世界の自分を観る、それはギズモの世界を否定した世界(前作ギズモ√
気が付くと目の前に猫神がいた、そしてここまでが『逃げた樹』だと言う猫神。
そして猫神は問う、落ち続ける楽園か、猫神の世界に来るか選ぶ時間が来たのだと言う。
樹は猫神の世界を選ぶ、しかし樹はちゃんと6人が揃っている世界を望んだ。
どうなるかわからないがそう言う樹に付き合う事にした猫神、そして樹は世界を閉じた。
気がついた樹は傍にいたギズモを自分の部屋から1階に送ると、琴子と猫神に関して話す。
その途中、樹の中に電卓が現れる、電卓は自分がこの世界の時間を支配していると言う。
そしてタツキの机の引き出しから時計を取り出す、琴子が死ぬ前はつけていた時計を。
『2011/12/31/PM11:59』電卓は時計をウド化して数字を過去方向へと動かす。
事象の地平線に突入し、閉じた世界と共に回り続けてやがて情報化した電卓の一部となり、
そうして永遠の楽園を手に入れる、そして電卓は最初に『歪み』が起こった日にする。
@Exodus−Chapter1−
目が覚めた樹は猫のギズモに導かれて琴子の部屋の前に行く、そして躊躇いなく開けた。
そこにいたのはノイズの走った、確定していない・・・
気が付くと樹は自分の部屋にいた、先ほどの事は夢だと思い外へ出た。
公園で寝ようとしたら時速100キロのアヒルに追われて、金のシャチホコに助けを求めた。
気が付くと樹は自分の部屋にいた、先ほどの事は夢だと思い樹は世界から脱出しようと考える。
しかし方法が思いつかない、そもそも何日か、そして夢か現実かも不明。 今までの推測から、七枷家は消えたのが現実で、自分たちがいる世界は『歪み』である。
そこで楽しんだ自分が向こう側に行く事は不可能、琴子も人間のギズモもいないから。
おそらく『歪み』に巻き込まれた事で元の世界と因果的に断ち切られてしまい、
この因果律の矛盾が解消されない限りは元いた世界には戻ることは出来ない。
もう一つ重要なのは、自室のPCのウィンドウ、窓から隣の世界で起こった事を知れる。
そしてあの世界の樹はギズモの作った世界を否定する事で、『歪み』から唯一脱出した。
しかしそれは樹だけで、他の皆を夢と断定した事で因果的な矛盾を解消させたのだった。
その方法は琴子とギズモを犠牲にするので選べない、どうすればいいのかと悩む樹。
この世界が見知らぬ森に迷い込んだ切っ掛けを知りたいが分からなかった。
そしてもう無理と気づく、『重なって』しまったから、世界を何度も繰り返したから。
だから樹は観測者の役割を放棄した、重なった自分を2つに分ける為に、観る事をやめた。
@Exodus−Chapter2−
世界を内側から観測される者がいなくなった、しかし世界はまだ殆どが情報化されていない。
それが終えるまで世界のカタチを保つ為に誰かが観測を続行する必要がある。
その為に電卓は電卓の世界の父が目として選ばれたアバターを使い、世界を観測する事に。
しかし今更『観る』事をやめた樹に疑問を持つ電卓、しかし電卓には関係がなかった。
全てを観測して自分の情報に変え、自分と世界が同じになった時、真の楽園は生まれるから。
樹は公園で目が覚めた、時間を確認すると3時で、公園に時計があることに気が付いた。
観る事をやめた結果、猫に戻ったギズモと公園にいる樹は『下』に目を向けた。
そして閉じた世界の構造に気付いた樹、だから琴子の部屋に向かう事にした。
何かを観るという事は、別の何かと観ない事、観ることをやめたから真の姿が目に入った。
樹は自分ではない自分に関して説明、琴子も出会っていたからすぐにその事を理解した。
そして今まであった事を説明、そしてもう一人の、こっちの樹に関して聞く。
琴子は構造を『観る』存在、彼らにとってこの世界は自由に入れるゲーム世界、と説明。 そして観測者の顕現をそいつに渡した事を言うと衝撃を受ける琴子。
こっちの世界の樹は世界の支配者になったも同義だからだ、しかしまだどうにかする術はある。
その為に何をしているか推測する事に、そこで観測の為に電卓の身体を使っていると推測。
こっちの世界の電卓は実体を失った電卓の為の目であり、アホの電卓は本物でも偽物でもない。
その電卓の身体を使って世界を観測しているのではと、だから対立する事にした。
その前に準備する事にした樹は何か武器になる者はないかと納戸へ、そこで猫神と会う。
樹が手に取った掃除機、それが観測者の樹の部屋のゴミを吸収した結果、
ゴミから万物を創造する神器になったと教えてくれたので掃除をする事になった樹。
それと猫神の力でこの世界の王様にも確定できないモノを創り出す杖を生み出す。
猫神と別れた後に話し合い、杖は『始原の杖』と命名、作戦を練ることになった。
@Exodus−Chapter3−
『始原の杖』は掃除機状態で吸ったゴミの数だけ力を発揮するので掃除をする事に。
その途中で電卓に入ったこっちの樹と出会い、その途中で『始原の杖』の力を使ってしまう。
それを見たこっちの樹はその力を無効化する為に世界に対しての干渉をする。
帰宅後、樹はあった事を琴子に説明、その後『始原の杖』を琴子に託すことにした。
そして琴子が何処まで知っているか聞く事に、琴子は七枷家という因果に付属する幻想、
世界と共に具現化して常に世界と共に在る者、表層のデータを知る事が出来ると言う。
より深い階層の真理の、不可視ファイルを創ったのは電卓でもないらしい。
ともかく琴子がこっちの樹の説得、樹が式子や結衣をここから連れて行く方法を探すことに。
こっちの樹は世界を観測する為に電卓として行動中、電卓の残した罠にかかった。
琴子は昔、家にやって来た宗教家が言った言葉、『呪い』が自分の病気の原因かと調べる事に。
そこで七枷家のある要石町には要石があって、呪い封じの地と呼ばれていた事を知る。
その場所は3つの電波塔の下、石英の地下で生まれた『言葉』を封じる為の装置だった
人の脳に『歪み』を起こす電子の那美、それらをかつては要石が封じていた。 しかし今そこにあるのは電波塔、ある世界の電卓は封じる流れから解放する流れに変えた。
そして琴子には誰にも見えない『言葉』が観えた、琴子が七枷家の要石であったから。
故に琴子は家の『呪い』を吸い取り、死んだ事で溜め込んだ災いは解き放たれた。
その結果、七枷家の誰もが自分の世界だけを観るようになった、故に琴子は帰ってきた。
『呪い』を封じる『要石』になるために、琴子は『始原の杖』の力を使って交渉に向かった。
そこにあったのはカタチ無いモノの意志を言語に翻訳するシステムだった。
こっちの樹は現在修復中らしく、それはこれ以上バグを増やすのはやめる様に言う。
それは『歪み』の外に行くのは無理だと言う、そぢて外に向かう事をやめる様に言う。
世界を動かすシステムの代弁者として、観測者がいなくなり世界が消えるのは望ましくない、
琴子は『始原の杖』でバグを増やして脅迫をするつもりだったが、そこに樹がやってくる。
ししおどしが完成した、樹は扉を叩きながらそう言った。
@Exodus−Chapter4−
部屋から出た琴子は樹に、この世界からもうすぐ脱出が出来る事を告げる。
こっちの樹を生み出した者が、この世界の支配者が認める事になるからと。
『始原の杖』を樹に返した後、琴子は脱出の事を皆に知らせて裏庭に連れて来てと言う。
今から向かう世界は見知らぬ世界かもしれない、それでももう一度出会える様に、
私たちが家族である事に証を樹と一緒に連れて行って欲しいのだと。
樹は思い出の品を集めればいいと思い、結衣と式子の部屋を尋ねる事にした。
そして結衣の部屋で結衣が変えようとした白い鳩を、式子の部屋でパっくんを、猫のギズモを、
3匹を連れてししおどしのある裏庭へ、そして琴子は電卓のそれとして蟷螂を連れていた。
そして琴子の言う災いが過ぎるまで、そこで待つことにした樹と琴子。
樹が時間を嫌うのは急げとせき立て、逆らって立ち止まると全てを奪い去るからだった。
そして大切なものを連れ去られてから、樹は急ぐ必要がなくなったので時間を見なくなった。
時間は自分の世界を壊す敵であり、夢を終わらせる『現実』の手先だったから。 しかし揺らいでるのに『揺るがない』。本当の時間には守られてる感じがして好きだ。
琴子は言う、本当の時間は観測者がいる限り永遠であると、そして裏庭に流れている時間、
ししおどしが生み出しているそれは樹が作り出した永遠なのだと。
そしてそれが支配者が無意味な情報に還元する事から守ったのだった。
災いが過ぎたので脱出する事に、その前に結衣と式子の部屋からゴミを『始原の杖』で回収、
そしてこの世界から脱出する為に動き出す、それに気づいたこっちの樹もまた。
そして脱出するその直前になって、こっちの樹は樹たちに追いついた。
@Exodus−Chapter5−
こっちの樹はそちらに進んでも世界の狭間だと言い止めようとするが樹は止まらない。
そこで琴子が説得するからと樹を説得、食い下がるも最終的に樹は先に行く事にした。
それを追おうとするこっちの樹を琴子が止める、何故なら消えてしまうから、
琴子と同じく『歪み』が生んだ存在故に七枷家から離れたら消える存在だった。
そして世界を脱出する時間は過ぎてしまった、それでも琴子は信じていた。
樹が新しい世界を見つけると、『歪み』が生んだ『最初の樹』という導きがあるから。
こっちの樹は琴子にここまでする理由があるかと問う、琴子は希望があると答えた。
こっちの樹の内的世界に取り込まれるよりも、しかしその希望に琴子はいない。
『歪み』は琴子の死の結果起こった、るまり樹の願いの世界に琴子は存在出来ない。
その因果の解消の為に『歪み』は猫を生み出した、琴子と猫は二者択一だった。
そして琴子はこの世界を要石になる事で安定させる為に、人柱になる事を選択した。
樹は光の中を歩いていた、琴子とはまた逢えるという確信が樹の中にはあった。
そしてその先で、狭間の世界と呼ばれる場所で樹は猫神と出会った。
そして樹はそこにあった樹木と重なる事で観たかった世界を観る。
気が付くと見覚えのある公園で、そこに猫耳メイドのギズモがそこにいた。
そして猫神との約束通り、学校行く事にした樹であった。
そしてこっちの世界の樹は樹と結衣が仲良くなった世界の結衣によって永遠になった。 @Revelation
樹が学校に通って1年、樹は引き籠りをやめて過ごしていた。
『猫』のギズモを拾って、共に歩み、ギズモは字を書くところまで成長した。
でも言葉を使っていない、それが出来なければ約束を果たした事にならない、――との約束を。
@Revelation−Chapter2−
樹は何故か何かが足りない気がしていた、家族は全員いる筈なのに。
猫耳メイドのギズモ、大学生の結衣、ロリママな式子、カムチャッカに出張中の父の電卓、
それでも足りないと思った、故に樹は家族とは何かを考え続けていた。
@Revelation−Chapter3−
樹とギズモは公園の奥にある樹の元へ来ていた、そこで再び家族に対してギズモに問う。
家族とは一緒、しかし血がつながっていないというギズモに結婚すれば問題ないと言う樹。
@Revelation−Chapter3−
帰宅後、2階の誰でも無い部屋が光っていると感じた樹が入ってみるが誰もいない。
しかしそこで日記の様な物語を見つけた、何故ならそこに書かれた妹の琴子はいないからだ。
ここは琴子のいない世界だから、でもいつか、来てくれるのではと思う樹だった。
それから樹とギズモが結婚してから、世界ではギズモに続く52番目の『猫』が発見された。
猫はお兄ちゃんに迎えに来てと言い、TVでそれを見ていた樹は自分が言われた気がした。
そう言うとギズモは気のせいじゃないと言う、だから迎えに行く事にした。
そうしてついに、心の中の喪失感がなくなった気がする樹だった。
◎メイド in world(ギズモ
ギズモが人間になって数日、中々言葉を覚えないギズモに苦労する樹。
言葉を扱えないギズモの行動は猫と変わらないからだ、しかしひょんなことから言葉を習得。
それからは言葉を覚える事に猫から人間として成長していくギズモ、そしてそんなある日。 ギズモが樹にくっつき、近づく結衣や式子に対して威嚇行為を行い何事かと思う。
琴子はギズモの樹への愛情が大きくなると同時に結衣達への対抗心が芽生えたのではと推測、
そしてギズモは樹がどういう存在として観られたいと思っているか伝わっていると言う。
夜、ギズモに関して考える樹、樹はギズモを自分の半身のように思っていると推測。
自分の感じる全てを共有したいと、そう思っていたところにギズモがやって来る。
自分に何を望むか、何故この姿を望んだのか、自分を受け入れられるか、そう聞いてくる。
その瞬間、ギズモに求めるものが分かった樹は何か違うギズモに対して名前を呼ぶ。
そしていつものギズモになった後でギズモに告白、そして繋がる。
それからイチャイチャしたりするも、元猫のギズモに関する問題に関して悩む樹。
そしてギズモも体調を崩してしまう、琴子曰く言葉を扱うとは負担になるからだ。
樹はどうすれば良いのかと悩み、
@俺が望む世界orギズモが幸せになれる世界
ギズモの体調は良くならず、そして世界を望むように変えようとする樹はあるモノを見つける。
それはギズモが書いた手紙、ずっと書けなかった言葉で樹への感謝が書いてあった。
それを呼んだ樹は思う、もしやり直せる事が出来るならもう一度、言葉を――。
樹は元の世界で、新しい命が家族の絆を繋ぎ止めた世界で、妹のことはに本を読んであげる。
@俺とギズモが幸せになれる世界
樹とギズモ、もし自分が世界を作れるのなら2人が幸せになれる世界を望む樹。
翌日、ギズモの体調は良くならず、樹はギズモの為に公園へと連れて行く。
そこでギズモは言う、本当にそれでいいの、樹の望む世界はそれでいいのかと。
それでも樹はギズモの為に世界を望む、そして世界は終わり永遠の今だけになった。
そこに琴子は向かう、そこには2匹の猫が寄り添って存在していた。 ◎琴子色(琴子
ある日猫は自分の住処の上からなる音が気になっていた、しかし行く方法は無かった。
しかし星降る夜、上に行く道が出来たのでそこを進み、そこで誰かと出会う。
誰かは今が準備中だが猫なら問題ないと言い、世界をどうやって見るかを選ばせる。
しかし人間として世界を観る事はしてきたので、猫として世界を見る事になった。
隕石が近くに落ちた翌日、琴子と一緒に探しに行く事になった樹は1匹の猫と会う。
離れないので猫の飼い主を探す事に、琴子と別れた樹は猫に導かれてある場所に着く。
そこには工具箱があり、樹は猫の名前を工具箱に書かれていたギズモと命名する。
そして飼い主も見つからなかったので家で飼う事に、何故だか運命を感じたからだ。
という事で家族を説得する事に、何故かロリな式子を説得してから結衣の説得へ。
何とか条件付きで結衣の説得に成功、翌日はギズモの為の買い物に行く樹と琴子。
それから数日後、式子に渡された抽選券で大当たりの2人旅を当てた夜、
出張中の電卓からの手紙が来たので皆でその中身を読むが内容がおかしい。
若返ってないか、死んだ人が生き返ってないか、拾った猫が人間になってないか、
25年前に未来を見て、今年の大晦日を中心に20日で世界が滅亡するとかなんとか、
もし結衣がそれを観たのなら世界は時間を失うことに、
もし式子がそれを観たのなら世界は一個の森になることに、
ともかく大晦日には家から離れたら安全だという事が手紙には書かれていた。
それを聞いて抽選券の当たりを式子に渡す、そして部屋に戻った後に手紙の内容について思う。
ギズモと出会ってから世界に何かを感じていた樹、それはともかく大晦日になった。
式子は旅行に、結衣は大学の研究旅行に行く事になり家には樹に琴子、それにギズモのみ。
その夜、ギズモに導かれる様に流星群を見てから何かが歪んでしまった樹、
そして気づく、きっと様々な世界の樹の夢を見ているのだと、気が付くと猫耳メイドがいた。
メイドはギズモと名乗り、樹は夢の続きだと思い目の前のメイドがギズモだと信じる事に。 どうもギズモは樹と琴子を結ぶ為に頑張っているらしい、そして気が付くと琴子が横にいた。
夢から覚めたと思う樹、寝ていた琴子を部屋に運んだ後に樹はとある手記を見つける。
そして目が覚めた琴子、琴子も樹と同じく様々な世界の夢を見ていたと聞く。
それからギズモの夢も話す、そしてこの世界は琴子が元気な奇跡みたいな世界と感じる2人。
翌日から2人は結ばれて、『琴子の在る世界』ははっきりとカタチになったのだった。
◎Time is Money(結衣
結衣と過ごしながら、宗教家や占い師とかに関して話したり、結衣が料理を作ろうとしたり、
そんな感じで日々を過ごしていたが、七枷家が経済的な危機になってしまい悩む。
それから結衣が夜遅くまで外出する事が増えて、もしかして以前の様になるのではと心配。
琴子が死んだ後に不良と絡んでいた頃とその姿が被ったから、同じ事になると思ったからだ。
結衣と金、2つの事に関して悩む樹に琴子が電卓名義のクレカを渡してくれて金は一応解決、
という事で食材を買いに出た樹は、ある日電卓が言っていた猫耳メイドをお店を発見。
気にしないつもりだったが立ち寄る事にした樹、結衣の姿をそこで見かけたからだ。
そして店内で結衣と会いバイトしている事を知る、しかし始めた理由は教えてくれなかった。
気になって式子に意見を聞いてみると、クリスマスが近いのでプレゼントではないかと言う。
その夜、結衣を迎えに行く樹、そして結衣と合流した樹は前の結衣の事に関して話す。
琴子が死んだ夜に樹と繋がる事で琴子を生み出そうとした前の結衣、
結衣はあの時の続きをしようと言い結衣と1つになった樹、そして翌日になった。
なんでもないフリしているが様子のおかしい結衣を電卓は揺らいでいると言う。
ともかく、それから結衣と樹は以前にもまして仲良く過ごしていった。
そんな時、琴子が誰かと語り合う、それは樹と結衣が求めた永遠に関して。
無限では無く永遠、果たしてそれは本当に正しい選択であったのかと。
そしてバイト最終日、猫耳メイドの結衣を楽しんだ後に結衣の買い物に付き合う事になった樹。 目的は戦車の玩具でプレゼントと思ってた樹は落ち込む、けど最後はガーネットの原石を貰う。
翌日、結衣が家族と線引きしていると感じる樹、前の結衣が結衣の中にいるのではと考える。
そんな夜、結衣に誘われて外出する事になった樹、そして公園に辿り着いた樹に結衣は問う。
永遠とは何かと、樹は結衣に聞き返すと死なない事だと言う、しかしそうじゃないと思う。
結衣が求めていたモノは違うモノだと、それは、もう一度家族を作ること。
死を受け入れた上での再生、しかし今の結衣を悪魔にしたのは自分のせいであり、
今の結衣はそれを望んでいない、どうしたらいいと悩む樹に結衣は揺らいでいると言う。
今の樹は世界を内側から観ようとしていると、それを誰かは世界内存在を選んだと言う。
内に在って世界を観つづけるもの、そして観られ続けるもの、結衣もそれを受け入れたと。
樹は結衣に琴子を生み出そうとしたあの日にやり直せるかと聞くが結衣はそれを否定する。
しかし積み重ねる事は出来る、そして永遠が無くなっても一つだけ永遠はあると。
そして2人は最後の口づけを交わした、そして世界は終わりに向かって進んでゆく。
それから七枷家はあの日に戻り、琴子が帰って来なかった世界を進んでゆくのだった。
