(執事の部屋を後にすると父と母への報告を済ませ)
(執事にお供されシャワーと着替え、軽く食事を済ませると)
(結の顔を見たら自室に戻ると言って鍵を開けてもらい執事と別れ)
…結……寝てる…
(静かに部屋の奥へ進むとベッドで静かな寝息を立てる結の顔を見てホッとして)
ごめん、ね…結…
(ベッドの横に座り込むとそっと結の手を握り声を殺して泣き、いつの間にか眠っていた)


(その頃執事は悠羽の城の元へ飛び、再び塔の下から階段を上がって行った)