「いいよママ、あいつ人見知りなだけだから、明日謝っておくから
僕こそ、ごめん、ちょっとびっくりして大きな声出しちゃった」

(オロオロとする櫛菜の姿を見て、後ろから軽く抱きしめる)

「うん、僕だって一応少しづつ大人になってるんだからね」

「ママだって…」
(先日、父と母の行為を覗き見してしまったことが頭をよぎり、言いかけるが)