【ヨーコさん】BASTARD!【アーシェ】
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<ボキン!>
巨木を叩き折る斧のような一撃が、カイの首を痛打した。
あまりに強い衝撃で、女戦士は宙に舞う。
そして錐揉みしながら、カイのアニメイトショルダがバラバラに飛び散った。
どん!どしゅ!どばっ!
<ま、負けた・・・>
痛烈な敗北感と、喪失感だけが感じられる・・・カイは逆さまに落ちていく自分を感じた。
ぐしゃっ、と柔らかいモノが地面に落ちた。不自然な形に首が曲がり、身体が伸びきっている。
カイの身体に痙攣が走る。びくん、びくん、と陸に上げられた魚のように震える。
ワーキャットは着地と同時に、ついにカイに致命的な打撃を与えた、その満足感に酔い痴れていた。
「勝ったぞ・・・ついにカイ・ハーンを倒したのだ!」
強敵を実力で倒した充実感がワーキャットは微笑み、その喜びを声にした・・・
あとはシーン・ハリ・・・いつもカイ・ハーンの影でこそこそ闘う、あの能無し女を倒せばよい・・・ 「うく・・・ええい!」
執拗に狙い続けるダイの視線から、かろうじてシーンは逃れ続けていた。
なぜなら・・・周りには盾にするのに絶好のコボルドたちが群がっていた。
シーンはダイの吸血破壊光線さえ利用して、敵を<倒させている>のだった。
「吸血破壊光線!」
そんなシーンの作戦など構いもせず、ダイは吸血破壊光線を発射し続けた。
破壊光線としても凄まじい威力を誇る光線が、ラミアの下僕のコボルドを四散させていく。
鬼道衆一の知略を誇るシーンの頭脳が、独特の戦法を実現させているのだ。
「待てダイ・アモン!お前と取引がしたい!」
「ぬ・・・?」
突如ラミアは叫んだ。気迫のこもった声に、極悪な吸血鬼もつい顔を向ける。
「破壊神に仕える者か・・・邪魔はするな」
「邪魔などするものか・・・私はお前を助けてやりたいのだ」
「助けるだと?」
立ち止まり、二人のやり取りをシーンは息を飲んで見ていた。
ダメよ!お前たちを組ませたりなんかしないわ!そう思うのだが、下手に動くことも出来ない。
コボルドたちもラミアの指令が途切れたせいか、シーンを囲んで立ち止まっている・・・ 「お前にはまず、こいつをくれてやろう!」
横から別の声が口を挟んだ・・・ワーキャットだ。
丘の上からワーキャットが、何かを引きずり現れた。
とてもいやな予感・・・何かとてつもなく良くないことが始まる気がして、シーン・ハリはマスクの下で息を飲んだ。
どさっ!女の人影が丘の頂上に転がった・・・
「カ、カイ!?」
信じられない光景にシーンも凍りついた。
自分よりずっと強いと信じていたカイが、哀れにも地面に横たわり、ワーキャットに蹴り飛ばされている。
よほど致命的なダメージを受けているのか、ぐったりとしたカイの身体からは生気が感じられなかった。
「そんな!?どうして?」
「一瞬の油断がこの結果だ!カイ・ハーンはワーキャットに敗れたのだ」
「負けた?カイが?」
シーンはピンクの口紅で薄く彩られた自分の口元に手をやった・・・震える唇を隠すためだったが、
涙で濡れた顔を完全に隠すことは出来ない。
「ダイ・アモン、この獲物をお前にくれてやろう・・・裏切り者を消し去りたいだろう」
「ぬ・・・」 明らかな動揺がダイを揺らしていた。
裏切り者を抹殺することこそ、ダイが雷帝アーシェス・ネイから与えられた使命である。
「取引とはなんだ!?破壊神に仕える者よ」
「応じてくれるか、ダイ!」
「条件を言え!」
「シーン・ハリ・・・あの乳臭い処女だけは我が手で倒したい!
メタ=リカーナの連中は・・・このカイ・ハーン同様に好きにすれば良い。
どうだ、たった一人を我らに任せてくれればメタ=リカーナの抹殺に、我らは全力を上げて協力しよう。
・・・ダイ・アモン、条件として悪くはないだろう」
「メタ=リカーナの連中はどうするのだ?」
「ふっ・・・カイ・ハーンが倒れ、シーン・ハリなど取るに足らない・・・メタ=リカーナの者で我ら相手に何が出来ると言う。
メタ=リカーナの軍勢が根絶やしになれば、お前は使命を完了出来るではないか」
「そら!」
丘の頂上から、ワーキャットはカイを蹴り飛ばした。
ゴロゴロゴロ・・・壊れてしまった人形のようになったカイが土砂とともに転がり落ちる。
「カイ!」
思わず、シーンは駆け出していた。親友でもあり、ライバルでもあり、
最も信頼できる仲間でもあるカイが、目の前で抹殺されようとしている。
さすがのシーンも冷静さを失い、後も先もなく飛び出していた。 「吸血・・・破壊光線!」
ドシュッ!
すかさず・・・ダイはシーンの背中に吸血破壊光線を浴びせた。
バチッ!
「きゃあぁああっ!・・・あ・・・あぐぅ・・・ああ」
背中を直撃した暗黒のエネルギーが、オートクチュールの表面を焦がし、鎧の奥にまで侵入する。
やがて暗黒のエネルギーは悪性のウィルスのようにシーンの体内へと侵食し、生命活動にさえ悪影響を及ぼす。
「今のは手加減しておいた・・・後は好きにすれば良かろう」
「くはは!ダイ・アモン、感謝するぞ」
がっくり、と膝を落としたシーンを見下ろし、ラミアは満足げに笑った。
これでこの生意気で傲慢で身のほど知らずの馬鹿な小娘を好きなだけ痛めつけることが・・・
ラミアは衝動にかられ、ロッドを手にシーンに近寄る。
「うあ・・・カ、カイ・・・助けて」
<いつもの癖>で、シーンはそう言っていた。
しかし、頼みの綱のカイは・・・虫の息で横たわっている。
オートクチュールの鎧に包まれ、大きなダメージを負ったシーンが必死で後ずさる。
化粧でごまかしていても・・・シーン・ハリの素顔が恐怖に蒼ざめ、
涙ぐんでいるのが手に取れるような仕草だ・・・最後の頼みとばかりに、
シーンは呪符を右手で掲げると、ラミアに向けて呪文を唱えようとした。 「ラミア様!」
間に合わない!ワーキャットが叫ぶ・・・爆音が響いた。
「うあ・・・あ・・・」
しかし、手首を押さえて辛そうに揺れるのはシーンの方だった。
一瞬早く、ダイの光線が呪符に命中していた。
呪符は吹き飛び、シーンの手元で爆発を起した。紙くずとなった呪符がバラバラと地面に落ちる・・・
「呪符まで・・・もう武器がないわ」
「観念しろ・・・シーン・ハリ。お前はもう体力も限界、
魔力もかなり消耗しているはず・・・そこに破壊光線の直撃を浴びたのだ」
「くっ・・・破壊神なんかに・・・負けないわ!」
「あははっ!そうそう、そう言って欲しかったのよ・・・本当に生意気で身のほど知らずね、お前」
「たとえこの身体がバラバラに引き裂かれても、私はお前たちと戦うわ!」
「あら・・・そう?」
手にしたロッドは、短い鞭でもある。ラミアはロッドでシーンの肩を叩いた。
バチッ、と衝撃音が響く。致命傷を与えるような威力はないが・・・しなるロッドの一撃はとても、痛い。
「うあっ・・・ラ、ラミア・・・」
「気安く呼ぶな!出来そこないの鬼道衆め!」
バチッ、バチッ・・・とロッドが振り下ろされた。シーンは打ち据えられ、前後左右に揺れる。 「くっ・・・」
容赦なく襲うロッドの痛みに耐えかね、シーンはそれを右手で受け止めた。
手首が痛み、しっかりと押さえ込めないが、それでもまだオートクチュールで増幅された力はラミアに勝る・・・
「こ、この小娘め・・・」
ジリジリ・・・と、両者はにらみ合う。力比べで、二人は押し合いを始める。
「シーン・ハリ・・・これを見ろ」
と、キャットが声を挟んだ。
「ダイ・アモン・・・カイ・ハーンを抹殺しろ」
「くくく・・・そういうことか、面白い」
ドシュッ、ドシュッ!
地面に倒れたカイの身体に、ダイの光線が続けざまに浴びせられた。
瀕死の女戦士が、炙り焼きのイカのように反り返った。
「や、やめて!・・・カイを殺さないで!」
シューシュー、とカイの胸から煙が立ち昇る。
破壊された鎧の破れ目から、ボロボロに千切れた布地が顔を見せている。
さらに・・・カイの素肌までがところどころに露になった。
「す・・・好きにして!私を殺すなら殺しなさい!だからカイを、カイ・ハーンをこれ以上傷つけるのはやめて!」
ほとんど生きているとは言えない状態のカイに駆け寄り、シーンは必死で訴えた。
涙で潤んだ、シーンの目は大きく見開かれている。
今にも泣き出してしまいそうだけど、仲間を助けたい、悪の手先に屈したくない、二つの想いだけは途切れることがない。
それでも・・・足の指先から這い上がってくる恐怖が、シーンを小さく震わせている。 「ワーキャット、シーン・ハリを弄りモノにしてやれ」
「はっ!」ラミアの冷酷な声に、ワーキャットも残忍な微笑で答えた。
がっ!・・・
「ああ・・・うあ・・・あ」
鋼鉄の爪がオートクチュールの胸に食い込んだ・・・胸のあたりが鷲づかみにされる。
ぎりぎり・・・オートクチュールの上から、シーンの膨らんだ胸に爪が食い込んでくる。
「面白い実験をしてやろう・・・ワーキャット、シーン・ハリの鎧に裂け目を作れ」
「はっ・・・ラミア様」
ぎち・・・ぎちち・・・びり・・・びりり・・・
「ああっ・・・ああう・・・」
悲鳴と共に、シーンの胸に小さな綻びが出来た。
強靭なオートクチュールも、執拗な爪の前に無傷ではいられない。
無抵抗でうずくまるシーンを、無理やり立たせる。ラミアはシーンの傷に、ロッドを当てた。
「私が作った薬をお前の強化スーツに解き放つ・・・これはお前のためにわざわざ用意しておいたものだ」
「うっ・・・」
蛇頭のロッドを、裂けた傷口に当てる・・・
薬がシーンの体内に流し込まれた。
頭が朦朧とする。
薬がシーンの感覚を狂わせている・・・ラミアは一際残忍に微笑んだ・・・
「気分はどうだ?シーン・ハリ」そう言って、顎を掴み・・・
「お前の体は、これでいつも以上に敏感に反応するようになったのだ・・・
衝撃や苦痛、あらゆる感覚を増幅してしまう。この意味が分かるか?」
「な、なんですって?」
「そら!」ラミアは軽く、シーンの肩を叩いた。
どがぁっ!
