萌「人が居ない道にきちゃったわ。早く帰らないと。」
………………
A「おいこらっ!」
萌「きゃっ!離して!」
A「オマワリいないじゃねえか!俺にウソついたな?」
萌「いや、あの……それは……。」
A「さあ、どうしようかな?」
萌「あたし、帰りたいので、お願い。許して下さい。」
A「ちょっとだけでいいよ。俺と遊ぼうよ。」
萌「やめて下さい!」
A「おらおら、どうした。短いスカートで俺を誘惑してんだろ?」
萌「8歳も年下の男の子を誘惑なんかしないわよ。」
A「ちっちゃい身体で大男の俺から逃げようたって完全に無理じゃね?いひひひひ……。」
萌「いやーん😢⤵⤵……陸くん……剛くん…………。」
A「誰も助けに来ねえよ。」
(身長180センチ超えの中学生Aは、143センチの小さな萌を軽々と抱えて公園へ連れ込む。そこに別の大男がいた。)
萌「あ、剛くん……。」
剛「あれ?萌ちゃん?」
A「!!!(この男、デカいな。)」
萌「助けて。」
剛「おまえ!何やってんだ?」
A「いや、別に。」
(萌、剛の後ろに逃げる。)
剛「萌ちゃん、こいつ、知り合い?」
萌「陸くんの知り合いみたい。」
A「あ、俺、帰ります!すみませんでした!」
(Aが走って行く。
剛「あいつ、萌ちゃんを抱き上げてたけど?」
萌「たまたま会っちゃって。それで、逃げられなくて。」
剛「要するに、襲われたんだ。」
萌「うん。」
剛「とりあえず、家まで送るよ。」
萌「ありがとう。やっぱり剛くん優しいわ。さすが雛ちゃんの弟さんね。」
剛「姉ちゃんの弟で何がサスガなのか意味がイマイチだ。」