女権帝国【アマゾネス・サーガ】part5
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第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(12)
アマゾネスの軍勢20万が、怒涛の如くルーシ諸国へと侵攻、ルーシの戦士らは各地の城塞に立てこもって決死の抵抗を
続けるも、雲霞の如き女たちの軍勢の前に防戦一方、もはやアマゾネスのルーシ征服は時間の問題・・・
この驚くべき一報がローマにもたらされたのは、折しもワリャーグがオリガやニーナらからマゾ調教を受けている最中のことであった。
ロドリーゴは、直ちに教主ペトルの居室に向かった。
「教主猊下!!・・・もはや猶予はなりません・・・恐るべき危機が迫りつつあります!!
直ちに十字軍を派遣し、今度こそ魔女どもにとどめを刺さねば・・・!!!」
「ロドリーゴよ、汝の気持ちはよく分かる・・・」
ペトルは書物から顔を上げて言った。
「だが、今回も十字軍を派するわけにはいかぬのだ・・・」
「一体、それは何故に・・・!!このままでは我々は少しずつ、魔女どもにその力を奪われていってしまいますぞ!!!」
「ロドリーゴよ、そもそもルーシは我らの主なる神の教えを未だ受け入れぬ、異教の民である・・・神の軍である十字軍を、
そのような民の助けとして派するわけにはいかぬのだ・・・!!」
「・・・猊下・・・」
ため息とともにロドリーゴは言った。
「多少の先例を曲げても、今ここで真に戦うべき敵と戦えないのであれば、我ら教主庁の権威は失墜しますぞ・・・
このままでは、取り返しのつかないとんでもない事態が起こる気がしてならないのです!!」
「・・・もうよい、出ていけ!!」
ペトルが気分を害したように言うと、ロドリーゴは一礼して退出していった。 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(13)
「・・・む、ムググ・・・」
キエフ大公ワリャーグは、女奴隷らに縛り上げられ、股を開いた屈辱的な格好で吊り下げられていた。
「ほ〜ら、もうあたし達の思いのままねえ〜! もうオマエは全ルーシの大公なんかじゃなくて、あたし達の奴隷に成り下がったのよ!!」
ワリャーグは必死で何か言おうとしたが、睾丸をニーナに握りしめられ、無様にうめき声を出すだけだった。
「さ、コイツを城壁の上から吊り下げてやるわよ!!・・・みっともない姿を、国中に晒しものにしてやる!!!」
「うふふ・・・大公のこんな姿を見たら、もうこの国は崩壊するわねえ〜 ざまをみるがいいわ、今まであたし達を奴隷として使ってきた
国など、滅びるがいいのよ!!!」
もはや全ては遅かった。如何に暴れようと抵抗しようと多勢に無勢、全裸の屈辱的な姿のワリャーグは女奴隷らによって、城壁の外に吊るされ、
晒しものとされたのだった。
「うう、み、見ないでくれえ〜」
「きゃあ〜 恥ずかしい・・・股を開いた格好で城壁に吊るされてるわよ〜!!」
「まるでヘンタイねえ〜・・・」
ただならぬ様子にキエフの市民達も気づき始め、城壁の周囲に集まってきた。
ワリャーグは羞恥のあまり死ぬような思いだったが、城内ではこの時、とんでもない事態が勃発していた。・・・ 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(14)
キエフ城内では、大変な事態が持ち上がっていた。
オリガらが大公を城壁に吊るしたのに呼応して、城内の女奴隷らが一斉に反乱を起こしたのだ・・・!!
主力となるような精兵は全て各地の城塞に分散し、フョードルの指揮下に委ねられており、城内の兵らは不意を討たれ、
悉く女奴隷らに屈服、降参してしまったのだった。
堅牢を誇るキエフの城が陥落する・・・まさに、誰一人として考えた事もない事態が持ち上がっていた・・・
しかも、外敵の猛攻によってではなく、か弱い女奴隷らの手によってキエフは滅ぼされたのだ・・・
キエフ建国以来の屈辱的な事態が、起こっていた。
「ああ、全ルーシの覇王、大公ワリャーグ殿下が、あんな姿で城壁に吊るされて・・・」
「な、何たる事だ・・・もうこの国は終わりだ・・・」
市民の男達も、城の陥落と大公の醜態にもはや戦意を喪失し、女の軍門に下り始めた。
かくして、全ルーシの誇り、キエフの大城は城内の女奴隷らの手によって、あっけなく攻め落とされてしまったのである。
・・・しかし、かくする間にも、アマゾネスとの同盟を律儀に守り、キエフを攻め落とさんとするモスクワ公イワンは
何も知らずに、キエフへと怒濤の進撃を続けていた。
イワンの、ワリャーグの、そして全ルーシ諸国の運命は如何に・・・!!? 体面・面子・前例がないなど等・・・旧態依然とした体質は
女>男が鮮明になるまで変わりそうもないですね
一度奪われた力はそう簡単には取り戻せないのにね 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(14)
「・・・ところで、今次のアマゾネスの侵攻に対して、諸国の動静はどうだ!」
「はっ、神聖ローマ皇帝オルムが真っ先に動きを見せました・・・!!帝国北海艦隊をバルト海に入れ、ノヴゴロド侯国を後背から支援する構え!!」
「何と、早くもオルムが動いているのか!!」
ここは、進撃中のモスクワ公国軍の本陣。大公イワンは、将軍イーゴリよりオルム大帝の電光石火の動きを聞き、驚愕の色を隠せなかった。
「・・・イーゴリよ、オルムめは必ずや、このルーシの地に野心があるに違いない・・・ノヴゴロドを援すると見せかけ、徐々に影響力を強めて、
その暁には国を乗っ取ろうという考えに相違あるまい・・・うむむ・・・そうなれば、その力はモスクワにも及ぶは必定!!これは捨ててはおけぬ!!」
イワンは、ここで断を下した・・・
「オルムめが北方より侵攻してきたとき、モスクワを守る軍勢は今のままでは少なすぎる・・・二万の軍勢のうち、一万をモスクワに戻せ!!