「ふぐっ!・・・あぐっ・・・」 いかにも大したことのない叩き方だったが、シーンは弾き飛ばされていた。
軽く打たれただけなのに、物凄い衝撃がシーンの肉体を襲った。肩の関節がおかしくなり、腕が上がらない・・・
「か、肩が・・・」
身体の痛みに、思わず手を添えた。すると・・・
「きゃぁああっ!」
自分の身体をさすろうとした手の力で、再び激痛に襲われる。
<こ、このままでは・・・殺されてしまう>
異常な事態に気付いたシーンは薬の魔力を打ち消そうと、呪文を唱え始めた。
<汚されし体よ、我の手で清め・・・うっ!?>
「そんな!呪文が効かない!?」
薬の恐ろしさが、ついにシーンにパニックを起させようとしていた・・・
微笑みながら、ラミアとワーキャットが近づく。
今やシーンは、子供に叩かれただけでも卒倒しかねない。
自分で自分に触れることさえ出来ずに、逃げ場を求めて下がる・・・
「さぁ抵抗してみろ・・・言っておくがダイ・アモンはカイ・ハーンを殺すぞ。
いつもの調子で減らず口を叩き、このラミア様に打ち勝たなければ、
お前もカイ・ハーンも死ぬのだ・・・どうする小娘・・・シーン・ハリ!」
「う・・・あ・・・」
肉体の苦痛よりも精神的なパニックがシーンを打ちのめしているのは明白だった。
シーンは幾度も構え、また構えなおす。
無駄なことと知りながら、そうせずにはいられない。ワーキャットが迫る。
「にゃぁあああ!」
「あ・・・」
鋭い爪がシーンの顔に近づいた・・・その刹那、シーンは気絶してしまった。
あまりの恐怖に打ち勝つことが出来なかったのだ。
どさ、と落ちたシーンの顔を、ラミアは蛇の尾で踏んだ。
簡単に気を失いおって・・・こんな情けない魔術師があるものか。
ラミアは拭いようのないシーンに対する嫌悪感を、さらに深めるのだった・・・ カチャ、カチャ・・・
額のあたりで音がする。シーンはその機械いじりをしているような音で目覚めた。
<ここは・・・私は?>
辺りを見回そうとしたが、首が動かない。目の前に広がるのは、モニターに映し出された映像。
全方位レーダーとスペクトルアナライザーが右側に、メインスクリーンが薄暗い室内の様子をモニターする。
左側にあるシステムコンディション・モニタは沈黙している。
<薬を注入されて・・・体が言うことを聞かなくなった・・・それから?>
悪夢のような記憶が蘇る。カイはどうなったのだろう?他の仲間は?
思いを巡らすが答えを知る由もない・・・身体が拘束されている。
「目覚めたようだね・・・シーン・ハリ」
「ラミア・・・」
妖魔ラミアの顔が真っ直ぐに見詰める。
「ここは私の研究室・・・お前のことをいろいろ調べさせてもらっていたところだ」
「な、何をしていたと言うの?」
「これを見ろ・・・」ラミアは大きな鏡をシーンに見せた。
「!!・・・な・・・」
言葉を失い、シーンは茫然自失に鏡に映る自分の姿を見た。
頭部に何かヘルメットのようなものが被らされている。
その中の電子回路には無数の電極が突き立てられている。
カチャカチャ、と聞こえた音は、シーンの頭部に電極を差し込む音だったのだ・・・ 「わ、私に何をしたの!?」
「味あわせてやろうか?」
ラミアは、掌に収まる端末を操作する・・・唐突に違和感がシーンを襲う。
「んん・・・あ、熱い・・・熱いぃいい!」
「お前の頭に細工をして、あらゆる感覚をこちらからコントロール出来るようにしてやったのだ・・・さぁ、今度は寒いぞ」
「・・・あ・・・ああ・・・」
ガタガタガタ・・・歯の根が合わないほどの冷気がシーンを襲った。
まるで、氷の中に閉じ込められたように、痛いほどの冷たさが紛れもない感覚として感じられた。
「拘束を解いてやろう・・・シーン・ハリ」
ガタガタと震えるシーンを見下ろし、ラミアはコボルドに椅子から伸びる戒めを解除させる・・・
震えたまま、シーンは動けない。
「寒いのは堪えるだろう・・・凍え死には面白くないわね」
途端に冷気が去っていく・・・頭部に刺さった電極が、偽の感覚を味あわせているのだ。
しかしそれは、たとえ仮想感覚であってもシーンにとっては現実でもある。
この上、いったい何をされるのか?ラミアの考えが読めずに、シーンは俯くしかなかった。
「やはり・・・女にはコレが一番効くんでしょうね」
一際酷薄な笑みを浮かべ、再びラミアが端末を動かした。
「・・・あ・・・ああ・・・こ、これは・・・?」
「お前だって知っているでしょ?女は、コレなしに生きていけないのだから」
「い、いや・・・体が・・・う、疼く・・・」
無数の手や、指が、シーンの身体をまさぐっていた。
それは目に見えないのに、間違いなく現実の感触を伴い、体中を愛撫する。
時折、ぴちゃぴちゃ、と舐められたりもする。唐突に訪れたその感覚は、まさに不意打ちだった。
不安と恐怖で打ちのめされているところに、耳たぶを噛まれたような感じ。
シーンは勢い良く官能の底なし沼に突き落とされていた。 「さっきの薬とこの機械のおかげで、お前は普通の人間には味わえない究極の快感を知ることが出来るのよ・・・
その電極がお前とつながっている限り、永遠にそれは続く」
「んく・・・あ・・・い、いやぁ・・・やめ、やめてぇ・・・」
「鈴木土下座ェ門、お前もこの女を楽しみたいだろう」
「ラミア様・・・よろしいのですか?」
「存分に味わうがいい・・・殺さない程度にな」
一つ目の怪物・鈴木土下座ェ門はおもむろにシーンを後ろから羽交い絞めにした。
増幅された触感がシーンを襲う。巨大な手で胸を掴まれる・・・その痛みさえも増幅されてしまう。
「あぐっ!・・・ああっ!・・・ひぃ!」
「悲鳴だ・・・シーン・ハリの悲鳴が我が手の中で・・・」
鈴木土下座ェ門は巨大な手をシーンの細い首に回した。
巨大な手で首を締めながら、片手で胸をまさぐっていく。
がくんがくん、とシーンが揺れる。悶える女を無理やり押さえ込み、
撫でまわすことによってより強く逃げようとする・・・それをさらに押さえ込み・・・
いたちごっこのような行為に鈴木土下座ェ門は酔い痴れた。
「・・・だ、だめ・・・そ、そこは・・・いやぁあああっ!」
ついに、鈴木土下座ェ門の手がシーンの股間に伸びた。
すでに下着の中はびしょ濡れで、熱く膨らんだ秘所は柔らかく熟していた。
ぐちゅっ、ぐちゅっ、という音が聞こえそうだった。
鈴木土下座ェ門の指先が、下着の上からシーンの秘所を正確に突く・・・
「い・・・い・・・いく・・・いっちゃう・・・わ、私・・・だ、だめ・・・」
<魔物にイかされちゃう!!!> 「ああああああっ!・・・!!」
ぷしゃっ!と、勢い良く愛液がほとばしった。
頭部に電極をつなげられたまま、シーン・ハリは強制的にオルガスムを迎えたのだ。
強く反り返り・・・今度は逆に丸まろうとする。
そのシーンを、鈴木土下座ェ門が無理やり引き起こす。
よほど強い刺激だったのか、頭部のインジケーターがめまぐるしく点滅し、やがてオーバーロードを起した。
バリっ、と放電し、火花が飛んだ。
「肉体だけでなく、頭の機械もイってしまったらしいな」
「はっはっは・・・我が肉棒を差し込めばどうなるものか」
「鈴木土下座ェ門、止めを刺して犯れ!」
「はっ!」
強いオルガスムに震えるシーンを再び抱きかかえ、鈴木土下座ェ門は鎌の先でシーンの股間に裂け目を作った。
ギリギリギリ!っと、オートクチュールが切り裂かれる。股間の一部だけが、露にされた。
シーン・ハリの陰毛が、裂け目に陰を作る。その毛先がテラテラと愛液で光る。
余韻に震えながらも、シーンは逃げようともがいていた。
しかし、鈴木土下座ェ門の腕力に抵抗できるはずもなく・・・床に引き倒され、尻を持ち上げられる。
「では・・・参る!」
ぐっ・・・
「あっ!いやぁあああああっ!」
ずぷっ!・・・ぬぷぅ!
<は、入ってくる・・・鈴木土下座ェ門のが・・・私の中へ!>
ずん、ずん、ずん!
ついに、シーンはバックから犯されていた。鈴木土下座ェ門が腰を使うたびに、亀頭がシーンの子宮をノックする。
股間から溢れた愛液が、シーンの内腿にこぼれ出す。
「ふぅ、ふぅ・・・うっ・・・シ、シーン・ハリ・・・なかなかの味だ」 最初の放出を感じ、鈴木土下座ェ門は長大なペニスを熱い蜜壷から引き抜いた。
シーンの愛液がたっぷりと男根にまとわりついている。
「顔を向けろ、シーン・ハリ」
「ああっ・・・やめてぇ・・・」
「うぉ・・・おおお」
どぴゅっ!・・・ばしゃっ!
濃厚なザーメンが、シーンの顔面を汚した。
大量の精液が呪符使いの少女の顔にふりかかる。
白濁した多量の液体にまみれ、周囲にイカ臭いタンパク質の匂いが充満する。
今やシーンの体全体が、ぴくぴく、と震えていた。
「次は・・・中出しだ」
「だ、誰か・・・カイ・・・お願い・・・」
「くはははは!メタ=リカーナは全滅だ。ダイ・アモンが残りの連中を今ごろ血祭りに上げている。
カイ・ハーンも今ごろはくたばっている頃だろう・・・生きているだけお前はありがたく思えシーン・ハリ」
やがて・・・全裸にされ、シーンはワーキャットの股間に顔を埋められ、
強制クンニリングスで顔面を汚し、背後から貫く鈴木土下座ェ門のペニスが高熱を帯びたザーメンを体内にぶちまけていた。
それでもなお、ラミアは肉奴隷と化したシーン・ハリが喘ぎ悶える姿を楽しんだ。
「アンスラサクス様に、シーン・ハリを献上するのも面白い・・・」
微笑むラミアの背後で、ザーメンに喉を詰まらせ悶絶するシーン・ハリがいた・・・ 以上です。
話の時系列的にはカイ・ハーンがD・S側に寝返った直後の話ということでダイ・アモンを敵として登場させました
他のモンスターは完全にオリジナル設定です。 >>117
おおSS投下されてたのね、力作乙でした
ダイ・アモンの口調が本編と違うのは何か意図あってなんですかね >>117
お疲れ様でした。
カイは男言葉の方が雰囲気が出るとおもいます。 >>123
もしかしてこのスレにいたシーラ職人氏の作かね どれが一番需要ある?
