雛「あ、ベンチがある〜。剛、座ったら?」
剛「姉ちゃんは立ったままでいいの?」
雛「うん。なんか久しぶりに目線の高さが一緒だもん🎵」
剛「でもな、俺がまだ勝ってるけどね。」
雛「うっそ……そんなことないわよっ!」
剛「背伸びしてんじゃんか。」
雛「同じくらいよっ!負けてなんかないもん。(ベンチに座った剛より背が低いなんてダメなんだからっ!)」
剛「(おチビちゃんがムキになるのも可愛いや。)いひひひひひ……」
雛「ところで、剛。鼻毛が伸びてるわよ。」
剛「え、マジで?」
雛「下からは確実に見えるし。」
剛「だったら、俺は姉ちゃんの頭のてっぺんが
……」
雛「えええ〜ええっ?!何かあるの?はげてるとか?」
剛「いや、何も。特に。」
雛「なあ〜んだ。びっくりしたあ。」
剛「つむじかぜ。」
雛「それ言うなら、つむじ、でしょ。」