◎Role playing Organism(式子
樹と式子が恋人になった事を発表する式子、琴子と結衣は色々と複雑な気分だった。
イチャイチャ過ごすある日、福引をする事になって式子がブライダル体験を当てる。
式子は本当に結婚しようと言い、色々と問題はあるけど樹も一応は了承する。
そしてブライダル体験の正体は10人までかのうらしく、琴子にも言われて集める事に。
琴子、結衣、ギズモ、電卓、パっくん(食虫植物)の5人までは決まって残り5人。
柚と蜜柑を誘いたいと言う式子だが、柚は樹と式子がイチャついてるのを見て怒ってしまう。
蜜柑は柚が納得したら出ると言い悩む樹は相談した結衣と一緒に外出する事になった。
そこで式子が以前見た写真に写っていた式子の友人といた、しかも写真と同じ姿で。
帰ってきた式子に事情を聞いてみるが結局はわからずじまいで終わる。 数日後、様子のおかしい柚がやって来てブライダル体験なら普通な自分と結婚しろと言う。
琴子曰くすごい逆転の発想、それを聞いて結衣やギズモ、琴子も立候補する。
しかし樹は式子を選ぶ、結局それを聞いた柚は出て行ってしまう。
数日後、柚がパっくんを式子の部屋で見つけたハーブで手懐けて家の中を調べようとする。
その途中でパっくんが暴走、柚は式子のお陰で助かり、流石の柚も責任感を感じる。
その後、落ち込んだ柚を慰めにいく樹、柚も本心では樹と式子が愛し合ってる事は理解してた。
そんな時、式子と写真の友人が一緒にいる場面を見かけた樹は、友人に関して聞いてみる事に。
結果、写真の友人だと思っていたのは友人の娘だったと判明、柚も一緒に話し合う事になる。
その後、友人娘と別れて柚と結婚する事について話し合う、柚は前の式子に関して聞く。
樹はつながっていると感じていた、まるで外国にいる柚の父と柚のように。
家族は揺らぐ、だからこそゆるぎなく家族になれる、柚も認めたから式子は家族である。
『観た』のは樹だが解釈したのは皆で、解釈した柚も家族、だから祝福して欲しいと言う。
それを聞いて柚は結婚式に出る事を認める、これに式子の友人とその娘で9人になった参加者。
しかし式子は10人目もいると言う、そうして結婚式の日を迎えて祝福された。
ちなみに10人目は友人の再婚相手だった(柚の親戚でもあった。
それから樹と式子は最大幸福であるここで過ごしていくのだった。 ◎Awareness Human(柚
ある日柚と日用品などを買いに来ていた樹、その途中で何処からかやって来た結衣とぶつかる。
色々あって迷惑を被った柚は七枷家をまともにしようと決意、そして七枷家の皆を集める。
そうやって説得するがうまくいかない、しかし琴子の提案で相手の苦労を知る事にした柚。
所謂ママゴト、まずはギズモを理解する為にギズモを観察する事になった柚。
それから柚はメイド姿になって色々努力、とはいえ結局はあまりうまくはいかなかった。
次は電卓、が理解しようにも家にいなかったので結衣を理解する順番となった。
結衣がよくする河原でガラクタ漁りをする事にした樹と柚だがどれが結衣の好みかわからない。
途中でまだ使える物があると言った通りすがりの人の声を聞いて2人は考える。
同じものでも見え方が違うと、だからこそ結衣をより理解したいと思う。
そしてその後、結衣と一緒にやって少しは理解できたのかなと思う、そして次は式子。
植物の世話をしつつ外からではわからない事を理解していく柚、能力に関しては諦めた。
それから色々あって、主に性的な意味で、柚は七枷家に来て自分がだらけたのではと思う。
しかし琴子や式子は余裕が出来たと言う、そして今の七枷家もいい感じだと思う柚。
結局、七枷家をどうにかしようとするのは変わらないが、今の緩いのも大切だと思う。 ◎登場人物紹介&短縮版
・天満隼人:空を飛ぶことが得意、というかそれ以外が壊滅的な青年
皆が魔法を飛べない中サライラで唯一飛べる、その為問題を解決する事になった。
・川澄ゆりか:幼馴染の優等生、隼人とは逆に空を飛ぶ事が苦手
⇒高所恐怖症を解決して空を飛べる様に、昔の約束を果たしつつ共に空を飛ぶ。
MS現象は隼人がサライラの回路を壊して作り直して解決
・ファナ=アーシム:落ちこぼれ仲間な少女、魔法少女が大好き
⇒実はある魔法に特化していると判明、その結果実力を発揮して才媛となった。
MS現象はファナの魔法でサライラを人工生命にして解決
・シャルルル=ファルテシア:世界樹の管理人見習いの人工精霊、かなり献身的な性格
⇒一緒に世界樹も育ててる間に恋人に、その世界樹のお陰でMS現象も解決
・エミリア=プリフ=高嶺:将来のご主人様を探すメイドな先輩、箒で空を飛ぶのは否定的
⇒最初はメイドになってくれて、そのまま仲が深まって恋人になった
MS現象はサライラ自身が変わる事を望み、隼人たちがそれを手伝い解決
・マリー=クラシス=ヴィクトリア:エリートの中のエリートな優等生、色々と手厳しい
⇒競技のパートナーとなって関わっていくうちに恋人に
MS現象は他の学園の偉い人が解決してくれた
・サライラ:遺跡で見つけた箒、空を飛ぶのが好き
⇒いつも一緒にいていつの間にか恋心が、そして恋人に
MS現象は隼人がサライラと契約した事で解決 ◎共通
空を飛ぶことが得意、というかそれ以外が壊滅的な青年の天満隼人(隼人)はある日の飛行中、
空を飛ぶ為の箒の調子が悪くなり落下、気が付くと遺跡の様な場所におり謎の箒を発見する。
その日はクラルス魔法学園に共に通う幼馴染で高所恐怖症の川澄ゆりか(ゆりか)と登校し、
学園の入り口では先輩でメイドなエミリア=プリフ=高嶺(エミリア)と出会ったり、
教室ではエリートなマリー=クラシス=ヴィクトリア(マリー)に色々と手厳しく言われたり、
魔法実習の授業では友人で少し落ちこぼれなファナ=アーシム(ファナ)と頑張ったり、
そして夜に教師の和馬が言っていた魔力が乱れているという森の上の飛行を挑戦する事にした。
その結果、遺跡に落下して謎の箒を発見、先ほどまでの箒は折れたので謎の箒を取る事に。
一度は痛みが走ったが無事に入手、あまりの性能の高さに喜びながらその箒で飛行する隼人。
寮に戻ると和馬から隼人以外が空を飛べなくなった事を告げられ、隼人は箒が理由と考える。
しかし和馬には使えず、無理やり使おうとしたら箒が勝手に動いて和馬を撃退してしまう。
とりあえず箒は隼人が所持しておくことに、部屋に戻ると箒が喋り出し驚く隼人。
箒はサライラと名乗り、それどころか人の姿へと変身、驚いた隼人は転んで気絶する。
翌朝、サライラに現状を説明して取り敢えずは箒のままでいる事を約束させ学園へ。
学園で和馬から昨日サライラが和馬を攻撃した事が問題なので罰があると言われる。
内容は花壇の手入れ、しかしそこは魔境と呼ばれる程謎の凶暴な植物に溢れていた。
その途中で植木鉢を持った少女、シャルルル=ファルテシア(シャル)と会う。
世界樹の管理人見習いの人工精霊で転校生なシャルの助けもあり何とか植物の排除に成功。
そして持っていた植木鉢の植物が芽を出した事があって隼人に懐くシャル。
その後教室に戻った後に和馬からシャルの紹介、それにMS現象に関して説明される。
魔法で空が飛べなくなる現象、略してMS現象、そして和馬に放課後呼び出される隼人。
そこでサライラの事を紹介する隼人に衝撃を受ける和馬、タイミングが色々と絶妙だった。
人工精霊のシャルの紹介をした後なのでサライラにも同じ扱いをする必要があるからだ。 そんなある日、サライラと歩ている所をゆりかに見られる隼人、ゆりかは怒ってしまう。
翌日に何とか仲直りする、その日は海岸清掃&海開きの日で海に行く事になった隼人たち。
清掃も終わった後の自由時間、じっとしているのに耐えられなくなったサライラの為、
人目を離れた所にいたらマリーがやって来て、隼人とサライラに関して聞いて来る。
マリーの追及に隼人もそれとなく理由を語るがその場面を不良な生徒に聞かれていた。
不良生徒が奪いに来るがサライラが抵抗して隼人の元へ、さらにそれを他の学生に見られる。
暴動が起きたので仕方なく隼人はサライラに乗って逃げる事に、最後は和馬が来て終結。
翌日、一応の謹慎を命じられた隼人の元に和馬がやって来て謹慎を解くので登校を命じられる。
MS現象もあるので強引にサライラの事を周囲に認めさせる事が理由らしいので仕方なく登校。
そして学園にて和馬の説明の元、サライラの事を紹介、その結果質問攻めされる隼人。
嫌がらせもされたりする、その後隼人たちの為にマリーが警告、エミリアが忠告する。
それを聞いて色々と考える隼人、その後寮の隼人の部屋まで荒らされてしまう。
翌日、和馬からMS現象が広がっている事を説明される隼人、相対的に上がるサライラの価値。
和馬はサライラを傍に置きたいなら持ち主として認められなければどうしようもないと言う。
隼人はMS現象の解決を宣言するが一人では出来ない、和馬は誰かを頼る様に言う。
◎ゆりか
隼人はゆりかを頼る事に、しかしその前に周囲の嫌な視線に隼人の限界が来る。
隼人は色々ぶちまけ喧嘩に、しかしゆりかがその場を収め、マリーも周囲を説得する。
和馬に絞られた後、喧嘩した隼人に怒ったゆりかに謝り、MS現象に関して話す。
何か思いついたというゆりかはサライラを今晩自分の部屋に泊める事を提案、隼人も了承。
翌日、ゆりかはサライラならば空を飛べるか試し、その結果わかった事を隼人と話す。
空を飛ぶ為の魔力の不足、あるいは空の魔力が使えない状態であると推測したゆりか。
その後和馬から昨日の喧嘩から隼人に危険が及ぶので学園がサライラと離そうとしてると聞く。 そこにマリーが現れて争奪戦を提案、内容は魔法の技能という内容で。
当然隼人は不利なので理屈を交えて2人組での参加を認めさせる、ゆりかと出る為にだ。
しかしマリーからかなり厳しい言葉で発破をかけられる隼人はどうにかしようと思う。
一緒にそれを聞いていたゆりかと共に魔法の訓練をする事にした隼人。
そして争奪戦である競技会で披露する魔法に高高度飛行を提案するゆりか。
隼人は魔力を、ゆりかは高所恐怖症に関して特訓していく事になった。
そこで隼人は何時からゆりかが高所恐怖症になったのかと考える。
翌休日、隼人はゆりかの高所恐怖症を治す為に遊園地に誘って観覧車を提案する。
他の乗り物に乗った後に観覧車へ、そこで隼人は小さいゆりかが落下した事を思い出す。
空を高く飛びすぎた時、コントロールを失い落下しそうになったゆりかを助けた事を。
それが原因かと聞くと高所恐怖症の原因はその後にあった隼人の行動が原因と判明。
帰宅後、サライラと話し、どうやって落下したゆりかと助けたという話になるが覚えてない。
翌日、組む相手を見つけられなかったエミリアも協力してくれる事になった。
そして今回の飛行はゆりかがメイン、隼人がサポートという布陣で挑む事になった。
しかし普段は性格的に逆なので上手くいかない、そこでエミリアがゆりかとの同棲を提案。
その夜、実はゆりかが昔の記憶が無い事を話す、そして観覧車で幼馴染という事は思い出した。
隼人もゆりかが落下した時の前後の記憶が曖昧な事を話す、そして互いに告白して恋人になる。
そして修行中のある日、競技会の日が金環日食でありその事に関して思う事がある隼人。
何とか頭を捻って昔の事を思い出した隼人はエミリアにお願いごとをしておく。
翌日の訓練中、急にサライラの意識が途絶えて落下していく隼人とゆりか。
それは過去にゆりかを助けた時と重なり、急に魔力が増えた隼人は魔法で何とかしていく。
サライラの意識が途絶えたのは隼人の魔力が増えてショートみたいな状態になったから。
そして増えた魔力でサライラを操りゆりかを助ける事に成功する、そして2人は思い出す。
隼人が以前ゆりかを助けた時、未来の魔力の前借を行っていたのだ、そしてそれが戻ってきた。 ゆりかが落下する時に空を飛んでた理由は雲の上で日食を見る為、隼人はそれも思い出した。
着地後、サライラ曰く一部回線が壊れてそれを隼人が無理矢理治したと言い調べる和馬。
そして競技会当日、隼人はエミリアに頼んでいたものを受け取り参加、結果は優勝。
地上では皆が飛行できるようになっていた、サライラの壊れた回線がMS現象の原因と推測。
さらに隼人好みに改良されてたと説明する和馬、そして隼人たちは雲の上を目指し飛んでいた。
ついに雲の上に到着してゆりかも思い出した、昔の事を、それに日食を見る理由も。
隼人が金環日食という指輪を送る為、そして結婚の約束、隼人は用意した指輪を送る。
エミリアに用意してもらった物だった、そして2人は空の上で永遠の誓いをするのだった。
競技会後、サライラ所持の資格も得て隼人とゆりかは高高度魔法観測員の資格が授与された。
内容は空飛ぶハイパーレスキュー、資格を持つ者は殆どいないが実は和馬もその所持者。
そして2人は空飛ぶ箒に想いをのせて、今日も空を飛ぶのだった。
◎ファナ
ファナを頼る事にして共に頑張る事にする、その後現状を話し合い一次解散。
その後街で魔法少女をブルーキャットとして活動するファナを見つけて人助けが趣味と思う。
ある日ファナとその事に関して話す、ファナにとって魔法で人助けは当然の事らしい。
数日後、魔法実習で失敗したファナの為に一緒に魔法の練習をする事にした隼人。
生き物に見立ててものを操る、それがファナの本質なのかと練習の中で思う隼人。
そんなこんなで過ごしているある日、ファナが隼人とサライラの仲を男女の関係と勘違い、
という事で嫉妬してくるがそれが勘違いと判明、その事でファナからの好意を知った隼人。
それからちょっと気まずい2人、しかし何とか機会を得てファナに告白、そして恋人になる。
MS現象の調査と魔法の練習とイチャイチャをしているある日和馬に呼び出される。
曰くMS現象の解明が出来ない不満が隼人たちに来ており気を付ける様に言われる。
MS現象の調査を重視する事にした2人は学園の資料室にて謎の資料を発見する。 そこにはサライラの事が書かれており、周囲の大気の魔力を吸収していると書かれていた。
もし事実ならMS現象はサライラが原因という事実に驚愕を受ける2人。
その事を聞いてしまったサライラは逃走、追う前に謎の資料に関して疑問に思う2人。
誰が用意したのか、考えるも思いつかばずサライラを探す事にした2人。
サライラを見つけた遺跡で発見、しかし隠し扉の奥に引き籠っておりどうしようも出来ない。
翌日、サライラがいないで色々疑われる隼人、しかし謎の資料の出どころの推測は出来た。
学園の資料を調べれて優秀、かつ学園が知らない事から生徒想いの和馬が用意したのでは、と。
そんな和馬の為にもサライラの説得を頑張る2人、そうして何とかサライラの説得に成功。
しかしその事もあり和馬から時間が無い事を告げられる、強硬手段一歩手前まで来ていた。
とはいえ2人では手詰まりなのでサライラの為にも友人たちの力を借りる事にした。
その途中で和馬はファナの魔法に関して思いつく、もしかして疑似生命を与えてるのではと、
そしてその魔法でサライラを箒になれる生物にするという方法を友人たちに相談する。
箒をどうにかするよりは希望があるとその方向で進む皆、そして残るはテストと本番に。
しかしついに学園が強硬手段に動き始めたというメモが和馬たちの元へ来て時間が無いと知る。
その日はファナも疲れていたので翌日に実行となるが、その前にサライラが学園に捕らわれる。
場所は遺跡、しかしそこは隼人たちがサライラを生物にする魔法を使う予定の場所でもあった。
教師が本気になる前に何とかサライラを奪還して遺跡へ、最後に立ち塞がるのは和馬。
立ち向かう隼人だが力尽きてしまうも実は隼人たちの覚悟を知る為の行動と分かる。
封印する予定だが今回みたいに解けてしまうかも、なら隼人たちの方法もありかもしれない、
という事で黙認はしてくれる事に、ついに遺跡の魔力を借りてファナの魔法を使う時に。
サライラを意思持つマジックアイテムから箒になれる人工生命へ、その存在を書き換える。
しかし魔力が足りずに危機に、しかし隼人の魔力が増大した為にそれを使って続ける、
それでも足りないが隼人が何処からか魔力を集めて成功(おそらく魔力の前借、ゆりか√参照 その結果サライラは『箒に変身できる人工精霊に近い人工生命』となり学園に通う事に。
ファナも自分の適性を知った事で才能開花、今江では紙使いと呼ばれる程の才媛となった。
そして隼人はファナの魔法少女活動を手伝いながら共に過ごしていた。
◎シャル
シャルを頼る事に、最初は受け入れられたが世界樹に問題が起こったので無理と言われる。
しかし世界樹に関しても手伝う事に、実は世界樹が予想以上に成長したのが問題だった。
シャルの持つ鉢植えでは足りないので和馬に植え替える場所を聞く事にする。
そして最終予定地の丘に植える事に、そして世界樹に関して気になったのでついでに聞く事に。
現在学園のある島の魔力は施設で賄われているが世界樹ならその数倍の魔力が用意できる、
しかも維持コストは段違いに低い、しかし世界樹は貴重なので今まで無かったのだと聞く。
さらにMS現象に関して空を飛ぶ為の大気の魔力が無くなっているという事も聞く。
丘に世界樹を植えた数日後、ゆりかから台風が近づいている事と入寮する人がいる事を聞く。
そしてその人物がシャルと判明、入寮じゃなくて単なる部屋替えが事実だった。
世界樹の台風対策もする事に、何とか終えて寮に戻るもちょっと心配でシャルの部屋へ。
しかしシャルは部屋にいなかった、世界樹の元へ行くとシャルはいた。
ロープが外れていたのでそれを結び、近くにある道具を収納した小屋へ2人で批難する事に。
一晩明かした後に世界樹の元へ行くと雷に打たれていた、と思いきや元の姿に戻る世界樹。
それどころか喋り出す、とりあえずじゅじゅと命名、喋れる様なったのは雷が切っ掛けとか。
その後サライラがやって来て、サライラが世界樹から作り出された事が判明する。
その夜MS現象がなくなったとの報告が、じゅじゅが原因ではないかと思われるがまだ不明。
MS現象は解決したが世界樹、じゅじゅの世話は続ける事になった隼人。
週末はシャルに言われて休んで週明け、ゆりかの話からシャルが2人いた様な話を聞く。
学園でシャルと会う約束をするが時間になっても現れず、情報からじゅじゅの元へ行く。 そこではじゅじゅが我が儘を言いシャルを振り回していた、と言う事でじゅじゅにお仕置き。
シャルは無理矢理連れて帰り休ませる、その事をゆりかとマリーと話し合う。
マリーは性格をまともにする事を提案、そこでゆりかがシャルを悪い子にする事を提案。
そうなれば反面教師でどうにかなると言うが真面目なゆりかの悪い子はショボいので無しに。
それを見てシャルの有難みを理解させる作戦を思いつく隼人、ドジっ子なファナを使う事に。
しかし失敗、さらに横暴なじゅじゅにキレた隼人はぎゃふんと言わせる方法を考える事に。
今回はシャルの意識変換、純粋なシャルに性教育を教えてそちらに集中させようという作戦。
予想を超えた純粋さに失敗、結局シャルは変わらずに教師役にされたマリーが犠牲になった。
そしてじゅじゅの元へ、そこで実はシャルが隼人の為に疲れていたとじゅじゅから教えられる。
じゅじゅはちゃんとシャルの事を思っていた、そんな事もありじゅじゅと少し仲良くなる。
その後、性教育の結果、隼人への好意を自覚したシャルから告白されて恋人になる2人。
帰寮後に再びMS現象が再発し翌日に和馬に相談、じゅじゅに聞いてくれないかと言われる。