シーラ 鎧ぬぎ 肩はしご おしゃぶり 夜這い 封印に悶える
ヨーコ スカートめくり スライム
シーン 色仕掛け1回戦目 2回戦目 シーン・ハリの1回戦目が一番良い。
書いてないけど、カイ・ハーンの相撲も。 >>130
・ガラに拐われて、救出が遅れた為に散々に犯され調教されるヨーコ(1、2巻)
・D.S探索に出たが夜中スライムの責めを思い出して、身体が火照り一人慰めるヨーコ
↑に気づいた付き添いの兵士達に犯されるヨーコ(三巻)
・兵士達を殺されルーシェを人質にされ、人狼の性処理をさせられるヨーコ(三巻)
・ガラが寝ている部屋で話をしていて、ガラの口車に乗ってしまい犯されるヨーコ(四巻)
・シーラの夜這い?を見ていたが拉致られて犯されるヨーコ(四巻)
・アビゲイルに触手で捕らわれ、D.S達が見ている前で散々犯されるヨーコ(八巻)
・ルーシェを助ける代わりに性奴隷になるヨーコ(八巻)
・カイとD.Sが相撲(笑)している時に、名前もないような男にお相撲(笑)されてるヨーコ(十巻)
・鎖に繋がれた状態で犯され調教されるリリス(20巻)
・ミカエルとD.Sとの絡みを観ながら犯されるリリス
・D.Sの余りの女癖の悪さにムカついていたところに、男に誘われ酒を飲まされた挙げ句犯され調教されるヨーコ
・拘束から抜け出して脱出するつもりが、全てベルゼバブの手の内でお仕置きと言う名の調教をされるリリス
載ってないけどネタだけ投下
誰かこのネタで書いてくれないかなぁ
このネタでカイタ事はあるけどなwww >>131
カイは需要がないかと思ってたw
こっちにスレ立ててみた
80年代BASTARD!!【シーン ヨーコ シーラ】を語ろう [転載禁止]
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1431971621/
挿入とか陵辱じゃなくて少年漫画的寸止め(笑)みたいのでもいいかなあ
妄想固まったらココに書いてみるね >>134
少なくても天使長や大元帥、姫より需要はあるな ヨーコさんのスカートめくりからスライム責め、凌辱まで書こうとして幾星霜 シーン 一回戦目(の直前)
ディナーを終え、疲れているので早々に休むというDSを見送り、シーンは
浴室へ向かった。
「よしっ!ここまでは作戦通り!うまくいってる!」
イリュージョンを解き、生まれたままの姿に戻って湯船に浸かりながら自分に
言い聞かせるように独り言を言った。
(ネイ様は私の実力を見込んで伝説の魔人の暗殺を指令されたの?それとも
ただの足止めとしての駒…?…ううん、それでもいい、ここまで育てて下さった
ネイ様のためなら…私のような孤児の生まれない理想社会実現のためなら…)
相手はかつて四天王を従え世界制服を目論んだ魔人だ。古代語魔術を与えられて
いるとはいえ本来なら鬼道衆など相手にならない。しかしシーンは捨て身の
作戦を実行しようとしていた。 (どうせ討死するなら最も勝てる可能性のある作戦を試してみなきゃね…
それでも十中八九死ぬだろうけど…でもその前に…訓練に明け暮れ恋愛ひとつ
してこなかった人生だったけど最期に一度くらいケイケンしてみても…)
身体を洗いながら様々な思いがシーンの小さな胸を駆け巡る。
髪も瞳も乳輪も色素が薄くぱっとしない。うっすらとそばかすの残る肌は
すぐに鎧傷が出来てしまう。陥没気味の乳首も気に入らない。
(カイみたいに黒髪、翠眼、赤い唇で生まれたかったな…兄さんだってカイ
ばっかり見てたし…私、処女は処女だけどあの魔人の審美眼に適うかなあ。
お美しいネイ様の恋人でもあった男…)
シーンはため息をつきながら下腹部を入念に洗っていた。
蕾はぴったりと固く閉じたままだ。 浴場から上がり、身体の水滴を拭い、全身鏡の前に立つ。
自身にイリュージョンを施し、ほころびがないか入念に確かめる。
髪を黒くし、眉、睫毛も色を濃くしてみると、少しはネイ様やカイに
近づけた気がして自信が湧く。
「ここは…」と逡巡気味に下腹部の柔毛を眺め、ほんの少し色を付けてみた。
「…でも…きっと…するとき明かりは消すよね…?」
最後にもう一度全身を眺め、鏡の中の自分に語りかけた。
「これでいいのよ。後悔しないわ。ネイ様のため、たとえ捨駒としてでも
一矢報いて殉じるわ。誇り高い鬼道衆として…」
幼さの残るその顔は死を決意した戦士のそれに変わっていた。
用意していた薄物をまとい、DSの部屋の前まで来た。
「よしっ!」と小さくこぶしを握り、意を決してノックし返事を待たず
ドアを開けた。
「DS様……もうおやすみになられました……?」
とりあえずここまで書いた。あんまエロくないね… >>137->>139
GJ!!
凄くいいので是非続きも書いてもらいたい
ところでシーンって結局耳たぶ噛まれただけでイッちゃったから結局処女のまんまなんだよね?
最近までずっとDSに貰われちゃったのかと思ってた >>137-139
乙
>>陥没気味の乳首
原作再現ワロタ シーン 一回戦目続き
「……いーや、まだ起きてるぜ」
DSの射抜くような視線がシーンの全身を舐めた。
シーンは一瞬たじろいだが思い切って身に纏っていた薄物を取りその裸身を
晒した。DSの瞳を見つめながら歩を進め、ゆったりとベッドに横たわった
ままのDSに馬乗りになる。
「こ…この家の古い習わしで…命を救われた未婚の娘はその恩人に…しょ…
処女を与え家をあげて手あつく遇する……というのが…」
予め考えておいた台詞だったが何度も言いよどんでしまい思わず視線を逸らす。
(ここで罠だと見抜かれてしまったら全て台無しに…)
焦れば焦るほど舌は回らず赤面してしまう。
「おいしーよそれ。スバラシー習わしだ!!」
DSの場違いなほど明るい一言にほっと安心した瞬間、シーンの身体をDSの
筋肉質な腕が引き寄せた。 隣りのベッドで竜の幼生が騒いでいたがDSは意に介すでもなくシーンと
身体を入れ替えやわらかな乳房を両手で弄びはじめた。
「ああ…」
初めての感触に胸が高鳴り思わず声が漏れる。
(あっ…明かり、付けたままでするんだ…消して欲しいなんて言える立場
じゃないよね…でもっ…)
「やっ…優しくしてください…」
もはや作戦であることを忘れ本気で頼んでしまった。
DSの指は複雑な呪式を操るがごとく滑らかに動き、シーンの乳房は様々に
形を変えた。
ふいにシーンの小さな乳首をDSが口に含んだ。舌で弄びながら強く吸引
する。その感触に驚き、思わず胸部に目をやると、彫刻のように整った顔が
自分の乳房に卑猥に吸い付いている光景が飛び込んできた。
すぐに視線を逸らし、漏れそうになる声を必死にこらえる。 DSの掌は乳房を離れ、身をよじるシーンの全身をまさぐり始めた。
「ああっ!!そんな…」
もはや声を我慢できずDSの手の動きに合わせて恥ずかしい吐息が漏れてしまう。
「ぢゅ…」とDSの口からシーンの乳首が吐き出されるとそれは先ほど浴室で
見た陥没気味の乳首とは同一のものとは思えないほど硬く尖っていた。
「っ…ああっ!!」
唾液にまみれた尖った乳首をDSの指が執拗に揉みしだく。その感触は
身体表面のみならず脳天まで電撃のように痺れる強いものだった。
気付くとシーンの頬は紅潮し、皮膚はしっとりと汗に濡れ、黒く染めた髪が
額に絡んでいた。 (やだ…さっきお風呂でしっかり流したばっかりなのに…)
シーンの動揺を察してか、DSはシーンの下半身に絡んだシーツを剥ぎ取り
足をM字に割って秘部に視線を落とした。
「!!ああっっいやっそこは…!!」
燭台の明かりが最もよく当たる方向へシーンの身体の向きを変え、秘部に
見入るDS。その整った顔は全く表情を変えず、感情を読み取る事は出来ない。
(ううっっ…どうしよう…ハズカシーとこ全部見られてる…でもっ耐えな
きゃっ…ネイ様の為、理想社会実現のためならどんなことでも…)
DSは無言でシーンのぷっくりとした大陰唇を指で押し広げる。ほころんで
いた蕾はぱっくりと開き蜜が溢れた。
数十秒間そのままの姿勢でじっくりと秘部を観察され、固く目を閉じて
耐えていたシーンの睫毛の間から涙が溢れた。 そのタイミングを計っていたのか、DSの指が花蜜を纏いシーンの花芽に触れた。
「ひゃあっっ!!」
シーンは思わず仰け反り悲鳴を上げた。
今までとは段違いの快感が全身を走った。
涙で霞む目で自分の足の間にいるDSを覗くと、その股間には目を疑う
ほどの大きさの男根が聳え立っていた。
黒光りし屹立したそれは幼いシーンを戦慄させるには十分だった。
「いやぁ!!待ってっそんなの……!!」
シーンは思わず自分が仕掛けた罠であることを忘れ、DSから離れようともがく。
しかしDSの力強い腕がシーンの腰を押さえ込み、はちきれんばかりに
充血した亀頭をシーンの秘部にこすり付けた。
「あああっ…!!」
もはや言葉にならない悲鳴を上げ、何とか逃れようとするがDSの強靭な
肉体はそれを許さずシーンのぬめりを纏った肉棒が容赦なく花びらを押し広げ
花芯を擦り上げる。 「ああっ…おっおねがい…いたくしないで……」
乱れた息の合間に何とかそれだけ言葉にしぽろぽろと涙を流しながら
シーンは決意した。
(こんなの挿れられたらほんとに壊れちゃうっ…その前に…)
シーンの掌に予め呪式で仕込んでおいた呪符が実体化した。
確実に急所に貼る為、DSの肩に手を回し引き寄せたときDSの男根がぬるりと
花びらを割って入ってきた。
「!!」
その瞬間、自身の身体にかけたイリュージョンがほんの刹那綻んだことに
シーンは気付かなかった。
「パシャッ」
おしまい
先っぽ入ったけど膜破れてなくてギリギリセーフっつーことで… >>137-139>>142-147
乙です
シーン視点いいですねぇ
続編(二回戦)もいずれ見たいですな >>137-139>>142-147
素晴らしかったです
もし、シーン二回戦もやることがあるならそのまま下着なしの設定でお願いしたい http://nhentai.net/g/135170/
なんでポ○ノとかミ○エルネタの同人誌とかソフトはあるのに、
ヨーコとかリリスネタが出てこないかと……OTZ これガチやで
知らずに利用してるやつ多すぎw
今んとこ断トツでコスパ良いわ
0==2==2==i==t.ne==t/9/0521.jpg
=は削除 カイスライム
目が醒めると両手が鎖に繋がれていた。
円く穿った穴に入れられ、自身にライトが当てられている。
目を凝らして穴の上にいる人影を見ると、覆面をした男が数人、自分を
覗き込んでいる。
「おめざめかい?ボーズ」
「おめーにゃ悪いが、ちっと新開発の拷問道具を試させてもらうぜ。なーに、
痛くも痒くもないから安心しな」
15歳になったばかりのカイは数年前から膨らみ始めた胸にサラシをきつく
巻いて男装するようになっていた。
今夜はネイ様じきじきに四天王の一角ニンジャマスターガラ様へ書簡を
届ける大役を仰せつかり、ニンジャ砦へ一人赴いたのだが、どうやら事情を
知らぬ忍者等に捕らえられてしまったようだ。
エリートである鬼道三人衆まであと一歩まで昇進してきたというのに、
なんたる失態、カイは歯軋りして自分を責めた。 壁からしみ出たゼラチン状の物体が鎧を着込んだ身体を包む。薬か忍術に
よるものか、身体に力が入らず鎖をふりほどけない。どういう仕掛けか、
身につけた鎧がぽろぽろと外れていく。
「・・・やっ・・・やめろっ・・・オレはガラ様にネイ様からのお届け物を・・・」
「嘘をつくな!こわっぱめ!どこの間者だ?!」
「俺たちだって好きで小僧のハダカなんか見たくねーんだよ。早く吐けよ。」
「まあ、オッサンで試すより美少年のほうがマシってだけで・・・」
軽口を叩いていた忍者達の視線がカイに集まる。
「おいおい、ありゃなんだ?サラシの下に・・・」
「なんか腰の辺りもおかしいぞ?」
「・・・ううっやめろおっ!!へんたい忍者め!!」
カイは頭上の男たちに向かって吼えたがスライムが直接肌に触れたとき
「あっ!」カイの身体がぴくんと跳ねた。
「おやー?これはどーゆーことだー?」
忍者の含み笑いが室内に響く。
「ちくしょう・・・男なんてっ・・・さいてーだっ!恥を知れ!!」
荒く息をし、忍者達を罵りながらカイは身をよじるがスライムはぷるぷると
震動しながら全身を包む。 ついにサラシは全て溶かされ白い乳房があらわになる。赤い乳首が固く
上を向いていた。
「ほぉー、これはなかなか・・・」
「・・・娘であったか」
「いや、まだわからんぞ。隅々まで確認せねば・・・」
忍者が口々に下品な感想を言う。
「うっ・・・見るな・・・」
カイは足を畳んで膝で乳房を隠そうとするが、そうすると内股から股間があらわになる。
「もっと光を!」
誰かが叫び、複数箇所からライトが当てられた。
わずかに残っていた股間の布がじわじわと溶かされガーゼのように薄くなり、
内側の肉芽が透ける。
「もーちょい・・・みえるぞー、ぜーんぶ見えちまうぞー」
(ああっ・・・誰にも・・・ランにも見せたことないのに・・・)
カイはふいに捨てたはずの女の貞操観念を思い出し涙を浮かべた。
「やめてぇー!あーん、ネイ様ぁ!」
それまで男言葉で忍者を罵っていたカイが、少女の声で叫んだ。 既に着衣は残さず溶かしつくしたのに、汗に反応するのかスライムはますます
活発にあらわになったカイの全身を這い回る。ガチャガチャと鎖を鳴らして
抵抗するがスライムはくまなく全身にゆきわたり、強く、弱く震動しながら
少女の白い肌を這いずりまわる。
成長途中の、まだ芯の残る乳房がふるふると揺れ、足をよじって秘部を隠そうと
するがスライムがそれを阻み、攻防する間から赤い花びらがちらちら覗く。
「はあっ・・・みっ見るな・・・」
忍者たちは身を乗り出して様々な角度から少女の身体を舐めまわすように
視姦している。
カイは、スライムがもたらす刺激に思わず声が漏れ、身体が反応するたび
強い屈辱感に襲われた。なんとか平静を保とうと身体を固くするが、スライム
はますます震動を強くしていく。
「ああーっ!!いやあーっ!!」
唇を噛み耐えていた少女が堪えきれず大きく泣き声を上げ、顔を赤く染めて
大きく背を逸らした。
全身がピクンピクンと小刻みに震え、言葉にならない声で喘いだ。
「・・・ぎょっくん」
忍者が生唾を飲み込んだとき、 「おい!お前等!持ち場離れてなにしてんだ?!」
「はっ!ガラ様!?(゚ロ゚;) )」
「ネイが使者を送るって言ってたから、来たらここに通せよ・・・ってヲイ!
何してやがる?!もしかしてこいつ・・・?」
「はあっはあっ・・・ガ・・・ガラ様・・・?」
カイはひときわ大きな人影を見上げて言った。
「おいっ!おめーら、すぐに外してやれ!」
「ははっ(゚Д゚≡゚Д゚)」
「おい、おじょーちゃん、部下が悪いことしたな、ちょっとした行き違いでさ・・・」
ガラは身体を丸めて喘ぐ少女の身体に布を掛け裸体を覆いながら言った。
カイは真っ赤に染めた頬に汗を浮かべて今にも噛み付きそうな表情でガラを睨んだ。
「・・・あー悪かった。詫びにとっときの鎧を用意してやっから・・・ネイには言うなよ・・・」
外れた鎧の内側に貼り付けてあった書簡を手に取り、ガラは小さく言った。
おしまい
なんか改行がへんになってもた 思いつきシーラ同人の裏側
「やってきたのがD・Sならそろそろ下の迷路を抜ける頃だろう」
(本当にD・Sが……?だとしたらどーやって封印を解いたの?まさか……ボク以外の女の人がるーしぇクンを……!!)
「最後の難関は手ごわいぞ。剣の魔神を倒すだけの呪文がはたして残っているかな?D・S」
(そんな……!一体だれが――?)
『ガラ様!!申し上げます!D・S様とおぼしき魔法使いが炎の剣の毒の罠にかかったようです!!』
「ほーう。意外だな。よくある罠だが…」
『そ……それが連れの女が先に罠にかかりそれをかばったようで……』
「女?女連れなのか。まさかの展開だぜ。おぢょーちゃん」
(お……女の人?)
「で、どーなった?」
『そ……それでその女に脇腹の傷口から毒を吸い出させているようです!!』
「あ〜らら。ひょっとしてその女、若いの?」
『はっ!まだ二十歳に満たないかと……』
(まさか……その女の人が……あの子ったら誰にでもスグなついちゃうから……でもボク以外で白魔術が使える清らかな……処女って……?)
「昔っから女にはトコトン縁がある奴ではあったが……ま、安心しなおぢょーちゃん。毒程度でやられるよーな男じゃねーよ」
(そのひとが……るーしぇクンと……せっぷんを?今……脇腹から……毒を?) 『ガラ様!!申し上げます!魔法使いの男が……じ……自分の股間を……その娘に吸わせ始めました!!』
「は?」
(え?)
『え……え〜と……解毒を完了するにはその……体液を吸い出して……かつその娘も接触で毒に冒されているかもしれないから……体液中に含まれる抗体を飲み込む必要があると男は言っています!!』
「あ〜それは血液じゃなくて体液なんだな?つまり血液じゃない体液だな?」
『そ……そうです』
(こ……股間?体液?吸わせる?その女の人に?)
『ガラ様!!申し上げます!男の……その……こ……抗体?を娘が飲み干しました!!』
(え?え?)
「あ〜も……もう」
『ガラ様!!申し上げます!今度は男と娘が互いの股間を吸い出しました!!』
(そ……それって……)
「い……いやそれ以上の報告は……」 『申し上げます!男に股間を責め立てられながら娘が絶頂に達し、身体を痙攣させながらもなんとか解毒酵素を飲み干したようです!!一滴もこぼさないように必死でむしゃぶりついたようです!!』
(ぜ……ぜっちょ……)
「報告はもーいいっ!おぢょーちゃんがいるんだぞ!!」
『ガラ様!!また始めました!!三つ編みの髪を掴んで舌の使い方を教え、歯を立てるなと言いながら娘の股間を弄んでいます!!』
「オマエらっ!!いーかげんに……」
『ガラ様!!あの男は何度も何度も出して娘に飲ませてますが一向に終わりません!!娘も何度も何度もイッているようですが懸命に飲み込んでいます!!男は娘にこれをあと半年続けると言っています!!』
(な……何度も何度も……)
「あ〜その男って誰なんだ〜〜わっからーんっ!!この忍者砦の中でそんなとんでもねーことするバカはそーぞーつかーんっ!!」
《アイツだ……あのバカしないない……》
(ち……ちがうよね……D・Sじゃないよね……D・Sじゃ……)
『ガラ様!!イフリートが怒り狂って出現しました!!』
「そら怒るわ」
《まさか……シーラじゃないよな……あのとき二歳で……今は十七で……ハハ……まさかな……》
おしまい ×あのバカしないない
○あのバカしかいない
他にもミスあるかも ガラが気配りできる大人でワロス
忍者の報告形式なのがシーラ視点のおしゃぶり本編? と違う興奮があってグッド 報告形式は面白いな
その形式で処女の色仕掛けはどうだろう?
部下も一緒に屋敷にのりこんでんでしょ、きっと ギャグとエロが一体となっててバスタっぽくていい!
こんな感じでカイ解毒をインギーやランが報告受けるなんてどう? >>147の続き書いたので投下します。
長くなっちゃった割にはエロくならなくてスマヌ
シーンニ回戦目
「白いオシリ震わせちゃって可愛いったらねーよな、処女は!」
DSのわざとらしい感嘆の声が跳びはねて喜ぶシーンの背に響いた。
「そんな・・・それじゃアレは・・・イリュージョン・・・」
がくりと身体の力が抜けシーンは両手をベッドに落とした。
(そう・・・やっぱりね・・・私なんかじゃとても・・・好色で淫乱・・・そして残忍で非道と
恐れられた男・・・いたぶられて殺されるくらいならいっそ・・・)
自決用の呪符を実体化させるべくシーンが表情を硬くしたときDSは優しくシーンを
抱きかかえ、そっとベッドに横たわらせた。
DSがその筋肉質な胸部をシーンの柔らかな乳房に重ねたとき、シーンの掌に実体化
しかけた自決用呪符はDSによってその効力を失わされ灰となって崩れた。
呪符魔術師であるシーンにもはや反撃の手段はない。魔法中和の呪符を貼らねば
この魔人が無意識に纏う防御結界を破る手立てはない。自決の機会を奪われた今、
すぐに殺すも犯しぬいてから殺すもDSしだいだ。
「・・・ううっ・・・殺して・・・」 シーンは鬼道衆エリートとして醜態を晒すまいと、命乞いせずDSの下で身体を投げ
出していた。
あの大きなものでどんなに乱暴な行為をされるのかとDSの手が身体に触れたとき
不覚にも震えたが、予想に反してDSの大きな掌は仔猫を撫でるように優しくシーンの
薄金色の髪を撫でた。
その感触が、幼いころ、もう顔も想い出せない父親の優しい抱擁をにわかに思い起こさせ、
シーンの胸が切なく鳴った。
鬼道衆として戦いに身を投じることを決意したとき、心の奥に封印した失われた故郷での
暖かな思い出が一気に蘇り、涙が溢れそうになる。
溢れる記憶から気を逸らそうと殺し損ねた敵に破れた暗殺者は話しかけた。
「・・・いつ?いつ気づいたの・・・?」
DSはシーンのそばかすの残る肌を撫でる動きを続けたままわずかに目を細め微笑んだ。
「いーかあ?処女。このオレにわからない事はないんだ。最初っから知ってたさ・・・」 「・・・うっ・・・」
シーンは戦士として作戦を見透かされていたことよりも、女として自身の外見を偽装
していたことまで見抜かれていたことを恥じ、身体を硬くした。
今、DSが目にしているのはイリュージョンで補整した姿ではなく、ありのままの自分の
姿であることを思い出し、消えてしまいたくなった。
「ううっ・・・なんで・・・気付いたときにさっさと殺さなかったの・・・?どーして・・・」
呪符を貼る直前にはあんなに強く身体を押さえつけ行為におよぼうとしていた
同じ男の手とは思えないほどソフトにゆっくりとシーンの全身を愛撫し続けながら
DSは深くよく通る声でゆっくりと言った。
「処女がどんな可愛らしーコト企んでるのかきょーみあったしー・・・」
顔を逸らしていたシーンがDSの次の言葉を待ちきれずあどけなさの残る視線を
DSに向けたとき、
「処女の裸があんまり可愛いからさー・・・」
DSは端麗な顔の眉間にわずかにしわを寄せ、真剣な表情でシーンの不安そうな
薄い青の瞳に言った。 「わ・・・わたしが・・・?」
見かけは兄と同じくらいの年齢のように見えるDSだが、400年を超える年月を
生きてきた魔人だ。またもや幼いシーンをからかうため巧言を繰っているのだろうと
シーンは少しむきになって言い返した。
「・・・かわいい?私が?バカにしないで!」
シーンは半身を起こしてDSの顔を正面から睨んで言った。その姿はいつまでも自分を
子ども扱いする父親に娘が反抗するようだった。
DSは年長者として余裕の笑みを浮かべ、次の瞬間には愛娘が反抗期をむかえるまでに
成長したことを愛しむ様な表情でシーンを見つめ、
「すげー可愛いな・・・」
独り言のように小さく呟いた。
シーンはそのとき胸の奥に封印していた扉が開かれたのを感じた。
戦災に巻き込まれ家畜のように殺された家族の変わり果てた姿。
深窓の令嬢だったカイが悲しき男装戦士となり、彼女を気遣い鬼道衆を離れた兄ラン。
心優しい兄を誇りに思い送り出したが、一方で少女シーンは兄にすら自分は見捨て
られたのかと一人泣いた夜。 そしてついに養母ネイからも明らかな捨駒としての指令を受けた時、シーンは自身の
苦悩に満ちた人生にやっと幕が下りると無意識下で喜びさえした。
その死に至る高揚感がシーンに「処女の色仕掛け」というあまりに馬鹿馬鹿しくて
常人には考え付かない作戦を立案させ実行に至らせた。
討死にしてもその非存在さえ気付かれないような、自身の容姿のように淡い人生が
やっと終わると覚悟したとき、目前の男は海のような碧い瞳で、女としても戦士としても
中途半端な自分をたったひとりの愛娘を愛しむように見つめている。
シーンの脳裏に様々な感情が去来する間もDSの愛撫は続き、シーンの身体は抵抗なく
彼の動きに従っていた。力強い男に全身を委ねる安心感。誰にも頼れず去勢を張って
鬼道衆内で昇進してきたシーンは、今17歳の少女として大きな器にその身体を任せていた。
それでもわずかに残る戦士としての矜持を保とうとDSに言い返す言葉を探すが、
身体の内側から波打つように押し寄せる快感に考えがまとまらない。 「わたし・・・わっ・・・わた・・・」
シーンが必死に言葉を探し、言いかけようとするのをDSの陽気な声が遮った。
「ぬうーっ!けしからんっ!!なんちゅうシリかあーっ!!」
DSはシーンの腰を後ろ抱きにして尻を高く持ち上げ、よつんばいの姿勢をとらせた。
がっしりと両手で尻肉をわしづかみにする。
「!?いやっ・・・!」
秘部が丸見えになる格好にシーンはうろたえたが不思議に先ほどのような嫌悪感はなかった。
「おらっ力抜いてみな・・・」
シーンの尻は横には張っていないが縦に柔軟な筋肉が盛り上がり、力を込めると
尻の頬肉がぎゅっと中央により、割れ目が深くなる。そのクレバスをDSが両手で左右に割ると
淡桃色のすぼまりがひくひくと動いた。
「かわいいなぁ・・・ホンットにおめーのシリは極上だぜ!!」
淡金色の柔毛の中の花芽に舌をあて、割れ目に沿って尻のすぼまりまで舐め上げた。
「ああっ!!そんなトコっ・・・!」 思いがけない場所までDSの舌が触れていることに困惑し身をよじるがDSはかまわず
舌を使い続ける。
日陰にひっそりと咲く名もない野花のようなシーンの淡桃色のすぼまりを眺めて、
「へへへ・・・たまんねーなー・・・」
DSは下卑た笑みを浮かべて女の柔らかな尻肉をたぷたぷと揺らし、
「このシリはオレんだ!!全部オレが食っちまうんだからな!!」
いかにも楽しそうに言い、女の尻の頬肉、割れ目、太ももの境目と、ところかまわず
音を立ててしゃぶった。
いやらしい喘ぎ声が自分の口から漏れていることにも気付かず、シーツによだれの染みを
作ってシーンはその行為を受け入れていたが、内腿に温かい蜜がいくすじも流れていく感触に
気が遠くなっていった。
「いくぜ・・・」
指ではない太いものが自身の内に滑り込んでくる感触に全神経が集中した所に
首筋から耳朶へ生温かいDSの舌の感触が重なった。
目を固くつむっているのに目の前が白く光り、重力から解き放たれたような感覚の中、
シーンは鋭い悲鳴を上げ、尻を高く突き上げて初めての絶頂を迎えようとしていた。 処女は大きく喘ぎ、両手でシーツを固く握り、蜜壷がリズミカルに収縮する。
その感触をDSは亀頭の先でたっぷりと楽しむ。
肉棒全体で処女の粘膜の動きを堪能したいところだが、処女が気持ちよくイッてるところを
破瓜の痛みで中断させるのは美男子の美学に反する。夜はまだまだ長いのだ。
ぐったりと意識を失い脱力し、荒く息をする処女を眺めて、DSは満足気な笑みをこぼした。
400年間飽くことなく女を抱き続けてきた魔人にとってこのような事はままあることだった。
自分の美貌とテクニックで昇天する女を見るのはこの上なく楽しい。
「さて・・・じゃーメインディッシュを頂くとするかあ・・・」
もはや反応のない女の腰を持ち上げ、自身の屹立した肉棒を押し込もうとしたその瞬間、
『こらっるーしぇ!人の知らないトコで勝手なことするのはドロボーと一緒だぞ!
そんなことする子とはもー一緒に寝てもやんないぞっ!』
ヨーコの溌剌とした声が頭の中に響いた。
頬を丸く膨らまし、じっとこちらを見つめて返事を待つヨーコの愛らしい顔が目前の
白い尻との間に浮かぶ。 「だっ・・・だってヨーコさんっ・・・仕掛けてきたのはコイツのほう・・・」
どもりながら言い訳をしてみたが、この少女のまっすぐな瞳の前には無敵の魔人と
恐れられた自分が非力な少年のように無力になってしまう。
「・・・わーかりましたよっ!ヨーコさんっ!コイツが目ぇ覚ますまで待ちゃーいーんでしょ?!」
DSは観念したように横たわる処女の隣りに仰向けに寝転んだ。
その後、処女は自身の人生を賭けた戦いの緊張感から解放され、小さな寝息をたてて
寝入ってしまった。
DSは不発に終わった肉棒を弄びながら隣りの処女を揺すったり小突いたりしてみたが、
泣き疲れた子供のように起きる気配はない。
その姿はかつて幼女として手元に置いた幼いネイの姿を想い起こさせた。
女の目元に残る涙の粒を指で拭うと、弛緩した少女の身体を自身の胸の上へ引き上げ、
白い臀部をそっと撫でた。
「はあ・・・あんまりだぜ・・・ヨーコさぁーん・・・」
べそをかきながら窓越しに星空を見上げると、ヨーコが少し微笑んだような気がして
DSは400年間求め続けながらも味わうことのなかった不思議な安らぎに包まれながら
眠りに落ちた。
おしまい >>167-175
乙でした
151で下着なしの設定でお願いした者です
下着着用だと「白いオシリ震わせちゃって」や「処女の裸があんまり可愛いからさー・・・」が生きないと思っていたもので
原作のおかしな点(シーンが最初から無抵抗、殺さなかったのという疑問が早すぎ、耳たぶ終了など)をフォローしつつ
原作裏設定まで配慮し、かつ原作と同じように未遂に持っていくとは恐れ入りました
そして、シーンと言えば尻ですよね >>167-175
乙
シーンが自分は捨駒と自覚してる所が泣かす >>172-173の流れで69にもっていければもっとエロくなったかも カイ、実はドM説に触発されて。
(あ…またあの夢だ…)
2年に及ぶレジスタンスとしての厳しい闘い、全滅の覚悟を決めたその時、嵐のように
復活した男。ネイ様の師であり養父でもあった男。そして恋人とも…。
奴が「出て」きてから、半壊した武家屋敷と共に沈鬱な雰囲気も吹き飛び、
奴に引き回される台風のような日々が始まった。なんとか反乱拠点との合流も済み、
今夜は久しぶりにゆっくりベッドで休めると思っていたのに…。
人生初めての完全敗北を喫した日から度々見るようになった夢。
拘束されているのか、麻痺しているのか、身体を思うように動かせない。
その身体を何者かが無遠慮にまさぐり、吸い付き、揉みしだく。
ネイ様の誇り高い側近として、「男」などに依存せず、自立した「女」として生きる
決意をした自分にとって、男なんぞに自分の身体を汚らわしい欲望のはけ口として
使用されるのは、死に勝る屈辱でしかない。
(…それなのに…そのはずなのに…身体の自由さえ利けば不遜にもオレの上に跨る
この男を突き飛ばし、ぶった斬ってやるのに…)
拘束されていることを言い訳にこの状況を楽しもうとしている自分がいることを
カイは首を振って否定した。
男の手が着衣を剥ぎ、よく発達した尻を撫でる。じわじわと湧き上がる快感に
思わず吐息が漏れる。
尻の谷間に男の指が滑り込んだとき、電撃のような快感が全身に伝わり、
カイの身体はヒクンと跳ねた。
「ああ…っ!…そっ…そ…んな…」
心臓の鼓動が一気に速くなり、赤面するのがわかる。 「やっ…やめろ…っ」
男に懇願するのは避けたかったが、拒絶の意志はなんとしてでも伝えねば、と思った。
「…んー?そぉんなに気持ちいーかー…クックックッ…」
男が、納得するように満足気な声で答えた。
「なっ…!ちっちが…!」
カイは男の言葉を否定しようとするが、男の愛撫によって肌はしっとりと汗で濡れ、
あつく熱を持ち、おそらく顔は真っ赤に染まってしまっているのをその男は確認したうえで
言っているのだと気付くと、カイは自分の身体の反応に困惑する。
(…どっ…どうして…?オレは…)
自問するが、理性に頼っても答えは出ない。
男の愛撫を拒むように身体をよじるが、男はそれに構わず、強く、弱く、全身を撫で、
つねり、すんすんと匂いを嗅ぎ、舐め上げ、軽く噛む。それらの行為を唇を噛んで
反応しないよう耐えていたが、男の長い髪が、さらさらと身体に触れたとき、
「あ…んっ…」
カイの口から「女」の喜びの声が漏れる。思わず手で口を塞ごうと反射的に腕を引くが、
ガチャリと拘束具に阻まれる。
「んあああっ!」
もはや男のもたらす快感にいやらしい喘ぎ声が漏れてしまうのを抑えることが出来ない。
下腹部がジンジンと熱く、下着をすっかり濡らしてしまっているのがわかる。
(ああ…どうして…オレは男なんかに…)
この下腹部の反応だけは死んでも男に知られたくないと、カイは女戦士の矜持で
両足を固く綴じた。 「…じゃー…そろそろトドメをさしてやるかあー…」
男は言いながらカイの小さな下着に指を掛け、ゆっくりと引き下ろし始めた。
「やっ!やめろお!!そこは…!」
カイは打ち上げられた魚のようにビクビクと身体を波打たせて抵抗するが、
男の筋肉質な腕が下着を膝まで下ろしたとき、つぅー、と内股から下着の内側へ
粘液が糸を引くのが目に入った。
「あああっ!いやっ!」
その瞬間、女戦士カイ・ハーンの屈辱と快感が交差した。
下着はするすると足首を通って脱がされ、男はカイの膝を割って、その濡れそぼった
秘部に自身の臍まで反り返らんばかりの肉棒を手で押し下げ、裏スジで女の濡れて
緩んだ花芯をこね回した。
「んあぁあっ!」
男のいち物に自身の愛液が絡みつき、ピチャピチャと淫猥な音を立てる。プックリと
勃起し、赤い頭を露出させた肉芽をぬめりを纏った男の肉棒がクリクリと行き来する。
男の硬い肉棒が撫で回す部分から波紋のように快感が全身に行き渡る。その快感に
思わず身を委ねてしまいたい欲望を振り払い、
(男なんかに!それもあの醜いモノで触れられてるなんて!これ以上キモチワルイこと
なんてないはず…なのに…)
頭ではそう思っているのに、カイの身体はもはや抵抗らしい抵抗はしなかった。
亀頭の先端がじっとりと潤んだ割れ目に沈み込みそうになるが、つるんと弾かれる。
身体の奥からじんじんと強い快感の波が押し寄せてくるのがわかる。
「!だっだめ…!これは…だめなやつ…!あっ!だめなの…っ!んんっ!」
カイは身を硬くして迫りくる絶頂を拒もうとするが、あとほんの数回、肉芽を刺激されたら…。 (そんなの、ダメ!ぜったい…!でもっ…ああ…こっ…このまま…)
カイは押し寄せる絶頂を迎えようと自ら足を大きく上げ、男の広い肩に掛け、
男の動きにその身を委ねた。
男はふいに動きを止め、女の腰を持ちあげてベッド中央へ引き寄せた。
拘束具がガチャリと音を立て、女の両腕が頭の上でまっすぐに伸びる。
男は、女の白い乳房がふるふると揺れるのを見ながら、自身の陰茎を女の固い肉壷を
こじ拡げながらゆっくりと差し入れた。
迫りくる絶頂まであと一歩のふわふわと白く揺れる状態から、下腹部に走る鈍い痛みで
現実へ引き戻される。脚の間に聳える男の顔へ視線を向けるも、ぼやけて判然としない。
その間も、陰茎はぬるぬると侵入を続け、ズシンと腹の奥に奇妙な異物感を感じた。
男はそのまま動きを止めた。
男を跳ね除けねばという義務感に駆られるが、ガチャガチャと鎖が鳴るだけで叶わない。
(ああ、でも…拘束されていてよかった…。これで安心して「男」に組み敷かれていられる。
強い男に支配され、征服される快感をやっと味わえる…)
男が子宮口まで達した陰茎をゆっくりと引き抜き始めた。ちりちりとした痛みが走り、
ぬるりと尻を伝って血が一筋垂れる。
「…いやっ…」
カイは口では拒絶の言葉を吐くが、その実、この痛みは気に入っていた。もっと痛くして欲しい。
もっと、もっとこの「女」の身体を蹂躙して欲しい。もっと、もっと…
男の両手が無防備な女の両乳房を弄ぶ。拘束され隠すことのできない二の腕の裏側、
わき腹にも指が及んだとき、カイは背を反らせて大きく喘いだ。 「ククク…いやじゃねーだろー。こんなに喜んでんじゃねーか。えー?オンナァ?」
男が浅く差し込んだ陰茎を細かく揺らし、小さく回してクチュクチュと粘膜の擦れる音を立てて言う。
「ああ…いや…もっ…」
「もっと奥まで」、と思わず本音が出そうになり、カイは慌てて口をつぐんだ。
男は、初貫通した処女への配慮か、それともカイの本心を見抜いた上でじらしているのか、
その巨大な一物をなかなかストロークしようとしない。亀頭だけを出し入れしたり、
糸を引いて抜き出しては、女の勃起した陰核を撫で回す。しかし、女が絶頂には達しないように、
絶妙にコントロールする。
カイの太ももはプルプルと振るえ、足指は悶えるように反ったり丸まったりしている。
どうやっても外れないと分かっていながら、手首から伸びた鎖を引っ張り、
ガチャガチャと音を鳴らしてしまう。
肉棒が離れようとすると、それを追うように腰を浮かせ、花びらがひくひくと動く。
「ああ…もう…もう…お願い……して…」
カイは声を震わせて泣き声で男に懇願した。
「ああ〜!?なんだぁ?お願いならちゃーんと言わねーと聞―てやんねーぞ〜!
どーして欲しいんだぁ〜!?イキたくねーのか?それとも、拘束を解いて欲しいのか?」
「いや…いや…だめ…」
カイはいやいやをするように首を振る。大粒の涙がぽろぽろと溢れ出た。
「んん〜?やめて欲しいわけでも、自由になりてーわけでもねーのか?クックックッ…
やらしーオンナだな…」
男はおもむろに陰茎を女の最奥部まで差し込んだ。
「!!!っ」
その衝撃にカイは声にならない悲鳴を上げて大きく身を反らした。男はその姿勢を
キープさせるように女の膝の裏に腕を入れ、足を大きくM字に開き腰を押さえつけて、
激しいストロークを始める。 「んあああ!!」
男の動きがカイの全身を揺らし、乳房は皿の上のゼリーのように大きく震動する。
ベッドが軋みを上げ、カイの頭の中もぐちゃぐちゃにゆれる。秘部に差し込まれ、
抜き出される巨大な陰茎は、快感か苦痛か判別つかない感覚をカイの体内に送り続ける。
「…んっ…んあっ!ぁああっ!!」
苦しいのに心地いい。痛いのが気持ちいい。陵辱されているのに安堵する。
こんな感情を自分の中に発見して、カイは後戻りできない喪失感に襲われた。
しかし身体は男に逆らうことなく、足を大きく広げて男を迎え入れる。
とろとろと愛液が湧き出てくるのを感じる。
一心不乱に乱暴に腰を振る男の背に汗ばむ両足を絡め、奥の奥まで達するように導く。
両腕を男の首にまわしてしがみつきたい衝動に駆られたが、それはガチャリと鎖に阻まれた。
「…はあっ…」
ねだるように吐息を漏らすと、男は女の上にその大きな身体を丸めて覆いかぶさり、
「ふっ…しょーがねーオンナだな…他の女には内緒だゾ」
男は女の濡れた赤い唇に濃厚なキスをした。
湿った粘膜がもたらす新たな快感に女の下半身も反応し、肉の襞がひくひくと
陰茎を絞り上げる。
カイは差し込まれた男の舌を自身の舌で絡み取り、流れ込んでくる男の唾液を
喉を鳴らして嚥下した。
男の逞しい胸板がぴったりと乳房にくっつき、強くプレスする。口を塞がれ、
まともに息もできない苦しみの中で、カイは絶頂に達した。
「んんんー!!!」
膣内がぜん動し、腰が意志とは関係なくうごめく。白い閃光に包まれ、
幾度も押し寄せる快感に気が遠くなる。 いつの間にか男は体位を入れ替え、よつんばいにされた自分の後ろで尻を掴んで
熱く充血した亀頭を潜らせていた。
「オラ、動いて見せろよ。ナカに出してやっからよ…」
男はカイの背中を押さえつけ、尻だけを高く持ち上げる姿勢を取らせて言った。
動物のオスがメスに種付けするような格好にカイは強い屈辱と快感を覚えながらも、
自ら尻をグラインドさせて男の太く長い陰茎を蜜の滴る花芯に出し入れした。
男は黙って女にたっぷりと腰を遣わせる。始めは恥じらいと葛藤しながらぎこちなく
遠慮がちに動いていた尻も、次第に滑らかに動き、男のごつごつとした肉棒を
根元からカリまで弾むように上手にストロークする様を眺める。
カイはすすり泣く様な声を上げて、いく筋も太ももの内側に愛液の筋を作りながら
男に奉仕した。もはや身体が感じている快感なのか、自分が行っている屈辱的な行為に
興奮しているのか区別が付かない。
両手首の鎖を強く握り締めた。
男は眼下の光景を目と男根でたっぷりと堪能し、
「よーし、んじゃ、ご褒美をくれてやるから、しっかり動けよー」
男は女の尻肉を鷲掴みにして、たっぷりと筋肉の発達した女の尻の動きを誘導する。
円を描くように尻を回させ、複雑に尻を遣わせる。限界まで張り詰めた男根が抜き差し
されるたびめくれ上がり、絡みつく女の肉がきらきらと濡れて輝く。
納得するまで女に正しい尻の遣い方を教練したのち、男は弾む女の尻を愛しむように
両手で愛撫し、大粒の汗の溜まる背中にも指を這わせた。
カイは尻肉をプルプルと震わせてもう一度更なる高みへ登っていった。
男は女の震える蜜壷にたっぷりと白濁液を吐き出した。それは女の蜜と混じって
接合部分からどろりと流れ出た。
男の陰茎が自身の膣内でぴくぴくと動くのを感じながら、カイは世界が逆転していく
ような感覚に襲われた。 「はっ!」
カイは突然目覚め、息を飲んだ。満月の光が差し込む部屋の天井。自分にあてがわれた
反乱拠点の居城の一室だ。
(…夢…?)
にしてはリアルな感覚が肌に残る。背中の下のシーツがぐっしょりと汗で濡れているのを感じる。
まさか…、と思いつつ半身を起こすと、両足の間にDSが、その端整ともいえる顔を
みっともなく崩して、着衣の乱れた自分の身体に見入っていた。
「な…っ!!なにしてやがるテメエエ!!!」
思い切りDSの顔を蹴り上げた。鼻が折れる確かな手ごたえがあったが、DSは
太ももに置いた手を離さない。
「はっ離せっ!この畜生野郎!!」
ドカドカと何度も顔を蹴るが、それでもDSは太ももから手を離さないどころか、
さわさわと内ももを撫で回す。
「こっのドスケベ!!貴様のせいだ!この変態!責任とれっ!!」
にわかにDSの手がカイの足首を掴み、カイを引き倒した。潰したはずの顔はわずかな
出血の跡を残してすでに回復している。
「責任?なんのことだ?ははーん、さてはテメエ、オレに愛撫されてる間、えっちぃ夢でも
見てたな〜 にやにや」
「なっ!ちがっ…!!馬鹿言うな!こっこのオレがそんなっ…夢、なんて…」
言いながら顔が紅潮していくのがわかる。
「フッフッフッ照れんな、カイ・ハーン。お前のその夢、オレが今から正夢にしてやるぜ!!」 DSは両手に掴んでいたカイの足首をぐいと思い切り広げた。カイの小さな下着は
すでに透けるほど濡れそぼっている。
「だぁっ!やめろっ…!見るな!!」
一瞬遅れてカイが両手で恥部を隠す。
DSが下着に手を掛けると、カイは瞬時に腰を捻って振りほどき、DSを押しのけようとする。
まるで旧世界で隆盛したという大相撲の差し手争いのような攻防が月明かりの差し込む
ベッドの上で繰り広げられた。
隣室から響くカイの罵声に目を覚まし、いやーな予感と共にドアを開けたヨーコの
目に映ったのは、ベッドの上で膝立ちになり、のど輪で押し出そうとするカイと、
カイの下着に指を掛けがっぷりよつに組まんとするDSの鬼気迫るシーツ上の大一番だった。
ヨーコは一瞬あっけに取られ、全身の力が抜けかけたが、手近な花瓶を手に取り、
正確にDSの頭に向けて投げつけた。
「オマエって男わぁ〜!」
「はっはわぁ〜!!ヨーコさん?!」
「カイになにしよーとしてたんだあぁっ!」
「ヨーコさんっ!!違うって!勘違いしてるでしょ?!オレは、迫るカルとその手下供との
闘いに向けて、この女にすもうの秘儀を伝授しようと稽古を…」
「バッカも休み休み言えーっ!!」
ヨーコのパンチから逃れるように、DSはカイの寝室から脱兎のごとく逃げ出した。
おしまい 投稿乙です。原作の流れに沿いながらカイの性癖の掘り下げ素晴らしい
これこそ本当のEXPANSION
カイは毒で麻痺して好き放題されたりD・Sの妄想ハーレムでも手枷はめられてたりMっぽいですからな 一人でも乙と言ってくれる人がいるかぎり投下続ける!
ヨシュア視点のカイNTRという激しく需要のなさそうなSSだけど
「ヨシュア…」
月明かりにしなやかな女の影が落ちる。
女は猫のように足音を殺して歩み、ヨシュアが身を横たえるベッドの脇に佇んだ。
頬が赤く染まり、夢遊病者のように潤ませた目をヨシュアに向けている。
「…カイ…?…酔っているのか?」
ヨシュアはベッドから半身を起こし、真夜中の突然の来訪者に戸惑った。
「ヨシュア…、お前、この破壊神の封印を巡る闘い…生きて帰れると思うか?」
カイはゆったりとした薄布を羽織っているだけで、月明かりにも胸の谷間が深く覗き、
スリットからは艶かしい太ももが見えている。ヨシュアはそれらに目線が泳いでしまうのを
理性で抑制し、カイの深い翠色の瞳に視線を合わせようとしながら答えた。
「…いや…」
カイはベッドに手をつきながら話を続ける。
「オレ達は明日にも、次世代のため、来世のため、国の再建のために死ぬのは本望だが…
その前に…生きている今、自分の欲望を満たしても…」
カイは珍しく恥じ入った表情を見せ、ヨシュアから視線を逸らす。ほんのり赤く染まった
頬にかかる髪を指で除けるしぐさが艶っぽい。
「カイ?どうしたんだ?キミらしくないぞ!キミはそんなことを言う女性では…」
ヨシュアは照れ隠しにわざと明るく張った声で言った。しかし心臓は激しく高鳴る一方だ。 「おまえはオレのなにを知っているというのだ?見て…ヨシュア…オレのカラダ…」
カイはおもむろに立ち上がり、身に着けていた薄布をはだけた。白い柔肌が窓から
差し込む月光に輝く。
「ああっ!!いけないっ!!」
ヨシュアは叫び、顔を背けて目を固くつむり掌で覆った。
カイは人差し指を立ててヨシュアの唇にあて、
「しっ…静かに…侍等に気付かれてしまうだろ…せっかく苦労して忍び込んできたのに…」
耳元で甘く囁き、熱く火照った身体をヨシュアにもたれかけた。猫のようにしなやかで
柔らかな女の肌の感触にヨシュアの理性が崩れていく。
「ヨシュア…オレに触って…わたしを…女にして……!」
「はああっ!!」
ヨシュアは大きく息を飲んでがばと起き上がった。
(…やばかった…もうちょっとで…)
自分は侍大将として個室を与えられているが、大部屋の侍達は夢精でもしよう
ものならその日一日、皆から指差して笑いものにされる所だ。
(…それにしても夢の中のカイは色っぽかった…)
自分の見た夢を反芻して思わず頬が緩み、打ち消すように首を振る。
カイはあんなことをする女性じゃない。誇り高く、気高く、何者にも媚を売らない
孤高の白虎のような戦士だ。もし、真剣勝負をしたら侍大将の自分ですらも勝てない
かもしれない。剣技、魔力、知略、どれをとっても超一流のマスタークラスだ。
筋力で劣る女性がここまで極めるには天賦の才はもちろん、相当の努力を要したことだろう。
しかしその反動なのか、「男は女よりエライ」とか「女は黙って男の後をついてこい」
といった男尊女卑的な発言には過剰に反応する。 侍は代々男のみの集団であったため、長年誰も疑問にすら思わなかった価値観に
カイは風穴を開ける。それで多少の反感もないこともなかったが、大抵はカイのほうが
正論であったし、事実、自分やシェンなどを除いて、他の侍はカイに実力で劣って
いるのだから、誰も反駁できない。
それでも負け惜しみを言い続ける輩や、あてつけにカイに不利益を被らせようと画策する
侍の風上にも置けない者どもには、自分が侍大将として喝を入れてきたつもりだ。
そもそも国があっけなくアビゲイルのアンデッド軍団に陥落させられたのも、あまり
にも硬直した価値観により、柔軟な行動が取れなくなってしまっていたことも一因で
ある事は間違いない。
それにより最も過酷な被害を被ったのは、自らの運命を「男」に丸投げすることでしか
生きる道を与えられなかった女性達だった。
カイの存在は、この国を再建していくにあたって以前よりも進化した国にするために
重要な役割を果たすと自分は確信している。
夢の中のカイが言ったように、自分達の世代は、この未曾有の闘いで命を落とすだろう。
それはもとより覚悟の上だが、問題は最後の封印をカル=スに先駆けて発見し
守り続けることだ。それは、雲を掴むような僅かな可能性に思えていたが「あの男」の
出現以降、にわかに現実味を帯びてきた。
この「男」となら、できるのではないか。
封印を守りながら、カル=スと魔戦将軍を撃破し、甦りかけた破壊神を滅することが…
再生蟲により復活してからというもの、古傷まで完治し体力的に絶好調であるのも
加えて、この数週間「あの男」の異常なハイテンションにつられて楽観的な気分が続いている。 なによりカイがまた一段と美しく変貌したのを自分は見逃さなかった。
あの男はヨーコにぞっこんなのかと思えば、どんな女性にもちょっかいを出し、
その端整な容貌もあってか、武家屋敷の女性達もまんざらではない様子だ。
しかし、カイはやっぱり違う。あの男が尻に手を伸ばせば即座に叩き除け、
まるで視界にも入っていないように振舞う。
魔戦将軍二人とスフィンクス十匹を一瞬で片付けるほどのまさに魔人に対しても、
カイは決してなびかない。
かといって「女」を捨てたふうでもなく、鎧を脱いでリラックスした姿になると匂うように
美しい。もともとの育ちが良いのか、さす手ひく手が鮮やかで物腰も優雅で思わず
見とれてしまうほどだ。時代が違えば一流の踊り手にでもなったのではないかと思う。
しかし、その「女の美しさ」を褒めそやそうものなら、即座に矢のように反論してくるのは
火を見るより明らかなのは既に侍一同知り尽くしているので、誰も何も言わないが、
皆彼女の姿を眼で追い、眼福しているのを知らないのはカイだけだ。
ああ、死ぬ前に彼女に出逢えてよかった。
この恋心を、胸の痛みを知って死ねるなら本望だ。
得べくんば、あの白い肌に、紅い唇に、一度でも触れられたら。
あの不思議な色の瞳を独占できたら…
そんなことを考えながらうとうとしていたら、またいけない夢を見てしまいそうで、
ヨシュアは月明かりの下で一汗流そうと身を起こした。
カイも誇り高い女戦士として穢れない身体のまま侍と生死をともにするだろう。
それでいいじゃないか。
自分の手には入らなくても、他の誰の男の手にも触れないまま、共に桜のように潔く散る。 「それでいいんだ…
…それで、いいんだ…」
ヨシュアは自分に言い聞かせるように何度もつぶやきながら身支度を整えた。
そのとき、どこからか罵声とガタガタと家具の倒れるような物音がかすかに武家屋敷に響いた。
「…はあー、また喧嘩か…こんな真夜中に…」
ヨシュアは苦笑して愛刀『鍔鳴り』を手に取った。
若い男たちの共同生活には多少の喧嘩は付き物だ。鉄拳を交わすことで友情が
深まることもあるだろう。ヨシュアはこれまでの経験からすぐに止めに入るのも
良くないと判断し、ベッドに腰掛け耳を澄ませた。
ガタガタドスンと壁を蹴るような鈍い音が響き、低いが良く通る特徴のあるDSの声が
認識できた。
「すもうだ!すもー!!…」
「…やはりあの男か…」
ヨシュアはため息を付き愛刀をさすった。
「相手はヴァイかモヒか…とにかく侍らしく一対一で正々堂々、相撲でも何でも
気の済むまでやらせて…止めに入るのはそれからでも…」
あの男はことあるごとに厳しい掟を堅守せんと不断の努力をする侍を挑発し、
掟を破らせてやろうとてぐすね引いていた。
自分に対しても『女のような顔だ』だの『若いころのミフネに比べて小粒だ』など、
密かに抱いていたコンプレックスを正確に突き挑発してくるが、自分は若くとも侍大将だ。
常に理性で感情をコントロールし冷静さを保たねばならない。怒りに我を忘れるなど
あってはならぬことだ。 自分よりさらに若く頭に血が昇りやすいヴァイなどは何度もあの男の挑発に乗り
からかわれていたが、なにもこんな時間にまでしなくても…と、ヨシュアは薄く笑った。
他の侍たちも目を覚まし、部屋から出てくる頃合を計ってヨシュアも愛刀片手に部屋を出た。
「ふわ〜っ いったいなにごとだ〜?うるせーよー」
侍たちが次々と部屋から出て、ぞろぞろと喧嘩の現場へ向かう。
(おや?ヴァイもモヒもいるな?…あの男とやりあっているのは一体誰だ?)
疑問に思いながらも気付くとカイの寝室の前に来ていた。中から激しい息遣いと
ベッドの軋む音が漏れる。
(…?なんだ?カイが…DSと…こんな時間に…部屋で…喧嘩…?)
侍大将ヨシュア・ベラヒアの頭は混乱した。
バンッ!と勢いよくドアが開き、半裸のDSが慌てて飛び出てきた。ドアの隙間から
寝室の中の光景がヨシュアの目に飛び込んだ。
ベッドの上で、カイは初めて見る取り乱した様子で裸体をシーツで覆おうとしていた。
月明かりにカイの肌が濡れた白蛇の様に輝く。黒髪は乱れ、汗ばんだ首筋に絡む。
頬だけが林檎のように赤く染まり、カイを少女のように幼く見せていた。
呆然とするヨシュアの元へ、ヨーコが般若の形相でつかつかと歩み寄り、バダン!
とヨシュアの鼻先で勢いよくドアを閉めた。
(…カイ…?ハダカ…?DSと…相撲…?)
閉められたドアに向かったまま立ちすくみ、信じたくない現実をようやく受け入れると、
ヨシュアは静かに抜刀した。
共に戦う仲間であるカイを夜這うなどという無粋を働いたDSには、すでに侍らが
蟻のようにたかって鉄拳で誅を下していた。 ヨシュアはそこに割って入り、『鍔鳴り』を上段に振りかぶりいきなり必殺の一撃を打ち放った。
間一髪でそれをかわし床に転がるDSに、更なる一撃を加えんと長い黒髪を
振り乱してヨシュアが迫る。
「なんだぁ〜テメエ!サムライがひきょーな不意打ちやっていーのかよ!?」
「カッカイのカタキだっ!せっ…成敗してくれる!!」
ヨシュアは珍しくどもって応えた。
侍達はヨシュアのただならぬ雰囲気に圧倒され、間を取って様子を見ている。
DSは面白いことを見つけた子供のように目を輝かせ、ゲジゲジ眉毛を片方だけ上げて言った。
「んん〜?なんだオメー、あの女に惚れてたのか?あの『処女』によっ!!」
言いながらDSは尻のポケットから小さな布切れを掴み出し、ヨシュアの顔の前で
ぴらぴらと揺らした。甘酸っぱい香りがヨシュアの鼻腔をくすぐる。
それが先ほどまでカイが身に着けていたであろう下着であることにヨシュアが気付いた時、
DSはそれをすーはーすーはーと嗅ぎだした。
ヨシュアの中性的な美しい顔がぴくぴくと痙攣し、口元が震える。
「どーした?半パな美形が歪んでるぜ?食い物と女の子は食えるときに食っとか
ねーとな!あーゆーいい女は特によっ ケケケざまーみろ!!臆病マラ侍がっ!!」
言い捨てるとDSは想い出す様な恍惚とした表情で下着を口に含み、くっちゃくっちゃと
しゃぶりだした。
「くっくっくっ…美味しかったなー…」
「…ぎっぎざまぁー…」
『鍔鳴り』の切っ先が素人のようにぶるぶると震える。
ヨシュアの脳裏にカイの陵辱される姿態が次々と浮かぶ。
若き侍大将ヨシュア・ベラヒアは、生まれて初めて怒りに我を忘れた。
「きっ…斬るっ!!」 ヨシュアはカイの生下着をヨダレを垂らしてしゃぶるDSに躍りかかった。
その場にいたヴァイやモヒらも参加する。
「ふひはふささっへひゅほふほはえはれはいはほーふはひひへ…」
(口が塞がってて呪文唱えられない『魔法使い』に対してフクロやっていーのかよっ!
『侍大将』さんよぉー!!)
「だっだだっ…黙れ!!」
ヨシュアは目を血走らせ、侍たちに押さえつけられた魔人に背後から斬りかかる。
DSに浅からぬ刀傷をいくつも負わせ、
「…おいヨシュア…もーこんなところでいーんじゃねーのか…?」
ヴァイが遠慮がちにヨシュアに聞いた。
「ヴァイ!そのままそいつを押さえ込んでおけ!!トドメを差してやる!!」
ヨシュアは刀を持ち直して侍大将にあるまじき命令を下した。
ヨシュアの暴走は止まらない。いつしか侍達は自分達の大将を押さえ込む役に回り始めた。
仲間等に手足を押さえ付けられたヨシュアの目の前に、DSが口の中から唾液に
濡れたカイの下着を出して見せてゲラゲラ笑う。
「おいっオッサン!おまえも、もーいー加減にしろよっ!」
ヴァイが叫ぶ。
「こっこっ…コロス!!」
侍らの下で髪を振り乱し、顔を憤怒に歪めたヨシュアの叫び声が月夜にこだました。
おしまい 毎度乙です。今回も原作から逸脱しない範疇でエロ度あげた掘り下げいいですな
ヨシュアがイングヴェイからカイ解毒の話を聞かされて想像逞しくするところ好きだったんだ >>160-162を書いた者です
こんなシチュを思いついたので序盤だけ投下します
需要があったらつづき書きます
まあ展開は>>160-162とあまり変わらないけど >>201
よろしいどんどんやっちゃってください!
期待してます 思いつきダイ・アモン戦のあと
“D・S!!あの……その女(ひと)は?”
「んーヨーコさんか?」
“だ……だれなのー!?”
『ん?』
「ヨーコさんはしょーらいオレの子を産む女なんだ!」
“え……”
『ゴカイしないで。コイツとはボクなんでもないんだから!ただの友達』
「え。なんでだよー!!そーなのーっ。うーそー!!」
『うるさいなっ!!そーなのっ!!るーしぇクンの時なら別だけどね!』
「えーどーしてだよ」
“え……どーゆー事なの……?それじゃあの晩わたしのコトかわいいって言ったのは……?”
『あの晩……?かわいい……?』
「あ……やべ……」
“ベッドでわたしのコト抱いたのはなんだったの!?……ただの遊びだったのー!?”
『ベッドで……抱いた?遊び……?』
「なんでー?仕掛けてきたのはそっちだろー?オレは来るものをこばまない主義なんだ!」
“そっ……そんなぁー!!確かに仕掛けたのはわたしからだけど……でもベッドにわたしを抱き寄せてお互い裸のからだを合わせてわたしのおっぱいを揉んで……”
『おっぱいを……揉んだ……!?』
“乳首もくりくりして首筋に舌を這わせて……”
『ち……乳首を……!?』
「あれはオマエの乳首がちょっと陥没気味だったから気になって勃起させただけだ」
『は……?』 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています