中国系の長井(长井)さんのための日本語矯正塾

>>Kanon総合スレッドパート26
https://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1750460561/667

その後長井くんは文章を書き直したわけですが、相変わらず「読者負荷の高い文章」ですね。

「こちらとしては、ぺろぺろ書き込みの増減が、ねこ痰の鬱憤が積み重なった結果のバロメーターとして認識しておりますw」

長井くんのこの文章が読むのに負荷が高い理由は3点あります。

@ 主語の曖昧さ
まず「こちらとしては」という部分ですね。これは発言者の立場や視点を示す前置き表現であり、主語ではありません。
そのため、読者は自然に「ぺろぺろ書き込みの増減」が主語だと誤認してしまいます。すると、「増減が認識している…?」と、一瞬意味が取れなくなるわけです。
これが理解のハードルをぐっと上げています。

A 修飾句の複雑さと意味不明瞭さ
さらに「ねこ痰の鬱憤が積み重なった結果のバロメーター」という表現を見てください。
ここでは、抽象的な概念である「鬱憤」を数量化して、「積み重なった結果」として「バロメーター」という測定指標に結びつけています。
日本語としてはかなり無理のある組み合わせで、読者は一瞬、何を言いたいのかすぐには理解できません。

B 論理関係の曖昧さ
そして論理関係も曖昧です。「増減」と「鬱憤の積み重なり」の関係が明確ではなく、読者は自分で推測しないと意味を理解できません。

要するに、この文章は文法的には成立していますが、語彙の選択や修飾句の多重化、文体の混在により、読者は文章の意味を把握するために高い認知負荷を強いられるのです。
普通の読者なら、一読で理解することは難しく、何度も読み返さなければ文章の意図を把握できません。

そして最後に指摘したいのは、長井くんが筑波大スレでこう書いていることです。
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/student/1736474684/857

「瑣末なことにこだわろうが、ねこたんに意味が通じれば全く文章として問題がないw
例え主語が欠けようが、前後の言葉の意味から『何が言いたいかを把握』するくらいは筑波大学OBなら容易いハズだw」

いやいや、待ってください。何故自分のおかしな文章を、ねこたんさんが容易に読めると言えるのでしょうか。
正直、筑波大学卒業生であっても解析困難な文章です。
形は整っていても、意味を理解するには読者の推測や高度な読解処理が必要であり、読者にとっては負荷の高い文章でしかない。
つまり、長井くん自身が思うほど簡単に読める文章では決してない。これが現実です。