(伝書鳥にひらひらと手を振って立ち上がると小屋へ向かって)
もちろん…ホットケーキの材料だけは切らさないようにしてる
いつ悠希が帰ってきても食べてもらえるように
…そんなはずないのにね、未だに受け入れられてないの
(ガチャっとドアを開け大きく開いて)
…棚に薬の材料と…動物たちのごはんの瓶
魔法道具とか並んでるけど…私は近付かないし何もしないから
どうぞ好きなだけ確認してから入って
(そのままキッチンに進むと保冷庫や材料をしまった引き出しから材料を出して並べて)
お客さんが来てくれるなんて…久しぶり
(心なしか浮かれた声で表情も少し柔らかくなり)