一万もあれば、ワリャーグめを討つのに十分である!!」
「しかし、本当に兵力が足りましょうか・・・!?」
「なあに、案ずるな・・・我がモスクワの精兵は一騎当千、何とてキエフの惰兵相手に苦戦しようか!! それよりも、アマゾネスに十字軍が派される
可能性はないのか!?」
「その点はご心配なく・・・ペトルの気質上、十字軍は出されぬでしょう!もっとも、先例云々は言い訳で、本当は先例上は派遣が可能なのですが、
ともすればオルムの力を強めることになる十字軍を、ペトルは出したくないようなのです!!」
「なるほど、それを聞いて安堵した・・・我らは十字軍を気にせず、キエフ攻撃に専念できるというもの!!」 >>61
男は転落のあとに紆余曲折も見せ場も芸もないのが残念だな
せっかく女権モノなんだから
なぶられるならなぶられるなりに、いろいろと段階や過程や変化があるとうれしい さすが英雄王オルムだな
他の頼りにならない男どもとは
決断のはやさが違う
これが真の男の強さ
他の英雄達も目を覚ませ 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(15)
「・・・何っ・・・オルムがバルト海へ艦隊を送った、と・・・!!?」
ローマでは、教主ペトルがオルムの出兵を聞き、驚くとともに憤りを露にしていた。
「現在動乱にあるルーシの北辺、バルト海に軍勢を派するは、これはアマゾネスに対する十字軍たる性格を有するものとみなされても
おかしくはあるまい・・・ルーシとアマゾネスとの戦には、十字軍を派遣しないとした我が意向に、オルムめは背く気か!!!」
ペトルは最早、オルムへの反感、敵意を隠そうとはしなくなっていた。
「十字軍が出されるとなると、またもやオルムの勢威は強化されよう・・・それだけは、許してはならぬ事だ!!!・・・
ううむ、何とかオルムめを邪魔する策はないものか・・・!??」
他者への憎悪や嫉妬は、結局はおのれを滅ぼす元となる・・・。
稀代の知識人であり、高名な僧であったペトルだが、己を律し、災いを断ち切ることは、ついにできなかった・・・
全ての主なる神の諸国の権威の頂点を極める身としては、彼はやはり、いささかその器量に欠けるところがあったのかも、知れない・・・。
「・・・殿下!!一大事でございますぞ!!」
モスクワ公イワンの陣中。伝令は驚くべき知らせをもたらした。
「キエフは城内の女奴隷らによって屈服させられました・・・大公ワリャーグは言うも屈辱的な姿で、城壁に晒しものとされております!!
オリガら女どもが、今やキエフを支配下に置いておりますぞ!!!」
「な、何だと・・・!!?」
イワンは一瞬、言葉を失った。 その国の最高責任者が羞恥責めになり男の威厳失墜か。女のやり方は徹底してる オトコがふがいない
ともいえる
ふがいなくていいんだけどね 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(16)
「キエフが・・・ルーシの象徴たるキエフが、こともあろうに女奴隷如きの蹂躙を受け、占領されているというのか!!
・・・断じて許す訳にはいかぬ・・・!!! だがしかし、女如きが如何に堅牢なキエフの城塞を守ろうとも、これを
攻略するのは容易き事・・・ははは、オリガめ、かえって我が戦を助けてくれるとは、浅はかな女のやることだ!!!」
イワンはキエフが女の蹂躙を受けているという現実を見ることよりも、何とかそれを己の幸運に結びつくものとして
捉えようと、言辞を弄していた。
「これでキエフは落城も同然!!守り手はか弱き女ども、我らのうちのただ一人の手にても易々と落とすは可能である!!
