超小柄な姉と大柄な弟の妄想物語
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0001名無しさん@ピンキー2014/03/10(月) 13:23:09.10ID:2fqnoPER
背が高くデカい体格の弟と、対照的に超ちびっ子な可愛い姉。
かなりの体格差がある姉と弟の織りなすシチュエーション妄想物語。
0105雛&陸(6)2014/07/22(火) 23:30:56.81ID:zptoMcZf
(陸、1階へ)
陸「雛ちゃ〜ん!下、誰も来てないじゃん!」
雛「あれぇ〜、あたしのカン違いだったかしら?」
(雛、2階から降りていく)
陸「雛ちゃんパンツ丸見えだよ〜ん!」
雛「んも〜やだぁ!」
陸「あっ、階段、少しずつ降りてきてよ。」
雛「?」
陸「段差を使ったキスとか知ってる?」
雛「カップルの?」
陸「僕と同じ目線まで降りて。」
雛「ここ?」
陸「2段差だね。」
雛「でもココはキスするには遠いわよ。」
陸「1階上に降りたら?」
雛「背伸びしたら唇に届くかも。」
陸「だよね。」
雛「ちょっと待って!」
陸「なに?」
雛「いつの間にか、あたしが陸くんとキスする展開になってるけど、しないわよ。」
陸「どうして?」
雛「陸くんは好きな女の子とすればいいのよ。」
陸「だったら雛ちゃんがいいな。」
雛「!!!!えっ!」
0106雛&陸(7)2014/07/23(水) 10:27:14.93ID:PGtfe29P
陸「やっぱり…僕……我慢できないや。」
雛「きゃっ!!」
陸「雛ちゃんギュッ!かっわいい!ハグしちゃうぜい!」
雛「むぎゅっ!シャツにリップクリームが…。」
陸「そんなの大丈夫。雛ちゃん、ちっちゃいから、僕の腕の中にスッポリだよ。」
雛「陸くん……、やだ…。」
陸「ん?僕から逃げようとしてる?」
雛「離して…。」
陸「あ、何を話したい?」
雛「そうじゃなくて…。」
陸「わかった。じゃあ、こうしよ。」
(陸は雛の小さな体を軽々と反転させて)
雛「ひゃあ!あ〜ん、向きが変わっただけ…。」
陸「えへへ、雛ちゃんの力じゃ逃げらんないよ。」
雛「いや〜ん!胸に手が当たってるわ!」
陸「ちょっとだけ揉んでみよっかなあ〜、いいよね?」
雛「も〜、イヤって言ってもムダなのね…。」
陸「先輩に怒られるから……1回だけにしとこ。」
雛「やるんかい!あっ、はにゃ〜ん!」
陸「おっきい〜、やわらかっ!」
雛「陸くん意外とエッチね。」
陸「先輩が、雛ちゃんは慣れてるから大丈夫だって言ってたよ。」
雛「慣れてるんじゃないわよ。力が違うから抵抗できないだけなの!」
陸「なるほどね。力無いもんね雛ちゃん。」
雛「か弱い女の子には優しくしなきゃダメよ。」
陸「うん。わかった。」
雛「意外と素直ね……って、いいかげんにオッパイから手を離しなさい!」
陸「あれぇ〜、気づかなかった。」
雛「手に感触あるでしょ!やわらかいって言ってたし。」
陸「もう少しこのままで。」
雛「しょうがないなあ〜もぉ。」
陸「イヤなら抵抗してみ。」
雛「いじわるっ!」
0107雛&陸(8)2014/07/25(金) 01:09:25.37ID:P4rGu3ar
(ピンポーン)
雛「あ、誰か来たわ。陸くん見てきて。」
陸「もう少しだけ雛ちゃんを抱きしめたいよ。」
雛「誰か行かなきゃダメでしょ。」
陸「わかった。僕が行く。」
雛「弟だったらピンポーンしないわよね。誰かしら?」
(陸、玄関へ)
女「こんにちわぁ。あ、そちらは…?あのぉ、雛ちゃん居ますか?」
陸「あっ、こんちは。ちょっと待ってて。」
(陸、2階へ)
雛「誰?弟?」
陸「いや。なんか女の子が来てる。小学生か中学生くらいの子だよ。」
雛「え?」
(雛&陸、玄関へ)
雛「あ!萌ちゃん!」
萌「えへっ、来ちゃった。」
陸「(もえ?聞いたことがあるような?)」
萌「あなたは?さっきの男性ですね?」
陸「うん。」
雛「陸くん、この子は、あたしの友達の萌ちゃんよ。」
萌「はじめまして、萌で〜す。」
陸「僕は陸といいます。中学1年です。」
萌「え?中学生なの?」
雛「大きいでしょう?弟の友達…っていうか後輩らしいわ。」
陸「僕、雛ちゃんの恋人やってます。」
萌「は??恋人??」
雛「いや、違う違う!何を言ってるの?陸くん、ウソ言っちゃダメよ。」
萌「?」
陸「ウチの雛がお世話になってます。」
雛「あたしを呼び捨て!?」
萌「陸さんは、いったい…?いくつなの?」
雛「だからぁ、陸くんは、弟の後輩だってば!」陸「萌ちゃんこそホントは小学生だよね?こんなに小さいから。」
萌「?!!(あたしの事、ちゃん付け?)混乱してきたわ……。」
0108雛萌陸(1)2014/08/01(金) 01:07:52.82ID:j+Y2EzcF
陸「萌ちゃんは身長何センチ?」
萌「145よ。」
陸「僕は180だよ。」
雛「萌ちゃん35センチも小さいの。ちっちゃ〜い。」
萌「雛ちゃんに言われたくな〜い。」
陸「あのぉ、2人にお願いがあるんだけど。」
萌「なあに?」
雛「陸くん、どした?」
陸「2人の肩を抱いていい?」
萌「あ〜、両手に花をやりたいのね。」
雛「いいけど、どうして?」
陸「とりあえず、こっちおいで。ほらほら!」
萌「ひゃっ!早いわね、もう抱かれちゃった。」
雛「あたしも。」
陸「可愛いなあ〜2人とも。」
萌「どんな感じなのかな、あたしたちが子供に見えてたりして。」
0109雛萌陸(2)2014/08/08(金) 00:06:33.43ID:9Fwkzs2e
陸「雛ちゃん、相撲とろうよ。」
雛「え?あたしが陸くんと?」
陸「ほら、もう捕まえたよ。」
萌「やだ〜。体が違い過ぎるのに。」
雛「いやあ〜、萌ちゃん助けて。」
陸「(ほんとは密着したいだけだけど。)」
萌「陸くんが楽しそう。なんかセクハラちっく。」
雛「ねえ〜萌ちゃ〜ん、陸くんが……。」
陸「なんなら2対1でも。」
萌「雛ちゃんに加勢してもいいんだけどぉ、体格差フェチとしてわぁ、眺めるのも…。」
雛「陸くんの手が…。」
陸「ん?僕なんかした?イッヒッヒ…。」
萌「やっぱり雛ちゃんが可哀想だから助けてあげるね。」
雛「やだ〜セクハラちっく…。」
陸「おぉ〜!相手が2人になったか。」
萌「とは言っても陸くん余裕しゃくしゃくみたいよ雛ちゃん。」
陸「えへへ。おチビちゃん2人じゃ僕に勝てないよ。」
雛「あ〜、おチビちゃんなんて言われたぁ。」
萌「ところで、どうなったら勝ちなの?」
陸「そんなの関係ないよ。先輩が戻るまで遊ぼうよ。」
(…ただいま〜)
萌「誰か来た。」
雛「弟かな。」
陸「あ、僕、出る。」
(陸、玄関へ)
萌「やっと解放されたね。」
雛「迎えに行かなくても勝ってに入って来るのに。」
萌「先輩への挨拶でしょ。」
雛「なるほどね。」
0110剛陸(玄関先)2014/08/11(月) 07:42:21.33ID:sg+j6K0v
剛「よぉ、来てたか。」
陸「あ〜、せんぱ〜い、いらっしゃ〜い!」
剛「いらっしゃいって、ココ俺の家だバカ。」
陸「なんか、お姉様の友達が来てます。」
剛「ちっちゃい女物の靴があるから、すぐわかったよ。」
陸「あ、そうですね。」
剛「姉ちゃんは必ず靴箱に入れるからね。」
陸「そういうことですか。まあ、遠慮なく上がって下さいよ。」
剛「だから!ココ!僕のウチだって(笑)。」
0111剛陸(1)2014/08/11(月) 08:09:24.11ID:sg+j6K0v
剛「ということは、おまえ、あのチビ女2人と一緒だったんだ。」
陸「えぇ、はい。萌さんという人も僕の肩にも届かない小さくて可愛い女の子ですよね。」
剛「おまえ、年上の女を女の子と呼んでるのか?」
陸「あ、いや、すみません。可愛い…女性です。ごめんなさい。」
剛「冗談だよ(笑)。俺はさ、萌ちゃんと、ちゃん付けで呼んでるしな。」
陸「ヌ(僕もチャン付けですけど…)……へぇ、そうなんですか。」
0112剛陸(2)2014/08/11(月) 09:27:27.16ID:sg+j6K0v
陸「190センチある先輩がうらやましいです。体格差が凄いじゃないですか。」
剛「いや、おまえも既に180あるんだろ?たったの138センチしか無い姉ちゃんから見たら、陸が大男に見えると思うぞ。」
陸「萌さんも僕を見上げてきて可愛いです。」

剛「か弱い女の子が2人もいたらムラムラしなかったか?」
陸「ガマンできなくて、ちょっとだけ襲ってみました。」
剛「なに?襲った?まさか、おまえ!?」
陸「遊んだだけですよ。」
剛「まさかレイプは……それは無いな。おまえ中1だもんな。まあ俺も無いけど。」
陸「あれ?先輩はレイプしたこと無いですか?」
剛「バカ言うな!!俺がするわけ無いだろ。犯罪だし。」
陸「え?犯罪なんですか?男同士ならいいんですか?」
剛「男同士なら捕まらないか。でも、それはそれで特殊な関係だな。」
陸「やっぱり相手が女性だからダメなんですね?」
剛「か弱い女を男の腕力でねじ伏せたらダメなんだよ。」
陸「でも、先輩、お姉様とレイプしてませんでした?」
剛「してねえよ。それに、姉ちゃんと、はおかしいだろ。姉ちゃんを、だろ?」
陸「え?だって普通は2人でするものですよね?楽勝でしたよ。勝って当たり前ですよね腕相撲。」
剛「なに?腕相撲?」
陸「はい。腕相撲です。英語でレイプと言うらしいですよね。」
剛「バカ、違うよ。強姦のことだよ。」
陸「え?ゴウコン?」
剛「それも違う。まだ中学生には早いよ。そのうち教えるよ。」
陸「じゃあ、レイプは腕相撲とは関係無いんですか?」
剛「関係無い。おまえが誰に聞いたか、どこで見たか知らねえが間違って覚えたね。」
陸「雛ちゃんです。」
剛「は?姉ちゃん?」
陸「僕は雛ちゃんから聞いたから。」
剛「ハハハ…おまえ騙されたな(笑)。」
陸「ウソを教えられたんですね。」
剛「あのチビに仕返ししてやれ。」
陸「襲ってもいいですか?…すみませんウソです。」
剛「ケガとか傷つけなければいいと思うぞ。体格差で遊んでやれよ。」
陸「雛ちゃん、泣いちゃいます。僕に怯えてる気がしますし。」
剛「じゃあ、萌ちゃんにする?いや、萌ちゃんも泣くかもな。」
陸「萌ちゃんは悪く無いのに(笑)。」
剛「それもそうか。(笑)」
0113雛萌(リビング)2014/08/11(月) 09:39:16.79ID:sg+j6K0v
萌「あの2人ずっと玄関にいるのかしらね。」
雛「何を話してんだか。男同士のヒミツでもあるんじゃない?」
萌「何かの作戦会議だったりして。」
雛「何の作戦?」
萌「知らないわよ。まあ、こっちも女同士で。あ、雛ちゃんの部屋で話さない?」
雛「いいわよ、そうしましょー。」
0114雛の部屋(1)2014/08/11(月) 09:57:01.55ID:sg+j6K0v
雛「ねぇ、陸くんってカッコ良いと思わない?」
萌「そう、そう。美少年って感じよね。」
雛「襲われても抵抗しなくてもいいかなあ〜なんて思っちゃったわ。」
萌「危ない危ない。捕まるのは雛ちゃんかもよ。未成年なんとかで。」
雛「相手が中学生だから?あたしが誘った場合ででしょ?」
萌「あ〜でもぉ、知らない人が見たら…。」
雛「あたしが大人に見られないっていう。」
萌「後でバレるわよ。」
雛「あれ?逆だったんだあ〜みたいな(笑)。」
萌「どっちも子供かよ〜みたいな(笑)。」
0115雛の部屋(2)2014/08/13(水) 12:35:20.37ID:gp7gycDP
雛「もしね、剛と陸くんがケンカしたらぁ、どっちが勝つのかしら?」
萌「それわぁ、弟さんでしょ。楽勝でしょ。」
雛「あぁ、やっぱり剛が強いのねぇ。剛は筋肉ムキムキだものね。」
萌「陸くんは背は高いけどぉ、まだ体が細いもん。剛くんと比べたらね。」
雛「でもさぁ、陸くんって力がけっこう強かったわよ〜。」
萌「たぶん、中学1年の男の子の中でも力持ちなのよ。」
雛「それはあるかもぉ。陸くんがこの春まで小学生だったとは信じらんないわ。」

萌「あたしは雛ちゃんが小学生ですって言われたら信じるわ。」
雛「そこは信じなさいよ(笑)。萌ちゃんだって超小柄なのよ〜。」
萌「あたしくらいの大人の女性は探せばいますからっ。」
雛「あ〜、あの2人が聞いたら、レベルの低い話をしてんじゃねえよとか言われそー。」
萌「レベルの低い話というか、身長の低い話ね。」
0116剛の部屋(1)2014/08/17(日) 03:07:56.44ID:SAJCIQ3D
陸「先輩が羨ましいです。」
剛「ん?何が?」
陸「だって、お姉さまが超チビッコで美人じゃないですか。」
剛「そうかな。」
陸「僕にも欲しいです。あんなチビッコお姉さまが。」
剛「年齢的に、産んでもらえたら妹は可能だけど、姉は無理だよな。」
陸「そうっすね。」
0117剛の部屋(1)2014/08/17(日) 03:26:18.84ID:SAJCIQ3D
剛「ちっちゃい女ってミニスカ好きだよな。」
陸「そうなんですか?」
剛「姉ちゃんが特別かな。」
陸「あ〜、そういえば、今日、あの2人とも超ミニスカですよ。」
剛「だろ?姉ちゃんは一年中そうだから。部屋の中でも。」
陸「たぶんファッションですよね。」
剛「いや、俺に襲ってほしいんだよ。」
陸「でも学校の女子の制服はミニスカですよ。」
剛「姉ちゃん達はもう女子高生の時代は終わってるんで。」
陸「僕は中学生だから、女子中学生の話です。」
剛「ああ、おまえ中学生だったな。でかい中学生だな。」
陸「先輩は高校1年だから、後輩は必ず中学生以下ですよ。」
剛「そうか、頭いいねえ。」
0118訂正します2014/08/18(月) 02:10:47.66ID:tWcnOQ4/
前回は、剛の部屋(2)です
0119剛の部屋(3)2014/08/22(金) 12:29:04.40ID:yc3pge+P
