剛「(姉ちゃんの小さい手でも繋いでみようかな。でも、姉ちゃんの手の位置が遥か下にあるから、俺から握るには、屈むのが面倒くさいな。)」
剛「姉ちゃん、ちょっと手、見せて。」
雛「え?なあに?……はい、あたしの手が何?……あ!……え?」
剛「こうすりゃあ、デート気分。」
雛「あら〜〜、姉と弟で、これ?」
剛「いいじゃん。」
雛「(大きい手に包まれる感じ、安心するし、悪くはないんだけど。)」
剛「(小さい子供を連れて歩いてる感覚、好きだな。えっへへへ……)」
…………
雛、剛を見上げる
剛、雛を見下ろす
…………
雛「なによっ。嬉しそうにっ。」
剛「やっぱり、姉ちゃん、ちっちゃくて可愛いな🎵😍🎵」
雛「何度も聞いた。そのセリフ。」