いざ、キエフを攻め落とさん!!!」
おうっ、という雄叫びをあげ、公国軍はキエフに殺到した・・・
「・・・おお、見よ、あれこそは彼の有名なキエフの大門・・・それっ、一気に攻め落とせ!!」
しかし、軍勢の接近を見るや、オリガ率いる女奴隷らは頭上より、一気に矢を射かけてきた!!
「おお、こちらも射よ・・!!射手を倒せ!!女如きを相手に、不覚をとるでないぞ!!」
しかし、音に聞こえたキエフの城塞、攻め手はたちまちバタバタと倒れ、女奴隷らの歓声と男たちの呻き声が
広がっていった。・・・ 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(17)
「ふふふ、だらしない男どもねえ〜! 武器をほとんど扱ったこともないあたし達女奴隷風情に手も足も出ないなんて!!」
城壁の上に、ロングブーツにボンデージ姿のオリガが姿を現した。
「お、おのれ・・・!!汝らはキエフの堅牢なる城塞に助けられているだけではないか!!貝の如く卑怯にも城塞にこもらず、
正々堂々と会戦して決着をつけようではないか!!」
だが、オリガはイワンの挑発など、歯牙にもかけなかった。
「ほ〜ら、アンタ達男の醜態を、じっくりと見せつけてやるわよ〜!!」
全裸に首輪をつけられ、四つん這いで引き出されてきたのは、まぎれもないキエフ大公ワリャーグであった。
「こ、こんな・・・ことが・・・」
イワンはじめ、モスクワ公国軍は敵とはいえ、名目上は全ルーシの盟主と仰いできた大公ワリャーグが、獣の如き惨めな姿で
引き出されてきたことにいいようもない憤りを覚えていた・・・。
「ほら、敵の前でオナニーしてごらん!!・・・」
「ああ、も、もう許してください〜」
ワリャーグはもはや恥も忘れて女奴隷らに命乞いしていた。 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(18)
女奴隷らに屈したワリャーグは、とうとう敵軍の前で全裸オナニーを始めた。
「・・・こ、これは、何たること・・・キエフ大公ともあろう者が、如何に屈したとはいえかかる醜態!!
もはや見るに忍びぬ!!・・・」
イワンは矢をつがえ、城壁の上のワリャーグに向かって射放った・・・!!
「おおっ・・・」
城壁の上も下も一瞬、息をのんだ・・・
だが、天は男には味方してくれぬようであった。これ以上捕囚の辱めを受けるよりは、せめてもの武士の情け、
ひと思いに射殺さんとした矢はあえなく外れ、ニーナの足元に落ちた。
「・・・ふふふ、まるでお前たち間抜けな男どもの姿のようねえ・・・」
オリガは矢を拾い上げると、モスクワの全軍に見せつけるように、じわじわとそれをたわめ、
ポキリ、とへし折った。
「ルーシはこの矢のように、女によってへし折られ、奴隷の民となるのよ!!・・・
ふふふ、男が女の奴隷となる姿を、じっくりと見てやるわ!!!」
「お、おのれ・・・何をしておる!!早く射よ!!!」
こうして、再び激しい戦闘が開始された。・・・その時、後背地より伝令が到着したのだった。
「アマゾネスの軍勢が各地の城塞にこもるキエフ軍を破り、こちらに進撃中、とのことであります!!」
「・・・おお、同盟国の軍勢がやってきてくれたか・・・これでともに力を合わせ、キエフを落とせるというものだ!!」
イワンはやや安堵した。 オナニーしたということは、こういう状況でも勃起してしまうマゾになってしまったということだね 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(19)
「な、何っ・・・キエフが落ちただと・・・!!」
各地の城塞にこもるキエフ軍を指揮するフョードルは、自身も籠城しつつ、アマゾネスの軍勢を相手に戦っていた。
そこへ、キエフが女奴隷らによって落城させられ、大公ワリャーグは女たちに様々な恥辱的な芸を仕込まれ、弄虐されている、
という聞くに堪えない知らせが飛び込んできたのだ・・・!!!
「・・・もはやこの国は終わった・・・ルーシは至る所で女どもに討ち破られつつある・・・いや、だが、男子たるものここでむざむざと
暗君とともにその道連れにならねばならぬ道理はない・・・!!!」
フョードルは主な戦士らのみを招集した。
「聞いての通り、我らが戦っている間にキエフは女どもによって滅ぼされた・・・!!!だが、我らは生きて魔女どもとの聖戦を続けねばならない!!!」
戦士らは皆沈痛な面持ちで聞き入っていた。
「これより、囲みを突破して、ビザンツ帝国へ亡命する!!!皇帝ヘラクレイオスは名君主にして、アマゾネスとの戦いに燃える英雄・・・
必ずや、我らの戦いの場がそこにあるに違いない!!!」
おうっ、と戦士らは声を上げた。・・・・・
数時間後、城より出たフョードル以下数十名のルーシの戦士らは、不意を突かれたアマゾネスの囲みを突破、ルーシの地に別れを告げ、
黒海沿岸をバルカン半島に沿って南下、彼らがコンスタンティノポリスのヘラクレイオス帝の宮廷に姿を現したのは、それから2週間後のことであった。 アマゾネスが見方だとまだ思ってますやんイワンさん。どうしようもない馬鹿だ 民衆の前で恥辱を曝す王、とそれを見せられる民衆
王に恥辱を与える女奴隷、とそれをみる民衆
第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(20)
モスクワ軍の背後より、大地を埋め尽くす如きアマゾネスの大軍が押し寄せていた。
イワンの元に伝令が到着したのは、その時だった・・・!!!