剛「おい、陸、おまえのパワーがどの位あるか、ちょっとやろうぜ。」
陸「何をですか?」
剛「か弱いチビ女に勝って喜んでるようじゃダメだ。男同士で勝負だ。」
陸「はい、あっ、腕相撲ですね?」
剛「ガチでな。」
陸「じゃあ、先輩、お願いします。」
剛「おっ、さすが組んだ瞬間に違うじゃん。」
陸「さっそく。」
剛「おっと!先手で来やがったな。」
陸「……。」
剛「そろそろ行くぜ。」
陸「あ〜っ、はぁ〜。」
剛「おまえ、まだまだ修業が足りないな。」
陸「クラスで負けたことないっすけど。」
剛「おまえも強いけど、俺には勝てっこないって、あれほど言ったのに(笑)。」
陸「やろうと言ったの、先輩じゃないっすか。」
剛「そうだっけ?」
陸「冷静に考えたら、中学生が高校生に勝つ方がおかしいですよ。」
剛「だって、おまえ、大学生に勝ったんだろ?(笑)」
陸「大学生って、お姉さまのことですか?性別が違いますって。」
0120雛の部屋(3)2014/08/22(金) 12:55:17.48ID:yc3pge+P
萌「ねえねえ、弟さんの部屋を覗いたらね、なんか凄いの。」
雛「なあに?なんかあった?」
萌「あの2人、腕相撲してたの。」
雛「へぇ。で、どっちが勝ってたの?やっぱり剛?」
萌「そう、なんでわかるの?」
雛「だって学年が違うじゃない。体格にしたって全然。」
萌「あ〜、でも腕の筋肉がムキムキだったわ〜。」
雛「どっちが?」
萌「あ、やっぱ剛くんが断然上かなあ。」
雛「萌ちゃん、筋肉フェチなのね。あたしは見慣れちゃったのかしら。何とも思わないわ。」
萌「男同士がお互いに力を入れてる時の盛り上がりがっ!きゃはっ!」
雛「あの2人に筋肉フェチを悟られないようにね。」
萌「どうして?」
雛「筋肉自慢ほど、うっとうしいこと無いから。」
萌「そうかしら。」
雛「いっそのこと抱かれちゃいなさい。太く逞しい腕にね。」
萌「あ〜、腕にね。ビックリしたぁ。抱かれるって言うから。」
0121雛の部屋(4)2014/08/27(水) 00:34:16.12ID:O81Qn6Pb
萌「今年、水着買った?」
雛「うん、あぁでも、まだ着てないなぁ。ビキニよ、ビキニ!」
萌「ねぇ、見せて。」
雛「今、着ちゃおかな。せっかく買ったんだもん。」
萌「着ちゃうの?大人用?子供用?」
雛「その質問、おかしくない(笑)?」
萌「身長は関係ないか(笑)。あはっ!」
雛「生着替えっ!」
萌「生って、どっかにカメラでもあるの?」
(雛、着替え中)
0122剛の部屋(4)2014/08/27(水) 01:39:54.55ID:O81Qn6Pb
剛「陸、ちょっとさあ、姉ちゃん達の様子を見て来いよ。」
陸「わかりました。ドアを開けていいんですか?」
剛「そぉ〜っとな。」
陸「えっへっへ。まかせて下さい!」
(陸、行って帰ってくる)陸「先輩、なんか裸になってます!」
剛「裸?どっちが?」
陸「いや、後ろ姿だったんで。」
剛「マジかよ。脱いでんのかよ。姉ちゃんかな?」
陸「ひとりしか見えなかったから、わかんないっす。」
剛「おい、一緒に見に行こうぜ。」
陸「なんか女子の更衣室を覗くみたいですね。」
0123雛の部屋(5)2014/08/29(金) 13:30:51.74ID:cEu+6mCm
萌「そこで着替えて大丈夫なの?」
雛「大丈夫よ。どうして?」
萌「覗かれたりしないの?」
雛「まあ、隙間から見られちゃうわねっ。」
萌「突然、入って来たりとか。」
雛「一応、部屋とガラス窓の鍵はあるのよ。」
萌「今は鍵してないんでしょ?」
雛「別に弟だからいいのっ。」
萌「今は、もう1人いるでしょ。」
雛「あっ!」
萌「もしかして忘れてた?」
雛「もう遅い……。」
萌「遅い?」
雛「外に誰かいた……。」
萌「痴漢よ、覗き魔よ!」
雛「そんな犯罪者みたいに(笑)。」
0124雛の部屋(ドアの外)2014/08/29(金) 13:39:38.90ID:cEu+6mCm
(ひそひそ声で)
陸「見えないっす。」
剛「そうか。」
陸「死角になってます。」
剛「裸って言ってたよな。」
陸「はい。」
剛「もう今は服を着てるだろ。」
陸「たぶん。」
剛「とりあえず入るか。」
陸「はい。」
0125雛の部屋(6)2014/08/29(金) 13:52:14.81ID:cEu+6mCm
雛「どう?」
萌「うん、胸のリボンかわいい〜。」
雛「そぉ?ありがとー。」
萌「あたしより胸あるから羨ましい〜。」
雛「そんなことないわよ。」
萌「もう服に着替えたら?」
雛「え?なんで?」
萌「中学生の男の子が居るから。」
雛「あっ!」
0126雛の部屋(聞き耳)2014/08/29(金) 14:03:30.54ID:cEu+6mCm
(ひそひそ声で)
陸「なんか、胸がどうのこうのって言ってます。」
剛「胸?おっ!オッパイのことか?」
陸「さあ?」
剛「そんなにオッパイ見たいか、エロガキ。」
陸「僕、オッパイが見たいって言ってませんよ。」
剛「そうか(笑)。じゃ、ノックしないで突入するぞ。」
陸「はい。突撃訪問みたい。」
0127雛の部屋4人(1)2014/09/16(火) 23:18:46.51ID:q8qZVv3A
剛「姉ちゃん、何してんの〜?」
雛「ひゃっ!ノックぐらいしなさいよ、ビックリしたじゃない!」
陸「お〜!水着だ!」
萌「見られちゃったらしょーがないわね、雛ちゃん。」
剛「姉ちゃん、体、相変わらず細いな。」
陸「けっこう胸あるじゃん。」
萌「陸くん、エッチ。どこ見てんの。」
雛「胸?そんなに無いわよ。」
剛「俺の方が姉ちゃんより胸がデカいぜ。」
陸「先輩のは筋肉ですよね。」
萌「体の大きさが全然違うし。」
剛「しかし、なんで姉ちゃん1人だけ水着?」
雛「試着よ、試着。」
萌「そうなの。まだ一度も着てなかったんだって。」
剛「ふ〜ん、そうなんだ。」
陸「部屋の中で水着って珍しいっすね。」
雛「……」
0128雛の部屋4人(2)2014/09/16(火) 23:59:47.57ID:q8qZVv3A
萌「あたしは水着にならなくて良かったわ。」
陸「萌ちゃんも水着あるの?」
萌「持ってきてない。」
陸「なあ〜んだ。」
剛「残念だったな、エロ陸。」
雛「えろりく?」
剛「こいつ意外とエロいから気を付けろよ、姉ちゃん。」
萌「陸くん、雛ちゃんの胸ばっかり見てるわ。」
剛「いや、俺も見てるけど。」
萌「男の子ってホントにバカばっかり。」
雛「萌ちゃんダメ〜。この人達を怒らせちゃダメ〜!」
萌「んだめよん〜んだめだめ。って?」
剛「あ、それアレだ。何だっけ?」
陸「聞いたことある。」
雛「なんとか連合よ。そんなことより、あたし恥ずかしいんだけど。」
剛「いいじゃんか。もっと見せろよ。そのチビな体をよ。な?陸。」
陸「そうだよ。どうせ僕たちは…。」
雛「ほら〜、剛が怒ってるわ。萌ちゃんがバカって言うから。」
萌「え?あたし?」
0129雛の部屋4人(3)2014/09/17(水) 00:48:03.54ID:I1yMeSlL
剛「どうせバカな俺だから、おチビちゃん達を姫抱っこでもしちゃいますか。」
陸「やった!僕は雛ちゃんがいいっす。」
雛「え?あたし?今はヤダ!水着だもん。」
萌「きゃっ!剛くん、なに?」
剛「俺が萌さんをガッチリ捕まえとくから、陸、姉ちゃんを持ち上げていいぞ。」
陸「えへへ、ありがとうです先輩。」
雛「触れたくない!萌ちゃん助けて。」
萌「雛ちゃんゴメン。剛くんの力が強すぎて動けないの。」
雛「…だよね。」
剛「陸、遠慮しなくていいぞ。軽々いけるよな。」
萌「頑張って、雛ちゃん。」
雛「頑張るって何を?」
陸「雛ちゃんは僕から逃げるのかな。無駄だと思うけど。」
剛「陸、抱っこだけOKだからな。」
陸「他に何かあるんすか?」
萌「剛くん、陸くんはまだ中学1年生よ。変なこと吹き込んじゃダメ。」
雛「んだめよん〜んだめだめ〜。」
陸「雛ちゃん、かわいい〜。ダメって言ってもムダ〜!」
萌「雛ちゃん、仕方ないわ。抱っこぐらい大丈夫よね。」
剛「大丈夫だってさ、陸。」
雛「水着なのに〜。あぁぁ、きゃぁぁぁぁ!」
陸「雛抱っこ完了!」
萌「パンツ見えてる〜。」
雛「だからぁ、水着なんだって!」
剛「俺はミニスカの方が好きだな。」
萌「そんなこと聞いてません。」
0130雛の部屋4人(4)2014/09/18(木) 23:54:18.64ID:AQuAYIMb
雛「陸くん、そろそろ降ろして。お願いっ!」
陸「わかった。疲れてきちゃったし。」
雛「そろそろお洋服に着替えたいんだけど。」
剛「どうぞどうぞ。」
雛「どうぞじゃくて。」
萌「男の人が見てるからでしょ。」
陸「僕は気にしませんよ。」
雛「あたしが気にするのよ。」
剛「その水着を着たまま上に服を着たら?」
雛「」
陸「脱がなくていいんだね。」
雛「なるほどね。」
萌「ダメ!水着は下着じゃないわ。」
0131雛の部屋4人(5)2014/09/23(火) 23:02:38.74ID:ZLFCa7ii
剛「雛ちゃんの生着替えタイムだよー!」
雛「着替えません!」
剛「じゃあ俺たち、雛ちゃんのビキニを見放題だよ。」
萌「やっぱり男性陣に部屋を出てもらいましょ。」
陸「わかりました。ついでに僕、帰ります。勉強があるから。」
剛「じゃあまたな陸。」
雛「剛、あんたも。」
剛「いやいや姉ちゃん、ここ俺の家だから。」
萌「剛くんに部屋の外へ出てほしいと言ってるのよね。」
剛「だよね。」
雛「萌ちゃんは居て。」
萌「あたしも日が暮れる前に帰らないと。」
雛「そうなの?」
陸「お邪魔しましたあ。また来ます。」
雛「じゃあまたね。」
剛「俺、陸を送ってくる。」
萌「りょ。」
陸「りょ?」
雛「了解ということよ。」
剛「俺、知ってた。」
雛「わかったわかった。早く着替えたいんだけど。」
陸「先輩、行きますよ。雛ちゃんが怒ってます。」
0132見送り2014/09/26(金) 01:56:15.66ID:QNj9Wifp
剛「姉ちゃん、水着姿で外へ出るの?」
雛「さすがに水着ではちょっとねー。」
萌「あたし、もうちょっとだけ居ようかな。」
陸「僕はホントに時間が無いので。」
剛「おぅ、陸、一緒に行こうか。」
陸「また抱っこしに来るからねー、雛ちゃん。」
雛「抱っこはいいからもう。」
萌「なんだかんだで、いまだにビキニ姿の雛ちゃん(笑)。」
雛「そうなの。部屋に戻ろっと。」
0133陸の帰り道2014/10/07(火) 22:46:25.82ID:urqxeWpA
陸「雛ちゃん、けっこう胸ありましたよね。」
剛「お?どうした陸。ムラムラきたか?」
陸「いや、ちっちゃいわりにはオッバイあったなあって。」
剛「サイズは大したことないさ。ロリチビだしな。」
陸「ロリチビって何ですか?」
剛「俺の姉ちゃん、138センチの超ちびっ子だろ。」
陸「なんとなくわかります。」
剛「実は俺も最近知ったばかりで、よくわかんぬえ。えへへ。」
陸「なあんだ。よく知らないんですね。」
剛「姉ちゃんに聞いてみな。本人にさ。(笑)」
陸「はい。ロリチビですか…。チビはわかるけど、ロリは……。」
0134ある秋の日(1)2014/10/13(月) 17:53:55.36ID:nUZso3dR
雛「あたしの身長、138センチなのね。」
剛「おう、知ってるよ。ちっちゃいなあ〜、相変わらず(笑)。おチビちゃん、どうした?」
雛「チビチビうるさいわねっ!」
剛「チビは1回しか言ってねえし。そんな下から見上げて睨んでも、ぜ〜んぜん怖くねえし(笑)。」
雛「んも〜、笑わないでよぉっ!」
剛「ちっちゃくて可愛いチビ姉ちゃん!」
雛「ほらあ、またチビって言った〜。」
剛「じゃあ俺が、こうすればどうかな?えへへっ、ほとんど身長差が無くなるぜ(笑)。目線の高さは変わんないぜ。」
雛「何よっ!剛が膝を床に立てたら目線が近くなるのは当たり前じゃん。あたしを馬鹿にしてるわねっ!」
剛「そんな怒るなよ。身長の話を持ったきたのは誰かな?」
雛「……あたし…。」
0135ある秋の日(2)2014/10/13(月) 18:36:38.39ID:nUZso3dR
雛「だからあ〜違うの、あのね…。」
剛「うひょっ!ちっちゃい体たまんねー!ぎゅーっと抱き寄せたろ。」
雛「あ〜ん、剛、抱いてほしいんじゃないわっ!やめてっ。」
剛「は?で?何を言おうとしてるんだ?」
雛「だからね。剛って身長また伸びたかもって思ったのね。」
剛「俺の身長か。最近は計ってないよ。でも190以上はあるんじゃね?」
雛「また差が広がったっぽいわ。」
剛「今の状況でもわかる通り、見た目が全てさ(笑)。」
雛「このままずっと、あたしを抱き寄せたままでいるつもりなの?」
剛「逃げられるもんなら逃げてもいいんだぜ。」
雛「意地悪するなら、あたしだって反撃できるのよ。」
剛「なんだ?そんな細い腕で俺の太い腕を解けるわけないぞ。」
雛「力じゃ無理だから言葉で反撃するわ。」
剛「言葉?は?どうぞ言いなよ。何?」
雛「剛があたしを離してくれなきゃ晩御飯が作れない。」
剛「あ!ごめんなさい!お雛さま〜、腹へった〜。」
雛「あたしに優しくしないと飢え死にするわよ。」
剛「……メシかあ、ヤバい。もっと姉ちゃんをオモチャにしたいのに…。」
雛「ん?なんだって?オモチャ?」
剛「いや、…あの〜オモチャを買おうかなと思って。DSとか。」
雛「うふふ…。」
0136公園(1)2014/11/04(火) 23:41:25.50ID:3XQ+Y9GC
雛「あれぇ〜?陸くんじゃない?こんにちわっ!」
陸「あっ!雛ちゃんだ!こんにちは。」
雛「学校は?」
陸「終わったよ。今帰りだよ。」
雛「そうなんだ。陸くんと外で会うなんて珍しいわね。」
陸「なんか今日の雛ちゃん、背が高くない?」
