蒼山サグ ロウきゅーぶ!でエロパロ 10小節目
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0001名無しさん@ピンキー2014/03/10(月) 23:36:35.13ID:xTcIfxn2
第15回電撃小説大賞<銀賞>受賞作、蒼山サグのロウきゅーぶ!についてあれこれ妄想しちゃうスレです。

少女はスポコン! コーチはロリコン!?
高校入学とともに部長のロリコン疑惑で部活を失った長谷川昴。ただでさえ小学生の話題は
タブーなのに気づけばなぜか小学校女子バスケ部コーチに就任って……!?
小学生の女子だって抱えている悩みは多いのです。
そんな彼女たちに翻弄される、さわやかローリング・スポコメディ!


◆次スレは480kbか970レスを越えたのを確認した人が宣言後に建てましょう
◆ネタバレは公式発売から24時間経ってから

◆前スレ
蒼山サグ ロウきゅーぶ!でエロパロ 9本目!
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1346766779/

◆関連URL
2chエロパロ板SS保管庫 ⇒ ライトのベルの部屋、3号室
http://green.ribbon.to/~eroparo/
http://red.ribbon.to/~eroparo/
※ミラー5で403エラーの為、1,2,3,4,6のいずれかをご利用下さい。

◆関連スレ
【スポコン】ロウきゅーぶ!SSスレ【ロリコン】
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1314459372/

◆まとめWiki(二人称等の参考にどうぞ)
ttp://www14.atwiki.jp/ro-kyubu/
ttp://www47.atwiki.jp/ro_kyu

◆SS投下に関して
 ○好みの分かれそうなカップリングないしシチュの場合は、投下前に注意書きをお願いします。
(シチュエーション例:陵辱、寝とられ、SM、BL、百合等) 
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◆その他
 ○このスレは荒らし防止の為、sage進行でお願いします。
  メール欄にsageと入れてから書き込んでください。
 ○荒らし、煽りにはスルー対応を。相手した方も荒らしです。
 ○13歳未満の女子を姦淫する、またはさせる場合は、たとえ同意があったとしても強姦罪が適用されます。(刑法177条後段)
  その他各自治体の条例でも高校生以下の青少年に対するわいせつ行為は禁止されていることをご留意頂き
  妄想や創作にとどめられますようお願い致します。
0146名無しさん@ピンキー2014/10/14(火) 20:30:00.02ID:JVjrLege
>>145まじ?ラジオもssにでたときの声的にサグさんはデブだと勝手に思ってた
0147名無しさん@ピンキー2014/10/14(火) 22:46:05.11ID:I7p1jTxA
サグは初期の頃に電撃文庫作家の集合写真にいたな。
朴訥な田舎の青年という感じだった、当時は。
0148霧夢だから2014/10/15(水) 03:09:37.89ID:+OGvQ0V1
前回からおよそ一週間経過してしまいましたが>>135の続きです。
ようやくエロシーン突入。
0149霧夢だから2014/10/15(水) 03:10:27.78ID:+OGvQ0V1
 霧夢と遊園地で思いきり遊んだ帰り。
 僕は霧夢に誘われて彼女が相ヶ江さんと一緒に暮らし始めた新宅を訪れていた。
 ……いや、勿論そんな場所に僕がお邪魔するのは問題があるのは解っているのだけれど、霧夢に押し切られてしまったのだ。
 まぁ『男子高校生が女子小学生を自宅に連れ込んだ』だったら完全にアウトだろうけど『女子小学生が男子高校生を自宅に連れ込んだ』ならセーフだと思う。
「はい、ひびきの分」
「ありがとう。いただくよ」
 霧夢が淹れてくれたお茶を口にする。なんだか一気に身体の力が抜けた。
「ど、どうかな。普段は柚葉に淹れもらう事が多いから、あまり慣れてなくって」
「大丈夫。とっても美味しいよ」
「そう? えへへ、よかった。お茶もロクに淹れられないお嫁さんになって、ひびきにハズかしい思いをさせるワケにはいかないもんね」
 今日、相ヶ江さんは用事があるらしくて外に出ている。彼女も彼女で霧夢と同じく街を案内してあげたいところなんだけど、ひとまず今回は都合が合わなかったわけで。
 それはそれとして。
「何度か言ったけど、霧夢はまだ小学生なんだからお嫁さんにはなれないよ」
「……ねぇ、ひびき。本当に、島でのプロポーズのこと、覚えてないの?」
 注意してみると、急に神妙な顔になった霧夢が訊ねてくる。
 冗談を言っているようには見えない。この話をする時、あくまで霧夢は真剣だ。
「……うん。霧夢には申し訳ないけど、少なくとも僕は、そんなつもりで言ったんじゃないんだ」
 いまだに、僕がいつ、霧夢に誤解させてしまうような言葉を放ってしまったのかさえわからない。
 もっと正直に言えば、あの時は霧夢を外に連れ出そうと必死で、そして盛大に自爆してしまったせいで焦りまくってて、言葉の詳細をよく覚えていない。
「そっか。残念ね、ひびき」
 正直、怒鳴られるのは覚悟していた。だから今の静かな霧夢を見て、逆に戸惑ってしまった。
 直後。
「あ、れ……?」
 目眩。視界が揺らぐ。そう認識した瞬間、意識が遠のいていった。
 
「ひびき。いい加減に目を覚ましたら?」
「ん……霧、ゆめ?」
 なんだっけ。なんで僕は寝ていたんだろう。
 霧夢と遊園地で遊んで、それから……
「えっ? っていうか、なにこれ?」
 記憶をたぐり寄せる事さえ終わらず、違和感に気づく。手が、足が、動かない。
「あの、霧夢さん……? いくつか質問させていただいてよろしいでしょうか?」
「ええ。私に答えられる事なら答えるわよ」
「じゃあまず。霧夢が淹れてくれたお茶を飲んだ後、いきなり意識を失ったんだけど、アレはなんだったの?」
「お茶の中に仕込んでおいた薬のせいね」
「なんで霧夢がそんな物持ってるのさ!?」
「私じゃないわよ。柚葉に用意してもらったの」
「ああ、なるほど……って結局納得できないよ!?」
 到底納得はできないけれど、相ヶ江さんに用意してもらったという点が本当なら、少なくともこのまま霧夢を問い質しても大した意味はないだろう。
 それに、他にも聞かなきゃいけない事があるし。
「じゃあ、二つ目の質問。どうして僕は縛られているんでしょうか?」
 目が覚めた瞬間覚えた違和感。僕の両腕両足はロープでがっちり縛られてしまっている。
「そりゃあひびきは男だし、私はか弱い小学生だもん。ひびきに本気で抵抗されたら、どうにもならないじゃない」
「僕が抵抗しそうなことをやろうとしているんだね……」
 なんだろう。殴る、蹴るの暴行はさすがにないと思うし。
「最後の質問。どうして僕は、布団の上に寝かされているんでしょうか?」
 わざわざ寝室に運ばれて敷布団の上に寝かされたらしい。一体、ここからなにを始めようというのか。
「それはもちろん、二人の愛の営みをスムーズに行うためよ」
 そう言って、霧夢は。
「な、なにやってるのさ霧夢っ!」
 おもむろに着ていた服を脱ぎ始めた。
「なにって、ひびきは私が服を脱いだ方がコーフンするでしょ。ちょっとハズかしいけどひびきなら見てもいいよ?」
 頬を赤く染めながら答える霧夢。
 嫌な予感がどんどん膨れ上がってゆく。裸になる霧夢、布団の上、愛の営み。
「あっ、でもひびきだったらランドセルとか背負ってた方がいい? 裸ランドセル」
「僕にそんな変態的な嗜好はないよ……」
 なんだ、裸ランドセルって。
0150霧夢だから2014/10/15(水) 03:11:29.72ID:+OGvQ0V1
「おっかしいわね。小学生好きな男は、そういうのも大好きだって書いてあったんだけど」
「一応訊いておくけど、どこに書いてあったの?」
「ネット」
「……だろうね」
 島にいた間ずっと社の中に閉じ込められていた霧夢だ。
 絵を描く以外にも、暇つぶしに”そういった”調べ物もしていたのかもしれない。
 結構耳年増に育ってしまっているみたいだ。
「っていうかひびき、なんで目線逸らしてるのよ。見てもいいんだってば」
 そんなわけにはいかない。小学生女子の裸体を目に焼き付けようものなら、それは言い逃れようのない、アウトだ。
「……えいっ」
「って、霧夢今度はなにをっ!?」
「あ、やっとこっち見てくれた」
 ああ。思わず霧夢を凝視してしまった。
 けれど今だけは、彼女が裸になっていることも気にならない。それ以上の衝撃が襲っているんだから。
「ズボンを脱がせるとか、一体なに考えてるのさっ!」
「なにって、ここまでやったら分かるでしょ」
 ……霧夢の言うとおりだ。もう、彼女が何をするつもりなのか察しはついてる。
 でもだからこそ、僕はこう言うしかない。
「き、霧夢。こういう事は、もう少し大人になってからじゃないとダメなんだよ」
「……そりゃ私も、恋人同士正しいステップを踏んでからって思ったわよ。最初はね。けどひびきったらあっちこっちの女にところ構わずデレデレしてるし。
 勿論ひびきが私の虜だってことはわかってるけど、このままだと勘違いする女も出てくるかもしれないから、手っ取り早く私達の事を周りに認めさせた方がいいでしょ」
 正直、ツッコミどころを挙げてゆけばキリがないんだけど、多くが今更なことだからスルーする。
 今一番訊きたいのは。
「それがどうなって、僕とこんな事をするって結論になるの?」
「あのちんちくりん達も言ってたでしょ。結婚に必要なのは、既成事実だって」
 ああ。そういえばそんな事を言っていたような。その勢いで潤が迫ってきたりもした。
 なるほど。話が繋がったといえば繋がった。……けど。
「いやいやいや! だからってこれはさすがにマズ――っ!?」
「んっ……」
 言葉は最後まで紡ぐことは出来なかった。霧夢に、唇を塞がれてしまったから。
 初めてのキス。僕はそれを、たった今奪われてしまった。
 ネットを介して長らくパートナーとして一緒に活動し、今は気がつけば毎日のように顔を合わせている小学生の女の子に。
 信じられないことが立て続けに起きて、混乱しているのか頭がボーッとしてくる。
 ……いや、違うか。
「んっ、ふっ……」
 これは単に、霧夢にキスされて、僕の頭が蕩け始めているんだ。
 霧夢が僕へと身体を委ねてくる。倒れ込むように重ねられる、華奢で柔らかい身体。
 特に下半身は、お互いに露出してしまっていて、体温が直に伝わってくる。
「…――はっ。とりあえず、キスはこれでクリアね」
 これはマズい。マズすぎる。
「霧夢。もう、やめよう」
「ふふん。さっきまでならまだしも、今となっては全く説得力がないわね」
 眼前の、霧夢の肢体に今のキス。そして重なった身体の感覚。全てに刺激されて、今まで必死に抑えていた欲望がとうとう起き上がってしまった。
 高く立ち上がったソレには、当然霧夢も気づいてしまった。彼女の言ったとおり、ここまで大きくしてしまっては説得力の欠片もない。
「んっ……しょっと」
「んんっ……?」
 霧夢が両の太ももで、僕の分身を挟み込んでくる。温かい。そして柔らかい、とてつもなく。
「きりゆ――ああぅ!」
「ふふ、キモチいい? ひびき」
 そのまま脚を動かして、僕を刺激してきた。柔らかな圧迫感。霧夢の問いに思わず頷いてしまいそうになるくらい、気持ちいい。
 だけど寸前で思い留まる。ここで頷いてしまったら、霧夢の思うつぼだ。
 黙ったまま。正直、何かを言うような余裕もないから。
0151霧夢だから2014/10/15(水) 03:12:35.60ID:+OGvQ0V1
「うーん、もう少し激しく動かした方がいいのかしら? えいっ」
「――っ!」
 息を呑む。霧夢は一度、挟んだ両脚を上へと浮かせて、すぐにそれを元の位置に戻す。
 マズい。今の一回だけでそう思った。これを繰り返されれば、絶対に耐えきれない。
 なんとか歯を食い縛って声は漏れないようにしたけれど。
「んっ、んっ……」
 二度、三度。頭がチカチカしてくる。我慢できる今のうちになんとかしないと、本当に霧夢に屈してしまう。
 それだけは絶対に避けないといけない。
 なんとか切り抜けて、年上としてちゃんと霧夢を窘めないと。
「……これ、結構疲れるわね。それにひびきの反応もなんだかイマイチだし」
 しめた。寝そべったまま両脚を動かすっていうのは、普段使わない筋肉を使うことになる。
 体力のない霧夢にとっては結構な重労働だろう。ジッと我慢していた事も功を奏した。
 このまま諦めてくれれば、嬉しいんだけど。
「しょうがないわね。やっぱり最初は、オーソドックスにやりましょ」
 そう上手くはいかないか。あくまで責め方を変えるつもりなだけみたいだ。
 一度身体を起こした霧夢は、今度はやたら下の方へ移動する。
「すんすん……なんか、変なニオイ」
「うっ……」
 恥ずかしくて、思わず頬が熱くなるのを感じる。霧夢に、一番恥ずかしい場所の匂いを嗅がれた。
 霧夢と遊園地で遊び回って、霧夢と一緒にお茶を飲んで、意識を失ってこの状況。当然、身体を洗う間はない。
 汗だってかいてるだろう。不快な臭いを霧夢は嗅いでしまったんじゃないだろうか。
「でもなんかこのニオイ嗅いでると、頭がクラクラして、ヘンなカンジ……」
 僕の心配とは裏腹に、むしろ霧夢は興奮の度合いを上げてしまったようだ。それはそれで困るのだけれど。
 ……なんて、悠長に考えたりせずなんとか霧夢を止めるべきだった。
 ここから彼女がなにをやるかなんて、明白だったのに。
「待っ――」
「あー……ん」
 霧夢の熱い吐息を先端に感じて、熱がどんどん近づいてきて。
 あっという間に僕の先端は、霧夢の小さな口の中に飲み込まれてしまった。
 熱い。それに唾液が、すぐに絡みついてくる。……女の子の口の中って、こんなに気持ちいいものなのか。
「んっ、ちゅっ、れろっ……」
「くっ、きり、ゆめ……!」
 いや、問題なのはそんな事じゃない。
 あの霧夢が、僕の性器を口に含んで舌を這わせている。
 その事実がどうしようもないほどに僕自身を昂ぶらせる。
 霧夢が口を離した瞬間、切なくなってしまうほどに。
「どう、ひびき?」
「…………」
 それでも僕は、霧夢の問いには答えない。意地でも。
 気持ちいい。もっと続けてほしい。口から出ていきそうな言葉たちを必死に押さえ込む。
「やり方、間違ってるのかな。さすがに初めてだから加減とかわかんないし」
 霧夢の表情は、真剣そのものだ。気持ちよくなってほしくて、考えている。僕の自惚れでないなら、きっと。
「ゴメンね、ひびき。まだ上手くひびきのことキモチよくさせてあげられないかもしれないけど、すぐコツを掴んじゃうから。……ちゅっ」
「んっ……」
 再び霧夢の口の中へ、僕が吸い込まれてゆく。
「は、んっ……ちゅぷ」
「あっ、くぅ……」
 再開される奉仕。一度膨張した分身は、刺激を受けるたびに震えている。
 今まで経験したことのない類の快感。そんなに長く我慢できるはずもない。
 このままだと最悪の瞬間を迎えてしまうことになる。
0152霧夢だから2014/10/15(水) 03:13:05.97ID:+OGvQ0V1
「ぐ、うぅっ……!」
 ……だというのに、僕は自分の状況をまったく考えていないかのように、一つの欲求に身を焦がしそうになっていた。
 腕の拘束が煩わしい。そう思う。
 だけどそれは、この状況から抜け出したいから、霧夢の行為を力ずくで中断させたいからじゃなく。
「はぷっ、んんっ……」
「霧ゆ……め。んっ」
 経緯はどうあれ、こうして一生懸命、僕に気持ちよくなってもらおうと頑張ってくれている霧夢。
 彼女を労ってあげたくて、その綺麗な銀の髪を撫でてあげたくて。でもそれが出来ないから、ひどくもどかしい。
 まったく、こんな状況でなにを考えているんだ僕は。
「れろっ、あむっ……」
 唇をさっきまでよりもすぼめて。圧迫がキツくなる。
「ぐっ、んんっ、じゅっ……」
「あっ、くぅっ……!」
 そのまま霧夢は自分の頭を激しく前後させ始める。小さな唇に、僕の陰茎が扱かれ続ける。
『手、絶対に離さないでって言ったのに』
『えへへ、ひびきの背中だぁ〜……』
 ああもう。なんだって今この場で、こんな事を思い出しているんだろうか。
 ……なんて。薄々気づいているくせに、自分の心の中でさえ恍ける。
 もう限界なんだ、いろいろな意味で。
「はぶっ、ふぅん……っ」
 霧夢の頭の動きがさらに激しくなる。喉の奥にまで、僕の先端が達する。
 暖かくて柔らかな粘膜が触れる度、えも言われぬ快楽が脳髄まで駆け抜ける。
「霧夢、これ以上は本当に、もぅっ……!」
「ふふっ……んんっ、はぷっ……」
 きっと霧夢は僕の言葉の意味を理解している。漏れた笑みがそれを証明していた。
 けれどそれでも、霧夢は責めを緩める気配はまったくない。
「んくっ、じゅぅ……!」
 だからそれは、当然の結果で。
「くぅっ……ダメ、だっ……!」
「あむっ……ぷはっ」
 今になって霧夢が陰茎を解放してくれたけど、もう間に合うはずもない。
「霧ゆ、めっ……あああっ!」
「ひびきっ……んんっ……!」
 さっきまで霧夢に飲み込まれていた先端から、僕自身も見たことがないほど大量の精液が迸る。
 勢いよく飛び出した欲望は、目の前にいた霧夢の顔に、髪に降りかかった。
「うわっ、顔ベタベタぁ……。なに、こんないっぱい出るものなの?」
「ご、ゴメン。いつもはもうちょっと少ないと思うんだけど……」
 思わず謝る。僕のせいで汚れてしまった霧夢の顔を見て、罪悪感が膨れ上がってしまった。
 ここに至るまでの経緯とか、全く関係なしに。
「それって、私の口の中がスゴくキモチよかったから?」
「……否定はできない、かな」
「あ、やっと素直になってくれたわねひびき」
 敗北感でいっぱいだけど、しょうがない。これだけ大量に出しておいて、頑張ってくれた霧夢を否定するような事は言えない。
 
