超小柄な姉と大柄な弟の妄想物語
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0001名無しさん@ピンキー2014/03/10(月) 13:23:09.10ID:2fqnoPER
背が高くデカい体格の弟と、対照的に超ちびっ子な可愛い姉。
かなりの体格差がある姉と弟の織りなすシチュエーション妄想物語。
0373姉弟デート2020/04/03(金) 01:45:55.83ID:wYPWw3rS
雛「ちょっとトイレに言ってくる。」
剛「出掛けるまで、時間かかるなあ。」
雛「余計なことされたからね。すぐ戻る。」
剛「あいよ。余計なことか。あのチビを持ち上げたことかな。」
………………
剛「それにしても、姉ちゃんの靴、小さいな。俺のにスッポリ入るんじゃね?😁😁😁」
………………
雛「お待たせ〜。剛は大丈夫?」
剛「俺、さっき済ませた。」
雛「そう。………………あら?……ねえ、
あたしのパンプスは?」
剛「ヘヘヘ……スッポリ。」
雛「なに?スッポリ?…………あ!👀‼」
剛「😁😁😁」
雛「剛の靴にスッポリ入っちゃうの?サイズが全然違うのね。まあ、前にも見た光景のような……。」
0374姉弟デート2020/04/03(金) 01:54:26.90ID:wYPWw3rS
雛「まだ出掛けてないのよね。あたしたち。時間かかりすぎね。ふふふ。」
剛「まず、姉ちゃんの化粧が長いことから始まり……。」
雛「玄関で抱かれてる場合じゃないし。」
剛「姉ちゃん、バッグは?」
雛「あ!トイレに行った時だ。置いてきちゃったわ。待ってて。」
剛「ちょこまか忙しい女だな。」
0375姉弟デート2020/04/05(日) 23:54:42.81ID:MHul3F/B
剛「危ないよ。姉ちゃん、こっち。」
雛「あ。剛が車道側を歩いてくれるの?」
剛「一応な。」
雛「優しいのね。ありがと🙌」
剛「俺、歩くの速い?」
雛「ちょっとだけ。」
剛「じゃあ、もう少し姉ちゃんに合わすよ。」
雛「なあーんか怪しい。。。」
剛「なにが?」
雛「優しいことばっかり言ってくれて。普段、言わないのに。イヤな予感。」
剛「なんでもない。ただ姉ちゃんが小さくて可愛いから。」
雛「それだけ?」
剛「それだけ。(やっぱり肩は抱くしか。)」
雛「あはっ♥やっぱり、あたしの肩は抱くのね。」
剛「歩くスピード合わせるの大変だから。姉ちゃんの肩の位置が低すぎるけどね。」
雛「あたしも首が疲れそう。」
剛「ところで、どこ行くの?電車に乗るの?」
雛「電車は乗らないわよ。」
剛「つり革に手が届かない姉ちゃんを見たかったな。残念。」
雛「どうして残念に思うの?変な人ね。」
0376姉弟デート2020/04/05(日) 23:57:18.68ID:MHul3F/B
雛「ここの商店街」
0377姉弟デート2020/04/05(日) 23:59:12.73ID:MHul3F/B
剛「俺は久しぶりだな。まさかの地元の商店街!」
0378姉弟デート2020/04/06(月) 00:26:03.64ID:vYNj4kXr
剛「あれ?ここは雑貨屋?」
雛「うん。そんなとこ。」
剛「いろいろあるなあ。」
雛「(あんな高いところに可愛いのがあるわ)……んっしょっ……あーん……」
剛「お?頑張ってるね。」
雛「ねえ。お願い🙏……助けて🆘」
剛「ん?これか?」
雛「違うっ。右の可愛いのっ。」
剛「はいよ。」
雛「あらま。簡単に届くのね。」
剛「今さら驚くなよ。おチビちゃんも良く頑張った、頑張った。よしよし。」
雛「頭ナデナデいやーんっ!子供扱いしないで😒💢💢」
剛「でも、そんなに頑張ってないか、あははははは……。」
雛「剛のこと、せっかく優しいって、ほめてあげたのにぃ、もうっ、ヒドいわっ。」
剛「俺だって、下の方の棚にある商品は、ちっちゃい子に任すしかないからね。姉ちゃん、頼む🙏」
雛「なんかビミョーな言葉使いが気になるわね。で、どれ?」
剛「えっと……これ!」
雛「ああ、これね……って……剛、完全に自分の手で触ってるし。」
0379姉弟デート2020/04/06(月) 00:35:59.21ID:vYNj4kXr
雛「マクドナルドⓂ🍔🍟のコーラでかんぱ〜いっ!🍺💥🍺」
剛「ああ、かんぱ〜い!」
雛「あれっ……やだ〜イジワルっ!高過ぎて届かないっ!」
剛「おお、わりぃわりぃ。」
雛「わざとね?」
剛「姉ちゃんのコーラってサイズ大きくない?」
雛「ううん。同じMサイズよ。剛のが小さく見えるぅ〜。おもしろ〜いっ。」
0380姉弟デート2020/04/06(月) 00:53:18.33ID:vYNj4kXr
雛「あ、ベンチがある〜。剛、座ったら?」
剛「姉ちゃんは立ったままでいいの?」
雛「うん。なんか久しぶりに目線の高さが一緒だもん🎵」
剛「でもな、俺がまだ勝ってるけどね。」
雛「うっそ……そんなことないわよっ!」
剛「背伸びしてんじゃんか。」
雛「同じくらいよっ!負けてなんかないもん。(ベンチに座った剛より背が低いなんてダメなんだからっ!)」
剛「(おチビちゃんがムキになるのも可愛いや。)いひひひひひ……」
雛「ところで、剛。鼻毛が伸びてるわよ。」
剛「え、マジで?」
雛「下からは確実に見えるし。」
剛「だったら、俺は姉ちゃんの頭のてっぺんが
……」
雛「えええ〜ええっ?!何かあるの?はげてるとか?」
剛「いや、何も。特に。」
雛「なあ〜んだ。びっくりしたあ。」
剛「つむじかぜ。」
雛「それ言うなら、つむじ、でしょ。」
0381姉弟デート2020/04/06(月) 01:03:35.49ID:vYNj4kXr
雛「婦人服売場に行きたいの。」
剛「もち、付き合うよ。自分の服?」
雛「そう。自分の服は…………あ、間違えた!婦人服じゃなくて、子供服売場だったわ。」
剛「ぷっ……ふぁハハハハハハ(笑)」
雛「笑うなっ!だって気持ちは婦人なんだもん。」
剛「カラダが子供なんだな。」
雛「うるさい👂⚡」
剛「二階?」
雛「五階。誤解のないように。」
剛「笑った方がいい?」
雛「ご自由に(笑)」
0382姉弟デート2020/04/06(月) 01:30:24.56ID:vYNj4kXr
剛「おっ。エスカレーターだ。(身長差カップルの萌えるシチュエーションだな。うっひひひ……。)」
雛「上に行くわよ。」
剛「姉ちゃんが先だね。」
雛「そうね。」
剛「すぐ後ろでいいか。」
雛、振り向く。
雛「あら。(剛の胸……)」
剛「俺の顔は遥か上だよ。」
雛「すぐ後ろなの。空けないの?一段?」
剛「いいよ。このままで。」
雛「あたしからキスできないわ〜。なあーんてねっ✌ウソよ。」
剛「(姉ちゃんの肩幅が華奢でスッポリ抱き締めたくなるぜ。しかも丁度いい低さの所に細いカラダがあるとは……)」
雛「なに黙ってるの?キスはウソだからね。」
剛「わかってる。俺からは好きな時にキスでも何でも出来るってことだね。」
雛「全然わかってない……だめだこりゃ。」
0383姉弟デート2020/04/06(月) 16:21:11.60ID:vYNj4kXr
剛「(あれ?姉ちゃんが居ねえ。どこだ?ちっちゃいから見えねえよ。)」
雛「😃🎶(ふーん……こういうレシピも良いわね。買おうかな?)」
剛「(全く。これ、かくれんぼだよ。俺が鬼だとして、あのチビは何だろ?ん?何だっけな?)」
雛「(剛はどこかしら?どうせエッチな本でも立ち読みしてるわね。きっと。)」
剛「(お?なんか頭だけチラつく人がいるぞ。)」
…………
雛「これ下さい。」
……
剛「(あ、レジに居た。外で待ってようかな。そのうち出てくるだろ。)」
……
雛「(とりあえず、本屋の用事は済んだっと。……ええとっ、剛を探さなきゃ。店の中かしら?)」
剛「(おチビちゃん、遅っせえな。確かレジに居たのにな。支払い終わったら出てこないのかな?)」
雛「(とにかく大きい男の人を探せばいいのよね…………あれえ?……エッチな雑誌コーナーも……違う……ってことは……💡外?)」
剛「あっ来た来た。ちっちゃいのが来た。」
雛「あーごめんごめん。待たせちゃった?」
剛「遅かったな。」
雛「ごめんなさい。中を探したの。ちっちゃくて悪かったわね。」
剛「聞こえてたか。」
雛「聞こえたわよ。」
剛「姉ちゃんがレジに居るのが見えたから、外に出たんだ。」
雛「あたしは、剛がまた、どうせエッチな雑誌コーナーに居ると思ってたわ。」
剛「俺がエッチ?」
雛「だいたい、いつも、そうじゃん。」
剛「帰ったらエッチになるかもな。」
雛「(いやんっ。今日は何されるのぉ
〜?やだー。)」
剛「姉ちゃん?どした?」
雛「ううん。何でもない。」
0384姉弟デート2020/04/06(月) 16:52:12.95ID:vYNj4kXr
剛「重そうだから持とうか?姉ちゃんの腕力じゃキツいんだろ?」
雛「んー、ちょっとナメられてムカつくんだけど。」
剛「超ド級レベルで、か弱い女なんだな。持ってやるよ。 」
雛「まだ、あたし、持ってって頼んでないわよ。」
剛「じゃあ、いいのか?」
雛「……お願いっ……します。本が意外と重たいの。」
剛「だろ?ほらっ、よこせ。」
雛「なんかエラソー!……っていうか、こういう会話そのものがね、商店街では恥ずかしくてイヤだわ。」
剛「姉ちゃんの体重、いま何キロ?」
雛「だからあ、商店街で体重なんか恥ずかしいから聞かないで〜。」
剛「恥ずかしい数字でもねえだろ?」
雛「前と変わってないわ。32キロよ。」
剛「軽っ!」
雛「知ってると思ってた。」
剛「確認だよ、確認。」
雛「じゃあ、剛は?」
剛「俺は95だよ。」
雛「デカ過ぎなのよ。あと1キロで、あたしの3倍だわ。」
剛「おー、惜しいな。あと1キロ頑張る。筋肉を増やせば、1キロなんか、すぐだな。」
雛「あたしの3倍も大きいのね。完全に子供扱いされちゃう。っていうか、もうとっくに、されちゃってる。」
剛「こういう話を商店街でしていいの?恥ずかしくない?」
雛「ばかっ、剛が話を振ったのよ。」
剛「よし、筋トレでパワーアップしよっと。」
雛「(これ以上、大男にならないで😖💦)」
0385姉弟デート2020/04/07(火) 12:02:27.70ID:OpZ+qBns
剛「(姉ちゃんの小さい手でも繋いでみようかな。でも、姉ちゃんの手の位置が遥か下にあるから、俺から握るには、屈むのが面倒くさいな。)」
剛「姉ちゃん、ちょっと手、見せて。」
雛「え?なあに?……はい、あたしの手が何?……あ!……え?」
剛「こうすりゃあ、デート気分。」
雛「あら〜〜、姉と弟で、これ?」
剛「いいじゃん。」
雛「(大きい手に包まれる感じ、安心するし、悪くはないんだけど。)」
剛「(小さい子供を連れて歩いてる感覚、好きだな。えっへへへ……)」
…………
雛、剛を見上げる
剛、雛を見下ろす
…………
雛「なによっ。嬉しそうにっ。」
剛「やっぱり、姉ちゃん、ちっちゃくて可愛いな🎵😍🎵」
雛「何度も聞いた。そのセリフ。」
0386主要登場人物(再掲載)2020/04/07(火) 12:10:59.56ID:OpZ+qBns
弟…剛(つよし) 高3 17歳
姉…雛(ひな) OL 23歳
剛の後輩…陸(りく) 中3 14歳
雛の友達…萌(もえ) OL 23歳
0387主要登場人物の体格体力2020/04/07(火) 12:27:29.17ID:OpZ+qBns
剛 17歳 197センチ 95キロ
陸 14歳 186センチ 87キロ
萌 23歳 143センチ 35キロ
雛 23歳 138センチ 32キロ

剛 胸囲120センチ 握力70キロ
陸 胸囲 95センチ 握力53キロ
萌 バスト75センチ 握力20キロ
雛 バスト73センチ 握力15キロ
0388剛&陸2020/04/07(火) 12:59:18.08ID:OpZ+qBns
陸「僕の練習に付き合ってくれて有り難うございます。」
剛「男二人で来るのも悪くねえ。」
陸「音楽の授業で歌のテストがあって、僕、歌、苦手なんで。かと言って、1人で来るのもアレだし。」
剛「課題曲か何か?」
陸「はい。あ、入った。」
🎵🎵🎵🎵🎵(陸🎤🎤🎤🎶🎶🎶🎶🎶🎶)
…………
剛「俺よりイケる。……へぇ、83,429点だって。なかなか。」
陸「先輩も入れて下さいね。」
剛「何にすっかなあ……。」
🎵🎵🎵🎵🎵
剛「お、連発か。」
(陸🎶🎶🎶🎶🎶🎤🎤🎤)
…………
(剛🎶🎶🎶🎤🎤🎤🎵)
…………
剛「うちのチビなら、陸に教えられたかもな。」
陸「雛ちゃん、歌は上手いんですよね。」
剛「呼ぶ?」
陸「え?今からですか?」
剛「あ、でも仕事の時間か、まだ。」
陸「ですよね。」
剛「後で俺んとこ、寄るか?もちろん、おチビちゃんが帰った頃にな。」
陸「いいんですか?」
剛「お前も、たまには、ちっちゃい子とイチャイチャしたいだろ?」
陸「それはもう!当たり🎯」
剛「ただの小さい女じゃねぇ。超絶の小ささだからな。」
陸「先輩!興奮させないで下さいよ。」
0389剛&陸2020/04/07(火) 13:10:43.87ID:OpZ+qBns
陸「え!?先輩、雛ちゃんとデートしたんですから?」
剛「おう。デートと言っても、姉ちゃんの買い物に付き合っただけだけどな。」
陸「それでも、羨ましいっす。すごく。」
剛「ぺちゃんこ靴にしてもらって、身長差60センチを堪能したわけ。あ、あれ?59センチかな?」
陸「話しづらくは?」
剛「ま、それはそう。だけどよ、お前、可愛い顔で遥か下の方から見上げてこられたら、こりゃあもう、たまんねえぞ。」
陸「想像したら興奮してきました。身長差カップルっぽい萌えるやつですよね。」
0390剛&陸2020/04/07(火) 13:19:32.50ID:OpZ+qBns
陸「え?かくれんぼ?商店街で、ですか?」
剛「本屋でな。」
陸「本屋ですか?」
剛「あいつ、見えなくなるんだよ。ちっちゃいから見失うわけ。」
陸「たぶんだけど、雛ちゃんは、隠れてるつもりではないような……。」
剛「背が高い方俺が鬼か?」
陸「探す役だったら、そうです。鬼です。」
剛「じゃあ、隠れてる側のチビは鬼じゃなくて……何だっけ?」
陸「え?……??……さあ?……でも、隠れてるわけじゃないんで。」
0391雛&萌2020/04/07(火) 13:52:20.10ID:OpZ+qBns
雛「ねぇ萌ちゃん。さっき弟からのLINEで、今日ね、陸くんが来るらしいの。」
萌「雛ちゃんの家に?」
雛「そう。萌ちゃんも来ない?」
萌「うん。いいわよ。行く〜。」
雛「大きい男が二人も居たら、うっとうしいでしょ。萌ちゃんが居てくれたら安心なの。」
萌「喜んで行くわよ。何が安心なのか、わからないけど。もし、あの二人が襲って来たら、あたしたちチビッ子では、どうにもならないけど。簡単に食べられちゃうかも。」
雛「そういう襲われる場合の安心ではなくて。いろいろ精神的にね、気持ちが、安心するから。」
萌「そうよね。精神的によね。肉体的には?」
雛「肉体的?肉体的には、か弱い萌ちゃんが味方になったところで、二人ががりでも、陸くん1人にさえ、腕力で絶対に勝てないわ。」
萌「乱暴はしないでしょ。剛くんも陸くんも本来は優しいから。」
雛「うん……そうね。」
萌「……あたしたち、いったい何を話してんの……。やだあ。」
雛「ホントよ。若い男の子に襲われる妄想なんて……やだあ。」
0392剛&陸2020/04/07(火) 14:49:32.64ID:OpZ+qBns
剛「もう少し歌ってく?」
陸「そうですね。」
剛「あ、姉ちゃんからLINEきた。……陸、朗報だ。もう1人のチビッ子が俺んちに来るってよ。」
陸「今日ですか?そのチビッ子って萌ちゃんですよね。」
剛「お前今夜、泊まるか?」
陸「あーそれは……どうしよ……ちょっと家に電話してから。」
…………
陸「泊まっていいって。」
剛「めちゃくちゃ可愛い超絶に小さい女が二人も居たら、俺たちにゃ、天国だと思わねえか?なあ、エロ陸くん!」
陸「えろりくくん?」
剛「思い切り可愛がってやろうぜ。」
陸「ふたりとも美人ですもんね。」
剛「お前にとっちゃあ、いくつも年上の女だけど、遠慮するな。あ、今さら言うなって?」
陸「そうですよ。雛ちゃんも萌ちゃんも、もう何回も遊ばせてもらってます。」
剛「確かにな。」
0393雛&萌2020/04/07(火) 15:00:31.83ID:OpZ+qBns
雛「まだ帰ってきてないようね。」
萌「お邪魔しま〜すっ。」
雛「はーいっ。」
萌「熊が2匹来るまでの間、ガールズトークしましょ。」
雛「熊が2匹。……ほ〜んと。この前ね、剛と買い物に行ったの。並んで歩くと、もう真上を見上げなくちゃだから、た〜いへんなのっ。」
萌「すっごい、わかるぅ〜。」
雛「着替える?」
萌「うん。そうしよ。」
雛「あたしの服でもサイズが合うから良かったね。便利だね。」
0394雛&萌2020/04/07(火) 15:17:16.45ID:OpZ+qBns
萌「あ、ご飯どうする?」
雛「4人になると思ってなかったから、用意してなかったわ。」
萌「買ってくれば良かったね。どうする?」
雛「出前は?」
萌「あ、さんせ〜いっ!」
雛「ところで、こんなセクシーな格好で大丈夫だった?」
萌「着させた後で、それ聞くぅ〜?」
雛「いいわよね?熊さん達が喜ぶでしょ?」
萌「イケメンの熊さん。」
雛「確かに陸くんもイケメン。」
萌「機嫌を良くさせてあげないと、襲われちゃうかもだし。手加減してくれないと壊れちゃうし。」
雛「超ミニはヤバいと思ったけど、みんな慣れたでしょ。いつもミニだし。どうせなら超絶可愛く。」
萌「そうよね。可愛い女の子で。」
雛「うふっ♥」
萌「きゃはっ♥」
0395剛&陸2020/04/07(火) 15:57:48.16ID:OpZ+qBns
剛「俺んち着いたら、お帰りの抱っこするから。俺が姉ちゃん。お前が萌ちゃん。」
陸「お帰りの抱っこ?……とは?」
剛「チビ2人が先に帰ってたら、の話だけど。」
陸「お帰りって、向こうが言うんですよね?」
剛「この前、姉ちゃんと出かけた時に玄関で思いつきで抱っこしたんだよ。行ってらっしゃいの抱っこ。」
陸「行ってらっしゃいは、誰も言わない場面では?」
剛「ま、細かいことは置いといて。」
陸「お姫様抱っこ……ですか?」
剛「おう。めっちゃ軽い小さい女を抱き上げた時の感触が、これまた、たまんねえよなあ。」
陸「単にカラダに触りたいだけですよね。」
剛「お前は萌ちゃんな。俺は姉ちゃん。」
陸「もし、玄関に迎えに来なかったら?」
剛「そのときは無理。まあ、でも、萌ちゃんは、すぐに飛んで来そうだな。」
陸「萌ちゃん、イケメン好きだから。」
剛「自分でイケメンと言う俺ら。」
陸「もし抵抗された場合は?」
剛「お前の半分以下の体重しかないチビ女なんか楽勝さ。抵抗されても男の腕力を見せつけてやれ。」
陸「か弱いくて可愛い女の子たちが待ってる家なんて最高だなあ。うっしっしっ……。」
剛「おっ、興奮してきたか?」
陸「ところで、お帰り抱っこは、するタイミングは、僕が靴を脱ぐ前ですか?後ですか?」
剛「???」
陸「靴を脱ぐ前の方が、玄関の段差の分だけ、僕が屈まなくていいから楽ですかね?」
剛「ん〜〜それ考えてなかったな。どっちでもいいんじゃね?」
陸「あと、メシは、どうするんですか?」
剛「晩飯はな、姉ちゃんに任せるよ。なんとかしてくれるだろ。ただし、メシ食うまではな、あのチビッ子コンビを泣かすなよ。なるべく優しくな。機嫌を損ねるとヤバいから。」
陸「食事を用意してくれないケースもあるかもですね。了解です。」
0396雛&剛2020/04/07(火) 16:26:04.00ID:OpZ+qBns
萌「あの二人が何か買って来るかもしれないわよ。」
雛「それはそれで助かるし。」
萌「頼んでないんでしょ?」
雛「うん、基本、あたしが用意してるから。」
萌「そうか。」
雛「剛が気を使って食べ物とか買って来るわけないわ。剛ったら、家事に関しては、ホント、カラダだけは大きくて役立たずなの。」
萌「なんとかのなんとか……って言わない?」
雛「独活の大木。」
萌「ウドノタイボク……うん、それっ!」
雛「剛なんかバカだから、きっと知らないわよね。独活の大木なんて言葉。」
萌「そうよねえ〜。オトナの女をナメてもらっちゃ困るわよねぇ〜。」
雛「いつもいつも、あたしのこと、か弱い、小さい、チビ、とか、そんなことばかり言われて、泣きそうになる時もあるけど、大きくて逞しい弟が一緒に居ると安心なの。」
萌「わかる。守ってくれそう。凄い守備力。」
雛「高い所のモノを楽々と取ってくれるし。」
萌「変な男が寄ってチョッカイ出しに来ても、絶対に安全だもの。か弱い女の子には助かるよね?剛くん、たいていの男より強そうだし。」
雛「あ、剛も、けっこう役に立ってるかも、って思ってきたわ。」
萌「ウドのタイボク、とも言えない感じがしてきたわね。」
0397雛&剛の家2020/04/10(金) 05:41:54.71ID:lJKMt+xh
剛「俺、カギ持ってるけど、お前がチャイムを押せよ。そしたら、どっちかのチビが出てくるだろ。」
陸「カギが開いてるってことは?」
剛「ないない。姉ちゃんは」
0398雛&剛の家2020/04/10(金) 05:46:08.39ID:lJKMt+xh
剛「絶対に戸締まりしてるはずだ。あんなに超か弱い女なのに、もし知らない男に入られたら大変たからな。」
陸「確かに。……あ、ドア、開かないです。」
剛「だろ?」
陸「じゃ、チャイム鳴らしますね。」
…………ピンポーーーン
0399雛&剛の家2020/04/10(金) 05:53:02.70ID:lJKMt+xh
萌「陸くんて泊まってくのかな?」
雛「さあ、どうかしら?」
萌「明日、日曜日だし。」
雛「そうだね。可能性あるわ。」
…………ピンポーーン
萌「あ、誰か来た!」
雛「剛かな?鍵を持ってるはずなのに。」
萌「誰か知らない人が来たとか?」
雛「剛なら直接入って来るわよね。」
…………ピンポーーン
萌「あたし出ようか?」
雛「うん。」
0400雛&剛の家2020/04/10(金) 05:56:42.14ID:lJKMt+xh
剛「応答ないのか?」
陸「はい。」
剛「もう1回、チャイム鳴らしてみ?」
…………ピンポーーン
0401雛&剛の家2020/04/11(土) 01:08:06.37ID:GOgOXul+
萌「(もし、知らない男の人危ないから、一応、用心しなきゃ。鍵穴から覗いてから にしてっと…………あれ?……大きい人っぽいわ……たぶん、剛くんか陸くんよね?)」
萌「誰ですか?」
陸「(あ。萌ちゃんの声だ。)」
陸「陸です。」
萌「あ〜、はい。いま開けますね。」
…………
萌「あ。いらっしゃ〜い。ってか、あたしの家じゃないけどね。えへっ。」
陸「こんにちは。💡!!!(おーっ!何なんだよ、このクソ可愛い格好は!超ミニスカートに生足!華奢な肩幅!ちっちゃいカラダ!かわいいぃぃぃ〜!マジかよ、たまらんっ!ソッコー持ち上げたいぜ。😆😆)」
萌「こんにちわ〜。剛くんは?」
陸「へ?あ、あ、(・・;)一緒だよ。(興奮してきたあ〜!)」
萌「(あたしより遥か上から見下ろしてくる陸くん、やっぱ、大きいわ。でも、何か変ね)」
萌「陸くん、どうしたの?」
剛「どうした?陸?……(おお〜!萌ちゃん、今日も、露出多めのセクシーな装いだぜ。完全に誘惑してんな。俺らに襲って欲しいとしか思えねえなあ。楽しんじゃおうかな。うひひひひ……。)」
陸「(こりゃ、我慢できねえ……)」
萌「剛くんも、いらっしゃい!あたしの家じゃないけどね。また言っちゃったわ、あはっ。」
剛「陸。」
陸「え?」
剛「アレ……やれば?」
陸「あ……はい。」
0402雛&剛の家2020/04/11(土) 01:24:13.93ID:GOgOXul+
陸「おらよっと!」
萌「きゃっ!!!
陸「萌ちゃん、超かわいいっす!」
萌「あーんっ……んもぅ〜!いきなりぃ〜?……陸くんたらあ〜! 」
雛「萌ちゃあ〜ん……ねえ〜、どうしたのぉ〜?………………あらまっ……捕獲されてる……速っ。」
萌「さっそく捕まっちゃた。」
雛「……だねっ。」
剛「姉ちゃん、ただいま。」
雛「おかえりなさい。」
陸「抱っこしたまま、お邪魔しまっす。」
雛「え?……あ、はい。どうぞ。土足はダメよ。」
0403雛と剛の家2020/04/11(土) 01:43:34.73ID:GOgOXul+
剛「じゃあ、俺も陸のマネして。」
雛「は?マネ?」
剛「姉ちゃん、もうちょっと近くに来いよ。」
雛「!!!……やだ……こわい……。剛は、普通に靴脱いで中へ入りなさい。」
剛「おう。靴は脱がないとな。だが、その後は……おりゃああ〜!」
雛「きゃあああああっ!!!」
剛「おー、悲鳴がデカいよ、姉ちゃんは。予想できるだろよ。」
雛「も〜……予想?……こんなこと、よそうよ……。」
萌「雛ちゃん、うまい!ダジャレ……でしょ?」
雛「とっさに出た言葉で……。」
剛「(身長が138センチの超かわいい女に、こんな短いスカートで誘惑されたら、こっちも興奮してしまいますって。)」
0404雛&剛の家2020/04/11(土) 01:58:03.82ID:GOgOXul+
雛「あたしと萌ちゃん、部屋の中でも、まさか、ずっ〜と、お姫様抱っこされてる感じ?」
剛「 体重が軽いから余裕で、やろうと思えば長時間。」
陸「雛ちゃん、パンツ丸見え。」
雛「……でしょね。萌ちゃんもよ。」
萌「でもさ〜、こういうセクシーな格好にしようって、あたしたち自身が決めた事だから、若い男の子には刺激が強いのよ。」
剛「だから、予想通りなんだろ。」
陸「ふたりとも美脚っすね。」
雛「…………美脚って言われるのは予想外かも。」
萌「ま。ありがと。陸くん。」
剛「エロいな、陸は。あはは。」
雛「あなたが言うな。」
0405雛&剛の家2020/04/11(土) 02:05:41.11ID:GOgOXul+
剛「姉ちゃん、晩飯は?」
雛「あたし、大きい男子高校生に捕獲されてるから。動けないの。どうしようかしらね。」
剛「😍」
萌「あたしも。大柄な男子中学生に捕まっちゃってるわ。動けな〜い。」
陸「😁✨✨」
雛「このままじゃ餓死するわよ。」
萌「いいの?」
剛「👀‼💦」
0406雛&剛の家2020/04/11(土) 02:13:38.31ID:GOgOXul+
剛「姉ちゃん、陸は泊まってくから。」
雛「あ、そうなの?今夜は、萌ちゃんも合わせて4人ね。」
陸「ありがとうございます。萌ちゃんも、あお世話になります。」
萌「抱っこされながら言われても……。」
0407雛&剛の家2020/04/11(土) 02:28:07.41ID:GOgOXul+
雛「晩ごはん、出前にしようかって、萌ちゃんと話してて。」
剛「それ、いいじゃん。ピザ?」
陸「俺は、大丈夫で〜す。」
萌「大丈夫って言葉が、肯定か否定か、どっちか、わからないのよ。」
陸「ピザで、オーケーで〜す。」
雛「剛、注文して。」
剛「俺が?」
雛「そう。スマホから。」
萌「片手じゃ無理でしょう?雛ちゃんを解放しなきゃ。」
剛「そだな。」
雛「陸くんも、あれからずっと萌ちゃんを抱っこしたままなんて、逞しいわ。」
陸「俺も萌ちゃんを解放します。トイレ借りたいから。」
0408雛&剛の家2020/04/12(日) 23:40:39.83ID:ARqQ1X0W
剛「姉ちゃん、いくつ頼む?」
雛「適当に。」
剛「適当じゃわかんねえ。」
雛「しょうがないわね。じゃあ、あたしが注文するわ。自分の携帯で。」
萌「雛ちゃん、いくら渡せばいい?」
雛「めんどくさいから、おごるわよ。」
萌「やったあ!ゴチでぇ〜すっ。」
陸「雛ちゃん、俺は?」
雛「陸くんは中学生だから、お金、もらえないわ。」
剛「姉ちゃん、俺は?」
雛「剛は高校生だから、3000円ちょうだい。」
剛「え〜!高えよ!」
雛「ウソよ。いらないわ。小遣いが無くなっちゃうでしょ。」
0409雛&剛の家2020/04/12(日) 23:59:32.67ID:ARqQ1X0W
萌「サイドメニューとかドリンクは?」
雛「うん。適当に頼んでるわよ。」
萌「さすが、雛ちゃん。みんなの分も合わせて注文するとか、まだ剛くんには無理ね。」
雛「そうそう。まだまだ、独活の大木ね。」
剛「(ウドノタイボク???)」
陸「ウドノタイボクって何?」
萌「えっとねぇ〜……。」
雛「ヒ・ミ・ツ🙊」
陸「秘密?なんで秘密?」
萌「ちょっとね……。」
剛「ふーん。(もしかして、俺の悪口だったりしてな……)」
陸「先輩、ちょっと来て下さい。」
剛「ん?どした?」
陸「(小声で)検索します?」
剛「(小声で)ウドノタイボク?」
陸「(小声で)はい。意味を調べたいと思いまして。」
…………
雛「あの二人、なにをコソコソ話してんのかしら?」
萌「さあね。」
0410雛&剛の家2020/04/13(月) 00:08:53.18ID:ZA1NubiY
剛「(小声で)ウドとタイボク、両方わかんねえなあ。」
陸「(小声で)先輩、出ました。コレです。」
剛「おお〜!出たかあ〜!」
…………
雛「え?なになに?何が出たの?まさか、ゴキブリ?」
萌「ひえ〜!ゴキブリぃぃ〜!?やだ雛ちゃん、何とかしてぇ〜!」
雛「あたしに任せてっ!ゴッキーどこぉ〜?剛!」
0411雛&剛の家2020/04/13(月) 00:16:40.38ID:ZA1NubiY
陸「ゴキブリなんか居ないよ。」
雛「え?そうなの?なあんだ。」
萌「居ないって?良かったあ〜。ホッ。」
剛「読んでるから、姉ちゃん、向こう行ってて。」
雛「よんでる?イントネーション、おかしくない?呼ばれてないけど来たわよ。」
剛「うるせえな。今、スマホを読んでるから!」
雛「あ……文字を読む、の読んでる……ね。きどうも失礼しましたあ〜。」
0412雛&剛の家2020/04/13(月) 00:46:55.37ID:ZA1NubiY
…………ピンポーン🎵
萌「あ、来た。あたし出る。」
雛「陸くんも手伝ってあげて。」
陸「今、忙しい。」
剛「俺、調べとく。」
陸「はーい、俺も運ぶよ〜!」
…………
雛「ねえ、剛、何を熱心に読んでるのよ?」
剛「あー、ちょっと待って。邪魔すんな。」
雛「💡💡!!!(あっ!独活の大木を調べてるわ!ヤバっ!超マズイ……)」
萌「さあさっ!みんなあ〜、食べましょ〜!」
陸「先輩も、好きなのを取って下さい。」
剛「・・・・・」
陸「先輩?」
…………
萌「雛ちゃん、飲み物どれにするぅ〜?」
雛「(小声で)萌ちゃん、ヤバい。アイツ、独活の大木、調べてた。」
萌「(小声で)マジで?あたし達が剛くんの悪口を言ってたのがバレちゃうわ。」
…………
剛「(小声で)陸、コレ見ろ。ウドノタイボクって、こういう意味らしいぞ。」
陸「(小声で)どうします。」
剛「(小声で)まあ、今回は知らないふりり、しよう。それで、あのチビちゃんたちを後で、可愛がってあげような。」
陸「(小声で)ですね。楽しみ〜。」
…………
萌「ねえ。剛く〜ん、陸く〜ん、お腹減ってなあのぉ〜?」
陸「あ〜〜!食べま〜〜す!」
雛「陸くんはコーラかしら?はいっ。」
陸「あ、どうも。」
萌「剛くんは?」
剛「え〜と、俺は……ビールで。」
雛「ばかっ!未成年でしょっ!」
剛「冗談だよ。本気にすんなよ〜。ねー萌ちゃん。」
萌「??あ、あたし?」
剛「ねー萌ちゃん、って言ったんだ。」
萌「あ〜なるほど。あたしには、ねーちゃん、って聞こえたの。」
雛「んんん〜美味しい♥」
陸「うまっ……。」
剛「さ、俺もコーラにしよっと。」
0413雛&剛の家2020/04/13(月) 00:56:28.89ID:ZA1NubiY
剛「こうやって、男2人でソファーに座ってても、なんか寂しいよなあ。なあ、陸。」
陸「そうっすねえ。手がヒマしてますね。」
剛「そうなんだなあ。膝の上が全くガラ空きなんだよなあ。」
…………
萌「片付けは、こんな感じでいいわよね?」
雛「そうね。…………あ、男の子たち、ソファに座って、こっち見てる。」
萌「あ〜、ホントだ。あたしたちも行く?」
雛「うん。キッチンの用事はオシマイね。」
0414雛&剛の家2020/04/13(月) 01:08:16.70ID:ZA1NubiY
剛「獲物が近づいて来たら捕獲するぞ。」
陸「俺は雛ちゃんが良いです。」
剛「体格差を考えたら、陸が姉ちゃん、俺が萌ちゃん。バランスが良いな。コレでいこう。」
陸「了解です。」
…………
雛「どうしたの?テレビでも付ければいいのに。」
剛「リモコン取って。」
雛「ん?リモコン?…………どこだっけ?」
萌「あら、ここにあった。はいっ、陸くん。」
陸「あ、どうも。」
0415雛&剛の家2020/04/13(月) 01:22:24.12ID:ZA1NubiY
萌「きゃっ!あーんっ……陸くん……。」
陸「先輩、俺、萌ちゃんを捕まえちゃった。つい、目の前に可愛い顔があったんで。」
剛「いいよ。逆だけど。ってか、向かい合って抱き合ってんのか?」
陸「萌ちゃん、方向を変えようか。前を向いてね。よいっしょっと!」
萌「雛ちゃ〜ん!あたし陸くんに……。」
雛「はーいっ!見て、確認したわ。」
陸「萌ちゃん、イヤなら逃げても大丈夫だよ。エヘヘへへ……。」
萌「雛ちゃ〜ん!陸くんが、イジワル言うのぉ〜!」
陸「必死に抵抗していいよ。でも、か弱い萌ちゃんには無理かなあ〜。」
剛「俺も興奮してきた。俺の獲物はどこだ?」
0416雛&剛の家2020/04/13(月) 01:35:33.77ID:ZA1NubiY
雛「萌ちゃ〜ん!だいじょ〜うぶ〜?」
萌「あれぇ?雛ちゃんわぁ〜?隠れてるのおぉ〜?」
剛「よし、ヒョイと捕まえて来ようかね。どこ行ったかなー?姉ちゃ〜ん。出ておいでー。」
雛「(やっぱ、剛のこと、独活の大木って言っのが悪かったかも……きっと、怒ってるのね……大きいカラダで向かって来て怖いよ〜……)」
剛「お、いたいた。」
雛「!」
剛「おいで。怖がらなくて大丈夫だよ。」
雛「べ、べ、べつに、怖がってなんか……ないわよっ……だ……。」
剛「ほらよっ!軽々っとね。」
雛「きゃっ!んも〜っ……。」
0417雛&剛の家2020/04/13(月) 01:46:30.39ID:ZA1NubiY
萌「雛ちゃん、いらっしゃい。やられた?」
雛「ウーン……結局、こうなる羽目ってことよなのよね。萌ちゃん。」
剛「陸、お待たせ。隣に俺も座らせてもらおうか。」
陸「もし、雛ちゃんが先輩から逃げられたら、100万円あげよう。」
萌「そんな大金、持ってるの?」
陸「まさか。」
萌「確かに、体格が絶望的に違うもの。」
剛「さあ。姉ちゃんは俺の膝の上だぞ。」
雛「萌ちゃんとダブルの体制ってこと?」
陸「ダブル……なるほど。」
0418雛&剛の家2020/04/13(月) 02:00:49.37ID:ZA1NubiY
萌「陸くん、今、身長何センチなの?」
陸「俺は186。」
萌「あたし143だから……43センチも違うのね。陸くんにスッポリ包み込まれちゃったわ。」
陸「先輩の方が体格差、もっと凄いっす。」
剛「197が、138を、それこそ完全な形でスッポリ包み込んでやったぜ。」
雛「ちゃんと《センチ》を付けなさい。完全な形って何が完全なの?あと、わざわざ身長を今さら数字で言わなくていいの!わかった?」
剛「おーこわっ。怒ってるよ。」
雛「んも〜、怖かってないクセに。」
剛「うひひ。」
0419雛&剛の家2020/04/13(月) 09:18:22.23ID:vkMpBX4w
萌「陸くん、リモコン貸して。」
陸「テレビ、何か、やってる?」
萌「そりゃあ、何かは放送してるわよ。」
陸「(太ももくらい、いいかな……)」
萌「陸くん、テレビ見える?あたしが小さいから余裕かしら?」
陸「うん。萌ちゃんの頭の上から余裕で見える。」
萌「でも……やっぱり陸くん、エッチ。」
陸「気付いてた?」
萌「とっくに。スカートめくっちゃダメよ。」
陸「萌ちゃんの脚はキレイだね。」
萌「ヤラシイけど、ありがとー。」
0420雛&剛の家2020/04/13(月) 09:42:52.84ID:vkMpBX4w
剛「陸が楽しんでるみたいだから、こっちもイチャイチャしようか?」
雛「べつにイチャイチャしなくていいわ。お姉ちゃんなんだから、あなたの。……っていうか、もう既に……(剛の大きな手がバストに当たってるの、わかるし)」
剛「既に何かなあー?いひっ。」
雛「セクハラ男の本領発揮ってとこかしら。」
剛「カラダ小さい割りに、オッパイあるな。」
雛「エッチさに遠慮がない人……。」
剛「姉ちゃんの上半身、片手でスッポリ抱けるぜ。マジ、ちっちゃい。ホント可愛いよ。」
雛「(あたしの後頭部に、剛の厚い胸板の感触……)」
剛「どう?大男に包まれる感覚は?姉ちゃん的には?」
雛「うーん……優しくしてくれたら、そんなに悪くない…かな………でも、乱暴はイヤ。か弱い女の子には手加減して。」
剛「おお、萌えるセリフをサンキュー!」
雛「あとね、お姉ちゃんなのに、あたしのこと、可愛いって言ってくれるのは、女子として嬉しいわよ。」
剛「じゃあ、俺のこともホメて。」
雛「剛わぁ〜……大きくてぇ〜、逞しくてぇ〜、マッチョくんでぇ〜、あとは……。」
0421雛&剛の家2020/04/13(月) 10:05:10.50ID:vkMpBX4w
剛「あとは?」
雛「あとはっ……独活の大木も知らないような頭のほうはバカなの。」
剛「バカなのは、かなり事実かもしれない。」
雛「でしょ、でしょ?」
剛「その代わり……こうしてやる!」
雛「あーんっ、揉まないでぇ〜!おさわり、やめてぇ〜。剛の手が冷たあ〜い。」
剛「バカやろー。超ミニスカに生足で誘っといて、俺に何もされないワケねえだろ。」
雛「服の上からは良いけど、直はイヤ。じかに胸はダメっ。」
雛「服の上からだったら、いいんだな?よし、許可が出たぞー!陸!」
陸「おっ!」
雛「違うの!許可したんじゃない!」
剛「さっき、姉ちゃんが、良いって言ったぞ。」
雛「剛の力に全然かなわないからあ〜、か弱い女の子が抵抗しても無駄だからあ〜、ある程度は仕方ないかなあって思ってるだけ。ホントはセクハラ全部ダメなのよ。他の女の子にはダメなのよ。……萌ちゃん以外は。」
萌「え、、、、あたし以外?」
雛「うふっ♥」
萌「んもぉ〜、なによ。雛ちゃんったら♥」
剛「(おチビちゃんたち、なんだがんだ、嬉しそうだな。そりゃ良い事だ。もっと楽しめそうだな。うひひ……。)」
陸「萌ちゃん、俺にも許可を。」
萌「え?……何か言った?」
陸「……いや、何でも。」
0422剛の部屋2020/04/17(金) 00:30:19.26ID:ymNBc2SG
剛「おい、陸。なんかこう、デカい男同士で寝るの、つまんねえな。」
陸「そうですね。ベッドが狭いっす。」
剛「ちっちゃい女と二人で寝たくねえか?スペースに余裕ができるぞ。」
陸「そうですね。どうします?先輩は、どっちとカップルになります?」
剛「なんとなくだが……姉ちゃんと陸が一緒に寝るのは、あまり良い感じしねえ。弟として。」
陸「じゃあ、俺は萌ちゃんで良いっす。」
剛「よし。わかった。今夜は可愛い女の子と一緒に寝よう!」
陸「はい!」
剛「そしたら、陸はここに居ろ。俺が萌ちゃんを持ってきてやる。」
陸「萌ちゃんが物みたいに言われてる。あはは。了解です。」
剛「俺は、その後で姉ちゃんのベッドに入る、という計画でどう?」
陸「なかなかバッチリです。寝てる間に、小さな萌ちゃんを押し潰してしまいそうです。」
剛「中学生のクセに、大人の女をオモチャにする気だな?」
0423雛の部屋2020/04/17(金) 00:34:41.42ID:ymNBc2SG
萌「エロい男の子達に抱かれてしまったわね。」
雛「始めてでもないし、剛は、いつもの事なんだけど。大きい男の人に対して、少しなれちゃったかも。」
萌「雛ちゃんは特にね。剛くんが近くに」
0424雛の部屋2020/04/17(金) 00:42:28.61ID:ymNBc2SG
雛「そうなの。剛が何かにつけて、あたしにチョッカイ出すの。」
萌「まあ、それは、仕方ないわね。こんなに小さくて可愛い女の子がさ、お姉ちゃんなんだよ。剛くん、ガマン出来ないわ。」
雛「それはそうと、あたしのパジャマ貸してあげるわ。そこに置いてあるの、着て。」
萌「うん。ありがと。」
0425雛の部屋2020/04/17(金) 00:55:35.99ID:ymNBc2SG
…………トントントン
剛「姉ちゃん、入るよ。」
雛「ん?どうしたの?」
剛「えっとね。今夜はさ、男と女、カップルで寝ることになったから。」
萌「💡ぇ、ぇ、カップル?」
雛「男同士、女同士じゃあなくて?」
剛「そ、そ。陸と二人で決定したから。」
雛「そんな勝手に決めないでよ。」
萌「どうやら、あたし達に選択権は無いみたいね。」
雛「で?どういう組み合わせ?」
剛「俺は姉ちゃんのベッドで。」
萌「じゃあ、あたしは陸くんと?」
剛「ということで、俺、萌ちゃんを持っていくよ。」
萌「きゃっ!……剛くん……剛くんの目線って、めっちゃ高い。」
雛「持ってく……って、萌ちゃんを物みたいに言って。」
0426剛の部屋2020/04/17(金) 01:09:12.62ID:ymNBc2SG
剛「陸、お待たせ。可愛い子、持って来たぜ!」
萌「剛くん……あたしのこと……かわいいこ…………」
陸「ああ〜、萌ちゃん。パジャマに着替えたんだね。」
萌「ミニスカではなくて、パンチラ無くて、ざ〜んねんっ!うふっ。」
剛「おい、陸。萌ちゃんを受け取れ!パス!パス!」
陸「あ、そのまま直接、俺が受け取るんですか?なるほど。豪快ですね。」
萌「あたし、軽いから簡単なのね。」
剛「あとは陸、萌ちゃんを好きなように。」
陸「はい。好きなようにします。」
萌「……好きなように?……陸くんは、何がしたいの?(陸くんは中学生だから、年齢的にレイプは無いわね……)」
0427雛の部屋2020/04/17(金) 01:17:57.30ID:ymNBc2SG
剛「姉ちゃん、お待たせ!」
雛「陸くん、萌ちゃんに変なコトしない?」
剛「それはどうかな。」
雛「え〜っ!萌ちゃん、あんな小さな女の子なんだから、大きな陸くんが妙な気を起こしたりしたら、あたし、承知しないわよ。」
剛「大丈夫だろ。」
雛「そう?」
剛「こっちは、こっちで、良い夜にしような。」
雛「(また、エロいコト考えてるのかしら?このエロ男ったら……)」
0428剛の部屋2020/04/17(金) 01:33:12.23ID:ymNBc2SG
萌「剛くんのベッド、あたし達で使って良かったの?」
陸「うん。先輩が決めたんだ。」
萌「陸くんて、剛くんには敬語なのに、あたしと雛ちゃんにはタメ口なのね。」
陸「うん。先輩には力で勝てないし、逆らえないよ。」
萌「あたしは陸くんよりずっと年上なのに。」
陸「ちっちゃいから、小学生みたいだから。」
萌「あーんもー、イジワル言って。」
陸「男二人だと、ベッドが狭すぎて、それで、萌ちゃんと寝ることになったんだ。」
萌「確かに狭いかも。肩幅がね。」
陸「寝てる間に、俺が萌ちゃんを押し潰したらゴメンよ。」
萌「あ〜、体重差が大変だわ。もし、陸くんが覆い被さってきたら……。」
陸「たぶん、萌ちゃんの力じゃ、俺のカラダ、はね除けられないね。」
萌「いや〜んっ、陸くん、気を付けてね。」
陸「(おー、可愛い!)」
0429雛の部屋2020/04/17(金) 09:45:17.04ID:ymNBc2SG
剛「せっかく二人で一緒のベッドに居るんだったら、レイプごっこしよ。」
雛「せっかくの意味わかんない。ごっこでもヤダ。」
剛「きっと、面白いと思うよ。」
雛「面白いと思うのは、剛だけよ。あたしは屈辱だと思うの。たぶん。」
剛「痛くしないから。遊びだから。(俺にとっては楽しさオンリーなんだがね。イヒヒ……。)」
雛「ホント?手加減してくれる?」
剛「姉ちゃんは全力で抵抗してくれ。」
雛「ちょっとお〜っ!まだ許可してないわ。もう既に、あたし、動けないっぼい。」
剛「まだ、ちょっとしか押さえつけてないぞ。力も全然入れてないし。」
雛「こんなのさあ、剛に馬乗りされたら、もうダメっ!重たいわ。」
剛「つい俺の体重、全部掛けてしまったぜ。(胸くらい、触っても平気だろ。初めてでもあるまいし。)」
雛「あ、ダメっ。」
剛「じゃあ、俺がボタンを外すのを姉ちゃんが阻止できたら、姉ちゃんの勝ち。」
雛「これ、勝ち負けなの?」
0430剛の部屋2020/04/17(金) 10:43:14.44ID:ymNBc2SG
萌「陸くん、腕の筋肉、触っていい?」
陸「いいよ。でも、まだ、鍛え方が足りないと思う。」
萌「ううん。硬いっ!二の腕の筋肉とか、女の子には考えられない感触なの。」
陸「ひょっと、フェチ?」
萌「言わなかったっけ?あたしも雛ちゃんも、マッチョとか大きい男性は嫌いじゃないの。」
陸「知ってた。俺は凄い小さい女の子が大好きなんで。」
萌「よーく知ってる。」
陸「可愛い萌ちゃん、ぎゅっとしちゃう!」
萌「きゃっ!陸くん、力が強いわっ。」
陸「そうだった。萌ちゃんの華奢なカラダが折れたら大変だ。」
萌「そういえば、雛ちゃんは大丈夫かな。」
陸「あっちは姉弟だし、家族だし。」
萌「そうよね。(ってことは、あたしと陸くんは他人同士。レイプされても、おかしくない状況?!)」
0431雛の部屋2020/04/24(金) 09:34:51.31ID:L96g6yKo
雛「ううう……あー😿なんで弟と一緒に寝なきゃいけなあいのぉ〜(>_<)」
剛「俺はケッコー楽しいけど、イヒヒ……」
雛「大きいカラダが鬱陶しいのよ。剛は自分のベッドに戻ればいいじゃないのよぉ〜?」
剛「いや、あっちはあっちでカップルが楽しんでるから。」
雛「あ……そっか……忘れてた。萌ちゃんか
と陸くん……。」
剛「陸も男だからなあ。どうなるんだろ。」
雛「萌ちゃん、まんざらでもなさそうだし。」
剛「圧倒的体格差で、小さい萌ちゃんを相手に、陸の思い通りになるんじゃね?」
雛「陸くんの思い通りって、どんな思いなの?」
剛「さあね。でもよ、もし俺が陸だとして……」
雛「だとして?」
剛「すぐ横に、超可愛い、超小さい女の子が寝てたら、ガマン出来なくて、こんなコトしちゃうかも。」
雛「きゃっ!なにするのぉ?あんっ、きゃあああ!いやだああああ!」
0432剛の部屋2020/04/24(金) 09:58:11.51ID:L96g6yKo
萌「あ。雛ちゃんの悲鳴が……。」
陸「聞こえた。」
萌「剛くんに何されたのかしらね?」
陸「剛先輩も遠慮しないね。」
萌「あたし、ちょっと見てくる。助けなきゃ。」
陸「萌ちゃんも襲われちゃうよ。っていうか、姉弟で遊んでるだけだけど思うけど。行かなくていいよ。」
萌「でも…………あ……うっ……」
陸「(俺も小さい子と遊びたいし。萌ちゃんを逃がすもんか。)」
萌「(やだ。動けない。陸くんに押さえつけられて無理だわ。)」
陸「(もっと抱きしめちゃうよ。)」
萌「あーんっ……ま……やっぱ、雛ちゃんとこ行くの、やめるわ。相手は弟さんだし、きっと大丈夫でしょ。」
陸「そうだよ。オッケーオッケー。」
萌「(こっちも大男に捕まっちゃってるから、ヘルプに行けなくてゴメンね、雛ちゃん……。)」
0433主要登場人物(同居中)2021/04/08(木) 21:27:55.09ID:Z7rHHOcV
弟…………剛(つよし)18歳 大学1年
剛の後輩…陸(りく) 15歳 高校1年
姉…………雛(ひな) 24歳 会社員
雛の友達…萌(もえ) 24歳 会社員
0434主要登場人物の体格2021/04/08(木) 21:42:28.43ID:Z7rHHOcV
剛…197センチ 97キロ 胸囲120センチ
陸…188センチ 88キロ 胸囲100センチ
萌…143センチ 35キロ 75−55−78
雛…137センチ 32キロ 73−54−77
0435ミニスカート2021/04/08(木) 22:07:15.46ID:Z7rHHOcV
剛「おおお〜っ!!今日もセクシーじゃん!」
雛「でしょでしょ♥買ったばっかりなのっ。」
剛「いつもだけど、スカート短かすぎねえか?」
雛「いいのっ。ミニが好きなんだもん。」
剛「ま、俺の好みだから良いけどよ。」
雛「あんたの好みはどうでもいいわ。」
剛「パンツ見えちゃうぜ?」
雛「中は見せパンだから大丈夫よ。」
剛「ミセパン?」
雛「食べるパンではないわよ。」
剛「それぐらい知ってるから!」
雛「あ、そうなの?」
剛「で、何の略?ミセパンって?」
雛「やっぱ、知らないのね。」
剛「見せるパンツ?」
雛「というより、見えても良いパンツかな。」
剛「そっか、見せたいんだな。」
雛「いや、あえて見せたくはないの。」
剛「見てもいいよな?」
雛「そんなに見たいの?」
剛「俺が遠慮すると思う?」
雛「1ミリも思わない…やだあもう!」
剛「へえー、こんな感じか。」
雛「えっち!」
0436身長2021/04/08(木) 22:32:42.32ID:Z7rHHOcV
剛「姉ちゃん、測ってあげるよ。」
雛「え?はかる?何を?」
剛「姉ちゃんの身長。」
雛「なんで?やだ。」
剛「たまには確認したいしさ。」
雛「何を確認するの?」
剛「身長差だよ。」
雛「何センチ違うんだっけ?」
剛「59センチだった。」
雛「だった……過去形?」
剛「あと1センチなんだよね。大台まで。」
雛「だから過去形なの?」
剛「俺は197で変わってなくてね。」
雛「じゃあ、大台はムリだわ。残念ね。」
剛「姉ちゃんは同じとも限らないし。」
雛「確かに。年齢的にもう伸びないかも。」
剛「だろ?」
0437身長2021/04/08(木) 23:12:03.05ID:Z7rHHOcV
剛「さあ、測るよ。」
雛「あらま。用意が良いわね。」
剛「巻き尺スタンバイ完了だぜ。」
雛「(どうしよう…縮んでたら…)」
剛「コラコラ!ソファに上がるなよ!」
雛「ケチっ!ドーピングだめ?」
剛「だめ。」
雛「せめて、大台ほしいな。」
剛「大台?」
雛「140、ありますようにっ!お願いっ。」
剛「大台じゃなくて、小台だろっ!」
雛「うるさいわね。夢の140センチよ。」
剛「おっ?あれ?」
雛「ねえ、何センチある?」
剛「これはっ!どう見ても……」
雛「え?え?なによ?もったいぶらないで!」
剛「137センチだな。」
雛「え〜〜っ?なんでぇ〜?やだよお(泣)」
剛「間違いなく137センチだ。」
雛「マジか……サイアク……」
剛「俺の勝ちだな。」
雛「勝ちって何よ?あたしが負けなの?」
剛「俺たち身長差60センチだぜ!やった!」
雛「喜んでるわ…ムカつくわね。」
剛「こうやって姉ちゃんを見下ろすと、ちょっと小さくなった気がするぜ。」
雛「ほんとに?ウソよ。たった1センチで見た目が変わるかしら?」
剛「ごめん。違いがわからない。いつもの小さい姉ちゃんだ。」
雛「あたしも。剛が大きすぎて。」
剛「さて、巻き尺は、ここに置いてっと。」
雛「???(まさか……?)」
剛「とりあえず、超ミニ姉ちゃん!」
雛「なに?超ミニ姉ちゃんって?」
剛「2つの意味だよ。超ミニ。」
雛「あたしの身長のミニとミニスカート?」
剛「そうそう。カワイイなあ、姉ちゃん!」
雛「きゃあああ!!!」
剛「おお〜、相変わらず軽いな〜!」
雛「いやあ〜ん、パンツに触らないで!」
剛「パンツじゃなくて見せパンだろ?」
雛「見せパンでも、触るのダメっ!」
剛「見せパンならぬ、触りパン。」
雛「なあんにも面白くないわ…」
0438腕相撲2021/04/11(日) 23:45:20.83ID:hD171QeL
雛「萌ちゃん、久し振りに腕相撲どう?」
萌「ん?腕相撲?うん、いいわよ、やろ。」
雛「この前は、どっちが勝ったんだっけ?」
萌「わかんない、わすれた。」
雛「あたしも。たぶん萌ちゃんじゃない?」
萌「そうだったかな?」
雛「そうよ。萌ちゃんが強いと思うわ。」
萌「じゃあ、さっそく、行くわよ!」
雛「あー待って!ズルい!よーいドンは?」
萌「わかった。雛ちゃん、いつでも来ていいわ。」
雛「その、【いつでも来て】は、弟がよく言うセリフ。余裕をかましてくるから。」
萌「あたしも雛ちゃん相手なら余裕よ。」
雛「うそ。か弱いくせに。」
萌「でも雛ちゃんほどではないけどね、って、あああっっっ!」
雛「先制攻撃よ!んんんっ……」
萌「ふっんん〜っ…」
雛「…………疲れちゃった……はぁ…」
萌「ギブアップ?ね?ね?」
雛「長すぎ。なかなか勝負決まらないね。」
萌「そうね。か弱い女同士だし。」
雛「しかも小柄ちゃん同士だし。」
萌「うふふ…」
0439腕相撲2021/04/12(月) 00:06:06.15ID:/17O6BNS
萌「なんとか腕相撲で男の子に勝ちたいね。」
雛「弟と陸くんでしょ?うん、勝ちた〜い。」
萌「剛くんとハンデ無しで腕相撲やって、勝てたの、いつ以来?」
雛「あ〜そうね……えっと、弟が小学4年で、あたそは高校?かな?と、いうか、腕相撲してないかも。記憶にないの。」
萌「へえ〜。その頃もう既に身長抜かれてる?」
雛「うん。たぶん。あたしが中学生の頃は弟をイジメてたわ。きっと。」
萌「剛くん、大きくなってから、雛ちゃんに仕返しするかもね。」
雛「それよ。もう、サンザン仕返しされてるわ。」
萌「剛くんは、仕返しのつもりではないかもよ。」
雛「確かに。剛は小さい女の子が好きなだけ。」
萌「年上の、ね。」
0440腕相撲2021/04/12(月) 00:27:28.46ID:/17O6BNS
雛「何の話してたっけ?」
萌「腕相撲であの2人に勝ちたい話。」
雛「そう、そうなの、あの2人。」
萌「つまりは、ウチに居るでっかい熊さん。」
雛「あたし達から見たら、まさに大男よね。」
萌「身長が138センチの雛ちゃんが遥か上を見上げる197センチもある弟さん、大きくて逞しくてカッコイイわ。」
雛「いちいち身長を言わなくても。」
萌「ごめんごめん。だって凄い身長差カップルって、レアで萌えるじゃん?」
雛「143センチの萌ちゃんに言われたくないっていう、そのことよりも、あの、あたしの身長ね……」
萌「ハイハイ、身長がどした?」
雛「…縮んだの……」
萌「へ?…縮んだ?まあ、この年齢だからもう伸びないとは予想できるけど、縮んだの?」
雛「うん。1センチ。だから137センチなの。」
萌「あらまっ!ご愁傷様です。ふーん。」
雛「剛が測ってくれた。ホントっぽい。」
萌「剛くんがウソつくメリットないしね。」
雛「ムカつくくらい喜んでたわ。あーん。」
萌「剛くんが雛ちゃんよりも物凄〜く大きいことに変わりないわよ。ね?」
雛「せめて140センチがいいわ。」
萌「あたしはクリアしてます。」
雛「あら、それ言う?」
0441腕相撲2021/04/12(月) 00:56:32.01ID:/17O6BNS
萌「何の話だっけ?」
雛「あたしの身長。剛と60センチも違うことになってしまった話。」
萌「それも面白いけど、その前。」
雛「面白い?萌ちゃんだって超絶に小さいんだからね。」
萌「あ、腕相撲の話よ。」
雛「はいはい、そうそう。話の脱線2回目。」
萌「でもさ、男の子相手にハンデがなくちゃ勝てるわけないわよね。どうするの?」
雛「それな。もちろん、大男とチビ女では、力が違いすぎるのはわかってるのね。そこをなんとかっていう、姉の意思みたいな。ね?わかるかしら?」
萌「雛ちゃんが両手で、というのも、勝てなかったわよね。」
雛「あ、そうだわ。剛に目隠ししてもらうの。」
萌「目隠し?それって、腕力は同じよ。」
雛「目隠ししてる間に、陸くんに代わりに戦ってもらうの。」
萌「雛ちゃんから陸くんにチェンジした瞬間にバレるわね。まず、手の大きさが違うし。陸くんでも剛くんには勝てないと思うわよ。あ、陸くんが両手なら違うか。」
雛「ああ〜、変な妄想してごめんね。こんなのダメダメ、あたしが直接、剛を倒したいのよ。陸くんが代役じゃ意味ないもんね。」
萌「じゃあ〜、あとはもう、あたしと雛ちゃんで、2人ががり。これしか無くない?」
雛「あたしはもちろん両手でしょ?」
萌「そう。あたしも両手で加勢すればさ。」
雛「うんうん。どうでしょね。」
萌「勝てるかどうか検証してみましょうよ。」
雛「どうやって検証するの?」
萌「それよ。」
0442腕相撲2021/04/12(月) 01:56:23.14ID:/17O6BNS
萌「体重で比べてみよ?」
雛「剛は…ね…うーん、100は無いのかな?まあそうね、97キロくらいかしら。」
萌「うん、たしか、そのくらいだったような。あたしたちは40キロ無いもんね。足しても80に届かないわね。」
雛「あたし、32で、萌ちゃんは、35よ。」
萌「あら、詳しいのね。」
雛「だから2人合わせて67キロね。ああ、それでも剛が30キロも重いなんて。」
萌「やばっ!ちっちゃいね、あたしたち。」
雛「でも腕相撲に体重って関係あるの?」
萌「体重別の試合とか?」
雛「正式な競技のヤツね。」
萌「あと、握力は?わかる?剛くんの握力?」
雛「70くらいかなあ?でも今は強くなってるかも。めっちゃ筋トレしてるもん。」
萌「そうなんだ。左右どっちも?」
雛「左右とも強いと思うわ。」
萌「あたしたち、20に満たないのよね。詳しくは忘れたね。」
雛「15とか?そんな感じよね。」
萌「それにしても、剛くんが70だって?あたしたちの4倍以上も力があるのね。」
雛「ほんと。ビックリしちゃうわ。」
萌「あ、単純に雛ちゃんと合わせても30しか無いから、ムリだわね。」
雛「ううん、あたしたちは両手を使うから、掛ける2倍するのよ。だから、60キロの腕力…………あ……あら?」
萌「剛くんが70キロ、しかも片手で、よ。」
雛「あたしと萌ちゃんが両手づつ合計で、60キロなのね。やばっ、足りないわよ。」
萌「男の子の片腕に、2人で全力で挑んで勝てないという、レアなシチュエーションになるわよ。」
雛「そういえは、前に剛が言ってたけど、腕相撲は両手でやった場合は、1,5倍の力なんだって。」
萌「え……マジで……それ、早く言ってよ。あたしたち、力を合わせても、剛くんには絶対に敵わないじゃん。」
雛「あちゃー。やっぱりそうよね。勝てる気がしないもん。剛の身体の筋肉なんかを見てたら。」
萌「この際、普通にハンデ無しで腕相撲する?」
雛「剛の希望はソレかも。か弱い女の子相手に遊びたいんでしょ。飽きもしないでさ。」
萌「剛くん、ほとんど力を入れなくても雛ちゃんに勝てそう。」
雛「剛が寝てても勝てそうに無いわね。」
萌「いや、剛くんが寝てたらサスガに勝てるわよ。いくら雛ちゃんが非力でも。」
雛「睡眠薬ある?」
萌「コワイコワイ。そんなのウチに無いわよ。」
雛「エヘっ。冗談よ。」
萌「でも、ハンデもらって腕相撲しようよ。負けるの覚悟で。面白いじゃん。剛くんに聞いてみよ?」
雛「腕相撲の話で、こんなに盛り上がるの、おかしいね。あたしたち。」
萌「同感。」
雛「でもさあ、剛が寝てたら、そもそも腕相撲の体勢に起こせないわよ。あんなに重たいカラダを。腕相撲のスタンバイが出来ないじゃん。」
萌「あたしたちの腕力では無理ってコトね。」
雛「まあね。」
0443名無しさん@ピンキー2021/04/12(月) 10:24:57.90ID:+1DmMUnm
成功記念
覚醒
0444膝から下の長さ2021/04/16(金) 01:36:48.12ID:BIjLZMox
陸「先輩、これ知ってます?」
剛「ん?なに?」
陸「膝から下の長さって、【身長】かける【0,265】だそうですよ。」
剛「へえー。男、女、関係なく?」
陸「はい。男女とも同じらしいです。」
剛「よく知ってんな。で?」
陸「俺の場合は、計算すると、だいたい50センチなんですよね。」
剛「そうなんだ。」
陸「先輩は俺より2センチ長いくらいだと思うんですけど。もし、188センチの俺が床に膝をつけた状態なら、138センチとなるわけですよ。」
剛「それが、どうした?」
陸「138ですよ?」
剛「あっ💡そうか!俺の姉ちゃんか。」
陸「そうです。同じなんだよね。」
剛「おまえが膝立ちで姉ちゃんを抱き寄せたら、目線の高さが同じか。」
陸「うひひひひ…興奮します。」
剛「ただ、俺の場合だと、姉ちゃんは、まだ俺より低いからな。ほんの少しだがな。」
陸「そうですよね。」
剛「ここで、陸に朗報があるぜ。」
陸「はい?何ですか?」
剛「なんと、おチビちゃんの背が1センチ低くなっちゃったんだよね!」
陸「マジっすか!ふーん。ってことは、雛ちゃんの身長、たった137センチしかないんだね。俺が膝立ちしても届かないなんて、ちっちゃいな。可愛いな。」
剛「同じ家に居るんだから、思う存分テキトーに可愛がってやってくれ。ただ、俺の可愛い姉ちゃんなんで。わかってるな?」
陸「はい、いつも手加減してます。」
0445膝から下の長さ2021/04/16(金) 01:49:21.82ID:BIjLZMox
陸「(コンコン)」
0446膝から下の長さ2021/04/16(金) 02:08:36.33ID:BIjLZMox
陸「雛ちゃん居る?」
萌「はーい。萌でーすっ!」
陸「あ、萌ちゃん。」
萌「雛ちゃんは居ないわよ。でもすぐ帰って来るんじゃない?どうしたの?」
陸「そうなんだ。ま、萌ちゃんでいいや。」
萌「あたし?なに?え?」
陸「ちょっとだけ、萌ちゃん、そこに立ってて。」
萌「???」
陸「うーん……なるほど……」
萌「???(陸くんったら、低くなってる。なんなの??)」
陸「……」
萌「陸くん…顔が近いよ。」
陸「あ、もうオッケーだよ。」
萌「何がオッケーなの?」
陸「何でもないよ。やっぱ萌ちゃんの勝ちだ。」
萌「あたしの勝ちって?」
陸「俺、もっと大きくなろっと。」
萌「ううん。陸くん、もう充分大きいわ。あたし、陸くんの顔、いつも首が痛くなるくらい見上げてるから、顔が近いだけでドキドキしちゃう。」
陸「雛ちゃんなら、今の俺でも勝ちなんだけどね。」
萌「さっきから、勝ちって何のこと?」
陸「萌ちゃんはもう伸びないよね?」
萌「たぶん、あたし、この通り小さいから優しくしてね。あ、勝ち負けって身長の話?でも、あたしに負けたのよね?どういうこと?」
陸「先輩に聞いて。」
萌「ケチ。」
0447雛の帰宅2021/04/16(金) 03:02:13.49ID:BIjLZMox
雛「ただいま〜。」
萌「おかえり。」
陸「(そ〜っと後ろから)おかえり!」
萌「あーっと、ビックリしたあ!急に居たから。後ろに大きいのが。地味に驚いちゃた。」
雛「うふふ。陸くん、ただいま。」
陸「(おお、ちっちゃいなあ、可愛いなあ、雛ちゃん。おかえりの抱っこしてえなあ……。)」
萌「雛ちゃん、荷物もらうわ。冷凍モノある?」
雛「うん。」
陸「♥」
雛「なあに?陸くん?どうしたの?」
陸「いや、ただ、雛ちゃんが可愛いなあ、と思って。」
雛「あ、それはどうも。」
陸「(雛ちゃんが靴を脱ぐまで待ってからだな)」
雛「???」
陸「(ハアハア…今日もスカート短めだし、どさくさに紛れて、フトモモとか触っちゃお…)」
雛「(陸くん、どうしたのかしら?ずっとココに立ったまま、上から見下ろしてくるわ。もしかして、オッパイが見えてるのかしら?)」
陸「……荷物、持とうか?」
雛「もう萌ちゃんに渡したわよ。」
陸「あ、そう。(よし、今だ)」
雛「きゃっ!!!」
陸「雛ちゃん、おかえりっ!」
雛「さっき聞いたっ。あーんもうっ。やだあ、陸くんたらあ……」
陸「軽いね。何センチになったの?」
雛「体重の単位はキログラムよ。」
陸「137センチなんだよね?」
雛「あ。身長ね。剛のヤツ。余計なことを。でも、体重は軽くなってないわよ。そんなことより、あたしを早く運んでよ。」
陸「えへへへへ…。」
雛「ねえええ、萌ちゃあ〜〜ん!助けてえええ!」
萌「なによー?なに叫んでるのお?…あらま。」
雛「玄関で上がったらね、秒で陸くんに捕獲されちゃったのぉ〜。」
萌「カラダの大きい陸くんだもん。お姫様抱っこくらい簡単なのよ。」
陸「先輩は部屋に居るかな?」
萌「居るけど、雛ちゃんを抱いたまま……?」
雛「あたし、いつまで抱っこされてるの?子供じゃないのにぃ〜……」
剛「お、陸、抱っこしてるのか。おチビちゃん、今日もセクシーだな。陸も我慢できなかったんだな。」
雛「ねえ、剛。セクシーはいいから、あたしを降ろさせてよ。ご飯の支度が出来ないでしょ。」
剛「陸、もう降ろしてやれ。」
陸「了解です。」
萌「陸くん、剛くんには逆らえないのよね。」
0448料理2021/04/16(金) 04:04:07.25ID:BIjLZMox
陸「手伝うコトある?」
雛「ありがとう。でも大丈夫よ。宿題でもしてなさい。」
萌「雛ちゃん、お母さんみたい。」
雛「あっ、陸くん、これ。あけてくれない?」
陸「ああ、ビンのフタか。超絶か弱い雛ちゃんでは無理なんだ…あれ?」
萌「あ、それ……」
雛「男の子なら簡単かしら。」
陸「雛ちゃん、これ、既に開いてるよ。」
萌「そうそう。あたしも開けられなくて困ってたの。」
雛「え?開いてたの?」
陸「うん、開いてた。でも、ちょっとだけ力は入れたけど。」
雛「やっぱ、力を入れたのね。さすが、男の子。」
萌「これはもう、雛ちゃん。握力の違いだわ。」
陸「良いよなあ。か弱い女の子は大好きだなあ。」
雛「陸くん、大好きなのは良くわかったから、向こうで待っててね。」
萌「ああ、ちょっと待って、陸くん、この袋、お願い!ごめんね。力が無くて。」
陸「おお、俺も忙しいというか、人使いが荒いというか、まあ、この子たちが可愛いからいいけど。」
雛「え、、、この子たち?」
陸「あ、いや…お姉さまたち…で。」
萌「だよね?」
剛「騒がしいなと思ったら、おーおー、なんだよ。姉ちゃんたち、男の腕力に頼りすぎじゃね?」
雛「だって。つい……。ね?萌ちゃん?」
萌「ね。」
陸「俺も、この子たち見てたら、もう可愛くて可愛くて。」
雛「(あ、また…この子たちって……この体格差だから、どうしても子供扱いされちゃう…)」
剛「おお、確かに、可愛いな。ミニスカにハダカにエプロンか。」
萌「服は着てます!」
雛「ミニスカートは合ってるけど。」
萌「正確にはミニワンピよ。」
雛「可愛いと言ってくれるのは嬉しいわ。でも、大きいのが近くにいたら威圧感が凄くて。」
陸「はーい。大男2人、向こう、行ってますっ。」
0449料理2021/04/19(月) 02:05:53.32ID:c+vJn4tY
萌「あれ?あんなところに塩がある。」
雛「ん?あたし、あんな場所に置かないわよ。」
萌「わかってる。雛ちゃんでは手が届かないから。」
雛「踏み台を使っても無理?」
萌「そうなの。」
雛「あたしたち女子には届かないような高い所に置いたのは…」
萌「もちろん、向こうにいる大きな男の子のどっちかだわ。」
雛「ねえ!剛、陸くん!ちょっと来て!こっち!」
陸「はーい!」
剛「あいよっ!」
雛「早く来て!」
剛「なんだよ、姉ちゃん。」
雛「なんか、した?」
剛「なんかって?」
萌「あたしたちには絶対に届かないもん。」
陸「俺も塩のことなんか知らないよ。」
雛「あっ!陸くん?」
陸「え?」
雛「どうして、塩だって知ってるの?」
陸「あ。いやあ…ちょっとしたアレで。」
萌「陸くんの仕業だったのね。」
剛「まあ、陸、アレだろ?ちょっとしたイタズラだろ?」
陸「あそこだと背の小さい子には届かないからね。」
萌「だから、困ってたのよ。」
雛「ねえ、陸くん、許してあげるから、お願い。」
剛「おい陸、助けてあげな。」
萌「ありがとう。」
陸「で、どっちがいい?」
雛「え?どっちって?」
陸「雛ちゃん?萌ちゃん?」
剛「はっはーん。持ち上げようとしてるな。」
萌「持ち上げ?」
陸「雛ちゃんにしよっと。おらよっ。」
雛「きゃっ!」
萌「あらあ〜、取ってくれないパターンなのね。持ち上げるパターンなのね。」
剛「さすが、陸。男だね。」
雛「確かに、これなら届くけど。」
陸「相変わらず軽いね、雛ちゃん。」
雛「陸くん、もう降ろしてくれて良いわ。」
陸「萌ちゃんもしてあげようか?」
萌「ううん。間に合ってます。」
剛「おチビちゃんたち、抱き上げてほしい時は、いつでも言ってくれ。」
雛「今回のは、背が高い男の子が直接取ってくれたほうが嬉しかったわね。」
陸「だって、小さくて可愛い女の子の抱き心地が好きなんだよね。」
萌「可愛いと言えば、何でも許されると思ってるわね。」
04502021/04/20(火) 15:04:34.51ID:voBAR+kN
雛「んんん…(塩が取れたのは良いけれど、これまた困っちゃたわ。)」
陸「お?雛ちゃん、俺を見上げて、どうした?」
雛「ムリかも。」
陸「開けてくれってか?」
雛「うん。」
陸「しょうがねえなあ。(ああ、可愛いなあ、雛ちゃん)」
雛「きゃっ!なんなのぉ〜?」
陸「えへへ…(雛ちゃんの細い両肩をガッシリ捕まえたぜ)」
雛「あたし、陸くんにホールドされた?」
剛「お?何やってんだ?(姉ちゃんが大男に捕まったか。姉ちゃんの肩幅が陸と全然違うところなんか、萌えるよな。)」
陸「(あ、先輩がシーッて近づいてきた。雛ちゃんは動けないから先輩に気づいてないぞ。)」
雛「ひゃっ!(後ろに誰か居るわ。感じる気配は大きい人だわ。)後ろに居るの、剛?」
剛「おっ、わかった?」
雛「わかったわよ。だってね、あたしの背中に何か当たってるもん。」
剛「あ、そう。(やべー。ちっちゃい女に興奮しちまったよ。)」
陸「雛ちゃん、何が当たってるの?」
雛「あたしに言わせないでぇ。」
剛「陸と見つめ合って、何やってんだろな、俺ら。」
雛「(ああ、陸くんも大きな胸板だけど、ここで顔を埋めたりしたら、あたしの負けね。)」
萌「あれえ〜?雛ちゃんわぁ〜?どこぉ〜?」
雛「ここよ〜!」
萌「雛ちゃん、どこなの?(ま、どうせ大男2人に遊ばれて見動き取れないだけでしょうし。)」
剛「俺も姉ちゃんがどこか知らないな〜。」
陸「ホント、どこだろうな〜?」
雛「白々しいわね。下よ!下、下!」
萌「あらっ、雛ちゃん、そんな所に居たの?」
雛「萌ちゃんも知ってたでしょ。見動き取れないから、とりあえず、はい、これ、塩。」
萌「あ、塩ね。」
雛「いつまでも、肉の壁ばかり見ていたくないんだけど。」
陸「雛ちゃん、ちょっと起こってるよ。」
剛「そだな。全然、怖くないけどな。えへへ…。」
萌「あ、これ、かたい、ダメ、ムリ。」
剛「何がムリ。」
萌「こんなカタイビンのフタなんか、か弱い女の力では無理だということよ。」
陸「ああ、忘れてた。ちっちゃい子に頼まれてたんだっけ。」
雛「ちっちゃい子、じゃなくて、ちゃんと名前を呼んでほしいわ。雛って。」
陸「そういうセリフも大好きだなあ、俺。」
剛「遥か下から見上げてくるのも良いよなあ。」
萌「マッチョくんたち、どちらでもいいから、早く開けてよ。」
陸「なんだよ。こんなのも開けられないのか。はいよっ。」
雛「うわっ。早っ。やっぱり陸くん、力があるわ。」
剛「ビンの封は、わざと俺がキツく閉めてたわけじゃないからな。」
雛「そうなのね。」
陸「それ、俺です。」
雛「は?」
萌「は?」
剛「(そのおかげで、小さなカラダを触ったりして遊べてるわけなんで。)姉ちゃん、これからも、よろしくね。」
雛「何が?」
0451料理2021/04/26(月) 01:16:20.08ID:0QFHG14Y
雛「もう食べちゃたの?」
剛「おう。」
萌「あ、ちゃんと浸けといてね。」
剛「あいよ。」
雛「洗っといてくれたら助かるんだけど。」
剛「低すぎて腰がキツいんだよな。」
萌「ああ、シンク台の高さがね。」
雛「あたしには高すぎて踏み台を使ってるのに。」
陸「なんなら、俺が雛ちゃんを持ち上げてあげるのに。」
雛「そんなバカ言わないで、陸くんも食べ終わったら持って行ってね。」
陸「はーい。よし、じゃあ、持って行こうかな。今日もセクシーなミニスカートなんだねえ。」
雛「あーんもっ!あたしを運んでどうする!食器!」
萌「あたしなら、あとで運んでイイわよお〜。」
陸「やったあ!」
剛「姉ちゃんたちも終わったんだったら、今日は俺が洗うよ。」
萌「いいの?全部?」
剛「おう。」
雛「(変ね…なにか企んでるのかしら…)」
剛「陸、お前も手伝え。」
陸「はい、わかりました。」
剛「陸、とりあえずテーブルのモノ、ぜんぶ運べ。あ、女の子は運ぶなよ(笑)。」
雛「女の子は運ばれがち(笑)。」
萌「剛くん、腰は大丈夫かしら。」
雛「大丈夫でしょ。鍛えてるんだし。」
陸「今度からキッチンで食べようよ。水道の所に近いし。」
萌「うん。そうしましょ。」
雛「今日に限って洗い物をするなんて、剛のヤツ、何か魂胆があると思うの。」
萌「まあ、いいじゃん。いつも怪しい2人なんだから。」
0452洗濯物2021/04/26(月) 01:48:07.26ID:86JWpB7E
萌「あ!忘れてた!干してない!」
雛「え?そうなの?」
萌「洗い終わってから2時間経つ。」
雛「ねえ、陸くん、いまヒマ?」
陸「お、雛ちゃんと遊べるの?」
雛「違う違う、洗濯もの、頼んでいいかしら?」
陸「雛ちゃんを洗濯するの?」
雛「もうっ、冗談は、いいからっ!」
陸「干す所は、いつもの干す専用の部屋だよね。わかった。」
雛「うん。お願いね。」
萌「あ……でも……ま、いいか。」
雛「なあに?」
萌「あ、もう一つ、忘れてた。洗濯もの、あたしと雛ちゃんの下着なんだよね。陸くんには刺激が強すぎるかも。」
雛「!!!…大丈夫で…しょ。陸くんも高校生よ。」
萌「自分でやれば良かったかしら。」
…………
…………
陸「先輩、先輩、これ。すごいっす。」
剛「ん?すごい?なるほど、陸はアレか。ああ、まあ、俺は慣れたけど。」
陸「ですよね。姉弟ですもんね。」
剛「こんなんで興奮してたら、毎日おチビちゃんを襲うことになっちゃうぞ、うひひひひ。」
陸「でも、これとか、どっちなんだろ?」
剛「赤いのは姉ちゃんだ。」
陸「詳しいっすね。しかし、わざと俺に頼んだんですかね?俺たちのは無くて、全部おチビちゃんたちのヤツですよ。」
剛「確かに。あの子たち、陸を興奮させたいのかな?」
陸「襲ってほしいとか?」
剛「チビ女がエロい大男を興奮させたらどうなるか、試してみるってか?」
陸「よし、早く終わらせないと。」
0453告白2021/05/07(金) 01:47:24.14ID:CasEmgla
雛「???(男の子が来る…なにかな?)」
男「ねえ。」
雛「え、、、なあに?」
男「なあ、俺と付き合おうよ。」
雛「は?なんで?」
男「可愛いから。」
雛「でも、キミ、背負ってるし…。」
男「名前は何?」
雛「ひな。」
男「じゃ、ひなちゃん、俺と付き合おうよ。」
雛「でもキミ、ずいぶん若く見えるわ。」
男「ひなちゃんは、どこの小学校?」
雛「あたし、こう見えてもオトナなの。」
男「え?オトナ?小学生じゃないのか?。」
雛「キミよりも、じゅうなんさいも年上よ。」
男「小学4年くらいかと思った。マジか。」
雛「だからね、付き合えないわ。」
男「おい。ちょ待てよ。」
雛「きゃっ!」
男「ひなちゃん、ちっちゃくて可愛いから、一回だけ俺と遊ぼうよ。」
雛「やだ。痛いっ、離してっ。」
男「ひなちゃんって、どんな漢字書くの?」
雛「キミは習ってないかもよ、まだ。」
男「身長は何センチ?」
雛「身長なんてキミに関係ないわ。」
男「俺は157センチだよ。ひなちゃん、ちょっと背比べしようか。」
雛「あたしもう行かないと。」
男「まあ、いいや、また今度な。バイバイ。」
…………
雛「ふんっ。なによっ。」
…………
男「なんだよ。年上だと聞いても、可愛いことに変わりないし。また声かけよっと。」
…………
雛「はあ…怖かったあ…カラダが大きい小学生も警戒しなくちゃ。」
0454名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 01:07:10.10ID:1zKFaDeI
雛「萌ちゃん聞いて。男子小学生に告られちゃた。」
萌「ウッソ〜、やばくない?」
雛「もちろんソッコー断ったわよ。」
萌「雛ちゃんが子供だと思ったのね。」
雛「あたしより背が高くて少し怖かったわ。」
剛「おー姉ちゃん、なんだって?」
雛「こらぁ!ノックしてよっ!」
剛「開いてたし。で?」
雛「で、って、何がよぉ〜?」
剛「そのガキの身長は?」
萌「うんうん、どのくらい?」
雛「あたしより20センチも大きいの。」
剛「ってことは…157?」
萌「普通の女子サイズね。」
剛「小学生じゃデカいほうかな。」
萌「何か…された?」
雛「無理やり連れて行かれそうになった。」
剛「よく逃げられたな。」
雛「力で敵わないと思って必死よ。」
萌「なんで狙われたのかしら。」
雛「あたしが可愛いからって言ってた。」
剛「確かに可愛いよ、姉ちゃん。自分より大きい男に気をつけな。」
萌「雛ちゃんより小さい男って、ほぼ子供だけど。」
0455暇つぶし2021/05/10(月) 01:21:50.03ID:1zKFaDeI
陸「先輩、なんか面白いことないっすか?」
剛「じゃあ、遊んじゃう?」
陸「ゲームっすか?」
剛「ゲームというより、オモチャだな。」
陸「オモチャ?何ですか?」
剛「リアルセクシーガール。」
陸「リアル?セクシー?ガール?…💡💡あ!」
剛「ちっちゃい女は好きか?」
陸「大好物でえす。」
剛「今、居るかな?」
陸「あ、2人とも部屋にいるみたいです。」
剛「今、居間にいます。なあんてな。」
陸「居るのは部屋です。あの子たちの。」
剛「わかってるよ。たまにはダジャレもいいじゃんか。」
0456名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 01:42:55.58ID:1zKFaDeI
剛「姉ちゃん、萌ちゃん、居る?」
雛「はーいっ!居るわよー!」
萌「あら、陸くんも帰ってたの。」
陸「ういっす。」
雛「剛と陸くん、大きいのが2人も揃って、なあに?なんか用?」
剛「ヒマなんだよね。俺たち。」
雛「あっ、そう。」
萌「あたしもヒマしてたのぉ〜。」
雛「こらっ、萌ちゃん、剛がヒマなんて言った時は、もうホント、ろくなこと考えてないんだから。」
剛「さすが姉ちゃん。俺の心がミエミエなんだな。」
陸「先輩がココにオモチャがあるって言って。」
萌「あらあ〜、オモチャって、あたしたちのコトかしらねえ〜。」
剛「お、勘が鋭いね。さすが萌ちゃん。」
雛「剛ったら、あたしたちをオモチャにするなんてヒドくない?」
剛「女の子たちは、四の五の言わずに、逃げろ。しばらくして、俺らが捕まえる。」
陸「わかりました。了解。」
萌「え〜、逃げればいいの〜?雛ちゃんも、とりあえず、一階へ行くわよっ!」
雛「変なのぉ〜。家の中で?鬼ごっこみたいな?」
剛「四の五の言わずに遊んじゃうよっ。」
雛「その、四の五の言わずにの使い方ってヘン。」
0457名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 01:48:41.26ID:1zKFaDeI
剛「さあて、ちっちゃい子はドコに隠れたかな?」
陸「俺、どっちでも良いっすか?」
剛「おう。見つけた獲物で。」 
陸「獲物、楽しみっすねえ、いひひひ……」
剛「萌えてくるな。うひひひひ…」
陸「さっきソッコー捕まえられたんですけどね。」
剛「それは、つまんねーよ。一旦は逃げてもらってから、あとから捕獲するのさ。」
0458名無しさん@ピンキー2021/05/10(月) 02:11:54.94ID:1zKFaDeI
萌「きゃっ!陸くん、早〜い!」
陸「捕まえちゃった。」
萌「いやん、陸くん、いきなりエッチ!」
………
雛「あ、萌ちゃん…もう陸くんに捕まったのね。っていうか、狭い部屋で逃げてもムリよ。いずれ捕まる事が確定事項なのよ。自分より遥かに大きい男の人が近づいてくる恐怖なんて、剛には理解出来ないなのよね。」
剛「なあに独り言を言ってるのかな?そこの可愛いチビちゃんよ。」
雛「ひゃっ!きゃあああ〜!」
剛「おーおー、抱っこする度にイチイチきゃあきゃあ言うんだな、姉ちゃんは。」
雛「だって怖いんだもん。しょうがないじゃん!」
剛「ちっちゃいカラダで逃げてもムダだぜ。」
雛「剛が逃げろって言ったくせに。」
剛「そうだっけ?」
雛「こっちはマッチョエロ男の趣味に付き合ってあげてるんだからね。」
剛「高〜い高〜いしてやろっ。」
雛「いやああ〜、天井に当たるぅ〜!」
剛「そっか。じゃ、外で。」
雛「いやっ!外はダメ!恥ずかしい!」
……
萌「ねえ陸くん、手加減して。」
陸「嫌なら逃げてもいいよ。」
萌「いじわる…」
0459名無しさん@ピンキー2021/05/17(月) 00:42:59.27ID:7QZ9HsU4
剛「おい陸、交換しよ。姉ちゃんを受け取れ!」
雛「だめっ!あたしを投げちゃだめっ!」
剛「バカ冗談だよ。陸は萌ちゃんを持ってるし。」
萌「はーいっ、あたしは陸くんに捕まってま〜す!」
雛「ビックリしたあ!」
陸「投げようと思えば投げられますよ。萌ちゃん、めちゃめちゃ軽いんで。」
雛「陸くんもだめっ!か弱い女の子を乱暴に投げたりしたら怒るわよっ!」
剛「姉ちゃんが怒っても怖くないけどね。」
雛「そうかもしれないけど…」
萌「雛ちゃん、しょうがないわよ、それは。」
雛「まあね。」
0460名無しさん@ピンキー2021/05/17(月) 01:11:29.86ID:7QZ9HsU4
雛「あたしをどこに運ぶの?」
剛「リビングのソファ。」
萌「陸くん、あたしは?」
陸「先輩と同じことしようかなって。」
萌「剛くんのマネ?なんか、ソファらしいよ。」
剛「テレビでも観ようかな。」
雛「ねえ、あたし、いつまで剛に抱っこされてるの?」
剛「姉ちゃんは俺の膝の上だ。(ここが最高のポジションなんだな。)」
雛「あ、そうなのね。(んもう、さっそくオッパイを撫でてきたわ。)」
陸「さ、萌ちゃんは俺の膝の上で大人しくしてて。」
萌「きゃっ!陸くんったらっ!エッチね。」
剛「おっ、陸、柔らかい?」
陸「はい。」
雛「あ、いやーんっ…」
剛「姉ちゃん、少しは大きくなったか?」
雛「変わらないわよ。」
陸「俺も確かめよ。」
萌「やだあ。陸くんも立派なエロ男になっちゃって。」
陸「褒められると照れるなあ。」
雛「男って、ばか……。」
萌「ばか……。」
0461名無しさん@ピンキー2021/05/24(月) 00:24:51.70ID:gLKriRi6
萌「ねえ、剛くん。」
剛「あれ?萌ちゃんの声がするけど、どこだ?」
萌「下よっ。下を見て、下、下。」
剛「あっ、いたいた。」
萌「んもっ、しっかり目が合ったわよ、さっき。」
剛「おっ、今日も小さいな。」
萌「それだけ?なんか言葉が足りないわ。」
剛「足りない?あ〜、なるほど。」
萌「なるほど、なに?」
剛「今日も小さくて可愛いよ。これでいいか?」
萌「ちゃんと名前も呼んで。」
剛「萌ちゃん、超絶にチビだな。」
萌「チビっていうの、やだわっ。」
剛「姉ちゃんよりは大きいよな。」
萌「あ、それ大事。あたしより小さい子が近くにいると、ちょっとした優越感。」
剛「そんなもん?」
萌「そうなの。雛ちゃんは怒るけど。」
剛「で?なんか用?」
萌「うん。あたしを高い高いして。ダメ?」
剛「いや、ダメじゃないよ。むしろ大好き。」
萌「うわあああ〜、すご〜い。」
剛「な?高いだろ?」
萌「すごく高いわよ。重くない?簡単なの?」
剛「めっちゃ軽いし、鍛えてるからね。」
萌「もう降ろしていいわよ。」
剛「姉ちゃんは怖がるから面白くて、余計に持ち上げたくなるんだよな。」
萌「あらま。か弱い雛ちゃん、かわいそう。」
剛「そんなことないよ。手加減してるよ。」
萌「剛くん、また大きくなった?」
剛「まあまあだね。」
0462名無しさん@ピンキー2021/05/24(月) 00:39:41.79ID:gLKriRi6
萌「剛くんに高い高いしてもらっちゃった。」
雛「あいつニヤニヤしてたでしょ?」
萌「うん。喜んでたわ。」
雛「好きなの?」
萌「剛くんが?」
雛「高い高いとか。」
萌「あ、そっち。」
雛「持ち上げられたりするの平気なの?」 
萌「ま、逞しい男性は大好きよ。」
雛「めちゃくちゃ大きい年下の男の子でも?」
萌「雛ちゃんはダメなの?」
雛「やっぱり弟は怖いわ。子供扱いされてるもん。」
萌「あたしは好きだけどね。見るのが。」
雛「見るのが?」
萌「体格差ふぇち、みたいな。」
雛「萌ちゃんだって凄い体格差なのよ?」
萌「それも良くない?」
雛「そうなんだ……。」
0463名無しさん@ピンキー2021/05/24(月) 01:01:49.11ID:gLKriRi6
雛「剛に持ち上げてばっかりだから、たまには、あたしが剛を持ち上げてみたいのよ。」
萌「こんな小さい女の子が、あのバカデカい大男を?ムリムリっ。」
雛「剛が赤ちゃんの時には抱いたわよ。そりゃね。でもね、あたしのこと、完全にナメてるから、ビックリさせてやりたいのよ。」
萌「でもさ、雛ちゃんの腕力では不可能でしょ?剛くん、また大きくなってるわよ。」
雛「え、体重?」
萌「詳しい体重は言わなかったけど。」
雛「聞いたの?」
萌「高い高いしてもらったとき。」
雛「もしかして100キロあるかしら。」
萌「かもね。」
雛「あたしの3倍以上も重いのは承知の上で、持ち上げたいなあって。無謀?」
萌「うん、絶対ムリ。」
雛「女の意地でも?」
萌「じゃあさ、こういうのは?」
雛「なに?」
萌「剛くんと普通に向かい合ったら、身長差で、近いでしょ?目の前でしょ?アソコが。」
雛「ひょっとして、男の子の大切な場所?」
萌「あそこをパンチして、剛くんが痛くて怯んだスキに持ち上げちゃうとか。」
雛「仮に悶絶したとしてもね、体重は同じよ。」
萌「……ごめん、冗談。」
0464名無しさん@ピンキー2021/06/01(火) 05:58:12.19ID:WHqcBemG
陸「ただいま〜。」
雛「あ。陸くんかしら?」
陸「あ。雛ちゃん、ただいま。」
雛「おかえりぃ〜。」
陸「あとの二人は?」
雛「まだ帰ってたないわよ。」
陸「そうなんだ。」
雛「うん。」
陸「じゃあ、雛ちゃんと二人っきりなんだ。」
雛「え、、、えへっ、まあ、そうね。」
陸「雛ちゃん、こっち来て。遊ぼうよ。」
雛「う、うん。(やだ、なんか怖いわ。)」
陸「ね、おいで。何もシナイから。」
雛「何もシナイなんてゼッタイ嘘だわ。」
陸「剣道で使う道具は?」
雛「シナイ。」
陸「正解。」
雛「え?なに?じゃあシナイを漢字で書ける?」
陸「えっと…(そんなことより……雛ちゃん、ホント、可愛いよなあ、ちっちゃいなあ。)」
雛「わからないんでしょっ?(そんなに上から見下ろしてこなくてもいいのに。)」
陸「そうだな…漢字か…(雛ちゃん、俺よりずっと年上なのに、超か弱いし、マジ子供に見える身長差、最高じゃんか。しかも超ミニスカート。やばっ、興奮してきたぞ。)」
雛「漢字は?(後ろは壁だし、どうしよ。陸くんから逃げても、すぐ捕まってしまうわ。あたし何されるの?怖い。)」
陸「え?なんだっけ?」
雛「もうっ、いいわ。で……ホントに何もシナイ?」
陸「あ、シナイか。竹に刀だろ?」
雛「あらっ、すごい。知ってるじゃない。さすがね。陸くん、頭いい〜!(これぐらいホメておけば、あたし、襲われないわよね?…え…うそ…)」
陸「今日もセクシーだね、雛ちゃん。ちょっとだけ俺と遊んじゃう?」
雛「あっ、やだあ〜きゃああああ〜!!!!(んもーやっぱりだあ〜)」
0465名無しさん@ピンキー2021/06/01(火) 07:08:51.45ID:WHqcBemG
萌「ただいま〜。」
雛「あ、萌ちゃんが帰ってきた、おかえり〜。」
萌「雛ちゃ〜ん、遅くなっちゃった〜。」
雛「ああたし今ちょっとお迎えはムリだからあ。」
萌「あらま。陸くんも居たの。」
陸「お帰り、萌ちゃん。(おお、もうひとり、チビちゃんが追加されたあ。)」
雛「萌ちゃん、助けて。」
萌「雛ちゃんも楽しそうだから大丈夫よ。ね、陸くん。」
陸「そう、そう。楽しい、楽しい。」
雛「え〜?楽しいとか言っちゃうの?(まあ、でも、確かに、エッチなことされても、痛くは無いし、陸くんはイケメンでカッコいいし、これ楽しいと言えるのかな?…んんん…いや、でも、あたしの小さなカラダを思い通りに遊ばれて、悔しいとも思うし。)」
萌「どうした雛ちゃん、パンツ丸見えよ。」
雛「これは陸くんのせいよね。萌ちゃん、見てわかるわよね?」
萌「ほら、やっぱり楽しそう。えへっ。」
雛「なにが、えへっ、よ。」
陸「よし一旦、雛ちゃん降りて。」
雛「あたしに降りてって言われても、陸くんが降ろしてくれなきゃ。」
萌「それはそうだ。」
陸「雛ちゃんの次は萌ちゃんに推し変だ。」
萌「これ、推しなの?」
雛「え、、、推されてたの?」
陸「萌ちゃん、押し倒すよ〜。」
萌「そっちの、おす、なの〜?」
雛「どうでもいいけど、要するに、小さな小さな萌ちゃんが大男に襲われることが確定しましたっ。ご愁傷様です。」
陸「そうです。俺が大男です。だっふんだ。」
萌「あははは…だっふんだ…あはははは…きゃっ!もうっ!陸くんったら、早っ!」
陸「オッスっ!俺、男だから、オッス!」
雛「それは、オスね。」
萌「おもしろ〜いっ、あははは。」
雛「楽しいのなら世話ないわ。」
0466名無しさん@ピンキー2021/06/01(火) 07:55:03.17ID:WHqcBemG
陸「萌ちゃん、この状態から、俺から逃げられたら100万円あげるよ。」
萌「え?逃げられたら?ひゃくまん?ほんとに?」
雛「萌ちゃん、真に受けないで。高校生が100万円なんて持ってるわけないわよ。」
陸「これ、脱出ゲーム。あ。ちょっと違うか。」
萌「ほしいな。ひゃくまんえん。雛ちゃん…。」
雛「は?まさか……あたしの応援を期待してる?」
陸「え?雛ちゃんも?応援?」
雛「あたし、陸くんからしたら子供かもだけど、頑張るわよ。」
萌「ん、でもね、あ〜ん、あ、あたし、いま、もうすでに、ね、全力で抵抗してるの。」
陸「みたいだね。ま、萌ちゃんの力では、俺なんかビクともしないよ。ほら、か弱い女を大男が上から押さえつけてる状態だからね。」
雛「ほらあ〜、陸くんが遊んでるだけなんだって。」
萌「あたしたち二人がかりでも陸くんに勝てっこないわよね。ああ〜、ひゃくまんえんがあ…。」
雛「陸くんは最初から百万円なんて払う気がないんだから。女の子相手に楽勝だと思ってるだけなの。」
陸「やってみないと分からなくない?」
萌「いや、あたしもうすでに疲れた、限界。見て。あたしと陸くんのカラダの大きさの違い。」
陸「俺、あまり力を入れてないんだよね。」
萌「でしょ?ゼッタイ無理なの。あたしたちと陸くんとは力がケタ違いなの。」
雛「ただ、、、急所攻撃というのがあるのよね。」
陸「あっ!ゴメンなさい!この勝負は撤回します!」
雛「あら?負けを認めるのね?」
陸「負けだと、俺、金を払うことになります?」
雛「もちろんよ。」
陸「いや、じゃ、無かったことにできます?」
萌「とりあえず、あたしから離れる?(陸くんのことは好きだから、離れなくても良いけど。)」
陸「あ、はい、すみませんでしたっ!あ〜、いやあ、まいたなあ、、、先輩、遅いですね。」
雛「剛は、もう帰ってくるわよ。」
萌「でも、陸くんが、あたしたちに対してタメ口じゃない言葉使い、久し振りに聞いたわ。」
雛「そうなのよ。剛には敬語なのにね。」
0467名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 02:31:31.36ID:3SgJk66v
雛「あ、玄関で音が。」
萌「ピンポーンが無いから剛くんでしょ。」
雛「ちょっと行ってくる。」
萌「いや、別に迎えに行かなくても。」
雛「トイレよ。」
萌「なあんだ。まぎらわしいわね。」
………
剛「あ、姉ちゃん、ただいま。」
雛「おかえり。あ、まってまって!」
剛「なにが?」
雛「いま、あたしを持ち上げようとしたから。」
剛「おかえりの抱っこは?」
雛「あたしトイレなの。萌ちゃんが中に居るから、やってあげたら?」
剛「へえ。」
……
剛「萌ちゃん、ただいま。」
萌「おかえり、剛くん。」
剛「陸は?」
萌「部屋で勉強。」
剛「萌ちゃん、ちょっと来て、こっち。」
萌「剛くんが何をしたいか、なんか予想できちゃう。どうぞ、お好きなようにして良いわ。」
剛「姉ちゃんが、コレをやれってさ。」
萌「うわっ、前から持ち上げられたっ。」
剛「姉ちゃんに、おかえりの抱っこ、トイレに逃げられたんで。」
萌「おかえりのキスなら、よく聞くけど。」
剛「俺が姉ちゃんにキスして、どうすんだよ。」
萌「で、普通、おかえりのナントカは、家に居た人がするものじゃないかしら?」
剛「でも、姉ちゃんは俺を抱っこムリだし。キスも姉ちゃんからはムリっしょ。」
萌「あ、そうよ。言い方を変えればいいんだわ。剛くんのほうが、ただいまのキスをすればいいのよ。」
剛「いや、だから、姉ちゃんとキスしても意味ないんで。」
萌「弟だから?」
剛「きょうだいじゃ発展しないだろ?」
萌「あたしなら発展できるわよ?」
剛「おお〜、萌ちゃんを、このままベッドまで運んじゃおうかな〜。」
雛「こら、剛!萌ちゃんをそんな簡単に襲わないの!」
剛「簡単じゃなければいいんだな?難しくすればいいんだな?」
雛「難しくって、どんなふうに?」
剛「たとえば、萌ちゃんには全力で抵抗してもらって、俺は手加減しながら、少しづつ男の腕力を開放していくみたいな。」
萌「あたしの抵抗なんて剛くんにとって難しくないわ。」
雛「そうよ。か弱い萌ちゃん相手に手加減なんて、それは剛次第でしょ。」
剛「わかった。何も難しくない。超カンタンだ。これでいい?」
雛「いいわよ。」
剛「おう。」
雛「いや、なにがいいのよ。よくない、よくない。萌ちゃんが剛に襲われるのはよくない。」
萌「そういえば、陸くんが勉強してるわよ。」
剛「え、マジか。じゃ、ダメじゃん。雛ちゃん、とりあえず、降りて。」
萌「剛くん、このスカートどう思う?可愛い?」
剛「おお、長さがいいな。見えそうで見えない感じがな。」
萌「ああ、ありがとうね〜。」
雛「突然、スカートの話?しかも長さに注目?エロしか考えてないわね、まったく。」
剛「俺も勉強すっかな。」
萌「あら、そう。じゃあ、おやすみ、剛くん。」
剛「あいよっ、おやすみってか。」
雛「普通に言いなさい。おやすみ、剛。」
萌「剛くんに持ち上げられたら余計に感じるわ。」
雛「何を感じるの?」
萌「ま、いろいろとね、うふふ。」
雛「萌ちゃん、何気に嬉しそうなんだけど、さっき、剛が、萌ちゃんを、あたしたちの部屋に運ぶという発想が無かったところは、剛らしかったわ。」
萌「それだと、どうなってた?」 
雛「知らない。」
0468名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 02:42:41.31ID:3SgJk66v
萌「雛ちゃん、さっきね、剛くんったら、あたしの顔見て、雛ちゃんとりあえずおりて、って言ったの。」
雛「混乱しててつい名前を間違えたか、ただの筋肉バカか、どっちかね。」
萌「剛くんが雛ちゃんのことを、雛ちゃんって呼ぶの、珍しくない?」
雛「たまに、雛ちゃんって呼ばれるわ。それか、裏では雛ちゃんと呼んでるとか。」
萌「陸くんが言うには、あたしたちが年上だとしても、すごく小さくて可愛いから、ちゃん付けなんだって。」
雛「それはナットクするわ。」
雛「」
0469名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 03:10:52.60ID:3SgJk66v
雛「剛に突然スカートの話したの、どうして?」
萌「なんとなくよ。剛くんに持ち上げられてたところで、ふいに降ろされてホッとしたのかな?」
雛「確かに見せたかったのかもしれないけど。超可愛いミニ丈だものね。」
萌「剛くんのことで言うと、あたしが雛ちゃんと違うのは、レイプされる可能性があることよね。もちろん、あたしが受け入れてない場合ね。」
雛「姉だからといって弟にレイプされないとも限らないわ。あたしは受け入れないわよ。あんな大男に襲われたら、どうしようもないわよ。」
萌「陸くんも完全に男よ。」
雛「陸くんは、年齢的にまだ早いし。でも、あたし、わかってるの。」
萌「なに?」
雛「剛も陸くんも、あたしたちを本気で襲うつもりは無いのよ。」
萌「信じてるのね。」
雛「信じてなかったら、エロい熊に毎日ビクビクしてなきゃいけないでしょ。」
萌「でも、雛ちゃんは剛くんと体格差が大き過ぎて、怖いのは怖いわよね?」
雛「もちろんよ。身長差とか体格差とかで遊ばれてるのに、そんなの当たり前だわ。萌ちゃんは、まんざらでもない感じなの?」
萌「わかるぅ〜?だって、あの二人、逞しくてカッコイイもん。うふふ…。」
雛「なんで喜ぶの……。」
0470名無しさん@ピンキー2021/06/07(月) 03:38:29.61ID:3SgJk66v
剛「コンコン……ちょっと姉ちゃん。」
雛「え?なあに?どうしたの?」
剛「お二人さん、面白い話、してたね。」
雛「え、、、聞いてたの?」
萌「壁薄いしね。」
剛「いや、ドアの外で盗み聞き。」
雛「で?なに?やだあ、そんな怖い顔で上から見下さないでよ。」
剛「俺のこと、筋肉バカとか言ってたよな。」
雛「あ。」
萌「確かにね。でも悪口じゃないわよ。」
雛「うん、そうなの。剛の筋肉がすごいなあってことを強調しただけなの。褒め言葉よ。知らなかった?」
萌「あれ?剛くん、笑ってない?」
剛「あははは……萌ちゃんは目ざといな。バレたか。うひゃひゃ…。」
雛「んも〜、もっ!…剛ったら……ドッキリみたいなこと……。」
剛「じゃ。ホントに、おやすみ。バイバイ。」
雛「あーん。おやすみぃぃ〜。」
萌「剛くんとの身長差だと剛くんの顔がミズライからね。雛ちゃんが剛くんを見上げた時だけ、怖い顔するんだもん、剛くん。」
雛「剛くん剛くんウルサイわねっ。もっ。初めて剛くんて言っちゃたわよっ。」
萌「怒ってるの?」
雛「ううん。怒ってないわよ。」
萌「ドッキリって言ったって、怖い顔で見下されただけでしたね。」
雛「これで、あたしを怖がらせたつもりなんでしょうね。あ、………まって………ああ、良かった。もう外には剛、いないわ。」
萌「ビクビクしてんじゃん。」
0471ワンピース2021/06/21(月) 00:19:00.66ID:0JMGnKVf
剛「姉ちゃんはワンピース好き?」
雛「うん、好きよ。どうして?」
剛「俺、最近、買ったんだ。」
雛「え???剛が?」
剛「陸に勧められてね。」
雛「え?陸くんの趣味なの?」
剛「面白いらしいよ。」
雛「う〜ん、あれ、面白いというのかしら?」
剛「姉ちゃんは持ってなかったっけ?」
雛「もちろん持ってるわよ。知ってるくせに。」
剛「そうだっけ?」
雛「あたしは短いのが好きなの。」
剛「へえ〜。長いと飽きちゃうんだ。」
雛「飽きるとは違うけど。」雛「」
剛「あれの短いやつ、あるんだね。見せてよ。」
雛「見たいの?」
剛「おう。」
雛「短いのがいいのよね?」
剛「まあ。俺が持ってるのは普通の長さと思うから。」
雛「じゃあ、ちょっと待っててね。」
0472ワンピース2021/06/21(月) 00:30:14.66ID:0JMGnKVf
……リビング……
剛「姉ちゃん、遅いな。ちっちゃいから歩くのに時間がかかるとか。探すのに手間取ってるとか。」
剛「とりあえず、姉ちゃんの部屋にワンピースあったっけな?あ、待てよ。姉ちゃんが持ってるんだったら、俺がわざわざ買う必要なかったんじゃね?まあ、買ったのが全巻じゃなくて良かったよ。」
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