雛「あ〜、あのね、靴のヒールが12センチあるの。それでも陸くんの方が全然おっきいね。」
陸「それでやっと150センチになったんだ。まだ僕より30センチも低いね。」
雛「ううん、計算が違うわよ。陸くんは裸足じゃないでしょ?」
陸「」
雛「わかった?」
陸「わかった!僕も高い靴を履けばいいんだね。」
雛「違うって!」
0137公園(2)2014/11/05(水) 00:18:21.12ID:9l2gB8k/
陸「これ乗ってみようよ。」
雛「懐かしいなあー。シーソーかあ〜。」
陸「ほら、雛ちゃんも乗って。」
雛「こらっ!陸くんが先に腰を下ろしたら、あたしが乗れないじゃない!」
陸「えへへ。やっぱり?はいよ。早く乗って。」
雛「何がやっぱりよ、んもぉ!は〜い。乗ったわよ。」
陸「じゃあ遠慮なく。」
雛「きゃっ!やだ!」
陸「雛ちゃん体重軽いんだね。」
雛「ちょっとぉ〜。体重をかけたままにしないでよぉ〜!」
陸「雛ちゃん、高い所好き?」
雛「高い所が好きとかの問題じゃないわよ。遊び方を知らないの?シーソーというのはね、2人が交互に上がったり下がったり…。」
陸「わかってるって。小学校にもあったし。」
雛「そうよね。」
0138公園(3)2014/11/05(水) 00:43:54.66ID:9l2gB8k/
陸「次はジャングルジムだ!いくぜぃ!」
雛「元気ね、中学生の男の子は。」
陸「雛ちゃんが先に登って。僕が下から支えてあげるよ。」
雛「ねえ!」
陸「はい?」
雛「陸くんの思ってる事くらい想像つくんだからねっ。」
陸「なにかなー?。」
雛「どうせスカートの中をのぞくんでしょう?」
陸「バレた?」
雛「当たり前でしょ。」
陸「じゃあ、先に見せてよ。(ペロッと)」
雛「ひゃっ!陸くんやめて!エッチ!」
陸「超ミニ最高!花柄最高!」
雛「やだ(#^.^#)」
0139名無しさん@ピンキー2014/11/07(金) 08:56:36.73ID:b75wYo7P
メディカルサイト歯科相模原日吉サンテラス歯科藤沢なのはな内科スマイル歯科アイ整形外科亀有リリオ歯科八王寺アクロスみなみの歯科足立ハート歯科新宿くろさか歯科熊本ファミリー歯科伊勢原桜台歯科森林公園滑川モール歯科小田原めぐみ歯科ホワイトスタイル保土ヶ谷西谷歯科
0140公園(4)2015/04/02(木) 11:47:05.96ID:mDdRX9Fn
雛「あれ?あそこの男の人、ずっとこっち見てない?」
陸「どこ?……」
雛「近づいてくるわ。」
陸「あ!ヤバい!」
雛「どしたの?知ってる人?」
陸「同じクラスのやつ。かなりの不良なんだ。雛ちゃん、気をつけた方がいいよ。」
雛「うん。……すごい大きい人ね。」
……………
男「よぉ!やっぱり陸じゃねえかよ。今日は女と一緒か?」
陸「あ、いや、その…。」
男「おまえ、彼女いたんか?」
陸「彼女じゃないです。」
雛「こんにちは。」
男「よっ!けっこう可愛いじゃん!名前なんて言うのかな?」
雛「雛です。あたしの弟が陸くんの先輩らしくて。」
陸「まあ、そんな感じで。えへへ。」

男「ちょっと待てや。この子は陸の先輩の姉ちゃんということかい?」
陸「はい。僕の先輩のお姉さんです。」
男「なんだよ、俺より年上の女か。あれ?よく見りゃ厚底靴?背、ちっちゃくね?」
陸「いや、僕が背が高いから、雛さんが小さく見えるんですよ。」
男「おい、陸。この子を俺に一瞬貸せや。」
陸「貸すも何も、彼女じゃないし。」
雛「あのー、あたし見た目が子供だけど、もう大人なんで、ナメないで下さいっ!」
男「なんだと?」
陸「マズいよ雛ちゃん、怒らしちゃ。」
男「雛ちゃんか。いいねー。ちょっと俺と遊ぼうぜ。可愛がってやるからさ。なあ。」
雛「イヤです!」
男「じゃあよー、その厚底脱げや。」
陸「ここは逆らわない方が…。」
雛「わかったわ。脱げばいいのね?はい…あたしの身長は138よっ!悪かったわねチビで!」
男「おーー!ちっちゃ!持って帰ろっと!」
(男は雛を軽々と持ち上げて歩いていく)
雛「きゃああ〜!イヤ〜!」
陸「雛ちゃん!」
男「いいだろ?ちょっと楽しいことヤるだげだからさ。」
雛「陸くん!助けて〜!!」
0141公園(5)2015/04/02(木) 12:24:32.14ID:mDdRX9Fn
陸「雛ちゃんパンツ丸見え。」
男「なに?俺にも見せろよ。」
(男、雛を降ろす)
陸「雛ちゃん逃げて!!」
男「あ!」
雛「ありがとー!またねー陸くん!」
男「くそっ!逃げられた!陸、もう離せよ。もう、あの子を追わねえから。」
陸「雛ちゃんの弟さん、高校生で、メチャクチャ大きくて強い方なんで、雛ちゃんをイジメない方がいいです。」
男「俺も高校生には負けるからなあ〜。女子大生には楽勝だけどね〜。うひゃひゃ〜。しかし…、軽かったなあ。なあ、あのチビちゃん体重いくつかなあ?」
陸「知らない。(また襲う気だな)」
0142名無しさん@ピンキー2015/04/03(金) 04:47:10.78ID:ye6iVuwy
童貞とアナルは置いといて↓
ひまつぶしにやってみた結果 奇跡が起きた!

◆をch.neに変えてみて
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超本命が圧巻だった..
0143名無しさん@ピンキー2015/04/15(水) 15:49:57.47ID:2h64GQY5
雛「あたし襲われちゃった。」
剛「えっ!いつ?何に?どこで?どうやって?それで姉ちゃん、どうなった?」
雛「いっぺんに聞かないのっ!」
剛「犬?猫?」
雛「あのねぇ〜、まあ犬は大きいのがいるかもしれないけど、猫には勝てるし〜、猫は好きだし〜。」
剛「あ、やっぱりアリか?」
雛「アリって、地面とかにいる虫の蟻のこと?」
剛「蟻に襲われるのもアリだよね?」
雛「蟻はナシよ。」
剛「蟻は虫だと思うけど。」
雛「思う以前に蟻は絶対に虫だから。」
剛「姉ちゃんは蟻が好きなんだね。」
雛「そういう話じゃなくてさあ〜。襲われたと言って、どうして動物の方にいくかなあ〜?」
剛「だって、姉ちゃんをどう見たって無傷だし、変わった所は無いしねー。」
雛「ふ〜ん。」
剛「まさか、相手は人?」
雛「そう………。」
剛「姉ちゃん?」
雛「………(泣)。」
剛「マジでどうした?」
0144名無しさん@ピンキー2015/04/16(木) 12:51:12.69ID:+aqnQtZu
雛「陸くんの友達なのかな、同じクラスかな、凄いヤンキーっぽい男の子がいてね。あたしを持ち上げて運ばれそうになったの。」
剛「陸の同級生だったら相手は子供じゃねえか。」
雛「でも体は、あたしより全然大きいから。たぶん力でも勝てないわよ。」
剛「姉ちゃん体重軽いからね。なるほどね、よくそれで無事に帰ってこれたもんだな(笑)。」
雛「笑わないで。やだー、あたしが襲われた方が良かったみたいじゃない。怖かったのに。」
剛「じゃあなんで?超か弱い姉ちゃんがなんで逃げられたんだ?」
雛「あ、言うの忘れてたわ。陸くんが助けてくれたの。」
剛「おー!そうか。陸も男だねぇー。そいつに立ち向かって行ったんだ。へぇ〜。」
雛「ん〜とぉ〜、立ち向かっては…いない………あの……あたしのパンツが……あっいや、なんでもない……助けてくれたのはホントよっ。」
剛「ん?パンツ?……そういや姉ちゃん、今日はどんなの穿いてるのかな〜。おい姉ちゃん、ちょっと見せろ。」
雛「言い方がエロオヤジみたい!そう簡単に見せられないわ!」
剛「いや、すげー簡単だぜ。ちっこい姉ちゃんなんか捕まえてしまえばね。」
雛「じゃあもぉ〜好きにすればっ!」
剛「今はいいや。」
雛「なにそれ〜。」
0145名無しさん@ピンキー2015/04/23(木) 05:02:13.39ID:f/agTyIl
萌「こんにちは〜。」
雛「萌ちゃん待ってたわよ〜。」
剛「おー、俺も待ってたよ。」
雛「あんたは待たなくていいからっ。」
剛「なんでだよ?」
雛「萌ちゃんを呼んだの、あたしだから。」
萌「あら、あたしは剛くんに会いたかったわよ。」
剛「残念だな姉ちゃん。萌さんは俺に会いに来たんだよ。」
雛「バカね。萌ちゃんは社交辞令を言っただけなのに。ねぇ〜そうでしょ?萌ちゃん。」
萌「うふふ(笑)」
剛「姉ちゃん、しゃこーじれーって何?」
雛「そんなことも知らないのぉ〜?剛ったら大きい体のクセに脳みそは小さいのね。」
萌「雛ちゃん、ここぞとばかりに反撃してる〜。」
剛「学校で習ってねえよ。そんなことわざ。」
雛「社交辞令って、ことわざだっけ?」
萌「それ四文字熟語じゃない?」
雛「そうそう。四文字熟語ね。剛は四文字熟語って知ってる?」
剛「バカにすんなよ。それくらい知ってるよ。たとえば、そうだな〜、姉貴強姦とか。イヒヒヒヒ…。」
雛「……。」
萌「剛くん。雛ちゃんが怯えるから、冗談でも言っちゃダメ。」
剛「思い付いた言葉を言っただけだよ。」
萌「おかしいわよ。言葉のチョイスが。」
雛「大丈夫よ萌ちゃん。剛って、そういうイジワルを言うのは日常茶飯事だから。」
剛「にちじょうなんとかって何?」
雛「(笑)」
萌「(笑)」
0146名無しさん@ピンキー2015/04/26(日) 13:18:51.28ID:QFBssArE
剛「お二人さん、ちょこっと肩を抱かせてもらうぜ。」
萌「あら剛くんったら手が早いこと。」
雛「んも〜すぐカラダに触ろうとするスケベな弟だわ。」
剛「だって小さな女の子が2人も居たらさー、たまんねえよな。」
萌「剛くん、両手に花っていう感じで嬉しいのよね。」
雛「あたしは花じゃなくて雛よっ。」
剛「あとは、美女と野獣だろ?」
萌「美女はともかく〜、野獣は違うわね。剛くんはカッコいいもん。」
剛「だろ?聞いたかよ姉ちゃん。俺、カッコいいってさ。」
雛「萌ちゃんが誉めるとコイツ調子に乗るから、あまりそういうこと言わないでね。」
萌「ねっ、もし調子に乗ったらぁ〜、どうするのかしら?」
剛「そりゃあ楽しませてもらうよ。」
雛「どうせ体格差にモノを言わせて何かするんでしょう。」
萌「体格差かぁ〜。あたしと剛くんなら超身長差カップルよね。」
剛「俺の胸板に顔があるから可愛くて可愛くて。」
萌「あたしより背の低い雛ちゃんは、もっと可愛く見えるでしょう?」
剛「いくら超可愛い姉ちゃんでも、姉ちゃんとは恋人になれないしね。」
萌「あら?近親相姦願望があったりして?」
雛「剛!調子に乗って、いつまでも肩を抱いてんじゃないわよ!」
剛「何怒ってんだよ?」
萌「調子に乗せた、あたしのせい?」
0147最新設定スペック2015/04/29(水) 14:55:40.46ID:VUL0v7CU
弟:剛(つよし)
17歳(高校2年)
身長:190p
体重:90s
胸囲:105p
靴のサイズ:28p
握力:右60s

弟の後輩:陸(りく)
14歳(中学2年)
身長:180p
体重:75s
胸囲:95p
靴のサイズ:27p
握力:右50s

姉の友達:萌(もえ)
21歳(大学4年)
身長:145p
体重:35s
バスト:77p
ウエスト:57p
ヒップ:82p
靴のサイズ:21p
握力:右16s

姉:雛(ひな)
21歳(大学4年)
身長:138p
体重:32s
バスト:75p
ウエスト:55p
ヒップ:80p
靴のサイズ:20p
握力:右15s
0148名無しさん@ピンキー2015/04/29(水) 16:02:44.40ID:VUL0v7CU
陸「もし、萌さんたち女の子2人と僕で綱引きをやったら、どっちが勝つかな?」
剛「そりゃあ、陸の楽勝だろうよ。」
萌「2対1ならぁ〜わからないわよぉ〜。」
雛「あたし達が2人いたって、男の人ひとりに勝てっこないわよ、萌ちゃん。」
剛「姉ちゃんの握力いくつあるか考えてみ?たしか、たったの…。」
雛「口に出して言わなくていいから!15キロよ。」
陸「自分で言った(笑)。」
萌「まあ確かに腕力では適わないけど、綱引きは技術も関係するんじゃない?」
剛「じゃあ、綱引き、やってみれば?」
陸「部屋の中じゃ無理っすよ。」
萌「でもぉ〜、肝心の綱は?」
雛「ツナならあるわよっ。」
剛「ウソ、あるの?」
萌「どこに?」
雛「冷蔵庫よ。」
剛「冷蔵庫?あ、上か。おい陸、姉ちゃん達は手が届かないから、おまえが取ってこいや。」
萌「あたしなら、なんとか届くわ。まかせてっ。」
陸「でも、僕からは既にに見えてます。」
萌「え?もう見えてるの?何よもぉ〜。」
陸「見えてるっていうか、見えないっす。」
剛「どっちだよ!!」
陸「冷蔵庫の上に綱は無いっす。」
萌「へぇ〜無いんだ〜。チビッコには見えませんわ(笑)。」
雛「上じゃないもん。中だもん。」
萌「中??え〜?冷蔵庫の中なのぉ〜?」
剛「綱って冷やさないとダメか?」
陸「いやー、綱を冷やすのは僕も聞いたことないです。」
雛「あたしが出して来るわ。待ってて。」
萌「雛ちゃん背が小さいから中に入れるしかなかったのね。」
剛「だったら保管場所は押し入れとかで良くね?」
雛「は〜い、コレよ!」
萌「ん!?……缶詰め?」
陸「あれ?缶のサイズが小さ過ぎますよ。」
雛「だからぁ……見て!」
剛「それ、ツナ缶じゃん!!」
萌「美味しいヤツのツナじゃん!!」
陸「それで引っ張ったらすぐちぎれます!」
剛「結局、綱は無いんかい!」
雛「だから、コレがツナよ!」
萌「ツナ違いです!」
0149名無しさん@ピンキー2015/05/07(木) 09:10:25.71ID:RFaT5fWL
(ピンポーン)
雛「は〜い!どなたですか〜?」
男「あの〜、陸くんは居ますか〜?」
雛「え?あらっ?あっ、あなたは……もしかして……陸くんの…お友達の…。」
男「おっ!俺の事、覚えてくれてるのかな?そりゃあ嬉しいねぇ、エヘヘ…。」
雛「何の用ですか?ここは陸くんの家じゃないし、今は居ないわよ。」
男「知ってるよ。」
雛「じゃあ、誰に用なんですか?」
男「なんか、その、陸の先輩っていう……。」
雛「あっ、弟の剛の事よね?」
男「へえ〜、弟の名前、剛っていうんだ〜。ふ〜ん。」
雛「残念だけど、弟も居ないわよ。」
男「じゃあ、今はキミひとり?」
雛「え?うん。だから、今日は帰って。」
男「なんだよ、冷たいこと言うなよ。俺には全然、残念じゃないさ。とりあえず、上がらせてもらうぜ。」
(男が内側から鍵をかける。)
雛「何なんですか?」
(雛、男を見上げながら押し返そうと男の胸を押すが、か弱い女の力では、男の体はビクともしない。男が靴を脱いで上がると、雛との身長差がさらに広がる。)
男「やっぱ、ちっちぇ〜なあ〜。身長いくつだっけ?」
雛「138です。」
男「俺、183だから、いくつ違うかなあ?」
雛「知らないわよっ。」
(男は雛の両肩をガッチリつかむ。)
男「それくらい計算できるだろ?」
雛「身長差は45センチです!わかったからもう離して。中学生はもう帰った方がいいんじゃない?」
男「ちょっとでいいから遊ぼーよ。ねえねえ、チビッコ女子大生の雛ちゃん。」
雛「大人の女性に向かって雛ちゃんなんて。」
男「こんなに子供みたいな小さい女の子に雛ちゃんはピッタリじゃん。」
0150名無しさん@ピンキー2015/05/07(木) 10:16:22.96ID:RFaT5fWL
男「まず最初にハグからだな。」
(超小柄な雛を上から覆い被さるように抱きしめる大男。)
雛「あ……やめて…。」
(必死に抵抗する雛だが、男の力に適うわけがなく、軽々と抱き上げられてしまう。)
男「俺、こういうお姫様抱っこっていうの?やってみたかったんだよね。」
雛「女の子を抱き上げたの、あたしが初めてなの?」
男「なんだよ、お姫様抱っこ、楽勝じゃん。」
雛「だって体重が軽いもん、あたし。」
(寝室を探す男。)
男「ベッドはどこかな〜?」
雛「やだ。何をするつもりなの?」
男「あっ!あそこ。」
雛「え?なに?」
(男は居間でソファーを見つけ、雛を寝かせる。)
男「ここで遊ぼーか。」
雛「遊ぶって何よ?」
(すぐ逃げ出そうとする雛。)
男「まあ、ちょっと待てや。」
(雛の両手首をつかむ男。力の弱い雛は全く動けない。)
雛「いや〜っ!」
男「軽く押さえてるだけだぜ。雛ちゃんの腕力って、そんなもんかな?」
雛「ねえ、やめて。何したいの?」
(雛の両手首を右手だけでつかむ男。)
男「こんなチビを押さえ付けるの、片手で充分だな。左手が余ってるけど。どうしよっかな〜?」
雛「やだ〜もう〜…。」
(必死に抵抗する雛。)
男「必死に抵抗するところが興奮するぜ。おっぱい揉んでやる!」
(雛の胸を服の上から触る男。)
雛「いやああああ!」
男「体は小さいわりに胸あるじゃん。」
雛「(服は脱がないのね。)」
男「次は、こっち。」
(雛のミニスカートをめくる男。パンツが丸見えになる。)
雛「こんなことして、弟に言いつけてやるわよ。」
男「弟?」
雛「ええ。弟は、あなたより体が大きいし強いんだからっ!」
男「そういや、陸がチラッと言ってたな。かなりデカいって。」
雛「うん、大男よ。あなたなんかボコボコよ。いいの?」
男「いや、よくない。今日は悪かった。もう帰るね。」
雛「もうそろそろ弟が帰ってくるかも。」
男「それを早く言えよ。じゃ、さよなら。」
(ソッコーで出ていく男。)
雛「結局、弱い者いじめする、野蛮な中学生ってことね。もっと早く言えば良かったかなあ。今、弟が二階に居ますとか。」
0151名無しさん@ピンキー2015/05/07(木) 11:18:29.45ID:RFaT5fWL
剛「ただいま〜。」
雛「あ、剛、お帰りなさい。メ」
剛「ん?姉ちゃん、泣いてんの?」
雛「ううん、何でもない。ちょっと怖いことがあっただけだから心配しないで。」
剛「どうせホラー映画のDVDでも見たんだろ。」
雛「うん……(中学生にレイプされそうになったなんて言えないわ…。)」
剛「なんか涙目だね。どうした?」
雛「ねえ、あたしを剛の膝の上に抱っこしてくれない?」
剛「おっ!いいの?そんな萌えるシチュエーションは大歓迎!」
雛「リビングのソファーでいいわ。」
(ソファーに座る弟。)
剛「オッケー。さあ、おいで、姉ちゃん。」
(弟の膝の上に座る姉。)
雛「あ、スカートが。」
剛「捲れても大丈夫さ。生足全開オッケー!」
雛「エッチ!」
剛「姉ちゃんは超ミニが好きだね。」
雛「ファッションよ、ファッション。」
(姉をスッポリと抱きしめる弟。)
剛「何があったか知らないが、珍しいな。姉ちゃんの方から体を触ってくれって言うとはね。」
雛「触ってとは言ってやいわよ。」
剛「でも、姉ちゃんは俺の腕の中に捕獲されてるからね。触るなと言われてもね…(笑)。」
(ドサクサ紛れに姉の胸を揉む弟。)
雛「んも〜、オッパイはダメ!でも、ぎゅーっとして。」
剛「え?オッパイをぎゅーっと?」
雛「違うわよっ!あたしの体をぎゅーっとしてて。」
剛「いまさらながら、姉ちゃんの体、ちっちゃいよ。これ以上は成長しなくていいから。」
雛「ちっちゃいコが好きなのね。ちっちゃい彼女を探せばいいじゃん。」
剛「ちっちゃくて可愛い子が好きなのは事実だけど、ロリコンとは違うからね。」
雛「萌ちゃんにしとく?ちっちゃくて年上よ。」
剛「俺、法律上、まだ結婚できないよ。」
雛「法律上?あ〜、剛はまだ若かったのね。っていうか結婚なんて話が飛躍しすぎっ!」
剛「(ちょっと姉ちゃんの胸を…そ〜っと。)」
雛「ねえ…気づかないとでも思ってる?」
剛「……。」
0153名無しさん@ピンキー2016/11/07(月) 01:58:14.16ID:2eiKlDDA
剛「俺の今の身長193センチだよ。」
雛「うん。知ってる。」
剛「あれ、姉ちゃんリアクション薄くね?」
雛「だいぶ前から変わってないでしょ?」
剛「いや、変わったよ。3センチ。」
雛「え?そうなの?」
剛「嬉しい?悲しい?どっち?」
雛「どっちって言われてもね。」
剛「姉ちゃんの身長はどのくらい?」
雛「知ってるくせに。」
剛「少しは伸びた?」
雛「もう伸びる年齢でもないしね。」
剛「じゃあ、姉ちゃんの身長は138センチか。ちょっと姉ちゃん立って。どのくらい違うか確認しないとね。」
雛「なによ。今さら背比べ?なんかもう悪意しか感じない。」
剛「早く姉ちゃん立って。」
雛「もう立ってるわよ!」
剛「マジか。姉ちゃんが見えないけど。」
雛「わざとでしょ〜。真っ直ぐ前を見ちゃダメ!下を見てよ!下を!」
剛「おう、いたいた。」
雛「ほらねっ、いたでしょ、ちっちゃくて可愛い女の子が。」
剛「自分で言うかな。」
雛「だって身長差が55センチもあるのよ。そのくらい言わせてよ。」
剛「じゃあ、これからも遊ばせろ。」
雛「じゃあの意味がわかんない。遊ばせろの意味もわかんない。」
剛「ほら、ジャンプして。」
雛「ジャンプして、なに?」
剛「俺の頭を触ってみろ。」
雛「あ、てっきりキスかと思ったわ。」
剛「姉ちゃんから俺にキスなんか届くわけねえだろ。55センチもジャンプしないとダメだからな。」
雛「あら、剛にしては計算が早いわね。」
剛「計算なんかしてない気がするけど。」
0154名無しさん@ピンキー2016/11/07(月) 17:04:09.96ID:2eiKlDDA
剛「なに落ち込んでんだよ?」
雛「落ち込んでるんじゃないの。落ちたの。」
剛「落ちた?どこから?」
雛「あ〜あ、落ちちゃった。」
剛「どこから?階段から?どこもケガしてねえみたいだけど。」
雛「コンサート落ちたの。残念ながら落選よ。」
剛「なあんだ。ライブの抽選かよ。」
雛「小さい会場でスタンディング形式なのね。倍率が厳しいのよね。」
剛「スタンディングってことは、立ち見ってこと?」
雛「そうよ。」
剛「なら、姉ちゃんは無理じゃね?」
雛「無理って何が?」
剛「だってさ、姉ちゃんには厳しいだろ。いくらなんでも、身長が138センチのおチビちゃんじゃ、前が見えねえよ。」
雛「いやん。おチビちゃんはイヤっ。もっと優しい言い方ないの?失恋しちゃうわ。」
剛「姉ちゃんの前に男ばっかりだったら無理だろ。」
雛「確かに。」
剛「まあ、俺が姉ちゃんの小さい身体を軽々と持ち上げてやるから心配すんな。」
雛「そうなの?ありがと。でも、いちいち、あたしの身体が小さいとか言わなくていいわよ。」
剛「さすがの俺も最初から最後までずっとは持ち上げてらんねえ。」
雛「あたし、32キロしかないし、軽いし大丈夫よ。」
剛「いや、きついよ。」
雛「でもね、剛。忘れてるみたいだけど。」
剛「何?」
雛「そもそも最初に、あたし、抽選に落ちたって言ったわよね。」
剛「……。」
雛「あたしを持ち上げるとか嬉しそうに言うけどさ、あんたのもペアで落選したんだからね。」
剛「俺も一緒に行く予定だったのか。ありがと姉ちゃん。今ここで持ち上げたる。うおぉりゃああ!」
雛「きゃっ!いきなりは怖いよぉ。」
剛「やっぱり長時間は持ち上げはムリだ。いくら軽くてもよ。姉ちゃんわかる?」
雛「わかんない。」
0155名無しさん@ピンキー2016/11/07(月) 17:05:41.81ID:2eiKlDDA
失恋→失礼
0156主要登場人物(新設定)2016/11/08(火) 23:31:55.88ID:fc+RxciV
姉 雛(ひな) 23歳 保育士
弟 剛(つよし)17歳 高校2年生
姉の親友 萌(もえ) 23歳 保育士
弟の後輩 陸(りく) 15歳 中学3年生
0157体格体力スペック2016/11/09(水) 00:06:23.89ID:fCfeEUZH
【剛】
身長193センチ 体重93キロ
胸囲107センチ 握力75キロ
足のサイズ 28センチ
【陸】
身長184センチ 体重75キロ
胸囲 98センチ 握力48キロ
足のサイズ 26センチ
【萌】
身長144センチ 体重37キロ
BWH 77−58−83 
足のサイズ 21センチ 握力17キロ
【雛】
身長138センチ 体重32キロ
BWH 75−55−80
足のサイズ 20センチ 握力13キロ
0158名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 01:37:43.57ID:fCfeEUZH
雛「最近どう?学校は?」
剛「どうって、別に、普通だよ。」
雛「普通って何よ。何か面白いことないの?」
剛「まあ、面白いっていうか、想像すると笑えることはあるよ。」
雛「笑えること?」
剛「姉ちゃんの仕事が……。ククク……(笑)。」
雛「あたし?それ、学校と関係ないじゃん。」
剛「保育園の子どもと姉ちゃん、もしかして身長が同じくらいだろ?ぎゃははははっ……。」
雛「あたし、そんなに低くないわよっ!子どもたち全員、あたしより小さいんだけどっ!」
剛「そうムキになるなよ。ちょっとしたジョークじゃねえか。」
雛「みんな可愛いのよ。男の子も女の子も。」
剛「そのうち姉ちゃんの身長すぐ追い抜かれるかもな。へへへ。」
雛「バカね。追い抜かれる前に子どもたちは小学校に上がっちゃいますよーだ。」
剛「小学校の4年生くらいだっけ?」
雛「ん?なにぃ〜?何のコトか、さっぱり。全然わかんない😭💦💦」
剛「小学校4年生の平均身長と姉ちゃんが……。おっと、姉ちゃん泣くから言わないでおこうっと。」
雛「もうほとんど言ってた……。」
0159名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 02:10:38.70ID:fCfeEUZH
陸「先輩のお姉さんに久しぶりに会いたくて来ちゃいました。」
剛「今は仕事で居ないんだよ。残念だな。」
陸「僕も少し背が伸びたんで。」
剛「僕もっていうか、姉ちゃんは変わってねえよ。ちっちゃいままだ。おまえは何センチになったんだ?」
陸「184です。」
剛「姉ちゃんは138だから……計算してくれ。差はいくつだ?」
陸「めんどくさいっす。」
剛「姉ちゃんには頭が悪いとか言われるんだよなあ。」
陸「でも全然怖くないとかですか?」
剛「そりゃおまえ、あんなチビいつでも捕まえてしまえば自由自在だし、圧倒的な体格差で楽勝だからよ。」
陸「さすがにお姉さん、ちょっと可哀想かも。」
剛「いやいや、ちゃんと手加減してるさ。おまえも、適当に可愛がってやれよ。」
陸「でも、8歳も年上の女性を可愛がっていいんすか?」
剛「まず、何をしても、ケガさせたらダメだからな。」
陸「前より身長差が広がって楽しみです。お姉さんの顔、僕のどのあたりですかね?」
剛「もう雛ちゃんと呼んでいいよ。見た目は子供だから、ちゃん付けでいいんじゃね?」
陸「そう言えば、前から雛ちゃんって呼んでた気がします。」
剛「そうだったか。」
陸「たとえば、46センチ差だったら、どういう感じですかね?」
剛「俺の場合、姉ちゃんの顔は俺の胸よりは下なんだよな。
っていうか、おまえ計算してたのかよ。」
陸「(笑)」
0160名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 03:18:02.85ID:fCfeEUZH
萌「最近の弟さん、どう?」
雛「どうって?」
萌「育ち盛りでしょ?」
雛「うん、まだ高校生だしね。」
萌「もっと大きくなるかもよ。」
雛「あ、そういえば、身長がまた伸びたらしいわ。」
萌「いくついくつ?ねえ、何センチ?何センチになったの?」
雛「萌ちゃんったら、興味津々?」
萌「そりゃそうよ。でっかい弟と……」
雛「あ〜待って大丈夫、言いたいことわかるから。」
萌「まあアレか。氷山の一角か。五十歩百歩か。」
雛「使い方が違うわよ。ただ知ってることわざを言いたいだけ……」
萌「あ〜待って大丈夫。雛ちゃんの言いたいこと私もわかるから。」
雛「萌ちゃんが言いたいのは、私と剛の身長差が凄いのは以前から変わらないと?」
萌「剛くんを見上げる角度が微妙に違うとかはない?」
雛「そんなの感じないわよ。あたしのとっては、だいぶ前から大男だもん。193センチって言ってたわ。」
萌「マジで?ヤバいじゃん。雛ちゃん、たったの138しかないのに。」
雛「しかも剛、ずっと筋トレ続けてるから、逞しくなっちゃって。」
萌「うわっ、見てみたいな。今度。」
雛「何を見たいって?」
萌「筋肉とか。」
雛「ただの筋肉バカよ。」
萌「体の大きさとか。」
雛「体?誰の?」
萌「……の違い、とか(笑)。」
雛「あ。結局、あたしと剛の体格差を見たいのね?萌ちゃんフェチなんだからあ。」
萌「だって萌えるのよ。萌えない?」
雛「名前が萌だけに。」
萌「うまい!」
雛「あたしは萌えたりしません。剛からは完全に見下されてるのに。」
萌「文字通り、上からね。」
雛「上から目線……。っていうか、萌ちゃんだってチビなんだからね。145センチの萌ちゃんなんか、剛から見たら超が付くくらいの小柄な女の子なんだからね。」
萌「いや雛ちゃん、あのね、あたし144なの。」
雛「え?縮んだのっ?(笑)1センチちっちゃくなったんだ(笑)(笑)。」
萌「雛ちゃん笑いすぎ。」
雛「こちらの世界へようこそ(笑)。」
萌「どういう世界よ(笑)。1センチ変わっただけじゃん。」
0161名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 04:14:13.60ID:fCfeEUZH
陸「今の先輩と雛ちゃんの背比べって、どんな感じですか?」
剛「お?興味津々だな。陸も小さい女の子が好みだっけ?」
陸「年上限定ですよ。年下は小さいの当たり前ですから。」
剛「で?背比べが何だって?」
陸「先輩の身長、190ありましたよね?」
剛「おう。193だ。」
陸「雛ちゃんが138だから……。」
剛「56だ。計算遅いな、陸は。」
陸「計算早くても間違ってたら意味ないっす。55センチですよ先輩。」
剛「お?55センチか。ゴーゴー。レッツゴーってか。」
陸「でも先輩。身長差55センチって超ヤバいっす。激しすぎですよ。」
剛「おう。激しすぎか。わかるわかる。じゃあ、たとえばだぞ。たとえば、姉ちゃんが普通に立ってるとするだろ。」
陸「はい。それから、先輩はどういう態勢ですか?」
剛「まあ焦るな。興奮するなよ。」
陸「はい。興奮するシチュエーションなんすね。」
剛「もし俺も普通に立ったら、当然、姉ちゃんの顔が遥か下にあるわけだ。わかる?」
陸「もちろん想像の範囲内です。」
剛「しかし、俺はなんと、床に膝を付けるのさ。」
陸「膝を立てるんすね。あ。もしかして、その状態で背比べっすか?それでも先輩の勝ちとか。」
剛「これがな、俺が少し高いのさ。もちろん目線の高さは凄く近いけどよ。」
陸「雛ちゃん、屈辱っすね。想像したら、雛ちゃんが超可愛くて、たまんないっす。」
剛「そのまま、姉ちゃん、いや、このさい雛ちゃんでいいや。雛ちゃんの細くて小さな体を抱き寄せて、抱きしめてやったぜ。ひひひ。」
陸「ひゃあ〜、興奮しますね。雛ちゃん、よく嫌がらないですよね。」
剛「いや、かなり嫌がってたよ。必死で抵抗してたよ。」
陸「逃げようとはしたんですね。」
剛「そんなもん逃げようたって、か弱い子供みてえな女の力で俺みたいな大男に勝てるわけねえだろ。余裕余裕(笑)。」
陸「うわっ、そのセリフを雛ちゃんが聞いたら、雛ちゃん怖くて絶対泣いちゃいますよ。僕もやってみたいけど。」
剛「なんだよ、おまえもか。でもまあ、陸の身長でも身長差は凄いからな。まあ心配するなな。姉ちゃんは俺にとっちゃ小さい妹みたいなもんだ。姉ちゃん、あ、いや雛ちゃんも身長ネタには慣れてると思うぞ。陸も楽しんでいいよ。」
陸「あ、ありがとうございます。先輩の許可が出ました。しかし、雛ちゃんの許可は必要ないんですね。それと、先輩は、まだ雛ちゃんって言い慣れてないみたいで。」
剛「そりゃおまえ、普段は姉ちゃんって呼んでるからよ。」
陸「さっきは、確か妹みたいって……。」
剛「……。」
0162名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 04:42:30.74ID:fCfeEUZH
萌「雛ちゃん。剛くん、雛ちゃんに優しくしてくれる?」
雛「うん。あたしに対して優越感バリバリっていうのが見え見えだけど。」
萌「そっかあ、まだ高校生だしね。遊びたい年ごろよね。お姉ちゃんが自分よりも55センチも小さいくてさ、超か弱い女ときたらさ。オモチャにしたくなっちゃうわよね。」
雛「なんか言葉のチョイスがヒドくない?萌ちゃんだってウチの大男に襲われたら大変よ。」
萌「ゴメンゴメン。もちろん、あたしは、か弱い女の子の味方です。雛ちゃんを守るからね。」
雛「萌ちゃんの気持ちは嬉しい。でもね、今の剛はまだまだ萌ちゃんにもチョッカイ出してくるわよ。あんまり怒らせないことね。」
萌「わかった。警戒します。でも剛くんって逞しく成長したのよね。かっこいいのよね。」
雛「わかってないなあ、こりゃ。一度、襲われてみれば?」
萌「その時は、雛ちゃんが助けてくれる。」
雛「あたしの腕力では無理です。」
萌「だよね……。気をつけま〜すっ!」
雛「でも、どう気をつければいいのかしら?」
0163名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 22:11:53.90ID:/BBTjRWf
萌「剛くんって狼になったりしないの?」
雛「狼?あの、狼?」
萌「うん。雛ちゃんみたいな小さくて可愛いお姉ちゃんが居たら、ムラムラしてもおかしくないわよ。」
雛「一応ほら、姉弟だしね。」
萌「狼さんに食べられちゃう小鳥の雛、みたいな。」
雛「ないない。それは今までもないし。」
萌「でも陸くんなら可能性なくない?」
雛「赤の他人ですものね。それ言うなら、萌ちゃんはウチの狼と陸くんと両方に食べられちゃう可能性が。」
萌「あ〜、そうなんだ。」
雛「怖くないの?」
萌「あの二人が?」
雛「あたしなんてさ、剛の広い背中を見るとね、威圧感があって、いつ抱っこされるかわかんない緊張感っていうの、あるわ。」
萌「(笑)いつ抱っこされる……(笑)」
雛「ホントにそうよ。萌ちゃんは、たまにだから良いかもしれないけど。」
萌「陸くんも中学生だと思ってたらダメね。
もう大人の男だわ。」
雛「ヤバいヤバい。結婚もできちゃう。」
萌「あ、陸くんはまだダメなんじゃ……。」
0164名無しさん@ピンキー2016/11/09(水) 22:55:53.21ID:/BBTjRWf
雛「ねえ剛、鼻毛が見えてるわよ。あたしが剛の顔を見上げると、はっきり目立つの。」
剛「あっそう。それなら俺も。」
雛「何なのよ。」
剛「姉ちゃんのオッパイが丸見えだせ。」
雛「いやん、覗いてるのね。エッチ!」
剛「エッチ言われても、しょうがないだろ。
上からは見やすい眺めで助かるぜ。」
雛「やだあ。じゃあ、陸くんも同じ?」
剛「当たり前だよ。身長差を考えたらわかるだろ。」
雛「あちゃー。」
剛「あ〜でもよ、服の種類にも変わるぜ。」
雛「それはそうよね。」
剛「まあ俺の好物としてはだな、露出を多めで。よろしく姉ちゃん。」
雛「何がよろしく、よ。この〜エロ男!」
剛「と、いいながらも〜?」
雛「はい。あたし、短めのスカートとか大好きなのよね。あと、この豊満な胸を強調した感じのお洋服とかね。」
剛「だよな。」
雛「あたし、小さい身体にしては胸あるんだから。」
剛「俺の胸、107センチ。姉ちゃんは?」
雛「75センチよ。アンダーが小さいから豊満に見えてるのよ。」
剛「胸でも俺が32センチ勝ってる。」
雛「マッチョくんが女の子と比べても仕方ないでしょう?違う?」
剛「じゃあ、ちょっと俺に揉ませろ。」
雛「はあ〜??」
剛「オッパイ大きくなるかもしれねえぜ。」
雛「やだっ!セクハラよっ!」
剛「なら、後ろから抱きしめるだけ。それならいいよな。ほれっ、ソッコーで捕獲完了!うひひょー!」
雛「んもう〜、手のひらの位置!完全に触ってるわ。」
剛「俺の太い腕の中に、この小さな身体の柔らかい感触。ごちそうさんで〜す。」
雛「もう離してよ。」
剛「もう少し楽しませろや。」
雛「そんな乱暴な言葉使いしないで。」
剛「自力で脱出してみろ。」
雛「あたしの力でムリって知ってて遊んでるのね。ヒドイ。」
剛「服の上からでもOK。」
雛「何がOKよ。」
剛「Dカップかな?」
雛「ホントはね、Bなの。」
剛「ほらな、大きくなっただろ。」
雛「単に剛の思い違い。最初からBカップ。」
剛「ホントか?じゃあ、ブラジャーを確かめないとな。見ていい?」
雛「やだっ!この変態!」
0165名無しさん@ピンキー2016/11/20(日) 23:34:59.70ID:IGM+tSX4
陸「(あれ?もしかして、あの小さな女の子は……、やっぱ、そうだ💡)」
陸「雛ちゃ〜ん!」
雛「え?あっ💡!あらっ!陸くんね?」
陸「こんにちわ!雛ちゃん!」
雛「陸くん、こんにちわ。」
陸「雛ちゃんどこ行くの?」
雛「(相変わらずタメ口かあ……まあいいわ)」
陸「買い物?」
雛「うん。もう終わって帰るとこよ。」
陸「なんか重そうだね。持とうか?」
雛「あら、優しいのね。ありがとー。じゃあ、お願いするわ。」
陸「なんだコレ、米だけじゃん。」
雛「そうなの。意外と重たいの。」
陸「この米、5キロだよ?」
雛「米を買ったら他の物が買えないのよ。」
陸「重くて?」
雛「あたし一人の時はね。」
陸「たった5キロを両手で持ってた雛ちゃん、可愛かったよ。」
雛「可愛かった?それ、ほめてるのかしら?」
陸「片手じゃ無理なんだね。か弱い雛ちゃんらしくていいな。」
雛「あたしの家まで大丈夫?」
陸「オーケー。」
雛「陸くん、また大きくなった?」
陸「うん。今184センチ。」
雛「すごーい!まだ中学生でしょ?まだ伸びてるかもね。」
陸「雛ちゃんは前から同じだよね?」
雛「ちっちゃくてゴメンね。」
陸「いやいや大好物だよ。」
雛「大好物ってなに?」
陸「僕、ちっちゃい子が大好きなんだよね。」
雛「あー、前にも言ってた気がするわね。」
陸「靴は?」
雛「あ、買い物の時はね、ヒールは履かないようにしてるの。」
陸「僕が一緒なら、もっと買えたんじゃね?」
雛「ううん、今日はね、米だけで良かったの。もう家に着くし。」
陸「確かに。」
0166名無しさん@ピンキー2016/11/21(月) 00:31:25.09ID:CBlLt4H9
雛「お米、持ってくれて、ありがとう。ゆっくりしてってね。」
陸「はーい。ソファーに座っていい?」
雛「いいわよ。」
陸「雛ちゃんも隣においでよ。」
雛「え?なあに?どうしたの?」
陸「ほらほら、何もしないから。」
雛「何もしないって言う男の子、絶対に何かするのよね。」
陸「僕って、まだ中学生だよ。」
雛「もし変なことしたら、剛に言い付けるわよ。」
陸「とりあえず、教えてもらったから大丈夫。ここまではOKとか、アレはダメとか。」
雛「ふーん、怪しいわね。」
陸「(獲物は目の前に……か。少しずつ楽しまないと先輩に怒られたらヤバいしな)」
雛「(う〜ん、陸くんが中学生といっても大きいし怖いし、まさか襲われることってないわよね?)」
陸「(しかし可愛いなあ、雛ちゃん。)」
雛「えへっ、あたしも、座って休もうかしら。」
陸「うん、そうしなよ。おいでおいで。」
雛「(ちょっと牽制しとかないとね)剛はすぐ帰るって言ってたわ。」
陸「へえ〜、そうなんだ。」
雛「あ、あのー、あっそうだ、陸くんの手、大きいわよね。」
陸「まあ男としては普通かな。雛ちゃんの手は?」
雛「比べてみる?はーい、どんな感じかなあ?あらっ、こんなに違うわ。」
陸「おほっ、やっぱ全然違うな。雛ちゃん、手も小さいよねえ。」
雛「でしょ、でしょ。」

(陸、ふいに雛の肩を抱き寄せる)
雛「きゃっ!」
陸「雛ちゃん、肩も細いよね。」
雛「んも〜、陸くん、やっぱり何かしたあ〜!何もしないって言ってたのにぃ。」
陸「くくく……この感じ、小さな女の子を抱いてる感触だ。」
雛「いやだ。陸くんも剛に似てきたわ。」
陸「僕もけっこう筋トレやってるんだ。もっとマッチョになりたいな。」
雛「はいはい、かってに逞しくなりなさ〜い。」
陸「雛ちゃん、この状態から逃げられる?」
雛「え〜っ!陸くんも剛みたいに、か弱い女だと思って馬鹿にしてるわね。」
陸「ね?ね?雛ちゃん、ちょっと試しに全力で逃げようとしてみてよ。」
雛「やだ。陸くんの腕の太さだって、あたしの倍ありそうだし、あたしが疲れるだけで、陸くんは余裕なんでしょ?」
陸「先輩に怒られたら困るから、もう雛ちゃん解放しよっかな。」
雛「まあ、肩を抱くくらいなら、させてあげるわ。」
陸「アレはダメだよね?」
雛「アレって?」
0167名無しさん@ピンキー2016/11/21(月) 01:05:36.70ID:CBlLt4H9
剛「ただいま〜!姉ちゃん帰ってる?」
雛「おかえりなさい。陸くんが来てるわよ。」
剛「おう、そうか。」
陸「あ、お邪魔してます。先輩おかえりなさい。」
剛「おまえが、お帰り言うのも変じゃね?」
陸「あっ、そうですね。」
雛「今日、陸くんに外でバッタリ会ったの。」
剛「へえ。そうなんだ。おっと、姉ちゃん。アレしよう。」
雛「アレって?」
剛「お帰りの抱っこ。」
雛「お帰りの抱っこ?」
陸「アレって、それ?」
剛「いくぞ、姉ちゃん!」

(剛、小さな雛の体を軽々とお姫様抱っこ。)

雛「きゃっ!こんなの聞いてないわよ。」
剛「え?知らない?お帰りの姫抱っこ?」
雛「抱っこは知ってるわよ。いきなりの、お帰りの抱っこは知らない。」
剛「おチビちゃんを見たら我慢できねえよ。な?陸もそうだろ?」
陸「いや、僕は知らないっす。」
雛「ほら、陸くん、知らないって。」
剛「この子、どうしよ?なあ陸?」
陸「先輩、自分のお姉さまを、この子って……。」
雛「そうよ。剛、あたし姉なのよ。少しはリスペクトしなさい。」
剛「なんだ?リスペクトって?」
陸「???」
雛「え〜〜、二人とも初耳なの〜?リスペクト。」
剛「リクエストならわかる。」
雛「違う違う。もう降ろしてよ。そしたら教えるわ。」
剛「俺、知らなくて大丈夫だから、このまま抱っこさせろ。」
雛「はあ?」
陸「さすが先輩。ちゃんと雛ちゃんをリスペクトしてるんですね。」
雛「だから、意味が違うって!」
0168名無しさん@ピンキー2016/12/03(土) 02:04:03.12ID:urE+rGWa
剛「今日は寒いな。」
雛「うん、そうね。」
剛「姉ちゃん、ちょっと、こっち来いよ。」
雛「なあに?なんか偉そう。」
剛「ソファーに座ってたら寒いんだよな。」
雛「寒いなら暖房付けたら?」
剛「いや、そこまでじゃねえ。」
雛「じゃあ何?どうすんの?」
剛「だからあ、姉ちゃん来いって。」
雛「あたし?」
剛「まあ俺のところにさ。」
雛「なんか嫌な予感……。」
剛「姉ちゃんは寒くねえの?」
雛「少し寒いわね。」
剛「なら、暖まろうぜ、なあ。」
雛「だったらエアコンがあるじゃない。」
剛「今は何て言うか、人のぬくもりが必要なわけよ。わかる?」
雛「人のぬくもり?」
(剛、立ち上がり、雛に近づく。雛、後ずさり。)
雛「あのね、大きいのが迫ってくると怖いんだけど。」
(逃げる雛。さらに近づく剛。)
雛「何か言ってよ。無言で見下ろさないで。」
剛「じゃあ低くなってやるよ。」
(剛、目線を雛に合わせるて、雛を見つめる。)
雛「なによ。」
(剛、雛を正面から抱きつく。)
剛「捕獲完了。」
雛「あーん。」
(雛、剛の体を離そうと頑張るが、びくともしない。剛、雛を抱いたまま立ち上がり、雛の足が浮く。)
剛「一緒にソファーに座ろう。」
雛「ええ?」
(剛、雛を抱いたままソファーに座る。)
剛「姉ちゃんと身長、いい勝負だな。」
雛「そりゃそうよ。剛は座ってて、あたしは立ってるからね。」
剛「もう姉ちゃんも座れや。」
(剛、雛の小さな体を軽々と反転させ、雛を座らせる。)
雛「きゃあ!もう急に何するのよ。」
剛「普通に姉ちゃんを座らせただけだよ。」
雛「それで、なんで、あたしを後ろから抱きしめてるの?」
剛「あったかいじゃん。こうすると。」
雛「どさくさにまぎれて、エッチなことするんでしょう?」
剛「は?俺はただ、寒いから暖まってるだけだよ。」
雛「ほんとに?」
剛「しかし、姉ちゃんの体、抱きしめてみると、ホントちっちゃいよな。」
雛「何よ今さら。」
剛「ここから離れたいなら、自力でどうぞ。ひひひ。」
雛「いやらしい笑いだわ。剛の手、オッパイもう触ってるし。」
剛「嫌なら俺の手をどけてみろよ。」
(雛、小さな手で剛の大きな手を掴む。)
剛「まず手の大きさが違うし。か弱い姉ちゃんの力じゃ無駄無駄。えへへへ。」
雛「いじわるっ!」
剛「おっ、可愛いセリフいただきっ!」
(剛、雛の頭をナデナデ。)
雛「頭ナデナデはいや!子供扱いしないで。」
剛「座高も全然違うから、姉ちゃんは子供みたいなもんさ。な?」
雛「な、じゃないわよ!」
0169名無しさん@ピンキー2016/12/04(日) 02:13:53.37ID:F+OUrfYC
(公園のベンチに座る萌。その前を通りかかる陸。)
萌「あっ!陸くんじゃない?」
陸「ん?あー、気づかなかった。萌ちゃんだよね?」
萌「久しぶりね、陸くん。」
陸「何してんの?」
萌「休憩中よ。陸くんは?学校じゃないの?」
陸「いや、今日は日曜だよ。」
萌「あっ、そっか。まあ、隣においで。」
陸「隣に座っていいの?」
萌「もちろん。いいわよ。」
陸「了解。」
萌「陸くん、前より大きくなった?」
陸「うん。」
萌「今ここに座ってても、陸くんを見上げてるもん、あたし。」
陸「身長は184センチになった。」
萌「ひぇ〜!まだ中学生だっけ?すごーい!」
陸「萌ちゃんって呼んでいいよね?」
萌「いいわよ。昔もそうだったし。」
陸「じゃあ、萌ちゃん。」
萌「なあに?」
陸「萌ちゃんは今も小さいの?」
萌「あはっ!あたし?あたしは、うん、小さいわよ。」
陸「凄く?」
萌「うん、凄く。もう成長止まってるわ。えっとね、陸くんより40センチ低いかな。」
陸「じゃあ、立ってみる?」
萌「びっくりするわよ。背比べね。」
陸「おお、萌ちゃんも超ちっちゃいね。」
萌「萌ちゃんも?も?」
陸「あー、あの最近、雛ちゃんに会ったから。」
萌「なるほど。雛ちゃんの小ささを見てたら、あたしが大きく見えるでしょう?」
陸「いや、小さく見えるよ。大差ないかな。」
萌「まじで。」
0170名無しさん@ピンキー2016/12/04(日) 22:49:34.60ID:F+OUrfYC
萌「陸くんは前より逞しくなったと思うわ。」
陸「うん。少しずつ鍛えてる。剛先輩ほどムキムキではないけどね。」
萌「でも陸くんも筋肉けっこうありそうよ。触っていい?」
陸「え?どこを?」
萌「上腕二頭筋とか。」
陸「あ、いいよ。」
萌「うわっ!硬い!やっぱ男の子だわ。」
陸「ちょっと力入れちゃった。えへ。」
萌「そうそう。触る瞬間にグッと力を込めるのよね。たいていの男の人は。」
陸「つい無意識にね。男の筋肉よく触るの?」
萌「あたし、マッチョ好きなの。筋肉フェチとも言えるかも。」
陸「へえ。そうなんだ。」
萌「そろそろ座って話さない?あたし首が疲れちゃた。」
陸「そっか。じゃあ座ろうか。でも、下から見上げる萌ちゃんは超可愛いよ。」
萌「あらやだ。可愛いだなんて。」
0171名無しさん@ピンキー2016/12/04(日) 23:21:00.54ID:F+OUrfYC
萌「陸くん、カッコいい男の子に成長したね。びっくりしたわ。」
陸「おお、やった!ほめられた!」
萌「むしろもう大人の男性かしらね。」
陸「そうかな。」
(萌、陸のそばにすり寄る。)
陸「萌ちゃんどした?」
萌「少し寒いから、くっつこ。」
陸「(コレでも大人の女性なんだよな。どうみても可愛い小さな女の子にしか見えないや。こりゃたまんねえぜ。)」
萌「陸くん、どした?あたしのこと、そんなに見つめちゃって。照れてるの?可愛いっ!」
陸「(我慢できねえや。肩くらい抱いたろ。)」
(陸、そぉーっと萌の肩を抱き寄せる。)
萌「💡あ。」
陸「(あれ?嫌がってないのかな。)」
萌「いいわよ。そのくらい。陸くん初めて?」
陸「え、何が?」
萌「女の子の肩を抱いたの初めて?」
陸「いやいや。萌ちゃんの肩が華奢すぎて、びっくり。って言うか、僕、萌ちゃんを抱き上げたこともあると思うんだけど。」
萌「そっか。」
0172名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 00:20:19.64ID:8KlEXOdA
萌「あたしの家に寄ってく?」
陸「萌ちゃんの家?いいの?」
萌「そのかわり、荷物持ってね。」
陸「買い物?」
萌「ちょっとスーパーに寄って行こうと思って。せっかく男手がいるんだもん。利用しない手はないわ。」
陸「おとこで?」
萌「あ、男手。男の人ってこと。か弱い女の子は重い物を持てないから、陸みたいな力持ちの男性が必要なのよ。わかるわね?」
陸「はいよ。」
陸「(おっ、これはラッキーかも。萌ちゃんの家に行くということは、アレだよな。密室で二人っきりだよな。ということはさ、このチビちゃんと体格差で遊べるかもな。いひひひ。)」
萌「なにニヤニヤしてんの?さっそく行くわよ。」
陸「荷物持ち、まかせて!」
0173名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 00:30:48.50ID:8KlEXOdA
萌「雛ちゃんからメールだ。」
陸「雛ちゃん?」
萌「雛ちゃんも一緒でいい?」
陸「雛ちゃんも萌ちゃんの家に来るの?」
萌「雛ちゃんがあたしんちに来たいって。」
陸「雛ちゃんは大歓迎だよ。」
萌「わかった。返信したらすぐスーパー行こ。」
陸「わかった。」
0174名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 00:41:47.82ID:8KlEXOdA
陸「僕たち、どんな関係に見られてるかな?」
萌「ね。みんな買い物に夢中だから、知らん顔じゃないかしらね。」
陸「兄と妹?身長差カップル?」
萌「そんなことどうでもいいから、ちゃんとカゴを持ってて。」
陸「僕、店の外で待ってていい?」
萌「なによ。恥ずかしいの?」
陸「スーパー初めてだから。」
萌「マジで?まあ中学生だもんね。じゃあ、外で待ってて。すぐ終わるわ。」
陸「了解。」
0175名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 00:54:32.51ID:8KlEXOdA
萌「お待たせ〜。待った〜?あらま、デートの待ち合わせのカップルみたいなこと言っちゃた。あはっ。」
陸「重そうに持ってるね。か弱い女の子って感じだよ。」
萌「からかわないの!はい、陸くん、全部持ってよね。」
陸「全部?まあいいか。」
萌「ありがとね。でも自分のバッグは自分で持つわ。」
陸「近いの?」
萌「家?」
陸「うん。」
萌「歩いてすぐだから。頑張って。」
陸「頑張るほどの重さではないからね。」
萌「へえ〜、さすが男の子だわ。」
0176名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 01:28:09.72ID:8KlEXOdA
陸「萌ちゃん、靴はヒールだったんだね。」
萌「うん。でもね、5センチだから。ヒール込みで149センチなのね。」
陸「そうだね。で、靴を脱ぐと?」
萌「はーい、家に上がると、もとの144センチのチビ女に戻りますけど、何か?」
陸「いや、僕の靴も少しかかと、あるよ。」
萌「そんなことより、どうぞ上がって。買い物袋はここに置いて。」
陸「オッケー。」
萌「何か飲む?」
陸「あ、大丈夫。」
萌「それ、断ってるのか了解してるのか、分かりにくくない?」
陸「大丈夫という言葉だね。」
萌「オレンジジュースでいい?」
陸「じゃあ、もらいます。」
萌「あら、ご丁寧に、どうも。はいコレ。」
陸「あれ?缶ジュース?」
萌「だめ?」
陸「あ、大丈夫です。ありがとうございます。」
萌「どういたしまして。」
陸「ぬるい。」
萌「ゴメンね。冷蔵庫に用意してなかったから。さっきスーパーで。」
陸「やっぱりね。ところで雛ちゃんは?」
萌「雛ちゃんは後で来るって。」
陸「ふーん。(それまでは萌ちゃんと二人というわけか。)」
0177名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 01:56:53.00ID:8KlEXOdA
陸「萌ちゃんは体重は?」
萌「女の子に体重を聞くのはNGよ。」
陸「どうせ萌ちゃん軽いんでしょ。ちなみに僕は75キロだよ。」
萌「あたしは陸くんの半分くらいかしら。だいたい、そのくらいよ。軽いわよ。」
陸「やっぱり全然違うね。ちょっと萌ちゃん、こっち来て。」
萌「なあに?」
陸「いいよな?」
(陸、萌をお姫様抱っこ。)
萌「きゃっ!」
陸「お姫様抱っこも昔より楽勝だ。うひょうひょ。」
萌「陸くんの腕力が強くなったからじゃない?嬉しそうね、陸くん。」
陸「萌ちゃんも嬉しいよね?」
萌「まあ、そうね。でも、急にされるとビックリしちゃう。」
0178名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 06:23:14.97ID:8KlEXOdA
(ピンポーン)
陸「あっ、誰か来た。」
萌「雛ちゃんかな?」
陸「僕でるよ。」
萌「内側から鍵かかってるから。」
陸「わかった。」
萌「その前にすることあるわよね?」
陸「は?」
萌「あたしを降ろしなさい。」
陸「やだね。萌ちゃんも持って行く。」
萌「え〜っ!うそ〜!だって雛ちゃんが来たら、家主がドアを開けるべきでしょ?」
陸「大丈夫大丈夫。」
萌「んも〜、しょうがない子ねっ。」
陸「だめだ、萌ちゃん持ってるから、両手が使えないや。鍵あけられねえ。」
萌「バカ。」
0179名無しさん@ピンキー2016/12/07(水) 00:38:08.37ID:nljKWl6U
陸「萌ちゃんは部屋に戻っていいよ。僕がドアを開けるね。」
萌「あ、そうなの。わかった。でも、雛ちゃんに伝えてないのよ、陸くんが来てること。」
陸「そうなんだ。じゃあ、ビックリさせてやろ。」
(陸、玄関の鍵を開ける。)
雛「萌ちゃ〜ん、ひゃあああっ!」
陸「ひ〜なちゃんっ!」
雛「超ビックリしたあ〜!大きいのが目の前にいるから、誰かと思った。」
陸「陸だよ。ちゃんと上を見て。」
雛「近すぎて、陸くんの服しか見えない。」
陸「雛ちゃん、こんなに背が低いんだ。」
雛「この前も会ったから知ってるでしょ。で、萌ちゃんは?」
陸「中に居るよ。」
萌「やっほ〜い!雛ちゃん。」
雛「やっほー!」
萌「陸くんが出てきてビックリした?」
雛「そりゃもうビックリよ。萌ちゃんしか居ないと思ってたら、いきなり大きな男の人がいた。」
萌「陸くんがね、あたしは中にいていいって言うから。」
陸「めっちゃ小さい雛ちゃんが見られて興奮しちゃった。」
雛「そこは興奮はしなくていいのよ。」
萌「陸くんの気持ちもわかる気がするけどなあ。」
雛「やだ、わかるのお?萌ちゃんは小柄な女の子の味方でいてよ。」
萌「もちろんよ。」
陸「二人は何歳になったんだっけ?」
雛「23歳よ。それがどうしたの?」
陸「二人とも年上に見えないな。どう見ても。」
萌「背が小さ過ぎるからよね。」
雛「そこは認める……。」
0180名無しさん@ピンキー2016/12/07(水) 01:50:11.30ID:nljKWl6U
萌「みんな、ミカンの缶詰食べる?」
雛「うん、食べる。」
陸「今度は冷えてるの?」
萌「大丈夫、冷蔵庫にあるヤツだから。」
雛「今度は?今度は、って?」
萌「雛ちゃん、それは気にしない気にしない。」
雛「気になるぅ〜っ!」
陸「萌ちゃんが出してくれた缶ジュースがぬるいままだったことがあってね。」
萌「あれ。言っちゃた(笑)。」
雛「あれ、なんか二人が親しい関係に感じるのは気のせいかしら?」
萌「うふっ。気のせい気のせい。」
陸「ミカンの缶詰は?まだあ?」
雛「萌ちゃん、どうしたの?」
萌「缶が開かないの。雛ちゃん手伝って。」
雛「なになに。かたいの?貸して。やってみる。んしょっ……んむむ……。」
萌「あ、ゴメンゴメン。か弱い雛ちゃんに頼んだのが間違いだったわ。(笑)(笑)」
雛「笑い過ぎっ!萌ちゃんこそ開けられなかったんでしょ?」
萌「頼む人を間違えちゃった。」
雛「わざとでしょ。」
陸「なんか楽しそうだね。どうしたの?」
萌「そうそう、今はちょうど男の子がいたんだった。陸くん、ちょっと、これ開けてくれない?」
陸「向こうから聞こえてたよ。缶詰だろ?」
雛「そうなの。逞しい陸くんなら簡単にできるわよね?」
陸「おう、貸してみ。どんな感じ?ははーん。爪の問題だな。爪を切ったばかりだから痛い。でも、……はいよ、ほれ、できだよ。」
萌「うわっ、すごー!さすが男の子ね。」
雛「あたしなんか爪が折れるのが嫌だわ。」
陸「これさ、ワッカを曲げてしまえば、か弱い女の子でも大丈夫だよ。」
萌「じゃあ、ついでに、お願い陸くん。これ。ジャムのフタ。」
陸「ジャム?」
萌「買ってから、ず〜っと、開けられなくて困ってて。」
雛「え〜っ!ず〜っと?ずっと使ってないの?萌ちゃんたらっ、可愛いっ!」
萌「雛ちゃんも無理でしょう?」
陸「ほら、雛ちゃん、試しにやってみて。」
雛「そうね。萌ちゃんが何回も試してるから、少しゆるくなってるかもしれないじゃない。」
萌「雛ちゃんに出来たらショックだわ。あたしの方が握力あるはずよ。」
雛「……んんんっ……ムリっ!」
陸「もう僕がやった方が早いよ。」
雛「はいこれ、陸くん。」
陸「おお、ん?おいおい、なんだよ。一瞬で簡単に開くじゃんかよ。」
萌「さすが男の子ね。ありがとね。」
陸「もう一回、キツく閉めといたろっと。エヘヘヘ(笑)。」
雛「いやん、意地悪しないでよっ。」
萌「可愛いっ!雛ちゃんの言い方。萌え〜!」
雛「自分の名前を言った(笑)?」
萌「萌え〜!(笑)」
陸「楽しそうなところ悪いけど、早いとこミカン食べようぜ。」
0181名無しさん@ピンキー2016/12/07(水) 02:18:56.14ID:nljKWl6U
雛「あっ、弟からLINEきた。今どこって聞いてる。」
萌「じゃあさ、剛くんもここへ誘ったら?。」
陸「雛ちゃんと先輩って、LINEやってるんだね。」
雛「うん、たまにしか打たないけど。」
萌「4人揃うの、久しぶりじゃん?」
雛「そうだね。あっ、すぐ来るって剛。」
陸「先輩が来るまで、なにしよか?」
萌「早くミカンを食べましょ。剛くんの分は用意してないのよ。」
萌「なるほどね。」
0182名無しさん@ピンキー2016/12/08(木) 23:10:40.82ID:nTeMTi1k
(ピンポーン)
萌「あ、剛くんかしら。」
陸「雛ちゃんが出れば?」
雛「え?あたし?ここ、萌ちゃんちよ?」
萌「確かに、あたしんち。でも姉弟だから。」
雛「はーい。」
(雛、ドアをあける。)
剛「おっと、なんだ、姉ちゃんかよ。」
雛「なによ、あたしじゃ不満なの?萌ちゃんに迎えて欲しかった?」
剛「そんなこと別に言ってねえし。」
雛「わかったから、早くあがりな。」
剛「ここ姉ちゃんの家じゃねえし。」
雛「だって、あたしが出た方がいいって、みんなが言うから。」
剛「そうなんだ。ならば、姉ちゃん、抱っこしてやる。うおりゃ〜!」
雛「きゃぁぁっ!」
(剛、雛を正面から抱えたままリビングへ。)

陸「なんか雛ちゃんの悲鳴が。」
萌「また、雛ちゃんが捕獲されちゃったかしらね。うふふ。」

剛「あ、萌さん、お久しぶりです。おっ、陸も来てたか。」
萌「いらっしゃい、剛くん。」
陸「こんにちは、先輩。」
萌「そんなことより……。」
陸「すごいことになってます。」
剛「ん?すごいこと?」
萌「雛ちゃんのミニスカから、パンツ丸見えなのよ。」
剛「え?マジで?俺には見えねえや。残念。」
雛「え〜っ!パンツ見えてるのぉ〜?陸くんがいるのにぃ〜っ。やだああっ!」
萌「剛くん、かなりエッチね。」
陸「先輩、雛ちゃんが可哀想です。」
雛「ありがと、陸くん。」
陸「ありがとです、先輩。」
萌「あら、陸くん、誰の味方なの?」
0183名無しさん@ピンキー2016/12/08(木) 23:36:43.30ID:nTeMTi1k
萌「ねえねえ。姉弟で背比べしてみてくれないかしら?」
陸「僕もみたいっす。」
雛「その前に、あたしを床に。」
剛「おお、忘れてた。まだ姉ちゃんを持ったままだった。」
雛「忘れてたってなによ。」
萌「その前にって雛ちゃんが言ったから、雛ちゃんは了解ってことよね。剛くんは?」
剛「もちの、ろんさ。」
萌「じゃあ、ふたり、向かい合って。」
陸「背中合わせではないの?」
萌「ううん、向かい合う方が萌えるでしょ?」
剛「萌さんだけに萌えるってか。」
雛「剛、萌ちゃんのこと、さん付けで呼ぶようになったの?」
剛「そうか?もう、姉ちゃん、おろすよ。」
(雛と剛、至近距離です向かい合う。)
陸「うひょっ!」
萌「やったあ!」
雛「向かい合ったって、剛の顔が遥か上にあるから……。」
剛「姉ちゃんが遥か下にあるから……なんてな。エヘヘヘ。」
萌「いいのよ、それで。写メとるわよ。」
陸「先輩の身長は193で、雛ちゃんは?」
雛「あたしに言わせる?んも〜、138よ。」
剛「萌さんはフェチ?」
萌「うふふ。すごい体格差よね。雛ちゃんが超可愛く見えるわ。」
0184名無しさん@ピンキー2017/10/18(水) 16:26:19.92ID:tmD2f8nj
陸「じゃあ、ついでにインスタントに載せたらどうでしょう?」
剛「ん?インスタント?ラーメン?」
萌「はは〜ん、それ言うならインスタでしょ?」
陸「あれ?正式には何でした?」
雛「インスタグラムよ。」
剛「ああ、なんか写真撮ってなんかするやつな。」
萌「うん、これはインスタ映えするかもね〜。」
陸「そうそう、インスタバエ!そんなハエがいたいた!(笑)」
雛「そのうちボケいらないわ、陸くん。」
剛「なになに、それで俺たち姉弟を写真に撮るのか?」
萌「うんうん、けっこう世間的に珍しい姉弟だと思うのよね。雛ちゃんと剛くんは。」
雛「そんなに珍しいかしら?」
萌「雛ちゃん、わかってるくせに。ねえ、陸くん。言ってあげて。どこか珍しいのかを。ふふふ……。」
陸「ものすごい身長差がある姉弟です!」
剛「それと珍しさの重要な事がもう1つ。」
雛「なによ、重要な事って?」
剛「弟の俺の方がデカい事だな。」
萌「あはっ、確かにそうね。」
雛「だってさあ、あたし女だから当たり前じゃん?」
陸「雛ちゃんの言うとおりかもです。ただ……(笑)。」
剛「差が、ほら、こんなにっ?うひひ……。」
萌「剛くんったら楽しそう。」
陸「さっそく写真撮りましょうよ。せっかく背比べしてるんだから。」
雛「やだ!やっぱり恥ずかしい!」
萌「そうなの?逞しい弟さんを自慢とかじゃダメなの?」
雛「でもぉぉ〜……。写真をインターネットに載せるのは……やだなああ……。」
剛「で?誰が撮るわけ?」
雛「え?あたしの意見は?」
萌「剛くんは無視する方針なようで。(笑)」
陸「とりあえず僕は知らないので、そのインスタグラム?とか言うの。」
剛「俺も。」
雛「でしょうね。」
萌「あたしはインスタやってないのよね。」
雛「え?へへへ?そうなのぉぉぉっほほほ……(笑)(笑)😃⤴」
萌「あら。そう言えば雛ちゃんもインスタやってないんだったわあ!意味ないじゃーん!」
剛「なんか姉ちゃんが嬉しそうなんだけど。」
雛「うふ。」
陸「ということは……。」
萌「インスタグラムにあげるという作業は不可能となりました。」
剛「なんだよ。せっかく面白そうだと思ったのにな。」
雛「残念でしたっ!イエ〜イ!」
萌「ところで、インスタどうのこうのって話、どっから始まったんだっけ?」
陸「あ……💦」
0185名無しさん@ピンキー2017/10/18(水) 17:51:46.75ID:tmD2f8nj
剛「しかたないから、普通にスマホで自撮りしよか。俺は姉ちゃんを持ち上げるから。」
(剛、雛を持ち上げる)
雛「きゃっ!」
萌「剛くん、ソッコーだわ。我慢してたのね。」
陸「じゃあ、オレは萌ちゃんを抱っこしていいのかな?」
萌「陸くんは急にタメ口になったり、オレって言ったり、いろいろ変わるのね。」
雛「陸くん、あたしはもう抱っこされちゃったから、残ってるのは萌ちゃんというチビ女だけよっ。」
萌「ひどいこと言うわね。チビ女なんて。自分はもう捕獲されたからってさ。(笑)」
剛「おう、陸も正直になれや。お前より遥かに小さい女の子が目の前にいて何もしないほうがおかしいぞ。ひひひ……。」
雛「剛、ちょっと〜、またあ……陸くんを狼にしないで。」
萌「ねえねえ狼さん。優しくしてね。抱っこだけよ。お願いします。陸くん。」
剛「お、大人の女が年下のガキに敬語を使った。そりゃたまに怖くなるよな。大男が相手だからな。」
陸「怖がらなくても大丈夫さ。優しくするよ。」
(陸、萌を軽々と抱き上げる)
萌「きゃっ!抱っこするの早〜い!」
陸「ところでさあ。写真は?」
雛「そうそう。誰が撮るの?」
萌「自撮りと言ってもねえ、どうしよう?」
剛「とりあえず、俺たち男は両手がふさがってる。」
雛「そうよね。じゃあ、あたしたちが撮ることにしましょ。」
剛「で?138センチが撮る?それとも、144センチだっけ?が撮る?」
雛「ひとを身長で呼ぶなっ!しかも、うろ覚えで言うなっ!」
陸「スマホは?」
萌「あたし今は手に持ってないわよ。」
雛「あたしも。だって、いきなり抱っこされちゃったんだもん。」
剛「で?スマホは?」
雛「だからあ、スマホは向こうよ。萌ちゃんも同じよ。理解力に乏しいのねえ、剛は。」
剛「なんだと?このチビ、ナメてんな。ちょっとだけ泣かしたろか。なあ陸。」
陸「そうですね。」
萌「いや、あたしは何も言ってない。でしょ?陸くん。ね?ね?」
陸「まあね。」
剛「ははは……。冗談だよ。びくびくしてるし。面白いな。」
萌「陸くん、あたしがスマホを取りに行くから、一旦降ろしてくれていいわ。」
剛「陸、抱っこしたまま取りに行けば?」
陸「そうっすね。それがいいですね。」
雛「ねえ、机にあるスマホ、どっちが、どうやって取るの?」
剛「……。」
陸「……。」
雛「ね。困ったわね。うふふふ。」
剛「いや、男が低くなれば、持ち上げたままで大丈夫じゃね?萌ちゃん、届くだろ。」
雛「え?マジ?」
陸「なるほど、いけます、いけます。ほらっ、取って!萌ちゃん。」
萌「はいはい、わかったわよ。簡単にスマホを持てましたよお〜。」
雛「でもさあ、ず〜っと女の子を抱っこしてて疲れないのぉ?剛も陸くんも。」
剛「138センチも144センチも体重が軽いからな。」
萌「うん、それ、納得よね。」
雛「剛はホントにもう、いちいち身長で呼ばないで!」
陸「なら俺たちも身長で呼べば?」
萌「いや、何を言ってるかわからない😖💦。」
剛「そんなことより、早く自撮りして。」
雛「剛ったら、疲れたんでしょー?」
剛「うるせえ!楽勝だバカ!」
萌「はいはい、姉弟喧嘩しないしない。あたしが今撮るから。」
雛「そもそも、なんで抱っこの写真を撮らなきゃいけないの?」
萌「それは、…………、エロ男たちの趣味なのです!雛ちゃん、諦めて。」
雛「だよね(>_<)」
0186名無しさん@ピンキー2017/10/20(金) 03:36:27.44ID:5sL4++sT
萌「ねえ、お腹すかない?」
剛「そういや腹減ったー。姉ちゃん、何か無いの?」
雛「ピザ頼もうか?」
剛「おっ、いいねえ。」
萌「陸くんはピザで大丈夫?」
陸「うん、大丈夫。」
萌「じゃあ、雛ちゃんが適当に頼んじゃって。いいわよね、みんなそれで。」
剛「おっす。」
陸「オッケーで〜す。」
雛「店はどこでもいいよね?」
萌「うん、お任せするわ。」
陸「僕が電話しようか?」
雛「ううん、スマホで注文するから。」
剛「ああ、なるほど。」
萌「あたしはピザなんて久しぶり。」
剛「俺は…………今年食べたっけな?なあ、姉ちゃん?…………おい、姉貴よお?…………おーい!そこのチビ?……お〜い……そこの可愛い……お姉さま?」
雛「んもーうるさいわね!今スマホ入力してんだから、ちょっと黙ってて!」
萌「ご主人がお怒りですわ。」
陸「しかも今《可愛い》に反応したみたいだよね。」
剛「姉ちゃん、種類は何でもいいからな。」
雛「…………よし、これでいいかな。」
萌「注文できた?」
雛「うん、カンペキ。適当にMサイズ3枚選んだわよ。いいかしら?」
萌「ドリンクは冷蔵庫にあるから心配ないわよ。」
雛「ええ。冷蔵庫の中は前もってチェック済みよ。だからピザだけ注文したわ。」
萌「ひとんちの冷蔵庫なのに、よく知ってらっしゃることで。」
陸「そうだ、ここ萌ちゃんちだ。」
剛「便利になったもんだよ。ネットで宅配かあ。」
雛「陸くんと剛は体が大きいから1枚ずつ食べられるわよね?」
剛「あとの1枚は?」
萌「あたしと雛ちゃんで半分こ。かな?」
雛「正解。」
陸「ていうか3枚とも同じ種類を頼んだの?」
雛「ううん、違うピザよ。……あ、そうか、それぞれ別々にシェアすればいいんだわ。」
萌「適当につまむ感じでいいんじゃない?」
剛「なあ姉ちゃん、30分くらいで届く?」
雛「うん、たぶん。……ところで、剛。」
剛「え?なに?」
雛「あんたが姉貴って呼ぶの珍しいわね。」
萌「あたしも聞いたことないかも。」
陸「ちゃんと聞こえてたんすね。」
萌「ということは、その後のワードも?」
雛「それよ。可愛いは良いとして、チビは余計よ、剛。」
剛「なあんだ。全部聞こえてたんじゃねえかよ。」
萌「悪口はほどほどにしないとダメなのよ。剛くんも陸くんも。」
雛「それでさあ、ピザのデリバリーはね。今年は3回目かしらね。たしか。」
剛「へえ〜、そうなんだ。忘れてた。」
陸「剛先輩、結局、雛ちゃんは全部聞いてたということです。」
剛「俺も思ってた。」
0187名無しさん@ピンキー2017/10/20(金) 16:56:33.50ID:5sL4++sT
(ピンポーン)
萌「あ、きた!」
雛「あたし出る。……はーい!」
宅配業者「毎度ありがとうございます。はい、お嬢ちゃん、これ持てるかな?」
雛「はい、大丈夫です。」
萌「雛ちゃん、手伝うね。2つ持ってく。」
宅配業者「ありがとうございましたー。」
萌「ご苦労様でーす。」
剛「おい、陸、聞いたか(笑)?(笑)お嬢ちゃんだってよっ(笑)。」
陸「子供だと思ったんですね。」
雛「😢⤵⤵」
萌「しょうがないわね。ね?雛ちゃん?」
雛「😭…………ウソぴょーん!こんなの慣れてるわよっ。」
0188名無しさん@ピンキー2017/10/20(金) 18:06:29.07ID:5sL4++sT
萌「あのー誰かキッチン来てー。」
雛「はーい、今行くー。どうしたのー?」
萌「あ、なんだあ、雛ちゃんが来たの。」
雛「なんだあってなによ。あたしじゃあダメなの?」
萌「お嬢ちゃんでは役に立たないのよねー。」
雛「萌ちゃんまでソレ言う?萌ちゃんが誰か〜って言ったから……。」
萌「いろいろゴメンゴメン。あたしが必要な用事は力仕事なのよ。ごめんね。」
雛「わかったわかった。どっちのマッチョくんにする?」
萌「あ、それはどっちでも。」
陸「何かなー?力仕事って?向こうで全ての会話を聞いてたんで。」
萌「ありがとね、陸くん。これ開けてくれない?」
陸「え?ホントに?」
雛「うん。ホントに。」
萌「信じて。」
陸「いや、信じるけど。こんな簡単なことでいいの、みたいな。はい、これ開いたよ。」
萌「男の子が居てくれて助かったわ。」
陸「もし雛ちゃんと二人だけだったら開ける人がいないじゃん。」
雛「そうなのよね。」
萌「その場合、あきらめてた。」
剛「おーい、陸!何を開けたんだ?どうせ、なんかのビンのフタが開けられなーいとか、だろ?」
萌「剛くんでなくても大丈夫だったわ。」
雛「力持ちが居てくれて助かったわよね、萌ちゃん。」
陸「まあ、でも、先輩、ビンではなくて、ペットボトルなんですよ。」
剛「え?マジで?ホント、か弱いなあ、姉ちゃんたち。」
雛「あら、今さら驚くことでもないでしょ。」
萌「ありがとね。陸くん。」
陸「いやいや、そんなに力入れなくても開いたし。普通だし。」
雛「か弱い女の子には優しくね。」
陸「俺、そういう子、可愛くて好きだけど。」
剛「そういう子ってか。陸、この子たちが、一応、年上の女ってこと、忘れんなよ。」
陸「はい、そこがすごく萌えます。」
雛「あーもう、この子とか、言われたあー!完全にナメられてるわ。ねえ、萌ちゃん!
…………って、ピザ食べてて聞いてないし。」
萌「ん?なにぃ〜?おいひいよ〜。」
雛「おいしいって言えるでしょ、普通に。」
萌「おいしい。あ、言えた。」
雛「みんなドリンクは自分で入れてね。」
剛「俺と陸が使ったあとは、フタをきつく閉めといたろ。(笑)」
雛「やだー、そんなイジワルしないで〜。」
萌「また開けてもらうからいいもん。」
陸「誰に?」
雛「うわー、男に主導権を握られた感じがムカつく〜!」
0189名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 02:27:12.73ID:qxAjIspd
剛「陸、俺たち、そろそろ帰らないか?」
陸「そうですね。」
萌「二人とも、今日はお疲れさま。」
剛「俺、陸を家まで送ってくから。」
萌「うん。お願いね。」
雛「あたしは?」
萌「あ、忘れてた。」
0190名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 02:49:17.72ID:qxAjIspd
萌「剛くんは陸くんを送ってから家に帰るでしょ。雛ちゃんはどうすんの?」
雛「どうしよう?」
剛「姉ちゃんは1人で家に帰る?」
萌「か弱い女の子を1人で帰すの?」
剛「もしかして、外、もう暗いの?」
陸「そのようです。」
雛「あたし泊まってくわ。」
0191名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 03:01:06.66ID:qxAjIspd
剛「姉ちゃん、たぶん大男ふたりに囲まれて歩くのがイヤなんだろ?」
萌「捕らわれた宇宙人みたい(笑)。」
陸「何それ?」
剛「俺も意味不明。どういうこと?」
雛「世代の違いね。」
萌「背の小さい雛ちゃんと……。」
剛「まあいいや。じゃあ、俺たち行きます。」
0192名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 03:15:20.37ID:qxAjIspd
雛「あの〜、別にあたし、剛と陸くんに襲われるかもって思ってないわよ。」
剛「わかってるって。」
萌「大男ふたりに挟まれたチビッ子……きゃはははは……(笑)。」
雛「何を妄想してんのよ、萌ちゃん。」
剛「もう行っていい?」
雛「あ、うん。気を付けて。陸くんも。」
陸「は〜い、また今度で〜す。」
萌「またね〜。バイバ〜イ。」
0193名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 03:39:05.32ID:qxAjIspd
陸「先輩が羨ましいっす。あんな小さい姉さんがいて。俺も時々遊んでますけど。」
剛「おう、羨ましいか。まあそりゃ確かに楽しいかな。俺から見たら子供にしか見えないし。」
陸「いつ頃、雛ちゃんの身長を追い抜いたんですか?」
剛「俺が小学校の4年くらい?かな?」
陸「なるほど。そんなもんですか。」
0194名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 03:48:06.78ID:qxAjIspd
萌「雛ちゃんが羨ましいわ。」
雛「なんで?」
萌「あんな大きくて逞しい弟さんがいるなんて。」
雛「そんなことないわよ。うっとうしいって思うことが多いわ。」
萌「それわかる気がする〜。近くに寄って来たときとかね。」
雛「もうね、胸板なんて、壁よ。」
萌「うふふふ。壁ね〜。」
0195名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 04:18:07.80ID:qxAjIspd
萌「いつ頃、剛くんに身長抜かされたの?」
雛「あたしが高校1年の時かな。」
萌「剛くんはまだ小学校よね。4年生くらいかしら。」
雛「小学校の高学年って、なんたって子供でヤンチャでしょ?困ったのよね。」
萌「ケンカした時とか?」
雛「なんでわかるの?そうなの。あたしの力じゃあ、圧倒できないから。」
萌「ちょうどいい勝負じゃん。」
雛「小学生の弟に腕相撲で負けたわよ。」
萌「ショックだった?もっと聞かせて。詳しく。」
雛「え?」
0196名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 04:49:45.81ID:qxAjIspd
雛「ランドセル背負ってる弟に力で勝てない悔しさ。萌ちゃんにはわからないよねえ。」
萌「なんて可愛い女子高生なんでしょ。(笑)(笑)想像したら面白くって。あははは……。」
0197名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 21:59:49.63ID:qxAjIspd
剛「俺が小学校五年生くらいの時に、姉ちゃんと腕相撲して姉ちゃんに勝てたからね。」
陸「体格で勝ってるから当たり前ですけど、すごいですね。」
剛「ケンカしても俺が手加減しないと、姉ちゃんを泣かせてしまうんだよね。」
陸「先輩はまだ小学校なのに。すごいっす。」
0198名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 22:24:35.11ID:qxAjIspd
剛「俺が中1の時に、姉ちゃんと腕相撲したら、楽勝だったから、姉ちゃんは両手でいいよって言ったら、それなら勝てると思ったらしい。姉ちゃんは本気で勝つ気で向かってきたな。」
陸「すでに身長差が20センチくらいあるんじゃないですか?」
剛「身長差はっきり覚えてないけど、小学生並みの女が男のパワーに勝てるわけねえよなあ。」
陸「そうですね。うわー、ちっちゃくて可愛い雛ちゃんに会いたくなりました。」
剛「さっきまで一緒だったのに?もう?」
0199名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 22:36:08.66ID:qxAjIspd
雛「剛は中1で160センチあるかないかくらい。あたしが138センチもなかったと思うから、既に20センチ以上違ってたの。」
萌「もう取っ組み合いとか無理よね。」
雛「腕相撲なんか、両手のハンデもらっても勝てなかったもん。最後に泣くのは……。」
萌「雛ちゃんよね。」
0200名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 23:20:30.66ID:qxAjIspd
萌「今夜は寝ながらガールズトークしよ。」
雛「もうさんざんしてるし。」
萌「剛くんも陸くんも、なんだかんだ言って、イケメンでカッコいいと思うの。」
雛「それは認める。あたしも剛みたいなマッチョ男は嫌いじゃないの。陸くんも逞しくなってきたわね。」
萌「あたしも厚い胸板とか、腕の筋肉とか触りた〜い、みたいな。」
雛「たまに剛が上半身裸になって、筋肉を見せに来るのよ。あたしを向かい合わせに立たせてさ。それで、あたしの顔を自分の胸板に押し付けたりして。」
萌「え?ちょっと待って。身長差を考えて。ホントに雛ちゃんの顔が剛くんの胸板に届く?」
雛「あ、バレた?ごめん、盛ってしまいました。あたしが背伸びすれば、でしたっ。」
萌「だよね。」
0201名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 23:39:04.79ID:qxAjIspd
雛「その後にね、必ず剛にされることがあるんだけど、わかる?」
萌「剛くんの気持ちになれば簡単ね。自分より遥かに小さくて可愛い女の子を見下ろしてたら、男なら誰でもムラムラするから……。」
雛「誰でもじゃないと思う。」
萌「うんでも、ものすごい身長差だったら?しかも年上の女性で、しかも姉よ。ムラムラするわよ。」
雛「それで答えは?」
萌「その小さな体を持ち上げるしかないわよね?」
雛「正解。体格差の大きいカップルの定番よね。」
萌「カップルではなくて姉弟でも、雛ちゃんはソレされて嬉しいの?」
雛「もう慣れた。というか、あきらめたわ。抵抗してもムダだもん。」
萌「力の差があり過ぎて遊ばれてる感じね。いいなあ〜、あたしも遊ばれた〜い。」
0202名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 23:45:03.26ID:qxAjIspd
雛「まあね、剛も適当に手加減してくれて、あたしが痛くないようにしてくれてるの。」
萌「あ、それは思う、あたしも。強い男の優しさかしら。」
雛「そうかもね。」
萌「あ、あとね、剛くんと陸くん、ふたりともエッチよね?」
雛「特に剛はね。」
萌「セクハラっぽいところ、ない?」
雛「うん、まあ、それは、あたしの好みの問題もあったりして。」
萌「好みって?」
0203名無しさん@ピンキー2017/10/22(日) 23:57:18.09ID:qxAjIspd
雛「あたし、好きなファッションで、基本的に露出が多めなの。胸元が開いた服とか、ミニスカートが好きで。ほら、小柄な女子ってミニが似合うって言うし。」
萌「それは剛くんがムラムラきても仕方ないわね。ね?」
雛「それでもね、スカートは短いのが好きだし、剛も、ミニスカよろしく、なんて言うのよ。」
萌「それはもう、剛くん、完全に、エロ男確定かしら。」
0204名無しさん@ピンキー2017/10/25(水) 00:01:01.20ID:JaroEKGN
雛「萌ちゃん、萌ちゃん。」
萌「ん?」
雛「萌ちゃん、萌ちゃん。朝よ、起きて。」
萌「あ、雛ちゃん。おはよう。」
雛「おはよー。」
萌「雛ちゃん、帰るの?」
雛「うん。着替えたいし。剛が待ってるし。」
萌「そうね。可愛いお姉ちゃんが待ち遠しいかもよ。」
雛「なにそれ。まあ、とにかく行くね。」
萌「じゃ?またね。」
雛「あたしが出た後、ちゃんと内側からか」
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