【職人】MC・催眠系総合スレ その17【求む】 [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001落ちていたので立てました2015/12/29(火) 03:58:29.60ID:UgceTTQ6
催眠術、MC、洗脳、書き換え、発情、操り、暗示、改変
といった、人の心を操作するシチュエーションに萌えるスレです。
情報交換等の雑談や、SSの投下は一次・二次を問わず大歓迎です。

■スレの容量OVERか>>950を踏んだ方が次のスレを立てて下さい。

■前スレ
【職人】MC・催眠系総合スレ その16【求む】 [転載禁止]bbspink.com
ttp://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1417697510/
0022彼女の『お願い』 062016/01/05(火) 02:36:55.15ID:t3dfjzkP
「ごめんね!これに出してくれたらいいから!あっ悪いから私、外に出てるね!
 5分位で戻ってくればいい?もっと掛かる?」

「え?」

安堵感から嬉しそうに、恐縮しながらも急かす様に言う里宇さんの表情は美し…い?
いや、美しいけど…、そうなんだけど…、あれ?

それから1ヶ月位の間続いた生活。

二日おきに訪れる彼女の為に、部室でシコって自分の精液を紙コップに排出する日々。

いや、自分の精液を彼女が間違いなく飲んでると思えば、それはそれで最高のオナネタには違いない。
でも催眠薬なんてファンタジーな最強アイテムを使って手に入れたのがただのオナネタ?
しかも彼女は紙コップを渡すと女子トイレに駆け込んじゃうんで、飲んでる現場も見た事がない!

ナニカチガウ…。

思い悩んで決めた行動を実行に移す!
それっ!善は急げ!

次の精液配給日、ボクは意を決して里宇さんに言った。
「あの…さ、ボクもうやだ。」
「えっ?」
彼女の顔から一気に血の気が引いた。

そりゃそーだ。
ボクの精液配給がなければ、里宇さんは自分が死んでしまうと思い込んでるんだから。
そりゃもー死の宣告をされた様に感じただろう。

絶望と動揺に満ちた彼女の顔。
すごくかわいい!
そう思った。

「違うんだ。
 別にもうあげないって言ってんじゃないんだ。
 でももう自分で出すの嫌なんだ!

 もし、もし…さ、それでも欲しいんなら、
 里宇さんが自分で、自分で出す分にはいくらでもあげるけど?」

「酷い!!何でそんな事言うの?」

里宇さんはキッとボクをにらんで激怒した!
予想通りだったけど、あまりの迫力にボクはびびった!
0023彼女の『お願い』 072016/01/05(火) 02:37:51.33ID:t3dfjzkP
「それって脅迫じゃん!!」
そこから里宇さんの演説の様な説得が始まった。

脅迫が犯罪だって事の説明から、人の命の大切さ、助け合いの精神について。
まったくもって御高説ごもっともとしか言い様のない内容だった。

ボクに迷惑を掛けている事を言葉では詫び、精液提供を懇願する言葉を口にしながらも、
それでも毅然とした態度の彼女。
それが人に物を頼む態度かよ、言い方ってもんがあるだろと思った。
でも実はボクにはそれすらも嬉しかった!
この気の強さこそが、ボクの好きな里宇さんだから!

とは言え、あまりの猛抗議振りに、嬉しさとは裏腹にボク自身カチンと来て意地悪したくなった。
勿論それが理不尽な感情だってのは分かってる。

でも、それで迷いが消え決心がついた!

ボクは自分が折れない限り終わりそうにない演説をさえぎった。
そして、こうなりそうな事を想定して徹夜で考えた台詞を続ける。

勇気を振り絞って!嫌われるのを覚悟で!

「分かったよ、今まで通りに自分で出したのをあげるよ。」
「ホント!分かってくれたの?ありがとう!!」
彼女が目を見開いて見せた安堵と喜びの表情!

でも今はあえてそれを打ち砕く!

「でもその代わり、病院で診断書を貰って来てよ。
 ボクの精液を飲まなきゃ死んじゃうって書いた診断書。」
「!!」

病院に行ってもそんな診断書なんか出る訳はない。
それ以前に、ボク以外にこの事は恥ずかしくて相談出来ないようにしたハズだし。

ついさっきまで強気な表情で正論をまくしたて、ボクの言葉に安堵の表情を見せた彼女。
それが言い返せない悔しさに段々うつむき、ポタポタと涙の雫を落とし始めた。

 「だって!自分でって、そんな!だってそれじゃ!だって、そんなのヤダ!!」

彼女はそのまま床にへたり込み、両手で顔を覆って泣き始めた。
表情は見えない。

ボクは心を鬼にしてつつく。
「泣きさえ…、泣きさえすりゃ相手が言いなりになるとでも思ってんの?」

反応がない。
へたり込んだままで泣き続けてる。

「訳わかんないよ。
 だって、精液飲まなきゃ死ぬとかそんな馬鹿な話ないじゃん。
 医者にそう言われたの?
 しかもボクのじゃないとダメとか、ボクの精液を何か調べた訳でもないのにおかしいじゃん!
 何が目的か知らないけどさ、自分で出すの強要されるのなんて、すっごい屈辱的なんだよ?
 分かってんの?
 ボクを辱めて面白がってんの?楽しいの?」

里宇さんは相変わらず、へたり込んだままで泣き続けてる。
0024彼女の『お願い』 082016/01/05(火) 02:38:34.31ID:t3dfjzkP
くっ!最後の賭けだ!

「じゃボク、今日は用があるからこれで。
 まだここにいるなら、鍵閉めて鍵は職員室に返しといてねー。」

そう言って席を立ち、出口に向かって歩き始める。
とどめだ!彼女の横を通り過ぎる時に吐き捨てる。
心を鬼にして!

「ウソツキ…。」

その時、歴史は動いた!

「嘘じゃない!!」
そう叫んでボクの足にすがり付き、顔を上げた里宇さんの表情!

既に顔をぐしょぐしょに濡らしながらも更に涙をとめどなく流し、
恐怖と混乱に支配され、情けを懇願する様な彼女の表情!

その時分かった!

本当にボクが見たかった彼女の顔は、一番見たかったのはこの表情だったんだ!
あのクールな里宇さんが、ボクに!このボクに情けを乞うあの顔!

「ぞりゃ、おいじゃざんでぃは、びでぼらっでないげど!ズズッ!
 じぶんのごどだもん!じぶんがいぢばんわがるんだよ!
 だがはじぐんのがながっだりゃ、わだじじんじゃうんだよお?
 わだじじにだぐないよおお!おでがいだずげでえ!ズズズッズッ!
 おでがい!ずるがら!じぶんでずるがらあああ!!」

ボクに屈服した里宇さん!
ボクに命乞いする里宇さん!

顔をくしゃくしゃにして、涙もだらだら鼻水も垂らして!
普段の冷やかにすました様な彼女からは想像出来ない哀れな表情!!
背筋がゾクゾクして、今まで感じた事のない高揚感に煽られる!

そこからは万事つつがなく進展していった。

最初はそれでも、里宇さんに手でボクの精液を出させて目の前で飲ませてた。

でも何度か後には、ボクの脅しに屈して直接口で搾り出す事を了承した。
勿論、その時にも抵抗はあったけどそもそも飲むんだし、彼女なりの覚悟も出来てたのかもしれない。

その方が早く出せるって言ったのが効いたのかも。
0025彼女の『お願い』 092016/01/05(火) 02:39:12.87ID:t3dfjzkP
股を開いて座ったままじっとしているボクに、
彼女は本当に最初からなのだと悟ってズボンのチャックを下ろす。
親指と人差し指だけを使って、まるで汚物でも触る様に。

その嫌悪感に歪む複雑な表情。
チラチラとボクの顔を見る時は悔しそうに、でも見下す様な目をしていた。

そりゃそうだ。
里宇さんからすれば、弱みを握って痴態を強いる変態にしか思えないだろう。
実際にそうなんだし。

ボクは努めて平静を装ってたけど、あふれる悦びの感動もにじみ出てたと思う。
もしかすると里宇さんからは悪魔みたいな顔に見えたかもしれない。

初めてのフェラ。
生温かい口の中、生温かい舌がぬめぬめとボクのちんこを包み込む。

そしてそれはボクの大好きな里宇さんの口!
もうその事実だけでたまらない!
ボクの愚息は短時間で大爆発!

里宇さんはむせながらも口を手で押さえ、こぼさない様に飲み下す。
その時にちょっとだけ見せてくれたのは、生き長らえたって安堵の表情。

それからもボクは里宇さんに試行錯誤させながら、自分のツボを彼女に覚えさせていった。
ボクだって初めての事で、どこをどうして貰ったら気持ちいいかなんて最初は分からなかった。

彼女は嫌々ではあっただろうけど協力的だった。
ポクに早く出させて、こんな苦行は出来るだけ短時間で終わらせたかったんだろう。

数回のフェラで諦めが付いて覚悟を決めたのだろう彼女は、最中も努めて平静を装っている様に見えた。

でもそれはそれでボクにとっては、いつもの里宇さんがボクのちんこをしゃぶってるって実感出来て嬉しかった!
いつも思い浮かべてはオナネタにしていた姿が現実になった感動!

余りに嬉しくて、隙を突いて彼女がボクのちんちんをしゃぶってる顔を携帯で撮ったら、まためっちゃ怒った!
勿論、最後は脅して了承させたけど。
ネットには上げないし、誰にも見せないって約束で。

これはボクだけの里宇さんだ。

みんなに自慢したい気持ちはなくはないけど、でもやっぱり独占欲が勝ってる!
元々誰にも見せる気なんてなかったし、そんな事したら思わぬ所からこの状況を壊されかねないし。

写真撮った時に里宇さんが怒ったってのは、やっぱりボクにはすごく嬉しかった!

だってボクの知ってる里宇さんなら、こんな時にはやっぱりまずは怒るハズだと思ってたから。
最初から諦めて言いなりになる様なら、もう彼女はボクが好きな里宇さんじゃないと思ったから。

それを確認出来たので次の段階に移る。
0026彼女の『お願い』 102016/01/05(火) 02:40:22.73ID:t3dfjzkP
もう怪しげな催眠薬をこっそり飲ませるなんてカンタンだった。

ボクの精液を飲み続けて死を免れてる彼女だったけど、それにも関わらず里宇さんの病状は悪化した。

明日から3日以内にアソコにボクの精液を注ぎ込まないと死んでしまう事にしたのだ。
しかも前回の失敗を踏まえて、直接ボクのちんちんからセックスして注ぎ込まなきゃ効かないって事に!
避妊したら効果がないってオマケ設定まで!

それを里宇さんに刷り込んだ翌日、翌々日と彼女は学校を休んだ。

ボクは自殺しないって刷り込みがちゃんと効いてるのかの心配と、彼女の次のお願いの楽しみで胸いっぱいだった。
辛いだろう、悲しいだろう、結局出来ないハズだけど自殺も考えただろう。
そんな里宇さんを想うと、我慢するつもりだったのにオナ禁も破ってしまった。

そしてその日に登校して来た里宇さんは、本当の病気になったかの様にゲッソリとやつれて見えた。

かわいそうに…。

早く彼女の命を繋げて安心させてあげたい!
一刻も早くボクのを里宇さんのナカに注ぎ込んであげたい!!

その日の放課後いつもの部室、なんと里宇さんがボクに交際を申し込んで来た。

それはボクにとってはとても、いや最高に魅力的な提案だった。
以前はほとんど接触も会話もなく、ただただこそっと隠れ見てはオナネタにしていた里宇さんから、
彼女の方からボクに交際を申し込んできたんだ!

でもボクには分かってた。

里宇さんはボクの事なんか好きじゃない、いやむしろ嫌ってる。
それは日頃の態度からはっきりと実感してた。
いや以前がどうでも、自分の命を人質に脅迫してくる相手を好きになるはずがない!

なのにそんな事を言ってきたのは、里宇さんは彼氏でもない相手と性的関係を持つって状況を回避したかっただけだ!
ボクと関係を結ぶ事を男女交際の結果だって事にして、自分の屈辱と嫌悪感を誤魔化したかっただけだ!
自分のプライドを保つ為に!

そんな事はさせない!

ボクは答えた。
「ヤダ、彼女なんかいらなーい。」

ボクにそう言われて里宇さんは、ビックリしてた。
そして暫くうつむいて黙ってたけど、いきなり崩れ落ち号泣した。
きっと命綱を絶たれた思いだったんだろう。

交際を申し込んで来たのだって相当悩み苦しんだ末の事だったはず。
自分の気持ちと現状に折り合いをつける為の苦肉の策だったんだろうと思う。
ボクに好かれてる、自分の価値を認められてるって計算もあったに違いない。

それをいともあっさりと拒否されたんだから。
多分以前は存在すら大して意識してなかっただろう目立たないこのボクに。
0027彼女の『お願い』 112016/01/05(火) 02:41:13.81ID:t3dfjzkP
そして彼女はやっと観念して本当の事を話し始めた。

ボクと避妊無しの生セックスをしないと死んでしまうと言う、ボクがでっち上げ刷り込んだ話を。

ボクは答えた。
飛び上がってお祝いしたい心を全力で抑えて!!

「だってボク、初めてするのは好きな子とって思ってたのになー。」
「今までだって無理言われて出してあげてたのに、すっげー嫌々やってる感じで、ボクすっごく傷ついてたのにさー。」
「自分でやってって言ったのも、ちょっとでも早く出して上げられる様にと思ったのに脅迫扱いされてさー。」

ボクの童貞を、何の価値もないボクの精液の値段を吊り上げるために!

「ごめんね、ごめんね、本当にごめんね!でも、でも、私死にたくないの!お願いします!」
涙を流しながらボクに、このボクにセックスして欲しいと懇願する里宇さん!

自分でボクの精液を搾る様に言った時以上のぐだぐだな表情!

普段はクールで愛想がなくても、目鼻立ちが整ってて綺麗な里宇さんの顔。
あれ以来、休む前とかも教室でボクを意識はしているけど、普段は努めて平静を装ってた里宇さん。

それが今は子供の様に泣きじゃくって鼻水も垂らしてボクに情けを求めている。
あの気の強い、いつも凛としてて気高い里宇さんが!

かわいい!

やっぱりこの里宇さんが欲しい!
ボクの!ボクだけのモノにしたい!

これ以上、出し惜しみして引き伸ばすのはボクの方が無理だった。

「分かったよもう!じゃ、その長机の上に横になってよ。」
努めて冷たく言った。

「えっ?!でも、あの、どっか、せめてホテ…「メンドクセっ!それって命より大事な事?」
彼女は一瞬目を見開き、ボクの意思を悟り、段々とうなだれて言った。
「分かった…。」

机の上に横たわり、カラダをこわばらせた里宇さんはギュっと目をつむった。

「あのさあ。せめて胸位自分で出してくれないかなー。
 男ってその気にならないと出来ないんだからさー。
 後パンツも自分で脱いでよ。」

そのぞんざいな扱いに、更に涙をこぼしながらもボタンを外してブラをずらし胸を出す彼女。

ぎゅっと唇を結んでる!
きっと歯を食いしばってる!
悔しさで心がいっぱいだろうに、怒鳴りたかっただろうに、ボクの精液欲しさにそれを抑えてる!

そしてアラワになった、夢にまで見た里宇さんのおっぱいに驚く!
隠れ巨乳疑惑は真実だった!
しかもこりゃ想像以上!かなりのもんだ!
0028彼女の『お願い』 122016/01/05(火) 02:42:04.15ID:t3dfjzkP
「うわっ!すげーな!里宇さんて、おっぱいデケー!
 でかすぎて横に垂れてんじゃん!すげー!!
 里宇さんて牛なんじゃね?
 ナニコレ!もう別の生き物じゃん!」

その無神経な言葉にも何も言い返さず、涙を流しながらも更にギュッと目をつむり、口を固く結ぶ。

まな板の上の里宇さんだ!!

そして里宇さんの初めてを戴いた時の苦悶の表情は忘れられない。

その前にドコにどう入れるのかと童貞のボクは格好悪くアタフタしたけど。
エ、エロ動画で完全に覚えているつもりなのに、穴がこんなにすごいなんて!
これもう内臓じゃん!!

歓喜と混乱にパニくりながらも、初体験に興奮中のボク。
恐怖におののきながらも覚悟を決めている里宇さん。

ボクがおずおずと突っ込むと、穴の入り口の内壁とちんちんが突っ張って入らない!
指に唾を吐いてそれを穴になすり付け滑らして強引に突っ込む!

これが!里宇さんのナカの感触!

正直言って、その時気持ちよかったかどうかもよく覚えてない。
ただだた里宇さんを征服した気分の高揚でちんちんが勃ってただけだったかもしれない。

痛みを訴え続け、屈辱にまみれ、嫌悪感しかない里宇さんの表情。

嫌なのに、生きる為に望まざるを得ないボクの精液。
それを流し込まれた時の里宇さんの、安堵と落胆の混じった複雑な表情!

今でもそれを超えてボクを興奮させる表情はない!

それからの里宇さんは、いや繭美はもうすっかりボクのモノだった。

ボクは繭美が自分のモノだと実感したくて、部室では首輪を着けさせた。

とにかく繭美はボクの命令を、ボクを拒否出来ない完全支配状態だ。
それを目に見える形で実感したい!
それが繭美に首輪をプレゼントした理由だった。

それは、紅い、紅い、真紅の首輪。

ペットショップで悩んだ末に決めた支配の象徴。
ボクが繭美の飼い主で所有者だって証。
0029彼女の『お願い』 132016/01/05(火) 02:45:23.03ID:t3dfjzkP
繭美は勿論最初嫌がったけど、ボクの精液供給を絶たれる恐怖には勝てずにそれを着けた。

それからは毎日の様に携帯で呼び出しては、彼女のカラダをむさぼった!

そして毎度の様にネチネチ言ってやった。

ボクはただ親切心から精液依存症の好きモノ女に、嫌々精液を恵んでやってるだけだって。
ボクの精液がないと死ぬとか、そんなあり得ない嘘までついて精液を欲しがるんならって、
哀れんで相手をしてやってるだけだって。

学校に下着は着けてくるなって命令してるのも、
休み時間や昼休みに呼び出して、体育館裏や体育倉庫、プールの脱衣所、男子便所なんかで、
ボクの精液を恵んでやってるのは、普段のおまえじゃ出すものも出ないから、
かわいそうに思って出してやれる様に工夫してるだけだって。

繭美は、いつも悔しそうに、時にボクを睨み付けて涙を流す。

そしてボクはそれを見て、ああやっぱり「里宇さん」だと確認出来て嬉しくなる。
その涙で3発はイケル!

夢の様に楽しい毎日だった。

色んな時間に、いろんな場所で、好き勝手にボクがちんちんを突っ込むと、苦悶の表情を浮かべる繭美!
突く度に、心ならずもアッ!アン!アンッ!と鳴き声を漏らす繭美!
そしてナカにボクの精液を恵んでやると、生き延びた安堵感と妊娠の恐怖に複雑な表情をする繭美!
そして教えた通りにボクのちんちんをしゃぶって綺麗にし、教えた通り礼を言う繭美!

放課後や休みには、彼女にホテル代を出して貰ってたっぷり楽しんだり、
コスプレ衣装を買って貰ってボクだけの撮影会をしたり、もう生きてるのが楽しくて仕方がなかった!

繭美に出した後は、ああ!この世にはこんな幸せがあるんだなと心に染みる。

繭美だって、ボクが性欲を満たす為に繭美のカラダを便利に使ってる事は十分に分かってる。
でもだからと言って、この状況から脱するための行動を取る訳にはいかない。
だって、繭美はボクの精液がないと死んでしまうと思ってるんだから。

でも、そんな毎日はいつまでも続かなかった。

繭美が妊娠したと言った。
簡易検査が陽性で、病院で診て貰って確定だって!
精液依存症の事でなけりゃ病院は行けたんだな、禁止してないもんな。

そりゃそうなる様な事をしてたんだから当然っちゃ当然なんだけど、やっぱりそうなったか!
頭では分かってたけど、こうなって初めて実感した!

ああ!ボクがお父さんになるのか!
生命の神秘に感動!
何より、もうすっかりボクのモノだと思ってた繭美が、もっとボクのものになったって感慨!
0031彼女の『お願い』 142016/01/05(火) 02:47:03.24ID:t3dfjzkP
でもそう感動してばかりもいられない。

それは、覚悟していた事とはいってもボクにとっても辛い決断だった。
だって大好きな里宇さんを手放すって事だったから。

ボクはまた繭美にこっそり催眠薬を飲ませ、ボクとの事は一切他言しない出来ない様に刷り込んだ。
保身を考えれば、いっそ忘れさせた方がとも思ったけど、
なんであれ繭美にはボクとのあのめくるめく日々を覚えていて欲しかった。

それが、ボクへの憎しみに満ちたものだとしても。

そして、繭美が一生ボクを忘れられなくなる切り札。
ボクとの愛の結晶を立派に産んで育てる様にって刷り込んだ。

もしかしたらいつか催眠薬の効き目が切れる事はあるかもしれない。
その時、何がどうなるかは分からない。
それでも繭美がボクとの事を覚えていて欲しいって願いを二人の赤ちゃんに託す。

さようなら、里宇さん。


繭美は自主退学した。

ボクの心にはポッカリと穴があいた様だった。
あの繭美のでっかいおっぱいの柔らかさ。
ボクを睨んでリキむと、ギュっと絞まる繭美の穴の感触。
そしていつも流していた、あの屈辱のにじみ出ていた涙の味。

ついこの間の事なのに、今はもう全てが懐かしく甘酸っぱい思い出になっていた。

   ・
   ・
   ・

その日の放課後、ボクは部室の窓から空をながめながらちんちんをいじっていた。
繭美のナカを懐かしく思い出しながら…。

コンコン!
「あ、はっ、はーい、どーぞー。」

つい反射的に返事をしてしまい、あわててちんちんをしまった。

「田鍵君、ちょっといい?」

入って来たのは佐灘先生。
先月産休に入った先生の代行で来た先生だ。

まだ若いし、女だからって舐められない様にと気負ってるからなのか、ちょっとキツい感じの先生。
それでもかなりの美人だし、かなり乳デカくね?と男子の間では隠れファンも多いらしい。
受け持ちはボクの学年とは違うけど、先日ちょっとした偶然から2人で話せる機会があった。
確かに最初、アタリは強いなとは思った。
背筋がゾクっとする程に…。

「ごめんね急に。
 実はね、田鍵君に大切なお願いがあるんだけど…。」

めでたし、めでたし。
0032彼女の『お願い』 完2016/01/05(火) 02:47:57.77ID:t3dfjzkP
■彼女の『お願い』 完

御粗末様でした。

お付き合い頂いた方、スルーして頂いた方、>>30さん、ありがとうございました。

>>1乙、>>5乙です!
0034名無しさん@ピンキー2016/01/05(火) 13:58:11.41ID:RFS7S2cP
GJ
すげー興奮した
よければ佐灘先生の続編も見たいぞ
0037名無しさん@ピンキー2016/01/06(水) 14:09:08.62ID:gWebmYr1
>>32
乙乙!
主人公の屈折ぶりがすげー良かった!

あと主人公の記号が他にあまり無いのが個人的にはこれまた良かった!
0038名無しさん@ピンキー2016/01/09(土) 16:27:01.02ID:bP8e66rc
質問失礼します
以前どこかでみたネット小説で
自分を○○タン?と呼ぶ電波なメガネ女の眼を見たら洗脳されて
そいつに興奮させられて
メガネを奪ったらさらに力を浴びておかしくなる話をご存知の方がいたら教えてください
0040名無しさん@ピンキー2016/01/09(土) 17:10:08.14ID:bP8e66rc
>>39
ありがとうございます!
体験告白、保管庫と探しても見つからず困っていましたが嬉しいです
今度は保存しておきます
0042名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 01:06:39.68ID:GdAj2Nmv
>>41
まず肩の力を抜いて、リラックスして落ち着いて読んで下さい。
ご指摘の>>24の中ほどの台詞の3行目にはこう書いてあります。

だがぎぐんのがながっだりゃ、わだじじんじゃうんだよお?

そう書いてあるんです、これは間違いない事です。
決して書き手が間違えていた訳ではありません。
チェックを漏らしてた訳ではありません。

分かりましたね?
0043名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 19:16:06.32ID:wx0xtKZo
w
0045名無しさん@ピンキー2016/01/16(土) 22:13:36.79ID:8+ux2HFn
w
0047名無しさん@ピンキー2016/01/21(木) 22:51:20.10ID:sveDHssI
「次回更新は未定。時期が、ではなく、あるかどうかが未定。」だからなー
0049名無しさん@ピンキー2016/01/21(木) 23:06:37.31ID:sveDHssI
更新時期が未定ってなら気長に待つけど
やめちゃうかもと思うと心配にはなる
0052名無しさん@ピンキー2016/01/23(土) 00:23:53.89ID:MPOn2PSe
前スレだったか催眠嗜好の系統樹みたいなのがあったけど、
色んな方向のSSが投下されるといいね。
今まで「こっち方向のはチョット」ってのが、
作品によっちゃ「結構いけるじゃん!」てなる事もあるし。
まあ、「やっぱダメかー。」ってなる事もあるけど。
SS投下頻度見りゃ、贅沢は言えんけどさ。

職人さん待ってるよ!
0057名無しさん@ピンキー2016/01/31(日) 21:56:30.97ID:k0lHqxVC
保管庫作った
http://saim.in/2ch/

まだSSが読めるだけの使いづらさMAXなサイトだが、
今後ちょっとずつアップデートしていくのでよろしく
0058名無しさん@ピンキー2016/01/31(日) 22:39:36.55ID:/N9ubgHz
good job
本当にありがとう!
0059名無しさん@ピンキー2016/02/01(月) 03:41:54.71ID:aC1w4kSV
無断転載禁止とかで騒ぐ奴が・・・出るにはPINKもめっきり人が減ったし大丈夫なんかな
正直規制とjimの騒動とかで職人もノクターンやハーメルンに大分流れたようだが
消えるには惜しい作品も多数あるし、保管庫自体はありがたい
0060名無しさん@ピンキー2016/02/01(月) 04:42:34.06ID:V+WbSThL
>>59
一応まとめるついでにレス番号もメモってある
もし掲載が厳しそうならSS単位のリンク集に切り替えられるから大丈夫。多分
まあ連番じゃないSSの場合、無茶苦茶読みにくいから最悪の保険だけど
0061名無しさん@ピンキー2016/02/01(月) 20:57:49.43ID:+7LQQWzH
>>57
超乙!!!

御無理されません様に、末永い更新を願っております。
0063名無しさん@ピンキー2016/02/01(月) 22:50:49.57ID:PZV4781w
>>57
乙です!
こういう風にまとめるのって大変そうだな
本当に頭が下がる
0064名無しさん@ピンキー2016/02/02(火) 01:39:51.91ID:v6paHCRM
>>57
すごく嬉しい!応援してる!

大ちゃんの投稿者「紅い首輪の巨乳奴隷好き」って名前なのかw
0070名無しさん@ピンキー2016/02/02(火) 22:49:07.99ID:hS8qgSwz
>>57


久々に8スレ目466いじり読みなおしたわ
小ネタも小ネタだけど、なんかこれ好きなんだよなぁ
0074名無しさん@ピンキー2016/02/17(水) 21:56:47.24ID:yN+ATaxV
睡姦はノーカンだけど起きたらレイプにカウントされる、だから睡姦には無抵抗じゃなきゃダメ
0076名無しさん@ピンキー2016/02/22(月) 15:58:04.81ID:3Yc5bR3G
馬の交尾相手にするために美女を洗脳、極悪な太さの馬チンポに拡張され、人間の何倍もの量を注ぎこまれることに慣れさせてしまう。
そして拘束した後に洗脳を解くと、美女は馬のペニスの威容に戦慄、泣き叫んで赦しを乞う
馬にはそんなものは関係なく、子宮を潰さんばかりのイチモツを一度に最奥まで挿入する。
洗脳されている最中に完全に馬用にされた美女は、泣き叫びながらも馬ペニスで犯され、射精される度に絶頂し、その虜になってしまう

みたいな話を考えてみた
0079名無しさん@ピンキー2016/02/24(水) 18:41:07.43ID:L+dU88Ds
雌牛の張形の中に閉じ込めて雄牛に犯させる話なら神話の時代に
0080名無しさん@ピンキー2016/02/25(木) 15:26:49.51ID:iF1N5bFB
閉じ込めるっていうか、牛に欲情する呪いかなんか受けて自分からそうしたんじゃないっけ
0081名無しさん@ピンキー2016/02/25(木) 16:09:38.76ID:l00q9zyF
オーディンあたりが振られた腹いせに牛に欲情させたとか無かったっけ?
0082名無しさん@ピンキー2016/02/26(金) 06:56:53.86ID:UkcU3gNH
神話ってレベルたけーな……


嫌だ。嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!
眼前の巨体、自らの股間を性処理の道具にされるなんて、嫌だ嫌だ嫌だ!
美女は首を振り、絶望を訴える。
馬のペニスのサイズは、大凡彼女が今まで数多食ってきた男のどれより巨大で、入るはずがない。よしんば入ったとして、きっと使い物にならなくなるに違いない。
なのに、なのに。

「馬チンポ…臭くて太くて……」

男は不敵な笑う。
洗脳した時に数十回を数える馬との交尾を体験した身体は、最早馬用の性処理道具に成り果てている。
脳が拒否しても、身体は馬チンポの虜だ。

「んほぉぉおぉぉぉっ♪きた♪きた♪奥!奥にィ♪馬チンポしゅきぃぃぃいっ♪」

馬チンポを受け入れた途端、美女は喜悦の頂にて咆哮する。
人間のペニスなど受け容れられぬ、もう馬の虜になったのだ。

「どうだ?洗脳を解かれて馬にレイプされた気分は?」
「でてりゅうっ♪あちゅいの、おくにびゅうびゅうでてりゅうっ♪」
「おいおい、堕ちるのが早すぎないか?」
「らってぇ♪こんにゃにょしらにゃ、んほぉっ♪まらでてりゅうっ♪しゅきぃっ♪うまチンポらいしゅきぃっ♪」

数度の射精で満足したのか、一頭目が肉棒を引き抜くと、ゴボゴボと音を立てて開きっぱなしのヴァギナから精液が溢れ出る。
精液に少尿が混じるのも気に出来ぬほど、美女は脱力していた。
だが、まだ終わりではない。

「休む暇はないぞ?うちにはまだ何頭も馬がいるからな」
「まだ、おかしゃれりゅの…?」

少しの恐怖と、大きな期待を胸に、美女は力なく呟く。
弱々しい悲鳴と、歓喜の咆哮が再度厩舎に響くまで、然程の時間はかからなかった。
馬だけではない。明日は牛、明後日は豚…美女は最早動物のオナホールでしかない。
だが、こう容易く堕ちられては興醒めだ。
新たに動物のオナホールにする女を洗脳すべく、男は街へと向かったのだった
0083名無しさん@ピンキー2016/02/26(金) 07:54:08.59ID:4me6SgnO
それで生まれたのがミノタウロスだったんだっけ。
昔の宗教や神話って、
この世のわからないことや不条理が何かを説明する為のものだったからね。
ダウン症や障害(奇形)の子が生まれたら、神によって獣と交わらされたって解釈されたんだよ。
0084名無しさん@ピンキー2016/02/26(金) 19:13:47.30ID:Zy0vOHpg
まあ、ある意味今も似たり寄ったりだけどね
コラーゲンだのイオンだの放射線だの見えない分からないものは
それっぽいこと言えば大体信じちゃうのが人ってものだ
0085名無しさん@ピンキー2016/02/26(金) 23:13:40.84ID:5sPS2/6T
ジカ熱だっけか?

そういや自分が気付けば買ってる感染バイオハザード物
最近途切れてる気がする

DOOPみたいなのとか姦染、闇の声みたく別人に成り果てる系
洗脳とかみたいで好きなんだけどなぁ
0086名無しさん@ピンキー2016/02/27(土) 12:40:56.47ID:sgsZRWUq
姦染だよな、わかる。
洗脳みたいで俺も好きだ
0089名無しさん@ピンキー2016/03/03(木) 22:17:02.57ID:4ERICfUr
大好きな「家具のある生活」と大ちゃんシリーズが同じ作者さんだとは…
雰囲気違う作品だからびっくりだわ。書き分ける文章力すごいな
0090名無しさん@ピンキー2016/03/05(土) 12:11:46.40ID:sWuG9a0H
上のまとめサイトをパラパラ見てたんだけど
人造フェティシズムがものすごい良くてこういう作品他にないかな?
商業とかゲームでも良いんだけど
ネオニートの金玉を好きにさせるみたいなのも好き
0091名無しさん@ピンキー2016/03/05(土) 17:27:57.34ID:h6LtpbIV
抹茶に男が自分の臭いを好きにさせて奴隷化する様な話があったな
0092名無しさん@ピンキー2016/03/05(土) 17:33:17.13ID:sWuG9a0H
ああ!緑色の幸福とかあったな
すっかり忘れてたわエンドが微妙なんだが好きだった
0093名無しさん@ピンキー2016/03/05(土) 19:31:45.41ID:h6LtpbIV
確か気が狂うんだっけ
読んだのずいぶん前だから記憶が曖昧だけど
長い本編より好きだったなー
0094名無しさん@ピンキー2016/03/06(日) 14:15:20.09ID:rm0phP9t
使ってた薬の原液を間違って摂取しちゃって机かなんかの脚を突っ込んで壊れたエンド
まあその後本編で(本編の)主人公に洗脳されて一応正気に戻るんだけどやっぱり微妙なんだよなぁ…途中まで大好物だっただけに残念だった

ああいう性癖変化系の催眠ってやっぱりあんまりないのかな?
0095名無しさん@ピンキー2016/03/07(月) 16:27:28.92ID:72BkCI+X
>>90
人造フェティシズムって、
人の足に欲情するってことがアブノーマルであると認識しながら、
主人公の足に欲情してしまう感情を抑えきれないヒロインってのが、
他の誤認や常識改変と一線を画していると思う。

ほめすぎか……
0096名無しさん@ピンキー2016/03/08(火) 01:41:35.75ID:xJc4CAjE
みんなそれぞれ好きなSSが違うもんだな
新まとめが出来たんでパラパラ読み返してみても
ここのSSが概ね読みやすい長さで丁度いいわ
0097名無しさん@ピンキー2016/03/09(水) 17:44:53.81ID:RBMNf+RT
とあるゲームのスレwikiが転載とかアフィって事を理由に誰も更新せず
2chと全く関係ない外部wiki(広告有り)の方がスゴい勢いで更新されて
そっちの方にスレ民さえ流れて本スレが愚痴と開発に文句言う奴だけになったり
そんなん目撃した身からすると、ここのまとめに対する反応は
過疎化のお陰か下半身には素直なのか、それともpink以外は嫌儲にmcでもされたのかという気になる
0098名無しさん@ピンキー2016/03/09(水) 17:52:03.73ID:okw709tV
元々あったとくめーさんちのまとめに頼ってたけどそれが沈黙しちゃったから、って経緯だろうし
SSスレ系は比較的まとめに対して抵抗がないのよね
0099名無しさん@ピンキー2016/03/09(水) 17:56:20.73ID:+0xq4S8O
著作権的にOKなエロにしか頼ってない奴なんて日本人の1%に満たないだろうしまあ多少はね
0100名無しさん@ピンキー2016/03/12(土) 16:19:13.28ID:PpQ73y/u
>32 名前:彼女の『お願い』 完[sage] 投稿日:2016/01/05(火) 02:47:57.77 ID:t3dfjzkP [16/16]
以来投下なし
0106名無しさん@ピンキー2016/03/30(水) 12:55:47.75ID:hJaDsKW6
投稿場所はもう充実してるからね
わりと真面目にここはお役御免だよ
別にそれは悪いことじゃなく当たり前のことなんだ
0107名無しさん@ピンキー2016/03/31(木) 23:40:29.24ID:/rg4PgNV
他所はたまにタグかいくぐるホモSSあるから
投稿されるのはここが一番安心する
0109名無しさん@ピンキー2016/04/01(金) 00:05:54.55ID:1f4UtqSK
男の娘とかTSとかふたなりとかの変則ホモとかじゃね?
それだとそのタグが付くか
0113名無しさん@ピンキー2016/04/01(金) 23:54:22.70ID:UZ6mAwBB
『第一話 まほう少女誕生』

校舎の片隅で数人の不良達がいざこざを起こしている
久米奈央は物陰に隠れて携帯電話を取り出すとボタンを数回押して耳に当てる
ピロリン♪ピロリン♪ピンピロリ〜ン♪
とメロディーが鳴り、すると次の瞬間には頭には帽子を被り顔には目元を隠すように大きなアイマスク
そして衣装はレオタードの上にチョッキと下はフワッとしたスカートというアニメの魔法少女でよくいそうな姿になっていた
身体の全身に熱を感じながら奈央は物陰から出ると勇気を出し不良達の所に歩みを進めていく
「何だオメエ変な格好して」
浴びせられる不良達の言葉を無視して
「喧嘩を止めなさい!」
と奈央が叫ぶ
すると次の瞬間には
「分かった、止めるよ」
不良達は背を向けてそう言いながらその場を離れていった
その様子を眺めながら奈央は
(「この変身措置の機能も本物だったんだ」)
と思いながら再び物影に隠れると携帯のボタンを押し元の服に戻った
しかし身体はまだ熱があるように火照っていた
奈央はその足で漫画研究会の部室に向かった
奈央が部室に入ると四人の男達がおりその内の一人が奈央に近づいて
「本物だと確認出来た?」
と確認してきた
0114名無しさん@ピンキー2016/04/01(金) 23:57:05.54ID:UZ6mAwBB
事の発端は生徒会長である久米奈央が漫画研究会の部室を訪れた事に始まる
正式名称は『漫画作品内における発明品の実用性及び実現性の研究会』なのだが誰も呼ばず省略されている
そして、漫画研究会とは名ばかりのただ漫画雑誌を読んで時間を潰している部には部費等割けないと告げるのが訪れた理由だ
「漫画読んで無駄に時間潰して!あなた達、大学には行かないの?受験勉強はしなくていいの!」
「ろくに活動もしていない部に学校のお金は割けません。今後漫画研究会の部費は無しにします」
奈央は部室に入ると同じ二年で顔に見覚えのある豊島正敏に向けて矢継ぎ早に告げたが
返ってきたのは予想通りの答えだった
「うちらはちゃんと活動してるよ」
ちゃんとした活動が見えないのは漫画研究会だけではない
他のまともに活動していない部にも文句を告げたが返ってくるのはいつも似た言葉だ
「どこが活動してるの?今もただ漫画を読んで…」
「うちの活動はこれだよ」
奈央の言葉を遮って正敏が口を挟み部室の奥にある透明な円柱ケースを指差す
透明な円柱ケースの中にはアニメに出てくる魔法少女のような服を着た等身大のマネキンが設置されていた
「これが何?」
奈央が訪ねると
「変身スーツ」
と正敏が当たり前のように答える
「アニメか何かの衣装でしょ?こんなのを買うのが活動なの?」
手作り感等全く無い服を着たマネキンを見ながら思った事をそのまま告げる
「買ったんじゃないよ、作ったんだよ。さっきも言ったように変身出来るスーツだよ」
正敏が真面目な顔で答えてくる
「男のあなた達がこの衣装を着て女の子に成り切るの(笑)?」
奈央は正敏の答えに嘲笑したように返したが
「久米さんは僕の父親の事知ってる?」
真顔で聞いてくる正敏の言葉に奈央は少し考える
(「豊島君のお父さんは確か世界で知らない人はいない有名な大発明家の…」)
奈央が考えていると
0115名無しさん@ピンキー2016/04/02(土) 00:15:53.08ID:IRu50U2/
「久米さんはさっき受験勉強がどうとか言ってたけど、俺は高校卒業したら父親の所で働くんだよ」
正敏が話しだして更に続ける
「そこにある服は父が今研究している物質転送の試作品だよ。それを俺達が改良しながら作り上げてるんだ」
奈央は語られる突拍子も無い話を黙って聞いている
「女の服なのは素材のコストとしての必要量という点もあるけど転送時に身体にかかる負荷の減少度合いが女性の方が…」
何やら難しい話も色々していたのだが最終的に
「一応現段階でも一瞬で変身出来るレベルだよ」
と言われて半信半疑だった、というより信じていなかった
その事が顔に出ていたのだろうか、正敏から
「別に信じなくていいから試してみて」
そのように言われ携帯電話にしか見えない物を渡される
「そのロッカーにでも入って、ココとココとココを押して耳に当てて」
言われると奈央は指示通りに部室の奥にある、人が入れるサイズのロッカーの中に入りボタンを押す
ピロリン♪ピロリン♪ピンピロリ〜ン♪
耳元でそんなメロディーが聞こえた次の瞬間には視界が少し狭くなっていた
身体も何だか少し熱い
ロッカーを出ると正敏が手鏡を渡す
視界が少し狭く感じたのは目の部分に大きなアイマスクが着いていたからだった
帽子もいつのまにか被っている
下を見ると先程マネキンが着ていた服やスカートを自分が着ていることに気付く
正敏が透明な円柱ケースを指差す
そこには今まで自分が着ていた制服を身に着けているマネキンがいる
(「えっ何で!?本当なの?嘘っ!」)
戸惑っている奈央に正敏が
「取りあえず、もう一度ロッカーに戻って同じ事して」
言われたとおりロッカーに入り再び携帯を操作して耳元に当てると
ピロリン♪ピロリン♪ピンピロリ〜ン♪
耳元で先程のメロディーが聞こえて次の瞬間には視界が明るくなっていた
身体はまだ何となく熱いがロッカーを出て自分の姿を見てみる
ちゃんと制服を着ている
マネキンの方を見てみると最初に見たままの先程自分が着ていた衣装を身に着けている
「本…当…なの…?」
実際に自分が経験したのだが信じられなくて声に出して聞いていた
0118名無しさん@ピンキー2016/04/02(土) 12:02:53.75ID:IRu50U2/
真実の発端は十日程前に遡る
文化祭の催しの一つで豊島正敏達の漫画研究会は催眠術体験なる物を開いていた
実際には漫画の中に出てくるトリックや人体の仕組みを使った錯覚で催眠術にかかった気分になるという物だったのだが
あまり人気も無く客も殆どやってこなかった
そして客が誰もいない時に文化祭の見回りで久米奈央がやってきた
どんな事をやっているのか、実際にちゃんと活動しているのかを見て回っていたのだ
正敏は久米奈央の事をしっていた
クラスは違うが同学年で生徒会長をしているので集会等で何度も見かけている
各部長の集まりで予算の話をする時も当然参加している
自分の部の予算の事で厳しい事を言われたので良い印象は持っていないが
顔は飛び切りの美人という訳ではないが並以上の容姿や顔立ちで正敏も好みの顔である
奈央が文化祭の活動確認をするといったので実際に体験してもらうことにした
「はい、まずは気持ちを静かにして声を出さないで私の指示に従って下さいね」
正敏は他の何人か来た客にもやったように奈央に指示を出す
「椅子に座って下さい。私が指で押さえるとあなたは立てなくなりますよ」
(「えっ本当に立てない!?」)
「手を上げて体の片側を壁に付けて下さい。あなたの身体はどんどん硬くなってまずは反対の足が上がらなくなります」
(「えっ嘘!足が上がらない!どうして?」)
奈央は漫画やテレビでこのような物を一度も見た事が無かったのか自分が本当に催眠術にかかったと思い始めたのだ
その後も指が勝手にくっ付いてしまうというものや腕が勝手に上がっていくといったものも言われるがまま身体が動いている
いくつか体験してもらった最後に正敏は
「さぁ最後です。心を完全に開放しましょう。着ている物を全て脱ぎ捨てて教室を出ましょう」
と指示を出した
ここで今までの客達は
「そんな事出来るか(笑)」
と言って止めてしまうので
「皆さんお疲れ様でした。最後の冗談で少しは心も軽くなりましたか?ありがとうございました」
で終わるのだが、奈央は制服のボタンを弄り始めていた
(「心を開放…余計な物は邪魔…でも?…服を…脱ぐの?…」)
焦ったのは正敏の方である
何か言い出すかと思っていた奈央が何も言わず制服のボタンを弄り始めたからだ
ボタンを外す素振りを見せた所で
「あなた達の部はこんなふざけた事をやってるの!!」
とでも言われるかと思ったが、奈央はボタンを一つ外しその後躊躇している
0119名無しさん@ピンキー2016/04/02(土) 12:04:03.61ID:IRu50U2/
奈央が二つ目のボタンを弄り始めた時に正敏は
「待って下さい、あなたはまだ心の開放の準備が足りないようだ。座って服を着ましょう」
慌てて指示を出した
奈央の今しがたの行動を見て正敏は
(「会長もしかしたら本当に催眠にかかってるんじゃないのか?」)
そのように直感的に感じたからだ
奈央が一つ外したボタンを再び留めたのを確認すると
「さあもう一度心を落ち着けて下さい。いいですか?」
一度落ち着かせた後に
「あなたの両腕に風船を付けました。腕が軽くなってドンドン上がって真上まで伸びてしまいますよ」
(「本当だ腕が軽くなってきた。勝手にどんどん上がっていくわ」)
正敏は目の前で両腕を真上にピンと上げている奈央を見ると
傍らで今までの様子を呆気に取られて見ていた他の部員に
「おいっドアの外に本日終了って出して来い」
と小声で指示を出した
両腕が勝手に真上に上がるのは人体の仕組みでもトリックでもない
演じているか本当に催眠状態になっていなければ起こらない行動だ
ほぼ確信に変わってきた思いを確かめる為にその後も実際の催眠状態の人が起こす行動をやらせてみた
結果は間違いなく奈央は催眠状態であった
最初のよくあるお遊びをしているうちに自ら勝手に信じ込んでいって催眠状態に陥っていたのだ
催眠状態である事が分かった奈央に裸になるように指示を出したり
好きな人をばらすように指示を出したが上手くいかなかった
催眠にはかかりやすかったが完全支配出来るほどには深くはかかっていないからだ
そこで正敏は
「あなたは催眠術にとてもかかりやすい人です、なので催眠状態になると何でも従います」
催眠状態になりやすいという言葉を何度も繰り返した
文化祭の終了作業をしなければいけない時間まで一時間程あったがその時間を殆ど同じ言葉で繰り返していた
次の日もその次の日も久米奈央が他の人と一緒にいない時を見計らって
「久米奈央は催眠術にとてもかかりやすい。催眠状態の時は操られてるのだから久米さんは何も考えなくていい」
洗脳のように何度も何度も繰り返した
0120名無しさん@ピンキー2016/04/02(土) 12:06:53.15ID:IRu50U2/
一週間もすると
「久米さん、あなたは催眠状態です」
奈央の前で催眠キーワードを発すると、その瞬間催眠状態になるようになっていた
目の前にいる奈央はまるで人形のように感情も何もない
正敏が聞くと何でも素直に答えてくれる
そこで三日後に活動が怪しい部活動の予算をカットする話を聞いた正敏は面白い考えが浮かんだ
今までかけて作り上げた催眠人形の出来を実践で試してみる事にしたのだ
そして三日後の今日、久米奈央が漫画研究会の部室に来たかと思うと
「漫画読んで無駄に時間潰して!あなた達、大学には行かないの?受験勉強はしなくていいの!」
「ろくに活動もしていない部に学校のお金は割けません。今後漫画研究会の部費は無しにします」
文句を捲くし立ててきた
文化祭で催眠術体験した事やその後何度も豊島正敏に会った記憶は忘れさせている
適当に話を合わせながら部室の奥に用意した衣装を着たマネキンを紹介する
(「衣装を怪しんでるけど俺は世界的大発明家の息子だよ(笑)」)
偽りの記憶により何となく流されている奈央にこの日の為に用意した携帯電話を渡した
使い方を説明して奈央がロッカーに入ると
リリリリン♪
と正敏の携帯が鳴る
正敏が通話口に音楽プレイヤーを近付けて着信ボタンを押すと音楽プレイヤーから
ピロリン♪ピロリン♪ピンピロリ〜ン♪
とメロディーが流れる
すると部員の一人が突然喋り始めた
「魔法少女久米奈央は変身ボタンを押すとわずかゼロコンマ一秒で魔法少女のコスプレに変身完了する」
「ではその変身プロセスを説明しよう」
その時に正敏が
「いまどこ?ああ分かった。じゃあ『変身始め』」
携帯で通話していた
「魔法少女久米奈央が変身ボタンと言う名の短縮ボタンを押すとこちらの携帯にかかりメロディーを聞くと催眠状態になる」
正敏達が歩いていくと奈央は言われたとおりロッカーの中にいた
しかしこちらの姿を見ても全く何の反応も示さない
「そしてこちらで電話に出た者が『変身始め』というとその場で固まってしまうのだ」
固まって身動き一つしない奈央の服を正敏達が脱がし始める
服を脱がされていっても奈央は全く反応しない
そして衣服を全て脱がせると今度はマネキンに着せてあった衣装を着せていく
「そして変身妖精である我々に全裸にさせられ魔法少女コスプレを装着させられる」
衣装を着せた後は奈央が着ていた制服をマネキンに着せていく
そして元いた位置に移動しながら
正敏は携帯に『変身終了』と発する
「そして『変身終了』と聞くと一分後に催眠が解けて着替えさせられてる時の事は何も覚えていない」
「こうして変身が完了するのだ。この間わずかゼロコンマ一秒である(笑)」
部員の一人の説明も終わると奈央がロッカーから出てきた
0121名無しさん@ピンキー2016/04/02(土) 12:09:09.49ID:IRu50U2/
自分の姿に戸惑っている奈央に再び同じ事をするように告げると
再びロッカーに戻り直ぐ後に
リリリリン♪
と正敏の携帯が再び鳴る
ピロリン♪ピロリン♪ピンピロリ〜ン♪
メロディーを流し『変身始め』と発すると
今度は奈央が着ている衣装をマネキンにそしてマネキンが着ている制服を奈央に着せていく
服を脱がせたり着せたりする時に正敏達は奈央の身体を必要以上に弄っている
胸を揉んだり尻を触ったりしても奈央は何の反応も示さないが
これが変身したり解除した時に身体が火照った真相だ
再び元の制服に戻っていて
「本…当…なの…?」
とても信じられない様子で呟く奈央に
「今、実際に自分で経験したでしょ」
正敏が返す
未だ信じられないといった表情の奈央に
「そのスーツ、空を飛べたりとか力が倍増するとかは無いんだけど人に癒しを与える効果があるんだよ」
そう説明しながら
「最初疑ったんだから、そっちの機能も試してみてよ」
と続けた
ん?という表情の奈央を無視して
「西校舎の奥でさぁ、よく不良達が集まっていざこざ起こしてるんだよ。そこで喧嘩止めてきて」
正敏の言葉に実際に変身するというありえない事を経験してしまった奈央は断る事が出来なかった
奈央が部室を出て行くと
正敏達が話し出す
「いや〜思ってた以上に完璧な仕上がりだったな」
「でも他の人に見られて大丈夫か?」
「そっちの方も対策済みだから大丈夫だよ」
「まっ、あほうな少女、略してまほう少女 久米奈央の活躍に期待だ(笑)」
正敏達がゲラゲラ笑いながら話していると
リリリリン♪
と正敏の携帯がなる
「さぁ、まほう少女 久米奈央さんからの連絡だ(笑)」
そう言ってから正敏は携帯を取り通話口に
ピロリン♪ピロリン♪ピンピロリ〜ン♪
お馴染みのメロディーを流すのであった
0122名無しさん@ピンキー2016/04/02(土) 12:15:04.70ID:IRu50U2/
以上です

>>117
お察しの通り
四月馬鹿じゃないのかよっ!
を狙ったんですが、他でも作業してたら昨日中に全部上げられず
残ってたのがメイン所だったので読み直しや修正してたらこのようになりました
多分誤字脱字多いと思いますが雰囲気で楽しんでください
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