という事でじゅじゅの元に向かうとじゅじゅが大きくなっていた、曰く愛が流れ込んだとか。
隼人とシャルがヤったのが理由だった、そしてMS現象に関しては何もしてないと判明。
じゅじゅは、一時解決したのは台風が別の場所から魔力を持ってきたのが理由ではと推測する。
しかしじゅじゅが成長すればどうにかなると判明、サライラの話も持ち出して何とか説得。
何とか約束を取り付けじゅじゅの成長の為に愛し合う様に言われる。
それから数日後、シャルに関しての記憶が一部を残して記憶から失われてしまう。
記憶の残った隼人たちは和馬に相談、世界樹の管理人は姿が見えないのが普通だと聞く。
隼人はじゅじゅの元へ、しかしじゅじゅはシャルは傍にいると言い、隼人に魔力を渡す。
気が付くと傍にシャルがいた、魔力が低いのが原因だと判明、隼人が覚えていたのは愛。
しばらくはじゅじゅのお陰で見える様に、そんなある時隼人の魔力が上昇する。
じゅじゅが原因かと思うがシャルを見える様にしたのは目に魔法かけたので無関係と判明。 ともかくじゅじゅの助け無しにシャルが見える様になった隼人、そしてある事も判明。
じゅじゅがシャルの存在感の操作も出来た、お陰でシャルは他の人にも見える様になった。
そこまでは良かったがサライラまで空を飛べなくなってしまう、さらに学園でも危機が。
上級生がサライラを狙って襲って来た、さらに理事長に命じられた和馬までやって来る。
目的はMS現象の元凶のサライラの封印、しかし和馬は念話でじゅじゅの元に向かう様に言う。
そしてMS現象を託す、和馬の演技で何とかじゅじゅの元に向かう隼人たち。
じゅじゅはサライラを封印しても大気の魔力は元に戻らないのでMS現象は解決しないと言う。
そこで一時しのぎすれば和馬が何とかじゅじゅの成長までの時間を稼ぐと言った事を思い出す。
じゅじゅは隼人の魔力を枯渇するまで使えば一時的にMS現象が無くなると言う。
魔力が元に戻るかは不明、それでも隼人はサライラの為に魔力を注ぐ事にする。
しかしそうなったらシャルの記憶を失うかもしれない、それを恐れたシャルは身代わりになる。
しかし2人の為にじゅじゅが魔力を注ぐ事に、代わりにじゅじゅの成長は遅れる事になった。
その事が原因でシャルは再教育を受ける事になり、そして帰ってきたシャルと過ごすのだった。
◎エミリア
エミリアを頼る事に、エミリアのお願いを聞く代わりに協力を得る事に成功した隼人。
それから効率上昇の名目でエミリアがメイドとして隼人の世話をしてくれる事になった。
精神的に疲れる隼人だが、エミリアには危機的状況でもある隼人のフォローも理由にあった。
ある日エミリアからサライラの所有権を渡さないかと言われる隼人、
一度はその気迫の押されるも最後はサライラを守る為の覚悟を見せて認められる。
翌日いつも以上にメイドなエミリアに世話される隼人、という事で事情を聞く事にする。
曰く隼人は御主人様候補で、昨日の覚悟とサライラとの関係の為に御主人様に決定したらしい。
とはいえ少し押しつけがましいエミリアに怒る隼人は冗談で性行為を言い出す。
しかし了承されたので逃げ出して部屋で寝る隼人、起きるとエミリアがそこにいた。 エミリアは信頼関係を築く為に焦っていた事を謝罪、隼人も少し冗談が過ぎた事を謝罪。
その後ちょっと気まずい事はあるが無事に恋人になる2人、それからメイドな彼女となる。
それからはメイドのエミリアに世話されつつ、彼女のエミリアとイチャつきつつ過ごす。
そんなある日、昼の時間にエミリアが来ないで心配になった隼人はエミリアを探す事に。
見つけた場所でエミリアがサライラを狙う奴らを色々と追い払っていた事を知る。
そんなエミリアに何かしたいと言う隼人にエミリアは明日の時間をくれと言うので了承。
そして翌日、隼人とエミリアは海で遊ぶ、そして今回の目的が囮による一掃と知る。
サライラは和馬が守っており、誘き寄せられた不届きものを成敗するのが目的だった。
とはいえ2人は囮なのでそのまま楽しむ事に、しかし楽しみ過ぎて落ち込むエミリア。
メイドとして気が抜け過ぎたからだ、そしてメイドである為隼人から離れようとする。
しかし隼人は拒否、エミリアも隼人の想いを受け取り彼女でメイドを頑張る事にする。
翌日、サライラがふらふら遊んでいる事で舐められてると思ったエミリアが訓練する事に。
心配になったので見に行く事にした隼人、そこには厳しい指導を受けるサライラの姿が。
最初は上手くいかないが隼人の助言を受けてサライラのやる気を引き出して続行。
その結果、自己進化と成長の機能があると思われるサライラは数年分の修行を一気にクリア。
そして家事や護身術の才能を手に入れ、サライラは空飛ぶ箒以外の選択肢を手に入れた。
それがエミリアの目的だった、それを聞いたサライラは自分の将来に関して考える。
翌日、MS現象に関して調べていた隼人はサライラに関しての資料を発見する。
そこにエミリアがやって来てサライラが失踪したと告げる、隼人は心辺りの場所に向かう。
そこは遺跡で実際にサライラはいたが冬眠に近い状態で、なんとか隼人の部屋に連れて行く。
そしてエミリアにサライラに関しての資料を見せる事に、そこでサライラの状態が判明。
サライラは自分の将来を考えて自分を変える事にしたがそれが本体の防衛機構にかかった、
その結果衝突が起こり休眠状態になったと推測、そこでエミリアの魔法を使う事に。
心に飛び込む魔法を使って現状打破を提案、そして隼人とエミリアはサライラの心へ。 準備をして翌日に実行、そこは学園の姿をしておりそこでサライラは偽隼人と共にいた。
そこでのサライラは道具として存在、それが防衛機構の望むサライラの形であった。
サライラを説得しようとするが偽隼人が立ち塞がる、しかし隼人がそれに対抗する。
その間にサライラを説得して正気に戻す、そして偽隼人との戦いにエミリアも参加。
そして偽隼人を撃破、サライラも自分を変える為に心象世界に自分の想いをぶつける。
それから、サライラは飛行能力の低下と食事によるエネルギー補給が必要になった、
代わりに大気中の魔力を吸う必要はなくなった、MS現象の元凶だったが解決したのだ。
サライラは隼人のメイドになろうとするが、エミリアは決してそれを許す事は無かった。
隼人もそれは断った、何故なら自分のメイドは彼女でもあるエミリアしかいないからだ。
◎マリー
マリーを頼る事に、しかしその日は見つからずに翌日になるが学園では騒ぎが起きていた。
サライラ争奪戦が許可なく行われる事になっていたのだ、和馬に事情を聞こうとする隼人。
MS現象が広まり和馬でもどうしようもなくなったらしい、和馬も参加して守るとの事。
そこにマリーも現れて、ゆりかに対して挑戦状を叩きつける、争奪戦前に決着を付けようと。
そしてゆりかとマリーの魔法戦に、マリーの様子もおかしいので和馬が仲裁に入る。
その後和馬もやって来てマリーは何処かに行く、和馬は何故マリーがああなったかと思う。
夜、サライラといるとサライラはマリーが空が好きだからと説明する。
故にサライラを欲しいが隼人では虐めになるからゆりかに喧嘩を吹っ掛けたのではと推測。
翌朝、サライラが行方不明となり友人に力を借りる隼人、そんな時に謎の爆発。
近くにいたシャルからサライラの気配を感じると聞いた隼人は近くの箒で空を飛ぶ。
現場にいた不審者からサライラを奪還、不審者の正体はマリーだった。
実は本物の誘拐犯を倒した後、隼人がいない間にサライラで空を飛ぼうとしていたのだった。
それを聞いて隼人はマリーがサライラで飛ぶ事を許可して、サライラで飛ぶマリー。 その時にマリーがシャルの危機に気付き、隼人を拾って現場に向かう事にする。
内容はMS現象で凶暴化した鶏に襲われていたが救助、この事もありマリーと仲良くなる。
翌日、争奪戦が2人1組での参加に、そこにマリーが来て隼人を誘って来たので組むことに。
そして争奪戦の突破の為に魔法薬を作る事にしたマリー、そこにゆりかがやって来る。
未だ相手がいないゆりかを手伝おうとした隼人だが、その前に魔法薬を飲むよう言われる。
そして気絶、気が付くと傍にマリー、そこで隼人を独占しようとしていたと謝られる。
マリーは隼人が自分と同じく何かを抑え込んでいる、恐れていると言うが思いつかない。
むしろマリーがそうではというと図星、泣き出すマリーに隼人はマリーを守りたいと言う。
そして互いに告白して恋人に、それから共に過ごして争奪戦のサバイバル戦の前日になる。
しかし修行と同時にマリーと空を飛ぶ為にMS現象の解明を目指してた隼人とマリー。
朝まで調べるが見つからず、夜更かしテンションでサライラを調べる事にした2人。
そしてMS現象はマリーがサライラに結界を張り解決、しかしMS現象はすぐに再発。
その後、フォーティア魔法学園の偉い方が来て定期健診をする必要が出来たがMS現象は解決。
それから隼人とマリーは共に空を飛ぶ事を楽しむのであった。 ◎サライラ
それでも隼人はサライラだけで十分と言う、まずはサライラを知るのが重要だと言って。
翌日、MS現象の拡大と資料室の鍵を受け取る隼人は早速調べる事にする。
ある日、友人のルークからサライラのいた遺跡は昔学園が調べていたという噂を聞く。
調べ物をしつつ、隼人は遺跡にずっといたサライラの為に何かしたいと考えていた。
という事で休日に遊園地に出かける事になった2人、途中でファナも合流する。
そしてサライラはファナに相談する事があった、サライラは隼人が好きになっていた。
その後ファナと別れて2人で遊園地を回る事に、そしてその最後に告白される隼人。
しかし隼人はまだはっきりと好きとは言えなかった、そうして悩む隼人。
休み明け、悩んだ隼人はサライラで空を飛び、そしてサライラを離したくないと気づく。
そして恋人になる2人、そしてその翌日、隼人は魔力が増大し魔力の流れが見える様になった。
そして和馬に呼ばれる隼人、成長か自身の魔力ではない、そのどちらかであると言う。
とはいえ詳しくは不明なのでとりあえず魔法の使用は禁止する様に言われる。
さらに翌日にはMS現象が悪化、あらゆる魔法の使用が出来なくなってしまった。
そして和馬は原因がサライラと推測、そしてサライラから隼人に魔力が送られていると。
このままではサライラは封印となるのを防ぐべく、唯一の手がかりの遺跡に関して調べる事に。
そして隼人はサライラからの膨大な魔力を使い遺跡に関する資料を調べ上げる。
そして契約に関して知る、それはサライラの正式な所有者になるために必要な事だった。
しかし代償として空を飛ぶ以外の魔力を失う事、大量の魔力が必要な事が判明する。
それでもサライラと共にいる為に隼人は正式な契約をサライラと結ぶのだった。 ◎登場人物紹介&簡易版
東雲 蒼:男性でありながら魔力を持つ青年、東の生徒会に入って頑張っていく。
竜胆 ほのか:今世代最強と称される魔法使い、天然お嬢様
→現状の生徒会大戦の歪みを感じて行動し、最後は東西の学園を1つにして歪みはなくし、アイリスと友達になった。
アイリス=ラインフェルト:自信が無くうじうじしてる少女、潜在能力は最強で敵無し
→うじうじした性格だったが、恋と憧れのほのかと付き合っていく事で治り、最後はほのかと対等な友人になった。
真名鶴 一葉:ほのかの親友の剣術少女、ほのかの保護者みたいな立場
→ほのかに依存気味な事が原因で調子を崩すも、最後はほのかと対等な友人になった。
神楽坂 鳴:意外と友達想いなゲーマー少女、とあるゲームの日本チャンプ
→大戦では負けたけど互いに想いをぶつけ合って良い関係に、ターニャとも本人は否定するけど友達になった。
氷室 舞生:不思議系な先輩、実力は学生で最強
→ひょんな事から一緒に過ごしていき自分を普通に扱う蒼に惹かれた氷室、蒼も惹かれてたので恋人に。
メリッサ・マスタング:強くなる事以外は二の次というか興味ない少女
→ひょんな事から付きまとわれる事になるも真っ直ぐな所に惹かれ恋人になりメリッサを支える事に。
タチアナ・M・パブロワ:他人に余り興味を向けないゲーマー少女、鳴に対して世界チャンプ
→気持ちをぶつけたら告白と勘違いされて恋人に、でも何だかんだでターニャの趣味に染まっていった。
シャリファ・ルクサーナ:氷室をライバル視するちょっとエッチな先輩、西の元生徒会長
→妹の為に偽の恋人関係になるけど、その時に互いに惹かれて、そのまま本当の恋人関係になりました。
・学園が2つに分かれてるのは最初の生徒会大戦で国内と留学生で別れるように願ったから
・蒼の能力は魔力を吸収する体質と魔法を集めるという属性 ◎共通
男性でありながら魔力を持つ青年、東雲蒼は姉の桜子によって魔法使いの学園、御久仁学園に入学する事になる。
入学の日、事前に情報が伝わらず学園生から追われる蒼、何とか事情を知る学園長のマリアの元に向かおうとする。
マリアの娘のアイリス=ラインフェルトとぶつかり、登校中に会った竜胆ほのかの魔法でやられそうになるも何故か助かる。
その後登場したマリアのお陰で無事に済み、入学式の途中に先ほどの騒動中出会った神楽坂鳴と知り合いになる。
クラスはほのかと鳴、そしてほのかの友人の真名鶴一葉と一緒に、その後学園から配られるスマホを起動出来ない蒼。
桜子に言われ早々と帰宅後、家にアイリスが訪ねてくる、帰ってきた桜子からこれから一緒に住むと聞かされる。
マリアが忙しいからと聞くが引っ込み思案なアイリスの性格改善も兼ねてると考える蒼はゆっくり仲良くしていく事にする。
翌日、蒼のクラスに生徒会長の1人である氷室舞生がやって来てほのかを今代の生徒会長に指名する。
当然反対、すると氷室は蒼を会長に指名し鳴を会計に勧める、学園でゲーム部を作りたい鳴は権力を求めて賛成する。
その後氷室の言葉でほのかと一葉も生徒会に入る事に、しかし蒼が会長になる事を納得しない他の生徒たち。
そこで氷室の提案で蒼と鳴、ほのかと一葉が勝負して勝利した方が会長になる事に、内容は氷室の召喚獣を倒す事。
結局協力して氷室の召喚獣を倒す事に、結果ほのかが生徒会長に、そして戦いの中に気づかずに力を発揮する蒼。
翌日、ほのかの提案で蒼と鳴も生徒会に参加する事に、そこに氷室が現れて生徒会大戦という言葉を残していく。
生徒会大戦とは2つ、東と西に分かれた学舎の生徒会が戦うもので、アイリスはもう1つ、西の生徒会長になっていた。
生徒会大戦に勝利した生徒会は生徒総会として全権限を担い、さらに学則を1つ書き換えるか書き足す権利を得るという。
帰宅後、前会長に指名されたとはいえ蒼と敵対する事に落ち込むアイリス、蒼は何とか励ますも色々と心配になる。 翌日、アイリスを心配する蒼を見てほのかは西生徒会との親睦会を提案し、蒼もアイリスにその事を話す。
翌日、アイリスは生徒会にその事を話すも好戦的な他のメンバーは宣戦布告しにいくと誤解し困るアイリス。
アイリスは何とか抜け出し1人で親睦会へ、残りのメンバーへは氷室の一案のお陰で仲が悪くなる事はなかった。
代わりに東生徒会への闘志は膨れ上がっていた、そして最初の生徒会大戦の日になりその内容は相手の風船を割るもの。
結果は経験や闘志もあった西生徒会の勝利で終わり、その後周囲の反応から氷室は代理戦争だと言い実感する東生徒会。
翌日、鳴はゲームのライバルでもあり西生徒会のタチアナ・M・パブロワ、通称ターニャに勝つため蒼とゲームで特訓。
親がいない時は料理しないと言う鳴が心配になった蒼は料理作ってあげる事に、さらにたまに弁当も作ってあげる事になる。
ある日魔法の特訓する鳴に付き合うも、魔力の使い過ぎで全裸になった鳴を見てしまう蒼(魔法服が魔力で出来ているので
放課後は一葉からほのかとの関係を聞く事に、その後毛虫に怯える一葉を助けてこの事は秘密と言われた蒼。
下校時、その事が原因でひと悶着あるものの帰れば笑い話、しかしアイリスは蒼の話を聞きながら落ち込む。
仲良くなる東生徒会に対して中々仲良くなれない、それに初めて出来た友達である蒼と周りの関係に少しヤキモチ。
翌日、蒼のために料理を作ろうと考えるアイリスだが色々あって蒼が帰宅するまでに作れずに落ち込むアイリス。
でも蒼と一緒に作る事になり仲良くなる。その翌日、蒼は出かけ先で一葉と出会うも先日の出来事があって気まずい。
しかし自分を可愛げがないと言ったり厳しい一葉に助言を送り仲良くなる蒼、一葉もそんな蒼に少しずつ好意を持つ。
休み明け、校外学習のため両生徒会で話し合う事に、しかし氷室が原因で西生徒会のシャリファ・ルクサーナと一葉が対立。
結果プレゼン対決する事に、現状を憂うアイリスだが蒼との話し合いで生徒会長としての素質を見せていく。
しかし個性的な周りに流され対立構造は変わらず、一方東生徒会は連休を使って現地の海に下見にする事に。
だが忘れてつい遊んでいたら同じく下見に来た西生徒会に馬鹿にされ反抗心を燃やして急きょ一泊する事にする。 しかし当然宿が見つからない、そこにアイリスがやって来て西生徒会も止まってる宿を紹介されて泊まる事になる。
翌日、ほのかの提案で今回は西が主導で東が手伝う形に、そうして少しだが仲良くなる両生徒会。
休日、ほのかは外出するがその前に見たTVの占い通りの不運の連続、そこに逆にTVの占いで幸運の蒼が現れる。
映画を一緒にみたりまるでデートの様な休日を過ごして互いに意識していく、そして飛連休の間に生徒会大戦が。
内容はゴーレムによるレース、しかし蒼が乗ると動かないので別にサイドカーを付けられて試合開始。
最後に蒼の力で東生徒会の勝利、同時に蒼の能力が魔法を吸収するものと判明、しかしその事にシャリーが抗議。
しかしマリアの言葉に抗議を取り下げ、そして抗議での弱気を取り消すためにアイリスの名前を使って西のやる気を煽る。
その後アイリスはマリアに事情を説明するもその場で意見しなかったのがダメと怒られて落ち込むアイリス。
シャリーもアイリスを追い込んだ事を反省するも生徒会大戦の厳しさをアイリスに教える事と勝利が必要と考える。
◎ほのか
帰り、心配して待っていたほのかに元気だと明かし、そしてアイリスに事情を聞きに行きたい事を告げる蒼。
それを聞いたほのかはついて行きたいと提案、アイリスもほのかと友達になりたいと思っていると知っているので了承。
しかし部屋に引き籠るアイリス、しかしほのかの言葉もあり少し持ち直すアイリス。
そして生徒会大戦が
それからもアイリスの為に何かしたいが何も浮かばないほのか、そんな時テスト期間になったので皆で勉強する事に。
ほのかの家で生徒会役員で仲良くしてる光景に皆仲良くなれないのかなと落ち込むほのかを励ます鳴。
翌日、鳴は勉強が嫌で逃走して一葉が追跡、ほのかと蒼が先に家で待つ事に、その間にほのかのアルバムを見る事に。
そうして2人で良い雰囲気になるがそこ一葉から鳴を捕獲したとの電話が、翌日からは生徒会で勉強する事になった。
徐々に蒼に惹かれてるのではと思うほのか、そしてテスト明けに生徒会大戦がある事が発表される。 その直前の呟きから一葉はほのかが蒼に惹かれているのではと推測するがほのかは否定する。
そして大戦内容は2人1組の騎馬戦、ほのかと蒼、一葉と鳴のペアで試合に臨むことになった。
大戦が始まるも作戦や意識などすべてが西側の圧勝で終わり、その結果を受けて落ち込む東生徒会役員。
生徒会大戦や蒼を意識し過ぎて真剣に取り組めていなかったのではと思うほのか、そこに蒼から電話で明日の予定を提案。