「た、大変です・・・後陣の部隊が、アマゾネスに攻撃されております!!!」
「な、何だと!!!・・・」
モスクワ公国軍は、味方だと信じ込んでいたアマゾネスの攻撃を受けていた。
「・・・お、おのれ・・・卑劣な女どもめ・・・うぬっ、ここは男らしく、双方の敵と戦って男子の本懐を
見せてやろうではないか・・・!!!」
イワンは全軍を励まして戦いを始めたが、前方には城内のオリガら、後方からは十数倍以上の兵数のアマゾネス、
如何に男たちが随所で鮮やかな戦いを見せようとも、もはや力の差は歴然としてしまっていた。
じわじわと攻勢を強めるアマゾネスの前に、男たちは次々に討ち取られ、あるいは捕虜となり、中には無様にも戦場を
離脱して逃走する者さえいた。
「お、おのれ・・・ルーシ最強をうたわれたモスクワ公国軍が、女如きに敗れ去るとは・・・」
・・・しかし、今やイワンの周囲には、数十名の戦士しか残っていなかった。
「イワンを殺すな!!・・・捕えて捕虜の恥辱を与えてやるのよ!!!」
鋭い中に、どこか甘く、五感を痺れさせるような声の命令が響いた・・・
顔を上げて前方を見たイワンは、敵陣から一際美しい、長身の女が馬上高らかに命を下しているのを見た・・・
・・・おお・・・あ、あれは悪魔の女だ・・・あの美しさ、あの身体・・・敵の男の身も心も虜にし、男を征服する・・・
女が近づいてきた・・・。
「降伏するのよ!!・・・イワン・・・」
アマゾネスの女王ユリナは、もはやなすすべもなくなって跪いている男に命じた。 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(21)
「・・・我はルーシ諸侯の雄、モスクワ公イワンである!!無礼を働くと許さんぞ!!!」
そんな叫びも虚しく、イワンは少女のような兵士らの手でよってたかって捕えられ、着衣まで剥ぎ取られて
全裸にされてしまった。
「・・・おのれ・・・女どもめ・・・敵に対する礼というものも知らぬのか!!」
「土下座させて、身の程を知らせてやるのよ・・・!!」
「あ、あぐうっ、ぶっ、無礼者・・・・」
イワンは睾丸を少女兵士に握られ、地べたに頭を擦りつけるよう命じられた。
今やイワンは、最下層の少女兵士になぶられ、辱めを受ける身分へと堕ちてしまったのだ・・・
ユリナはそんなイワンの様子をニヤニヤ笑いながら見ていたが、少女らに、
「こいつを思う存分いたぶっておやり・・・お前たちの好きなようにしてやればいいわ!!!」
と、命じた。
「きゃ〜あ、ユリナ様のお許しが出たわよ〜 どんなことをしてもいいんだって・・・!!」
「まずは磔にして玉責めの拷問ねえ〜 服従の誓いをさせてやるわ!!」
イワンが磔にされた平原には、アマゾネスの全軍が見守る中、もはや各地で完全に征服されたルーシの諸公ら
二十数名も全裸にされ、イワンと同じような格好で引き出されていた。これから彼らは、モスクワ公が少女らに
睾丸を責められ、屈服するところを見せつけられるのである。
「ああ〜あぐうう〜」
男たちの夢や野心が散ったキエフの平原には、モスクワ公の惨めな嗚咽と、女たちの哄笑、絶望に満ちて土下座する
ルーシ諸侯や戦士らの姿があった。
・・・その頃、モスクワ城内のイーゴリももはや抵抗は無駄と考え、手勢とともに城を脱出、ノヴゴロド侯国に入り、
後にビザンツ帝国に亡命してしまった。
・・・かくして、ノヴゴロド侯国を除く全ルーシは、この日、アマゾネスの前に膝を屈し、その奴隷となったのである・・・
アマゾネスは北はモスクワから東はボルガ河に及ぶ、広大な領土を制圧した。
実にそれは、大帝国の出現であった。 ユリナ様久々の登場最高!!そして男らしいイワンさんも最高 やはりアマゾネス女王国が出てこないとネ
女奴隷たちを先導していたのもアマゾネスだろう 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第5章 アマゾネス、ルーシに侵攻(22)
「あっ、あふ、はふっ・・・うぐっ・・・」
「ほらほら、もっと苦しめ〜!!」
イワンやワリャーグらだけでなく、征服されたルーシの主な諸侯らもまた、皆磔にされ、全裸の睾丸責めに
あっていた。
ユリナは、その様子をルーシの女たちに見物させていた。今まで力を握っていたものが敗戦によって奴隷に
堕とされ、最下層の少女兵や女奴隷の手で辱められている・・・
これは、ルーシの女たちの意識を根本から変え、男を支配する階級へと変貌させる上で必要なことだった。
逆に、男たちにとっては、今までの自分たちの力の象徴が全て崩壊させられ、以後自分たちは女の奴隷の
身分として生きていかざるを得ない・・・そう認識させるためのものだった。
「・・・ふふふ、降伏の儀式よ!!!全員、土下座しな!!!・・・」
漆黒のボンデージのような衣装の女王ユリナは馬から降り立つと、征服したルーシ諸侯らに鋭く命じた。
「ほら、土下座しなよ!!!」
少女兵らは全裸にされて拘束された諸侯を足蹴にし、全員を土下座させた。
「ふっ、惨めなもんねえ〜! 尚武を誇るルーシが、女の足元で命乞いするなんて!!
でも、もう今日からはお前たちは永久にあたし達の奴隷として仕えるのよ・・・お前たちが奴隷民族となれるように、
徹底的に洗脳、調教してやるから覚悟しな・・・!!!」
ユリナはゾッとする笑みを浮かべた。
「・・・ところで、モスクワも落ちたわよ・・・イーゴリは口ほどもなく、逃げ出しちゃったわ・・・」
地べたに這いつくばるイワンの顎先を、ユリナはヒールの先で引っかけて上を向かせた。
「これで全ルーシは女に屈したわ・・・ローマの教主ペトルはあたし達が恐ろしくて十字軍を出せないみたいねえ〜
ふふふ、もうお前たちを助けようとする男は、どこにもいないのよ・・・」
「な、何たることだ・・・誇り高きルーシの戦士らが女の奴隷になるとは・・・」
平原に、男たちの呻き声が広がっていった。
・・・後に、ユリナはキエフにルーシ総督府を設置、本格的にその統治に乗り出す。
以後、ルーシは苛烈な「アマゾネスの軛」の下に呻吟することとなる・・・ ヒョードルだけが頼みだ!!英雄アキレウスとともになんとかアマゾネスの快進撃を・・・ なんか世界史に興味がわいてきた。
このスレみたいに楽しめる本ってないかなぁ。 アキレウスはアンジェリーカの軍に要塞で敗れて敗走した英雄か
英雄として2度続けての敗北は許されないな
油断していたという良い訳も通用しない2連敗 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第6章 策謀(1)
「・・・キエフが陥落しましたぞ・・・!!!」
「モスクワも落ちた・・・ルーシはアマゾネスに征服されてしまいましたぞ!!!・・・ああ、何たることだ・・・!!」
ローマでは、カステル・サンタンジェロに次々と知らせが入っていた。
「・・・ロドリーゴよ、この知らせは一般市民の耳に入らぬようにせよ!!民心に動揺が広がってはならぬ・・・」
「無論です、が、いつまで秘しておけるものやら・・・」
教主ペトルの命令に、ロドリーゴは不安顔だった。
・・・一方、この知らせはバルガス一派の下にも当然入っていた。
「これは明らかなペトルの失策だ・・・先例上も十字軍を出し得るのに出さなかった・・・!!
ハハハ、敵は自分から崩れてくれているぞ!!これを利用せずして、天はかえって我を見放すであろう!!!」
レオンは自派の僧侶らを前に、意気軒昂だった。
「早速教主庁議会の開会を求めよう!!公の場でペトルを弾劾するのだ!!!」
「・・・まあ、父上、お待ちなされませ・・・」
バルガスが発言した。
「まだ今は軽々に動いても、敵に大きな打撃を与えることはできませぬ・・・ペトルめは、必ず自ら滅びの種を撒きます・・・
それを待って、一息にやつを叩きつぶすのです!!!・・・」
「息子よ、何か策でもあるのか・・・!?」
「・・・策というよりも、もっと大きなものです・・・相手の出方を慎重に見極め、ひたすら時を待ち、それが至れば間髪入れず
叩く・・・おや、窓の外をご覧ください・・・」
「あれは・・・ペトルが何処かへ使者を出す様子・・・」
「間違いなく、フラン王国摂政黒太子エドワールの元へでしょう・・・己の身を守るためのペトルの使者・・・
だが、それどころか、あれこそは自身の身を滅ぼす一石となるのです・・・ハハハ・・・」
・・・ローマでは、ペトル追い落としの策謀が始まった。 火消し作業に躍起になってますなあ男権たち
でももうすべてを隠蔽することは無理でしょう おいらこういう政治的・勢力的な動きがある回がすきだ 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第6章 策謀(2)
さて、内戦勃発寸前であったフラン王国だが、その後の経緯はどのようなものになったのであろうか。
国軍の8割以上を味方に付けた黒太子エドワールに対し、オルレアン公ルイ、王妃カトリーヌ方はもはやなす術がなかった。
能天気にも断固決戦を唱えるカトリーヌだが、オルレアン公はただ戦々恐々たる日々を送り、生きた心地もなかった。
黒太子の陣中より、密使が訪れたのはそんな折だった。
「・・・こ、これは、真に太子の真意であるか・・・!!?」
使者を引見したオルレアン公は驚愕した・・・
エドワールは、和議の提案を出してきたのである。
その内容とは・・・王位はオルレアン公ルイが継承し、次期国王たる王太子はエドワールとする。ルイの子息フィリップは王太子たる
資格を喪失する。国軍の指揮権は全てエドワールに委ねられ、エドワールが太子兼摂政として国政を総覧する・・・というものであった。
ルイは歓喜した。
「・・・な、何と・・・ははは、エドワールめ、王位をわしに譲ると申してきたぞ!!これは受けぬ方がどうかしておるわ・・・
使者よ、直ちに太子に、全ての条件を受諾する、と伝えよ!!!」
かくしてルイとカトリーヌはエドワールと和睦し、晴れてルイはフラン王に即位したのである。
・・・しかし・・・
王でありながら、ルイはヴェルサイユに入ることを許されなかった。国政は万事エドワールが行い、ルイやカトリーヌの口を出す隙はなかったのだ。
エドワールの勢威を見て、それまではわずかながらもルイ王に従っていた輩も、ほとんど全てエドワールに取り入るようになり、王の味方はほとんど消えてしまった。
だが、ともかくも強力なエドワールの政治力によりフランの政治は安定、先王シャルルの頃に比べると明らかに国力は増大、並々ならぬものとなってきた。
ローマ教主ペトルがエドワールに使者を送ってきたのは、丁度この頃だった。 政治的な動きなんて男には出来ない
それが出来るなら男同士の戦いを一時休戦白 そんなことしたら女子の強さを認めることになるだろうが
男のプライドにかけてそんなことはできないよ 一時休戦なんて男にしてみれば最後の手段だな
本当にどうしようもないほどに追い詰められないとしないよ
どうしようもないほど追詰められることなんてないがな
アルギンやオルム等、真の王・英雄たちが登場してしまったら女どもは終わり wikiに巨人族の記述があるのだが征服される様は描かれるのかネ エトワールとエドワールじゃ大違いじゃないかw
屈服過程は単純なので
そこに至るまでの勢力のもつれあいまでが楽しみ お、解除されてた
そしてdionはさすがに鬼規制
ttp://hibari.2ch.net/test/read.cgi/isp/1238906414/639-640 「・・・サマエルよ、サマエルよ、三人目は誰なのだ!!」
「兄弟よ、それは『彼』である・・・ 『彼』は来たりてこの世に君臨し、而してそれは『大いなる災い』となる!!!」
「なるほど、一つは多過ぎ、二人は少な過ぎ・・・ オルムの若きあの日の予言が実現する・・・『彼』は来たる!!!」
・・・そこは冥く、全てが歪んだ部屋だった。・・・
話している男達は二人のようであり、三人目がそこにいるようにも聞こえた。・・・ 今も女権帝国に捕らわれの身となった国王や軍神
無敵だったはずの英雄、豪傑たちや魔王は
女子に虐められ弄ばれてヒーヒー悲鳴を上げ苦しんでいる?のか
すでにマゾ奴隷に落ちて喜んでいるのだろうなあ
その中にはやくエドワールやオムルなども加わってほしい まぁアルギンは外伝ネタも多くあるし最後の砦だからな 作中のアマゾネスたちが玉責めを好んで行うのが最高
キンタマ(睾丸)、それは男だけが持っている象徴であり、また男だけが股間からぶら下げている人体最大の急所である
そんなキンタマを、キンタマを持っていない女に責められるのがたまらなく興奮してしまう
だらしなく股間から垂れ下がったキンタマを握ったり蹴り上げたりして、その感触や男の弱さ・悶絶ぶりを堪能してほしい
そんな無様で致命的な急所がない女であることに優越感を感じて欲しい
男の理性を惑わす元凶こそキンタマ。そんな諸悪の根源であるキンタマを虐めてほしい
キンタマは男の最大の急所。キンタマを握られるということは女に支配されるということ。もう逆らえない。 少しは同感だけどギャラリーの温度が高すぎると
ちょっとしらけた かんそうをかくのもむずかしいのですね
かんそうはかかないほうがいいかもね どんどん書けばいいよ
そんなことより作者さんはじめ、皆さん猛暑負けしないようにね >>125
ほどほどに
要求しすぎたり舞いあがりすぎたりすると
変な空気になる 長文かくと一人?の方にびっくりするぐらいたたかれるから書かないほうがいい
過疎るのも嫌だがあれるのは嫌だしね
あのときに結構人減ったがまだ続いてるしね なこと言うから荒れるんだよ
しかしあれは酷かったなあ、作者まで煩わせて
おさまったと思ったらまたネチネチと
いつまでやるんだろうと思って見てた 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第6章 策謀(3)
ヴェルサイユでは、ローマ教主ペトルの使者が黒太子エドワールと話していた。
「・・・猊下は心を固められました・・・今後は神聖ローマ帝国とは距離を置き、フラン王国との協力関係を深めていきたい、と・・・」
「それは、まことに賢明なご判断・・・」
エドワールは答えた。
「傲慢で悪名高いオルムではなく、我らこそが神の代理人たる教主猊下の護り手として相応しいというもの・・・
しかし、オルムがこれを知れば、烈火のごとく怒るであろうな・・・!!」
「まさに、問題はそこなのです・・・地上の諸国中最強の軍を擁するオルム・・・ここは何とか我らの有利になるよう、
丸く収める方法を考えねばならないのですが・・・」
「なあに、訳はないことではないか・・・!!!」
エドワールは不気味に笑った。
「教主猊下には、神の代理人として上は君主から下は庶人に至るまで、その教えに反するものを破門する権限を持っておられるであろう・・・!!!」
「!!・・・・?!!」
使者は息をのんだ。
「オルムを破門し、皇帝の称号を剥奪する、と宣言するのだ・・・なるほど、破門されたにしても彼はブルグン王であり、
30万を優に超える地上で最強の軍勢の総帥たることには変わりはないかもしれぬ・・・
しかし、『王の王』たる皇帝たる地位を失えば、彼の権威は地に落ち、家臣らにも動揺が広がる恐れは十分にある・・・
そのようなことは、断じて奴は避けたいところであろう・・・オルムめは教主猊下にひれ伏して、和を請わざるを得なくなる・・・!!!」
事態は、恐るべき方向に進みつつあった。
エドワールがオルムの、英雄たる器量を見くびっていなければ、・・・後の悲惨な大災厄は防げたのかもしれない・・・ dion2ヶ月寄生もやっとおわったか・・・でもまた・・・
作者さんオツ!!書いてくれるだけでありがたい 黒太子vs英雄王がくるのか!アマゾネスがこの好機を逃すはずは。。男同士が争えば争うほどに女子の思う壺だ 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第6章 策謀(4)
「サマエルよ、割れたぞ、鏡が割れたぞ・・・」
「兄弟よ、割れたのは鏡だ、『鏡』ではないぞ・・・」
「そうなのか、サマエルよ、俺もまだまだだな・・・」
ここはいつ・・・?
ここはどこなのか・・・!?
彼らの顔を、『鏡』でご覧・・・!!!
「・・・あら、鏡が割れちゃったわ・・・」
女は呟く。
不吉な事が起こるぞ・・・
よくないことがおこるぞ・・・
「・・・教主猊下、ロドリーゴ様・・・フィレンツェ共和国大尉、ラウール殿です・・・極々内々に、お話したいことがあるそうで・・・」
ヴィットーリオの密命を帯び、ローマにやってきたラウールは、カステル・サンタンジェロの一室で、教主ペトルらと会っていた。
先にエドワール黒太子よりの使者、そしてまたこの男・・・
おのれのみならず教主の運命もが、急転していくことになろうとは、さすがのロドリーゴにも知る由もなかった。
ただ、この男の真っ青な顔に、何かしら不気味で不吉なものを強く覚えるだけであったのだ・・・ 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第6章 策謀(5)
キエフでは、降伏したルーシ諸侯らの屈辱的な儀式が行われていた。
ルーシの勇武の象徴であったキエフの城塞はアマゾネスの力と支配へのルーシの屈服を象徴するルーシ総督府へと変貌、
今、女王ユリナらアマゾネスの戦士の前に、キエフ大公ワリャーグ、モスクワ公イワンら降伏し、捕虜になった男達が引き据えられていた。
彼らは一様に全裸で、屈辱的なことに頭髪や陰毛を全て剃り落されていた。そしてなお屈辱的なことには、首には犬の首輪、そしてそれを引いて
女王の前に連行するのは、皆各々の国の女奴隷の少女達であった。
ルーシの諸侯らは、皆彼らの女奴隷のイヌとなって、女たちの前に引き出されてきたのだった。
「・・・おお・・・こ、これは・・・世界は女に征服されたのか・・・!!!」
この場をこっそりと見つめる男たちは皆悲嘆に暮れ、おののいた。
「・・・いや、また必ず十字軍がくるはずだ・・・それまでは男の誇りを忘れず、密かに待つしかあるまい!!」
だが、捕囚の諸侯らには、屈辱的な見せしめが待っていることには何の変わりもない。
「・・・ふふふ・・・これからオマエ達には、たっぷりと屈辱を味わってもらうから、覚悟するのよ!!!」
女奴隷らに引き据えられ、平伏す男たちにユリナは宣告した。
ルーシ諸侯らは仰向けにされ、拘束されていた。まずは、女奴隷らによる顔面騎乗の窒息責めである。
諸侯らの恥態を晒させ、その権威を奪い、男たちの闘志を砕く・・・
アマゾネスが征服地を統治し、自領に編入するための常套手段である・・・ 性的に劣っている女子どもに、まさかの惨敗をして調教され奴隷にされる
>男の誇りを忘れず・・・
この言葉が、女子の力でねじ伏せられてしまうんだよね 女権の領土ってすでに男権に匹敵するぐらいまでに伸びているのではなかろうか
男屈服の儀式は女奴隷を女権戦士に変貌させ、男の権威・闘志を奪う
一石二鳥 征服された国の一般的な平民女の心の変貌とか見てみたいな 奴隷女にだって出来るのだから私たちだって男を支配できるはず。というのはあるだろう
だからこそ最も身分の低い奴隷女を儀式に使う プロレス系の格闘対決を見たいがスレチガイか?
パワーボムやヘッドシザーズなどを喰らって3カウント、10カウント負けやギブアップ負け
この物語は昔々の話ではなくて遠い未来の話という設定なので
プロレス・格闘技の概念があってもおかしくはない
男の圧倒的優位性を見せつけ女の劣勢、脆弱さを知らしめるため
ある男権国の王が余興として毎年行っている伝統的な年中行事のような感じで
ただの提案なので適当にあしらってください
基本的に少女兵と女奴隷が活躍するからその他があんま出て来ないのはあるな 女子達は男を動物にするのが好きだな
その中でも最も屈辱的なのはやはり亀かな 格闘対決の概念なら、サムソン編はじめ普通に描写されてる
プロレスなんて生ぬるいお約束的な対決でなく、
古代のパンクラチオン(今で言うバ−リトゥード)みたいな何でもありの格闘対決の方が萌える
もちろんこの作品では、強いはずの男尊女卑思考の男が、美女に屈辱的にやられるのが条件だが プロレスなら、徹底的に屈辱を屈服を味わわせるために
ちんこ持ってジャイアントスイングとかな。
現実ならありえんけど 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第6章 策謀(6)
・・・その頃。
旧ユダ王女サロメは、フラン王国南部、アルビジョワ地方に潜入していた。
ここには、アマゾネス建国の謎と、『大いなる災い』に関わる何かがある・・・!!!
サロメは、レオナルドやノストラダムスなど、男権諸国の中でもアマゾネスの脅威から目を逸らさず、真摯にこれを考究してやまぬ学者らの書を読んでいた。
彼らの書の中に、必ずや様々な謎を解く鍵が隠されている・・・
「・・・サロメ様・・・ここがレオナルドの書に書かれていた、あの窪地です!!」
従者の一人が声を上げた。
草木の鬱蒼と茂った、森閑とした山中。
サロメら一行以外には、訪れる者もない様子のその山中に、ぽっかりと、まるで隕石でも落ちた跡のように、その窪地には草木は一切なく、
周囲の様子と対比して、その様はどことなく不気味でさえあった。
その窪地の隅に、それはひっそりとあった。
天然のものか、人工のものか・・・
遠目には石棺の如くさえも見受けられる奇妙な形の巨大な岩石・・・しかしその表面には、明らかに人の手による、以下の文字が刻まれていた。
《Et In Arcadia Ego》「アルカディアにて我」
奇妙で不可思議な文言・・・それらの裏に隠された深遠で広大な謎は、到底サロメの頭脳の解き得るところではなかったのかも知れない・・・
「サロメ様、あれを・・・!!!」
従者の声に、我に返ったサロメは窪地の向こうに見える小高い山を見た・・・
彼女は、驚愕のあまり息をのんだ・・・・・・
「・・・兄弟よ、上を見るがいい・・・」
「サマエルよ、天井には何もないぞ・・・死せる者の魂が、ただ悩み蠢くのみではないか・・・」
「兄弟よ、汝の心の、その上には、アイオーンの世界が広がっていよう・・・アルカディアにて、我・・・」
「サマエルよ、獣の数字よ・・・古の預言は今、成就する!!!!・・・」 >>150さんの提案で思い出したが
そういえば未来の話だったな
設定を失念してしまっている
読み返さないと 『コロッセオでの出来事』という章で、男女格闘対決があったぞ
ロンバルディア戦争の英雄であり、格闘大会チャンピオンのホルヘが
リング上でエリカに嫐られ、顔面騎乗され敗北寸前に追い詰められ
そこから試合ではなくなりラウンドガール全員参加の調教大会になり
屈服寸前で騒動があってホルヘは助かってしまったけれど
その部分ももうかなり過去になってしまうのか
月日のたつのは早い… バリエーションとして、男が全く言い訳する余地のない真っ向勝負で負かされる、というのも見てみたい(これまでにも何度かあったが)
アマゾネスの女性達は勝つことだけが全て、負けたら全てを失うということを経験で判っているので
そういう戦いはなかなかしないのだろうが対等な戦いでも女性は男より優れているのだというところが見たい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています