>>筑波大学 #777777777777
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/student/1736474684/827
もう一つ例を見ておきましょうか。
「低偏差値である」
「低偏差値出身に敵わなかった」
いずれも、普通の日本語会話では不自然に聞こえます。
「偏差値が低い」
「偏差値が低い大学出身の俺」
「低偏差値校出身者」
などが普通の言い方でしょう。
中国語では、
「低分」=低得点
「低分毕业」=低得点で卒業
「低分出身」=成績が低い者の出身
というように、名詞+名詞、あるいは名詞+形容詞の直列で修飾する傾向が強いのです。
長井文も同様に、
「低偏差値出身」=“低偏差値”+“出身”
「低偏差値である」=“低偏差値”+“である”
と、名詞や形容詞を直列的に積み上げて意味を作ろうとしている。
これはまさに、先ほどの「性犯罪者」と同じ構造的パターンです。
つまり、「性犯罪者」の不自然さと同じく、母語の語感をそのまま日本語に移植したため、形式は通じるが語感が不自然、という現象です。