翌日、気分転換も兼ねてテスト明けにする予定だったお疲れ会をする事に、しかしほのかは蒼を意識してぎこちない。
買い物で先に蒼が抜けた後に失敗ばかりだった今日を後悔するほのかを見て鳴はほのかが蒼を好きなのだと言う。
それを聞いて益々蒼を意識するほのか、しかしそれから数日、蒼は何か用事があるらしく放課後にさっさと帰ってしまう。
ある日の放課後、生徒会役員で集まった時に鳴が話を聞くと女性と会ってると蒼が答え、混乱するほのか。
気になった結果、ほのかは蒼を尾行する事に、そして蒼が会っていた女性が判明、魔法を発現したばかりの女の子だった。
女の子、ミヨは発現したばかりの魔法を上手く使えず一人でいた所を蒼が見つけて一緒に遊んであげていた。
見つかったほのかはミヨの為に一緒に魔法の練習をしてあげる事に、そして帰りに話し合う蒼とほのか。
その途中でほのかは最初に出会った時から蒼に惹かれていたのではと思う、そして翌日からは鳴と一葉にも事情を話す。
そしてほのかと蒼は2人でミヨの元へ、それを西生徒会が発見して何をしているのかと追跡していく。
しかしミヨと遊んでる姿を見て問題無しと判断、アイリスは大戦を重きに置かない2人を見て自分は何をしているのと思う。
翌日、ほのかが町内会主催の子供会の参加を提案、子供たちに魔法が身近なモノだと教えてミヨの問題解決を考える。
放課後、ミヨが魔法の学校に入る為に引っ越しするかもと聞き、ミヨの両親を子供会に呼んで欲しいと伝える。
子供会の日、ミヨの魔法を使った発表会があるが失敗、の寸前で蒼が機転を効かしたお陰で無事に発表会は終える。
お陰でミヨの両親もミヨが魔法を制御できている事を知ったので引っ越しは取り敢えず延期する事になった。
そして帰り、皆のお陰で2人っきりになったほのかと蒼、これまでの間に互いに惹かれあっていた2人。 ほのかは自分の想いを伝え頬にキスとフランス語で何かを伝える、今日は駄目だけど本当の恋を知ったほのか。
蒼もちゃんと告白しようと思うが翌日、生徒会大戦の内容の発表を告げられる、内容は的の撃破で点数競い。
大戦は開始速攻でシャリーを落とす活躍を東側が見せるも、大戦に本気になったアイリスが一葉を落とし返す。
メリッサへの指示も出し勝利を目指すアイリスはほのかへの対決を挑み本気をぶつけていく。
だが結果としては相打ち、司令塔のシャリーを最初に落とした事と攻撃要因の差で東の勝利で終わる。
放課後、ほのかは互いに負けたくないをぶつけ合った結果、相手も自分も少し恐かったと少し顔色が優れない。
そんなほのかに蒼が守る宣言、その理由を問われた蒼は好きだからと答え、ほのかも蒼が好きだからと受け入れ恋人に。
それから2人イチャイチャしてたある日、蒼の家からほのかが帰ろうとした時にアイリスが帰宅するも気を使う、
それをほのかが追い2人で話す、生徒会大戦に関して話し合い、アイリスは勝って西に認めさせたいという。
最後に終わったら沢山話し合いたいと言うほのか、しかしアイリスはその言葉を覚えてるがうんとは言えないと。
翌日、アイリスはシャリーに誘われて生徒会に、そこには上級生たちがいた、敗者として過ごした1年を知っている。
生徒会大戦が、マリアがこの現状を強いている、周りはアイリスを西を勝たせる魔女として認めていた。
それを見てアイリスは自分が考えていた勝った後の未来が見えなくなった、そして蒼の家を出て寮に移る事にした。
納得いかない蒼だったが桜子に止められる、翌日ほのかと話し合いまるでアイリスが今後関わらない宣言かと思う。
そしてマリアに意見する事にした蒼とほのか、しかしマリアはあくまで学園長として立場を崩さない、
納得のいかない2人にマリアは過去の事を話す、学園の規模が大きくなるにつれて次第に二分化していく生徒。
亀裂は大きくなっていき留学と国内が異なる生徒を支持し学園が2つの生徒会を有する形となった。
そうしたのは生徒会大戦を通じてわかりあう事が出来ればとマリアは考えていたのだった、しかし結果は亀裂の増大。 そして今まで続いていき、マリアはこの現状が生徒の望んだものではと考えるようになっていたのだった。
蒼は無責任と判断、しかしマリアには自分の一存で否定は出来ないし必要ともしていなかった。
怒って去る蒼とついて行くほのか、実はマリアは2人がアイリスにとっての救いになる事を陰ながら願っていた。
放課後に急いで帰ってアイリスと話そうとするが、引っ越しの手伝いに来ていたシャリーに止められる。
しかしシャリーの対立は当然という言葉を聞いて怒るも、彼女もまた敗北の重圧を知るからこそと感じ否定できなかった。
何をしても無駄と今は諦める事に、そして翌日に東生徒会の全員で生徒会大戦について話し合う事にした。
もし当事者では無いなら自分達も東と西の対立の流れに巻き込まれたのではないかと、そしてほのかは決意を話す。
ほのか達は大戦をボイコットしてまで止めようとする、当然批判が起きるがほのかは自分の意見を皆にぶつける。
現状の大戦はおかしくないかと、ざわつく皆の前に氷室が現れて西を混乱させる為の作戦だと言って皆を帰す。
氷室は東の行動に対して学園が行ったのは本日が最後の生徒会大戦である事の通知である事を告げる。
既に生徒会大戦は学園が介入できない程大きくなっており変えたいなら生徒会大戦で変えるしかないと言う。
しかしほのかの想いは伝わったから無駄ではなかったと氷室は締めて去って行った。
しかしそれは制度に従うという事で繰り返しになってしまう、しかし氷室の言葉もまた事実と悩む東生徒会。
そして内容発表の時、東側は来ないが氷室が適当に誤魔化して内容を聞く、内容は単純なタッグバトル。
生徒会室でボイコットしようとしていた東側にアイリスがやって来て、戦う様に叫ぶ、自分はかわいそうじゃないから。
アイリスの想いを聞いて、自分達がアイリスをかわいそうな女の子に仕立て上げて守る事を理由にしていたと気づく。
アイリスは頑張れる子なのだから、アイリスは想いを聞いた上で魔法生徒会大戦での決着を望んでいた。
皆も決意、ほのかも戦いを通じてアイリスを理解する為に参戦をする事にした。
それを陰ながら見ていた氷室は2人の行動がアイリスに勇気を与えて今回の行動をさせたのだと思うのだった。
そして大戦は蒼&ほのかとシャリー&アイリスのペア、残る2人ずつの大戦となって試合は始まる。 蒼とシャリーは互いに想いをぶつけながら戦う、敗者故に苦しみを知っているシャリーと大戦を否定する蒼。
シャリーは蒼の限界を超えて魔力をぶつけようとする、しかし蒼はギリギリで全てを受け切った。
蒼はシャリーが自分の受けた苦しみから守る為に勝利主義になっていた優しさを伝え、ほのか達の元へ。
そしてほのかとアイリスの戦い、アイリスは全力で戦った結果自分が負ける事でほのかを認めさせようとしていた。
しかし周囲の自分への勝利への渇望や噛み合わない現実などからアイリスの魔力が暴走、周囲を圧倒する。
誰彼構わず圧倒的な力で周囲を攻撃するアイリス、マリアたち教職員も生徒たちを守るのが限界だった。
ほのかもアイリスを止めようとするが叶わない、そこに蒼が間に合う、そして自分の力でアイリスを止めようとする。
安心する一部だが氷室とシャリーは否定、蒼にも限界がありシャリーとの戦いでその限界はかなり埋まったからだ。
そしてこの現状を強いたのは周囲、周りの勝利への渇望がアイリスを無茶させたのだったという。
蒼が限界を迎えるその前、ほのかが蒼と魔力特性をシンクロさせて2人でアイリスの魔力を抑え込もうとする。
その中でほのかはアイリスへの想いをぶつける、弱くても私でもアイリスを受け止める、皆だっている事、
きっと皆とも分かり合える、アイリスも皆と友達になりたいという想いをほのかに伝え、暴走は収まった。
最後にほのかは友達になって欲しいとアイリスに伝え、アイリスも了承、そして3人は気絶するのだった。
大戦はアイリスの反則で東の勝利となった、そしてほのかは勝者の権限を全員に伝える事になった。
今の大戦はあり方が間違っているだけで、相手と触れ合い多くの事を知ったりした事は事実である。
故に環境を変え大戦を変える為、通じ合う為という大戦の元の形を取り戻す為に、生徒の分割の撤廃を宣言。
東西の生徒が混じり合い、塔の垣根を超えた学園運営を行う事を提案、今年2学期から実行される事になった。
アイリスもシャリーからの謝罪と想いを受け取り仲直り、西の生徒たちとも関係を良好にするのであった。 それから東西の生徒会は共に協力していき、そうして1年が経って生徒会大戦の時期になった。
生徒会長選挙を兼ねた物となり、候補者の公約と大戦の戦いぶりから、参加者の中から生徒会役員を選出する。
それが新しい生徒会大戦となっていた、それが東西生徒会が協力して共に築いた今の生徒会大戦であった。
そして任期を終えたほのかと蒼は2人でこれからの未来に向かって歩んでいくのだった。
◎アイリス
帰り、蒼はアイリスと一緒に帰る事に、色々と背負いこみ自分を責めるアイリスを放っておけない蒼。
休み明け、東の学者ではアイリスへの不評が、事情を知る東生徒会もどうにかしたいが結局アイリスの問題となる。
間も無く中間試験、蒼はアイリスと一緒に勉強しながらアイリスが変わろうとしている決意を聞く。
アイリスは生徒会でシャリーに意見するが、シャリーはアイリスがどうしたいかが決まったら従うと言う。
帰宅後、会話中にほのかの話になり、ほのかに憧れるアイリスにほのかと3人一緒に出かけないかと提案する。
翌日にほのかにその事を提案し了承を貰い、テスト明けの休日、蒼とアイリスとほのかの3人で出かける事に。
最初は緊張していたものの近づくほのかとアイリス、しかしアイリスはほのかに友達になってと言えなかった事を落ち込む。
それを休み明けまで引きずるアイリス、それを見て桜子はアイリスと、それとアイリスのために蒼を休ませる。
午前はアイリスと過ごし、午後はアイリスについて知るためにマリアの元へ、そしてアイリスが何か抱え込んでると聞く。
アイリスの問題の根底は自信の無さであると聞く蒼、しかしそれもあるがアイリスの繊細さを表していると言う蒼。
それを聞いてマリアは蒼のお陰でアイリスは成長し、故に今の悩みに当たったと言い、アイリスをよろしくと言われる。
そして蒼帰宅後、アイリスが仮病と知らない西生徒会が看病にやって来てどうしようか悩む蒼とアイリス。
しかしアイリスがしっかり説明、その後一緒に食事してアイリスと西生徒会の仲が深まる。
西生徒会帰宅後、アイリスは蒼に落ち込んでた理由を言い、心配してくれた西生徒会の事もあって自分を変えようと決意。
翌日、マリアから母としても魔女としてもアイリスをお願いされて西学舎に行きアイリスを訪ねる事に。 そして西生徒会に行く蒼はアイリスの生徒会での苦労を知り、その帰りにシャリーから生徒会に勧誘される。
アイリスと一緒にいられる、その言葉に翻弄される蒼、そのせいもあり事故ってシャリーの胸に飛び込んでしまう。
翌日、謝罪の為西生徒会へ、その時シャリーから自分の意思で学園に入学してない所をつかれ生徒会に勧誘される。
断る蒼だが帰宅後に桜子から蒼の学舎の移動が可能と聞き迷う、そんなある日仕事を西生徒会が仕事の話で拗れる。
そこではターニャとメリッサがサボりアイリスに文句を言い戦う気に、アイリスもついに怒りが溜まり戦闘しそうに。
流れで蒼はアイリス側に、シャリーも止めるのは無理と判断してメリッサ達に現実を教えるためメリッサ側に付く。
そして暴走したメリッサが蒼に攻撃し怒るアイリスの魔力が暴走、しかし蒼の言葉に何とか正気を戻して怪我人は無し。
メリッサも一応謝り、倒れてしまうアイリス、蒼は魔力の暴走を起こす程追い詰められているアイリスを心配する。
そしてアイリスために西学舎に移る事を考える、異邦人な西の方が男という異邦人の自分がより理解出来るではと思いも。
起きたアイリスにその事を話し、それを聞いたアイリスは自分の気持ち、蒼が好きな気持ちを告白、蒼も受け入れ恋人に。
翌日、移籍に関して桜子に話し正式に決定、ほのか達にも話し生徒会は氷室が引き継ぐ事に、そして西学舎に移る。
蒼が西の、氷室が東の副会長になった事も発表され裏切者扱いされる蒼、それでもこれから頑張る決意をする蒼。
アイリスも蒼に告白したのが切っ掛けで成長、そして次の生徒会大戦、内容は迷宮となった学園の最深の宝を得る事。
メリッサの独走と氷室の作戦に危機に陥る西生徒会、しかしターニャの言葉に吹っ切れたアイリスの魔法もあり勝利。
しかし感情に呑まれ魔法を使った事を落ち込むアイリス、しかしシャリーの言葉もありゆっくり頑張る事にする。
ある日調査のために学園に泊まる事になったほのかとアイリス、しかしまだ不安な所もあるので蒼も参加する事に。
そこでアイリスは蒼とほのかに自分のトラウマ、昔魔法に失敗してマリアを傷つけた事から自信を持てない事を話す。
その後ほのかと仲を深めるアイリス、翌日、シャリーの提案で前回の祝勝会をする事になるが何かあるアイリス。 そしてほのかと仲を深めた事を喜んで話すアイリスだがその事が原因でメリッサが怒ってしまう。
蒼は理解できないが残りはわかるらしい、少し冷めるまでおいとくとしてターニャがアイリスを買い物に付き合わせる。
お陰でターニャとアイリスの仲は少し近づく、そして買い物を陰ながら助けた蒼はターニャからお礼を聞かされる。
それは祝勝会の日がアイリスの誕生日である事、蒼はシャリーにも話して祝勝会と誕生日会を同時に行う事にする。
そのプレゼントを探す蒼は一葉と出会い、一葉にメリッサが悩んでいるので勝負を受けた方がいいかと聞かれる。
いつも一葉に勝負をしかけるメリッサだが様子がおかしかったと、蒼はメリッサの事を考えてお願いする。
翌日、メリッサに呼び出される蒼、勝負の事を聞かれて正直に答える蒼、そしてメリッサも自分の気持ちを話す。
留学生故に仲間意識が強く、それゆえにアイリスがほのかと仲良くしてるのが許せなかったと聞く。
そして感情的になっていたと反省、それを聞いて蒼はメリッサを祝勝会に誘うも来るかどうかは不明。
その後アイリスから祝勝会はなくなりマリアと誕生会をすると聞き、驚いた蒼はシャリーの元に向かうがのらりくらり。
とりあえず祝勝会の会場に向かうがメリッサはまだ来ない、そこにアイリスとマリアが現れる。
実はシャリーがサプライズにしたのだった、メリッサも来てアイリスと仲直りして誕生日会は成功したのだった。
帰り、アイリスは生徒会大戦に勝利した時の願いで生徒会大戦の廃止を決意、大戦が学園に摩擦を生んでいると考えて。
翌日、生徒会で皆にその事を話して賛成を貰い、そして次の生徒会大戦、内容はマリアに鈴をつけると言うもの。
アイリスはタイマンで解決しようとしたのに対してチームプレーで勝利した東生徒会。
その事にアイリスは落ち込み去ってしまい、心配した蒼は探しに行き、途中出会ったほのかの協力もあり発見。
2人で説得するもアイリスはほのかを傷つけてしまい、さらに落ち込み逃走、蒼はほのかの言葉でアイリスを追う事に。
再度蒼が説得しようやく受け入れるアイリス、その後蒼は一葉と一緒にほのかの元に行きほのかも何とか元気を取り戻す。
翌日、アイリスはほのかに謝るも、ほのかはアイリスの事を理解するために引き伸ばしに、それでもアイリスは頑張る。 そして最後の生徒会大戦は仲間の力を借りて戦う代表者による一騎打ち、アイリスとほのかとの闘いになる。
魔力による力押しで優位に立つアイリス、しかしほのかが精神的に揺れている為全力を出せていない事も原因と気づく蒼。
蒼は2人に言葉を投げかけ、その言葉にほのかも復帰、2人は悔いを残さないためにも全力で戦う事になる。
その戦いの中、本音をぶつけ合うアイリスとほのか、その中でアイリスは自分の大戦廃止の考えを少し変える。
競い合う高め合いは良いものと感じ、大戦を新しく全員が参加できるものに変える事を決意する。
そして最後、アイリスは蒼とのキスを見せつけ驚くほのかを攻撃、そして西生徒会が今回の生徒会大戦の勝者となった。
生徒総会長となったアイリスは全校前で自分の考えと交際を発表、そしてようやくアイリスとほのかは友人になるのだった。
◎一葉
シャリーの使った煽りで東と西の対立が激化、正義感の強い一葉は怒り心頭、しかしちゃんと話し合う事にする。
意見書を出す事になるが一葉が一人で西生徒会に突っかかりそうになるので蒼がついて行く事に。
そしてシャリーに意見書を出すも無視されそう、一葉は怒るが蒼は近くにいた学園のマスコミを利用し話し合いに持ち込む。
そこにアイリスが来て煽りを撤廃した事もあり無事解決、自分では出来なかった事をする蒼に感謝する一葉。
ほのかに冷やかされたり、生徒会に来た幽霊の噂を解決してるうちに蒼を意識していき色々不安定になる一葉。
そうとは知らない蒼はほのかに相談、そしてほのかの提案で休日に3人で出かける事に、ほのかは気を利かせ途中で帰る。
その直前に一葉への想いを語らされ、さらに一葉が自分を好きだと聞いたと聞いた蒼は一葉をいつも以上に意識する。
その後一葉の家で剣術指導を受け、その休憩中に一葉のほのかに対する思いが自分を卑下している様に感じた蒼。
何故そう感じたか聞く一葉に蒼は一葉は素敵だからと、同情かと言う一葉に蒼はそのまま告白、しかし一葉は断る。
その後帰宅中の蒼にほのかから電話、告白の結果を聞いたほのかはまた連絡すると言い一葉の家に行く。 理由を聞くほのかに一葉は、ほのかと歩むためには死に物狂いでないといけないとぶつけてしまう。
それを聞いたほのかは自分の為に無理をしていると思い、しばらく距離を置くことを提案して帰宅する。
そんな状態の週明けに魔法生徒会大戦、その前にほのかは蒼を呼び出し自分のせいだと蒼に謝罪する。
そして一葉ともう話して欲しいと言う、そして始まる大戦の内容は魔法を込めたボールのぶつけ合いと発表される。
蒼とほのかは何とか真剣に取り組むも、調子を崩していた一葉は反則をしてしまい、そのまま負けてしまう。
試合後、一葉は今の自分が大戦に参加する資格は無く自分を見つめなおす為と言って、書記を辞めて去っていく。
混乱する全員だがほのかに押されて一葉を追う蒼、そして追いついてこれからどうするかを一葉に聞く。
ほのかに依存していた自分を変えたいから帰ってと蒼に言うが拒否、一葉を支えたいと自分の想いをぶつける蒼。
それを聞いた一葉は蒼が好きである事を告げ恋人に、これからどうするかを共に考えていく事になった。
そして正式に書記が一葉から氷室へ、ほのかも落ち込むが一葉の自分を変えたいという意思は伝わったので少し元気に。
その後一葉と共に今後の為とデートとして共にする蒼、その途中で一葉は蒼の料理の師匠のOasisのバイトの張り紙を見る。
数日後、Oasis店長の真士郎に社会勉強と料理を覚える為にバイトを申し込み、許可を貰い蒼に秘密でバイトする事に。
その夜、蒼の元に真士郎からバイトを雇ったので見に来いとの電話、特に断る理由も無いので翌日に行く事にした蒼。
そこでバイトする一葉と会う、真士郎の態度から来た理由を誤魔化す蒼、真士郎は状況を察して蒼に伝えたのだった。
とはいえ一葉の願いで他の生徒会役員には秘密にすることに、しかし一葉が心配なほのかは鳴を連れて尾行する事に。
そして一葉のバイトを陰ながら知ったほのかは自分が一葉の事を心配し過ぎたと気づき、自分の事を頑張る事にする。
ある日、一葉が一人で団体客の相手をする事になるが真士郎には何も言えず蒼に相談、蒼が店の前まで行くと真士郎がいた。
曰く一葉は他人に無理と言えず、失敗を自分に許す事が出来ない、なので一度失敗させるのも一興だと言う。 今回来る客には事前に研修だから無料だと伝えてあった、そして真士郎は何処かに行き、蒼は店内に入り一葉の手伝いに。
2人に秘密でほのかも手伝い何とかこなす、その後ほのかの残した紅茶から来ていた事をしる一葉。
そして真士郎の伝えたい事を察する事も出来た一葉、それから数日後に生徒会大戦があるが氷室の活躍で圧勝に終わる。
それを知り複雑な一葉の元に自称ライバルのメリッサが現れる、メリッサも一葉の事で調子を崩していた。
メリッサの挑発に剣を抜く一葉だが蒼が現れたのでメリッサは去る、それを陰ながら見ていた氷室。
バイト後の一葉の元に氷室が現れこのままでいいのかと聞く、そのまま一葉の心に刺さる言葉を残して去っていく氷室。
翌日、一葉が学園に少し遅れていくとメリッサが現れる、メリッサはこの学園に価値は無いと言い心残りを無くすと言う。
そんなメリッサの挑戦を学びたい物があると考えて受ける一葉、一方学園では生徒会大戦の発表が行われていた。
鳴は前回みたいな何もない大戦は嫌だといいほのかと蒼を頷く、そして一葉を参戦させるために蒼が走り出す。
一方、公園で一葉はメリッサと戦いながら察していき、戦いも佳境となった所でメリッサの元に電話が来る。
一葉は生徒会大戦で決着を付けようといい、メリッサもそれに納得して学園へと戻っていく。
そして生徒会大戦の内容発表、マリアの用意した特級の魔法具の剣を手に入れた方が勝ちであるという内容だった。
しかし東はほのかと鳴しかいない、不戦敗になりそうになるが西の提案で残り2人は遅れての参加を許可されて始まる。
一方で蒼と氷室は一葉を待っていた、氷室は皆に悪いとは思いつつも自分が勝つと宣言、蒼は待ってくれと頼む。
そこに一葉が現れて交代を願うが断る氷室、氷室は一葉を倒して向かうと言うが一葉も氷室を倒して向かうと宣言。
そして氷室の出した氷の魔像を一閃で撃破、それを見た氷室はやられたと宣言して二人を送り出す。
鳴が敗れ、ほのかの危機に間に合う一葉、混乱する周囲だが氷室が事前に申請していた事もあり、参加は認められる。
周囲には一葉は父が死んでスランプだったと氷室が嘘をついて一葉の復帰を納得させた。
そして大戦再会、一葉はメリッサと対決、ほのかと蒼は鳴の指揮を受けつつ残りの西の役員と戦う。 一葉とメリッサは互いに全力をぶつけ、剣を折られるも一葉は勝利、そして剣を抜こうとするが誰もが抜く事は出来ない。
解説にいた氷室は魔法反射と推測、アイリスですら抑え込めないのを見た蒼は魔法反射は1つしか出来ないと気づく。
そして先に近くにいた一葉とほのかが互いの想いを伝えながら2人で剣を抜き、東の勝利で生徒会大戦は終わった。
それからは戦いを通じて認め立った東西の生徒会が協力しながら、時に交流しながら過ごしていった。
一葉はバイトを続けながらも生徒会に、蒼との恋愛、その全てを充実させながら未来に歩んでいくのだった。
◎鳴
放課後、全員で集まってシャリーの言葉に関して考える東生徒会、鳴は勝って目を覚まさせるべきだと考える。
ほのかは疑問だが一葉もそれに同意、帰宅後にアイリスから自分の意見じゃないと聞き、今後を考える。
とはいえテスト期間に入ったのでまずは勉強、蒼は鳴に誘われて鳴の家で一緒に勉強をする事になった。
その帰りに以前裸を見た事に関して聞かれ、蒼は返答するも意識した鳴には納得いく答えではなく機嫌を悪くする。
翌日、理由が分からない蒼は今日も勉強会をする事にして、直接に鳴に内容を聞く事にした。
鳴は裸を見られたから嫁にならないといけないと思った事を暴露、それが伝わらず怒っていたのだ言う。
そして嫁にするか聞かれるが答えられない、結局鳴が無かった事にしてといい解散するがそう簡単にはいかない。
互いに想ってはいるが、という状況で翌日、ひょんな事からターニャとゲームで対戦をしようという話になる。
鳴はプレッシャーに弱い所があるがそれの改善の意味もあった、そこでターニャのいる学生寮へ向かう。
蒼もついて行かされた事もあり途中で危機に陥るが、ターニャのお陰で難を逃れてターニャの部屋へ。
そして鳴が対戦希望、ターニャも了承して戦い結果としては7:3でターニャが優勢の結果となった。
ターニャも鳴の事を世界大会で戦った相手だと思い出し、ゲームをしている中ではそれなりに仲良く見えた2人。
そして帰り、鳴は蒼がいたからプレッシャーの弱い自分でも今日は行動に移せた、必要だと蒼に告白、
蒼も鳴の事を好きになっていたので恋人に、その日は鳴が限界らしいのでそのまま解散して翌日になった。 とはいえ最初は元々八方美人な蒼が原因で上手くいかないも、自分らしく付き合っていく事にした鳴。
そしてテスト明けに生徒会大戦、内容は代表者を動かしてするリアル格闘ゲーム、蒼が代表者となる。
西はメリッサ、下半身は代表者の自由という事もあり上手く挑発して進めていたが一歩上手のターニャに敗北。
鳴はターニャから単純に弱いと言われてしまうも、鳴も自分の弱点をわかっていたのでリベンジを決意する。
そんな時マリアに呼び出される両生徒会、そこでゲーム大会が行われる事になったから参加者を募ってとの事、
魔女の反射神経などを調べたい学園と宣伝に使いたいゲーム会社の思惑が一致したとの事。
そんな時ターニャに呼ばれる鳴、ターニャ曰く自分がやってるゲーム配信に参加させてあげるとの事。
配信中に前の事を滑らしたら呼んで欲しいと呼ばれたとの事、という事で再びターニャの部屋にお邪魔する事に。
そして無事に配信は終了、そこで今回のゲーム大会に関して詳しく聞く、実はターニャが誘われたものらしい。
しかし外に出たくないターニャが拒否、それを聞きつけた教師の紫が学園でやる事を提案して今回の発足に。
そんな事情を知るも似ている所がある鳴とターニャは少しずつ仲良くなる、しかし小さな諍いが大きくなった。
やたらリア充否定のターニャと鳴の意見が衝突、魔法での衝突になった結果謹慎処分を受ける事になった2人と蒼。
学園ではマリアと桜子が話していた、理解できないというマリアに桜子はトラブルで改革を起こす人だと言う。
鳴は蒼と遊び、ターニャの元へはシャリーがやって来て、自分がターニャを生徒会に勧誘した理由を話す。
ターニャの氷室にも勝てるメンタルの強さを尊敬し、そんな誇り高さを皆に知って欲しいというシャリー。
翌日、生徒会大戦という事で謹慎が解ける、大戦の内容は小細工ありのロシアンルーレット。
しかしまさかの初回で蒼が引き当て敗北、結果として西側の勝利で生徒会大戦は終了を迎えた。
そして西側生徒会が全ての学園行事を取り仕切る事に、シャリーの独断だったがアイリスは実行する事に。
アイリスは皆の為に本気で受け入れる事にした、そして立場もあるのでアイリスは自分の意思で寮に移る事になった。
翌日、学園では実力不明の蒼を責める空気が、さらに紫から理由は不明だが蒼の魔法吸収体質が消えてる事を聞く。 体質に関しては理由がわからないので知るのはマリアと桜子と紫、そして東生徒会の面々のみという事に。
そんな自分に失望する蒼だが鳴に慰められる、そんなある日の生徒会活動の後に出かける事になった。
今回はメリッサとターニャと共に、そして鳴とターニャのゲームの試合を見てメリッサは鳴が本気ではないと言う。
そしてゲームの大会にも出ないという鳴、蒼は落ち込んでいて気付けなかったが鳴のゲームへの本気度が落ちていた。
それを聞いて蒼曰く残念がるターニャ、しかしシャリーの尽力で頼まれごとなどをちゃんとする事に。
ゲーム大会当日、シャリーによってシードで出る事になった鳴、ターニャは自分の望みで予選から出ていた。
そして鳴の出番の目前になるが鳴は出ようともせずに何処かに行こうとするので、追いかける蒼。
理由を聞くと、鳴は戦いの勝敗で周囲が何か言われる事に恐怖を感じる様になっていたのだった。
しかしゲームが好きな素直な鳴になって欲しい蒼は鳴を慰め、鳴も蒼がいるからと大会に出る事にした。
出場した鳴は勝ち続け遂に決勝のターニャとの勝負、勝負は今回は僅差で鳴が勝利する事が出来た。
しかし実は蒼が鳴を慰めてる時の音声が会場にマイクを通じて聞こえてた事を知り、表彰式が終わり次第逃げ出す。
本気で挑んだお陰かターニャともまた少し仲良くなる、それから大会も終わって週明けにとある噂が流れていた。
蒼の体質の消失に関してだった、体質が無くなったら蒼が学園を出るのではと思った鳴はマリアの元に蒼と向かう。
マリアは体質では無く魔力があるかないかで、学園長としては魔力がなくなったらそうなるとしか言えないという。
事情の知る東生徒会は話し合い、もう一度皆でマリアの元に向かうがマリアの一存では決められない事を聞く。
そんな時に西側が学食のメニューを権力を使って変える、不満の出る東だが今までを考えれば普通の事であった。
アイリスまで賛同しているのかと悩むが、何も考え無しではない事はわかっているので益々悩む事になった。
東側の一部の生徒がボイコットする騒ぎまで発展、どうにかしようと悩む所で何か思いついた鳴が蒼を呼ぶ。
鳴は氷室に頼み無理矢理ボイコットした生徒を風邪にして処分を無くす事には成功させた。 そして鳴は蒼と共に西側に生徒会大戦を申し込む、勝てば少し穏やかに、負ければ忠実な手先になる事を条件に。
ターニャはやり方を認めさせる為と了承、アイリスは否定的だが鳴は魔女にとって戦いとは魂に馴染むモノだという。
大戦が存在してなんだかんだ言いつつほのかやアイリスみたいな人も参加していた事がその証拠だと。
という事でマリアに戦いの内容を平等に提案してもらう事に、戦いは2vs2の勝負でターニャとアイリスが参戦。
アイリスはこの戦いが原因で東側生徒会を辞めるべきだと考えていた、東生徒はが身勝手過ぎるから。
そして戦いの日、秘密にしていたがシャリーから聞き出した氷室をほのかが聞き出してやって来ていた。
理由を聞くほのかに鳴は手を汚させない為、戦力の温存の為とほのか達に説明、ほのか達は応援として参戦する事に。
そしてマリアから大戦内容の発表、テーマを言葉にしてマイクを通じてぶつけ合う勝負となった。
蒼は魔力が少ないので攻撃に参加できず鳴がメインに、最初のテーマは有利に勧められたが2つ目から不利に。
ターニャとアイリスの協力により追い詰められる、そんな時に今回の事を嗅ぎつけた放送委員がやって来る。
さらに実況を開始、しかも生徒の元に流れているのだという、マリアも禁止していなかったので許可をする事に。
そして再開、テーマが代わり蒼たちの作戦もありターニャ達に一矢報いる事に成功をする。
しかしターニャは今回の戦いの勝利法を見出したの自分のありったけの想いをマイクに込め、巨大な魔方陣を生み出す。
アイリスがその身になって盾になり止められない事を理解した鳴はこちらもありったけの想いをマイクに込める。
そこでアイリスは放送委員の実況モニターと現状を見て、このまま魔法の衝突に巻き込まれた場合を推測する。
残り魔力の少ない蒼はその全てを無くしてしまうかもしれない、そう思って止めようとするが蒼は止めなくて良いという。
何故止めないという実況を見てた者にアイリスは皆の為に自分を犠牲にしてまで頑張っている事を叫ぶ。
そしてついに鳴とターニャの魔法が衝突、その結果両者ダウンで残されたのは蒼とアイリス。
アイリスは敗北を進めるが蒼は攻撃、簡単に打ち払うアイリスだが鳴が残していた魔法に不意をつかれてダウンする。 その結果東側の勝利、想いを聞いた実況を見てた者のターニャへの好感も増えた、しかし蒼は魔力を失った。
だが現状を見たマリアは今後必要なのは魔法を使える者と使えない者の架け橋と考え、生徒にする為尽力する事になった。
その後、東西生徒会で協力して運営していく事になって数日後、紫から蒼が鳴の魔力のみを吸収する体質になったと聞く。
元々無色だった蒼の体質が鳴によって変化、体質の消失は今の消失になるための前触れだったので、との事。
蒼の能力、『絆』は絆を結んだ相手の求めに応じて発現する、曖昧で順応性を備えているのだと最後に締めた。
それから蒼、鳴、ターニャ、アイリスの4人でゲーム部を設立、実は初めての東西の統一部活だった。
そして魔法によりより深く結ばれた鳴と蒼は仲良く、イチャイチャしながら過ごすのだった。
◎氷室(アナザーストーリー
蒼は自分の体質が判明して以来、教師の紫と自称助手の氷室と共に体質の研究を行っていた。
今回は魔力特性をリンクさせる手錠で氷室に蒼の魔力をする内容、という事で手錠を付けて実験を開始する蒼と氷室。
その結果、氷室が魔法を使えなくなってしまう、蒼の魔力に氷室の魔法が発現する前に食われてしまう為だ。
紫曰く魔力の循環で10日くらいすれば元に戻ると推測、責任を感じた蒼は氷室の世話をする事になった。
翌日、2人で登校しているとシャリーが2人の関係を邪推、氷室がからかった結果シャリーに襲われかける。
魔法が使えない事は紫の責任問題になる為秘密にしたいという氷室を連れて逃げ出す蒼。
放課後は氷室を頼る生徒達の悩みを共に解決、氷室のそんな一面を知れた蒼だがそこにメリッサが現れる。
鍛錬中だったが最強を目指すメリッサが勝負を仕掛けてくる、しかし蒼が犠牲になって何とかなる。
その後氷室に膝枕されながら話す蒼、自分をどう思うか聞く氷室に優しい人や女の子扱いする蒼。
自分を魔王だの恐い存在だの言ってもそう言う蒼に氷室はメリッサにやられた傷が治るおまじないと言って頬にキスする。
そんなある日の放課後、氷室と蒼の前で強盗が現れ、蒼が立ち向かおうとするが氷室が魔法で解決する。
氷室は既に魔法を使える様になっていた、その事を指摘すると氷室は逃げ出してしまい追いかける蒼。 追いついた所で氷室は普通にちやほやされるのが嬉しかったからと、黙って連れまわしていた事に責任を感じていた。
しかし蒼は氷室といて楽しかった事、ずっと続けばいいと思ってた事を告げ、それを聞いた氷室は信じさせて欲しいとキス、
その後生徒会室で繋がり恋人になった2人、翌日には氷室のリークで恋人になった事は学園中に広まっていた。
少し実感の湧かない蒼だったが、氷室との恋人関係は幸せで、ゆっくり自分たちのペースで進んでいこうと思うのだった。
◎メリッサ(アナザーストーリー
とある週末、蒼は人の集まりを見つけ何事かと思うと大食い大会であった、しかもメリッサが参加していた。
メリッサのせいで蒼も参加する事に、全員初心者だった事、メリッサも意外と微妙だった事もあり優勝する蒼。
それからメリッサに勝負を挑まれ続ける蒼、生徒会大戦でもその身一つで戦える蒼は意外と身体能力が高かった。
そして直接的な勝負では無かった事もあり勝ち続ける蒼、そんな事でメリッサとの交流が続いていく。
真っ直ぐなメリッサに好意を持っていく蒼、メリッサも交流を続けていく中で蒼を意識していた。
その事に気付いたシャリーはメリッサを納得させる為にセコンドとしてメリッサに協力する事にする。
そしてシャリーの指示でメリッサは胸元に蒼を抱き寄せ、そのまま蒼はダウン、シャリーはメリッサの勝ちと言う。
さらにシャリーが流した噂のせいでスケベ人間とされる蒼、お陰で一人でいた蒼の元にメリッサが現れる。
メリッサはあんなものは勝ちでは無いと言い、興奮して色々と混乱したメリッサは暴れ出すも気絶してしまう。
仕方なく西生徒会に連れていく、シャリーには謝罪されてアイリスにも心配されたが先に帰す蒼。
目覚めたメリッサは蒼が自分を振り回しているといい、蒼はどうしたいかと聞かれて仲良くしたいと答える。
メリッサは自分が好きなのかと聞くが蒼もハッキリとはしていない、そんな蒼に胸を揉んでトキメけば分かると言う。
そしてメリッサにキスされた蒼は好きなのだと自覚、そのままメリッサの言う勝負という形で繋がり2人は恋人になる。 翌日、メリッサは蒼をどうすればいいのか悩み、蒼と会ってトレーナーという関係に落とし込む事にした。
そして2人でメリッサが最強の魔女になる為に歩んでいくのだった。
◎ターニャ(アナザーストーリー
ある日、野良猫と戯れるターニャに会う蒼、よくわからない存在だったがターニャの笑顔を見て何となく気になる蒼。
それから猫とターニャに会いに行く蒼は段々ターニャの可愛さを感じ、ターニャも自分に構う蒼を意識。
そんなある日、鳴に構われた蒼はターニャに会わせたらよいと思いつき、いつもの場所に鳴を連れて行く。
しかしターニャはおらず猫がいるだけ、猫を気に入った鳴が連れて帰ろうとすると何処からかターニャの魔法が放たれる。
蒼は何とか誤魔化し猫を連れて帰ろうとするのも止め帰宅、その夜にターニャから非通知で公園に呼び出される。
何故鳴を連れて来たかと言うターニャに蒼は鳴と仲良くなって欲しいと考えていた事を伝える。
それを聞いたターニャは鳴と仲良くなる為に自分に近づいたのかといい、そのまま魔法を使って立ち去っていく。
翌日、鳴がターニャに嫌がらせを受けて遅刻、怒った鳴はターニャを探すが自分が原因と思う蒼がついて行く事にする。
結局鳴がターニャを見つける事は叶わなかった、その後いつもの場所に向かった蒼はターニャと猫と会う。
そこで蒼はターニャに仲良くしようとしたことに鳴は関係ない事を説明、そしてターニャへの想いをぶつける。
それを告白と受け取ったターニャは蒼にキス、混乱する蒼はターニャに部屋に連れ込まれて繋がってしまう。
元々蒼も好意を持っていたので恋人、まではいかないが特別な関係になった2人、ターニャ曰く嫁。
蒼はターニャの趣味に染められていき、ターニャは恋人としては認めてくれないもイチャイチャする2人であった。 ◎シャリー(アナザーストーリー
ある日、いつも通り女性とはかくあるべしという事をネットを介したテレビ電話で妹のディアナに教えていたシャリー。
そんな時ディアナがシャリーの彼氏に会いたいと言う、そんな話をした事は無いが完全にいると思っているディアナ。
学園は魔女、つまりほぼ女子校みたな状態なので当然男との出会い等ないシャリー、だがついいると嘘をついてしまう。
そこでシャリーは蒼に頼む事に、承諾した蒼は意外と鋭いらしいディアナ対策でデートをする事になった。
翌日、シャリーの初心な所や意外と可愛らしい所に惹かれていき、シャリーも初めてで意識しまくりの状態に。
そしてディアナとのテレビ電話に、ネットが繋がればいいと言われたので蒼は自宅に招きそこでする事に。
その途中、ディアナの質問で蒼はシャリーをどう思ってるか伝え、そして無事に誤魔化しは成功して解散する事に。
自分への想いを聞かされたシャリーは蒼に惚れ、数日後の生徒会大戦においてシャリーは精彩を欠きそれが原因で敗北。
全員蒼が原因と言い、そして蒼ももしかしたらと思い、その夜にシャリーから電話で生徒会を辞任する様に言われる。
シャリー曰くそうじゃないと付き合えないから、蒼は自分に惚れていると思っているシャリーを好きだと思う蒼。
しかし生徒会は辞められないというと既成事実だとキスしてくるシャリー、そしてそのまま家に連れて帰らされて繋がる。
そうして恋人になった2人、シャリーは幸せに蕩けており、蒼はそんなシャリーに惹かれているのだった。 ◎登場人物&簡易版
・反田 ノラ:パトによって猫に変えられた青年、キスで猫と人を行き来する
・パトリシア=オブ=エンド:冥界の皇女で三姉妹の次女、勉強好き
→パトが愛を知った事で命を得てしまって色々問題発生。