 ああもう、本当にどうしたものだろうか。
 快感も限界を通り過ぎてしまって。もう一つの限界点も、吹っ切れてしまったかもしれない。
0153霧夢だから2014/10/15(水) 03:18:02.21ID:+OGvQ0V1
今回はここまでとなります。
構想段階では「さすがにぶっ飛んでるかな」と心配になりましたが四巻読了後「いや、霧夢ならやってくれる!」と思い直したという経緯。
とりあえず今考えいているアフターっぽい話も含めて、原作の五巻が発売される前には完結させたいと思っています。
0157霧夢だから2014/10/21(火) 02:34:54.94ID:ZhCIs8go
みなさん、毎回レスありがとうございます。
ひょっとしたら自分は(小学生の)脚フェチなんじゃないかと思い始めた今日この頃。
小学生でエロを描くとなにかしら脚が出てくる気がする…。

それはそれとして、>>149の続きを投下します。
今回は再びエロなしです。
前回の投下時、全裸待機勢に「これを読み終わったらちゃんと服を着るように」と言っておくべきだったと後悔。
0158霧夢だから2014/10/21(火) 02:36:46.87ID:ZhCIs8go
「ふぅ、これであらかた取れたわね。終わったらお風呂に入らないと」
 一時中断。霧夢が、顔や髪に降りかかった精液を拭き取る。
 それを、ジッと見ることしか出来なかった僕。罪悪感に胸がいっぱいになる。
 強引にやられたとはいえ、霧夢のような小さな女の子に自分の欲望をぶちまけてしまった事実。
「……ねぇ、霧夢」
「ん。なに、ひびき?」
 ただ、今のこの間は、きっと最後のチャンスだ。霧夢にこれ以上先へ進まないよう諭さないと。
 手遅れには、なりたくない。
「もう、やめようよ。こんなこと」
「は? なによひびき。私の顔に思いきり出しておいて、今更そんなこと言うの?」
 ぐぅ、と心の中で唸る。確かにそれを言われるとつらい。小学生相手に欲情してしまった自分が恨めしい。
 けどそれさえ一旦棚に上げて、僕は説得を続ける。
「仮にこのまま最後まで続けて霧夢が望む『既成事実』を手に入れて、僕と結婚したとしても。きっと幸せにはならないよ」
「……幸せよ。その、ひびきの……さんになれるんだから」
 頬を赤く染めた霧夢は、ボソボソと反論する。よく聞き取れなかったけど、むしろよかった。
 全部聞こえていたら、多分僕の顔も真っ赤になっていたと思うから。
 というか既に真っ赤になっているけれど。本人を目の前にして言うのは相当恥ずかしい。
「その僕は、無理やり結婚することになった霧夢を受け入れる事はないよ」
 今だけは心を鬼にする。誤った方へと進もうとしている霧夢を止めるために。
「……なら、どうしろって言うのよ。大体、元はといえばひびきが悪いんじゃないっ」
 霧夢が声を荒げる。怒らせてしまった。
 ……いい。こうなるって、わかっててやったんだから。
「ひびきが、言ってくれたんだよ? 私と一緒の時間を生きていきたいって、私と共にありたいって」
 霧夢のその言葉で、遅まきながらに僕は納得した。
 なるほど。あの時はいっぱいいっぱいで気づかなかったけれど、こうして聞いてみたらプロポーズのようにも聞こえる。
 そして同時に、思い知った。
「私、本当にひびきのことが好きだから、すごく嬉しくて。ひびきと一緒になるために頑張ったんだから」
 今まで自分を縛りつけていた島のしきたりさえ飛び越えて、この町まで引っ越してきた。
 ただ驚くばかりで、失念していたんだ。
 霧夢にとってそれはきっと、とても勇気のいることで。その原動力になったのは、あの言葉。
「それなのに、ひびきはプロポーズの事は認めないし、他の女の子達にデレデレしてるしっ。……」
 ふと霧夢が、糸の切れた人形のように崩れて、僕の胸に寄りかかってくる。
 体の震えが、伝わってきた。
「誰にも、ひびきを取られたくないの。ひびきは、私だけのひびきでいてよ……!」
 もう誤魔化しようもないほどにはっきりと。霧夢は泣いていた。
 ああもう、ここまで煩わしいと思ったのは今日で二度目だ。
「……霧夢。いい加減、ロープを解いてもらってもいいかな?」
「っ――!」
 霧夢が息を呑むのがわかった。けれど次の瞬間には、流していた涙さえも消して、僕を睨みつける。
「わかったわよ。なんかもう、続けられる流れじゃないしね」
 腕を拘束していたロープが、解かれた。
「はい。次は足――」
 待たない。とりあえず、腕が自由になれば十分だから。今まで溜め込んでいた欲求を、解き放つ。
「えっ……?」
 なにが起こったのかわからないという霧夢の声。でも、僕は単に、自由になった両腕で。
0159霧夢だから2014/10/21(火) 02:37:47.67ID:ZhCIs8go
「ひびき……?」
「霧夢。もう一度言うよ。こんなことをしても、霧夢の望みは叶えられない」
 霧夢を、抱きしめただけだ。
「だけど、霧夢がこんな無茶苦茶をやってくれたおかげで、少しだけ変わったかな」
 とっくの昔に、自分の気持ちから眼を逸らすことは出来なくなっていた。
 今、自分の腕の中にいる女の子。
 言うことやることぶっ飛んでて、しっかりしていそうですごく危なっかしくて。
 なにより、こんなにも僕の事を思ってくれている女の子。
 いつの間にか僕も、彼女のことを愛しく思うようになっていた。
「だ、だからひびき。あんま女の子を勘違いさせるようなことするんじゃ――」
「ごめん。島での事については、返す言葉もないよ。けど、これは違う」
 怒って、泣いて、恥ずかしがって。霧夢の眼も頬も、真っ赤だ。
「僕も、霧夢のことが好きだ。いきなり結婚っていうのは難しいけど、霧夢の彼氏には、なりたいかな」
 言ってしまった。小学生の女の子に、告白してしまった。もう後戻りはできない。
 けどこれでも、散々考えた結果だ。自分の気持ちに嘘を吐くことは出来ないって解ったから。
「えっ、なに……? また私、都合のいい勘違いでもしちゃってるの?」
「違うよ。正真正銘、僕は霧夢が好きだって、告白してる」
 心の中で苦笑い。信用されていないなぁ、僕。
 まぁ前科もあるんだし霧夢がそう思うのも無理ないか。ここからの行動で、信じてもらうしかない。
「ひび、き……?」
「証拠、今から見せるから」
 そっと霧夢の顔を上向かせる。いつもの凛とした顔は今は隠れてしまっていて、不安に揺れている。
 柄にもなく積極的になっている今の僕に、戸惑っているのかもしれない。
 今からそれなら、どうなってしまうんだろう。
「霧夢……」
「ひびき。んんっ……」
 霧夢の小さな、開いたばかりの花弁のような唇に、自分の唇を重ねる。
 もう躊躇うことさえしない。霧夢が、好きだから。躊躇うわずかな時間さえ惜しい。
「はむっ、んっ……」
 ただ唇同士で触れ合わせているだけ。なのにどうしてこんなにも緊張して、安心するんだろう。
 どのくらい続けていたかもわからなくなって、僕らはどちらからともなく離れた。
「ひびきが、ひびきの方から、キス、してくれた……」
「これで少しは、信じてくれたかな?」
「バカ言わないでよ。まだ全然、信じられないから」
「えぇ……っ」
 どうやら以前の失態は、僕が想像していた以上に霧夢の信頼を損なうものだったようだ。
「だから、私が信じられるようになるまで、ひびきは布団の上で私を抱きしめて、キスすること。いいわね」
 けれど一見怒っているように振舞っている霧夢の口から出た言葉。
 きっと傍から聞いているだけでも恥ずかしくなる。当人であるなら尚更。
 それでも、霧夢がそう言ってくれたのが、求めてくれたのがどうしようもなく嬉しくて。
「しょうがないね。霧夢の信頼を勝ち取れるよう、頑張るよ」
 頷いた僕は早速霧夢を抱きしめて、布団の上へ柔らかく押し倒した。
0160霧夢だから2014/10/21(火) 02:38:41.83ID:ZhCIs8go
 しばらくの間、布団の中で霧夢とふれあい続けていた。こういうのを世間一般ではイチャイチャと言うんだろう。
 徐々に瞼が重くなってきて、心地良い微睡みの中に沈んでいきたいと思い始めた頃、僕らは遊園地から戻ってきて以来身を清めていないことを思い出した。
 今は夏真っ只中。さすがにこのまま二人で眠ってしまうのは良くないだろう。
 ……それ以前に様々な問題があるような気がするんだけど、今だけはそれら全てを無視する。
 とにもかくにも、一旦お風呂に入ろうという流れになった時、霧夢がこう訴えてきた。
「小学生の妹と一緒にお風呂に入ってるのに、小学生の彼女と一緒にお風呂に入った事がないって、ありえないんじゃない?」
 正直この訴え自体にはどこからツッコんでいいやら困るレベルだけど、このままの状態で霧夢が納得してくれないのもわかっている。
 それに僕自身、もうしばらく霧夢と一緒にいたいと思ってしまって。
 
「どうひびき。痛かったりしない?」
「平気だよ。むしろもう少し強く擦ってほしいくらい」
「そう? じゃあもうちょっと力入れるわね」
 かくして、僕と霧夢は一緒にお風呂に入ってしまっているのである。
 加えて霧夢たってのご希望により、今は彼女に背中を流してもらっている。
 くるみと一緒の時は、いつも僕が彼女の髪を洗っていたから、してもらうという体験はとても新鮮だ。
 まぁ緊張の理由は、それ以前のところだろうけど。
「んっしょ……ひびき、これくらい?」
「んっ……だいぶ気持ちよくなってきた。上手だよ、霧夢」
「ふふん、当然。ひびきを喜ばせる術は、すぐにでも体得してやるわ」
 いつものように自信たっぷりに、嬉しい事を言ってくれる。
 正直ここまで言われると、少しこそばゆい。
「んっと……。それにしても、ひびきの背中、大きいね」
「そう、かな?」
 そりゃ小柄な霧夢に比べれば大きいだろうけど、僕だってそんなに体格のいい方じゃない。というか全然良くない。
「大きいわよ」
「っ、霧夢……!?」
 思わず声を上げる。浴室の中で情けない声が反響した。恥ずかしい。
 驚いた。霧夢がいきなり僕の背中に抱きついてくるから。
「んっ……あったかい」
 もちろん、僕も霧夢の身体の温もりを感じている。
 けれどそれ以上に、女の子の身体の柔らかさが、マズい。
 どんなに意識を逸らそうとしても、心が、身体が、霧夢と密着した部分に反応してしまう。
 泡のせいで滑りまでよくなってるし。くそう、なんでこんなに気持ちいいんだ。
「……と、いけない。ひびき、次は前を……ひゃっ!?」
 我慢の限界だ。僕は霧夢の身体を抱え上げる。
「ひ、ひびき、どうしたのよ?」
 ごめん。霧夢。男っていうのはエッチな生き物なんだ。
 謝罪は心の中でだけ。表に出す声は、まったく別のもの。
「ありがとう、霧夢。今度は僕が、霧夢の身体を洗うよ」
 強引に霧夢と僕の位置関係を逆転させて、僕は反撃を開始した。
0161霧夢だから2014/10/21(火) 02:44:03.10ID:ZhCIs8go
以上です。
次回で再びエロ&一旦区切りの予定。
0162名無しさん@ピンキー2014/10/22(水) 21:28:17.64ID:QbrPfiqc
GJ。霧夢さん最高だな。
天3の4巻が10月だからロウきゅーぶ!15出るとしたら12月くらい?
0164名無しさん@ピンキー2014/10/23(木) 13:59:23.18ID:xgsEgiSv
早くて1月、いつも通りなら2月かな
まぁマターリ待とうぜ
0165霧夢だから2014/10/31(金) 03:56:19.17ID:dzarZjyt
>>158の続き投下します。
予告したとおりエロありの今回で一旦終了です。
0166霧夢だから2014/10/31(金) 03:58:07.36ID:dzarZjyt
「むぅ、せっかく私がひびきの身体を隅々まで綺麗にしてやろうと思ったのに」
「ゴメンね。それはまた今度の機会にってことで」
 さっきもずっと、霧夢にされっぱなしだったんだ。
 いざ自分の気持ちに正直になって、こうしてすぐそばに霧夢の裸があったら、我慢なんて出来るわけがなかった。
「それじゃ、いくよ」
 十分に泡立てたスポンジを、霧夢の二の腕にあてがう。
 少し力を込めただけで折れてしまいそうな細い腕。ゆっくりとスポンジを滑らせてゆく。
「ん、ぅ……。ちょっとひびき、くすっぐたい」
「う〜ん、もう少し力を入れた方がいいかな」
 出だしは不評。力加減が難しい。こっちは小学生の女の子を相手にしているんだから尚更。
「あ、んっ……そのくらい。気持ちいい」
 今度はいい感じの力加減になったみたいだ。霧夢の口からも声が漏れる。
「よかった。続けるね」
「よろしく。ふ、んんっ……」
 しかしどうしてこんなにも艶かしい声を出してしまうのか。ヘンな気分になってしまったらどうするのか。
 まぁ今回に限っては関係ないけれど。
「今度は、こっち」
「えっ? ちょっ……やぁぅ!」
 なにせとっくに、ヘンな気分になってしまっているんだから。
 腕をひととおり泡だらけにした僕は、次の目標であるお腹へとスポンジを移した。
 中心から円を描くようにして泡を広げてゆくと、また霧夢が声をもらした。
 さらに腕を上へと伸ばし、胸へと到達。自然と心拍数が上がる。とうとう、触れてしまうんだ。
「ん、んぅっ……」
 滑らかで柔らかい感触がスポンジ越しにも伝わってくる。今度は中心を避けて周りを滑らせて。
 さすがに霧夢もくすぐったさとは違う感覚を覚えたのか、呼吸を乱しながら身をよじる。
「霧夢」
「んっ……な、なによ」
「やっぱりここは、スポンジじゃ洗いにくいね。面積が狭いから」
 このまま続けていたらスポンジが敏感な場所に当たってしまうかもしれない。
「唐突にケンカ売ってきたわね。どうせまだまだペッタンコよ。ひびきはこっちの方が好きでしょ?」
「うっ……」
 どうしよう。今までだったら真っ向から否定できたのに、それが難しくなってしまった。
 まだ小学生の霧夢に告白なんてしてしまった僕がそれを否定しても、説得力はないだろう。
 だから僕は、少し卑怯だと自覚しながらも話を中断し、手許に意識を戻すことにした。
「ひぅっ――!?」
 どうしよう。驚いた霧夢の声がとても可愛い。
 そして指から伝わってくる感触が、すごく気持ちいい。
「ひびきっ、なにやってるのよ!?」
「なにって、言ったよね? スポンジじゃ洗いにくいって。だから手に泡を塗って、直接霧夢の胸を洗ってあげようと思って」
「バカぁ。そんなこと言って、はじめっからこういう気だったんでしょ……ひゃぁっ」
 正解。さすがにバレバレか。
「知らなかった。はぁ、ひびきが、こんなに……んっ、スケベだったなん、てっ……!」
「こんな風にするのは、霧夢だけだよ」
 小学生相手に誰彼構わずこんな事をしていたらあっという間に逮捕されてしまう。……いや、構ったとしても一緒だけど。
「私、だけっ……?」
「うん。僕がこんなにスケベになるのは、霧夢が相手の時だけだ」
「そ、そう。それなら、んっ、許してあげなくも……あぅっ!」
 どうやら許可をもらえそうなので、少しだけフライングして胸の先端を指で軽く摘む。
 今までで一番強い反応。霧夢の全身が一瞬ビクンと痙攣した。
「うぅ……。ひびきのドスケベ! エロ魔神!」
 霧夢の罵倒を甘んじて受け入れる。今の僕は霧夢の言うとおりエロ魔神と化してしまっている。
「ちょっ……ひびき、しつこいっ……! ふあぁっ!」
 こんなにも、霧夢の胸に夢中になってしまっているんだから。
 小さいながらにきちんと反応して硬くなった乳首を指で擦る。
 その度に霧夢の口からはイヤらしい声が漏れて、さらに僕を興奮させる。
0167霧夢だから2014/10/31(金) 03:59:22.67ID:dzarZjyt
「ごめんごめん。ここばっかり洗ってもしょうがないよね」
「んんっ……」
 泡を塗りつけた手を、今度は霧夢の脚へと滑らせる。すべすべしていて、これだけでもスゴく気持ちいい。
「っていうか、ひびき。さっきから、ずっと当たってるんだけど」
 霧夢に指摘されてさすがに恥ずかしくなるけど、考えてもみれば今更だ。
 好きな女の子とエッチなことをしているんだ。こうならない方がおかしい。
「これは霧夢が悪いよ。まだ小学生なのに、こんなにエッチなんだから」
「それ、理不尽すぎ――ってひびき、そこはっ……!」
 霧夢の脚を這ってゆく僕の手。徐々に上へと向かう。
 とっくに彼女も、僕の意図には気づいているわけで。
「くぅんっ……!」
「ほら、ここだってもう濡れちゃってる」
 泡に塗れているとはいえ、押し込んだ人差し指がすんなりと霧夢の中に埋められる。
 痛い思いなんてさせたくないからほんの軽い力だったんだけど、それでも。
 霧夢の、女の子の場所は僕の人差し指を飲み込んでしまった。
「しょうがない、じゃない。ひびきにあっちこっち触られたんだから、感じちゃうわよ……」
 顔を羞恥に染めながら、潤んだ瞳で僕を睨みつける霧夢。
「霧夢……」
「な、なによ。わっ……?」
 霧夢を引き寄せ、そのまま抱きしめる。
 今の霧夢の言葉で、もう頂点に達していたと思っていた愛しさが、さらに上がった。
「もぅ、なんなのよ。ワケわかんないんだけど」
「あはは、ゴメン」
 散々霧夢の身体にイタズラしたかと思えばいきなり抱きしめて。
 正直、霧夢が好きだという気持ちのままに行動しているだけだけど、彼女の反応ももっともだろう。
「じゃあ、とりあえずこれで仕切り直し。……霧夢」
 霧夢の顔を、身体ごとこちらに向かせる。そのまま今度は、霧夢の唇を塞いだ。
「んっ……」
 唇同士を重ねるだけのキス。布団の中でも何回か繰り返した。
 けれど今までは物怖じして一度もできなかったその先を、やってみる。
「はむっ、んんっ――!?」
 霧夢の口を開いて、中へと舌を入れる。
 驚いて身を引こうとする霧夢。腕に力を込めて、それを止める。
「ちゅっ、ふぅっ……」
「ん、んんっ……!」
 逃げることもできない霧夢の口の中を、舌でなぞってゆく。
 頬の粘膜に擦りつけたら、今度は霧夢の舌と絡ませて。動くたびに霧夢の身体がピクンと反応する。
 感じてくれているんだと判る度に例えようのない思いに満たされる。
「――ぷは」
 息が続かなくなって、唇を離す。二人の間で唾液がいやらしく糸を引いた。
「ひ、ひびき。これ、反則……」
 どうも今のキスで完全に蕩けてしまったらしい。
 本人は睨みつけているつもりなのかもしれないけど、いつもの鋭さは面影もなく、霧夢はとろんとした瞳で僕を見つめている。
「ホントに、なんてコトしてくれるのよっ……」
「霧夢? ――んっ!?」
 油断していたところに霧夢から反撃される。強引に唇を塞がれ、秒も待つことなく舌を差し込まれる。
 そして一直線。一切の迷いなく僕の舌に触れた。
「ふぅん、れろっ……」
 そのまま舌を絡ませ、舐め回す。とても積極的なキス。
「あむっ、ちゅぅ……っ」
「ぴちゅっ、んっ」
 ずっと戸惑いしきりだったけど、僕の方からも動かないともったいない。
 霧夢に応えるようにして舌を絡ませ、さらに唇をすぼめて霧夢の舌を味わう。
0168霧夢だから2014/10/31(金) 04:00:27.75ID:dzarZjyt
「んっ……これ、ダメ。キモチよすぎる」
 再び離れる僕と霧夢。随分とお気に召してしまったようだ。
「霧夢、キスでだいぶ感じちゃってるみたいだね」
「か、感じるとかヘンな言い方するなっ。大体、ひびきが悪いんでしょうが!」
「まぁ否定はしないけどさ。でも霧夢だって、否定できないでしょ」
 論より証拠。再び霧夢の秘所へと手を伸ばす。
「ひんっ……!?」
「ここだって、さっきよりもずっと濡れてるし」
 人差し指は最早入れるというよりも滑り込んでしまった感じだ。
 そのまま軽く出し入れしてみるけど、潤滑油が溢れているおかげでスムーズに動く。
「やぁっ、ひびきの指がっ……!」
 霧夢の甘い声。もっと聴きたいという衝動が膨れ上がってゆく。
 すぐに、それを押さえ込む事ができなくなって、指の動きが速くなる。
「ちょっ……やっ、ひびき、激しすぎっ!」
「可愛いよ、霧夢」
「ひびっ……んんっ!」
 背中に回していた手を下へやると、それに従うように霧夢の身体が傾く。まともに力が入らないようだ。
 そのまま霧夢の耳を優しく噛んでみる。想像以上に強く反応してくれた。
「ほ、ホントにひびきは、あちこち私の身体を弄りまわしてっ……」
「大好きな女の子の身体なんだから、色々弄り回したくなるのは当然だよ」
 いくらでも触れたい。その欲求は、触れれば触れるほど強くなる一方。
 耳を数度甘噛みした後、背中に回した手で脇を通って人差し指で乳首を擦る。
 もう片方の手は変わらず霧夢の秘所に埋めたまま。こっちもさっき以上に激しく動かしてみた。
「そんないっぺんにっ……だ、ダメひびきっ……!」
 僕の腕の中で悶える霧夢。……ああ、どうしよう。
 間違いなく言える。僕は変態だ。変態になってしまった。
 このまま霧夢を責め立てたい。……霧夢がイクところを、見てみたい。
「ダメだって、ばっ……なんか、おかしくなるっ……!」
「大丈夫だよ。このまま気持ちよくなって、霧夢」
「あ、頭の中真っ白に――ひびきぃっ!」
 多分、もうほとんど限界。それでも指の動きを緩めず、むしろさらに速める。
 霧夢のソコからは愛液がどんどん溢れてきて、指を出し入れする度にイヤらしい水音が響く。
 音で興奮して、さらに指の動きが激しくなって、そのせいで音が大きくなって、また興奮して。
「なんで、こんなエッチな音がっ……ひびき、ホントにもう、おかしく、なるってばっ」
 そんな循環の中で、霧夢の声まで僕の欲望を刺激する。
 溜まった興奮を指先に込めて、霧夢の身体に塗りたくる。
 霧夢の身体には快感がどんどん溜まっていく。
 最後に一度、強めに乳首を弾いた瞬間。
「ひびっ……んんっ、ああああっ!」
 霧夢の身体が激しく痙攣する。指を入れた霧夢の穴からはとめどなく愛液が噴き出した。
「んっ、はぁっ、はぁっ……!」
「霧夢。イった、の?」
「バカぁ。だから、ダメだって、言ったのにっ……」
 弱々しい声で僕を非難する霧夢。
 睨みつける眼に敵意は感じられない。むしろ潤んだ瞳は、何処となく熱を感じさせる。
0169霧夢だから2014/10/31(金) 04:01:10.30ID:dzarZjyt
「……ゴメン、霧夢」
 ここまでエッチな霧夢を見せつけられてしまったら、もう自分を抑えることなんて出来ない。
 さっきから霧夢の腰辺りに押し当てられていた僕の分身。もう痛いほどに勃ってしまっている。
 早く、気持ちよくなりたいと。欲望そのままに。
「えっ、ちょっと、ひびき……?」
「もう、僕の方が我慢できないんだ」
「だ、だって私、まだ身体に力が……きゃっ」
 椅子から下ろした霧夢の身体を押し倒し、秘裂に竿を宛てがう。
「ひ、ひびき? 私、心の準備が……」
「大丈夫。無理やり挿れたりはしないから」
 最後の理性が挿入という選択肢を消した。
 今の状態でそんな事をしてしまったら、霧夢を気遣って加減する事なんて出来ない。ただ彼女を苦しめるだけだ。
 結局自分の欲望を優先しているだけだったりする。最低だな、僕。
「んんっ……!」
 動かし始める。霧夢の秘裂に沿って、陰茎をスライドさせる。
 ぷにぷにした割れ目を竿が往復するだけで強い快感が駆け抜ける。
 霧夢がさっきイって愛液で塗れているから、滑らかに動かせるのも快楽を強めている理由の一つだろう。
「んっ、気持ちいいよ、霧夢っ……!」
「わ、わかったからちょっと待って。まだ、身体がっ……ひゃうっ!」
 聞かない。霧夢のすべすべのアソコに押し当てて、動かし続ける。
 一突きごとに目の奥がチカチカと点滅する。油断しているとすぐにでもイってしまいそうだ。
「ひびきのカタいの、擦りつけられてるっ……!」
 竿が往復するたびに濡れてゆく。霧夢の身体が震える。
「ダメ、だってばぁ。敏感に、なってるのにっ……ひぁっ」
「霧夢、可愛いよ……」
 いつもはひたすら強気な霧夢が、こうして僕の手で乱されている。
 今、僕だけが見ることができる霧夢の姿だ。
「こんな時に可愛いって言われても、反応に、困るんだけど……んんっ」
 お気に召さなかったのか、霧夢自身は不満顔。けれど声は、甘ったるいまま。
「っていうか、お腹、せっかく洗ったのに、ヘンなヌルヌルしたの、つけないでっ……!」
 僕の先端は、霧夢のお腹の上を滑り続けている。滲み出た先走りが、霧夢の滑らかなお腹に塗りつけられてゆく。
 霧夢を汚している感じがして、どうしようもなく昂ぶってゆく。
「んっ……ゴメンね」
「ひびき? わぅっ……!?」
 霧夢の両脚を持ち上げて、強引に閉じさせる。それから腰の動きを再開。
「ちょっ、ひびきぃっ!」
「霧夢のアソコも脚も、すごく気持ちいいっ」
 自分の分身が霧夢の柔らかな脚と秘所に挟まれて、扱かれて。最初動いた時には気を失ってしまうんじゃないかってくらいに気持ちよかった。
 衝撃が過ぎた後も今まで以上の快感が襲い続けてきて、僕は射精感を必死に堪える。
「んっ、あぅっ、ひびきっ……!」
 それでも、これは。
「霧夢っ……そろそろ、ヤバいかも」
「えっ……ヤバいって、まさか――」
 正直僕も、ただ霧夢の身体に挟まれて擦りつけるだけで、ここまで気持ちよくなるとは思わなかった。
 女の子の身体というのは男にとってこうまで隅々まで興奮するものになるのか。
 いや、僕にとって霧夢の身体が、だろうか。
0170霧夢だから2014/10/31(金) 04:01:40.48ID:dzarZjyt
「もう……くっ、出るっ……!」
「いや、ちょっとバカっ!」
 一度止まればもうしばらく保つだろうに、もう一瞬たりとも我慢することができない。
 ただ目の前の快楽を貪るだけのケダモノになってしまっている。
 止めるどころか腰の動きを速めて、当たり前に限界を迎えてしまって。
「待って待って待って! ちょっ、ふざけ――」
 頭が真っ白になるのを感じながら。
「霧夢っ、くぅっ、あああああぁーっ!」
「ひびっ……んんんぅーっ!」
 霧夢のお腹を、顔を。
 僕は再び、白濁の欲望をぶちまけ、汚してしまった。
 
「はい、ひびき。土下座」
「本当に、申し訳ございませんでした」
 お風呂から上がって服を着て、僕が一番最初にしたことは土下座だった。
「あれって、私達がきちんと恋人同士になってから初めてのエッチだったわけよね?」
「……そうです」
「その大切な場面で、ひびきは何をしたの?」
「……途中から、自分の好き放題にやってました」
「そうね。大切な彼女の意思そっちのけで」
「うぅっ!」
 霧夢の言葉と、思いきり蔑みに満ちた視線が僕の胸に突き刺さる。
 けれど、しょうがない。完全に霧夢の言うとおりなんだから。
 初めてのことで気持ちよすぎて、気がつけば僕は霧夢の身体を強引に動かして、快楽を貪っていた。
 こんなの、彼女を欲望の捌け口にしていただけだ。
「全て、浅はかな僕の心が招いた事です。今は本当に、反省しています」
「……はぁ。ひびき、顔、あげていいわよ」
「霧夢?――んんっ?」
 顔を上げた瞬間、霧夢にキスされてしまった。
 唇同士を合わせたまま、十秒、二十秒と時間が過ぎてゆく。
「んっ……」
「き、霧夢。いきなりどうしたの?」
「あー、やっぱムリね。怒ることはできても、嫌うなんて出来そうにないわ」
 唇を指でなぞりながら、独り言のように霧夢が呟く。ほのかに赤く染まった頬は、怒っているからじゃないのかもしれない。
「……それに、ひびきに強引にやられるっていうのも、悪くないかもしれないし」
「霧夢。なにか言った?」
「な、なんでもないからっ!」
 後半、聞き取ることができなかった。僕にどうこうって言ってたと思うけど。
「とにかく、許してあげるって言ってるの。今回は特別に、だけど」
「許すって……本当に、いいの?」
 自分でやっておいてなんだけど、到底許されることではないと思う。警察に突き出されることも、覚悟しないといけないものだ。
「いいの。私はひびきの最高のパートナーで恋人の、霧夢なんだから。少しくらい恋人が失敗しちゃっても、許してあげなきゃね」
 それでも霧夢は、いつもと変わらない自信満々の声で、けれどわずかにはにかみながら、答えてくれた。
0171霧夢だから2014/10/31(金) 04:04:37.24ID:dzarZjyt
以上になります。
なんか霧夢さんは責められると弱いとか、隠れMとかのイメージが自分の中であるので、そんな感じに描きました(偏見
そして響君は、まぁ若気の至りということで一つ。
0173名無しさん@ピンキー2014/11/03(月) 12:36:16.90ID:5ilufbkR
そんな偏見良くないと思うんだ

つまり逆襲の霧夢様編はよ
0174名無しさん@ピンキー2014/11/06(木) 00:44:39.31ID:7H5B/w1h
激しくGJ!!
相手から襲ってきたならGOUHOUだよね

桜をも凌ぐというスタイルの相ヶ江さんとのエロスもみてみたい
0176名無しさん@ピンキー2014/11/08(土) 22:02:13.76ID:rjRTBTfv
皆さん的には
山葵→bba
なゆっち→可愛い
ミホ姉→合法
なんだろうけど、やんばる、ハッチ、野火止姉妹はどうなの?
あと保護者勢で誰が好み?
誰かロリ以外でかいてけれ
0177名無しさん@ピンキー2014/11/08(土) 22:09:44.06ID:Lp1Wr8fB
このスレの歴史も長いが、小笠原(カマキリ)×ミホ姉の純愛ものを構想したのは俺一人だろう
0178名無しさん@ピンキー2014/11/09(日) 00:07:10.01ID:BgbbwRui
あえて言おう。逆レイプ姉妹丼をこのスレでやろうとしたのは俺だけだろうと
0179名無しさん@ピンキー2014/11/09(日) 00:14:13.38ID:Vk19kb6B
>>176
やんばる→メイドさん。それ以上でもそれ以下でも
ハッチ→同好の士
野火止姉妹→あと数年遡る事ができれば…

保護者勢は特に好き嫌いないけど書くのが楽しそうなのは湊夫妻、三沢夫妻辺りかなぁ。
0181名無しさん@ピンキー2014/11/09(日) 11:27:52.58ID:EaStgS4v
小学生の手編みシリーズを考えて投下したのは私だけですね
案の定残念クオリティに
0182名無しさん@ピンキー2014/11/09(日) 13:55:11.66ID:vuMruCaM
花織さんは娘同様、お酒入ると「んふふ、忍ふぁ〜ん」とか馬乗りしてそうでいいな。
12巻のアレも、実はお母さんがヤってたのを真似しただけかも知れん。
0183名無しさん@ピンキー2014/11/09(日) 21:01:32.88ID:HzFDs6e4
>>182もっかん酒乱事件は11
12と言えばやんばるソーププレイだろ!あれで誰かかいてくれ
0186名無しさん@ピンキー2014/11/11(火) 00:36:53.75ID:lP7lFQuB
ああ失礼、>>182は14巻の浴衣騎乗位のつもりで書きました。
確かに12巻ネタだと、萌衣さんに指導されながらの本格エロ突入もいいなあ……。
0187名無しさん@ピンキー2014/11/11(火) 21:29:06.22ID:P+VWHB01
今日はポッキーの日!
と言うわけでポッキーゲームネタを…
0190名無しさん@ピンキー2014/11/13(木) 23:22:14.34ID:7BISK/9b
たまには女バス5年も頼むよ
あとはロリ以外とかさ
0191名無しさん@ピンキー2014/11/13(木) 23:38:00.89ID:avnELXWw
葵「もっと昴とイチャイチャさせろー!」
桜花「そうだそうだ、響とイチャコラさせろー!」
0192名無しさん@ピンキー2014/11/13(木) 23:38:33.63ID:Efy05Juh
ミホ姉はロリ枠に入るのか入らないのか。永遠の命題だな
0193名無しさん@ピンキー2014/11/14(金) 07:17:47.52ID:JBlJZJA+
こういうエロパロではミホ姉の合法スキルを使わないでどうする
つまりミホ姉はロリ
0194名無しさん@ピンキー2014/11/14(金) 07:20:02.65ID:JBlJZJA+
途中送信してしまった
つまりミホ姉はロリであるべき
0195名無しさん@ピンキー2014/11/14(金) 13:02:13.09ID:En0d1xVA
冬子「カモーーーーーーーーーーーーーーーン♪щ(゜▽゜щ)」
0196名無しさん@ピンキー2014/11/14(金) 16:10:54.76ID:PsF3tyPT
ここまでミミちゃんのエロパロなし
つばひーでも構わん
0198名無しさん@ピンキー2014/11/14(金) 18:28:30.55ID:JBlJZJA+
>>196つばひーだったら相手は夏陽かな。ミミちゃんはすばるんかギンガ?

っておい!ましゃみさんとげったんは?
0203名無しさん@ピンキー2014/11/15(土) 19:43:40.51ID:6kEOTosq
言えない、無垢なる魔性に囚われた智花がひなたにメロメロになっちゃうのとか
師弟関係拗らせてグイグイ師匠に迫るミミで妄想してたなんて言えない
0204名無しさん@ピンキー2014/11/15(土) 20:17:58.04ID:4BI2Hjrt
どきどきすること聞いてたら5年の恋愛物みたくなった
エロパロでもプラトニックな感じでもいいから誰か頼むよ
あ、百合無しで
0205名無しさん@ピンキー2014/11/15(土) 20:57:50.67ID:4BI2Hjrt
響の誕生会と言う建前ではじまったJS5×6、JK1による響にー逆レイプ大会
…的なのお願いします
0207名無しさん@ピンキー2014/11/21(金) 05:57:34.85ID:NSRS7ZMH

椿と柊がなぜか昴の家にやってきた。どうやら夏陽がひなたの家に宿泊しに行ったらしい。まあ何かあればかげつが止めるだろう。
で、両親はご丁寧に国内某所に旅行に行ったらしい。温泉があるらしい。
結果、2人残されても困るのでどこかに宿泊に行くことになったが、昴の家に「1泊2日の予定で」いることになったようだ。
だが、この時昴と銀河は知る由もなかった。性欲がかなり旺盛であることを。
0208名無しさん@ピンキー2014/11/25(火) 21:25:41.42ID:7TRMUTf3
霧夢のってfin?続きみたい
今まで書かれてないキャラで誰かかいて下さい
0209名無しさん@ピンキー2014/11/25(火) 22:01:38.72ID:9v9mhY/R
>>208
霧夢の作品を書いていた者です。
前回の投稿で一応完結になっていますが、続編っぽいものを現在執筆中です。
もう少ししたら投下できるかと。
0211名無しさん@ピンキー2014/11/25(火) 23:27:01.58ID:lSkeMrSJ
全裸正座じゃ寒いだろうから、妹と風呂にでも入りながらのんびり待てばいいと思うよ
0212名無しさん@ピンキー2014/11/26(水) 00:16:35.62ID:RhQLymgd
>>211
そこも原作4巻ばりに霧夢が浴室に飛び込んできてくれると信じたい。
そんな事を考えた時に今は夜だからと「夜のおつとめにきたヨ?」という意味深なセリフまで繋がった。
0215名無しさん@ピンキー2014/11/27(木) 21:34:16.71ID:yEDCkesW
ぞみぃ、裸にさせるのはやりすぎだよぉ

はむ。わたしたちもはだかになればだいじょうぶ

ひびきぃ&amp;#183;&amp;#183;&amp;#183;&amp;#183;&amp;#183;&amp;#183;ウワキなんて絶対に許さないからね!!

こういう場面で助けが来ると2人が恋仲になるっていうことがよくありますけど、貫井くんはそういうの、どうおもいますか?
0216名無しさん@ピンキー2014/11/28(金) 01:28:49.45ID:NWvmxT3f
ユズちゃんもアイリーンもjkよりでかいってどんだけだよ
だが私はつるぺた派だ
0217名無しさん@ピンキー2014/11/29(土) 05:57:20.14ID:lrfarrbg
>>216
ツルペタ小学生もボイン小学生も愛せてこそ真の紳士ではなかろうか?
0218ひびきと霧夢2014/11/29(土) 10:45:03.97ID:JuA9ECu+
>>216
私もこないだまで「ロリで巨乳とかないわー」って思ってたけど、最近になって「これはこれでアリだな」に変わりますた。

それはそれとして、以前書いてた霧夢SSの続編が完成したので投下します。
ホントは昨日の夜に描き上がったんだけど最後の校正中に寝落ちしてしまい、投下が遅れました。すまぬ。
あと超亀レスですが。
>>173
こうですか、わかりません!
0219ひびきと霧夢2014/11/29(土) 10:47:03.46ID:JuA9ECu+
「あの、霧夢さん?」
「なぁに、ひびき?」
 僕へと返ってきた霧夢の声は、今の状況とかけ離れた甘ったるいもの。
 いや、布団の上で恋人同士が見つめ合っている。これだけなら、むしろ霧夢の声はこれ以上ないくらい相応しいものだ。
 ただ、一点だけ。
「僕のアレに添えられたもの、間違っていませんか?」
「なにも間違ってないわよ。今日は私の足で、ひびきをキモチよくしてあげるってだけじゃない」
 そう。今僕の屹立したアレは、霧夢の両足に挟まれてしまっている。
 しかしこの状況は、霧夢的にはなにも間違っていないらしい。
 霧夢と付き合い始めて一週間ほど経った。以前よりも二人でいることが増えて、キスも何度かした。
 けれどエッチはあの時以来一度もやっていなくて、霧夢の方から誘ってきた今回が、二度目の体験になる。
 それがこんな始まり方なのだから、疑問を抱くことこそ自然だと思う。
「どうして、こんな事に?」
「一週間前の、私達の初エッチのこと、覚えてる?」
「それは、もちろん」
 霧夢と恋人同士になることを決意した日。そのままお風呂場で、僕は。
「私の身体に興奮するあまり暴走して、一人で勝手にイっちゃったわよね?」
「……うぅ」
 なんだかんだで根に持ってたんだ、あれ。
 そりゃそうか。あの場であっさり許しちゃう方が驚きだったくらいだし。
「次にエッチする時は絶対に仕返ししてやろうって思ってたのよ。なのにひびきったら、一向に誘ってこないじゃない」
 しまった。僕なりに反省してしばらく控えようと思っていたんだけど、霧夢には逆効果だったらしい。
 けどまぁ、おかげでこうなった経緯は理解できた。
 いまいち納得しきれない部分もあるけれど、これが霧夢へのお詫びになるというのなら、付き合うべきかもしれない。
 というか。
「ひびきだって満更でもないみたいだし、もう始めてもいいよね?」
 霧夢にしてもらえるんだったら、そういうのも悪くないって感じている僕がいる。
 そしてその意思をあまりにも正直に反映して、僕の愚息はとっくに起き上がってしまっていた。
「そ、れっ……」
「ん……っ」
 霧夢が両足を動かし始める。足の内側で心持ち強めに挟み込まれ、上下運動で扱かれた。
 素足は表面にぴたりと張りつき、刺激をより強いものにしている。霧夢が動くたびに、頭がしびれる。
「ふふっ、ひびきったらとことんエッチなんだから」
「んんっ……なんのことかな?」
「気づかないとでも思った? さっきからガン見じゃない」
 完全にバレてしまっていた。どうしても視線が、霧夢のスカートの中にいってしまう。
 彼女が脚を動かすたびにスカートが捲れ、下着が見える。悪いと思っていても、眼が離せない。
「……ごめん、霧夢」
「別に謝る必要ないってば。っていうかもっと堂々と見てもいいのに」
「それはさすがに、遠慮しておくよ」
 バレてしまっているのがわかっても、堂々と覗き込むのはやっぱり躊躇われる。
「そ。まぁひびきの好きにしていいけど。んっしょ、と」
「あぅっ……」
 霧夢が足の位置を変える。大きく両脚を広げ、今度は足の裏を使って僕を挟み込んだ。
0220ひびきと霧夢2014/11/29(土) 10:48:04.41ID:JuA9ECu+
「ってあれ? 痛かった?」
「いや、さっきよりも、気持ちよくて」
 柔らかな足の裏に挟まれてより大きなストローク。
 そういった肉体の刺激に加えて、大胆に開かれた脚のせいでさっき以上に僕の眼を刺激してくる霧夢の下着。
 一枚の布で隠されたその奥。一度見てしまったばかりに鮮明に想像してしまい、さらに興奮を掻き立てる。
「ひびきの視線、すごい感じる。なんか、ヘンな気分……」
 霧夢の動きが激しくなる。徐々に瞳が、熱に浮かされたように蕩けてゆく。
「んっ、くっ、きり、ゆめっ……」
 足を上下される度に様々な刺激に襲われる。こんな事を続けられたら、保つわけがない。
「ふふ、だいぶいい声出すようになってきたわね。もう少し、かな?」
 今度は足の指で、僕の陰茎を挟み込む霧夢。これまで触れられていなかった部分まで指で挟まれた。
「き、霧夢。これは、ダメ、だっ……!」
 足の動きは、さっきまでよりも緩やか。けれど指を器用に動かして細かく刺激してくる。
「ああ。『もっとしてほしい』っていう方の『ダメ』ね。了解」
 なんだろう。嗜虐的な笑みが恐ろしいくらい様になっている。
 ともあれ、恥ずかしながら霧夢の言ったことは正しい。
 このまま続けられたら絶対に保たない。けれどやめてほしいなんて言えない。この快楽を手放すことなんて、出来ない。
「いいわよ。ひびきが望むんだったら、なんだってしてあげる」
「くぅっ、あぁっ……!」
 もう完全に、霧夢の足に翻弄されてしまっている。あまりにも強い刺激と快感に、頭はぼやけて腰は砕けそうになる。
 そしてなにより、霧夢に直接扱かれている陰茎は今にも暴発しそう。
「ひびきのコレ、すっごく苦しそうにヒクヒク言ってるんだけど」
「ごめ、ん。正直、もう限界なんだ」
 射精感を堪えるのがしんどい。霧夢は容赦なく足を動かして、僕を刺激してくるから。
「ベツに我慢なんてしなくていいでしょ。はやく、キモチ良くなって」
 霧夢はこう言うけど、僕はまだイキたくない。まだまだ霧夢に、続けてほしいから。
「ひょっとして、足でされるのそんなに気に入っちゃった?」
「そういう、わけじゃ、んんっ……ないけどっ」
 今の言葉に頷いてしまうのは、さすがに躊躇われる。事実翻弄されてしまっているとしてもだ。
 小学生の女の子に足でされて喜ぶ。霧夢に、そんな変態だなんて思われたくない。
「ここは、嬉しい嬉しいって言ってるよ? ひびき」
「ふっ……あぅっ」
 けれど現実は、霧夢の言うとおり。もうバレバレだ。
 素直すぎる愚息が憎たらしい。男のプライドというものを、少しは考慮してくれないものだろうか。
 ……なんてことを考えるのも、もう限界。
「ほらひびき。霧夢さんの足で、イっちゃいなさい」
 さらに激しさを増して、柔らかな圧迫で僕を扱く霧夢に、全ての思考を奪われて。
「だ、めだ、霧夢っ、出ちゃうっ……あああああっ!」
 そのまま限界を吹っ切ってしまった僕は、霧夢の足へと熱い塊を吐き出した。
「んっ……すごっ、太ももまでかかっちゃった」
 飛び出して自分の足を白く汚した精液を、蕩けた瞳で見つめる霧夢。
 僕はといえば、あまりもの気持ちよさに頭がぐるぐる回ってしまっている。
0221ひびきと霧夢2014/11/29(土) 10:49:03.60ID:JuA9ECu+
「いっぱい出たね、ひびき」
 口角を吊り上げた霧夢が、ゆっくりと足を上げ、膝立ちになった。
 ゆっくりとスカートをたくし上げる姿は、明らかに僕の興奮を煽っている。
 可愛らしい下着が姿を見せ、視線が釘付けになってしまった中、今度は下着を脱いでゆく。
「きり、ゆめ?」
 中は、霧夢の隠された蜜壷は、ひどく濡れていた。脱いだ下着との間にいやらしく糸が引いている。
 下へと視線を移してみれば、ショーツもぐしょぐしょになっていることに今更気づいた。
「わかる? ひびきのエッチな姿を見てたら、こんなになっちゃったんだよ?」
「う、うん……」
 ゴクリと生唾を飲み込む。イったばかりにも関わらず再び愚息を起き上がらせるほどに、霧夢のソコは扇情的で。
「ひびきのせい、なんだから。キレイにしてよ」
「っ……」
 どうもさっきのプレイのせいで、霧夢の中で変なスイッチが入ってしまったらしい。
 けれどそれは、僕も同じことだ。躊躇うことなく霧夢の蜜壷へと顔を寄せる。
 膝立ちになっている霧夢のソコに顔の位置を合わせようとしたら、僕自身は四つん這いになるわけで。
「ちゅるっ……れろ」
「んっ……!」
 霧夢の秘裂に舌を這わせる。すぐに絡み付いてくる、彼女の蜜。
 舌を戻して味わう。頭が痺れる。もっと、欲しい。
「あぅ、んんっ……」
 こんな格好で霧夢のアソコをひたすら舐め続けている。背徳感で頭がおかしくなりそうだ。
「ぺろっ、んぅっ……」
「あっ……ひび、きっ」
 舐める。霧夢の無垢な花弁を。その度に蜜は溢れて舌先を濡らす。
 綺麗にしろ、と言われたけどこれじゃキリがない。
 いつまで、舐め続ければいいんだろう。
 いつまでも、舐め続けていいのかな。
「ちゅくっ、あぅむ」
「ひび、きがっ……私の、夢中で舐めてる……っ」
 頭上から、霧夢の熱い声が聞こえてくる。応えるように、舌の愛撫を強める。
「くっ、んんっ……」
 舌に力を込めてから、秘裂を強く舐め上げる。一瞬、霧夢の身体がガクンと崩れかけた。
「ちょっ、ひびきっ……」
 足に力が入らなくなって、ふとんの上にぺたんと座り込んでしまう霧夢。
「ぺろっ、ぴちゅっ……」
「やっ、ああんっ」
 さらに位置の低くなった彼女の秘裂を追って布団の上に這うほどに屈み、なおも舐め続ける。
 もっともっと霧夢に、感じてほしいから。
「ひ、ひびき。おしまい。もう、いいから……あひゅっ!」
「れるっ、んぅっ……」
 霧夢がなにか言ってるみたいだけど、気にしない。
 奥にまで舌を差し込んで小刻みに動かしてみると、ますます蜜が溢れてきた。
0222ひびきと霧夢2014/11/29(土) 10:49:52.15ID:JuA9ECu+
「ちょっ、言うこと利きなさ――やあぁっ……」
 今度は霧夢の柔らかな花弁を丁寧に剥いてゆく。現れた蕾に口づけしてみた。
「ひうっ……!」
「ちゅくっ、れろっ」
 一際強い霧夢の声。もっと聴きたくなって、舌でクリトリスを舐め回す。
「ダメだって、ばぁっ。アタマおかしく――みゃうぅっ」
「んるっ、ちゅうっ……」
 ああ。きっと、僕と同じなんだろうな。
 今霧夢が口にしている『ダメ』っていう言葉は、もっとしてほしいっていう意味の方で。
 僕は愛撫を続けてゆく。しばらく放っておいたせいで滴ってしまっている愛液を、舌で掬い、舐め上げた。
「そんな、エッチな音っ、立てるなぁっ……」
「霧夢が感じてるから、こんなに溢れて、エッチな音がしてるんだよ」
「言う、なぁっ……あんんっ!」
 もう立場は、完全に逆転してしまっている。舌の刺激に翻弄されて悶える霧夢。
「はむっ、んんーっ!」
 最高に気持ちよくなってほしいから、僕は再び霧夢の隠れた蕾に口づけをして、そのまま舌を強く押し込んだ。
「あっ、ひびっ……ひやああああぁっ!」
 瞬間、それがなにかのスイッチだったかのように霧夢の身体が弾けて、今までとは比べ物にならない量の愛液が溢れ出した。
 僕の口だけではなく顔全体を濡らし汚した、霧夢の蜜。
「……きゅぅ」
「霧夢? わっ……」
 それに何を思う間もなく、力尽きた霧夢が、屈んでいた僕の上に覆いかぶさるように倒れてきた。
 
「むぅ、納得いかない」
「あはは……」
 一緒に布団に入って、今僕の腕の中にいる霧夢は、ややご機嫌斜め。
 元々は前回の仕返しのつもりでエッチを始めて、事実途中までは霧夢のペースで進んでいた。
「なのに、どうしていつの間に。なに? 調子に乗ってひびきにさせてあげたのが敗因?」
「いや、そもそもこういうのに勝ち負けなんてあるの?」
 まぁこれを勝負事とするのなら、霧夢のアレは確かに失策だったかもしれないけど。
 でも僕としては、ただ一方的に気持ちよくなってしまう方が申し訳ない気がして。前回が前回だっただけに。
「あるわよ。だから次こそは、ひびきを翻弄してやるんだから」
 ただ、こんな事にまで負けん気を発揮するのが、ものすごく霧夢らしいなって思って。
 ますます、腕の中の少女を愛おしく感じた僕は。
「好きだよ、霧夢」
「ちょっ、いきなりなに言い出すのよ! ……あぅ」
 より一層強く霧夢を、柔らかな温もりを、抱きしめた。
0223ひびきと霧夢2014/11/29(土) 10:52:52.77ID:JuA9ECu+
以上になります。
なんかこれ一本きりで終わりそうですが、一応続き考えています。
リアルが少し忙しくなりそうなので投下は遅くなるかもですが。
0224名無しさん@ピンキー2014/11/30(日) 00:36:37.97ID:GpVuteOu
GJ!(*^▽゚)b

真っ裸で妹の髪を洗いながら待ってた甲斐があったわ

さて、そろそろ肛門の○学○年生に突っ込み入れるか
0228名無しさん@ピンキー2014/12/08(月) 21:11:55.66ID:5yccYxyq
>>186を自分で書いて12巻を読み返したら、なんかムラムラと執筆意欲が湧いたので、
やんばる×すばるんのソーププレイ話をSS化してみました。

・ タイトル:『い・け・な・いソープマジック』
・ 投下量:11レス程度
・本格エロの予定が手コキまで
・萌衣さんサイドが激しく独自解釈

こんな感じですがよろしかったらどうぞー。
0230い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 21:24:12.44ID:5yccYxyq
「良い手つきですよ久井奈。そうして股の間も綺麗にして差し上げるのです」
「は、はい奥様」
「うぉ……!」
「あっ、す、済みません、すばるん様! 今のは、その、ご不快でしたか?」
「い、いえっ、ちょっとくすぐったかっただけというか!」
本当に、どうしてこうなった。
手指の間を指先で探られた感覚に声を上擦らせつつ、俺は改めて状況の異常さを痛感していた。
腰にタオル一枚という格好で、確定的に全裸な久井奈さんから、素手でボディ洗浄をされている。
しかも、真帆の母君である萌衣さんに、その様子をしっかりご指導ご鞭撻されながら、だ。
萌衣さんの勘違いを即座に否定していれば、とも思うが、もはや後の祭り。
俺も、そしてたぶん久井奈さんも、三沢家のクールな最高権力者に、今さら真相を告げられない。
そんな言い訳じみた事を考えていると、久井奈さんの指先が、俺の指の間へ優しく絡んできた。
「……っ!?」
「ならば、こ、このような感じ……では、いかがでしょう?」
「は、はい、くすぐったく、は、ない、です……」
耳元をくすぐる控えめな問い掛けに、俺はしゃちほこばって答えを返した。
軽く握り返せばいわゆる『恋人つなぎ』になるような、やたらと親密度過剰な手の組み方だ。
おまけに二の腕あたりには、先程よりも頻繁に、柔らかいものがぽよぽよ当たってくる。
たとえお互い服を着ていたとしても、こんな最接近をされたら心拍数の上昇は避けられない。
いわんや裸同士においておや、と何故か漢文調で独白してしまうくらい、胸の鼓動が急加速する。
「やはり、こうして合わせてみると、すばるん様の手は、とても大きいのですね……」
「そそ、そうですね! バスケマンは手が命ですから! はは、はははっ!」
「昴さん、あまり固くならずに、もっとリラックスなさって下さいね?」
「いえまだ固くは、じゃなくてっ、その、どど、努力します!」
頭が沸騰寸前なため、意味不明な事や言わなくてもいい事が、勝手に口からこぼれ出していく。
萌衣さんの目があるせいなのか、あるいはメイドとしての高い職業意識のなせる業なのか。
久井奈さんはそのまま丁寧過ぎるほど丁寧に、俺の指の間をこしこしと洗い出す。
結構なお点前なのは確かだが、この密着具合は非常にまずい。
豊かな膨らみが揺れて素肌に触れるたび、カラダの一部が変形しそうになる。
0231い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 21:27:24.63ID:5yccYxyq
「く、ぅ……」
萌衣さんという第三者さえいるこの状態で、そんな姿を晒してしまう訳には絶対にいかない。
仮に二人きりであったとしたら、それはそれで余計に困るような気もするけど。
ともかく、全身全霊を振り絞って、素直な反応を示そうとする自分を懸命に押し留める。
洗い終えた久井奈さんにやっと手を放して貰った時には、俺の精神力はもはや枯渇寸前だった。
「あ、ありがとうございましたっ……! これ以上はもう、本当にいいですから……っ!」
久井奈さんと、そして横に控えておられるはずの萌衣さんに向け、俺は心の底から訴えた。
ボディソープの攻勢は、すでに両腕と背中の全面を完璧に支配している。
ここで食い止めなくては、残すはスリーポイントライン内、入り込まれたら危険なエリアだ。
けれど、萌衣さんは冷静沈着な司令塔のように、俺のディフェンスの隙を突く。
「久井奈の手際に、どこか至らない点でもありましたか?」
「とんでもないです! た、ただ、お気持ちは充分すぎるほど示していただきましたし!
 久井奈さんほどの魅力的な女性にこんな事、その……、慣れてないし、申し訳ないんです!」
「っ!?」
後ろで久井奈さんが息を呑む気配がしたが、何か驚かせるような事でも口走っただろうか。
いや、それより今は、萌衣さんが俺の主張に納得してくれるかどうかの方が、はるかに重要だ。
慣れてないのも申し訳なく思うのも本当なのだから、切実さは充分に伝わっているだろう。
このままでは邪まな気持ちを抑え切れなくなりそうだ、という最大の理由は隠しているにせよ。
どうか届けと、相手ボールへ必死に手を伸ばす心境で祈る中、萌衣さんが再び口を開く。
「わかりました。でしたらここは、久井奈の自主性に任せる、というのはいかがでしょう?」
「……は?」
「私としても、どちらかがもう嫌だと言うのであれば、決して無理にとまでは申しません。
 ですがお話を伺う限りでは、単に不慣れなため少々ご遠慮なさっているだけのご様子。
 久井奈が自ら望むなら、申し訳なく思う必要はございませんし、受け入れて下さいますよね?」
0232い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 21:30:30.10ID:5yccYxyq
「はぁ、まあ……」
あまりに平静かつ説得力のある口調で同意を求められ、思わずあいまいに頷いてしまう。
理屈は合ってる……のだろうか? もしも反論できるなら、頼むから誰か代わりにして欲しい。
だが、こぼれた球は久井奈さんの方へ転がった訳で、まだ危地を脱するチャンスは残されている。
「という訳です久井奈。私も昴さんも、貴女の意思を尊重します。さて、どうしますか?」
「はゎ!? どど、どうとおっしゃいましても!?」
「難しく考える事はありません。年頃の娘として、これ以上は出来かねると言う……」
「い、いえっ、出来ます! どうか最後までお世話させて下さいませ!」
しかしまさかのキャッチミス。
萌衣さんの言葉を食い気味に、焦った久井奈さんがボールを真逆の方向へ弾いてしまう。
どうして──いや、ここで責められるべきは、確実に止められなかった俺のほうだ。
男と意識した相手に裸で奉仕するという過酷な状況で、冷静な判断力など残っているはずもない。
とっさに普段の生真面目さが表に出てしまっても、仕方のない事……では、あるのだが……。
「……昴さん。当の本人がこう言っておりますので、もう少しだけお付き合い願えますか?」
「はっ、はい……っ」
すでに言質を取られている以上、萌衣さんの更なる問い掛けに、俺は力なく頷くよりほかない。
しかし、そうして敗北感に屈しかけたその瞬間、俺の頭に電光が走った。
──待てよ? くすぐったくて耐えられない、というフェイクを入れればどうだ……?
不意に浮かんだそのアイデアを、俺は藁にもすがる思いで検討し始めた。
のたうち回って呼吸困難になるほど笑って見せれば、萌衣さんもそれこそ無理にとは言うまい。
久井奈さんは不手際を叱られる羽目になるかも知れないが、そこは我慢して頂こう。
少なくとも『最後までお世話』をするよりは、総合的なダメージはずっと軽くなるはずだ。
よし、と内心強く決意を固めた処で、背後の久井奈さんからお声が掛かる。
「……あの、すばるん様。恐縮ですが、少し両脇を開けてはいただけませんでしょうか?」
「あ、はい!」
ナイスアシストです久井奈さん!
脇の下、という比較的メジャーな弱点なら、こちらの偽装工作にも説得力が増す。
正直、演技力には全く自信がないけれど、そこは努力と根性でカバーするしかない。
目を閉じて視覚に頼れない状況でタイミングを外さぬよう、皮膚感覚に意識を集中させていく。
「では、失礼いたします……」
断りを入れた久井奈さんの両手が、俺の脇の下……を通り過ぎ、更に前へと伸ばされる。
そして、研ぎ澄まされていた俺の神経に、焼き切れるほどの圧倒的な刺激が飛び込んできた。
0233い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 21:33:44.41ID:5yccYxyq
「かっ──……」
笑い声になるはずの息は喉に詰まり、のたうつつもりだった身体は石のように硬直した。
何が起こっているかと言うなら答えは簡単だ。
久井奈さんが、俺の胴体を後ろから抱き締めて、裸の胸を背中に密着させてきたのだ。
先程から触れていた丸いふたつの膨らみが、ふにゅんと潰れて泡まみれの肌に吸い付く。
その位置関係から察するに、どうやら久井奈さんは現在、俺の背後で膝立ちになっているらしい。
華奢な両腕が胸板を緩やかに包み込み、伝わる温もりと心地よさが俺の理性を蕩かせる。
これ、は……無理だ。とてもじゃないけど我慢なんかできない。
微速度撮影された発芽映像のように、腰に巻いたタオルが急速に押し上げられていくのが判る。
「久井奈、なぜそのような体勢を?」
「えっ? い、いえ、こうしなくては、すばるん様の胸に手が届かないのではないかと……。
 や、やはり少々無作法でしたでしょうか?」
──それは、普通に前へ回っていただければ済む話なのではありませんか?
心の中でそう呟いてみるものの、舌も声帯もまるでいう事をきかず、言葉としては出てこない。
あうあうと空しく口を開閉する俺をよそに、萌衣さんはひとり落ち着いた声色で答える。
「……いいえ、言われてみれば確かに合理的な判断です。
 昴さんも不快には思っておられない御様子ですから、そのままでも構わないでしょう」
──すいません、今の御言葉は、いったい俺の何を見てご判断されたのですか?
すごく聞きたいような、絶対答えて欲しくないような疑問が、真っ白になった頭の隅をよぎる。
萌衣さんの視線がどこを向いているのか、目を開けて確認する勇気は俺にはない。
一般常識的には確実にファウルだと思うのだけど、三沢家ルールではどうやら違うらしい。
果てしなくおおらかな萌衣さんの倫理観ジャッジに、俺は戦慄を覚えずにはいられなかった。
0234い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 21:37:25.22ID:5yccYxyq
「あ、安心いたしました……。奥様にそう言っていただけると、とても心強いです……。
 それではすばるん様、こちらもお洗いいたします……ね?」
「ふく……っ」
安堵でわずかに身体の緊張を緩めた久井奈さんは、両手で俺の胸板へ横並びの円を描き始めた。
ソープでぬめる五指と掌が、左右の大胸筋を優しく撫でる感覚に、詰まった息が洩れる。
ゆるく開いた指の腹に連続して上を擦られ、乳首があっという間に堅くなっていく。
存在を強く主張し出したそれを、久井奈さんの指が手探りで確認するようにくりっとこね回す。
「あら、これは一体……?」
「はぅ!?」
「久井奈、そこは乳頭です。殿方にとっても敏感な場所ですから、無闇に弄らないように」
「あっ、も、申し訳ありません! すす、すばるん様にも、とんだご無礼を……!」
「ぃ、ぃぇ……」
たいへん気持ち良かったので、謝っていただく必要など全くありません。
それにさっきから俺も、久井奈さんの少し尖った部分を、しっかりと背中で味わっていますし。
ああ、もう自分に『考えるな』と言い聞かせることすら出来やしない。
内心の劣情を言葉や行動へ出さないようにするだけで、俺の自制心はほぼ手一杯だ。
掠れた声でどうにか否定の意思のみを伝えると、久井奈さんの指がためらいがちに肌を掻く。
「……か、重ね重ね恐縮なのですが、もう少しだけ触れてしまっても構いませんか?
その、つまりですね、まだきちんと胸のほうを洗い終えていないもので……。
も、もちろん、なるべく刺激しないよう努めますから……」
「はっ、はぃ……」
反射的に頷いてしまってから、わずかに残った罪悪感が胸の奥をチクチクと刺す。
実直な久井奈さんの誠意につけ込んでしまうとは、我ながら何て浅ましいのだろう。
だが、もっと触れて欲しいという強い欲求が、俺に制止の言葉を告げさせてくれない。
そして、再び乳首を撫でられた途端、痺れるような快感に、自責の念は呆気なく吹き飛ばされる。
0235い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 21:41:56.90ID:5yccYxyq
「くぉ……!」
「ん、ふっ……。っ、はぁっ……」
もはや誤魔化しようもなく、俺は久井奈さんの熱心な奉仕を、性的な刺激として受け取っていた。
うなじに掛かるひそやかな息遣いさえ、ひどく色っぽく聞こえてきてしまう。
閉じた瞼の裏側で、先程見たタオル一枚の姿が改変され、今の情景として鮮明に浮かび上がる。
俺があらぬ妄想に耽る中、久井奈さんはあくまで几帳面に、一定の拍子で腕を動かしていく。
くるくると回る円の動きが次第に下へ降りていき、洗う範囲は胸から腹へと移る。
久井奈さんが手を届かせようと身を乗り出すせいで、互いの体はますます密着度を増す。
わずかな動きに合わせ、背中に当たる柔らかな膨らみが、ぬりゅん、くぬっ、と滑ってたわむ。
丸みの中心にある、ツンと隆起した小粒の感触に、どうしようもなく気が昂ぶってくる。
そのうちに、久井奈さんの指先は臍下まで届き、腰に巻いたタオルの上端を浅く掠め出した。
「そこから先は、さすがに厳しいのではありませんか、久井奈?」
「あ、はい、そうですね……。奥様の、おっしゃるとおり、です……」
久井奈さんは、萌衣さんの指摘にゆるやかな口調で答え、寄せていた身体を後ろに引き始めた。
柔らかな肢体が離れていってしまう事に、残念、という素直すぎる感想が沸き起こる。
肌を撫でていく指先に、どこか名残を惜しむ風情を感じるのは、俺の勝手な思い込みだろうか。
回転の鈍った頭でそんな事を考えていると、久井奈さんがこちらの耳元に唇を寄せて囁く。
「すばるん様……、これより先は、前のほうへ回らせていただきますね……?」
「「えっ」」
「さすがに後ろからでは、お御足までは手が届きませんので……」
「あ、あぁ……」
どうやら厳しかったのは体勢だけの話で、ご奉仕自体はまだ続くらしい。
確かに理屈はもっともだけど、今の状態で正面に来られると、ちょっとまずくはないだろうか。
俺はとりあえず両腕を脚の間に垂らし、いきり立った部分をさり気なくガードする。
制止の声が掛からないという事は、萌衣さんのほうもおそらく久井奈さんと同意見なのだろう。
さっき俺が疑問の声を上げた時、一緒に驚いていたような気もするけれど。
久井奈さんの気配が俺の背後から静々と半周し、軽く開いた両膝の前あたりまで回り込む。
0236い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 21:45:10.17ID:5yccYxyq
「では、こちらから……」
捧げ持つようにふくらはぎを取られ、俺の左足が丁重に前へと伸ばされていく。
軽く仮置きされた場所は、高さと感触から察するに、片膝を立てた久井奈さんの太腿の上だ。
想像できる体勢にふと魔がさして、ほんの一瞬だけ薄目を開け、現状を確認してしまう。
そして、あまりにも刺激の強いその光景に、慌てて瞼を固く閉ざし直した。
「っ……!」
眼の奥がチカチカして、今にも鼻血を吹いてしまいそうなほど、首から上に血流が押し寄せた。
それほどまでに、盗み見てしまった今の久井奈さんの姿は刺激的に過ぎる。
恥じらいに上気した横顔は何とも色っぽく、流れる黒髪から覗く耳たぶなど先まで真っ赤だ。
俺の体から移ったのであろうわずかな量の泡は、見事な裸身を隠すどころかむしろ強調している。
なめらかな白い肌、成熟した優美な曲線、豊かな膨らみの頂点にある淡い桃色。
胸とは対照的になだらかな腹部、へその窪みの更なる下に、薄く茂った濡れ羽色の翳り。
特にその、細かい泡で肌に貼り付いた魅惑の三角地帯の残像が、俺の心を捕らえて離さない。
「はい、下ろしますね……」
俺が理性の手綱と格闘している間に、久井奈さんは爪先から膝の裏までを綺麗に洗い終えていた。
再びうやうやしい手つきで持ち上げられ、浮かされていた足裏がタイルの上に戻される。
けれど、確かになったはずの足元は、まるで夢の中であるかのようにふわふわと落ち着かない。
久井奈さんの両手が再び左足に添えられ、膝上から腿の付け根へと、ゆるやかに遡ってくる。
そんな中、俺はモゾモゾと足先をうごめかせ、確固とした足掛かりを探す。
しかし、塗られた泡でつるりと足を滑らせた途端、脛の上部が柔らかな狭間に嵌り込んだ。
「ふゃんっ!?」
「ごっ──……!」
久井奈さんはビクンと全身を震わせて、可愛らしくも色っぽい悲鳴を洩らした。
またもや咄嗟に目を見開いてしまい、謝罪の言葉は最初の一音を残して立ち消えていく。
脛の半ばが、片膝立ちで上体を乗り出した久井奈さんの両脚の間へ、深々と不法侵入している。
ちりっと擦れる濡れた巻毛と、周囲の柔肌よりも更にしっとりとした滑らかさ。
脛骨の上あたりから伝わるそれらの生々しい感触に、昂ぶり切った股間のモノが大きく跳ねる。
いくら偶然とはいえ、この激しいチャージングは確実に一発退場ものだ。
0237い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 21:48:25.85ID:5yccYxyq
「すみ、ませ……ん。突然……だったもの、で……、お、おかしな、声を……。
 あ、あのでも……、動かれる……と、うまく、洗……えなく、なります、から……。
 ですから、そ、その……っ、失礼、します……」
「ぇ、ゃ、ぁ……」
けれど、久井奈さんは逆に謝りさえして、おまけに俺の膝から先を内股できゅっと挟み込む。
確かに俺からは動かしにくくなるが、代わりにその場所との接触はより深くなる。
形すら思い描けそうな密着に、白熱した脳内から羞恥心や常識的な思考がみるみる蒸発していく。
久井奈さんの手が、脚の付け根の微妙な位置まで至っても、照れや焦りをまるで感じない。
「す、すばるん様……。次は、逆のお御足を……」
「あっ、はい……」
続けて促す声に応じ、呆けた俺は半ば自分から、右の足先を前に差し出した。
久井奈さんは先程までとは逆の膝を立て、俺のふくらはぎを左の時と同様に太腿へと寝かせる。
差し入れられた四指の根本が足指の間をくちくちと滑り、汗と汚れを掻き落とす。
踵から踝・足首と進む手の動きは、踊るように流麗で、見ていて全く飽きがこない。
そのお手並みと、揺れる胸元と、下腹部から覗く淡い茂みを、ぼうっとしながら眺め続ける。
「っ、その、すばるん……様?」
「…………?」
「! い、いえっ、なんでも……ない、です……」
おずおずと上げられた潤んだ瞳を、綺麗だなあと見返していると、慌てて顔を伏せられてしまう。
どうしたんだろう、すごく何か言いたがっていたようにも見えたんだけど。
……あれ、そういえば少し前、久井奈さんに何かを頼まれていたような……?
けどまあ──、いいか。大事なことなら、きっとまた向こうから言ってくれるに違いない。
それ以上の思考を放り出して、俺は丁寧な奉仕を続ける久井奈さんの姿を再び鑑賞する。
「え、っと……。す、少し、こちらへ……」
膝の上まで手を進めると、久井奈さんは小さく内股を擦り合わせ、迷ったような声を出した。
そして、また事故が起こらないようにするためか、上げた右足をやや外側へと下ろす。
大きく広げた俺の足の間にひざまずき、懸命に手を動かしていくさまが、何とも甲斐甲斐しい。
両手で作られた大きな輪が、しゅっしゅと軽く前後しながら、太腿を優しく擦り立てる。
やがて腰に巻いたタオルの近くまで洗い終えると、久井奈さんは再びそっと目線を上げてきた。
0239い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 23:00:07.48ID:5yccYxyq
「あ、あのっ……。こっ、こちらもお洗い致しますので、腕を、少々……」
「あっ、はい……」
両の手首をそっと握られ、俺は促されるままに、股の間に垂らしていた腕を腰の脇へと退けた。
高く盛り上がったタオルの前があらわになっても、久井奈さんにあまり怯む様子はない。
まあ、俺が見ている間だけでも、何度かチラチラ視線を向けていたようだったしな。
今さら隠した処で仕方がないだろうし、そもそも隠そうという意識さえほとんど起こらない。
「ん……」
「はぅわ……!?」
それでも腰の布を外されると、やはりわずかな気恥ずかしさを覚えてしまう。
タオル地が擦れる感触でピクンと反応した俺のそれに、久井奈さんが小さく驚きの声を洩らす。
まず間違いなく、こんな状態のモノをじかに見るのは初めてだろうから、それも無理はない。
さすがに少しは引かれるかとも思ったが、久井奈さんは深呼吸ひとつで即座に立ち直る。
「で、では、まいります……」
「うっ……」
まずはタオルに隠れていた部分でも比較的に問題のない、内股と尻の部分へ手が伸びてきた。
胴と足の境目を揃えた指が繰り返し撫で、尻肉と椅子の隙間にまで丁重に潜り込んでくる。
軽く腰を浮かせてそれを助けたりもしつつ、俺は久井奈さんの行為に身を委ねていく。
尾てい骨から尻の割れ目へ指が流れると、背筋全体にゾクッとした疼きが走る。
後ろの穴に軽く触れられた瞬間、脈動したアレの先端から、じわりと何かが滲み出す。
どこもかしこも、余す処なく洗おうという意気を感じ取り、嫌が応にも気持ちが昂ぶってしまう。
反り返るナニとの間に入った指先が、下腹部に生えた毛を掻き分け、ソープを小さく泡立てる。
そしてそのまま、久井奈さんの両手はくるりと回り込み、俺の袋を優しく掬い取った。
「あぅっ……」
「く、くすぐったいようでしたら、言ってくださいね……?」
お椀のように小さく丸めた掌の中で、久井奈さんは捉えたそれをゆっくりと揉み洗いし始めた。
皺のひとつひとつを伸ばすような丁寧きわまる指使いが、天にも昇る心地よさを生む。
中の玉を絶妙の力加減で転がされ、まるで熱い湯船に浸かった時にも似た、長い溜息が漏れる。
0240い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 23:03:14.47ID:5yccYxyq
「っはあぁぁ……っ」
「あ……。その、すばるん様、お加減は、よろしいです、か……?」
「ええ……、すごく……」
「そっ、それは、なにより、です……」
率直な感想を伝えると、久井奈さんはどこか嬉しげに呟いて、より熱心に指を動かした。
その手際もだが、斜め上の視点から見下ろす、少し前屈みになった身体もまたすこぶる魅力的だ。
おくれ毛のかかる白いうなじが艶めかしく、姿勢の良い背筋のラインにも目を奪われる。
立てた踵に腰掛け、軽く後ろへ突き出す形になったお尻など、かぶりつきたくなるほど瑞々しい。
そうした絶景に見入っていると、最後に残された肉棒の根本に、細い指先が絡んできた。
「お……」
「ふゃぁ……。こ、こんなに……」
一瞬ピクンと指を震わせながらも、久井奈さんはそこから手を離そうとはしなかった。
そして、不慣れな感触を慎重に確かめる調子で、軽く何度か握り込んでくる。
ギチギチに張り詰めた俺のそれは、柔らかい指の圧迫を跳ね返し、更に大きく力感を増す。
それでも久井奈さんは、嫌がったり怖がったりする気配をまるで見せない。
続けてもう一方の手を握った拳の上に伸ばし、半ばから先端近くまでをやんわりと包み込む。
「こ、ここは、特に念入りに、お洗いしなくては、いけません、よね……?」
「ふっ、ぅく……」
俺にというより、むしろ自分に言い聞かせるように呟いて、久井奈さんは手を動かし始めた。
拳を縦に打ち合わせる感じで、握った両手を小刻みに上下させ、俺のものを丁寧にしごく。
独りで処理する時とは比べ物にならない、甘美で繊細なその摩擦に、自然と腰が浮いてしまう。
ぱちゅ、くちっ、と湿った音を立てるソープのぬめりが、淫らな興奮を掻き立てる。
荒くなった呼吸のせいで覚えた喉の渇きに、グビリと大きく生唾を呑む。
「っはぁ……、はあっ……」
「ん……っ。こっ、こちら、もっ……」
「うぁ……」
小さな掌が膨れた先端に丸く被さり、ドアノブを拭うような調子でくるくると撫で回す。
うごめく指が張り出した傘の裏側を絶妙に掻き、親指の付け根の柔らかい部分が鈴口を擦る。
そこから滲んだ汁がソープと混じり合い、適度な潤滑となって快感を高めていく。
限界の近づいた俺のそれは、意思とは無関係に強く脈動し、久井奈さんの手の中で暴れ出す。
0241い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 23:06:22.03ID:5yccYxyq
「あぁ……。こう……するのが、よろしい……の、です、ね……?」
「うぅっ……! く、ぁ、はっ……!」
俺の反応から察したのか、久井奈さんの手捌きは、よりツボを心得たものへと変化していく。
片手で根本を押さえ、幹からカリの段差に向けて絞り上げるように、しゅにしゅにと擦り立てる。
小さく動く親指の腹が、鈴口の下にある皮の継ぎ目を拭うたび、情けない声が出てしまう。
悦ばれている事にメイドとしての充実感を刺激されたのか、久井奈さんはますます奉仕に励む。
堪えきれない羞恥の表れか、モジモジと細かく左右に揺れるお尻の動きが、もうたまらない。
「んっ、ふ……、ぁ、っはぁ……。す、すばるん、さまぁっ……」
ああ、判ってる。
久井奈さんはただ、顔を上げてこちらに呼び掛けただけだろう。
でも、上目遣いの蕩けたような表情が、いつもより少し舌足らずの懇願めいた甘い声が。
最後の一押しとなって俺を襲い、熱いほとばしりが急速に幹の中を駆け上がる。
その感覚は、きゅっとしごき上げる手指の動きさえ追い抜いて、先端の出口に向かう。
喉奥から絞り出すような呻きを洩らした次の瞬間、俺は大量の白濁を体外へと吐き出した。
「ぅあ……!」
「え、きゃっ!?」
予告もなしに噴き出た粘液を顔に浴びせられ、久井奈さんは小さく悲鳴を上げた。
そこへ追い撃ちを掛けるように、二度、三度と続く飛沫が、綺麗な身体をべったりと汚していく。
紅潮した頬に、細い首筋に、長い黒髪に、豊かな胸の谷間の上に。
ゼリーにも似た塊が混じるねばついた欲望の証が、領有権を主張するように降り掛かる。
その背徳的な光景に、握られたままの肉棒が再び跳ねて、中に残っていたものをトロリと漏らす。
「くっ、はぁあ……っ」
「あ……、え、えっ……?」
全てを出し切った解放感に大きく息を吐く俺を、久井奈さんが放心した顔で見上げてきた。
訳の解らぬまま、驚きで気が抜けてしまった風に、ぺたんと女の子座りでタイルにへたり込む。
いっそあどけないとも言えるそんな姿も、まったくもって大変かわいらし──。
0242い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 23:12:22.82ID:5yccYxyq
……いや、ちょっと待て。
ひょっとして、というか確実に、俺はいま、とんでもない粗相をしてしまったのでは……?
切実な欲求を満たした事で、熱暴走していた脳内へ、急速に思考力が蘇ってくる。
久井奈さんは、幹から垂れてきた白濁を親指で拭い取りつつ、ゆっくりとそこから手を離す。
そして、胸元に引きつけた掌の上で、ぬたつくそれを弄りながら不思議そうに眺める。
「あ、あの、すばるん様……? これは、もしや、その……?」
「うっ、ええと……」
薄々ながらも正体を察したらしい久井奈さんの問い掛けに、俺は迷って言葉を詰まらせた。
誠実に答えを返すべきか、先にまず平身低頭して謝罪すべきか。
だが、その選択を済ませるよりも早く、平静きわまる声が横斜め上からズバリと告げてくる。
「もしやではありませんよ、久井奈。それは紛れもなく、昴さんの精液です」
「はわ、お、奥様っ!?」
「萌衣さんっ!? あ、いや、これはっ……!」
いかん、萌衣さんが傍に控えている事を、今の今まですっかり忘れていた……!
うろたえ赤面する久井奈さんとは対照的に、俺の顔からはザァッと音を立てて血の気が引く。
もう誰に何をどこからどう謝ったらいいものか、とにかく全然見当がつかない。
「昴さん、慌てる必要は何もありませんよ。
 勃起した陰茎をあれだけ刺激されれば、性的興奮が昂じて射精に至るのは当然の結果です。
 むしろ、そこまで大量に射精しても未だ萎えない逞しさは、お若いとはいえご立派です」
「え、その……えっ?」
けれど、萌衣さんは感情のゆらぎを微塵も窺わせない落ち着いた態度で、超然と語りかけてくる。
信じがたい事ではあるが、どうやら事態を正確に理解した上で、問題無しと判断したようだ。
だが、充分に若くお美しい女性から淡々と状況を解説されるのは、精神的に極めてキツい。
これならむしろ、何て事をと叱られたほうが、まだしも気が楽なような気がする。
返す言葉さえ見つからない俺から視線を外すと、萌衣さんは続けて久井奈さんへと矛先を変えた。
0243い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 23:15:49.65ID:5yccYxyq
「さあ久井奈、初めて殿方の射精する姿を見たからと言って、いつまでうろたえているのです。
 これで終わりなどではないのですから、早く続きに移りなさい」
「え!? あ、あの、続き……、をさせて頂いても、よろしいので、しょうか……?」
「当然です。泡をシャワーで落とす処までしなくては、ご奉仕としては片手落ちですからね。
 ですがその前に、まずは自分の身体のほうを清めなさい。
 そうして大量の精液を肌に付着させたままでは、あまり見栄えがよろしくありませんよ」
「は……? 身体……を、流……す?
 あっ! はははい、そうですね! たっ、ただ今、そのようにっ!」
繰り返し催促された事で、久井奈さんはようやく我に返ったらしく、慌ててその身を翻した。
いや、いきなりあんなモノをぶっ掛けられたら、狼狽するのも無理は無いと思います。
あとできたら、射精とか精液とか、あまり連呼しないで頂きたいのですが。
喉まで出掛かったそんな台詞を、とても俺の言えた義理ではないと、無理やりに飲み下す。
これはもう、爆散どころか原子レベルで崩壊消滅してもまだ足りなさそうだ。
ソープと白濁の汚れを手早く洗い落とすと、久井奈さんはシャワー片手に振り返ってくる。
「で、ではすばるん様、泡をお流しさせていただきますっ!」
「はっ、はい、お願いします!」
勢いにつられて頷くと、もはや後ろに回る余裕もないのか、真正面から俺の背中を流し出す。
しかし今度こそ、安易な欲望に身を任せてしまう訳にはいかない。
すぐ目の前で重たげに揺れる膨らみの魅力も、そうなるとある意味拷問に等しくなる。
思わず手を伸ばしたくなる衝動を、こっそり尻をつねってどうにか誤魔化す。
第一、拷問というなら、今の久井奈さんの状況のほうが、はるかにそう呼ぶにふさわしいだろう。
0244い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 23:43:44.93ID:5yccYxyq
「久井奈、陰茎に直接シャワーを掛けてはいけませんよ。
射精したばかりの亀頭は敏感ですから、強い水流は過剰な刺激となってしまいます。
一旦手の甲に当て、したたるお湯で手洗いする要領で……」
「……こ、こうでしょうか?」
「ええ、そうです。さすがは久井奈、飲み込みが早いですね」
「いいいえ、けして飲み込んでは……、ではなくっ! おお、奥様の指導の賜物ですっ!」
何しろ、自分にとんでもないものをぶち撒けたモノを、こうして丁寧に洗い清めているのだ。
いくら滅私を旨とするメイドさんとはいえ、その精神的苦痛は察するに余りある。
何か良く分からない事を言って焦っているのも、余裕の無さの表れに違いない。
そうこうするうちに、最後の泡がお湯と共に流れ、過酷なご奉仕もようやく終わりを告げる。
「お疲れ様でした、久井奈。昴さんにもきっとよろこんで頂けたことでしょう」
「お、恐れ入ります……」
『次は身体をお拭きして』などと言われずに済んだ事に、俺と久井奈さんは安堵の目線を交わす。
一気に虚脱した俺たちに、萌衣さんは満足を示されたらしく、颯爽と浴室を引き上げて行く。
しかし、お互い心身ともに衰弱したせいか、すぐに身動きを取る事はできなかった。
0246い・け・な・いソープマジック2014/12/08(月) 23:47:09.07ID:5yccYxyq
〜interlude "M"〜

使用人用の浴室を引き上げてからしばらく後。
自室のドアを後ろ手に閉めた処で、萌衣はようやく少しだけ落ち着きを取り戻した。
扉に背を預けて長い嘆息を洩らしつつ、己のしでかした所業を深く反省する。
「気が動転すると、表面上は冷静なまま奇矯な言動を取る癖は、本当にどうにかしなくては……」
感謝の気持ちとはいえ、うら若き乙女が裸で異性の背中を流そうとするなど、まずあり得ない話。
そんな常軌を逸した解釈を口にしたのは、予想外の光景に激しく取り乱してしまったせいだ。
ひとりの女性だとか、はしたない姿がどうとか聞こえて、咄嗟に踏み込んだらあの状況。
まともな対応が出来なくなってしまっても当然ではないですか、と萌衣は珍しく自己弁護する。
「けれど、昴さんではなく久井奈のほうが、ああまで積極的になってしまうなんて……」
背中を流した辺りで、年頃の娘としてこれ以上は出来かねると言うのが、常識的な判断でしょう。
そう言って切り上げさせようとしたのに、まさか自ら継続を願い出るとは。
あれでは話の流れからして、私から中断を訴える訳にもいかないではありませんか。
しかしどうやら、久井奈は昴さんに対して、異性としての強い思慕の念を抱いているようです。
そうでもなければ、いくら何でもあそこまでの行為に及ぶ筈がないでしょう。
精を浴びて半ば恍惚としていた表情は、同性から見れば明白な『女』の顔でしたし。
確かに、あの逞しさとむせ返るような濃い性臭は、理性を揺るがせるに充分過ぎるほどでしたが。
再び静かに昂ぶりかけた身体の疼きを、萌衣はきつく己の胴を抱き締める事で抑え込む。
「……いけませんね。これ以上考えていては、またおかしな真似をしてしまいそうです」
幸いなことに、風雅は今夜早くには帰宅する予定です。
胸の奥で燻っているこの熱情は、夫の務めとして後ほど念入りに鎮めていただきましょう。
萌衣は思考を打ち切ると、今度は意識して冷静な態度を装い、何事も無かったかの様に外へ出る。
久井奈には、今後それとなく昴との仲を応援する事でお詫びに代えよう、と心に決めながら。

〜END〜


文字数?やら8連規制やら5&4規制やらですっかりグダグダに……連投失礼しました。
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