ばあちゃるカプ妄想総合スレ part2 [無断転載禁止]©bbspink.com
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ここは株式会社アップランドが運営する.LIVEに所属している世界初?! 男性バーチャルYouTuber ばあちゃるのカップリング妄想(白馬組、アイドル部など)に関するスレです
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ここでの話題の外部へ持ち出し、本人やそのファンへの迷惑となる行為やDMは自重しましょう
また、他sage・他ディスは厳禁です
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前スレ
ばあちゃるカプ妄想総合スレ【🐴】part1
https://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1536863401/ たまちゃんのプレゼントってなんだろう…
馬組にもご褒美になり得るものらしいから
期待しちゃう 最近のたまちゃん、本当に馬Pの話多いな。
最高です。 そういえば、カプスレ来たけど一度も書いたことなくて、どうやって書けばいいかわからないって人っているのかな?
いるならこういう風に書けばいいんだよーっていうの書いてみるんだけど >>854
台本式でも地の分ありでも小説でも詩でもこのスレでは見かけないけど安価も面白いと思うしなんだっていいんじゃないかな
ただ台詞の前後の文章は改行すると見やすくはなるかなとは思う
だけど読みやすさなんて面白さの2の次だしそこまで気にする必要はないかも
個人的には4レスを超えて投稿するようだったら後でまとめてpixivに投下してくれると見やすくてありがたい カプスレ創作増えて欲しいので私からも
(これさえやればそれっぽい)
・メ欄のsageは無くす(ID有り推奨)
・スレでもゾーニングしたい人はトリップ付けてNG推奨なり宣言する
・可能なら文を考えてから投下すると無難
・文を考えながらレスしていくのも周りの声を聞けて参考になりやすい
・ss内容はなんでも大丈夫。ここはゾーニング済みのスレのはず。全年齢対象でもR18でもいける。
過去ログの意見含め参考程度にどうぞ。
著作権も糞もないからリスペクトさえあればネタをもらってもいいと思うよ
私(コテハン:名義A)のSSのネタはご自由にパクっても構いません
なんか大喜利みたいな感じで妄想SSとかやってみたいな 創作は怖くない。
出来ることから少しずつどうぞ
全年齢対象なほのぼの(両方)系統SSも、R-18系創作もお待ちしてます 言い出しっぺで自分も1個だけ。
自分の好きなシチュエーションを演出するのに全力出して、口調の再現は70〜60%で妥協しておくといいと思います。
書きたい所を書きたいように書くのが一番楽しいからね! >>855
pixivに今まで書いてきたssまとめた方がいいのかな?
とりあえず長いのだけでも投稿しておきますね。 とりあえず、昔の白馬を投稿してみました。
あんまりコテハン付けたくないので、今回だけ本人確認ようにやっておきます。
一応元は前スレ365〜371です。 あー俺もアイドル部プラス白馬の二人称一覧表があればssかけるのになー
誰かまとめてくれる親切なおじさんはいないかなー そういえば馬の年齢っておそらく20後半から30半ばぐらいなので
陽キャということを加味すると既婚者でもおかしくないよな 告白とかプロポーズされても
「シロちゃんとかアイドル部の子を見てなきゃいけないんで…オラよりもっといい相手がいるっすよー!」
とか言いそうやから未婚やぞ アイドル部と馬でサバイバルキッズっていう妄想
安価にするならキャラの能力とか、クリア条件決めたりとかした上で安価を捌かないといけないのと考えると、安価SS民はやっぱすごいわ。 既婚者ばあちゃる物
日が沈んでから数時間はたった。オフィスに残っている人もそう多くはない。そんな中をシロはとぼとぼと歩いていた。
(まさか忘れ物をして戻って来るハメになるなんて)
今頃はお風呂に入っている頃だったろうに。そう思うと、ますます体が重くなった。
自分の部署に着くと、部屋の中から明かりが漏れている。まだ誰か残っているのだろうか。お疲れ様です、と静かに声を掛けて中に入ると、見慣れた馬面が来客用のソファに座っていた。
「馬〜?」
周り込んで近づくと、馬のマスクからスースーと吐息が聞こえる。膝の上で組んだ手は今にも解けそうだった。
「馬〜? 寝てるの?」
声を掛けて、肩をチョンチョンと突いても何の反応もない。
ふとシロの頭にイイ考えが浮かんだ。
ばあちゃるを起こさないように、静かに右手を取る。そうっと彼の指と自分の指とを絡めた。そうしてみれば手の大きさの違いがはっきりと分かる。
少し手に力を入れると、反射的になのか、軽く手を握り返してきた。
(恋人繋ぎ)
思わず目元が緩む。
右手はそのままに、シロは今度はばあちゃるの左手を取り自分の頭の上に乗せた。手を左右に動かせば、まるで彼に撫でられているようだ。
「んふふ〜」
今度こそ頰がとろけ、口からだらしない声が漏れてしまった。
頭の手に自らの手を重ね、顔に沿ってゆっくりと下に滑らせる。彼の大きな手は耳の側を通り、頰に移る。
手にぎゅっと頰を押し付けると、なんとも言えない温かいものが胸の奥に生まれた。もっともっとと、指を頰に擦り付ける。
「ん?」
何か変な感じがした。頰に硬いものが当たった気がする。彼の手を包むと薬指に硬質な感触があった。
「んん?」
薬指の根元を包み込むように指先で触れ、つう、と先端に向かって撫で上げる。けれど、付け根の程近くで輪っか状のものに指が止められた。
シロの心臓がきゅう、と絞られた。先程までの多幸感が一瞬で消え去る。
いや、そんな、まさか。そんなはずがない。
シロは震える指でばあちゃるの手袋をつまみ、ゆっくりと引っ張る。常は見られない彼の手の甲が露わになった。
ゴクリと喉を鳴らす。いつの間にか喉は乾ききっていた。
更に手袋を引けば指の付け根が見えてくる。
自分のバカな勘違いだ。そう祈るような気持ちで指を引いた。自分のとはまるで違うばあちゃるの大人の男らしい指が現れる。
その薬指には……。 なんか文字化けでヒワイな感じになってしまった……
文字化け箇所は「ほお」の漢字表記でした
本ssに卑猥は一切ない だからなんで毎回シロちゃんが可哀想な目に合うんだよ!!!ドンッ!!!
もっとやれ シロちゃんなして負けヒロインみたいになってしまうん? そりゃ攻めに転ずると他を押し退けてカップリングの頂点に立っちまうからよ 公式からの供給が多くて、そのほとんどか妄想を超えたてえてえだし、書きにくいんだよね…… お、俺は悪くねえぞ!
俺はただ夜のオフィスで仮眠を取ってる馬Pをちょっと弄ったり労ったりして幸せな気持ちになるシロちゃんやアイドル部を見たかっただけなんだ!
それをお前らが、ばあちゃるが既婚者だのスマホの待ち受けを幼稚園児くらいの息子の写真にしてるだの言い出すから……!
そうだ!俺は悪くねえ! 馬が既婚者でありながら白馬に持っていける方法ならあるじゃないか
そう、めぞん一刻方式だ シロちゃんが馬にネクタイプレゼントした事実でご飯三杯いける 馬が未亡人かと思った
白馬はもっとバカップルみたいなのがあっても良いと思う(小並感) 馬が配偶者に先立たれた響子さんポジションのイメージで書いてた
「初めて会った日から馬のなかに、あなたがいて…そんな馬をシロは好きになった。
だから…あなたもひっくるめて、ばあちゃるをもらいます」みたいな
あと未亡人だと馬が女の子になっちゃう 実在人物の嫁さん勝手に殺して後妻を宛がうのはちょっと…… 死んだ奥さんの死体使られた兵姫がシロちゃんという妄想
年が離れてるっぽいのは全盛期のデータを使ったから
シロちゃんの方に記憶はないし、馬も奥さんと同一視しているわけではないけど、たまに見せる癖とか態度から昔を思い出して、でもここにいるのはあいつじゃなくてシロちゃんなんだって考えて苦しむ白馬ください 愛する人を亡くして空っぽになったばあちゃるがシロちゃんやアイドル部のみんなと接して少しずつ満たされていくものもいいよね… 話は分かった!つまりこういうことだな!?
ぶるりとした体の震えにシロは目を覚ました。
夜明け前の薄紫の光が窓から差し込んでいる。冬の朝は暖房をかけているとは言え、何となく冷たい気がした。
一糸まとわぬ体に布団を被り直す。目の前には自分と同じ、衣服を纏っていない男が眠っていた。
布団の中で互いの足を絡めると、彼は軽く身じろぎをした。口から漏れる吐息すら愛おしく感じる。彼を起こさないようにそっと手を取り、自分のおへその下にあてがった。手のひらの暖かさが体の中心に注がれているようでなんとも心地好い。
(昨日はこの中に……)
何度も注ぎ込まれた。いつからか行うようになったその行為は、大きな幸福感と、決して小さくはない恥ずかしさを私にもたらしてくれる。それとほんの少しの現実味のなさも。
寝る前のことを思い返せば、顔が熱くなり、指を絡め腕に抱き着いた。その左腕の薬指には鈍く光るリングが着いている。私を抱くときには外しているそれは、けれど私が起きた時にはいつの間にか彼の指に戻っている。
ばあちゃるの大切な思い出。
私が決して触れてはいけないもの。
目の奥がジンとしてきて、腕に力がこもる。すると彼の口からむにゃむにゃと言葉が漏れた。
女性の名前だ。私の知らない名前。たぶん、指のリングを分かち合った人。
彼は私を夢に見ない。彼が夢で会っているのはいつもその女だ。
いや、それどころか私を抱くときだって私そのものを見ているわけじゃない。私の中にある何かを通して別の誰かを見ている。
それが顔のパーツなのか、カラダなのか、声なのか、あるいは他の、もっと細かな何かなのか、それは分からないけど。
それでも、きっと、彼が誰かを見ていることは分かるのだ。分かってしまうのだ。
だって、
「ばあちゃる」
呼びかけるわけでもない、ほんの小さな呟きが口からこぼれた。ピクリと彼が動き、緩慢な動きで目をこすった。
「ん、あぁ、おはようございます。シロちゃん。先に起きてたんですね」
随分と眠たげな声だった。目も半分開いていない。その覚醒しきっていない、だらしない姿を見ていたら、もしかしたら、と思った。
「ねえ、ばあちゃる。愛してる」
目を見てまっすぐと、静かな声で言い放った。起き抜けにかけられた言葉に彼は目をパチクリと瞬かせた。
「どうしたんですか? 急に。
ばあちゃる君もシロちゃんのことが大好きですよ」
その言葉に、私は彼の胸元に顔を押し付けるように抱き着いた。
きっと、今の私は彼に見せられないような、そんな顔をしている。 大好きとは言ってくれるけど愛してるとは言ってもらえないってことか?
マジで甘々白馬も書いていいんですよ・・・? アイドル部だけじゃなく過去の自分にまで寝取られそうになってて笑う うおおおとんでもなく素晴らしい白馬だ……!ありがてぇありがてぇ……! シロちゃんやアイドル部が何のウラもなく笑顔になれる話はないのかよぉ この切なエモい空気を完全に無視してもち馬の妄想するぜ!
時期としては1月上旬くらい。
「♪〜」
「お、ご機嫌っすねもちもち。何かあったんすか?」
「あ、プロデューサーちゃん。んふふ、分かる〜?」
「最高の笑顔っすからね、そりゃ分かりますよ。動画見てるんすか?」
「そうなのそうなの。あたしの大好きな人が動画上げててね〜。……あ、プロデューサーちゃんも見る? ほら!」
「おっとと。ん? あー、これ! ちぃたんじゃないですか、完全に。いや〜、ちぃたんは可愛いですからね。もちもちはやっぱり見る目がありますねぇ」
「あははは、言うと思った〜。まあ、ちぃたんも勿論大好きだけどね。あたしが見てるのはプロデューサーちゃんだよ」
「ええ? ばあちゃる君ですか?」
「そうだよ。これプロデューサーちゃんの動画でしょ。最近たくさん動画上げてくれてるから嬉しいんだ〜」
「……いや〜、ばあちゃる君の動画なんて見てもつまらないですよ〜はいはいはい」
「あ〜、またそういうこと言う〜。良いの。プロデューサーちゃんにとってはつまらなくてもあたしにとっては面白いんだから。それに、プロデューサーちゃん忘れてない?」
「え、何をですか?」
「あたしが馬組だってこと。プロデューサーちゃんのことが大好きだから、動画見られるのが本当に嬉しいんだよ」
「……あ〜、あざす」
「あれ? もしかしてプロデューサーちゃん照れてる? わ、わ、レアだ! プロデューサーちゃんこっち見て。写真撮ろ写真」
「ちょ、ちょっとやめてくださいよもちもち」
「あ〜、逃げないでプロデューサーちゃん。こっち見てよ〜」
いや、もちにゃんはもっとばあちゃるさんと関わってくれて良いと思うのですよ。 めめめが馬のモノマネでえぐー!マジンガー!?言いながら大喜びしてるの可愛いかった やっぱアイドル部はみんな馬Pのこと大好きなんすねぇ ピノ様前の配信でばあちゃるに直接感謝を伝えるのは負けた気がするとは言っていたが
やってること完全にツンデレだな ツンデレピノちゃん好き
ピノちゃんに対して親バカが お嬢様はツンデレ
金髪ツインテがツンデレくらい当たり前のこと 馬豆はともかくバーチャル大晦日でのシロちゃんのピーナッツくんに対する「馬に優しくしろ!」が好きなんですよね シロちゃんが白馬っぽいファンアートをRTするの珍しくね? サッカー実況で好きなタイプ聞かれたときの年上ムーブに新たな可能性を感じてしまってヤバい
豆ばあ...そういうのもあるのか 豆「ばあちゃるさんの好き女性は誰ですか?」
馬「いややっぱり輝夜月ちゃんっすねー。月ちゃんサイコー!」
「ふーん……」 公式で馬×紫式部と馬×清少納言の供給きたぞ
てえてえ😇 紫式部=シロちゃんで、清少納言=月ちゃんならしっくり来る気がする 侍従のばあちゃる君と女房のシロちゃんの宮中恋愛とか面白そうっすね
貴族パロとか往年の二次創作サイトみたいだぁ 光源氏となったばあちゃるが小さいシロちゃんを自分好みに育てる若紫計画ですって?! まーたそうやってシロちゃんを負けヒロインにしようとするー 1500年の間に出会った子達を集めてアイドル部を設立した説
前世と兵姫時代の記憶が合わさってより好感度マシマシな感じ 節分なのでほのぼの白馬
後輩ちゃんたちが日々の感謝を込めてマッサージをしてくれるとの事で
シロとウビバは薄着になってベッドの上で横になるのだ
たま「ではアイマスクと周囲の雑音を防ぐ為に耳栓をしますね」
シロ「おお、なんだか本格的だね!」
ばあちゃる「え?ちょいちょ
視界が真っ暗になり、耳栓によって音も塞がれる
後輩ちゃんの誰かがシロの肩や腕、腰、太ももや足等揉み解してくれている間に、微かに馬の声が聞こえてくる
「・・・っつ!・・・そこは・・・」
「あっ・・・グッ・・・・・・!!!」
途中シロは寝てしまったようで、目が覚めるとすっかり時間が立っていた
馬は疲れていたのかまだまだ眠っていて、起こすのも可哀そうだから先に帰るのだった
それにしてもあの声は何されてたんだろ? 実際アイドル部とシロちゃんはどっちが戦闘力高いのだろう
対面なら間違いなくシロちゃんだと思うけど全員対シロちゃんなら
設定的に(二次創作的に)どのくらいの差にするのがいいんだろうか もしシロちゃんが本気で全員殺しにかかるなら12人いてやっと抑えれるとかがいいんじゃない? >>918
そりゃ、腐ったカレーからわいてるんでしょ(適当) 基本的にシロちゃんの方が強いけど条件揃えればアイドル部でもギリギリ勝てるくらいがいい
ただそういう諸々ぶち抜いて馬がついた方が勝つ 馬を神格化しすぎ
ばあちゃるはシロちゃんやアイドル部の子達誰であってもタイマンでも負けるぞ
ただ兵姫が相手なら全身全霊で無力化させるだけ イオリ「ばあちゃるー!ドーンッ!」
ばあちゃる「ちょいちょいちょーいイオリン!ギブギブ!ギブアップですからもう!」
兵姫ヤマト「・・・」
ばあちゃる「待っててくださいねイオリン。ばあちゃるくんがすぐに助けてあげますから」 >>928
「兵姫」としてなら全身全霊で止めるっての良いな でもアイドル部の個性一つ一つではシロちゃんを上回っていて欲しいんだよな…
イオリンは火力だけならシロちゃんの2倍、とか艤装を並列展開できるたまちゃんとか アイドル部はやっぱシロちゃんの系譜と馬の系譜と両方あるよな 馬の系譜扱いされて、ばあちゃるさんと同じなんて嫌だー! とか言うんだけど内心満更でもなかったりすると可愛い。すごく可愛い ばあちゃるくんが主人公
ばあちゃるくんがラスボス
どっちの方がええんか ここに来て元カノがマウント取りに来たってマジンガー? 私の最愛の人 ― 貴方は私を傷つけて
私の心を壊したまま 今、去ろうとしている
運命の人 わからないの?
返して 返してよ
持っていかないで 貴方はわかってないんだよ
愛が私にとってどれだけ大切か… ばあちゃるの戦闘スタイルっていえば自身で言ってたようにステゴロだろうけどもし闇落ちしたら拳銃とかナイフとか使いそうじゃない? ちゃるくんは袖口に仕込んであるリストブレイドが似合いそう ばあちゃるは何となく、指パッチンで技を発動させる系な気がする。 馬を看取る時に穏やかに看取りそうなドル部って誰だ? イオリンも号泣しそう
りこぴんは静かそう
めめめはみんなの見えないところで号泣しそう なんて悲しい話題を出しやがる……そうだなぁ……
案外、ごんごんが闇と紙一重な静けさを携えながら看取りそうな気もする
ちえりんは暗くならないよう過去の楽しい思い出を一つずつ語っていくけど、無意識に涙を流しそう
すずすずは馬の意識があるうちは穏やかな曲を演奏して、息を引き取ったら「おやすみなさい、プロデューサー」の一言とともに鎮魂歌に切り替えるイメージ 全員で一回ずつ背中バシッ
最後はシロちゃんにより地面へと埋め込まれた後引き摺り出される 目の前に横たわった体を、カルロピノは現実のものだととても思えなかった。
「おうまさん……?」
口からこぼれた呼びかけに、常はあるはずの返事がない。
彼の声が聞こえてこない。そのことがこれが現実なのだと、彼がもはや帰って来れはしないのだと、無言の内にひしひしと語りかけてくる。
「おうまさんっ!」
弾かれたようにピノはばあちゃるの元へ駆け寄った。
鮮やかな青いスーツのお腹が赤黒く変色している。その色は刻一刻と広がって地面をも不吉な黒に染め上げていく。
その様子は、まるで彼の命そのものが体から逃げ出しているように見えた。
止めなくちゃ。彼の命を繋ぎとめなくては。
そう思い、必死に傷口を両手で押さえるが、ピノの小さな手では溢れ出る血をまるで塞げなかった。
指の隙間から命が、大好きな彼の命が漏れ出てゆく。
「うぅっ、おうまさん……おうまさん……」
ピノの目から涙が溢れた。
泣いている場合じゃない。彼を助けなければ。
そう思うのに、そう思えばこそ、後から後から涙が溢れてくる。体は震え、ますます自分の言うことを聞かない。
「お願い……。お願いです……」
口から漏れ出すのは泣き言ばかりだ。そのことがより一層自分を情けなく思わせる。只々モノになって行くばあちゃるを見ていることしかできない。
こんなちっぽけな自分じゃあ何もできやしない。
傷口に当てた手を赤く染め、男の傍らで小さくうずくまる少女のほおに何かが触れた。ばあちゃるの手だった。
彼の手が少女の顔にかかった前髪を優しくかき分ける。そのまま、柔らかく温かなほおを愛おしそうに撫でた。ゆっくりと、丁寧に。
ピノは思わず伏せていた顔を上げた。馬のマスクと目が合うが、その目からは何も読み取れない。
ほおの手の親指が口の端を押した。そうして口角を持ち上げるように親指を引っ張る。
少女は、まさか、と思った。
「笑えと……、わたくしに笑えとおっしゃるのですか? こんな中で……、こんなにも無様なわたくしに笑えと……?」
相変わらず、馬の目は何も語らない。だが、そんなばあちゃるを見ていてピノははた、と気付いた。
彼の腕は、自分たちを引っ張り、明るい未来を指し示してくれた彼の腕はこんなにも細かっただろうか。
自分たちの前に立ち、何者からも守ってくれると思った彼の体はこんなにも小さかっただろうか。
ああ、ああ。ああ!
笑うしかないのだ。もはや自分は笑うしかできないのだ! 笑って、彼の見る最期の光景を少しでも良いものにしてやる他ないのだ!
ピノはごしごしと腕で目を拭う。ちっとも笑えそうにないと思った。ずっと涙は止まらないし、しゃくりあげているせいで息も苦しい。
それでも、少女は一生懸命に、涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、それでも、確かにくしゃり、 と笑ったのだった。
それを見たばあちゃるがどう思ったのかは分からない。ただ、ピノのほおに当てた手から力が抜けた。
待って、と少女が叫び、手を取るよりも早く男の手は地面に落ちる。それからピクリとも動かなかった。
「うぅ、うぁ、うああああぁぁぁ」
ピノはばあちゃるの体に縋り付いた。その体は冷たくて、寂しくて、自分と同じ生き物だとはまるで思えなかった。
「ばあちゃるさん! ばあちゃるさん!
うううぁぁ……」
後はもう、少女の慟哭が何もない空間に響くだけだった。
それだけだった。 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。