向かってくる姉妹を落として、最後はノラが冥界の人になる事で解決
・黒木 未知:責任感の塊みたいな幼馴染で学園一の風紀委員美少女、重い(恋愛的に
→母親の呪縛で悩むもノラと周りの説得で解決、しかし母の 再婚相手に問題あり。
それから救ったノラが一度は死ぬも未知が死神になって冥界にいって連れ戻す。
・夕莉 シャチ:ノラに拾われた少女、爆発的な力を持つ
→ノラの母親代わりが目的だったらしいが想いをぶつけて恋人に。
実は天界の落とした天候操作できる凄い奴だけどイチャついてたら問題無し
・明日原 ユウキ:後輩ギャルなバイト少女、実はノラ達と同い年
→昔の因縁で大切にしたものを傷つけられるがそれを知って守りたいと思うノラ。
ちゃんと恋愛的にも好きになり恋人に、ユウキ本人もそういうのに負けない覚悟する
・ナレーション:ぶっちゃけノラ母こと、反田幸子 ◎共通
死者の魂彷徨う世界、冥界に住むパトリシア=オブ=エンド(パト)はとある使命、
冥界の滅びを食い止める為、地上の者たちに『死』を思い出させる為に地上に向かう。
そうして桜ヶ淵にやって来たパト、そして桜ヶ淵に住んでいる反田ノラ(ノラ)。
ノラは昔拾った爆発的な力を持つの少女、夕莉シャチ(シャチ)と共に住んでいた。
パトの方は冥界の者なので命溢れる地上にやられて魔法も使えずに倒れていた。
そしてそれを見つけた通学途中のノラ、そして介抱されたパトは何とか回復。
助けたノラに事情を話すパトだが、ノラはパトが危ない人にしか見えず無視しようとする。
しかししつこく付きまとわれ、さらに途中で拾ったエロ本を命の魔導書と誤解するパト、
そんなパトに頼まれコンビニでエロ本を買う事に、そこで明日原ユウキ(ユウキ)と会う。
知り合いのユウキに色々言われるも何とか購入、そしてその後話し合い別れる事に。
しかしパトはノラを意識し、パトを追ってきた姉のルーシアの警告を無視して学校に向かう。
その後学園で風紀委員の黒木未知(未知)と会い、呼び出し手紙を貰うが囮捜査だと思うノラ。
未知は告白の練習だと説明、どうも級友の相談に乗りたいが恋愛に関してわからないと言う。
未知と別れた後悩むノラ、そこにシャチが現れ後ろに付いてきた謎の機械を使って色々説明、
練習と称し本番になるとかさらにノラを悩ます、とはいえ結果として待ち合わせ場所に向かう。
そして屋上、そして未知の告白を受けるその寸前、そこにパトとルーシアが現れる。
告白を詠唱と勘違いしてるパトは詠唱を教えようとするが未知の告白が気になってやめる。
そしてパト達に応援された未知は再度告白、しかし断るノラに落ち込む未知。
それを見たパトは今度は自分がすると言う、パトとルーシアは告白を魔法と思っていた。
そしてルーシアから魔力を借り、未知からは恋愛研究したというノートを借りて告白。
それを聞いた未知は恋愛に関して何か感じ分かったようで級友の元に向かう。
一方でパトは先程の告白が原因でノラを意識、そしてノラに告白とキスをする。
しかしその直後倒れるパト、ルーシア曰く今の詠唱で力尽きたらしくパトと共に去っていく。
そしてその直後にノラは猫になった、パトを追いかけようとするが上手く身体を動かせず、 猫になった事で様々な危機に陥り疲労困憊、そんな時目の前に酔っ払いに絡まれる未知。
ノラは猫の身体で助けに入るも蹴飛ばされてしまい、それを助ける未知。
ノラが気が付くと未知の家にいた、そして未知に世話されるノラ、そして未知にキスされる。
その直後、人間に戻ったノラ、混乱する未知だが偶然にも再びキスをすると再び猫になる。
冥界に戻ったパトたち、今度は末妹のユウラシア(ユウ)も加えて3人で地上に向かう事に。
ノラは未知と共に帰宅、ノラを探すシャチに猫になったノラの事を説明するが伝わらない。
シャチはノラを探しに行こうとするが未知の説得もあり登校する事になった。
一方でノラを探すパト達3姉妹、そして未知といる猫にノラを感じるが本人はいない。
しかしユウの発言で猫がノラで、その原因がパトがキスして眷属にした事だと推測する。
学園で授業を受ける未知と別れたノラはユウと会う、そして色々ユウの機嫌を損ねてしまう。
そしてユウにやられそうになるも偶然近くにいたユウキに拾われて何とか助かる。
その後、ユウキと別れて未知といるとルーシアが現れ、剣をその手に襲ってくる。
しかし猫の可愛さにルーシアは諦め、一度パトの元に連れて行って人間にしてから殺す事に。
その後何とかパトとユウを発見、ルーシアと未知も加わって人間に戻してもらおうとする。
しかし分からないパト、だが一度戻った時の事を話すと何か理解したらしい3姉妹。
そしてノラはキスをすれば元に戻れるのではと思う、殺そうとするユウとルーシア。
唯一ノラの言葉を分かるパトは上手く2人を説得、そしてキスをして元に戻るノラ。
しかし裸で元に戻ったのでその場にやって来た他の人物にも見られて変態扱いされてしまう。
その後、事情を知らない人にはパトは家庭教師だと説明、実際に魔法を教わる事になった。
現状キスでしか猫と人の行き来が出来ないから、数日後に学園に編入してきた三姉妹だった。
(ノラ達の友人としてノブチナ、田中、井田の3人がいる
◎パトリシア=オブ=エンド
三姉妹の世話をする事になったある日、シャチに自分が猫になる事を話す事になったノラ、
こうして話す機会をくれたパトに何か送り物をしたいと思ったノラは辞典を送る事にした。
代々反田家で引き継がれている物だが使わないよりは使う人の元へと考えて。 それ以外にも色々な辞典を渡し、勉強熱心なパトはそれらを使って色々と学んでいく。
そんなある時、友達とは何かと悩むパト、説明したいが上手く伝えられないノラ。
友達とは手を繋ぐものだと手を繋ぐと何故かパトから衝撃が発生したが理由は不明。
友達の説明で悩んでいる内にパトは何処かに消え、学園から人が殆ど消えていた。
残っていたのはノラ関係の人々のみ、骸骨まで現れ取り敢えず全員で逃げ回る事に。
パトが原因だと分かったノラとシャチは残り皆に説明、急いでパトを探す事にする。
そしてパトを発見、パトは友達がいなくなったら探す者だから今回の事をしたという。
その事で喧嘩するも仲直りし、ノラの友人たちとパトは友達になるのだった。
そんなある日、パトたちの親の冥界の母がパトのあばらの数が減っていないか聞く。
特に問題を感じてないパトは大丈夫と答え、それならと冥界の母もパトを見送る。
それからパトは海に触れ、そして海がなくなれば人を滅ぼせると考える。
そしてそれをノラに言うと、ノラは勉強してる時のパトの方が好きだと答える。
その後、ユウキ主催の三姉妹の歓迎会の帰り、パトはノラとしてドキドキする事を伝える。
しかしノラが猫に惹かれるのを見て胸が締め付けられるパトはユウキに相談
(ノラは眷属、猫でいる期間が長引いている為に感性が猫に近づいている。
ユウキは嫉妬だと説明、そこでノラに聞いてみようとするがノラは雌猫を口説いていた。
流石にヤバいと思う面々、ついにノラはキスも無く猫へと変身して逃亡する。
しかもそれを友人たちに見られてバレてしまう、と言う事で元に戻す為にノラを探す事に。
見知らぬ雌猫に粗相するノラに嫉妬爆発のパト、ノラは雌猫を追いかけて暴走。
それでも何とか捕獲、パトは自分の想い、自分が好きという気持ち、冥界に帰る事を告げる。
しかし最後は全員の協力で人間に、そしてキスしても猫になる事はなくなった。
そして三姉妹は冥界へ帰還する、と思いきや何故かパトだけは帰る事が出来なかった。
一方冥界では大きな揺れがあったらしい、そしてユウはパトが戻れない何かに感づいていた。
翌日、冥界に帰れなかったパトだったが落ち込む所か、何故か以前より明るくなっていた。
疑問に思うノラ、そこにルーシアがやって来て、パトが帰れないのは胸の音であるという。 それは命の音、それを止めれば帰れるというがパトは死ぬのは嫌だと答える。
その夜、パトはノラと一緒に寝る事を願う、そしてパトとノラはキスをする。
翌日、ノラの前にルーシアが現れて何が一番か考えると言った。
地上に残り、子供に馬鹿にされても勉強をし頑張るそんな姿にノラはパトへの好意を自覚。
そして告白、パトは待っていたと受け入れる、という事で翌日にお付き合いに関して説明。
それからイチャイチャする2人、2人ヤった結果何故かノラから猫の尻尾が生えた。
一方で冥界の母はパトが今、その胸にハートを宿しているとしりそれがあると危険と言う。
それこそ冥界まで滅ぶ、それを聞いたルーシアはパトのハートを止めようとする。
そして地上でパトのハートを一度は止めるが、ノラを見た瞬間に動き出すハート。
もう一度行うがまた動き出すハートにルーシアはノラの命を狙って追いかける。
その途中、池に落ちた子猫を助けに飛び込むルーシア、そしてそれを救うノラ。
雨も降っていた事もあり水に弱い冥界の住人のルーシアは気絶、ノラは家に連れて帰る。
そしてパトからルーシアがパワー型なのは昔パトを救う為に魔力を失ったからと聞く。
目覚めたルーシアからパトへの想いを聞く、そして決闘の約束をするルーシアとノラ。
そうしないとパトを連れて帰れないからだ、決闘は翌日でパトからも頼まれる。
そしてルーシアとの決闘、その前にパトがルーシアが負けたらノラの剣で突かれる事を提案。
驚くノラとギャラリーの友人達だが、まさか了承するルーシアにさらに驚愕。
場所は校庭で勝敗はノラが拳を当てるか、ルーシアが剣を突き刺すかとなって勝負が始まる。
当然の如く優勢のルーシア、尻尾も切られて絶体絶命になるノラ、そして最後の瞬間。
ルーシアは自分は最大の技で止めを刺そうとするがそれが原因で校庭のスプリンクラーが起動。
お陰で力を失ったルーシアにノラが攻撃を当てて、ノラの勝利で決闘は終わる。
そしてノラは互いにパトを大切に想っている事、そしてルーシアも守るから信じてくれと、
いい感じに終わりそうになるがそこにパトが現れ、ルーシアをノラの剣で突く様に言う。
即ちヤれ、パトはルーシアにもノラの良さを知って欲しいと言い結果としてヤる。 そして共にパトを想う者でありずっと観察していた為に意識していたルーシアもハートを宿す。
パトもルーシアも帰って来ない冥界、冥界の母はユウにパトたちを連れ帰る事を託す。
ユウはノラを魔法で猫にすると動物病院に連れて行って去勢しようとしてくるので逃走。
そこにパト登場、ユウはパトたちがヤッているのを見て虐められていると思っていた。
パトがノラを人間に戻すもそこにユウの魔法が、その結果ノラは賢者(性的)になった。
そして性欲0にで何処か神々しいノラを置いて、魔力の無くなったユウは冥界に帰っていった。
翌日、ユウの思惑通りパトのハートは止まるが予想以上の落ち込みに連れて帰る事すら不可。
パトは落ち込むも何だか怒りがこみ上げノラを磔に、その状態にユウも怯える。
パトは最後に四肢をもぐ時間が欲しいとユウを遠ざけ、そして最後のチャンスを作る。
そしてパトはノラを誘惑して性欲を蘇らせる事に成功、元に戻ったノラとパトはユウの元へ。
パトはユウにノラに謝れと言うが拒否、その結果凄く怒られてしまったユウは逃げ出す。
そこをノラが発見、実はユウは冥界では誰にも見られてない事を寂しくと思っていた。
しかし地上ではユウを見てくれる人はたくさんいた、という事で後日ユウと出かけるノラ。
姉がしてない事をさせてあげる為、そうして自分だけの思い出が出来て元気になるユウ。
そして最後にユウともやる事になったノラ、パトはルーシアの時と同じでOKらしい。
そうしてユウもハートを宿し、冥界の母の元は静かになって数日が経った。
地震があったと思いきや地上に冥界の城が出現、ノラと三姉妹は急いで乗り込む。
そして冥界の母と対面、そしてノラにイチャイチャな三姉妹を見た冥界の母。
パトは地上にいて感じた事を伝えるが冥界の母は家に帰れないから満月まで待つと言う。
ノラとパトは2人で話し合い、そして2人の想いを手紙に乗せて冥界の母へと送る。
死ぬまで一緒にいて、死んでからは冥界で過ごす、そんな手紙を貰った冥界の母が来る。
そしてパトのハートを止める冥界の母、しかしパトはノラのキスで再びハートを動かす。
そして自分の想いをぶつけるパト、その後は家にいた友人たちも含めて皆でご飯。
食べれはしないが振る舞いに感謝するも、結局愛とは何かは分からない冥界の母。 冥界の母は理解する為にノラとパトのデートについて行き、パトの料理を食べる。
そして冥界の母は告げる、死んだ者が生き返る時に大きな力が動くという事を。
ノラもパトを蘇らせる為に心臓の音が徐々に小さくなっていき、世界は雨が止まない。
そしてついに猫になったノラはパト以外の全員に告げて反田家を出た。
しかし直前で気づいたパトがやって来るこの現状が自分のせいだと気づいたのだった。
ノラは自分が冥界に行く事で全てを解決する術を探しに行くのだった、当然止めるパト。
それでもノラは再会を約束して冥界に向かう、ルーシアとユウも一緒に。
それからノラは冥界で1000年の時を過ごし地上へ、尚地上では3日しか経っていなかった。
そうしてたくさん迷惑かけながらもノラはパト共に末永く幸せ過ごしていくのだった。
◎黒木 未知
ある日、試験での点数がダメで追試になったノラは未知に勉強を教えて貰う事になった。
最初は駄目だったノラだが、ノラが最近興味を持つ猫に紐付けて勉強させる事を思いつく。
そして追試は無事成功、一方でノラを元に戻す勉強をしていたパトはその方法を完成させた。
そしてその方法を聞いたノラは未知を呼ぶ、何故なら女性のキスが必要であったからだ。
パトは詠唱をする為に駄目、恋人じゃないのにと未知は断るも気になってしまう。
数日後、ノラも流石に無理やりだったと未知に謝る事に、と言う事で未知を誘う。
そしてノラは雰囲気を出し、周りとの協力で未知を楽しませる為に得た手品も披露、
雰囲気は完全に告白、未知も猫の時に助けてもらった事とかもあり、恋人になる事に了承。
しかしノラの目的は猫に戻る為のキスだけだった、その事を知った未知は絶叫するのだった。
そして実行となるが今度は未知が猫になってしまう、パト曰くノラの眷属になったらしい。
急ぎ元に戻す方法を探しに冥界に戻る三姉妹、という事でキスして人間に戻すノラ。
当然裸で戻るのでひと悶着あるもそのまま解散、それから互いに何だか意識した状態になる。
そんな時、学園では盗難事件発生、そんなタイミングでノラと未知は事故でキスして猫に。 ノラと猫になった未知がいる時に風紀委員に問い詰められたノラは未知を凄い猫と説明、
そんな猫と一緒に盗難事件を解決すると言って誤魔化して何とかする事になった。
そして野良犬が死んだ飼い主の為に集めている事がわかり無事解決、未知の家で元に戻す事に。
何とか元に戻すも黒木母に未知と家にいた事を見られてしまう、黒木母が苦手なノラ。
とはいえ表面上は穏やかなので大丈夫なのかと思うノラと、何やら深刻な未知。
翌日、パトが未知を元に戻す魔法を完成させてやって来たので再びキスで元に戻す事に。
しかしそのタイミングで友人たちがやって来てタイミングがズレてノラは再び猫になる。
しかも今度は誰の眷属でもなく、人間状態でも尻尾が生えている状態になってしまった。
その上、他の友人たちにもバラす事になった、そして今度は協力して戻す事になった。
しかし当日に未知は来ず、さらに翌日は学園を休む、ノラが未知の家に行くと部屋にいた。
未知は自分をアクセサリーの如く扱う母の扱いに縛られており、ノラに当たってしまう。
それを聞いたノラは人の言葉を忘れる、翌日の学園でノラが盗難事件の犯人扱いされる。
未知も呼び出されるが黒木母がいたために何も言い出せない所か関係まで否定してしまう。
夜、未知はユウキのバイト先へ、家から出る為にバイトがしたいというが説得するユウキ。
翌日、パトと話す未知、パトも母に心配されてるがそれは母が自分の母の証だからと、
そこにはノラを戻す為に皆が集まっていた、未知が来なかった日からずっと待っていた。
そして未知は決意する、そして未知はノラへの想い、そしてノラへの告白を行う。
でも自分と母が不幸にするからこれが最後だと言ってキスをする、そして人間に戻るノラ。
今度はノラが想いをぶつけて告白、未知もそれを受け入れてちゃんと恋人になるのだった。
ルーシアは驚いたがパト曰く、実は元に戻す魔法は済んでおり、後は未知の気持ちだけだった。
そして再びキスするがノラは猫にはならなかった、とはいえ問題は色々と山積みだった。
未知は学内では話しかけてはいけないというが、学内以外での未知の自由時間は全く無し。
その事で色々ぶつけ合うも、未知が黒木母を恐れて今回の事になったという事がわかる。 ノラは2人で頑張っていこうとなる、それからは学内でのお付き合いも公認となった。
意外と重い未知と付き合っていくノラ、一方で未知の家に黒木母が見知らぬ男性を連れていた。
さらにパトから命の魔法=ヤる所を見せてくれと頼まれるも当然それは断りたい。
取り敢えずヤるのは見せないけどデートはしたいと思う2人、しかし黒木母から用事があると。
理由は以前見た男性との食事とか、落ち込むノラとパトは黒木母を説得する為に未知の家に。
しかし黒木母は反対の上に警察まで呼ばれてしまう、帰宅後シャチは家に未練がないと推測。
一方で未知も黒木母を説得しようとするが無駄、しかも最近よくいる男性と再婚すると言う。
何故黒木母は良くて自分は駄目なのか、そう思い落ち込む未知の元にノラが窓からやって来る。
再婚相手の視線もヤバい事もあり落ち込む未知を励ますノラ、そこに三姉妹までやって来る。
ノラが家を出るのを見ていたらしい、命の魔法を見たがる三姉妹に仕方なく事情を説明する。
するとパトは従うだけは駄目、反抗すると同時に恩返しもすれば、2人で挑めと未知に言う。
そんな時黒木母から引っ越すという話が、未知は黒木母が再婚相手に恋していると気づく。
何故なら今の自分と同じ声をしているから、そしてその事をノラに話す未知。
黒木母に頑張って反抗する未知、ノラももしもを考えてユウキに頼みバイトを始める。
未知の反抗はさらに進むが周りの説得を受けて認められる方向に意思を向ける事にする。
未知は黒木母の誕生日にケーキを、ノラはマナーの勉強をして遂にその日を迎える。
しかし二人とも断られる、ノラは黒木母にもっと未知と一緒にいて欲しいという事だけ伝える。
それでも未知は友達の言葉もあり黒木母を認めていこうとする、その為に努力する。
しかし引っ越ししていないのに未知の家が売りに出され、再婚相手の未知への挙動も怪しい。
そんな時に未知の家から電話、しかし声は無く危機なのだと感じたノラはパトに願い猫になる。
しかし何度も猫になったノラは日が落ちるまでに戻らないと猫から戻れなくなる、それでも。
そして再婚相手に襲われる未知の元へ、蹴り飛ばされるノラ、その時に空が異様な状態。
ルーシアはパトかと聞くが否定する、そしてノラは化け物となって未知を再婚相手から守る。 しかし駆け付けた警官に撃たれたノラは海岸に向かう、それを追いかける未知。
そしてギリギリ目を覚ましたノラに愛を叫ぶもノラの魂は冥界へ、しかし未知は諦めない。
パトに死神にして貰い、冥界で戦い様々なコネを手に入れて、ノラの魂を冥界から連れ帰る。
気が付くとノラは病院に、そこでノブチナから黒木母の再婚相手が結婚詐欺師だったと聞く。
そこに黒木母、黒木母はノラ母に嫉妬していたのだと聞く、そして感謝と線香をノラ母に。
それから黒木母との関係も良好に、未知との関係も認められて万々歳、とはいかなかった。
未知はノラを助ける為に冥界で奮戦した結果、時々三姉妹から冥界の救援を頼まれるのだった。
普通にデートしたい未知は、ノラと共に三姉妹から逃げるのであった。
◎夕莉 シャチ
三姉妹の世話をする事になったある日、シャチに自分が猫になる事を話す事になったノラ。
それから数日後、シャチを拾った時の事をパトに話すノラ、それは小さい頃に浜辺で。
ノラ母が事情を聞いても知っている事は自分の名前くらいでしばらく預かる事になった。
その後の事も思い出すノラ、全天候型天候シミュレーターとシャチが自分の事を言ってた事、
実際にシャチは謎の機械を使って天気の予測が出来た、そしてそんなある日の朝。
事故からシャチとキスして猫になるノラ、シャチにキスしてと頼むが断られてしまう。
その後買い物でナンパからシャチを守ったり、何となく気になった玩具を買って貰ったり、
そしてお風呂、シャチは水着を着ていたが上がった後に裸を見て興奮したノラはサカる。
そのままシャチに襲い掛かりキス、その後説教されてしまうノラであった。
それからシャチを意識してしまうノラ、そんな時にシャチにテレビから取材の話が。
という事で家族構成を出してくれと言われたシャチはノラの母と書いてもいいかと聞く。
シャチは昔ノラ母によろしく頼むと言われてからノラの母のようになる為に頑張ったらしい。
その事に驚き怒るノラ、シャチも全く譲る事は無く、さらにテレビの取材に関しても喧嘩。
それからテレビ出演オメデトウ会とかもやるがシャチとノラの関係は気まずいまま、その日に。 ノラは近所の子供たちの勉強を手伝っていたがそこに友人たちが、シャチが倒れたらしい。
ノラは急いで帰りシャチの世話、そしてシャチがやっていた家事を代わりにやっていく。
寝ていたシャチが目を覚ますと誰もおらず、ノラを探して家の中を歩き、そして外に出る。
ちょうど帰ってきたノラに一人にしないでというシャチ、ノラも自分の想いを伝える。
喧嘩になったのは大切だから、自分なりのやり方でシャチを大切にすることを伝えるのだった。
それからしばらくしてシャチが出たテレビの放映、そこでノラはシャチの事を、
とそこで台風の情報で結局ノラがシャチをどう思っているかはわからなかった。
それを聞くシャチをノラは砂浜まで呼び出す、そして母親は無理だから嫁になってくれと言う。
そして好きだと告白、シャチも受け入れて恋人になるのだった、しかし問題があった。
キスしたら猫になる事、という事でパトに相談して一時的にキスをしても大丈夫な道具を貰う。
という事でヤっちゃった翌日、シャチの背中の機械が単独で動いてノラに話しかけてきた。
機械はユーリと名乗り、シャチをオルキヌス0001番と、天界の落とした環境装置と言う。
天界とは冥界とは逆で地上が命で溢れる事を良しとし、その為に環境は大切だと考えた。
そこで環境を計測しコントロールする装置を開発、それがシャチだという。
会話できるようになったのはシャチが愛のセンサーを感じたからで、早い話ヤったから。
そこに友人たちもやって来る、そして食事後にユーリはシャチに天界に帰る様に言う。
当然断る皆、ユーリは本来シャチに人格は無かったが反田家が原因で生まれたらしい。
幸せにすると宣言するノラに、ユーリはシャチを悲しませないなら問題は無いという。
今やシャチは人格の発生に伴い星と同期、シャチの感情が天候と一体になったのだった。
しかしシャチを天界に帰す事は出来ない、という事でユーリもシャチを連れて行くのは止める。
それからノラとシャチはイチャイチャしながら過ごしていくのだった。
◎明日原 ユウキ
ある日、ユウキが寝ている場面を発見、パト曰くいつもより生気がないのだという。 事情を聞くとバイト先の猫喫茶の猫が減って大変、世話になってるパトとユウに言われ猫に。
そうして手伝っていると携帯を見て溜め息をつくユウキ、どうも男性に粘着されてるらしい。
しかもユウキが自分の事を好いている事を知ってしまうノラ、混乱するも何とか過ごす。
その日だけでは無く何日も猫の姿で猫喫茶で働く事になったノラ、そこの猫とも仲良くなる。
そして店内の猫の一匹、マゾボが妊娠している事を知るノラは何かと世話を焼く事にする。
人間の姿でユウキに相談すると、マゾボはユウキが捨てた猫である事が判明する。
昔育てていて捨てた猫、それがこの店にいると知ったユウキはここでのバイトを始めたのだ。
猫になってマゾボに事情を聞く事に、マゾボはユウキを守れるならとその時の事を話す。
捨て猫だったマゾボはユウキに拾われた、しかしユウキに嫌がらせをする人物がいたのだった。
マゾボはその人間に嫌がらせを受け、ユウキは同じ事が起きないように捨てたのだった。
そしてマゾボは人間に戻れると知ったノラにユウキを守る様に、来ない様に言って別れる。
その事をパトに相談、ユウキは自分の暗い所を見たくないから明るく振る舞っているのだと、
そして次の猫喫茶の猫の日を最後に働くのは辞める様に言う、ノラは人間なのだから。
そして最後に日、無事に終えてマゾボも子供をちゃんと産む事が出来た、そしてその帰り。
ノラは猫の状態でユウキと帰る、ユウキはマゾボを捨てた事を後悔してたがマゾボは違う。
守ってくれた事を感謝していた、しかし猫のままでは伝わらない、そのまま語るユウキ。
ユウキが学園に合格した日、泣いた自分を抱きしめて頭を撫で、その時からきっと好きだと、
そしてユウキは今日のお礼と油断していたノラにキス、そしてノラはユウキの前で人間に戻る。
混乱するユウキの前にパトまで登場、ノラを人間に戻す方法が見つかったのだと言う。
翌日、事情を説明、そしてユウキの事を深く知ったノラはそのまた翌日ユウキに告白、
しかし振られて何故と思うノラだがそんな感じはしないと振られる、でもバイトはする事に。
ユウキに理由を聞くノブチナ、ユウキはまだ本当にノラが自分を好きになってはいないと、
そして自分と付き合っても迷惑がかかるからと言う、それから数日後にノラが猫でいた時。 女の写真で変身できる様になったので猫喫茶でノラが猫でバイトしているその帰り、
ユウキといるとユウキが不良女子に絡まれる、しかしユウキは頑張って不良女子を追い返す。
それを見て益々ノラはユウキと共にいるべきと考え告白、でもユウキは断る。
ノラが本気ではないから、そして自分と付き合うと迷惑がかかると思って。
そんな時ユウキに告白する人物が、不安になって後をつけるが良い人そうなので帰る事に。
そこで不良に絡まれるユウキと告白した人、ノラは湧き上がる感情に任せて不良に突撃。
結果ノラは停学に、そこにユウキがやって来て告白は断った事、そして感謝をする。
そんなユウキにノラは告白、ユウキを護るためなら何だって、しかしユウキは止める。
そしてマゾボの子供を見て、そしてその後散歩しながらユウキは自分の気持ちを伝える。
自分を傷つけられるのは仕方ない、他人に嫌な事をされても恨まない為に笑い続ける、
でもそれは力が一緒に笑って欲しい、そんなユウキに再び告白しようとするノラ。
しかしそこに友人達が来て連れて帰ろうとする、そんな皆にユウキはノラを彼氏と言う。
そして告白するノラ、それを受け入れて恋人になるユウキだった。
それからパトに頼んでずっと人間でいる為の魔法を唱えて貰いユウキとのキスで成功。
それからイチャイチャ、そんなある時ノラの元に見知らぬ女子が、どうも学校に通いたいとか。
そしてユウキといれない時だけその子と一緒にいてあげるノラ、しかしユウキは知っていた。
ノラと女の子が一緒にいる時の写真が送られてきたのだ、それも何度も何度も。
ユウキは騙されているというが、ノラはそれが本当に判明するまで一緒にいてあげるという。
結局騙されてボコられたノラ、当然怒り、そして心配をするユウキ。
そしてユウキは言う、自分と関わる事で周りが理不尽な力にさらされる、深ければ深いほど。
だから心配した、でも怪我してしまった、だからノラはユウキに謝る。
でも数日後、ユウキのバイト先の猫喫茶が襲われて猫たちが皆怪我して閉店となった。
首謀者を偶然見かけていたノラは完全に怒り、一緒にいた井田とノブチナとお礼参り。 首謀者はユウキに告白した男、実は裏で悪い奴らと組んでいる奴だった。
結果、3人は停学、その事で落ち込むユウキ、でもノラと皆の言葉で復活するのだった。
そして宣言する、何があってもずっとノラと一緒にいる事を、誰も捨てない事を。
それからしばらくして、襲撃された猫喫茶は修復されて猫たちの怪我も治った。
ノラとユウキはたくさんの人にささえられながらも未来に、前に進んでいくのだった。 ・明智久司朗:技術を能力と偽るうっかり中二病、世界を壊すとか言うけど根は善人
・奇稲田撫子:聖女に最も近いと呼ばれてる少女、子犬属性
→実は零月の人格を宿していた、しかし皆の協力で零月の人格を追い出す事に成功。
しかし聖女としての未来しかない撫子の為に、撫子の能力を消して撫子を自由にする。
・フィアナ=アストレイア:聖女騎士団の次期団長、名前と能力がネタバレだったりする
→妹のエルとの関係が微妙だったが、戦い、そして真実を知って仲良くなる。
能力が他人の能力を吸収する様になったのでそれを使い世界を変える事を決意する。
・サリー=霧宮:天才魔法少女、ごはんという猫を連れている
→実験として付き合うも本気で好きになったので恋人になる。
・西九条 綾媛:撫子の護衛、ちょいちょいエロネタを挿む
→羨望や憧れから恋に、そしてちゃんと自分の想いを自覚して恋人になる。
・エルアリア=アストレイア:咎人であるフィアナの妹、√によって出ない事が多い
→いつか久司朗がいなくなるかもというエルの不安をちゃんと解消する。
・オフィーリア=ランカスター:自称天才サリーのライバル、サリーには負けるが優秀
→記憶にあるパトリシアが好きかと思うがオフィが好きとちゃんと伝わり無事恋人に。
・明智光理&メフィスト:久司朗の妹と相棒の悪魔、二重人格みたいな状態
→撫子と共に黒幕である女神に辿り着くも世界の崩壊は止められず、
アナの模造品であったフィアナと共にアナを含む全ての聖女を救い、
サリーと共に世界の真実に近づきながらサリーを始まりの聖女に変え、
最後は女神を無事に打倒するも、女神の意思の塊が世界を危機に陥れるも解決。
最後は光理を選び世界に残る事になるか、メフィスト共に元の世界の戻る ◎共通
明智久司朗(久司朗)は妹の光理から自分が3日間行方不明になった事を聞かされる。
しかし記憶の無い久司朗、そこで光理から色々と教えて貰う事になった。
奇稲田撫子(撫子)、フィアナ・アストレイア(フィアナ)、サリー・霧宮(サリー)、
聖女、最も優れた力を持つ能力者、に最も近いと呼ばれるその3人と仲が良かったと聞く。
そして自分の通う学園が能力を持つ達、守護者の通う学園である事も教えられる。
学園で撫子、フィアナ、サリー、親友の西九条真之介(真之介)と会う。
放課後、学園から光理との帰宅中に殺気を感じる久司朗、光理の雰囲気も変わる。
そして気が付くと謎の場所にいた、そして光理では無い光理、メフィストと話す久司朗。
元の場所に戻った久司朗とメフィストは帰宅、記憶と殺気を放った襲撃者に関して話す。
そして記憶を取り戻す為に襲撃者と戦う事になった久司朗、他に手がかりは無いからだ。
学園に向かった久司朗は襲撃者、零月と対面、零月は久司朗がいると世界が滅びると言う。
そして追い詰められた久司朗、しかしそこで記憶と『高速思考』を取り戻す。
零月は一度撤退、そこに潜んでいたメフィストも現れ、全ての記憶が戻っていない事を話す。
翌日、記憶を取り戻した事を喜ぶ光理、メフィストとは二重人格みたいな状態らしい。
記憶を取り戻した方法は適当に誤魔化しつつ学園に向かう2人、そして途中でフィアナと会う。
何か既視感を感じる久司朗がフィアナに聞くと、フィアナは自らをアナであるという。
記憶を刺激するが思い出せない、昼休みには撫子とその護衛の西九条綾媛と食事。
そこで聖女を中心に考えられた世界に疑問、そして怒りの様な者を感じる久司朗。
放課後はサリーに勝負を仕掛けるオフィーリア・ランカスター(オフィ)の姿を見る。
その後サリーが天才の理由を聞く、それは能力を3つ所持しているからでありその3つは、
『修正天使』、『論理回路』、『鋼鉄乙女』、その3つの能力は酷く久司朗を刺激し気絶。
気が付くと自宅、久司朗は心配する光理を引っ込ませてメフィストを呼んで話し合う。 場所は謎の場所『悪魔図書館』、ありとあらゆる能力に関する知識のある場所だ。
そこでアナ、聖女、サリーの3つのギフト、そしてこのおかしな世界に関して話し合う。
そして世界を変える事を決意する久司朗、そこで3人の聖女候補を籠絡する事を思い付く。
それを聞いて「またかー」みたいな空気のメフィストを横目にテンション上げる久司朗だった。
翌日、真之介と出かけている途中に謎の少女に声を掛けられる、しかし少女はすぐに去った。
帰宅後、メフィストに籠絡相手に本気にならない様に厳重に注意を受ける久司朗。
◎都立弥生学園
撫子に接近する事にした久司朗、その顔を見ただけで何かを感じたからだ。
しかし次期聖女とも呼ばれる撫子の周囲は人沢山で、そして撫子も大変であった。
そして次期聖女として諦めを感じる撫子に久司朗は胸が刺激された。
撫子との接触を続ける一方で、護衛である綾媛とも関わっていく事になる久司朗。
ある日零月からの襲撃を綾媛の救援で助かる久司朗、綾媛曰く撫子に頼まれたらしい。
そこで久司朗はそれを理由に撫子達へとより近づいていく事にする。
ある日、零月から久司朗と離れる様に言われた撫子は急いでその事を久司朗に伝える。
驚く久司朗だが、零月は撫子との接近にその事を使用して関係が深まる。
そして打倒零月を計画、フィアナとサリーも呼んで夜の学園で決着を付けようとする。
フィアナとサリーと共にいた久司朗の元に零月が襲撃、『高速思考』の持ち主だと明かす。
いつの間にかフィアナとサリーから離され1人で零月と対峙、隠していた真之介まで防がれる。
そこに綾媛が来て何者かに襲撃されて撫子の姿が見えないと言われ、そして久司朗は気付く。
光理、の振りをしたメフィストが来てその答えを口に出す、撫子こそが零月であると。
そしてメフィストはこの世界を何から守る為に生まれたのかと聞くと零月は混乱。
その隙を突いて真之介と綾媛が攻撃をし、零月の意識は沈み撫子が目を覚ますのだった。 零月は沈んだ意識でメフィストに言われた事を考えていると、何者かに消されてしまう。
その後、久司朗はこの機会に撫子に告白ようと考える。
→真√1・弥生学園
撫子も久司朗が好きだったと受け入れて恋人に、そこで倒れた撫子を連れ帰る。
帰宅後、メフィストから零月の落とし物である能力を封じる針を渡されるも壊す久司朗。
それから撫子とイチャつきながらも、利用しようとしている自分に罪悪感を感じる久司朗。
撫子は久司朗との日々に幸せを感じずっと続けばいいと思う、その瞬間に何か胸がざわめく。
そんなある日、久司朗の前に零月が現れる、零月曰く今は精神体のようなものらしい。
そして撫子に宿るもう1つの存在、そして世界がループしているという事実を告げる。
零月は久司朗の力で世界だけではなくループするシステムそのものの破壊を望んでいた。
女神、それがこの世界を操る存在であった、そして零月は久司朗に後を託して消滅した。
そこに女神の声が聞こえる、そして女神は世界の終幕を告げ、空が赤く染まっていた。
久司朗は家にいた光理、メフィストと共に動く事に、撫子の家に向かおうとする。
しかし撫子どころか誰の家も覚えがなかった、そして色々と知らない事に気付く。
ともかく学園に向かう事に、だが学園に向かう途中で誰の気配も感じる事はなかった。
学園で西九条兄妹と会うも撫子は失踪していた、撫子に宿る存在が女神と確信する久司朗。
そこに撫子が現れ、何かしようとするがメフィストが久司朗を庇って消えてしまう。
そして撫子は女神と名乗った、真之介は久司朗と綾媛に学園の中に行く様に言い立ち向かう。
学園でフィアナ、サリー、オフィと合流、そして現状に関しての説明を行う。
そして急いで真之介の元に戻るが既に真之介は破れ、そこには女神しかいなかった。
女神は久司朗の『高速思考』に割り込み撫子の能力、『時間停止』に関して話す。
時間を超停滞させ無限に近い空間凍結を行う、『高速思考』に似ているでしょうと。 女神は相応しい場所で待つと言って去る、そこは屋上であり久司朗は向かう。
そこで女神から久司朗の記憶を奪った存在が自分だと答える、それがループの起点だから。
世界と世界の間を漂う久司朗を見つけ、興味を持った女神が自分の世界に招いたと。
そして女神との戦いが始まる、舐めてかかる女神を追い詰めていく久司朗達。
一方で撫子は心の底で零月と会っていた、そして女神の使う能力を解除する。
久司朗はその隙を突き女神の使う針、能力を封じる針を使って女神を倒す。
しかし世界の巻き戻しは間に合わず、気が付くと久司朗は撫子と共にいた。
だがそれは撫子が最後に能力で作った時間であった、そこで久司朗は撫子と話す。
そして撫子を幸せにする事を決意し、久司朗は聖女候補の中から一人を選んだその日に戻る。
→撫子√
撫子も久司朗が好きだったと受け入れて恋人に、そこで倒れた撫子を連れ帰る。
帰宅後、メフィストから零月の落とし物である能力を封じる針を渡される久司朗。
その夜を撫子と過ごして数日、久司朗は未だに針の扱いに関して悩んでいた。
これを使えば次期聖女に縛られる撫子の能力を消せる、その考えが消えないからだ。
撫子とイチャつきながら能力抜きで撫子が大切になっていく久司朗。
ある日、メフィストからこれからどうするかについて悩みがあるなら話してみてと言われる。
久司朗はあまりにも普通過ぎる撫子に大きな流れに巻き込まれている様な不安を感じていた。
メフィストは撫子への恋心から来ているのではと推測、そして久司朗が優しくなったと。
そして流れに関しては世界がそう出来ていると言う、そしてメフィストは別れを告げる。
既に久司朗の中に世界より大事なものが出来たからだ、とはいえしばらくはいるらしい。
そしてある日、綾媛に撫子が能力を無くしたらと聞いてしまう久司朗。
綾媛は、自由を得る代わりに家族を含む全てを失うだろうと推測する。 だが撫子が幸せなら、そう言う綾媛に久司朗も撫子の幸せについて考える。
撫子も久司朗の悩みに気付き話し、そして久司朗が自分と聖女に関して考えていたと知る。
それからも悩むある日、サリーと話し、撫子を攫う以外に撫子の意思は変わらないと言われる。
必要なのは撫子を聖女から落とすと言う覚悟、そして『悪魔図書館』へと向かう久司朗。
そして針に関してもう一度メフィストから話を聞き、久司朗は選択をする。
聖女を必要とする世界を撫子との幸せの為に破壊する事を、それを聞いたメフィストは去った。
そしてその日は撫子と2人だけで学園をサボり遊びまわる久司朗、そして最後に海岸へ。
そこで久司朗は針に関して撫子に説明、そして撫子を縛る今の世界を壊す事を宣言。
そして撫子に聞く、撫子は久司朗と一緒にいたいから自分の世界を壊して欲しいと言う。
そうして撫子は能力を失い、学園は退学、家からも放逐されたが幸せそうであった。
何故ならなくなったものばかりじゃないから、久司朗や光理に綾媛達だって傍にいるのだから。
それから時は流れ、聖女は決まらず、久司朗は世界を変える為に政治に関して勉強。
撫子は久司朗の一番すぐ傍で支えてくれて、共に幸せに暮らすのであった。
→綾媛√
しかし頭に撫子じゃない誰かが頭を過り、撫子を大切な友人であると言ってしまう。
その事に悩む久司朗、綾媛も底の知れない久司朗に関して意識をする。
ある日撫子から綾媛に関して相談される、曰く夜の黙って外出しているとか。
気になった久司朗はまずは真之介に相談、すると何やら事情を知っているらしい。
聞いてみるが久司朗には特に秘密と言われる、だが夜に外出している綾媛の姿を見てしまう。
話を聞いて気になったメフィストの策略だった、とはいえ気にはなるので追う事にする。
その先にいたのは組手をする西九条兄妹であった、そしてバレたので直接聞く事にした。
真之介曰く綾媛が自分を磨きなおしたいと言ったらしい、という事で見ておく事に。 そして一生懸命な綾媛の姿が気になった久司朗は明日以降も見せてもらう事にする。
それから綾媛とも話す機会が増え近づく久司朗、ついでに特訓にも付き合う事にする。
綾媛は夜の特訓の事を撫子に話す、そしてその理由、久司朗に羨望を抱いた事を話す。
それは日ごとに膨らみ久司朗の事を知りたくなっていると言う綾媛。
そんな綾媛に撫子はその原因を告げる、そしてある日の真之介がいない特訓の夜。
綾媛が特訓を続ける理由を聞き、綾媛と一緒にいれるからと言うと混乱した綾媛は転倒し捻挫。
なので久司朗が背負って帰る事に、その途中で綾媛の想いを聞く事になった久司朗。
撫子を守り助けた久司朗が羨ましい、と同時に久司朗が遠くに感じたので隣に並びたいと、
そして撫子からそれは久司朗を意識しているからと、綾媛は自分が久司朗が好きなのか聞く。
久司朗は自分からは何も言えないが聞いた事は忘れないと言って、その日は別れた。
撫子を手に入れ記憶を取り戻す、それが目的の筈なのに綾媛の事が頭から離れない久司朗。
だが学園でフィアナと話し自分の中の綾媛が大きくなった事に気付いた久司朗は綾媛と話す。
そして昨日の綾媛の問いには答えられないが、自分は綾媛を抱きしめたいと久司朗は言い、
綾媛も久司朗を抱き締めたいと抱き着く、そして互いに告白をして恋人になる。
それから綾媛とイチャつくある日、メフィストから別れを告げられる久司朗。
久司朗も気づいていた、何故なら世界よりも綾媛を選んだからそしてメフィストは去る。
それから久司朗は綾媛と共に撫子をさせていく、少しでも世界を良い形にする為に。
そして綾媛の幸せの為にも、綾媛の隣で戦う事を誓うのだった。
◎軍立聖エイプリル学園
フィアナを籠絡する事にした久司朗、その理由は聖女候補という訳だけではなかった。
その為にも何故自分に好き好きオーラを出すのか調べる事にする久司朗。
そこでメフィストを利用して光理の事に関して相談をフィアナにする久司朗。 しかしフィアナは久司朗が世界を変えようとしている事に気付いていた。
それを知った久司朗はその上でフィアナの事を知ろうとする、そこに現れる謎の少女。
真之介と出かけた時に会ったその少女、エルアリア・アストレイア(エル)、
フィアナの妹らしいがどうもフィアナの様子がおかしいので警戒をする事にする。
エルはフィアナの恋人を殺すと宣言、そしてエルは自身の能力について明かす。
『堕天神眼』、相手の施行を読み取り自身の思考を重ねる最高位の能力であった。
久司朗は咄嗟に無数の思考を重ねる、フィアナも本気になったので去っていくエル。
エルは家宝の聖盾を使い姿を消す、久司朗は思考を重ねたのが原因で倒れてしまう。
気が付くとフィアナの部屋で看病されていた、それは置いておいて『悪魔図書館』へ
そこでエルの能力について調べると、その能力が伝説と呼ばれる程のものだと知る。
本来ならそのまま聖女となる筈だったが咎人と呼ばれるエルに関して考える久司朗。
翌日、光理に現状を説明、そしてフィアナが護衛の為に久司朗の家に泊まる事になった。
翌日、フィアナと共にエルを待つ久司朗、そして久司朗の予想通りに現れるエル。
圧倒的に優位なエルは効果的な場面を待っているとの予想通りだった。
久司朗はフィアナに攻撃を命令、だが突如現れた零月に防がれるもこれも予想通り。
そこに援軍を頼んでおいた真之介が現れる、流石に不利を悟ったエル達は撤退する。
数日後、エルが久司朗を狙うのはフィアナの関心を引く為だと推測する。
今度は真之介以外にも助力を求めて待ち受けるも現れたのは零月だけであった。
フィアナの聖剣の力を解放した事もあり零月は撤退、しかしそこに現れるエル。
エルは久司朗より上手で光理を人質に、そしてエルの提案するゲームをする事になった。
久司朗とフィアナが光理を見つけたら勝ち、その前に零月とエルに見つかれば敗北という。
しかしそれも久司朗の予想通りだった、実は攫われた光理はオフィであった。
認識を阻害する能力を持つオフィ、そしてサリーが久司朗とは別に指示を出していた。 故に見抜けなかったエルと零月をフィアナと共に挑む、さらに綾媛も参戦。
零月を何か気づいた綾媛に任して、2人でエルと対峙する事になった久司朗たち。
真之介も参戦して有利に、しかしここで捕まえようにもその先に関してどうしようも無い、
そう気づいた久司朗、そこに綾媛をどうにかした零月までやって来てどうするか聞くエル。
だが勝利を確信した久司朗はエルに向かって宣言する、エルは能力を持ってなどいないと。
理由を付けて説明する久司朗、それを聞いてエルも無いのではなく手放したのだと明かす。
昔フィアナに能力を使った時にフィアナの中にいる何者かに押しつぶされそうになって、
それ以降は技術によって持っている様に見せかけていたエル、それを聞いて悟ったフィアナ。
そして零月は去り、エルも殺害を諦めて解決、学園は戦闘の結果壊れたので一時休校に。
今回の件でフィアナの傍にいるにはより知る必要があると考えて『悪魔図書館』で調べる。
その途中、フィアナの能力、『天恵技巧』がフィアナの話以上の情報が無いと分かる。
メフィストと話し、フィアナが世界丸ごと騙しているのではと考える久司朗。
その後、自宅でフィアナと話しているとエルがやって来る、そう調整したとか。
実際やった事は殺人未遂と脱獄だが特に被害は無し、との事もあってだった。
→真√2・エイプリル学園
その夜、フィアナと2人で学園の屋上に向かう久司朗、そこでフィアナの不安を聞く。
何を恐れているのか久司朗には分からなかったが抱きしめ、そして告白して恋人になる。
ある日、能力者かどうか調べる値、ジーニアス計測値に付いて聞いた時頭痛がする。
気が付くと『悪魔図書館』にいた久司朗はメフィストからノアシステムの名前を聞く。
ノア、刺激されるが思い出せない久司朗、メフィスト曰く記憶がロックされているらしい。
数日後、騎士団で多忙のフィアナに空きが出来たので皆でプールで遊ぶ事になった。
その帰り、先に出ていた真之介の元に人が消えるという事件が電話で伝えられる。 しかもそのタイミングで一緒に来ていたサリーの姿が見えなくなっていた。
二手に分かれて探すが真之介まで消える、状況が状況なのでメフィストに相談。
2人の強者を消す程の能力は無いらしい、そしてメフィストも何か動く必要があるという。
そして一緒に探していたエルとフィアナにその事を話すメフィスト。
エルは何かを察し、メフィストは今の久司朗には話せない事だと説明して別れる。
そして綾媛も消え、それを追って撫子も失踪、フィアナは何かの現象ではと推測する。
残った久司朗、フィアナ、エル、オフィで学園に向かうが途中でオフィも消える。
そしてエルも世界が壊れかけており解決できるのは久司朗だけと言って消えた。
残った2人は学園を探索、そして学園の屋上にて零月を発見、しかし何もしてこない零月。
曰く手遅れ、決着を見届けると何処かに去る零月、ともかく手がかりを探す2人。
そんな2人の前に光理が姿を現す、その時にメフィストから警戒を促す言葉が。
フィアナも光理に攻撃を仕掛けるが防がれる、そして今の光理の正体について言う。
そして光理の姿が代わり、フィアナはそれを聖女アナだと呼び、アナも肯定する。
アナは復活出来た事や何度も久司朗と会っている事、今の状況の原因である事も肯定。
アナは久司朗が目的と言い、そして話しながらアナはこの状況になったから復活したと分かる。
そしてこの状況を招いたのは消えたと思っていたエルだった、そして目的を話す。
この世界は大きな意志が存在しておりその意志の遊び場となっている、なら終わらすべき、
そしてエルは終わらせる為にノアを使ってアナを復活させたのだった。
しかしエルもアナによって吸収される、そしてアナとの戦闘が始まる。
『天目反射』、『実行不能』、『拒絶観測』、『日輪庭園』、『禁猟区域』、『唯我独尊』、
それに『修正天使』、『論理回路』、『鋼鉄乙女』、の3つを操るアナ。
久司朗は『高速思考』でその弱点を探っていき、徐々にアナへと迫っていく。
そして久司朗はわざと能力を見せるアナに、自分の『高速思考』を求めていると推測。 アナは肯定、曰く久司朗の能力は余りにも強力で発芽する事無く終わってしまうらしい。
そして『光速思考』に目覚めようというアナの言葉に何かを思い出しそうになる久司朗。
しかしそれをフィアナが否定、何かを知っている様だが話せないフィアナ。
そして久司朗はフィアナがアナ側の人物で、アナに『光速思考』を献上させるのが目的と推測、
答えないフィアナに正解と思う久司朗、しかしそれと関係無くフィアナと共にいたいと言う。
そしてアナが付け加える、久司朗を探す為に世界にばら撒かれたアナの因子の一つだと、
その為にフィアナの魂は久司朗に恋する様に設定されている欠陥品だと。
全て否定しきれず絶叫するフィアナ、そして私と一緒になろうと言うアナ。
しかし久司朗はそれを断りフィアナを選ぶ、フィアナもその言葉に立ち直る。
だがアナはそれを許せず『時空航行』を使用しようとする、それは時空間移動の能力。
しかしそれを防ぐ為、アナを含めた全てを救うために立ち向かう久司朗とフィアナ。
だがアナを撃つだけでは意味がない、救いある未来の為に限界を超えて『高速思考』を使う。
そして『光速思考』に目覚める久司朗、そして久司朗は解決の方法を思いつく。
他人を信頼出来ないアナでは出来ず、フィアナだからこそ聖女の最後の希望になれると。
そしてフィアナはその能力で『光速思考』をコピー、そして2人で使用する。
そうして辿り着いた世界の果てで、全ての聖女を孤独から救い出すのだった。
アナは叫ぶ、聖女としてずっと孤独であり、この世界は聖女を生贄にして成り立っていた。
故に許せないアナとの最後の戦い、フィアナはその力でアナから能力を奪っていく。
『光速思考』を得て完全になった『天恵技巧』が新しく生まれた結果だった。
そしてアナは人として成立した聖女であるフィアナに敗れ、救われるのだった。
しかし久司朗も限界を迎え倒れる、気が付くと『悪魔図書館』にいた久司朗。
そこでメフィストから久司朗が既に世界に固定出来ない存在になった事を聞かされる。
メフィストはまた久司朗を探し出して見つけ出すから待っていてくれと言う。 そして気が付くと傍にフィアナがいた、しかし久司朗は既に限界を迎える直前だった。
最後にいつか再び必要になった時、それをフィアナと約束するのだった。
そして何処か、久司朗は自分を求める光理の声を聞く、事故、動かない妹、目覚めていない、
久司朗は元に戻ろうとするが方法が見つからない、そこにメフィストからの声があり思い出す。
そして久司朗はあの日に戻る、聖女候補の中から一人を選んだその日に。
→フィアナ√
その夜、フィアナと2人で学園の屋上に向かう久司朗、そこでフィアナの不安を聞く。
何を恐れているのか久司朗には分からなかったが抱きしめ、そして告白して恋人になる。
そんなある日、フィアナから『高速思考』を久司朗のお陰で使える様になったと聞く。
しかし久司朗のそれは技術、なのでメフィストに相談、そこで『天恵技巧』のせいと推測。
久司朗が能力としての『高速思考』を得て、それをフィアナが能力で吸収したのではと。
メフィストとの会話後、エルと話す時間が出来て会いたがっているとフィアナから聞く。
という事で2人でエルの元へ、そしてエルの監視役を引き受ける事になった久司朗。
ある日、フィアナから『高速思考』には先があるのではと言われて考える事に。
とはいえその方法も今は浮かばないので保留、その数日後に撫子と綾媛に呼ばれる。
エルの歓迎会がしたいとの事で了承、そしてその日になるがフィアナに用事が出来る。
顔出ししてすぐに騎士団へ、それを見た全員からフィアナの元へと言われて追う久司朗。
とはいえ機密事項も多くあまり手伝えなかった久司朗、そこで歓迎会を終えたエルが来る。
これから騎士団でフィアナと会えなくなるのでエルと協力してどうにかする事に。
お陰で騎士団に対する印象も上がり、フィアナとエルともより親密になっていく。
それから数日後、騎士団の多忙を理由に聖女候補を辞退する事になったフィアナ。
本来の理由は『天恵技巧』の方、結局吸収に関しては不明なままのためであった。 世界に関しては内側から変えていく方向性でメフィストには納得をさせた。
とはいえ実際に騎士団の仕事は忙しく、他の皆と遊ぶ時間は殆ど無かった。
そこで聖女を守り補佐するという内容で部活を作る事を思い付くフィアナ。
という事で無事に創部、学生会長の真之介を除くいつもの面々が入部する事になった。
しかしそんな時にメフィストからいなくなる事を聞く久司朗。
私を求める久司朗の元に向かう、そしてメフィストは久司朗の前から去っていった。
しばらくしてフィアナの誕生日が近い事をエルから聞き、プレゼントを考える事に。
そして誕生会となりいつもの皆で祝う事に、そしてプレゼントの時間となり久司朗の出番。
内容はエンゲージリングとプロポーズ、フィアナは喜びの余り失神するのだった。
そんなフィアナを寝かして1人になった久司朗の前に零月が現れる。
だがフィアナのいる世界を守りたいという言葉に零月も納得して去って行った。
その後、目が覚めたフィアナに久司朗が自分の考えを伝える、フィアナを真の聖女にする事を。
能力でフィアナを除く全ての能力を吸収し能力者をフィアナのみにし、久司朗が守る。
フィアナもそんな久司朗を受け入れて2人はその願いに向かって歩んでいくのだった。
→エルアリア√
ある日エルから相談があると呼び出される久司朗、そしてフィアナとエルの元に向かう。
そこでフィアナから事情を聞く、どうもエルを監視できる人が騎士団の中にいないらしい。
という事で久司朗に白羽の矢が立ったとの事、という事で久司朗の家で過ごす事になるエル。
なのでエルを理解する為に話す、すると何故自分の事を聞き出すのかとエルに聞かれる。
自分と同じ能力を持っていない境遇を知りたいというのもあったが誤魔化す久司朗。
そこでデートしたいから答える、するとエルもOKを出したのでデートする事になった。
今までは翻弄されてばかりだから今度は、そう言う久司朗にエルはとあるルールを課す。 もし互いに相手を籠絡に成功をしたら言う事を聞く、というエルに了承する久司朗。
友人達に意見を聞いていざデート当日、様々な計画を練って挑む久司朗だった。
しかし行く先々をフィアナと一緒に回っており計画の殆どが前倒れとなる久司朗。
エルからはそれがつらいかと言われるが、久司朗はエルに楽しんでもらいたいと答える。
エルは久司朗の興味の対象が自分を満たしてくれるから楽しいと言い、もっと満たしてと言う。
そこで久司朗は奥の手、無計画行動を発動、エルは未知に焦がれているからと判断したからだ。
そして偶然辿り着いた海岸で久司朗の観てる世界の楽しさをエルに知って欲しいと願う、
海岸で遊びながらも久司朗は思った事をエルに話す、それはエルには久司朗が欠かせない事。
世間一般のデート観にふさわしくない行動を楽しむエルに付き合えるのは自分しかいないから、
それにエルが自分を一番理解してくれると思ったから、傍にいて欲しいと言う久司朗。
エルも久司朗がいないのは嫌と言う、思考を読んでも対抗しようとする面白い久司朗だから。
勝負の結果はどちらにしろ同じだった、そして2人は夕日が沈む頃にキスを交わした。
それから数日後、2人にしか分からない様な会話をして周りを嫉妬させる久司朗とエル。
そんな時、エルから自分の一番欲しいモノを当てて欲しいと言われて考える久司朗。
それを知る為にはエルを客観的に知る必要があると考えて友人達に相談する事に。
さらにフィアナにも相談、エルはフィアナや久司朗がいなくなりそうだと思っているらしい。
それを聞いて自分がずっと傍にいるという確信が欲しいのだと考える久司朗。
さらに1人で考える事で答えを出した久司朗はフィアナと共にエルの元に向かう。
久司朗はエル専門の専属看視者にフィアナから任命される、絶対に変わる事の無い愛の誓い。
それがエルの欲しいモノだと、エルも2人がいなくなるかもという不安を2人に話す。
そして2人ともずっと傍にいるとエルに言う、それから久司朗とエルは幸せな日々を送る。 ◎国立キサラギ魔道学園
サリーを籠絡する事にした久司朗、そこでオフィを利用する事を考えつく。
そしてオフィと共にサリーに勝負を挑み、負けた方が言う事を聞く事に。
結果敗北、という事でサリーの能力が求めているから助手になって欲しいという願いを聞く。
オフィが去った後、サリーの能力を見せてもらうが気絶しそうになるが耐える久司朗。
そして全てが管理された完璧な世界、高潔な理想故に革命に明け暮れ正義が凌辱された世界、
実力主義の果てに破滅に向かった世界、そんな3つの世界を見る久司朗。
感情はサリーの能力に触れてはいけないと警告、そこでサリーのお陰で気絶するも助かる。
気が付くと自宅、光理に注意されながらも久司朗はサリーの能力と記憶が関わっていると思う。
そして再びオフィと打倒サリーを目指す、そこでコミュ力の低そうな所を利用しようと考える。
その途中でサリーの能力が本物かとメフィストに言われるが今は調べようが無いので放置。
話はサリー打倒に、チーム戦を考えるが今のままでは人数が足りない、そこにフィアナが登場。
そしてフィアナによって昼食会、久司朗主宰にされていた、が開かれる。
ついでにチーム勝負を仕掛けるも全敗、結局サリーと仲良くなれたぐらいだった。
翌日、サリーの能力に関して聞く事にした久司朗、まずは生まれながらに『修正天使』を所持、
しかし何故か代償がいる筈の能力の筈がいらない事に疑問を覚えたサリーは能力を調べる事に、
そして研究していると『論理回路』を取得、それで3つ目もいけるのではとさらに研究。
その結果『鋼鉄処女』を得たとなっているらしい、が詳しくは教えて貰えなかった。
今度はサリーから『高速思考』に関して聞かれる、サリーの能力が惹かれているらしい。
もしくは研究中の4つ目の能力が惹かれているのかもと、そこで久司朗のうっかり。
能力同士が惹かれあうという話を否定しサリーに迫られ、オフィに見つかり写真を撮られる。
翌日、久司朗とサリーがキスしたとの噂が広まっていた、サリーは気にしてはいなかった。
しかし4つ目の能力の研究に関しては弱音を吐く、がそこにオフィが来てあやふやとなる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています