(ゆっくりと身体を起こすと、どうにか息を整えてベッドに座り直す)

(「慌てないで」の一言で、どうにか気を落ち着ける)

(すぐに立ってしまったものを見られるのが、余裕の無さから恥ずかしくなり)
(さりげなくベッドにおかれていたタオルを乗せる)

す、済まない。
何だか・・・・・・今さらだけど、不思議な気分だな。

(美菜子の身体を見つめて)

その・・・・・・美菜子も・・・・・・聞いていいか?

その時は、怖いと思ったのか?