超小柄な姉と大柄な弟の妄想物語
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0001名無しさん@ピンキー2014/03/10(月) 13:23:09.10ID:2fqnoPER
背が高くデカい体格の弟と、対照的に超ちびっ子な可愛い姉。
かなりの体格差がある姉と弟の織りなすシチュエーション妄想物語。
0571名無しさん@ピンキー2022/09/16(金) 12:05:57.14ID:EF6YPuoH
……剛&雛・ソファーで……

雛「当たり前のように肩を抱いてくるわね。」
剛「姉ちゃんが抵抗しないから。」
雛「だって抵抗してもムダなんだもん。」
剛「俺、やりたい放題だな。」
雛「あたしって、普通の女の子よりも小さくて、力も弱いから、いろんな怖い思いをしてるの。たとえば、小学生高学年の男の子にビクビクしたりとか、あの子たちは手加減しなさそうで怖いの。」
剛「姉ちゃんの身長135センチは半端ないチビッコだもんな。大男の俺からしたら、姉ちゃんは、小学生の子供を相手にしてるようなものだからな。手加減しないと、姉ちゃんが壊れちゃうからな。」
雛「あたしはもう、大きい男の子に慣れてるから。陸くんも含めて。萌ちゃんは大きい男の子が好み見たいだし。」
剛「姉ちゃん、今の身長体重は?」
雛「135センチで32キロなの。小さすぎてヒクよね?」
剛「たったの、それだけ?超可愛いじゃん。」
雛「いつも、あたしのこと、姉なのに可愛いって言ってくれて嬉しいわ。」
剛「俺の姉ちゃんが超小さくて可愛くて最高だよ。ちなみに俺の体格は、202センチ、110キロだよ。どう思う?」
雛「もう異次元のケタ違いだわ。信じられないわ。あたしなんて、もう子供にしか見えないわよね。」
剛「姉ちゃん、俺と背くらべしてみる?」
雛「それは間に合ってます。これからは小さい姉として楽しむわ。大きくて逞しい弟が居て嬉しいわ。」
剛「何を楽しむのかな?小さい姉ちゃんをオモチャとして遊んでいいよな?」
雛「………」
0572名無しさん@ピンキー2022/09/30(金) 10:32:23.94ID:vTpV8k2U
……剛&萌・挑戦……

剛「萌ちゃん、これ、どう?」
萌「マッチョポーズ?力こぶポーズかな?その上腕二頭筋?やっぱり筋肉が凄いわ、ほんと。」
剛「陸より凄いだろ?」
萌「陸くんは高校生だからね、まだ。鍛える経験の差よ。」
剛「せっかくだから、とりあえず脱ぐかな。」
萌「マッチョな男の子って、予想通り、脱いじゃうのね。いつも思うけど、見るからに胸板が分厚くてステキよ。膨らみだって、あたしの胸より遥かに大きいんだもん。」
剛「もうね、萌ちゃんが俺のこと、一生懸命に見上げてくるから、マジで可愛くてさ。」
萌「身長差が60センチもあるから、凄い上目遣いよね。ホメてくれて、ありがと。」
剛「さて、萌ちゃん、挑戦する?」
萌「いきなり、なにぃ〜?ちょうせ〜ん?」
剛「萌ちゃんは、力こぶポーズした俺の腕に届くかな?微妙だろ?」
萌「あらぁ〜、142センチのチビッコをナメてもらっちゃ困るわ。」
剛「お!ちゃんと届くんだな。ギリギリだけど。」
萌「そうよ。ちゃんと掴めたわよ。背伸びもしてないわよ。それにしてもメチャクチャ太い腕ね。あたしは好きよ。大きくて逞しい男の子。」
剛「おお。良いオコトバで。」
0573名無しさん@ピンキー2022/09/30(金) 11:04:18.55ID:vTpV8k2U
……陸&雛・挑戦……

雛「え?陸くん、いわゆる力こぶアピールかしら?」
陸「剛先輩ほどは太くないけど。」
雛「でも、あたしの2倍はありそう。」
陸「雛ちゃん、俺の二の腕に手が届く?」
雛「え〜、あたしがチビッコだと思ってバカにしてるわね。」
陸「俺は190センチ。雛ちゃんは135センチ。……おお、雛ちゃん、普通にやってくれるんだ。」
雛「高校生にバカにされて、オトナのレディーが黙っちゃいないわ。どう?届いたでしょ?あたしの勝ち?」
陸「勝ち負けは別にないけどさ。」
雛「でもね、あたしの手が小さいから、陸くんの太い腕は、ぶら下がっても、すぐ落ちちゃうわ。」
陸「ぶら下がるには握力が必要だしな。」
雛「あたし、握力が15なの。」
陸「俺、男としては普通だけど、50あるよ。」
雛「あたしの3倍以上あるのね。」
陸「非力な雛ちゃんに何かあったら、俺が守ってやるからな。」
雛「頼りにしてるわ。逞しい男の子が近くにいたら、か弱い女の子としては、安心なの。あたしもチビッコなりに、出来るコトは支えてあげるわね。」
陸「おお、良い心掛けだ。」
雛「あぁ、9歳も年下の男の子に甘えちゃう……。」
0574名無しさん@ピンキー2022/09/30(金) 11:57:22.97ID:vTpV8k2U
……剛&雛・挑戦……

剛「姉ちゃん、ちょっと来いよ。」
雛「んも〜、弟のくせに、ちょっと言い方がエラソーなのよ。って、言ったら怒っちゃう?」
剛「怯えてる?」
雛「そ、そんな、こと、ないわ。」
剛「姉ちゃん、チャレンジするか?」
雛「ちゃれんじぃ〜?なんか挑戦するのぉ〜?」
剛「簡単だから。試したいことが。」
雛「だって、いつも、体格差とか腕力とか、絶対に剛に敵わないことばかりで、剛は余裕な顔してて、あたしなんて、子供扱いされて……。」
剛「こんな風に、姉ちゃんこと、遥か上から見下ろしてゴメンよ。」
雛「で、なに?チャレンジって?」
剛「おお。簡単な話。姉ちゃんの手で、俺の二の腕を掴めるかどうか。」
雛「え、力こぶポーズ?」
剛「ちなみに、萌ちゃんは届いたぜ。」
雛「ええ〜、萌ちゃんもやったのぉ?でも、萌ちゃんは142センチで、あたしは135センチだから、その差はキツいかも。これ、ホント、ヤバいわ。腕にも届かないなんて、屈辱だわ。」
剛「おっ、ビミョーだね。」
雛「剛って凄い筋肉なのね。」
剛「また触ってないぞ?」
雛「なんかズルしてない?腕を上にあげてない?」
剛「ズルはしねえよ。姉ちゃんの位置からは見えないかもな。背伸びは禁止な。お?」
雛「ね?触れたでしょ?少しでも腕に当たれば、あたしの勝ちよね?」
剛「ダメだよ。ちなみに、萌ちゃんは、ちゃんと腕にぶら下がったからね。」
雛「あたしも、陸くんの時は、ちゃんと掴めたのよ。」
剛「俺、姉ちゃんよりも、身長が67センチも大きいからな。計算上、そうなるんだよ。」
雛「そうなの?」
剛「わかった。低くしてやるから、ぶら下がれよ。」
雛「うん。あたし、背伸びしていい?」
剛「いいよ。」
雛「こんなに太い腕で抱きしめられたら……。」
剛「すぐ折れてしまいそうな、細くて華奢な姉ちゃん。」
雛「あたし握力が弱いし、手も小さいし。掴めたとしても、すぐ落ちちゃうわ。」
剛「姉ちゃん、可愛いすぎるぜ。」
雛「きゃあああ!!」
剛「よしよし。優しく可愛がってやるからな。」
雛「こんなに毎日、弟に抱っこされて、甘えちゃう姉って、アリなの?」
剛「もちろん、アリ。マジたまんねえよ。自分の姉ちゃんが、こんなに小さくて美人で超ミニスカで美脚……。」 
雛「エッチ……。」
0575名無しさん@ピンキー2022/10/05(水) 18:45:23.25ID:Y1mPe146
……陸(+陸の友達)&雛・通学路(1)……

雛「(あら?あそこ、陸くんだわ。隣にいる男の子、身長が陸くんとあまり変わらない、ということは……とても背が高い男の子なのね。)」
雛「(ちょっとイカツイ感じだし、チョッカイ出されたら怖いわ。どうしよ……。)」
…………
陸の友達「おい、陸、見てみ。あそこ、メッチャ可愛い子が歩いてくるぞ。」
陸「え?どこ?」
陸友「ほら、超ミニのセクシーな感じの子。」
陸「あっ。ヤバっ。(よりによって、雛ちゃんだ。この男には、できれば、会わせたくねえけど……。)」
…………
雛「(さすがに陸くんと目が合っちゃったし、無視できないわ。挨拶くらいはしないと。)」
陸「よっ、雛ちゃん。」
雛「あ、こんにちは、陸くん。」
陸友「は?ヒナチャン?」
雛「そちらは、お友だち?こんにちは。」
陸友「おい、陸、この子、お前の知り合いかよ。早く言えよ。」
陸「まあ、知り合いというか、そんな感じかな。」
陸友「キミ、すごく可愛いな。中学生?小学生?何年生?」
雛「え、、、あの……。」
陸「この子は……あの…何て言えばいいかな…。」
陸友「???」
0576名無しさん@ピンキー2022/10/05(水) 19:21:45.92ID:Y1mPe146
……陸、陸友、雛・通学路(2)……

雛「あたし、こう見えて、25歳なの。」
陸友「は?25歳?マジで?ホントに25歳か?」
雛「うん。普通、そういう反応になるわよね……。」
陸「コレでも、俺たちより、9歳年上のオトナなんだ。」
陸友「とりあえず、、、ちっちゃくね?」
雛「……。」
陸「ま、俺らがデカいし。」
陸友「ホントは子供だろ?」
雛「ゴメンね、小さくて。」
陸友「陸と知り合いらしいな。身長、何センチ?」
雛「え?あたし?」
陸友「お前に決まってるだろ。」
雛「あ…(怖い……陸くん、助けて……。)」
陸「雛ちゃん、大丈夫?」
陸友「おい。俺と背くらべしようぜ。」
陸「(雛ちゃん、怯えてる…。可哀想だな。)」
雛「あたし、135センチ。」
陸友「お?たった135センチか。いいねえ〜。よしよし。可愛いぞ。俺の胸で抱いてやろか?」
雛「頭なでなで、ヤメてくださいっ!あたし、もう帰りたい……。」
陸「やめろ。この子、泣いちゃうから。」
陸友「少しでいいから、俺と遊ばねえか?」
雛「陸くん……。」
陸「(しょうがねえ。雛ちゃんと恋人のフリするか……。)」
陸友「なんだ?お前ら?」
雛「(陸くん、あたしの肩を抱いてくれたわ……。助けてくれたの?嬉しい……。)」
陸「実は、この子、俺の彼女なんだ。」
雛「!!!」
陸友「マジ?」
陸「俺の彼女、小さくて可愛いだろ?」
雛「あ、うん。陸くんは大きくて逞しい彼氏なの。」
陸友「マジで?……。いいなあ……。年上のチビ女か……。」
雛「チビって、失礼ねっ!」
陸「俺ら、もう行くから。」
陸友「……」
0577名無しさん@ピンキー2022/10/05(水) 19:46:04.06ID:Y1mPe146
……陸&雛・通学路(3)……

雛「助けてくれて、ありがとう。」
陸「怖かった?」
雛「うん。」
陸「だよな。見知らぬ大男に、あんなに上から見下されたら。頭なでなでとか。」
雛「もう、肩、抱かなくていいわよ。あたしの肩の位置が低すぎて歩きにくいでしょ。」
陸「いや、このまま。家まで。」
雛「うん。」
陸「そういえば、雛ちゃん、どこか行く用事が?」
雛「もう、今日は帰る。もし、あの人が待ち伏せしてたら怖いから。」
陸「そうか。か弱い女の子は危険がいっぱいだな。」
雛「そうよ。あたしと萌ちゃんのこと、守ってね。頼りにしてるわ。」
陸「じゃあ、ホントに俺の彼女になる?」
雛「……それは……」
陸「まあいいや。普段から雛ちゃんたちとイチャイチャできてるし。」
雛「あたしの今日のスカート、可愛いでしょ?」
陸「そんな短いのは、家の中だけにしろ。男に襲われたら、一溜りもないぞ。」
雛「うん。気をつける。ほとんどの男の子は、あたしから見たら大男ばっかりだもん。」
陸「雛ちゃんは、小学生にも勝てないんだから、外ではミニスカ禁止だ。わかった?」
雛「えええ〜…ファッションなのにぃ。ミニスカート、可愛いのにぃ〜。」
陸「こりゃ、穿くつもりだな。」
雛「うふふっ……。」
0578名無しさん@ピンキー2022/10/14(金) 09:30:08.00ID:yM2VgL17
……二人羽織(1)……

萌「ねえ、雛ちゃん来て〜。男の子たち、何かやってるのよ。」
雛「あら。和室で何やってるのかしら?」
萌「入るわよぉ〜。ああ、剛くんの背中、おっきいぃ〜。」
雛「ホントにもぉ、座ってても、大き過ぎる大男だわ。」
剛「お、萌ちゃんか。」
陸「あ、雛ちゃんも。」
萌「あたしたちも見てていい?」
剛「おう。もちろん。萌ちゃんに最適な特等席あるよ。」
萌「え?どこ?特等席って何?」
剛「俺の膝の上。」
萌「あはっ。剛くんらしいわね。じゃあ、失礼しまっす。」
剛「で、姉ちゃんは、陸の膝の上な。」
雛「え、、剛…、勝手に決めないでっ。」
陸「やっほー。雛ちゃん、おいで。大丈夫だから。」
剛「姉ちゃんが逃げても、陸が簡単に捕獲するよ。」
雛「なんか、年下の高校生の膝の上なんて、恥ずかしいわ。」
剛「いまさら恥ずかしがるな。そんなこと、とっくに経験済みだろ。」
雛「うん。わかったわ。」
陸「雛ちゃん、何もしないから。」
雛「なによ……するくせに……。陸くんの胸板、あったかいわ。」
萌「体格差萌えぇぇ〜。陸くんが逞しくて、雛ちゃんがメッチャ可愛く見えちゃう。」
陸「いひひひ…。」
剛「萌ちゃんも子供みたいに小さくてサイコーだな。」
雛「やっぱり、子供扱い……。」
0579名無しさん@ピンキー2022/10/14(金) 09:54:44.22ID:yM2VgL17
……二人羽織(2)……

雛「ところで、コレ、なに?持ってたの?」
剛「何年か前に買った。」
萌「あたしも初めて見るわ。」
陸「どうしよかな…マズイな……。」
雛「どっちが勝ってんの?」
剛「俺が優勢かな。」
萌「へえー。剛くんが強いのね。」
雛「ちゃんと、白黒つけなさいね。」
陸「お。そうそう。まさに、『白黒つける』ゲームだからね。」
萌「コレ、オセロだっけ?違うわね?」
剛「確かにオセロも白黒だけどな。」
萌「コレは剛くんがゲットしたやつ?」
剛「そうそう。取ったやつ。」
雛「あたしも触っていい?」
陸「雛ちゃん、わかるの?」
雛「少しならね。」
陸「じゃあ、俺の番だから、あそこに置いて。」
雛「囲える?ここに置いていい?」
剛「そこは『ダメ』だよ、姉ちゃん。」
陸「そうそう。そこは、まさに『駄目』なんだ。」
剛「そこ、駄目という場所だから、置けないよ。」
萌「そういえば、あたし、聞いたことあるわよ。ダメっていう言葉の由来とかなんとか?」
剛「おお、萌ちゃん、すげー。詳しいな。」
雛「そうなんだ〜。囲碁が由来なのね。」
萌「ところで、あたしたち、二人羽織みたいね。」
雛「後ろの人も見てるから違うけど。」
0580名無しさん@ピンキー2022/10/21(金) 09:59:49.37ID:9p/eiPWe
……正座(1)……

萌「雛ちゃん、好きな星座は?」
雛「あたしは、乙女座。」
萌「あたしは、餃子。」
雛「美味しいじゃん!」
萌「ねえねえ、男の子たち、また何かやってる。」
雛「ホントだ。大きい体で珍しく正座してるわね。」
萌「雛ちゃん、好きな正座は?」
雛「どっちの?」
萌「見に行こ。」
雛「ねえ、どっちのよ?星の?足の?」
萌「2人とも真剣な顔してるわ。」
雛「すわる正座なら、あたし、嫌い。痛いもん。」
萌「あたし、コレ、見たことあるかも〜。」
雛「んも〜、聞いてないし。萌ちゃんは、イケメンマッチョに夢中なんだわ。」
萌「陸くん、背中、大きいね。」
陸「今は、戦闘中だから。ゆっくり後で可愛がってあげるから。その小さいカラダで待ってな。」
萌「あら。小さいカラダが狙われちゃった?」
雛「萌ちゃんは陸くんに圧倒的体格差で、オモチャにされちゃえばいいわ。なーんてね、ウソウソ。」
陸「……どうなってるかな?これ、、、。」
剛「姉ちゃんは、俺が相手にしてやる。待っとけ。」
雛「やだ〜っ。おっきいオオカミさん、コワ〜い。」
剛「……………。」
雛「剛?」
剛「……陸の番だぞ。」
陸「すみません。もうちょっと待ってください。」
萌「……戦闘中みたい。」
雛「………。」
0581名無しさん@ピンキー2022/10/21(金) 10:22:05.29ID:9p/eiPWe
……正座(2)……

雛「ねえ、あたしにも見させて〜。」
剛「おいコラ、背中に乗ってくるな。」
雛「あたし、重くないでしょ?」
剛「子供みてえだな。」
雛「子供でいいもん。オトナだけど。135センチで32キロの子供だもんっ。」
剛「やばっ。クソかわええ〜。」
陸「…………。」
萌「体格差萌え〜。あたしも萌。」
剛「…………。」
陸「…………。」
雛「あたし、ジャマ?」
剛「いや。なかなか良き。オッパイの感触とか。」
雛「いやん。背中で感じるの?」
剛「おう。」
萌「あたしも、陸くんの背中にっ。」
陸「おっと〜。びっくりしたあ。」
萌「あ、ごめんね。集中してた?」
雛「どっちが勝ってるの?」
剛「………。」
陸「………。」
雛「戦闘中も良いけど、逃走中もいいわね。」
萌「カラダが小さいと、隠れやすいんだっけ?」
0582名無しさん@ピンキー2022/10/21(金) 10:47:33.17ID:9p/eiPWe
……正座(3)……

陸「もう取ってしまうかな?」
剛「待ったはナシだからな。」
雛「あ、キンがある。タマもあるわ。」
剛「姉ちゃん、続けて言って。」
雛「なんで?」
剛「だから。何があるって?」
雛「キン?あと?タマ?……あっ!」
剛「で?」
雛「やだあ〜、剛ったらあ〜。」
萌「いっぱい歩くのがあるね。」
陸「飛んでみるか。」
剛「お。陸、いいのか?それで?」
陸「え?マズイっすか?」
剛「待ったする?」
陸「いや、これでいいっす。」
剛「高跳びの桂、歩の餌食だな。」
萌「なにそれ?」
剛「将棋の格言だよ。」
雛「初めて聞いた〜。」
陸「超小柄な女の子、大男の餌食だな。」
剛「おっ、うまい!」
萌「雛ちゃん、あたしたち、おいしそうなんだって。」
雛「その、うまい、の意味じゃないと思うわ。」
萌「そんな格言ってあるの?小柄な女の子がエジキにされるのみたいな?」
雛「あるわけないでしょっ。」
剛「あるよ。」
雛「きゃああああ!急に立ち上がらないで。」
剛「もう陸が投了したから。おんぶするぜ。」
萌「陸くんは?」
陸「俺、駒を片付けないと。」
萌「あたしもオンブされたいっ。」
0583名無しさん@ピンキー2022/10/21(金) 11:47:04.21ID:9p/eiPWe
……正座(4)……

雛「あたし、調べたわよ。」
剛「いってえ……調べたって何を?」
雛「正しくは、桂の高跳び、歩の餌食でしょ?」
剛「俺、何て言った?…ああイタっ。」
雛「足、しびれてるの?」
剛「正座はキツいぜ。いったん座る。」
雛「大丈夫?陸くんもダウンしてるみたい。向こうで。」
剛「姉ちゃん、初めて聞いた〜とか言ってなかったか?」
雛「意味が分からないから調べたの。戦闘中に。」
剛「戦闘中じゃなくて、対局中だね。」
雛「剛が言ってたのが、すぐ検索で出てこなくて、似たのがあって、剛、ちょっと違ってたわね。」
剛「コノヤロ、ひとの揚げ足を取りやがって。」
雛「あら。揚げ足を取る、なんて、よく知ってたわね。剛の足は今、痺れ足?」
剛「お?なんか俺のこと、バカにしてる?」
雛「どうせ、足がシビレて歩けないんでしょ?あたしを捕まえてごらんなさいよ。」
剛「なんだと?」
雛「きゃあああああ!!!」
剛「残念だな。もう回復してんだよ!」
雛「うっそぉ〜!!いやあ……ん。」
剛「可愛くてマジたまんねえなあ、コノヤロー!!」
雛「そんな、強く抱きしめないでっ。」
剛「姉ちゃん。ちっちゃずぎるカラダ、包み込んじゃうよ〜。」
雛「手加減して……萌ちゃんは?」
剛「萌ちゃんは、陸に。うっひひひひ…。」
雛「声が聞こえて来ないよ?」
剛「陸のベッドかな。」
雛「え……。ホントなの?」
剛「俺たちも行く?」
雛「あたし、弟はイヤ。」
萌「あらあ、雛ちゃん、なにをイチャイチャしてんのお〜?」
雛「あ!萌ちゃん、無事なの?」
萌「無事ってなにが?」
雛「陸くんは?」
萌「勉強してる。将棋の。」
剛「陸、負けて悔しかったみたいだな。」
萌「歩く、と書いて、ふ、と読むのね。」 
剛「あと、タマと書いて、ぎょく。陸が持ってた王様。ちなみに、俺のは、おうと書いて、ぎょく。字が違うから。」
雛「あたし、陸くんのを見たんだ。アレ向きがこっち向いてたわ。」
剛「アレは、駒のことだな。」
雛「っていうか…剛……どさくさに紛れて、あたしの胸、触らないでっ!」
剛「触るなって言われてもなあ。」
萌「そりゃあさあ、子猫が熊に捕獲されたら仕方ないわ。」
雛「ねえ剛、ほら、萌ちゃんが襲われたいらしいわよ。」
剛「今は、可愛い姉ちゃんと遊ぶので忙しいから。」
萌「だってさ。可愛い雛ちゃん。」
雛「………んもっ……。」
0584名無しさん@ピンキー2022/10/28(金) 12:02:36.40ID:wi1Ygj+5
……剛&雛・挑戦(1)……

剛「おいおい、姉ちゃん、姉ちゃん。」
雛「なんなの?いかにも怪しい感じ……。」
剛「俺と勝負しねえか?」
雛「え?勝負?なんの?」
剛「ま、ちょっとした挑戦かな。」
雛「あたしと勝負とか、剛が言い出した時は、たいてい自分が楽勝って確信してる場合なのよ。絶対、そうに決まってるわ。」
剛「内容を聞いてみないと分からないだろ?」
雛「女のカンで分かるもん。」
剛「さあ、そのカンっていうヤツは当たってるのかな?」
雛「あたしが超絶か弱くて小さくて非力な女の子だから、手加減は一応するけど、それでも最終的には男の力で圧倒的に勝って喜ぶ、っていうところかしら?」
剛「いや、全然違う。」
雛「あ、違うんだ…。」
剛「俺は、男の腕力は一切使わない。なら、どうだ?」
雛「ホントに?だって、足は?蹴られたらヤバいよね?」
剛「もちろん、足も使わない。」
雛「じゃあ、どういう勝負なの?将棋とか、頭を使う系?あ、でも、剛には将棋も勝てないけど。」
剛「どうする?挑戦する?」
雛「やっぱり、ここで逃げたらダメだわ。女の意地よ。で、どんなの?」
剛「それは……。」
0585名無しさん@ピンキー2022/10/28(金) 12:44:24.66ID:wi1Ygj+5
……剛&雛・挑戦(2)……

剛「俺は、こうやって、仁王立ち!」
雛「へっ?仁王立ち?」
剛「俺は、このまま動かない!」
雛「どうなったら、あたしの勝ちなの?」
剛「姉ちゃんは俺を一歩でも動かしたら、姉ちゃんの勝ち。」
雛「なるほどね〜。制限時間は?」
剛「60秒で。」
雛「あたしは、何でもアリ?」
剛「いわゆるスモウだな。姉ちゃんは、足の裏以外が床に付いたら負け。俺の勝ち。」
雛「分かったわ。分かったけど、剛のカラダが見上げるくらい大き過ぎて、もう自分が子供みたいに思えちゃう。こんな勝負なんかする姉弟なんて、世の中にいるのかしら。いないわよね。」
剛「って、俺を油断させといて、いきなり体当たりして……。返り討ちだ。うおりゃああ!」
雛「あっ!うっ!きゃっ!!!」
剛「ほら。俺の勝ち。俺は何もしてないのに自分で倒れた姉ちゃんの負けだ。」
雛「んも〜!剛が何もしてないなんてウソよ!剛の腰のあたりで、なんか押し返されちゃったわよ!吹っ飛んだわ、あたし。」
剛「俺、ホントに手と足は使ってないからな。(腰は使ったけどね…)」
雛「うんんんっ、そうなあ……。」
剛「体重だな。俺は110キロあるし。」
雛「やだあ。3ケタ?あたし、32キロなのに。」
剛「3倍以上、俺の方がデカいから、そうりゃあ、こうなるさ。」
雛「で?なにか、あたしにバツゲームとか?あるの?」
剛「お?自分から言ってくれた。じゃあ、ハロウィンのコスプレで。」
雛「ハロウィンの仮装?今からすればいいの?」
剛「おう。俺の好みは知ってるよな?」
雛「もおっ、そんなに至近距離で上から見下さないで。怖いよお〜っ。分かったからっ。ちょっと待ってて。」
0586名無しさん@ピンキー2022/10/28(金) 13:18:11.56ID:wi1Ygj+5
……剛&雛・ハロウィン……

雛「特別に、剛にだけに見せるわね。」
剛「おお!なかなか良いねえ!」
雛「何のコスプレか、分かるかしら?」
剛「小学校4年生女子。」
雛「ううん。違うっ。」
剛「幼稚園の園児?」
雛「もっと違うわっ。」
剛「セクシーエロチビバカ女。」
雛「ふざけてる?」
剛「アニメの、チビなんとか。」
雛「チビって言いたいだけ?」
剛「確かに、俺の好みでは、ある。」
雛「じゃあ、正解を言うね。」
剛「なんだ?」
雛「アイドル風の超ミニスカ衣装でえ〜すっ!」
剛「………………。」
雛「なんで無言?生足をガン見してるでしょ?」
剛「いやあ、姉ちゃん、めちゃくちゃ華奢で細いよなあ。カラダちっちゃいよ。マジで。」
雛「ところで、剛も何かのコスプレ?なんか筋肉が目立つようにアピールしてる?」
剛「俺はね、かなり昔のマンガで見つけたヤツなんだよ。」
雛「なに?どんな?マンガ?」
剛「レイプマン。」
雛「れ…い…ぷ…ま…ん…??」
剛「肉まん、あんまん、の種類じゃねえよ。」
雛「あ、あ、きゃああああああ!!!」
剛「おらおら、どうした?必死に抵抗してみろや。そんな細い腕で、俺から逃げられるかな?うっひゃひゃ……」
雛「ねえ、、、剛……冗談でしょ…?」
剛「冗談だよ。バカやろう。なあ、姉ちゃん、怖かったろ?」
雛「やだああ……ヒドいわ………それがレイプマンなの?」
剛「マンガの中でね。」
雛「ねえ、剛。あたし、怖かったから、あたしを包み込むように優しく抱きしめて、安心させて。お願い。」
剛「おお、おお、よしよし、姉ちゃん、可愛いぞ。たまんねー!俺が守ってやるから、安心しな。」
雛「ありがとう。」
剛「そのかわり、たまに、俺と遊べ。」
雛「たまに、じゃないわ……いつも、だわ。」
0587名無しさん@ピンキー2022/10/31(月) 09:58:18.45ID:XZTZqUgP
……コスプレ(1)……

萌「きゃっ!2人とも上半身ハダカなのっ!?」
陸「びっくりした?コレでも仮装。」
萌「何かのキャラ?」
剛「俺も陸も、格闘ゲームに出てくる筋骨隆々の男のキャラクターのつもり。」
陸「キャラの名前はアイマイなんだ。」
萌「へぇ〜、アイマイなんだぁ〜。」
雛「おまたせぇ〜!」
剛「待ってねえけど。」
雛「萌ちゃんに言ったのっ!え、、、きゃっ!」
萌「2人、コスプレらしいわよ。」
雛「やだあ〜、脱いじゃってるのぉ〜?」
萌「格闘ゲームの何かなんだってぇ。」
陸「俺は筋肉が足りなくて、再現率が低めだけどね。」
剛「俺は一応、カラダのデカさは、そのままだろ?」
雛「だろ?って言われても、元を知らないから、全然分からないわ。」
陸「っていうか、気になるんだけど……。」
萌「なにが?」
0588名無しさん@ピンキー2022/10/31(月) 10:25:28.51ID:XZTZqUgP
……コスプレ(2)……

陸「可愛いと思ったら、耳が付いてる。」
萌「あ、やっと、気づいてくれたわ。」
陸「いつも可愛いから、気づくの遅れたよ。」
萌「あはっ。あたしは黒猫よ。」
剛「じゃあ、姉ちゃんは白猫か?」
雛「そう。可愛いでしょ?猫ちゃん。」
剛「あ、間違えた。子猫ちゃんだ。たった135センチしかない子猫ちゃんだ。」
雛「あたしの身長は関係ないじゃん!」
萌「体長135センチもある猫は、まず、いないってことよね。」
陸「さあ、子猫ちゃんたち、食べちゃうよ〜。」
萌「あたし、こっちの胸板がいいわぁ〜。」
陸「おっとっ〜、黒猫ちゃんは、俺に抱かれたいんだなあ。」
剛「じゃ、白のチビ猫ちゃんは、こっち来いよ。」
雛「来いよなんて、エラソーだわ。チビじゃないもん。猫ちゃんとしては普通だもん。」
萌「普通って何かしら?」
剛「俺、思いっきり可愛がるよ。」
雛「うん、優しく包み込んでね。」
剛「ちょっとくらい鳴いてみろよ。」
雛「泣かないわ。剛のこと、怖くないもん。」
剛「猫だったら、ニャー、とか鳴くだろ?」
雛「あ…、ごめん、そういうことね。」
剛「コスプレしてるんだろ?猫だよな?」
雛「……はい…猫です…撫でてください…。」
陸「俺は、とっくに撫でてる。」
萌「うふふっ……。」
0589名無しさん@ピンキー2022/11/11(金) 10:51:17.17ID:6A7bzhg2
……剛&雛・ふたりっきり……

雛「萌ちゃんと陸くんは居ないの?」
剛「おう。今はチビロリと俺だけ。」
雛「ん?チビロリ?」
剛「あ。あれ?ロリチビだったかな?」
雛「ロリチビって、何なの?あたしのこと?」
剛「聞いたことない?」
雛「言葉は知ってるわよ。でもさ…。」
剛「どっちだっけ?チビロリとロリチビ。」
雛「んも〜、どっちでも良いわよ。」
剛「どっちも言って良いってことだな?」
雛「ううっ…あたしのこと、そんな風に言うなんて…。」
剛「ま、チビロリで良いかな。」
雛「良くないわよ。確かにチビだけど、ロリが付くと、なんか嫌だ。ヒドいわ…あーんっ。」
剛「ところで、姉ちゃん、下、穿いてるの?」
雛「なんで?」
剛「座ってると、太ももがあらわになってて、見えそうで見えないから。」
雛「ギリギリのライン、攻めてみたの。こういうの、好きなんでしょ?」
剛「ソファーに座ってたら、姉ちゃん、俺と話しやすいだろ?」
雛「見上げてたら、首が疲れちゃうの。」
剛「俺は、上目遣いは好きだけどな。姉ちゃんを見下ろしてると、可愛くて、たまんないけどな。」
雛「だから、あたし、ロリチビなんて、言われちゃうのね。」
剛「やっぱり、ロリチビにする?」
雛「どっちも嫌なの。普通に、姉ちゃんって呼んでほしいわ。チビは禁句にして。あぁ、せめて、140センチほしい…。」
剛「140センチでもチビだけどな。」
雛「なんで剛って、そんなに大きくなったの?」
剛「めっちゃ小さい姉ちゃんと、圧倒的な体格差で遊ぶためだよ。」
雛「ヒドいなあ、もおっ。それ、面白い?楽しい?」
剛「うっひひひひ……。」
雛「くそっっっ……。」
剛「姉ちゃんと2人か…。何しようかな…。」
雛「……。」
0590名無しさん@ピンキー2022/11/11(金) 11:52:51.40ID:6A7bzhg2
……陸&雛・お迎え……

陸「ただいま〜。」
雛「あら、陸くん、おかえりなさい。」
陸「お、雛ちゃん、待っててくれたんだ。」
雛「たまたま、通りかかっただけ…。」
陸「おお〜おいでおいで、よしよし。」
雛「あたしは飼い猫か。」
陸「今日も可愛いねえ〜。」
雛「きゃっ!あぁ〜、もう少し軽くギュっとして〜!痛いよお〜!」
陸「おお、ごめんごめん。」
雛「今の状況、あたしは、普通に立ってて、陸くんは、膝を床に付けてて、それでお互いの顔が近くにくるくらいの身長差なのね。」
陸「どうした?当たり前だろ?雛ちゃん、今さら何を言ってんの?」
雛「陸くん、たとえばね、年上の女性に対して、敬語を使うとかは、どう思う?」
陸「年上の女性って、雛ちゃんのこと?」
雛「あたしも萌ちゃんも、陸くんよりも、9歳も年上なのよね。」
陸「でも、見た目は、俺から見たら、雛ちゃんは子供みたいに小さくて可愛い女の子。いいじゃん。タメで。」
雛「うわっ…はっきり言われた……。」
陸「何か文句ある?」
雛「小さくて可愛い女の子…か…。可愛いって言われると喜んじゃう…。いいの?それで?あたし?やっぱり、チビだから、ナメられてる?」
陸「いっひひひ…コレは、萌える…萌え萌え……雛ちゃんのカラダ、柔らかいし、華奢だし、強く抱きしめたら、折れそうなくらい細いし、優しくしてやるからね。大丈夫だよ、雛ちゃん。」
雛「ねえ、あたしたち、いつまで玄関口に居るつもりなの?」
陸「そうだな。」
雛「きゃああっ!」
陸「子猫ちゃんは抱っこしたくなるよな。」
雛「だから、猫扱いしないで。」
陸「超ミニスカセクシー猫ちゃんだあ。」
雛「ミニスカ姿の子猫いる?居たら連れて来てみなさいよ。」
陸「鳴いてごらん。」
雛「にやゃぁぁん。」
陸「俺のベッドに寝かそうかな。」
雛「やだあ〜。飼い主さんに乱暴されちゃうっ。」
陸「おっ、ノリがいいじゃん、今日の雛ちゃん。そういえば、猫じゃなくて、ニワトリだったら、ちょうど良かったのにな。名前がヒナだし。」
雛「ニワトリの赤ちゃん、ヒヨコの雛?」
陸「それそれ。」
雛「きゃっ!んもおおっ!陸くん、あたしを降ろすとき、サッとオッパイを揉んだわね?ホント、エッチなんだからっ。しょうがないわね。男の子ってっ。」
陸「へへへへ……。」
0591名無しさん@ピンキー2022/11/14(月) 09:35:13.16ID:sMLHM/cM
……涙腺崩壊(1)……

陸「先輩、ヤバいです。なんか、女の子たちがリビングで泣いてます。」
剛「泣いてる?おまえ、まさか、また…。」
陸「俺じゃないっすよ。先輩が泣かせたんじゃ…。」
剛「今回は俺じゃねえ。ちっちゃいカラダの姉ちゃんを軽々と持ち上げて、布団の上に豪快に放り投げたりして、怖がらせて、か弱い女の子を泣かせたりは、今回は、してないし。」
陸「俺だって、自分よりも遥かに小さくて非力な萌ちゃんを、体格差にモノを言わせて遊んで、泣かせた記憶は、本日は無いっす。」
剛「じゃあ、今、姉ちゃんと萌ちゃんが泣いてるっていうのは、俺たちのせいじゃないってことか?」
陸「確かめに行きます?」
剛「そうだな。」
0592名無しさん@ピンキー2022/11/14(月) 10:27:58.24ID:sMLHM/cM
……涙腺崩壊(2)……

雛「………(泣)」
萌「………(泣)」
雛「この子、手話なのに。演技力、すごっ。」
萌「あ、このシーンね……。ヤバっ……。」
雛「ああ…あれ…ティッシュが切れたわ。」
萌「待って、あたしが取りにいってくる。」
雛「ちょっと1回、止めとくね。」
萌「うん。」
雛「もう……コレは、マジで泣いちゃう……カラダの大きい男の子たちにセクハラされた時よりも泣いちゃう……」
萌「はい。箱、開けとくね。いいわよ、続き。」
雛「オッケー。」
萌「あ、ここからなの。ヤバいトコ。」
雛「2回目なのに。涙が溢れるわ。」
萌「ホントに切ないわ。なんなの…。」
雛「あ、萌ちゃん、待って、男の子たち……。」
…………
剛「おう、姉ちゃん、スマホ見て、何してんの?」
雛「なにって、ドラマよ。」
剛「お?ん?静止画面?」
雛「あんたが話しかけてきたから、中断したの。」
剛「俺のせいかよ。」
陸「なるほど。集中しないとダメなヤツだ。」
萌「コレね、倍速視聴はNG的な。」
陸「俺、コレ、知ってるよ。昨日、録画しなかったの?」
萌「したわよ。コレは、見逃し配信。」
雛「リアルでも、ちゃんと観たわ。だけどね、2回目を観てたの。」
剛「見逃してねえじゃん。」
雛「うるさいわね。それでも、こういうのを、見逃し配信って言うのよっ。」
陸「続き、観ないの?」
雛「2人でイヤホンで視聴してたら、あんたたちが来ちゃったから。」
剛「俺たちが邪魔したみたいじゃねえかよ。」
萌「確かに邪魔だったかも。」
雛「うん。すごく邪魔。せっかく観てたのに。」
剛「そんなこと言うなら、俺たちにも付き合ってもらうよ。なあ、陸。」
陸「そうだね。俺は雛ちゃんにしよっと。」
雛「きゃあああああ!!やだあああ!!」
萌「きゃあああああ!!剛くんっ!!」
雛「やーんっ…あたし、また、号泣しちゃうわ〜。」
萌「別の種類の涙かしら……。」
剛「今日も萌ちゃん、超軽いね。」
陸「今日も雛ちゃん、超ミニがセクシーだな。」
雛「いやーんっ…ドラマの続き……観たいわ…。」
0593名無しさん@ピンキー2022/11/18(金) 09:46:24.37ID:IC23dAcQ
……速報……

萌「トイレ行ってくるから、一時停止しといて。」
雛「りょうか〜い。」
…………
萌「おまたせ〜。」
雛「ねえねえ、巻き戻しって、今も言うんだっけ?」
萌「早送りは言うかなあ。」
雛「でも、巻き戻しって、巻いてないもんね。今はテレビの録画で、テープは使ってないし。」
萌「そうよね。どうなんだろ。」
雛「再生するわよ。」
萌「うん。……あっ、速報だよ。何かしら?地震かな。」
雛「え。なに。地震?は?」
萌「地震だ。どこかしら?近く?あれ?今、揺れてないわよね。スマホでチェックしよ…。」
雛「確かに昨日は揺れた。でも、今観てるテレビ、録画だから。」
萌「………あはっ…ヤバっ、あたし…。」
0594名無しさん@ピンキー2022/11/18(金) 10:02:41.04ID:IC23dAcQ
……判別……

萌「昔ね、ドラマの中で、マスクをして仕事したり、生活してるっていう設定みたいなのがあったでしょ?」
雛「うん。あった、あった。観た記憶、あるわ。」
萌「俳優さんとか女優さんが、セリフを言ってる時にぃ〜、誰が話してるのかぁ、分からない時、なかった?」
雛「それ、わかるぅ〜。それほど有名じゃない俳優さんだとぉ、声だけでは、ちょっとね。」
萌「男女の判別はできるのよ。」
雛「マスクしてたら、口が見えないのよ。呼吸でマスクが少し動くのを見るしかないのよ。」
萌「日常生活でも同じだけど。」
0595名無しさん@ピンキー2022/11/18(金) 11:29:11.32ID:IC23dAcQ
……剛&雛・自慢……

剛「姉ちゃん、マジで美脚だな。」
雛「あら、ありがと。ほめられたら、素直に嬉しいわ。」
剛「腕も簡単に折れそうなくらい細いな。折ってみようか。」
雛「そんな…冗談やめて。。。。」
剛「姉ちゃんは、めちゃくちゃ華奢で、ちっちゃくて可愛い女の子で、俺の自慢の姉ちゃんだ。」
雛「そうなの?嬉しくて照れちゃうっ。」
剛「いつも生足で美脚自慢ばっかりする姉ちゃん。」
雛「ん?それはホメてるの?ディスってるの?」
剛「姉ちゃんが美脚自慢なら、俺は筋肉自慢だな。俺の筋肉、見たい?」
雛「べつに間に合ってるわ。いいかげん、もう、見飽きたわ。」
剛「姉ちゃんは握力、いくつだっけ?」
雛「突然、なに?」
剛「俺は70キロくらい。」
雛「え、、70キロ?…そんなにあるの?ああ、もう、凄いとしか言えないわ。」
剛「おう、やっと、俺のこと、ホメてくれたな。で、姉ちゃんの握力は?」
雛「あたし?あたしは、たったの15キロくらい。ホントに、か弱い女だから、優しくしてほしいわ。」
剛「おお〜、握力が俺と4倍以上違う、姉ちゃんみたいな、超か弱い女の子って良いよな。うひひ…。」
雛「剛って、あたしとの体格差とか腕力差とかの話をするとき、すごく嬉しそうなのね。もうねえ、弟に完全にナメられて、姉としての威厳は皆無だわ。」
剛「俺、既に、今、姉ちゃんの超ミニ姿で興奮してんだけど。襲っていいかな?」
雛「あたしが抵抗してムダなんでしょう?剛って、か弱くて小さな女の子が、力が強くて大きい男の子に襲われたときの恐怖、わかってるのかしら?あたしと萌ちゃん以外の女の子を襲わないでよ。捕まるわよ。」
剛「確かに、すぐに姉ちゃんは捕まるな。そりゃあ!」
雛「きゃあああああ!イヤだあっ!捕まるのは、あたしじゃあなあああいっ!!」
剛「もちろん、萌ちゃんと姉ちゃん以外に興味はないから、安心しな。」
雛「外で彼女くらい作ればいいのに。」
剛「めちゃくちゃ小さい年上の女の子、なかなか見つからないからね。」
雛「そうですか。特殊な趣味をお持ちだこと。あっ、いやーんっ!そんなトコ、触らないでっ!エロオトコっ!」
剛「どうせ、俺はエロ男です。姉ちゃん、俺と楽しいコトしようぜえ〜。おチビちゃんは捕まえてしまえば簡単だな。」
雛「きゃっ!!ヒドい言い方だわ。ふざけた弟ね。いつか、ミニスカポリスになって逮捕しちゃうわよ。」
剛「お!よろしく。逮捕してくれ!」
雛「もおっ……。」
0596名無しさん@ピンキー2022/11/25(金) 10:09:37.52ID:8AO+vjYu
……肌ざわり……

萌「ねえねえ、コレ、とっても肌ざわりが良いの。」
雛「え〜、なになに?」
萌「雛ちゃんの分も買ってきてあげたわよ。」
雛「えっ、ほんと?嬉しい〜。」
萌「試着してみる?」
雛「うん、せっかくだもんね。そうするわ。」
萌「あら、ヤバっ。雛ちゃんが着替えるときに、ドアが開けっ放しだったわ。」
雛「そうよ。エロ男たちに見られちゃうわ。」
萌「エロ男って、本人に聞こえてたら、どうするの?」
剛「ん?おっ!萌ちゃん!」
萌「ひゃっ!つ、つ、剛くん……。」
剛「なにしてんの?」
萌「あの〜、ちょっと今、入っちゃダメ。」
剛「なんでだよ?エロ男に見られたらマズいのか?」
萌「今ね、雛ちゃんが試着中なのよ。」
雛「剛……。たぶん、強引に部屋まで入ってくるわね……。」
萌「きゃっ!あーんっ……」
剛「おっと、ようっ!姉ちゃん。エロ男が登場だぜ。」
萌「雛ちゃん、ごめんっ!無理……。」
雛「大丈夫よ。仕方ないわ。萌ちゃんの小さなカラダで、巨人の侵入を阻止できるわけないわ。」
剛「誰が巨人だ!姉ちゃん、チビこら!食っちゃうぞ!」
雛「やだあ〜、食べないで〜。」
剛「なんだ?試着って?」
萌「あたしが雛ちゃんに買ってきてあげたのよ。」
剛「あ、その、下着みたいなやつか?」
萌「みたいじゃなくて、下着なの。」
雛「どうかな?」
剛「華奢で細いカラダが強調されて、なかなか良い感じだな。抱き心地が良さそうだぜ。」
萌「んも〜、抱きしめたいだけじゃん。」
雛「でもね。確かに肌ざわりがサイコーよ。なめらかなの。」
剛「おう、そうか。俺が確認してやる。」
雛「きゃああ〜っ!」
萌「剛くんっ!セクハラ〜!!!」
剛「姉ちゃん、ブラジャーしてないな。」
雛「あ、コレね、ブラキャミなの。」
剛「なに、ソレ?」
萌「検索して調べなさい。女子のアイテムの勉強になるわ。」
剛「ホントだ。なめらかだなあ。」
雛「剛!!いいかげん、触りすぎだわっ。だから、エロ男だって言われちゃうのっ!」
0597名無しさん@ピンキー2022/11/25(金) 11:03:09.83ID:8AO+vjYu
……陸&雛・キョウイ……

陸「雛ちゃんてさ、巨乳だよね?」
雛「え?いきなり何を言うかと思ったら。」
陸「ちょこまか動くときに、胸が揺れてるんだよね。」
雛「そうなの?ブラキャミを着けてたら、そんなに揺れないのかと思ったわ。」
陸「なに?ブラ、なに?」
雛「ブラジャー付きのキャミソール。女性用の下着よ。」
陸「へえー。そんなのがあるんだ。」
雛「陸くんは、確かめなくていいからね。」
陸「確かめるって、なにを?」
雛「あ〜、大丈夫、大丈夫。こっちの話。」
陸「雛ちゃんは、バスト、いくつだっけ?」
雛「陸くんて、はっきり聞くタイプ?」
陸「雛ちゃんは、カラダが凄く小さいわりに、胸が大きいのかな〜ってね。」
雛「うん。あたしも自分でも思う。」
陸「で?」
雛「はいはい。具体的に何センチかってことね。今は、バスト77センチで、Cカップよ。」
陸「おお〜そんなもんかあ…へえー。」
雛「あたし、華奢だから、こんなものよ。アンダーサイズが細いのよ。」
陸「俺は、大台に乗ったよ。」
雛「えっ?大台って?」
陸「俺の胸、100センチ。まあ、マッチョな男としては、大したことないけど。」
雛「剛もだけど、あたしよりも胸が膨らんでて、羨ましいわ。」
陸「剛先輩は、胸囲が120センチあるらしいよ。」
雛「は…?ひゃくにじゅうぅぅ〜!あたしより、胸まわりが43センチも大きいってこと?」
陸「驚異的な胸囲だね。」
雛「うふっ。」
陸「ちょっとウケた。」
雛「あんな逞しい胸囲の弟に襲われたら、あたしにとっては、脅威だわ………どう?」
陸「まあまあだな。」
雛「ううう、なによっ、まあまあって〜。ヒドいわっ。頑張ってダジャレ、見つけたのにっ。」
陸「雛ちゃん、今日一番可愛いよ。」
雛「今日?今日の一番?どういう意味かしら?」
陸「ああ〜、ちょっと無理があったかあ〜。雛ちゃんには気づかれない、ダジャレ……。」
雛「???ダジャレ?言った?」
陸「いや、いい。そのかわり、俺と一緒にイチャイチャしようぜ。」
雛「いやああんっ!わかったわっ!キョウイチバンカワイイの、キョウイ!」
陸「もう遅いよ。襲うよ。」
雛「おそい、と、おそう……なに?それもダジャレ?ヤバっ……サイアク……。逃げなくちゃ……。」
陸「俺のパワーもキョウイだろ?おお〜、雛ちゃん、チビなのに、なかなか良いオッパイしてるじゃねえか…いっひっひ…。」
雛「きゃあああああ!!!脅威〜!!!」
0598名無しさん@ピンキー2022/12/02(金) 17:07:47.83ID:RSPjw75E
……剛&雛・膝立ち……

雛「ただいま〜。」
剛「姉ちゃ〜んっ!おかえり!」
雛「えっ?なんのポーズ???」
剛「さ、おいで。」
雛「あたしと目線の高さを合わせるために、膝立ちして、両手を広げて、わかったわ、あたしをハグしたいのね。」
剛「だからっ、姉ちゃん、おかえりって!」
雛「低くなってくれて嬉しいわ。ちゃんと、剛の顔を正面から見られるんだもん。」
剛「ほらほら、姉ちゃん、むぎゅー!」
雛「んんんんっ…なんか恥ずかしいわ。」
剛「姉ちゃん、カラダ、めっちゃ細くて、もうね、こりゃあ、守ってあげたくなるぞ。」
雛「うん。守って。」
0599名無しさん@ピンキー2022/12/02(金) 17:20:18.42ID:RSPjw75E
……剛&雛・スカート……

剛「姉ちゃん、このスカートの長さってさ。」
雛「短い?」
剛「もうちょい、こうやってさ、女子高生が放課後にやってるみたいにさ。」
雛「剛、見たことあるの?」
剛「あるよ。折り曲げてるトコ。」
雛「こんな超ミニにしたら、階段とかで見えちゃうわよ。」
剛「いや、家で俺と居る時だけだよ。まあ、このくらいだな。ギリギリがサイコーだな。うん。」
雛「てっきりスカートが短かすぎて、怒られるとおもったら、逆だったわ。」
剛「エロ男をナメんな。」
雛「エッチなのもいいけど、あんまり触らないで。くすぐったいっ。」
0600名無しさん@ピンキー2022/12/02(金) 18:00:19.29ID:RSPjw75E
……陸&萌・マンガ……

陸「萌ちゃんはマンガは読む?」
萌「あまり読まないわ。陸くんは?」
陸「スマホでね。アプリとか。」
萌「どんなタイプの?」
陸「無料で読めるやつとか、あと画像。」
萌「どんな?少年マンガ?」
陸「ん〜、ちょっと、俺の好みがあって。」
萌「男女の恋愛モノでしょう?」
陸「たとえば、高身長で筋骨隆々のマッチョな男と、めちゃくちゃ小さくて華奢な女が、付き合ってる、みたいな感じの。」
萌「へえー、とてもマニアックだけど、陸らしいと言えば、そうかも。」
陸「女の方が年上だと、なお良いね。」
萌「マンガだから、かなり体格差を強調して描いてるのよね。腕の太さが5倍くらい違う見た目でね。肩幅が倍以上違うとか。」
陸「イラストでも、カップルの身長差が40センチ以上あると、画像を見て興奮するんだけど。」
萌「あたしと陸くんみたいなカップルを想像しちゃうわ。」
陸「俺が190センチ90キロで…………。」
萌「あたしは142センチ36キロよ。」
陸「この体格差が良いよな。やっぱり、リアルカップルが良いな。」
萌「雛ちゃんは135センチだから、陸くんと55センチの身長差よ。マンガの世界でも存在しないんじゃない?」
陸「でも、身長差60センチカップルのアダルトのやつ、あったよ。」
萌「ダメよ。未成年が観たら。雛ちゃんとこの姉弟は、身長差67センチだもんね。マジで父娘みたいな。」
陸「さ、萌ちゃん、すごく可愛いから、お姫様抱っこしていい?」
萌「きゃっ!んも〜、いい?って聞くと同時に抱っこするなんて。あたしが小さくて可愛いから、我慢出来なくなるのね。好きなようにしていいわ。」
陸「マンガより、こういう現実が楽しい。」
萌「あら、そう…良かったわね。」
0601名無しさん@ピンキー2022/12/03(土) 14:07:31.13ID:vKVqvf1R
……宅配……

萌「ねえみんなあ〜!お寿司、届いたわよ〜!」
陸「やったあ〜!寿司だあ〜!」
雛「陸くん、持ってくるの、手伝ってあげて。」
陸「は〜い。」
剛「姉ちゃん、寿司って、久しぶりじゃね?」
雛「そうかしらね。足りると思うんだけど。」
陸「なんか5人前あるみたいだよ。」
剛「姉ちゃん、他に誰か来るの?」
雛「来ないわよ。」
剛「1個、多くね?」
萌「ちょうど良いの。」
雛「そ。ちょうど良いのよ。」
剛「は?なんで?俺たち、4人だよな。」
陸「もしかして、俺が2人前?」
剛「お前だけ、ずるいぞ。」
萌「陸くんも剛くんも2人前よ。」
陸「マジで?よしっ。」
剛「じゃあ、姉ちゃんたちは?」
雛「あたしと萌ちゃんで、1人前を食べるの?」
剛「それで足りるの?」
萌「あたしたち、小さな女の子は、少なくても足りちゃうの。別にダイエットじゃなくて。」
陸「茶碗蒸しもあるよ。あ、これは、1人1個あるね。」
雛「お寿司に茶碗蒸しって、合うわよね。」
萌「もう食べ始めてるぅ〜、剛くん。」
剛「ん。うめえ。」
陸「あ、、虫だ。どっから入ってきた?」
萌「うわっ、雛ちゃんの茶碗蒸しの上に。」
雛「きゃっ!虫きらいっ!やだあ〜!」
剛「茶碗蒸しに虫か?無視しとけ。」
雛「……」
陸「……」
萌「……」
雛「……さっ、変なこと言う人なんか無視して食べましょ。」
剛「誰が変な人だとお〜、こら!これ食べ終わったら、美味しそうな姉ちゃんも食べちゃおうかな。」
雛「あ、、、また怒らせちゃった……。」
萌「雛ちゃん、大変ね。まあ頑張って。」
雛「んも〜萌ちゃんまで……」
0602名無しさん@ピンキー2022/12/03(土) 14:59:51.33ID:vKVqvf1R
……剛&雛・告白……

雛「あたしね、今日ね、告白されちゃったの。」
剛「なにっ!?コクハク?誰に?」
雛「結婚してくださいって。」
剛「なんだと?結婚?どこのドイツだ?」
雛「ドイツはヨーロッパ。」
剛「冗談言ってる場合じゃねえ。で?姉ちゃんは、なんて答えたんだ?」
雛「大きくなったらねって。」
剛「まあ身長135センチの姉ちゃんが大きくなるまで待てるか?でも、向こうは小さい姉ちゃんが好きで告白したんだよな。」
雛「うふふっ……。」
剛「でも、姉ちゃんの身長、これ以上伸びそうにないし、むしろ、この前、縮んだんだっけ?相手の男の身長って、どのくらいだ?」
雛「身長、気になるの?」
剛「ま、その男、俺よりは低いだろ?」
雛「剛より大きい男性は、そんなにいないわ。」
剛「とりあえず、一度、俺に会わせろや。」
雛「あたしの父親じゃあるまいし。今すぐ結婚するわけじゃないもん。むしろ出来ないし…うふふ。」
剛「男の歳は?姉ちゃんより年上?年下?」
雛「あたしよりだいぶ年下よ。20歳(にじゅっさい)くらいかな。」
剛「へえー、年下なんだ。自分より年上で子供みたいに小さい彼女かあ、モテるよなあ、姉ちゃん。」
雛「そうなの。あたしって小さくて可愛いから。」
剛「俺も好きだもんなあ、姉ちゃん。羨ましいなあ。姉ちゃんと体格差カップルになれるのかあ。」
雛「ねえ、剛。」
剛「なに?」
雛「あたしの話、ちゃんと聞いてる?」
剛「おう、聞いてるよ。」
雛「あたしに告白した彼ね、あたしより背が小さいのよ。」
剛「そんなわけねえだろ。仮に160センチの男でも、25センチ違うぞ?」
雛「だって、さっき言ったつもりよ。あたしより20歳も若い彼だって。」
剛「?ん?にじゅっさい?若い?」
雛「うん。職場でね。保育園の男の子にね。」
剛「なるほどね……。紛らわしい…。」
雛「剛ったら、勝ってに勘違いしてて、可笑しかったわ。」
剛「俺のこと、もて遊びやがって。このやろっ。姉ちゃんよお、さあ俺と遊ぼうか。」
雛「きゃあああああ!!!」
剛「おチビちゃんなんか軽々と持ち上げて、さあ、どうしようかな?このちっちゃいカラダ、たまんねえなあ。レイプごっこでもするか?いっひっひ……。」
雛「いやああああんっ!騙したつもりないのにぃ、ごめんなさああい〜…(泣)」
0603名無しさん@ピンキー2022/12/05(月) 09:57:41.24ID:i+wPwX6e
……冬でも冷房?(1)……

雛「陸くん、上、押して。」
陸「了解。」
萌「男の子たち、先に乗って。」
剛「何階?」
雛「4階よ。」
萌「あたしたちチビっ子は、下にある車椅子の方用のボタンのほうが押しやすいの。」
雛「そうそう。分からないわよね。大きい男の子は。」
剛「こっちのドアに近いやつで、背伸びして押してくれたら、萌えるけどな。自分の前に140センチ前後の小さい女の子が2人、くぅ〜、可愛いぜ。」
雛「今はダメよ。後ろから抱きしめちゃ。わかった?」
陸「抱きしめちゃいけないってか。途中で人が乗ってきた時、見られるもんな。」
雛「着いたわよ。」
剛「受付は?」
雛「あたしが皆んなの分もしてくるわ。」
萌「あたしたち、3人は、ここで待ってましょう。」
陸「最近は、ここの受けも自動なんだね。」
萌「便利になったわよね。」
剛「店員と接しなくていいんだ。すごい。」
0604名無しさん@ピンキー2022/12/05(月) 10:17:30.89ID:i+wPwX6e
……冬でも冷房?(2)……

雛「さあ、みんな、行くわよ。」
陸「どこへ?」
雛「部屋に決まってるでしょ。」
萌「みんな、雛ちゃんの後ろ付いてこ。」
剛「姉ちゃん、支払いは?」
雛「部屋代は先に払って、飲食代は帰りにね。」
陸「雛ちゃん、会員証あるの?」
雛「うん。スマホの中にね。QRコードを使うのよ。」
萌「今はカードも要らないわ。」
陸「いくらだった?」
雛「高校生は気にしなくていいわ。」
剛「おっ。8号室か。」
陸「俺、久しぶりだあ。」
雛「さあ、みんな入って。」
萌「雛ちゃん、アレちょうだい。」
雛「萌ちゃん、コレよろしくね。」
剛「なにそれ?」
萌「この受付レシートをここに挟むの。帰る時に精算機で使うから、無くしたらダメなの。ほら、QRコードが付いてるでしょ。」
萌「こっちのレシートは、前払いの分のレシートだから、陸くんにあげる。はい。」
陸「嬉しくないぞ。要するにゴミだろ。」
萌「あたし、トイレに行ってくる。」
雛「あ、萌ちゃん、ちょっと待って。」
0605名無しさん@ピンキー2022/12/05(月) 10:31:33.41ID:i+wPwX6e
……冬でも冷房(3)……

雛「萌ちゃん、トイレに行くんだったら、みんなのドリンクを持ってきて。」
剛「ワンドリンク制だな。俺、コーラ。」
萌「氷は?」
剛「無し。」
萌「雛ちゃんは、いつものね。」
雛「うん。」
剛「でもさ、か弱い萌ちゃん1人に運ばせていいのか?」
雛「剛、優しいね。ありがとう。」
陸「あ、俺が行くよ。」
剛「おお、よろしく。」
萌「じゃあ陸くん、お願いしま〜す。ありがとう。」
剛「ドリンク、6人分くらい同時に運べる入れ物があったけど、姉ちゃんでは、重すぎて持てないよな。」
雛「そうかも。飲み物って水分だから、とっても重いの。剛だったら、片手でヒョイッて持つかもしれないわね。」
剛「ドリンクバーは無料?」
雛「うん、込み込み。」
0606名無しさん@ピンキー2022/12/05(月) 10:46:16.33ID:i+wPwX6e
……冬でも冷房(4)……

陸「お待たせで〜す。」
雛「ありがとう萌ちゃんは?」
陸「まだトイレ。」
雛「そういえば、剛、ここ、ワンドリンク制じゃないわよ。」
剛「俺、そんなこと言った?」
雛「ワンオーダー制だから。」
陸「1人1個、頼まないといけないの?」
雛「うん、1個以上ね。」
剛「お、注文も、このタンブレットでするんだな。」
陸「俺、何でもいいっすよ。ポテトとかでも。」
雛「じゃあ、あたし、大皿っぽいの、適当に選ぶわね。」
萌「ごめんね〜、待った〜?オーダーは?」
雛「あたしが適当に済ませたわ。」
萌「そうなの。仕事が早いわ。」
剛「ちょっと、暑くね?」
雛「建物自体には、暖房が入ってるからね。」
剛「エアコン付けよう。」
萌「そうね。冬でも冷房よね。」
雛「みんな〜、ウエットティッシュあるから、使ってね〜。」
剛「姉ちゃん、さすが、用意がいいな。」
0607名無しさん@ピンキー2022/12/05(月) 11:10:14.17ID:i+wPwX6e
……冬でも冷房(5)……

陸「この部屋は土足禁止なんだね。」
萌「ちゃんとスリッパ使ってる?」
陸「もちろん。」
剛「座る場所はこれでいいか?適当に座ってるけど。」
雛「いいわよ。」
萌「あたしと陸くん、雛ちゃんと剛くん。ダブルデートみた〜い。」
剛「いいねえ。姉ちゃんの細くて華奢な肩をギュッと抱き寄せながら……」
雛「妄想してるところ、悪いけど、店員さんが来たわよ。」
店員「失礼しま〜す。」
萌「ありがとうございま〜す。」
雛「剛、あんた、ドアに近いんだから、受け取ってあげて。」
店員「あ、すみません、ありがとうございます。」
陸「デンモク2個使います?」
剛「そうだな。」
萌「陸くん、最初に歌っていいわよ。」
陸「マイクは1人ずつあるみたいだね。」
剛「さっき、店員が持ってきてくれた。」
雛「あたし、お腹すいた〜、先に唐揚げ食べちゃおっと。」
陸「じゃあ俺もこっちの。ポテトのソースの種類があるのか…どれにしよっかな。」
萌「陸くん、曲、入れてないの〜?」
陸「うん、まだ。俺、カラオケが久しぶりでさあ、何を歌っていいか迷ってんだよね。」
萌「じゃあ、剛くん、歌って。」
剛「そう思って、今から送信するとこ。」
雛「何、歌うの?」
剛「ナツメロ。」
雛「え?それ、最近のやつじゃん?」
萌「10年前くらいだと、もうナツメロ扱いなの。若い子は。」
雛「ホント?信じられないわ。」
0608名無しさん@ピンキー2022/12/12(月) 09:49:36.58ID:Alk0Naey
……萌えるシチュエーション(1)……

雛「萌ちゃんは低い所をお願いね。」
萌「は〜いっ。」
陸「俺たちは?」
雛「もちろん、わかるわよね?」
陸「え、、、?えへへ…。」
剛「さあねーわかんないなー?」
雛「んも〜2人とも〜言わせないでよお〜。」
剛「姉ちゃん、いつものパターンか?」
雛「そうよ。あたしと萌ちゃんは背が低いから、下の方をやるから…。」
剛「おチビちゃんが手の届かない所を、俺らがやればいいんだな?」
雛「その言い方……。」
陸「よっしゃあー、俺、タンスの上とか掃除してくるぜ。」
雛「うん、ありがとう、陸くん。素直でいいわ。」
剛「俺が姉ちゃんを軽々と持ち上げてやるから、姉ちゃんが拭けば…。」
雛「あ、そういうの、いらないっ。ほらっ、さっさと行く。」
剛「どこ?」
雛「そうね…剛は力があるから、お風呂場、やってもらおっかな。」
剛「おお、わかったよ。今日の姉ちゃんは、小さな司令塔だ。」
雛「もっ、あたしのカラダが小さいこと、いちいちディスりやがるわね。しょうがないひとっ。」
剛「風呂場の掃除って、力仕事なんだな。」
雛「しゃべってるヒマあったら手を動かすっ。」
剛「おーこわっ。」
0609名無しさん@ピンキー2022/12/12(月) 10:28:34.86ID:Alk0Naey
……萌えるシチュエーション(2)……

陸「コレ、何ですかね?」
剛「ん?あ、それ、なんか、女モノ?」
陸「タンスの上にあったんだけど。」
剛「いや、でもよ、タンスの上だろ?ちびっ子に届くかな?姉ちゃんは絶対に手が届かないだろ。」
陸「萌ちゃんは142センチ、雛ちゃんは135センチ。微妙に身長差があるんすよ。チビ同士でも。」
剛「お前か?わざと置いたの。」
陸「俺。知らないっす。コレの名前も知らないくらいなんで。」
剛「髪に付けるやつか?たぶんな。」
雛「ねえねえ〜、掃除、はかどってる?」
剛「やってるよ。信用しろや。」
雛「ほんとかなあ。」
陸「雛ちゃん、タンスの上で見つけたよ。」
雛「ん?なに〜?」
陸「先輩が。」
剛「コレだけど。」
雛「え?あっ!探してた〜!それ〜!」
剛「姉ちゃんの?」
雛「うんっ、そう!あ…え、、やだあ…渡してくれないのぉ〜?んんんもおお〜!」
剛「ば〜か、そんな簡単に渡せねえよ。取れるもんなら、取ってみろや。」
雛「そんな…いじわる〜っ!(ぴょんぴょん…)」
陸「雛ちゃん!かっわいいっ!ぴょんぴょん跳ねちゃって。」
剛「俺も、なかなか萌えるぜ。うっひひひひ…。元の場所に戻してやる。ほれ、クソかっわいい姉ちゃん、取れるかな?」
雛「やだよお〜。なんで元の場所に戻すのぉ〜?あたしが届かない所にわざと置くなんて。自分より67センチも小さい女の子に、ヒドいわっ。」
陸「だよね〜、ヒドい弟だよね〜、ね〜。」
剛「なに姉ちゃんの味方してんだ。」
陸「雛ちゃんが泣いちゃう。かわいそう。はい、雛ちゃん。」
雛「あ、ありがとう、陸くん。お気に入りだったの〜。きっと、このヒドい弟が隠したんだわ。」
剛「俺のせいか?違うぞ。」
0610名無しさん@ピンキー2022/12/12(月) 11:08:54.95ID:Alk0Naey
……萌えるシチュエーション(3)……

萌「ねえねえ、みんなあ〜、なにしてんの〜?」
雛「あ、萌ちゃん、聞いてよぉ〜、男の子たちがヒドいの〜っ。」
萌「え?掃除がヒドいって?」
雛「掃除はともかく……イジワルなの。」
剛「ただ、俺たち、超絶可愛い女の子と一緒に遊んでただけなんで。」
萌「小さい雛ちゃんと……なるほどね〜。」
雛「そんなことより、あのね、萌ちゃん、コレ。」
萌「!!!」
雛「陸くんが見つけてくれて。あったの〜。タンスの上に。」
萌「あらあ……どうしよ。」
雛「え?なに?」
萌「雛ちゃん、カチューシャ、紛失したこと、あたしに言ったっけ?」
雛「ううん、言ってないわ。探して、無かったけど、家のどこかには、きっとあると思ってたから。」
萌「ごめんね。それ、あたし。」
雛「え?どいうこと?」
萌「何日か前にね、タンスの中を整理したときに、たまたまね、ホントに、たまたま、カチューシャをタンスの上に置き忘れたみたい。」
雛「そうなのね…、別に大丈夫よ。」
陸「かちゅう〜しゃ??」
剛「おいおい、姉ちゃん、俺がイジワルして、姉ちゃんの手が届かない場所に意図的に置いたとか、疑ったよな。」
雛「もう、それについては、ごめんなさい。」
萌「あたしのせいで、雛ちゃん、襲われちゃったのね。ごめんね。」
雛「いや……襲われてはいないわ。」
剛「それは、これから、ゆっくり。姉ちゃんはスカートもミニ。カラダもミニ。どうしよっかな。」
雛「いやーんっ…きゃあああ…。」
剛「悲鳴が早いよ。まだ、何もしてねえよ。」
陸「へえー……カチューシャって言うんだ……。」
剛「姉ちゃん、俺の逞しい筋肉、たっぷり見ていいからな。」
雛「見飽きたわ。でも、すごい筋肉だとは思うわ。」
陸「髪飾りなんだね。カチューシャって。」
萌「陸くん、みんながシカトしてて、ごめんね。」
陸「バンダナと、どう違うの?」
萌「それはね……」
0611名無しさん@ピンキー2022/12/19(月) 10:37:00.90ID:rnG/+/hH
……剛&雛・クリスマス……

雛「あんたはクリスマスどうするの?」
剛「俺はね、クリスマスは家でクラシマス。」
雛「……………」
剛「姉ちゃんて、なあ、何かリアクションしろよ。」
雛「暮らします、って言った?」
剛「おお。そうだよ。」
雛「暮らします、なんて、あたしに、珍しく敬語を使ったと思ったら、日本語が変だし。それを言うなら、家で過ごします、でしょ。」
剛「ダジャレを言ったんだろうよ。」
雛「わかったけど、ちっとも面白くないわ。」
剛「くっそおー。少しくらい笑えよな。」
雛「で、剛は、クリスマスは?」
剛「ムカついたから、クリスマスは姉ちゃんと一緒に過ごすよ。」
雛「どうしてムカついたから?あたしと?」
剛「超か弱くて超絶小さい姉ちゃんを相手に、圧倒的体格差と男の腕力を使って遊んでやるから、楽しみにしてな。うっひっひっ…。」
雛「やだっ。その言い方、ヒドいわよっ。熊みたいに大きい男性に襲われるクリスマスなんて最悪だわ。」
剛「姉ちゃん、クリスマス限定の特別な料理とかケーキとか、用意する予定なのか?」 
雛「さあねえ。どうしよっかな〜、あたしみたいな小さくて可愛い女の子にイジワルするんだったら、ちょっと考えちゃうわね。でもケーキは絶対に買おうかしら。」
剛「ケーキは買うんだ?」
雛「あたしが食べたいの。」
剛「ケーキもいいけど、メシは大事だな。普段より豪華な食事は食いたいよな。」
雛「そうそう、わかれば良いわ。」
剛「姉ちゃん相手に遊ぶ時は、思いっきり手加減しないとな。」
雛「んも〜、わかってない!」
0612名無しさん@ピンキー2023/01/02(月) 10:41:26.21ID:VuObxrnZ
……雛&萌・慣用句……

萌「雛ちゃん、弟さんのこと、怖いでしょ?」
雛「あたし、135センチ32キロしかないのに、202センチ110キロもある馬鹿みたいに大きい弟なんて、とっても怖いに決まってるわ。もちろん陸くんも怖いわ。萌ちゃんも小さな女の子なんだから、大きい男の子は怖いわよね?」
萌「でもさあ、あの男の子たち、殴ったり蹴ったりは、絶対してこないのよ。」
雛「そうなの。根底に優しさがあるのよ。そういうところは大好きなの。」
萌「あたしも好き。襲われても安心、みたいな?え?なに?ちょっと違う?」
雛「襲われるのはイヤよ。それに剛に対しては、せめて、姉としての威厳を保ちたいわ。」
萌「うん。雛ちゃんは、か弱い姉だからって、弟にナメられてばかりでは、やっぱり悔しいもんね。」
雛「あたし、姉として弟に勝ちたい。あと陸くんも。………だけど、どうしたらいいの?」
萌「とりあえず、男の子相手に腕力では歯が立たないわ。当たり前だけど。」
雛「だからといって、頭脳で勝っても仕方ないわ。あくまでも運動系で勝ちたいの。良いアイデアない?」
萌「うーん……これは、けっこうな難題だわ。」
雛「あたしたちより遥かに大きい男の子たちに、力勝負で勝つなんて無理っていうのは、ごく普通の常識なんだって理解してるけど。」
萌「その常識を破りたいわね。オトナの乙女の逆襲!って、言いた〜いっ!」
雛「もうホント、マジで、あたしを軽々と持ち上げて、優越感に浸って喜んでるような生意気な剛を、1回でいいから、ギャフンと言わせたいわっ!」
萌「剛くん、たぶん、ギャフンとは言わないと思うわ。」
雛「なんで?」
萌「雛ちゃん、実際にギャフンと言う人、聞いたことある?」
雛「ん?…………ない。」
萌「あたしも、聞いたことない。」
0613名無しさん@ピンキー2023/01/02(月) 11:37:25.86ID:VuObxrnZ
……剛&陸・恵まれてる……

陸「先輩、俺たち、大丈夫っすかね?」
剛「何が?」
陸「俺たちって、ちっちゃい女の子たちを相手に、なんか、やりたい放題っていうか……。」
剛「お?そんなことか?大丈夫だ。気にすんな。」
陸「だって、俺たちみたいなデカい男がさ、子供みたいに小さい女の子相手に、いろいろ、かわいそうだなあって。」
剛「お前、優しいな。」
陸「先輩のお姉さま、雛ちゃんなんて、俺の胸にも届かないくらい小さくて、ホントに可愛くて…。」
剛「だろ?可愛いだろ?弟の俺が言うのもアレだけど、メチャクチャ可愛い姉ちゃんだ。」
陸「もちろん、萌ちゃんもメチャクチャ小さくて可愛いし。」
剛「姉ちゃんも萌ちゃんも、メチャクチャ小さくて、か弱くて、華奢で、いつもミニスカ美脚で、そこそこ巨乳。これって、女としてサイコーだろ?」
陸「そうなんですよね。セクシーなんすよ。ちっちゃい女好きの俺には、好きすぎる。」
剛「かわい子ちゃんが2人も身近に居るんだ。お前、興奮すること、我慢できるか?思わず軽々と持ち上げたくなる可愛さだろ?」
陸「はい、そうっすね。俺たち、恵まれてますね。」
剛「姉でも年上でも関係ねえ。ちっちゃいカラダを捕獲してしまえば、圧倒的な体格差で、エロい男の餌食さ。いつでも好きなように遊べるオモチャみたいなもんだ。」
陸「うわっ、あの子たちが聞いたら、悔しくて泣いちゃうようなセリフですよ。」
剛「言い過ぎ?もしかしたら、俺たちに反撃しようと企んでるかもな。こっちも攻撃してるつもりはないけど。」
陸「いつも俺たちに襲われてるから、たまには俺たちをギャフンと言わせたいとか?」
剛「おチビちゃんたちの、お手並み拝見ってか。」
陸「実際にギャフンと言った人って、いなくないですか?」
剛「お?ん……いないな。どういう意味だろうな?」
陸「俺に聞かないでください。」
剛「ことわざか?」
陸「いや、なんか違う気がします。」
剛「四文字熟語か?」
陸「ギャフンは確かに四文字ですが。」
剛「はて…?」
陸「はてって、どういう意味です?」
剛「知るかっ。」
0614名無しさん@ピンキー2023/01/16(月) 10:15:13.39ID:HJEleoUu
……剛&雛・防寒対策……

剛「姉ちゃん、家でマフラーしてんの?」
雛「これ、マフラーじゃないわよ。」
剛「だって、マフラーじゃん。」
雛「違うわよっ。これは、ネックウォーマーって言うのっ。」
剛「へえ〜、そうなんだ。」
雛「ほらあ、筒状になってるでしょ?」
剛「それを家の中で?」
雛「あ、そうだわ、この前、新しいの、買ったんだっけ。ちょっと試しに……。」
剛「俺の質問に答えないほど、忙しそうだな。試しに巻いてるだけか?」
雛「あったあ〜。これこれ。あ、やっぱりスヌードが良いわ。」
剛「お?なんだ?ヌード?」
雛「え?剛、なんか言った?」
剛「姉ちゃん、ハダカが良いんだな。」
雛「は?ハダカ?なにが?」
剛「姉ちゃんがヌードが良いって言うから、脱ぐのかと思ったぜ。」
雛「なに言ってるの?。あたし、脱がないわよっ。聞き間違いでしょ?あ。あれ?もしかして、スヌードのこと?」
剛「あ、そうそう、それだ。」
雛「んも〜、剛ったら、いつもエッチなことばっかり考えてるから、変な風に聞き間違えちゃうのよっ。」
剛「俺、思うんだけどさ。」
雛「なに?」
剛「姉ちゃんは、冬の外でも、首の周りとか、めっちゃ防寒対策バッチリなのにさ、下は超ミニで生足全開だろ?」
雛「悪い?」
剛「いや、俺は目の保養なんだけど。」
雛「オシャレは我慢なの。男の子には理解できないかもね。」
剛「できれば、上も、メチャクチャ細い二の腕くらい出してくれたら、俺、たまんねえけど。か弱さ全開で。」
雛「やだっ。外では寒すぎるわっ。」
剛「俺が抱きしめて温めてあげるさ。おらおら…。」
雛「きゃあああ、今は大丈夫なのにぃ〜!」
0615名無しさん@ピンキー2023/01/16(月) 10:56:02.62ID:HJEleoUu
……萌&雛・高いモノ……

萌「あたし、新しい厚底ブーツ、ほしいわ。」
雛「うん、うん。」
萌「あたし、チビだから、盛りたいのよ。」
雛「ヒールは大事よね。」
萌「なるべく盛らなきゃ、でしょ?」
雛「萌ちゃんは、まだ良いわよ。身長142センチもあるんだもん。」
萌「ごめん、ごめん。135センチの雛ちゃんにとっては、切実な問題ね。」
雛「あたし、ヒールは高ければ高いほど良いわ。」
萌「最高で何センチがあるのかしらね?」
雛「つま先も高さがあると歩きやすいと思うの。」
萌「ウチの男の子たちがメチャクチャ大きいから、せめて身長差を少なくしたいわね。」
雛「あたしなんて、たとえヒールが20センチあったって、155センチでしょ?あ、あら?やだあ〜、普通の女の子の身長だわっ、うふふっ。」
萌「喜んでる…。しょうがないなあ。あたしが良いのを探してあげるわ。ヒールと値段は高いほど良いわよね?」
雛「違うっ!」
萌「雛ちゃんが、たとえ、20センチの厚底ブーツを履いたとしても〜、男の子たちとの身長差、めっちゃ激しいわ。」
雛「でも見上げる角度が違うわ。っていうか、外では、普通の女の子でいたいの。」
萌「あたしも、ヒールと給料は高いほど良いわ。」
雛「そっち、そっち。値段じゃなくて給料。」
0616名無しさん@ピンキー2023/01/17(火) 21:53:54.10ID:nou6OIjv
……剛&萌・選択……

萌「どっちがいいと思う?」
剛「どっちでもいいじゃね?」
萌「あーんっ、ちゃんと選んでよっ。」
剛「じゃああ〜、こっち。」
萌「ええ〜、あたし、こっちがいいのにっ。」
剛「決めてんなら聞くな。彼女か。」
萌「じゃあ、面白いのはどっち?」
剛「おお、そうだな、、、、これ、答えたほうが良いんだな?」
萌「ねえ、どっち?」
剛「こっちだな。」
萌「どうして?」
剛「尾も、白い、から。」
萌「あははははっ、ウサギね。キツネは茶色だもんね。あたしも最初からウサギが良かったの。」
剛「耳を付けてどうするんだ?」
萌「インスタに載せるの。雛ちゃんと2人で。どう?うさ耳、可愛いでしょ?」
剛「じゃあ、せっかくウサギだから、ジャンプしてみるか?」
萌「して欲しいんでしょ〜?あたしが可愛いすぎてキュンキュン?」
剛「俺の頭のテッペンにタッチできるか?」
萌「ジャンプして、あたしの手が届くかどうかってことなのね?(ぴょんぴょん…)ハァハァ…………届かないわ………。」
剛「クッソ可愛い〜。萌えウサギだ〜。」
萌「やっばっ。剛くんが大きすぎて、ウサギちゃんは、もう、シュンですっ。いいわっ、も〜、抱っこしてっ。」
剛「お、抱っこか?もちろんだぜ。マジ、子供みてえだな。おらよっと。」
萌「きゃっ。どうしてかしら。ウサギになると、なんか自然に甘えたくなるわ。」
0617名無しさん@ピンキー2023/01/18(水) 19:05:03.41ID:e8SwwD0/
……陸&雛・合法的……

雛「あら、陸くん。」
陸「あ、雛ちゃん。」
雛「ここのテーブルで、アレしよっ。」
陸「とりあえず座るけど。アレって何?」
雛「腕相撲。」
陸「???」
雛「どうしたの?」
陸「いやあ、何か裏がありそうだから。」
雛「裏?」
陸「なんか魂胆があると思うだろ、こっちは。」
雛「魂胆ね〜……。」
陸「だってさ、雛ちゃんは超小さくて、メチャクチャか弱い女の子だろ?」
雛「うん。で?」
陸「俺は、このとおり、筋骨隆々の大男だそ。」
雛「確かに、陸くん、ますます筋肉が目立つようになったわね。」
陸「それで、雛ちゃんの方から力比べを挑んでくるなんてのは、普通、何かワナみたいなのが…。」
雛「ワナなんて、ないない。」
陸「怪しいぞ。」
雛「何もないわ。」
陸「ホントか?どうやっても俺が勝つぞ。あ、そうか、ハンデが凄いとか?」
雛「嫌なの?あたしと腕相撲したくないの?」
陸「俺からしたら、小学生くらいの子供と勝負するようなもんだろ?」
雛「男の人って、女の子と腕相撲すると、合法的に女の子の手を握ることができるって言うじゃない?」
陸「それは確かにね……雛ちゃんの小さな手を握るのは最高だけど。」
雛「ご褒美よ。握っていいわ。あたしの手、冷たくて。」
陸「そうなんだ。」
雛「温めてくれる?」
陸「いいよ……うわっ、雛ちゃんの手、冷たい。」
雛「陸くんの手は、あったか〜い。あと、やっぱり大きな手だわ。逞しくて素敵な男の子ね。」
陸「いやまて。やっぱり何かあるな。」
雛「陸くんのプリン、食べちゃった。」
陸「なにいい〜!うっそ〜!!あ、ホントだ。冷蔵庫に無いっ!」
雛「ごめ〜ん。小腹が空いてて。」
陸「へえ〜。それでか。」
雛「ねえねえ、また買ってくるから許して。腕相撲で勝っていいから。」
陸「安いダジャレでごまかすな。さあ、どうしよっかな〜。」
雛「やだ、こわい。こっち来ないで〜。」
陸「おチビちゃん、俺と楽しいこと、しようぜ。」
雛「マズイわ、ソッコー逃げよっ。」
陸「お?逃げるのか?」
雛「やーい、あたし、逃走中よっ!」
陸「じゃあ、俺は、ハンターだ。」
雛「ハンターは、タッチした段階で終わりなのよ。」
陸「どうせ家の中だ。簡単だろ。」
雛「きゃっ、きゃっ、きゃあああっ…。」
陸「可愛い子は抱き上げたくなるよな。」
雛「やーだ、ハンターは抱き上げたりしないわ。」
陸「逃走中ならぬ、ちっちゃい年上女を子供扱い中、ってか。」
雛「プリン、食べなきゃよかった………。」
0618名無しさん@ピンキー2023/01/20(金) 16:50:31.26ID:YuiIMSTX
……陸&萌・ペットボトル……

萌「あっ、いいトコに陸くんがいた〜。ねえねえ、陸く〜ん!」
陸「あいよ。なに〜?」
萌「冷蔵庫にね、あたしの名前が書いてあるミルクティーあるから、取ってきて〜。」
陸「ミルクティー?……ああ、これ……飲みかけのやつだよね〜!」
萌「そう。悪いわね。たまたま、陸くんが、そこにいたから。」
陸「(なんかこれ、フタがゆるいな。よっしゃ、萌ちゃんにプチドッキリだ。男の力で強めに締めといたろっと。うっひっひっひ……。)」
萌「ああ、ごめんね、ありがとうねっ。」
陸「はい、これだよね。ミルクティー。」
萌「うん。ちょっと立ち上がるのが面倒くさくて。」
陸「お互いイスに座ると、あまり身長差を感じないと思わない?」
萌「んん…へ?え?身長差?でも座高が違うわ…んん、ん、えっ?なに?」
陸「どうした?」
萌「もしかして、陸くん、、、マジ、やったわね?」
陸「やったって、なにを?くっくっくっ…。」
萌「んも〜笑ってるじゃないの〜。」
陸「苦戦してる?」
萌「あたし、握力、15しかないの。」
陸「少なっ。」
萌「絶対、あたしの力では開けられないわ。陸くんのイジワルっ。」
陸「俺、握力、60だから、萌ちゃんの4倍って凄くない?」
萌「単純計算で、あたしが4人以上いないと、陸くんに勝てないのね。っていうか、さっさと開けてっ!いつまでたっても飲めないわ。」
陸「しかし、握力が、たったの15キロって聞いただけで、もう、俺なんか、超可愛いいいいい!ってなる。」
萌「か弱い女の子が好きなのね。ちなみに、雛ちゃんの握力も同じ15キロだから。」
陸「雛ちゃんは、8くらいで大丈夫なのに。」
萌「その、大丈夫の意味がわかんない。」
0619名無しさん@ピンキー2023/01/20(金) 17:15:23.12ID:YuiIMSTX
……剛&雛・忘れてた……

雛「あ、剛、忘れてたわ。」
剛「なに?」
雛「それ、めくっといて。」
剛「わかった。」
雛「きゃっ!!!エッチ!!!」
剛「おお、ビックリしたあ。なんだよ。」
雛「んも〜、なにしてんのよおお〜?」
剛「めくるっていえば、姉ちゃんのミニスカだろ?」
雛「違うわよっ!カレンダーよっ!あたし、それって指を指して言わなかった?」
剛「なんだ、日めくりカレンダーか。」
雛「今どきスカートめくりなんて、剛はホント、小学生ねっ!」
剛「小学生は姉ちゃんだろ。見た目が。」
雛「あ、、、やだあ、、、強烈なブーメランを食らってしまった……。」
剛「俺のスカートめくりをナメんなよ。俺、メチャクチャ腰を折らないと、スカートのスソに手が届かないんだせ。意外と腰がキツいんだ。」
雛「ホント?苦労してるのね。それなら、しゃがんでスカートめくりすれば?って、いやいや、違う違うっ、あたし何言ってるのかしら、、、剛は苦労しなさいよっ!」
剛「さておき、今日の姉ちゃんのパンツ、可愛いじゃんか。」
雛「嬉しいけど嬉しくない……。」
0620名無しさん@ピンキー2023/01/23(月) 09:32:38.47ID:pPwkp4rO
……萌&雛・防寒……

萌「雛ちゃん、コレ見て。」
雛「あ〜、今はやりの〜?」
萌「そうなの。買ったの。」
雛「そのファーってホンモノ?」
萌「ううん。フェイクよ。ホンモノは高いの。」
雛「やっぱり可愛いわよね。」
萌「そうなの。見た目が可愛いから、男受けするらしいわよ。」
雛「でも、剛なんかに見せても、どうせマフラーだろ、とか言われそうじゃない?」
萌「確かに。全然違うのにね。」
雛「名前なんだっけ?ティペットだっけ?」
萌「そうそう。正確には、フェイクファーのティペット、って言うらしいわ。」
雛「あったかそう〜。あたしも欲しい〜。」
0621名無しさん@ピンキー2023/01/23(月) 10:32:51.47ID:pPwkp4rO
……剛&陸・折れ線グラフ……

陸「たまには4人で写真撮りたいと思って。」
剛「おっ、いいねえ。」
陸「小さい女の子2人が前で、デカい俺らが後ろ、というのも普通でいいけど、横並びなんかどうですか?」
剛「なるほど。横一列か。」
陸「それも身長順で。」
剛「じゃあ、まず202センチの俺、で、お前、今はは?」
陸「190センチです。」
剛「お前の次が142センチの萌ちゃん、そして、一番チビの姉ちゃんが135センチか。」
陸「これ、並んだ時を想像したら、折れ線グラフみたいかな、と思って。」
剛「おう。真ん中でガクッて折れる折れ線グラフだな。うっひゃひゃ……。おもしれー。」
陸「俺と萌ちゃんの差が大きいんで。48センチ差なんで。」
剛「あと、姉ちゃんの肩幅とか、メチャクチャ狭くて華奢だし、男女で横幅のスペースのバランスも悪いかもな。」
陸「横並びは無理っすかね。」
剛「まあ、俺的には、ちっちゃい姉ちゃんは、抱っこするのが平常運転だよなあ。カラダに密着できるし。」
陸「しかし、写真を撮るとして、撮る担当の人がいない、という問題が…。」
剛「長〜い自撮り棒は?」
陸「持ってないっす。」
剛「ま、それはいいとして、ちっちゃい姉ちゃんを妄想してたら、興奮してきたぜ。膝立てて抱き寄せるのも子供みたいで可愛いんだよなあ。」
陸「とりあえず、4人での写真の話は無かったことに。」
剛「ま、べつにいつでも撮れるだろ。」
0622名無しさん@ピンキー2023/01/23(月) 11:14:52.24ID:pPwkp4rO
……剛&雛・二人っきり……

剛「姉ちゃんいる〜?」
雛「あっ!なにぃ?ノックしてよもう!」
剛「開いてたぞ。お?着替え中か?」
雛「うん、だからあ〜、出てって〜!」
剛「なかなかセクシーじゃん。」
雛「何なのよおおお〜!」
剛「終わったんだろ?」
雛「見ればわかるでしょおお?下着のまま〜!」
剛「ちょっとカラダが寂しくてな。」
雛「どういう意味?」
剛「姉ちゃんのカラダを抱くと、体温で温かいからな。」
雛「やらしいわっ。きやっ!!!」
剛「二人っきりだせ。誰も助けに来ねえぜ。」
雛「やだっ!そんな怖いこと言わないでっ!」
剛「姉ちゃんも温かいだろ?」
雛「………あたし、下着姿なのに……やだ……。」
剛「服を着てたらいいのか?」
雛「まさか、、、しないわよね?ねえ、剛……。」
剛「つい興奮してしまってね。俺の優越感のために、わりいね。レイプは絶対にないから、安心しろ。」
雛「うん…、そうよね…、自分の姉にヒドいことは絶対しないって信じてたわ。」
剛「もちろんだよ。」
雛「って言うか、あたしのカラダを触りまくったり、セクハラだって、かなりヒドいわよ。」
剛「弟とのスキンシップは嫌か?」
雛「あたしにとっての剛は熊みたいに大きくて、力も全然かなわなくて、体格差が大きすぎて、いつも遊ばれてて、正直、ときどき怖いわ。」
剛「姉のプライド捨てて、甘えてこいよ。」
雛「どっちみち、今みたいに、剛の方から来るから、たとえば、抱っこされたら、抵抗できないし、結果的に甘えることになるの。」
剛「さて、今、この俺から逃げられるかな?」
雛「まだそんなイジワル言うのも、ヒドいわ。」
剛「姉ちゃんは言葉遣いも、女の子らしくて可愛いな。」
雛「もう、服、ちゃんと着させて。」
剛「俺が着させる?」
雛「ばか、自分で着るわ。」
0623名無しさん@ピンキー2023/01/25(水) 23:11:19.56ID:qdZFj1qw
……スーパーカップ謎解き・推理編(1)

雛「ただいま〜。」
雛「あ……まだ誰も帰ってないわね。」
雛「なんか、お腹すいちゃった〜。」
雛「何かあるかしら?あら?ちょうど4人分、4個あるわ。じゃあ1個は、あたしの分ね。食べちゃおうっと。うふふ……。」


陸「ただいま〜。」
雛「モクモグ…あっ陸くん、おかえり〜。」
陸「雛ちゃん1人で食ってんの?」
雛「陸くんも食べる?」
陸「俺も、食いたい。」
雛「じゃあ、すぐ用意するわね………はいっ。」
陸「おっ、うまそう。」
雛「あたし、2階に上がるから、それ食べ終わったら片付けといてね。」
陸「オッケー。」


陸「うまかったなあ。さ、俺も2階へいくか。」


萌「ただいま〜……ん?みんな2階かしら?」
萌「コレは、後で雛ちゃんと食べようっと……。2個しか買って来なかったから、男の子たちは我慢してもらって……うふっ。」
0624名無しさん@ピンキー2023/01/25(水) 23:32:20.64ID:qdZFj1qw
……スーパーカップ謎解き・推理編(2)

2階、雛と萌の部屋
萌「雛ちゃん、ただいまっ。」
雛「萌ちゃん、おかえりっ。あたし、ちょっと下へ。トイレ。」
萌「いってらっしゃい。」

1階
剛「ただいま。」
雛「あ、剛、おかえり。」
剛「姉ちゃん、腹減った。なんかない?」
雛「スーパーカップでよかったら、あるわよ。」
剛「それでいいや。俺、自分で探すから。」
雛「あ。そう。あたし2階に行くね。」
剛「わかった。」

剛「探すって言っても、どこかな?…………ん?お?あったあった。これでいいや。」
剛「うめえうめえ……。あっという間だったな。」

2階、女子部屋
剛「姉ちゃん、ありがとう。うまかったよ。」
雛「うん。そういえば、お湯、足りた?」
剛「お湯?は?なんだそれ?」
雛「あれ、おいしいわよね。さっき、あたしも食べたの。」
剛「へえー。」
0625名無しさん@ピンキー2023/01/25(水) 23:47:12.74ID:qdZFj1qw
……スーパーカップ謎解き・推理編(3)

2階、男子部屋
剛「お、陸、帰ってたか。」
陸「はい。おかえりなさい。」
剛「陸もアイス食べるか?」
陸「あ、アイス?はい。食います。」
剛「あと残り1個だったぞ。」
陸「俺が食っちゃっていいんすか?」
剛「早いもの勝ちじゃね?姉ちゃんも、さっき食って、うまかったってさ。」
陸「行ってきま〜す。」

1階、キッチン
陸「これだな………なるほど、コレも、スーパーカップじゃん。あっという間に食っちゃうな。うまい、うまい……。」

2階、女子部屋
萌「男の子たち、帰ってるの?」
雛「うん、2人とも帰ってるわ。」
萌「ねえねえ、一緒にスーパーカップ食べない?」
雛「あたし、食べちゃった。」
萌「あ、そうなの?今日、雛ちゃんの分も買ってきてたの。じゃあ、あたしも食べてくるね。」
雛「うん。あ、待って、あれ、足りないかも。」
0626名無しさん@ピンキー2023/01/25(水) 23:56:03.61ID:qdZFj1qw
……スーパーカップ謎解き・推理編(4)

1階、キッチン
雛「お湯、残ってる?」
萌「あれ〜、残ってな〜い!どこ〜?」
雛「スーパーカップは?」
萌「ない、ない、ない…。」
雛「あら?スーパーカップ、2個残ってるわ……おかしいわ……。なんで?残り1個のハズなのに…。」
萌「あたしたちのアイスが……。」
雛「え??アイス??」
萌「冷凍庫に確かに入れといたのに……。」
雛「アイス、無くなったの?」
萌「雛ちゃんは食べたんでしょ?」
雛「あたし、アイスは食べてないわよ。」
萌「え?そうなの?」
0627名無しさん@ピンキー2023/01/26(木) 00:27:45.58ID:gslo/R59
……スーパーカップ謎解き・解明編
 
2階から、剛と陸が降りてくる
陸「なんか騒がしいなあ。どうしたんだ?」
雛「いいとこに来た。陸くん、アイス知らない?」
陸「アイス?スーパーカップの?」
雛「え?スーパーカップ?」
萌「そうそう、スーパーカップの。」
陸「俺、食ったよ。最後の1個。」
萌「最後の?あと、もう1個は?」
陸「え?なんで?雛ちゃんも食ったんじゃ?」
雛「あたしはラーメンのスーパーカップしか食べてないわよ。」
陸「俺はラーメンもアイスも両方だよ。」
剛「俺は、姉ちゃんに食っていいって言われたから、アイスを食ったよ。」
陸「俺は、先輩に言われて、アイスを食っただけだし。。」
萌「んも〜、わかったわ。また買ってくればいいんだもん。今度は男の子たちの分も買ってくるわ。」
雛「なんか、いろんな勘違いがあったみたいね。」
剛「姉ちゃんが悪いんだろ。」
雛「剛が勘違いして、アイスの方を食べたのが悪いんだわ。」
剛「姉ちゃんが、ちゃんと言わないから。」
雛「あたしは、アイスのスーパーカップのことなんて、知らなかったんだもん。」
剛「姉ちゃん、やるのか?いつでも、いいぞ。かかってこいや。」
雛「やだ……絶対かかっていかないわっ。あたしと剛の、身長差、体格差、腕力差……どうなるか、明らかだわ……挑発に乗ったら最悪だわ。」
萌「んも〜、あたしもゴメン。これで、お互い様ということで。」
0628名無しさん@ピンキー2023/01/28(土) 14:11:45.19ID:nVpAKqb3
……言い間違いは災いのもと……

萌「陸くんのジーンズ、穴、空きすぎじゃない?」
陸「そうかな?」
雛「外で風が吹いたら寒そう。」
剛「生足太もも全開の姉ちゃんが言うか。」
萌「あたしたちはファッションなので。」
剛「俺らもファッションだ。なあ、陸。」
陸「こういうの、何ジーンズだっけ。」
雛「ダメンズジーンズよ。」
剛「ダメンズ?」
萌「雛ちゃん、それ言うなら、ダメージジーンズじょないかしら?」
剛「ダメンズって何だ?」
萌「昔、ダメンズウォーカーとか、あったっけ。」
陸「ダメンズ、検索しよ。知らないことは調べようねえ。」
剛「俺もダメンズは聞いたことないなあ。」
雛「若い子は知らないわよね。ダメンズってさあ、まさに、剛みたいな男のことを……あ、やばっ……。」
萌「あ、雛ちゃん、マズイわよ…それ言っちゃあ。」
剛「なんだ?俺みたいって?」
雛「ううん、何でもないわ。」
陸「先輩、ダメンズの意味わかりました。」
剛「おう、どんな意味だ?見せてみろ。」
雛「おねがいっ、わからないでぇ〜。」
陸「これです。読んで下さい。」
萌「あ〜あっ、あたし知らないっと。」
剛「へえー、なるほどね……そうか。」
雛「つい口が滑っちゃっただけなの。ダメージとダメンズって、すごい似てるわよね?ねえ、つ、よ、し、さま?」
剛「ちょっとそこの、おチビちゃん。」
雛「はい…………」
陸「強襲フラグが立ったな。」
萌「お雛さま、、、ご愁傷さまです。」
雛「そんなあ………。」
剛「姉ちゃん、襲う理由を作ってくれて、ありがとよ。こんなチビ、捕まえてしまえば楽勝だぜ。」
雛「きゃああああああ……やだあああ……」
0629名無しさん@ピンキー2023/01/28(土) 14:40:42.28ID:nVpAKqb3
……剛&雛・カラダ布団……

剛「姉ちゃんの体重がたった32キロで助かるよ。姉ちゃんを担いで、階段を上がれちゃうもんなあ。」
雛「どこに連れてくの?」
剛「もちろん部屋だ。」
雛「どっちの?」
剛「そうだな、俺らの男部屋がいいかな。」
雛「いや〜ん、こわいいい〜。」
剛「さあ、着いたぞ。姉ちゃんのカラダで俺を温めてもらうぞ。」
雛「え、、あたしが上に乗るの〜?」
剛「そうだ。俺が下に寝て、姉ちゃんを抱きしめるから。俺の胸板に顔を乗せろ。」
雛「はい……あ、寝てたら胸板の筋肉が平べったいのね。」
剛「横に広がるからじゃねえのかな。しかしあれだな、姉ちゃんのカラダ、ちっちぇえなあ。」
雛「あったかい?」 
剛「おう。姉ちゃんは?」
雛「あたしも。」
剛「今度は上下反対にしようぜ。」
雛「あたしが下になるの?」
剛「とりあえず、1回だけな。ほら、チェンジチェンジ。」
雛「剛って、体重、何キロ?」
剛「110キロかな。あたし、潰されるわ。」
雛「悪口言ってごめんなさい。」
剛「どうだ?痛くないか?」
雛「ううん、全然痛くないわ。」
剛「どうして痛くないかわかるか?」
雛「全体重をかけてないから?」
剛「俺だって、こんな可愛い姉ちゃん、大事にしたいんでね。」
雛「ダメンズってね、思ってることが、つい口に出てしまっただけなの。」
剛「だったら、なおさら悪口じゃねえかよ。ちょっと胸くらい揉ませろ。」
雛「きゃっ、やだ、エッチ、セクハラおとこっ、やっぱり、ダメンズ男なんだわ。」
剛「この女、ナメやがって、マジでオモチャにしてやる。」
雛「そう言いながら、あたし、痛くないし、ケガもしないし、剛は基本的には優しいのよね……。」
剛「姉ちゃん、うまいメシよろしくな。」
雛「だったら、あたしをすぐ開放しなさいっ。」
0630名無しさん@ピンキー2023/01/28(土) 14:55:57.37ID:nVpAKqb3
……剛&雛・言葉使い……

雛「剛が、あたし潰されるわ、なんて女言葉使うから笑いそうになったわ。」
剛「姉ちゃんが言いそうだったから、先に言ってやった。」
雛「言葉といえば、あのね、剛から陸くんに注意してくれる?あたしとか萌ちゃんもだけど、年上の人には敬語を使いなさって。」
剛「姉ちゃんが直接言いなよ。」
雛「なんかね、あたしのこと、小さい女の子だと思って、陸くんにも完全にナメられてるの。」
剛「ま、ナメられてるんなら仕方ないな。」
雛「剛には敬語使うのに。」
剛「陸は俺が怖いからね。」
雛「じゃあ、あたしと萌ちゃんは、年上だとしても、カラダが子供みたいに小さくて、怖くないから、タメ口を使うってことなのね?」
剛「ご愁傷さまです。」
雛「使い方が違うっ。」
0631名無しさん@ピンキー2023/02/01(水) 18:29:36.95ID:4E5Zlg8w
……陸&萌・あこがれ……

萌「あたし、陸くんみたいな大きいカラダに憧れるの。」
陸「そうなんだ。俺は、萌ちゃんの小さいカラダが可愛いと思うけど。」
萌「あたしも、もう少し大きかったら良いのになって。142センチ32キロって小さすぎるわよね。」
陸「いや、萌ちゃんは、小柄なカラダに豊満なボディーって感じだよ。」
萌「まあ〜、ホメてくれて嬉しいわ。陸くんは、今、身長体重、どのくらいだっけ?」
陸「俺は、190センチ90キロだけど。」
萌「ホントに、あたしとは違いすぎて、もう、笑っちゃうわ〜。どうしましょっ。」
陸「でも、俺、剛先輩みたいな強靭な肉体を目指してて。胸囲が今、100センチくらいだけど、もっとデカくなりてえよ。」
萌「さっき、あたしのこと、豊満なボディーって言ってくれたでしょ?でも、あたしのバストは、77センチしかないの。」
陸「それでも、全体が細いから胸が目立つよ。揉んでもいい?」
萌「だめっ。」
0632名無しさん@ピンキー2023/02/01(水) 18:48:47.95ID:4E5Zlg8w
……萌&雛・気になること……

雛「ロングスカートの時にね、しゃがんだりするとね、スカートの裾が床に付くでしょ?」
萌「うん、長いと床に付くわね。」
雛「萌ちゃん、そういうの、気になるタイプ?」
萌「ああ、裾が汚れるってことね。」
雛「あたしは、あれ、嫌なの。汚れが気になって。」
萌「うん、わかるわ。特に外出中。そのまま家に入るとか考えたら、汚いわよね。」
雛「だから、あたしは、特別なドレスみたいなモノは別にして、基本的にロングスカートは無理だわ。」
萌「そうそう、あたしもミニスカートがいいわ。」
雛「あたし、ミニスカート1択だわ。」
萌「だったら、パンツスタイルにすれば、という意見も出てくるけど、やっぱり可愛くいたいわよね。」
雛「うん。やっぱり、小柄な女の子を楽しむために、あたしたち、思いっきり可愛くいたいわね。」
萌「事実上、ウチの男の子たちを悩殺してるしね。今日の雛ちゃん、パンツが見えそうなくらいのギリギリを攻めてるわ。剛くんに見せてきたら?」
雛「うふふ…。」
0633名無しさん@ピンキー2023/02/01(水) 19:41:05.58ID:4E5Zlg8w
……剛&雛・回転……

雛「ねえねえ。」
剛「おっ。マジか。なんか短かくね?」
雛「可愛い?」
剛「おお、まあ、可愛いけどさ。」
雛「ギリギリ見えないでしょ?」
剛「クルッと回れよ。ターンしろよ。」
雛「パンツが見えちゃうわ。」
剛「どういうつもりで俺に見せに来たんだ?」
雛「別に剛を挑発してるわけじゃないわよ。」
剛「え?俺に襲ってほしいとは、なかなか優秀な姉ちゃんだな、と思ったよ。うっひひひ…。」
雛「ターンくらいしてあげるわ。ほらっ、クルックルッ……。」
剛「おおおお……なんだ?」
雛「見えた?」
剛「見せパンじゃねえか。」
雛「見えたら、なんでも良いんでしょ?」
剛「まあ別にいいぜ。俺に楽しみが出来たし。」
雛「え?楽しみって?」
剛「俺の楽しみってのはなあ、目の前にいる、超ミニスカ姿のセクシーチビ女を餌食にすることさ。」
雛「きゃああああ!!!」
剛「悲鳴だけは立派だなあ。」
雛「やだ……いつも簡単に捕まってしまう……。」
剛「どう?圧倒的な体格差で、弟に子供扱いされる、姉としての気持ちは?」
雛「……屈辱です……ねえ…剛……おねがい……いつものように………手加減して下さい……。」
剛「おお、おお、オシリペンペンが良い感じだせ。」
雛「いやあ〜ん、エッチっ!エロオトコっ!」
剛「まあ、好きなように言えばいいさ。こっちは、チビ女なんか、捕まえてしまえば、何でも、やりたい放題だからさ。」
雛「んも〜、いつも、剛のセリフだけ聞くと、小さな女の子に対して、ホントにヒドいこと言ってるわ。」
剛「俺と姉ちゃん、身長差67センチ、体重差78キロもあるんだよな。どう思う?」
雛「そんな、、、数字で言われたら…………熊に襲われる気持ちだわ……怖くて泣いちゃう……。」
剛「可愛い子が泣いたら、慰めてやるよ。」
雛「襲っておいて、慰めるって、なによ……。」
0634名無しさん@ピンキー2023/02/04(土) 13:47:47.65ID:WbLErIGZ
……剛&萌・届かない場所……

剛「萌ちゃん、ちょっと助けてくれないかな?」
萌「え、なに?」
剛「俺の背中をかいてくれ。」
萌「かゆいの?」
剛「そうなんだよ。」
萌「いいわよ。」
剛「おー、助かる〜。」
萌「届かないの?」
剛「背中は届かないんだ。」
萌「どうして?」
剛「俺みたいなマッチョは筋肉が邪魔しているらしいけど。」
萌「ふーん、そうなの。で、どこ?」
剛「低くなったほうが良いか?」
萌「そうね、あたし、チビっ子だから。しゃがんでくれたら嬉しいわ。」
剛「とりあえず、ここのあたりで。」
萌「んーと、この辺?」
剛「ああ、もうちょい左。」
萌「どう?」
剛「あ、そこ。おおお、いい感じだ。」
萌「やっぱりすごいわ。剛くんの背中って、とっても広くて逞しいわ。」
剛「だろ?」
萌「あたしと雛ちゃんは、背が低くて、高い所に手が届かないけど、高身長の剛くんでも届かない場所があるのね。」
剛「もう大丈夫かな、もういいよ。ありがと。助かったよ。」
萌「どういたしまして。」
剛「萌ちゃんも痒いところ、ない?」
萌「ううん、べつにないわ。」
剛「胸とか。」
萌「バスト?やだあ〜、なに言ってんの〜、自分で普通に届くし。バカっ。」
0635名無しさん@ピンキー2023/02/04(土) 14:59:53.87ID:WbLErIGZ
……陸&雛・勧誘……

陸「俺、たまには、雛ちゃんと一緒に寝たいな。」
雛「え?寝る??」
陸「夜に、、、雛ちゃんと俺で。」
雛「あたしが陸くんのベッドで一緒に寝るってこと?」
陸「ま、雛ちゃんのベッドでもいいけど。」
雛「でも、あたしのベッドは子供用だし、陸くんは背が高いから、足がはみ出ちゃうわ。」
陸「じゃあ、俺のベッドで。」
雛「え〜、でも〜……。」
陸「何もしないから。」
雛「何もしないから、って言ってくる男の人は、間違いなく、絶対に、必ず、何かしてくるわ。」
陸「俺のこと、信じられない?」
雛「………信じてるわ。」
陸「だったら。」
雛「でも、どうして、そんなに、あたしと寝たいの?なんか、悪質な詐欺の勧誘みたいね。」
陸「もちろん、デカい俺が、小さな雛ちゃんを捕まえて自分のベッドに運ぶことなんか、簡単だけど、俺が無理やり襲っても、雛ちゃんが喜ばないだろ。」
雛「うん。大きい男の子に襲われるのは怖いわ。でも、陸くんのホントの目的は何かしら?基本的には優しい陸くんは、あたしと何をしたいの?」
陸「ぶっちゃけ、メチャクチャ体格差のある女の子と一緒に一晩過ごしたら、どんな感じなのか、試したいから。」
雛「あらまあ。体格差フェチの陸くんらしいわ。」
陸「16歳で190センチのデカ男と、25歳で135センチのチビ女の組み合わせって、超レアだと思わない?」
雛「レアだとは思うわ。だって、あたしと陸くんともそうだけど、あたしと剛の、姉と弟なのに、身長差67センチなんて、普通あり得ないわ。」
陸「先輩が羨ましいよ。こんなに小さくて可愛い姉ちゃんとイチャイチャ出来て。」
雛「あたし、陸くんにも毎日のようにイチャイチャされてるわ。」
陸「余裕で軽々と抱っこできるからね。」
雛「ところで、あたしたち、何の話をしてたっけ?」
陸「俺と雛ちゃんが一晩一緒に過ごす話。」
雛「あ〜、でも、あたし、怖い。」
陸「雛ちゃんとの体格差を楽しみたいんだけど。」
雛「陸くん、きっと重たいし、上に乗られたら潰されちゃうし……。」
陸「だめ?」
雛「もし、陸くんが寝ちゃってて、起きなかった場合に、あたしの上に乗ってる陸くんの大きいカラダを押し返すなんて、あたしの力では無理だわ。わかるかしら?」
陸「確かに、小さな雛ちゃんを押し潰すわけにはいかないな。」
雛「ね?だから、夜はダメよ。起きてる昼間だったら……。」
陸「え?昼間はオッケー?そうか、じゃあ、さっそく……、可愛い雛ちゃん…、さ、おいで…。」
雛「へ?え?!あっ、きゃっ…きゃああああ!!」
陸「さあさあ、おチビちゃんは、大男相手に甘えるしかないんじゃね?うっひひひひひひ……。」
雛「いやああああ〜んっ………何もしないって、、大うそつきだわ……。」
陸「ちっちゃくて可愛い雛ちゃんっ、たまらんっ。」
0636名無しさん@ピンキー2023/02/07(火) 21:41:35.54ID:4+04hG2B
……剛&雛・ダンベル……

雛「え、、、、なにこれ……んっ………重くてダメだわ…………あっ、ねえ〜、剛でしょっ、こんなところにダンベルを置きっぱなしにしたのっ!」
剛「ああ、それ、俺かも。」
雛「ちょっと邪魔だから〜、片付けといてよっ。」
剛「じゃあ、姉ちゃん、それ、2階へ運んどいて。」
雛「えええ〜?あたしが??」
剛「まあ、頼むよ。」
雛「あたしが2階まで運ぶの?」
剛「おう。」
雛「本気で言ってる?」
剛「おう、わりと本気。」
雛「だとしたら、剛のアタマおかしいわ。」
剛「おっ、なんで?」
雛「このダンベル、何キロあるの?」
剛「10キロ。」
雛「あたしの力では絶対に動かせないわ。」
剛「じゃあ、ダンベルで、なんか面白いこと言ったら、許してやるよ。」
雛「許すもなにも、剛の持ち物でしょ。自分で片付けなさいよ。」
剛「ほら、なんか面白いことは?」
雛「え、、、面白いこと?」
剛「言えたら、自分で片付けるさ。」
雛「剛は、これを片手で持てるの?」
剛「片手で持って、ヒジを曲げて鍛えるヤツ。」
雛「あたし、持ち上げることさえ無理なのに、剛は力持ちなのね。」
剛「ダンベルに苦戦してる姉ちゃんが面白かったぜ。」
雛「あたくし、雛とダンベル……………………略して…雛ダン……どう?」
剛「バラエティー番組かっ!」
雛「ナイスツッコミ!」
0637名無しさん@ピンキー2023/02/10(金) 17:50:42.72ID:C9dGwivc
……雛・公園で……

雛「(たまには、公園のベンチに座って、のんびりするのもいいわね。あら?…あの男の子、ずっと、あたしのこと見てるわ。気のせいかしら……。)」
雛「(あ、こっちに近づいてくるわ……。)」
雛「どうしたの?あたしに何か用かしら?」
男「さっき、キミが歩いてるのを見てて、可愛いなと思って。」
雛「あたし?可愛い?」
男「そう。キミのこと、ちょっと気になってね。キミは何年生かな?」
雛「え???はい???」
男「僕と一緒に遊ばない?」
雛「あら……もしかして、、ナンパ???」
男「とりあえず、キミ、立ってごらん。」
雛「あ、、、はい。」
男「キミ、なかなか女の子らしい服装だね。やっぱり小柄な子は、こういうミニスカートが似合うよ。」
雛「あ、、、ありがとう。」
男「僕は6年生なんだ。キミは4年生くらい?」
雛「え………あなた、小学校6年生なの???」
男「もしかして、キミも6年生かな?」
雛「背が大きいわね?何センチあるの?」
男「僕は155センチだけど、キミは何センチ?なんかよく見たら、化粧してるね。おませさんなんだ。」
雛「あたし、135センチなの。」
男「なるほど。僕とカップルになるには、ちょうどいい身長差だね。友達になろうよ。僕を見上げるキミは、とても可愛いし、キミも中学生くらいになれば、身長も伸びるだろうし、まあ、その頃には僕との身長差も広がるけどね。楽しみだね、身長差カップル。」
雛「あの……あなた、あたしと勝手にカップルになろうとしてるけど、ごめんなさい。付き合えないわ。」
男「は?ダメなのか?ほら、こんなに小さくて可愛いのに。ギュッ。」
雛「きゃっ!いやああ、触らないでっ!人を呼ぶわよっ!」
男「なんだよっ、ただの、小学生同士の遊びじゃねえか。」
雛「あたし、こう見えて、オトナなのっ。ちっちゃいけど、ハタチこえてるのっ。」
男「え……マジかよ?オトナ?ちっちゃくね?」
雛「ちっちゃくて悪かったわね。」
男「でもさ、キミが可愛いのはホントだよ。」
雛「もう〜、なんかあ、ずっと、あたしのこと、キミキミって呼ぶの、イヤなの。一応これでも、あたしが歳上だからね。」
男「わりいね。てっきり、小学4年生くらいだと思ってたから。」
雛「あたし、もう帰るし、あなたもまだ子供なんだから、今日は帰りなさい。」
男「じゃあまた、今度な。」
雛「じゃあね。」
男「(子供だから帰れと言われても、あの子のほうが、よっぽど子供じゃねえか。あんな小さいオトナの女の子だったら、たぶん僕のほうが力は強いよな。あの子と力比べしてみたいなあ。また会えるかな……。)」
雛「(小学6年生にナンパされるなんて、あたし、どれだけ可愛いの?でも、油断したら危ないわ。いくら小学生の男の子でも、あたしより20センチも大きい男の子だし、もし襲われたら、きっと腕力で勝てないわ。警戒しなくちゃ……。)」
0638名無しさん@ピンキー2023/02/11(土) 14:02:50.55ID:WVjtcmAd
……萌&雛・呼び方……

雛「ねえねえ、萌ちゃん聞いてよ〜。あたし、ナンパされちゃったの〜。もちろん、断わったわ。」
萌「あら〜、もったいない。」
雛「だって〜、あたしには似合わない男の子だったんだもん。」
萌「え〜、そうなのぉ〜?たとえば、身長差があり過ぎるとか?」
雛「うん。あたしより、かなり大きいの。」
萌「ま、そうでしょ。雛ちゃんより小さい人は、子供だからね。」
雛「あたしより20センチ背が高い男の子だったの。」
萌「え?むしろ、小さくない?男子で155センチは小柄よ。」
雛「身長差20センチは大丈夫なんだけど、ちょっとダメなの。」
萌「はっは〜ん、わかったわ。年齢ね。かなり歳下だったとか?」
雛「小学6年生の男の子。」
萌「うわっ、ひと回り以上違うわね。」
雛「公園のベンチに居たら、寄ってきて、可愛いから友達になりませんかって。」
萌「なるほどね。」
雛「あたしのこと、小学生だと思ってたみたいで。」
萌「雛ちゃんはベンチに座ってたのよね?それで、小学生だと思うかしら?」
雛「あたしが歩いてる所を見てたみたい。小さくて可愛い子がいるってなって。」
萌「まあねえ〜、あたしも、さすがに嫌かな〜。小学生に見下ろされるとか。相手が背が高くても甘えられないし。」
雛「知らないとはいえ、あたしのこと、キミって呼ぶのよ。小学生のくせに、オトナのレディに対して、失礼だわ。」
萌「逆に、キミ以外、なんて呼ぶのかしら?」
雛「知らない人だから、おたく、とか?あなた、とか?男の子になら、坊や、とか?」
萌「お嬢ちゃん。」
雛「やだあ〜、お嬢ちゃんなんて。たとえ、歳上のオジサンに言われたとしても、あたしが子供だと思われている確定だわ。」
萌「話かけるなら、普通に、すみません、かな。」
雛「キミって、女性はあまり使わないかも。」
萌「たしかに。」
0639名無しさん@ピンキー2023/02/13(月) 10:37:23.47ID:ZRAaCUXz
……萌&陸・問題……

萌「陸くんは数学は得意だっけ?」
陸「まぁまぁかな。」
萌「あたしが問題出してあげる〜。」
陸「どんな?」
萌「簡単な計算よ。」
陸「書く?メモ用紙いる?」
萌「いらない。直接、口で言うわ。」
陸「紙に書かないの?」
萌「そっ。頭で考えるの。さ、いくわよ。」
陸「おっす。」
萌「にいたすかっこはちひくさんかけるいちかっことじるかけるれいわ?」
陸「なぬっ??最後、年号がきたな、令和?」
萌「ちゃんと計算式に出来るわよ。」
陸「…………」
萌「紙に書くのはナシよ。」
陸「書いちゃダメ?」
萌「ダメっ。普通の簡単な算数よ。」
陸「掛け算が先とか、あったよな……。」
萌「ひらがなで書いてるのと同じで、意外と難しいでしょ?」
陸「もう一回言って。」
萌「にいたすかっこはちひくさんかけるいちかっことじるかけるれい。」
陸「最後が、れい、つまり、ゼロをかける……。」
萌「よく考えれば、わかるわ。」
陸「に?」
萌「ふっふ〜んっ…ふふふふ…。」
陸「なんだよ?正解だろ?」
萌「良く出来ましたっ。」
陸「正解したから、ご褒美は?」
萌「はーいっ!チョコレート!」
陸「やっほ〜い!ありがと!よ〜しっ、萌ちゃん、抱っこしてやる!」
萌「きゃっ!!!あたしを抱っこするのも、陸くんにとっては、ご褒美なのね。」
0640名無しさん@ピンキー2023/02/13(月) 11:34:04.56ID:ZRAaCUXz
……剛&雛・水泳選手……

雛「ああ〜、襲われちゃったあ〜。」
剛「なにっ?誰に?陸にか?」
雛「す〜い〜ま〜にぃ〜。」
剛「すいまー?水泳の選手か?陸は水泳やってたかあ?」
雛「すいまー、じゃないわ。すいまっ。」
剛「なんだ、睡魔か。眠いだけじゃねえかっ。」
雛「うん、ねむいの。」
剛「俺が言うのもなんだけど、襲われたって言うから、心配したぜ。」
雛「心配してくれたのね。」
剛「俺のこと、卑劣だと思うか?」
雛「大丈夫よ。剛は、あたしに対して、殴る蹴るは全然だし、ケガすることもないし、痛い思いも、あまりないし。もちろん、レイプなんて考えてないって、ちゃんと知ってるわ。」
剛「ま、俺が本気になったら、姉ちゃんなんか、圧倒的体格差で、一溜まりもないからな。」
雛「あたしが高校生のとき、まだ小学生の剛とケンカして、取っ組み合いしたとき、あたし、もう剛には
勝てないっと思ったわ。」
剛「俺が姉ちゃんを力でねじ伏せたんだっけ?」
雛「そうよ。身長も腕力も逆転されてて、あたしが泣いたわ。」
剛「とりあえず、確認だな。男として、女の姉に勝てたという。」
雛「姉弟って、成長したら男女差が出ちゃうから、いつかは身長も腕力も逆転されて、姉は弟に力で向かっていかなくなるし、弟も、自分より弱い姉を攻撃せずに、守る方向にいくのよ。」
剛「俺も姉ちゃんを守ってるだろ?」
雛「セクハラ、子供扱いは、ちょっと……。」
剛「だけどよ、遥か下から見上げてくる姉ちゃんを見てたら、可愛くて可愛くて、たまんねえから、持ち上げてもメッチャ軽いし、つい抱き上げたくなるんだよな。」
雛「きゃっ、きゃっ、きゃあ!!」
剛「へへっ…こんなふうにね…ひっひひ…。」
雛「スカートめくらないでっ。オシリペンペンやめてっ。夜ご飯作ってあげないわよっ。」
剛「さあ、おろすよ。ねむいんだろ?寝ておいで。」
雛「ふふふ……。」
0641名無しさん@ピンキー2023/02/15(水) 18:34:46.39ID:bfUtwRWI
……剛&萌・限定商品……

剛「お菓子いっぱい買って来たんだね。」
萌「うん。期間限定のがあったから。」
剛「へえー、そうなんだ。」
萌「あたしと雛ちゃんで全部食べちゃうわ。」
剛「いいのか?太っちゃうぞ。」
萌「いいの。少しくらい太っても。だって、あたしの体重、知ってるわよね?」
剛「36キロくらいだっけ?」
萌「うん。そのくらいかな。身長142センチだから、40キロこえたらヤバいと思うけど。」
剛「40未満ならオーケーということか?」
萌「うん。太らない体質だし。」
剛「まあ、体重が萌ちゃんの3倍ある俺が言うのもアレだけど、女性陣は軽い体重をキープしてくれたら、俺ら男性陣が楽なんだな。」
萌「何が楽なの?」
剛「俺らが持ち上げるのに楽なんだよな。」
萌「そうですか、はいはい、わかったわ。剛くんたちは、細くて華奢な女の子が良いのね。じゃあコレ、剛くんと陸くんで食べていいわ。」
剛「おっ!そうこなくっちゃ!ラッキー!」
萌「うふふふ……やっぱり、食べたかったのね。」
0642名無しさん@ピンキー2023/02/15(水) 18:56:22.41ID:bfUtwRWI
……陸&雛・髪型……

陸「雛ちゃん、今日は可愛いね。」
雛「今日も!でしょ〜。」
陸「細かいな。いつも可愛いよ。」
雛「そうこなくっちゃ。」
陸「いつも以上に子供らしいよ。」
雛「いやいや、レッキとしたオトナの女だわ。陸くんより9歳年上よ。」
陸「身長は俺より45センチ低いけどな。」
雛「だから子供だって言うの?あたしだってレディなのに、そんなのヒドいわ。」
陸「身長135で、その髪は……。」
雛「あ、この髪型ね?高めのポニーテールよ。可愛いでしょ?」
陸「じゃあ、高価なポニーテールか?」
雛「違うわ。値段じゃないわ。結んだ位置が高い場所なの。安めのポニーテールとか無いから。」
陸「へえ〜、そうなんだ。」
雛「ちなみに、略して、ポニテと言うの。上に引っ張るのはダメよ、痛いから。触るだけにしてね。」
陸「先に言われた……。」
0643名無しさん@ピンキー2023/02/15(水) 19:22:49.53ID:bfUtwRWI
……陸&雛・もえた……

雛「あとね、べつに言わなくても良いことかもしれないけど。」
陸「なに?」
雛「さっき陸くんは、あたしの身長が陸くんより45センチ低いから子供らしいって言ったわよね?」
陸「は?それが?気に入らないの?」
雛「あたしと陸くんの身長差、ホントは55センチなの。」
陸「俺が190センチ……雛ちゃんは135センチで……あ!!!ホントだ!計算違いか!」
雛「ね?どうでもいいわよね?あたしが小さくて子供っぽいことに変わりはないわ。」
陸「いや、俺、急に、もえてきたぜ!!」
雛「もえるって、萌ちゃんの萌え?!」
陸「おお、我慢できねえ!!!」
雛「ひやああ、いやなヨカン……。」
陸「お〜なんと美脚が眩しい、超ミニのセクシーな雛ちゃ〜〜ん!!」
雛「やばっ……エロ男に覚醒しちゃったわっ……いやあああ!!んも〜ホントに怖いってばっ!!!」
陸「さあ子猫ちゃん、デカい熊さんと遊ぼうぜ〜!!」
雛「きゃあああ!!!」
陸「うっひひひ……おチビちゃんを、あっという間に捕獲しちまったぜ。」
雛「なんか今日は野蛮な感じで来るのね……。」
0644名無しさん@ピンキー2023/02/18(土) 14:09:46.70ID:1MjIhT4y
……陸&萌・四文字熟語……

萌「何の勉強してるの?」
陸「これは四文字熟語だよ。」
萌「へえー。陸くんの名前の、陸が付く四文字熟語ってあるかしら?」
陸「いや……俺は全く思いつかない。」
萌「あたしが調べてあげるわ。」
陸「まあ、あるのはあるんだろうけど。」
萌「あったわ。いいのが。」
陸「はやっ。どんな?」
萌「こうさいりくり。」
陸「うわっ、初耳だ。字がわかんねえ。ここに書いてみて。」
萌「はい。光彩陸離。」
陸「意味は?」
萌「意味を読むとね〜、きらびやかで〜……美しく輝くぅ〜……まぁ要するに、あたしのコトだわ。」
陸「よく自分で言ったね。」
萌「あっ、まって。他にあったわ。コレは陸くんにピッタリかしら。」
陸「あるのか?俺にピッタリのが?」
萌「りくりょうばっこ。」
陸「おお〜、確かに、陸の字が入ってそうだな。」
萌「漢字は、ちょっと難しいのよね〜。」
陸「書いて。」
萌「う〜、字数が多いわ〜、大変これ〜。はい、これよ、陸梁跋扈。」
陸「うわ〜、なにこれ?後半の2文字なんか初めて見るよ、俺。」
萌「あたしも〜。」
陸「で?」
萌「で?って、なに?」
陸「その、肝心な意味を教えろ。」
萌「あ〜、意味ね〜。それはね〜、ちょっとナイショ。」
陸「は?ナイショだと?ナイショにするとは、怪しすぎるぜ。」
萌「怪しくないわよ。」
陸「ソッコー、俺が調べてやる。」
萌「やばっ、とりあえず逃げよっ……きゃっ!あーんっ!」
陸「こらこら、意味が判明するまで逃さねえぞ。」
萌「やだっ、陸くん、力が強すぎっ!」
陸「意味は…っと……ほうほう、なるほどな……こんな意味なんだな、そうか……。」
萌「きゃあああ!!!」
陸「さあて、この大男が今から、おチビちゃん相手に、好き勝手やらせてもらうぜっ!」
萌「いやーんっ、ほんのジョークのつもりだったのにぃぃ〜……。」
0645名無しさん@ピンキー2023/02/18(土) 14:49:08.48ID:1MjIhT4y
……剛&雛・四文字熟語……

剛「陸が四文字熟語の勉強をやっててさ、結果的に、萌ちゃんを襲ったらしいぜ。」
雛「あら〜、萌ちゃん大丈夫かしら。どういうイキサツか知らないけど、きっと萌ちゃんが陸くんの悪口かなんか言ったんでしょ。」
剛「たとえば、俺にピッタリな四文字熟語ってあるか?」
雛「え?剛にピッタリ?う〜ん、これはもお〜、あなたらしい四文字熟語があるわ。」
剛「俺も姉ちゃんにピッタリなヤツ、考える。」
雛「筋骨隆々。これしかないわ。嬉しいでしょ?」
剛「おお〜、さすが姉ちゃんだな。大きくて強靭な肉体。最高だぜ〜。」
雛「あたしは?」
剛「容姿端麗。」
雛「あはっ…ホメてくれるのねっ。嬉しいわ。」
剛「あと、才色兼備かな。」
雛「あらまっ、あたしのこと、よく理解してるわね。」
剛「姉ちゃん、俺のほう、あとは?」
雛「う……思いつかないの…熊的大男?」
剛「そんな四文字熟語は、ねえだろ。」
雛「えへっ…だめ?」
剛「姉ちゃんは、小柄女子?」
雛「うん。」
剛「華奢小柄?チビだから、チビ小柄?華奢チビ?」
雛「んもー、あたしの見た目ばっかりっ。しかも四文字熟語じゃなくなってるし〜。」
剛「あ、いいのあった……容姿子供。見た目、そのままか、ククククク……。」
雛「剛が、あたしのこと、そんなに馬鹿にするんだったら、あたしだって言わせてもらうわっ!」
剛「おっ、言ってみろや。」
雛「んんん、ちょっと怖いけど………。」
剛「遠慮すんな。」
雛「筋肉馬鹿………あ、言っちゃった………きゃああああああああ!!!!」
剛「馬鹿で悪かったな〜。」
雛「いちおう、すごい筋肉だわって、ホメてるのにぃぃ〜。」
剛「うるせえ。手加減してやるから、イチャイチャしようぜっ。」
雛「……だって、剛のこと見てたら、すぐ思いついたんだもん……筋肉馬鹿って……きゃああ……。」
0646名無しさん@ピンキー2023/02/21(火) 23:01:30.91ID:K6IaLhGp
……剛&雛・色の種類……

剛「姉ちゃん、今日は何色?」
雛「え?…いろ?………あか。」
剛「ふーん。昨日は何色だっけ?」
雛「きのうはねえ……くろよ。」
剛「何の色のつもりで答えてんの?」
雛「え?なんのいろ?……ぱ……んつ?」
剛「違うよ、洋服だよ。」
雛「あらっ?洋服?パンツじゃないのお〜?剛ったらヒドいわ、いやらしいわ〜。なんだあ、洋服の色かあ〜。」
剛「やっぱり何の疑いもなくパンツの色を答えるんだな。」
雛「だって、エロ男の剛なんだもん。」
剛「ああそうかい。で、洋服の何色かって聞いてんだけど。」
雛「このミニワンピのこと?」
剛「おう、その短めのワンピース。」
雛「色は、シャーベットピンクよ。」
剛「は?なにそれ?ただのピンクじゃねえのかよ。」
雛「うん。シャーベットピンク。」
剛「シャーベットって、美味しそうな色だな。」
雛「ほんとね。美味しそうだわ。」
剛「美味しそうと言えば、姉ちゃんも。」
雛「あたし?おいしそう?」
剛「ミニスカートの妖精みたいだ。」
雛「おいしそうって………。」
剛「細くてキレイな脚が輝いてるぜ。」
雛「これはミニスカートじゃないわ。ミニのワンピースよ。」
剛「そんなことはともかく、とりあえず姫抱っこでもするか。」
雛「あ、え、、、きゃっ!」
剛「中をちょっと見せてくれ。お、今日のパンツは赤なんだ。」
雛「それは、さっき言ったわ。ひとの話、聞いてないのね。それに、相変わらずエロい男……きゃあきゃあきゃあきゃあああ!!」
剛「姉ちゃん、今、俺の腕の中だぜ。俺のこと、エロいとか言う余裕あるのかな?今日は力が有り余ってるんで、おチビちゃんを高々とリフトアップしてみるかねえ。」
雛「やだー、たか〜いっ、こわ〜いっ!」
剛「どうだ?すげーだろ?な?どう?怖いか?もうギブする?」
雛「…はい……怖いから、ギフアップします……。」
剛「こりゃあ、けっこう運動になるぜ。」
雛「あたしのカラダは筋トレの道具?」
0647名無しさん@ピンキー2023/02/24(金) 17:14:48.81ID:GYZkdD0Q
……萌&雛・壁ドン顎クイ頭ポンポン……

萌「ねえ、壁ドン、顎クイ、頭ポンポンって知ってる?」
雛「なんか聞いたことある〜。それって、一連の流れなの?」
萌「そうそう。雛ちゃんは、男の人にされたら、ときめく?」
雛「そうね〜、相手によるわ。背が高くて、かっこいい男の人にされたら、それこそキュン死よ。だけど、剛はゴメンだわ。」
萌「あらっ、剛くんはイヤなの?弟だから?」
雛「剛の場合は、イヤな想像ができるもん。」
萌「想像?」
雛「たとえば、壁ドンの時は、あたしの顔を、わざと上から見下ろしてきて、圧倒的身長差で優越感に浸りながらニヤニヤして。まさに頭ポンポンなんて、子供扱いだし。自分より遥かに小さい姉を馬鹿にしてる感じがムカつくの。」
萌「あらまっ、お姉様が、お怒りですわね。」
雛「でも、結局、チビっ子が大男相手にムカついたところで返り討ちよ。もうヘタに歯向かわないほうが楽なのよ。」
萌「あたしは、剛くんに顎クイとか、されてみたいわ。」
雛「もしかして剛、やりづらくない?萌ちゃんの顎が、けっこう低い位置にあるんじゃない?身長差60センチあるわよ。」
萌「そうかな〜、かっこいいもん、剛くんっ。」
雛「あたしは、剛に壁ドンされた時点で、すぅ〜っと下からすり抜けちゃうわ。ドンする腕の高さって、きっと、あたしの頭の上だから、ウフフフ。」
萌「陸くんなら、喜んで壁ドンするわよ。」
雛「陸くんね〜、でもね、25歳の女が、高校生の男の子に、壁ドン顎クイ頭ポンポンされるのって、大人の女としてどうなの?っていう話なのよ。」
萌「陸くんも大丈夫だわ。」
雛「どう大丈夫なの?」
萌「陸くんって、年上の小さい女の子が大好物だから、剛くんもだけど、優しく子供扱いしてくれるわ。興奮しながら、萌えながらね、うっふふふ……。」
雛「子供扱いはヤダ〜。っていうか、思い出したけど、あたしたち、ウチの男子に壁ドンされた経験、あるわよ。」
0648名無しさん@ピンキー2023/02/24(金) 17:56:03.57ID:GYZkdD0Q
……剛&陸・大喜利……

陸「先輩に大喜利の問題です。いいですか?」
剛「おう、大喜利ってか。いいよ。問題っていうより、お題だな。大喜利だったら。」
陸「いや、でも、第1問とかって言いません?」
剛「まあ、とりあえず、どっちでもいいや。お題、だせ。」
陸「じゃあ、いきます。こんな姉は嫌だ。」
剛「ほおう〜、姉か〜。俺の姉ちゃんを出してきたかあ〜。」
陸「シンキングタイムは……。」
剛「あっ、おっけー!わかった!」
陸「早いっすねえ。では。こんな姉は嫌だ。」
剛「俺より背が高い。」
陸「うわっ、それはバケモノですね〜。バレーボールの女子選手でもナカナカですよ。」
剛「こんな姉は嫌だ。身長が150センチ以上ある。」
陸「え?身長が150センチあるとイヤですか?」
剛「あと、こんな姉は嫌だ。身長が伸びて140センチになる。」
陸「身長ばっかりじゃないですかっ。理由をきいても?」
剛「理由は決まってるだろ。25歳で身長が135センチの姉ちゃんだぞ?」
陸「はい。めちゃくちゃ小柄です。」
剛「せっかく超絶チビっ子で、しかも顔面偏差値が最高で、美人で可愛くて……。」
陸「おまけに?」
剛「いつも超ミニスカートで美脚でセクシー。」
陸「まだありますね?」
剛「ちっちゃい割に、オッパイがあって、いつも触らせてくれるし。」
陸「触るのは、か弱い雛ちゃんが抵抗むなしくっていうか……。」
剛「か弱いって言えば、握力が15キロしかない非力なところも、可愛くて可愛くて、しょうがないんだよな。」
陸「萌ちゃんも同じ感じで?」
剛「そうだよな。ちっちゃい女の子が2人いるって良いよな。俺らが1人ずつ相手にできるもんな。」
陸「あの子たち、完全に俺らのオモチャじないですか。」
剛「まあな。俺ら、オモチャを壊さないように、大切に扱おうぜ。」
陸「俺、急に、アレです。女体が恋しくなってきました。」
剛「言うね〜、おまえも。獣だな。」
0649名無しさん@ピンキー2023/02/27(月) 09:57:09.43ID:tXG5xHSP
……剛&雛・何の日……

雛「今日は何の日か知ってる?」
剛「え?今日?2月27日か…。」
雛「どうせ、剛は知らないだろうから、教えてあげるわ。」
剛「おい、おい、俺が知らないと決めつけんじゃねえよ。」
雛「だったら、言ってごらんなさいよ。」
剛「ちょっと待てよ。なんかの語呂合わせか?………わかんねえや。教えろ。」
雛「あのね、今日はね、冬の恋人の日なんだって。テレビで言ってたの。」
剛「あっそ。なんだ。姉ちゃんも知らなかったんじゃねえかよ。」
雛「あたしの方が先に知ったもん。」
剛「先に知っただけで、マウントとりやがって。なに?なんの日だって?冬の恋人?」
雛「そうなの。冬の恋人の日なの。」
剛「それがどうしたって話なんだが。」
雛「なんかね〜、バレンタインとホワイトデーの間の日で、恋人同士の絆を深める日とかなんとか。」
剛「冬の恋人って、なんか、お菓子の名前でなかったか?たしか北海道の。」
雛「それ言うなら、白い恋人でしょ。」
剛「なにっ……今日の姉ちゃん、なんとなく、あれだな、上から目線だな。下から見上げてるくせに。」
雛「だから下から目線だっつーのっ。ねえ、剛にとっての、冬の恋人ってなに?モノでもいいわ。」
剛「まあ、とりあえずヒトで。」
雛「え?ヒト?いるの?まさか恋人が?」
剛「寒い時は、ヒトの体温で温かくなるからな。」
雛「え、、あ、、なによぉ〜、きゃっ。むぎゅ〜。」
剛「姉ちゃんを抱きしめるに限るぜ。」
雛「はぁ……(大きいカラダに抱きしめられると、悔しいけど、安心感がすごいのよね………これを剛に言ったら調子に乗るから、絶対に言わないわ……。)」
剛「姉ちゃん?」
雛「なあに?」
剛「ちっちゃいな。」
雛「今さらなによ、ばかっ。」
0650名無しさん@ピンキー2023/02/27(月) 10:59:22.71ID:tXG5xHSP
……陸&萌・節句……

陸「もうすぐ、雛ちゃんの日だね。」
萌「なんで?」
陸「ひなまつり。」
萌「うん、そうだあ〜、雛ちゃんの、お祭りよね〜。ホントだあ、雛祭りだわ〜。」
陸「萌祭りもあればいいのにな。」
萌「そうなの。ないの。いや、むしろ、あるわけがないのよ。変でしょ?萌祭りって。何をする日なのか、分からないわ。」
陸「俺、わかるよ。むしろ完全に分かりすぎる。」
萌「そっか。陸くんだもんね。萌え〜〜ってなる日でしょ?」
陸「そうだよ。ちっちゃいカラダの萌ちゃんに、萌え萌え〜ってなる日。」
萌「じゃあ、雛祭りの日は、雛ちゃんに?」
陸「雛ちゃんに、ヒナヒナ〜ってなる日。」
萌「あははは……なによ、ヒナヒナって…ウフフフ…。」
陸「ウケた……えっへへへ〜。」
萌「ねえ知ってる?雛祭りは桃の節句と言うのよ。」
陸「そのくらい知ってるよ。」
萌「じゃあねえ〜、萌祭りは?」
陸「おお、大喜利ときたか……。」
萌「さあ、陸くんなら、何て答えるかしら?」
陸「萌のせっく…………す。」
萌「………?」
陸「もえとせっくす。」
萌「やだなあ〜もぉ〜、なにを言ってるのっ、陸くんには、まだ早いわっ。」
陸「いや、俺だって男だからね。」
萌「うん、たしかに。」
陸「萌ちゃんだって女だからね。」
萌「うん、たしかに。」
陸「俺、190センチ90キロの大男だからね。」
萌「え、、、あたしも言うの?」
陸「おう。」
萌「あたし、142センチ36キロの超小柄な女の子よ。まあ、はっきり言って、大人と子供みたいだわ。ホントに、どっちがオトナよって感じよね。あ、ごめんなさい、陸くんは結局、何を言いたいの?」
陸「もえとせっくす。もし俺がやろうと思えば、圧倒的体格差で、超簡単に出来るよっていう話。」
萌「……」
陸「ジョークだよ。」
萌「んも〜、まあ、そうよね。陸くんも意外と言うのね。分かってると思うけど、あたしも雛ちゃんも、剛くんと陸くんのこと、信頼してるわ。」
陸「俺、剛先輩に似てきたかな。」
萌「なんか、桃の節句の話から、ずいぶん脱線しちゃったわね。」
陸「そもそもさ、萌ちゃんが俺に大喜利を言ってきたから、体格差の話とか、俺が萌ちゃんをアレする話の流れになってるんだからね。」
萌「アレ?うん……はい……。」
0651名無しさん@ピンキー2023/02/27(月) 12:07:44.13ID:tXG5xHSP
……剛&雛・スマホのサイズ……

剛「姉ちゃんのスマホって、デカくないか?」
雛「え〜、そんなことないわ。普通よ。」
剛「あれか、姉ちゃんの手が小さいからか?」
雛「きっとそうよ。あたしの手、めっちゃ小さいもん。指も細いし。剛は逆に手が大きくて指が太いから、スマホが小さく見えるのよ。」
剛「手の大きさ、俺と比べてみる?」
雛「イヤよ。今、剛に無駄に優越感を与えたくないわ。」
剛「俺と背比べするか?」
雛「おおよしよしとか、頭をナデナデとか、子供扱いされるの、すごくムカつくのっ。」
剛「俺にとっては、ちっちゃくて超かわいい最高の姉ちゃんなんだ。それで良くね?」
雛「大人になると、姉が弟に体格と腕力で逆転されるのは、ごく当たり前のことなんだけど、あたしと剛って、ちょっと差がヒドくない?かなりのレアケースだと思うわ。」
剛「ま、普通、この体格差は、あり得ないね。俺にとっては、すごくラッキーだけどな。」
雛「もうすぐ、あたしの日だから、何か祝って。」
剛「もしかして、ひなまつり?」
雛「そうそう、よく分かったわね。」
剛「しかし、ひなまつりって、3歳の女の子だろ?姉ちゃんは10歳じゃん。」
雛「見た目で言わないっ!あたしは25歳!」
剛「オトナの姉ちゃんを、どう祝えばいいのさ?」
雛「雛の祭りということで、あたしの日でしょ?」
剛「おお、わかったよ。じゃあ〜、しょーがねえから、俺と姉ちゃんでレイプごっこでもする?」
雛「ぅぅぅ……やっぱり、ほんと、剛は陸くんと違って、イヤな言葉をストレートに使ってくるぅ〜。」
剛「姉ちゃんは、全力で抵抗してくれよな。」
雛「男の人の腕力で、ねじ伏せられる女の子の気持ち、考えてね。いくら、ごっこでも、あたしは、きっと怖いわ。たとえば、ホントに知らない男の人に襲われることを想像しちゃうわ。」
剛「予行練習になるぜ。」
雛「誰の?どういう練習?」
剛「襲われた時の逃げ方を教えてやるよ。」
雛「え?逃げ方?ほんと?」
剛「おっ、食いついたな。」
雛「やっぱりヤダ。剛は、あたしのカラダを触りたいだけなのよ。」
剛「くそっ。なんでもお見通しかよ。まあ、姉ちゃんが、いくら嫌がっても逃げても、男の腕力で俺の思い通りになるから、問題なし。」
雛「なんてヒドいエロ男なの……。もし、陸くんを味方に付けて守ってもらったら…。」
剛「べつにいいぜ。3対1でも。俺は陸より圧倒的に強いし、3人を相手にしても、俺の圧勝だぜ。」
雛「圧勝って、何の勝負をするつもりなの?わけが分からないわ。バカね……。」
0652名無しさん@ピンキー2023/03/01(水) 18:40:31.84ID:9sJFy30+
……剛&雛・ポーズ……

雛「剛は、このポーズ、知らないわよね?」
剛「お?そのポーズ?バカにすんなよ。俺だって知ってるさ。」
雛「ふーん、じゃあ、言ってごらんなさい。」
剛「えーとー、それは…顔ハート、、、だっけ?」
雛「違うわよっ。」
剛「え?違う?指ハート、でもねえよな?」
雛「指ハートなんて1億年古いわっ。」
剛「25歳の姉ちゃんでも知ってるやつ?」
雛「うん。もう言っちゃう。これね、ルダハートって言うのよ。」
剛「あー、全く知らねえなあ。ルダって、どういう意味?」
雛「なんか、考案した人の名前らしいわ。」
剛「へえー、外国の?」
雛「韓国の。」
剛「俺さ、女の子の好きなポーズがあって。」
雛「女の子がするポーズで?」
剛「姉ちゃんにお願いしていい?」
雛「あたしが、そのポーズをすればいいの?」
剛「おう。」
雛「どんなポーズ?なんでもしてあげるわ。」
剛「片方の脚を、くの字に曲げて立つポーズ。」
雛「くの字?あ〜、わかったわ、これ?」
剛「おおおお!!それそれ!ミニスカで生足だと、目の保養で眼福なんだよな。」
雛「うふふふふ……たしかに女の子特有のポーズかも。これが好きなの?」
剛「とりあえず、可愛くみえる。」
雛「あたしも可愛い?」
剛「当たり前だろ。」
雛「ホント?ありがと。」
剛「姉ちゃんは、女の子100パーセントだな。」
雛「あたし、完璧な女の子ってこと?」
剛「可愛い、美しい、美人、きれい、身長が低い、カラダが小さい、か弱い、肩幅が狭くて華奢、腕が折れそうなくらい細い、そこそこ胸がある、いつも超ミニスカート…。」
雛「あっ、ちょっと待った!」
剛「なにか?」
雛「前半はホメてくれて嬉しいわ。でも後半は、完全に剛のフェチが入ってるわ。」
剛「でも、間違ってないよな?」
雛「うん………そのまんま…です。」
剛「姉ちゃんが可愛くてたまんね〜、ガマンできね〜。」
雛「え?え?きゃああああ!!!」
剛「こうやって姉ちゃんを抱っこしたくなる瞬間って、あるんだよなあ。」
雛「あーん、剛にロックオンされたら、あたしが捕まって抱き上げられてしまう確率も100パーセントね……。」
0653名無しさん@ピンキー2023/03/04(土) 14:25:01.51ID:DWFCEuwQ
……剛&雛・読めない字……

雛「ねえねえ、つ〜よしっ。」
剛「おお、なんだよ、テンション高えな。」
雛「剛わぁ、これ、読める?」
剛「は?なに?どれ?」
雛「これよ。」
剛「どこ?ん?」
雛「見える?」
剛「あ〜、これか?何か書いてんな。」
雛「読んでみて。」
剛「字が小さくて見えねえよ。」
雛「カタカナよ。」
剛「カタカナ?俺の視力が……。」
雛「さあ、何て書いてあるかしら?」
剛「姉ちゃんは読めるのか?」
雛「あたしは読めるわよ。あたしが書いたんだもん。」
剛「だろうな。白い紙に、これしか書いてないもんな。」
雛「無理っぽい?」
剛「無理じゃねえ。絶対に読んでやる。ちょっと待っとけ。」
雛「うふふ……(やったあ、もうすぐ、あたしの希望が叶うわ。)」
剛「おお〜おお〜、なんとか分かるぞ。」
雛「あ、分かった?はい、言って。」
剛「4文字だな?」
雛「うん、声に出して言って。」
剛「ギャフン。」
雛「やったああああ!!!」
剛「これが、どうかしたのか?」
雛「やっと、剛に、ギャフンと言わせたわっ。」
剛「おお、そういうこと?」
雛「実際にギャフンと言う人、初めて聞いたわ。」
剛「姉ちゃんが言わせたんだろうがよ。」
雛「言ったことに変わりないわ。」
剛「じゃあ、姉ちゃんに言ってもらおうかな。」
雛「あたしに何を言わせるつもりなの?」
剛「悲鳴を。」
雛「え?え?なに?なに?きゃあああ!!!」
剛「ほら、簡単じゃねえか。姉ちゃんなんか、軽々と豪快に持ち上げてしまえば、必ず悲鳴をあげるって知ってるし。」
雛「あたし決めたわ。いくら剛に遊ばれても、絶対にギャフンとは言わないわ。」
剛「俺も、悲鳴じゃなくて、別の意味でキャアキャア言われてえなあ。」
0654名無しさん@ピンキー2023/03/04(土) 15:16:01.85ID:DWFCEuwQ
……陸&萌・解釈の違い……

萌「ねえ、陸くんのクラスに、背の小さい女の子、いたりする?」
陸「女子は全員、俺より低いけど。」
萌「うふっ、190センチある陸くんより大きい女の子は、普通いないわ。いや、違うの。あたしみたいなメチャクチャ小柄な女の子のことよ。」
陸「いわゆる、142センチくらいの子?」
萌「うんうん。さすがに、女子高生で、あたしより小さい女の子は、かなり珍しいと思うけど。どう?」
陸「あ、まあ、そうだねえ。とりあえず、萌ちゃんが勝ってるよ。」
萌「え?うそっ?あたしが勝ってる?」
陸「クラスというよりか、学校全体でも、たぶん、萌ちゃんが勝ってるよ。」
萌「え?他のクラスにも、あたしより小さい子がいるの?」
陸「っていうか、萌ちゃんが一番小さくて可愛いよ。」
萌「ああ、もしかして〜あたしが勝ってるって言ったのは……?」
陸「身長が低いから、勝ちってことで。」
萌「あたし、てっきり、140センチくらいの子がいるのかと思ったわ。16歳とかだったら、成長前とかでさ……。」
陸「だって、男と違って、女の子の身長は小さい子が勝ちじゃね?」
萌「陸くんも剛くんも、小さい女の子が好みだから、結局、小さい女の子が勝ち、という考えなのね。」
陸「萌ちゃんは、女の子として、勝ち組だよ。」
萌「うわ〜、あたし、かちぐみぃぃぃ!?」
陸「そ。萌ちゃんは超絶可愛い勝ち組さ。」
萌「でもね、あたし、喜んでいいのかしら?」
陸「どうした?」
萌「雛ちゃん……。」
陸「おおおお〜!!!雛ちゃんだあ!!」
萌「あたし、雛ちゃんに負けてるの……。」
陸「そうだよ、雛ちゃんの圧勝じゃん!」
萌「なによっ、も〜、雛ちゃん、最強だわっ。」
陸「25歳で135センチ32キロの雛ちゃんって、まさに可愛さ最強の女の子だね。」
萌「そんな身長体重を出されたら仕方ないわ。あたしは、雛ちゃんの次、二番目でもいいわ………………は?二番目ってなに?」
陸「俺は何も言ってないからね。」
0655名無しさん@ピンキー2023/03/06(月) 10:28:11.73ID:w6NUagaI
……勝負の謎・考察編(1)……

男子部屋・剛&陸

陸「先輩、ちょっと先輩に、コレを。」
剛「ん?なんだ?封筒?」
陸「はい、どうぞ。」
剛「え?コレを俺に?」
陸「はい。」
剛「表に、果たし状?裏に、おまえの名前……。」
陸「あ、中は、まだ開けないで下さい。」
剛「え?見ちゃあダメなんだ?」
陸「今は、まだ秘密なので。」
剛「あっそ。で?果たし状と書いてあるいうことは、いわゆるアレか?つまり…決闘?」
陸「まあ、あのー、果たし状というよりも、俺にとっては、先輩は格上なんで、正確に言うと、挑戦状になると思うんですけど。」
剛「俺に挑戦か……んむ…なるほどな。」
陸「封筒の中身は、当日に開封して下さい。」
剛「当日って、いつなんだ?」
陸「今度の日曜日です。」
剛「なるほどね。でもよ、陸と俺が決闘するんだったら、それ以外に何を秘密にする必要があるんだ?」
陸「ま、、決闘、、まあ、とりあえず、何をするかは、当日の朝に、その封筒を開封してもらえれば。」
剛「日曜日の朝に開封ね。おう、まあ、分かったよ。何か、これが陸の作戦なんだろうな。」
陸「先輩、俺の挑戦を受けて下さいますか?」
剛「おう、もちろんさ。後輩の挑戦は受けるのは、男として当然だろう。」
陸「ありがとうございます。」
0656名無しさん@ピンキー2023/03/06(月) 10:54:13.49ID:w6NUagaI
……勝負の謎・考察編(2)……

リビング・剛&雛

剛「姉ちゃん、聞いてくれよ。」
雛「なあに?」
剛「俺、陸と決闘することになってさ。」
雛「え?けっとお〜?けっとおぅって?」
剛「陸が俺に、なんか、果たし状って書いた封筒を突きつけてきてさ。」
雛「ええええ〜?はたしじょう〜?え?それって、決闘を申し込む時のアレでしょう〜?」
剛「まあ、陸が言うには、俺に挑戦したいらしいんだな。」
雛「やだー、あんまり野蛮な事をするの、あたし賛成できないわ。」
剛「詳しいことは、当日まで秘密なんだってさ。」
雛「え、いつなの?」
剛「今度の日曜日。」
雛「場所は?」
剛「さあな。それは陸に考えがあるんだろうな。」
雛「どこか、広場とか?公園とか?あ、河原とかは、ドラマでよく見るわ。」
剛「姉ちゃんさ、この封筒、預かっててくれない?俺が持ってると、中身が気になって、つい見てしまうかもしれないからな。」
雛「あたしが持ってていいの?」
剛「陸に見るなと言われた以上、見ないようにしないとな。」
雛「分かったわ。あたしが預かっとくわ。」
剛「姉ちゃんも、日曜日の朝まで見るなよ。」
雛「うん、そうする。でも、2人とも怪我しないでね。心配だわ。」
剛「ありがとよ。ただ、間違いなく怪我はするぜ、多少なりとも。もし、決闘だったらな。」
雛「2人とも強靭な肉体だから、大丈夫なのかしら……。終わったら、後で介抱してあげるわ。」
0657名無しさん@ピンキー2023/03/06(月) 12:06:13.26ID:rDVk410d
……勝負の謎・考察編(3)……

女子部屋・雛

雛「(この封筒……あ、ちゃんと、果たし状って書いてあるわ。裏は…陸くんの名前ね…)」
雛「あら?これって、どこかで見たことある字だわ。なんか違和感が……ホントに陸くんがコレを剛に?」

女子部屋・萌&雛

萌「ただいま〜。」
雛「あ、萌ちゃん、おかえり〜。」
萌「あれっ?それ…え、、、なんで?それを雛ちゃんが………?」
雛「え?あ、これ?」
萌「その封筒……。」
雛「あ、コレはね、あたしが剛から預かってるだけなの。」
萌「あ〜、そういうことになってるんだ……。」
雛「え?なに?萌ちゃん?」
萌「ううん、何でもないわ。そうなんだ、剛くんから……。」
雛「そんなことよりね、萌ちゃん、ねえ聞いて。」
萌「どうしたの?」
雛「剛と陸くんが決闘をするらしいわ。」
萌「え?けっとお〜?あの、戦う決闘のこと?」
雛「そうなのよ。でも、あたし、2人とも怪我しないか、それだけが心配で…。」
萌「雛ちゃん、優しいのね。でも、そんなに心配いらないと思うわよ。」
雛「だって〜、男の子同士のケンカって、けっこう激しそうでしょ?」
萌「ねえねえ、あたしたち、2人の応援しない?」
雛「応援?うんうん、それ、すごく良いわ。」
萌「あたしは剛くんを応援したいわ。」
雛「じゃあ、あたしは陸くんを応援するわ。あ、そうだわっ、どうせなら、チアの衣装を着ようよっ。ポンポンとか持って。」
萌「もう、それって、本格的な応援ね。」
雛「超ミニスカートで剛を誘惑して、こっちに視線を向けさせといて、そのスキに、陸くんに頑張ってもらうの。」
萌「ただ、陸くんも同時に誘惑してるけどね。」
0658名無しさん@ピンキー2023/03/06(月) 12:34:41.40ID:rDVk410d
……勝負の謎・考察編(4)……

リビング・陸&萌

萌「あたしの言った通りに、段取りしてくれた?」
陸「おう、カンペキだと思う。」
萌「でも、アレ、雛ちゃんが持ってたわ。」
陸「いや、俺は渡したよ。ちゃんと先輩に。」
萌「うん、わかってるわ。大丈夫よ。」
陸「しかし、萌ちゃんのアイデアは素晴らしいねえ。」
萌「でしょう〜。陸くんだって、剛くんに勝ちたいもんね。」
陸「アレなら、俺にもチャンスがあると思うから。」
萌「あ、そうそう、雛ちゃんが陸くんの応援をすることになったわよ。」
陸「え?そうなのか?」
萌「あたしは剛くんで。」
陸「まあ、応援は、無いより有ったほうが良いとも言える。」
萌「良かったわね。可愛い女の子の応援があるなんて。」
陸「勝ったら、ご褒美があるとか?」
萌「いいんじゃない?期待してて。」
陸「あまり派手な応援は、かえって邪魔になる可能性もあるかもしれないね。」
萌「一応、あたしたち、チアガールなの。」
陸「チアか……おおげさだな。気が散るかもな。」
萌「集中して頑張れば大丈夫だわ。」
陸「よっしゃー。」
0659名無しさん@ピンキー2023/03/07(火) 21:27:05.24ID:eLMv6bxz
……勝負の謎・考察編(5)……

リビング・剛&萌……

萌「ねえ剛くん、今度の日曜日、楽しみね?」
剛「え?あ、日曜日ね。楽しみっていうかさ、フワッとしたことしか知らねえんどよな。詳しいことを言ってくれないんだよなあ、陸のやつ。」
萌「ふーん、ちゃんと約束、守ってるのね。」
剛「約束って?」
萌「あ〜、まあ〜、ちょっとしたサプライズなの。」
剛「俺に隠してるコトがありそうだな。」
萌「陸くんのアレは、あたしからの指示でのコトだから、許してあげてね。」
剛「俺と陸が決闘するってやつ?」
萌「そうなの。でも、決闘じゃないわ。」
剛「ん?決闘じゃない?陸と戦うわけじゃないということか?」
萌「戦いは戦いよ。でも、殴る蹴るとかは、全く無いから安心して。」
剛「陸は、そのこと知ってるの?」
萌「うん。」
剛「俺さあ、陸をボコボコにすることになるのかと、不安だったよ。」
萌「そりゃあね、剛くんと陸くんが本気で格闘したら、剛くんが勝つに決まってるわ。カラダが違うもの。だからね、今回は、陸くんにも勝つチャンスがあるの。」
剛「何をして戦うんだ?」
萌「それは秘密よ。」
剛「陸は、知ってる分、作戦を考える時間があるよな。」
萌「それがハンデなの。」
剛「まあ、楽しみに待っとくよ。」
0660名無しさん@ピンキー2023/03/07(火) 21:59:24.47ID:B+jtrML3
……勝負の謎・考察編(6)……

リビング・陸&雛……前日

雛「ねえ陸くん、あした、頑張ってね。」
陸「あ、ありがとう。」
雛「あたし、陸くんを応援するわね。」
陸「うん、ありがとう。」
雛「チアリーダーになって応援するわ。」
陸「ミニスカートの下は?」
雛「下?」
陸「見せパンは、無しで。」
雛「見せパンが無いと、スカートの中を他の誰かに見られたら恥ずかしいわ。」
陸「見られる心配は無いよ。」
雛「え?そうなの?」
陸「雛ちゃんは、人前でチアをやることに、抵抗は無いんだね。」
雛「元々、萌ちゃんがチアをやろうって言い出したの。」
陸「なるほど。萌ちゃんは知ってるからなあ。」
雛「知ってるって、何を?」
陸「あしたになれば分かるから。」
雛「そういえば〜、あたし、封筒、持ってたわ。」
陸「そうらしいね。」
雛「剛くんに、預かっといてって言われて。」
陸「雛ちゃんは、もう今、開封して見ていいかも。」
雛「あたしが開封していいの?」
陸「でも、剛先輩にはナイショで。」
雛「萌ちゃんは?」
陸「萌ちゃんは……直接、聞いてみて。」
雛「えええ?……なんか怪しいわね。萌ちゃんも、詳しいことを隠してるみたいなの。」
陸「まぁまぁまぁ……。」
雛「とりあえず、陸くん、怪我しないでね。剛って、あの通り、筋骨隆々で強そうだから、あたしは、それが心配だわ。」
陸「封筒の中身を見れば、分かるよ。」
雛「へえー、そうなのね。あ、でも、あの封筒って、剛に返さないといけなくない?」
陸「お任せします。」
雛「了解です。」
0661名無しさん@ピンキー2023/03/08(水) 19:11:37.65ID:1IJBVjjM
……勝負の謎・当日編(1)……

朝6時・キッチン・雛

雛「朝からカレーも良いわよねえ。彼にカレーで頑張ってもらわないと、なーんちゃって。」
雛「あ、そうだわ、果たし状を見なくちゃ…。」
雛「……ふーん……へぇ〜、そういうことなのね……なあんだあ……あたしも、ちょっと、サプライズしよっかな〜っと、うふふふふふ……。」
雛「うん、先に食べちゃっおっ。」

朝6時20分・女子部屋

萌「あ、雛ちゃん、おはよー。」
雛「おはよっ。カレー、作ってあるわよ。」
萌「あら〜、朝早くから、ありがとう。」
雛「だって〜、男の子たちが戦うっていうから、ご飯も多めに炊いたの〜。」
萌「ごめんね〜、雛ちゃんだけに作らせちゃって。」
雛「あ、それはべつにいいの。レトルトだから。」
萌「あははっ。ありがとうを返してっ。」
雛「あたしは食べちゃったから、萌ちゃんも食べてくるといいわ。」
萌「クマ2匹は?」
雛「あたしが起こしとくわ。」

朝6時30分・男子部屋

剛「お、起きたか。」
陸「今、何時?」
剛「そうね、だいたいね〜。」
陸「先輩、今、何時?」
剛「ちょっと待っててオオォ〜。」
陸「はい。」
剛「いやいや、そこは、もう一発、今何時だろ。」
陸「え、、、今、何時?」
剛「まだ、はやい〜。」
陸「先輩、なんか良い匂いしません?」
剛「陸は、あの名曲を知らねえのか……ジェネレーションギャップ!!」
0662名無しさん@ピンキー2023/03/08(水) 19:34:05.11ID:1IJBVjjM
……勝負の謎・当日編(2)……

6時40分・男子部屋

雛「男子のみなさ〜ん!起きてる〜?」
剛「あ、姉ちゃんだ。起きてるよ。」
雛「開けていい?」
剛「例のアレか?」
雛「違うわ。ここのドア。」
剛「あ、そうか。」
雛「おはよー。」
剛「おはよ。」
陸「雛ちゃん、おはよう。」
雛「あ、陸くんも、おはよっ!」
陸「さっきから、カレーの匂いがするんだよなあ。」
雛「うん、作ってあるから食べてらっしゃい。レトルトじゃないわよ。」
陸「おっけー、言ってくる。」
雛「先に顔を洗ってからよ。」
陸「はいは〜い。」
剛「姉ちゃんも母親らしくなったな。」
雛「あんな大きな息子がいたら滑稽だわ。」
剛「それで姉ちゃん、俺が預けた例のアレは?」
雛「あ、そうね。コレよ。確かに渡したわよ。」
剛「姉ちゃんは見たのか?」
雛「うん。けさ。じゃあねえ、あとで。」

6時45分・男子部屋・剛

剛「果たし状か…さて、何と書いてあるかな…。」
剛「あれ?たしか、封筒の裏に、陸より、とか書いてあったハズだが……?」
剛「中身を見ると……なんだよ、コレ?」
剛「俺の相手って、陸じゃない?どういうコトだ?……まあ、とりあえずメシだ、メシ食おう。」
0663名無しさん@ピンキー2023/03/08(水) 20:00:02.80ID:1IJBVjjM
勝負の謎・当日編(3)……

6時25分・キッチン・萌

萌「なによ〜、ちゃんと作ってあるじゃない。変なウソついちゃって、雛ちゃんったらっ。」
萌「……モグモグモグ……んまっ……。」

6時45分・キッチン・陸&萌

陸「うまいなあ、雛ちゃんの作ったカレー。」
萌「陸くん、作戦、考えた?」
陸「まあ。家だと、先輩が居るから、放課後に図書館に行って、戦術を練ったりしてた。」
萌「へえー、そうなのね。あたしも専門用語とかは知らないけど、基本的なコトは、なんとなくは知ってるの。」
陸「先輩とヤるのは、久しぶりなんだよ。」
萌「剛くん、遅いわね。」
陸「とっくに起きてたよ。あ、来た。」
剛「おお、カレーライスだなあ、うまそー。」
萌「あたし、2階に戻るわね。」
陸「先輩、残り全部、食っていいっす。」
剛「お、マジで?俺が最後か?」
陸「はい。片付けは、お願いします。俺も2階に。」
剛「あのさ〜、俺、相手は陸だとばかり思ってたんだぜ〜。」
陸「え?はい??相手?」
剛「お前じゃねえんだよな?」
陸「いや、相手は、俺です。」
剛「???」
0664名無しさん@ピンキー2023/03/10(金) 20:25:12.69ID:/DAHzhAl
……勝負の謎・当日編(4)……

7時・男子部屋・剛&陸

剛「あー、姉ちゃんの作るカレーは、マジうめえなあ〜。」
陸「あ、先輩、もう食ったんすか。」
剛「おう。」
陸「先輩さっき、相手がどうのこうのって?」
剛「おお、そうなんだよ。なあ、姉ちゃんから渡されたコレを見てくれよ。」
陸「……コレ、違うヤツですね。すり替えられたみたいです。」
剛「姉ちゃんの仕業か。字が姉ちゃんだもんなあ。」
陸「ということは、先輩は、俺と何の勝負をするのかは、まだ知らないんですよね?」
剛「全く見当もつかない。姉ちゃんに、ニセの果たし状を渡されたからな。」
陸「場所と時間は同じなので、それまで先輩は、この部屋でゆっくりしてて下さい。」
剛「陸は?」
陸「会場で準備してきます。」
剛「会場というか、家の中のアソコだろ?」
陸「まあ。」
剛「俺と何の勝負をするのか知らねえけど、陸は、俺に勝つ自信はあるのか?」
陸「分からないけど、足が不安かなあ。」
剛「足?蹴る力とか?」
陸「しびれ。」
剛「足の?」
陸「長引くとね。」
0665名無しさん@ピンキー2023/03/10(金) 20:41:10.27ID:/DAHzhAl
……勝負の謎・当日編(4)……

7時・男子部屋・剛&陸

剛「姉ちゃんから渡されたの、コレなんだよな。」
陸「……コレ、違うヤツですね。ニセモノです。」
剛「なにっ?違うヤツ?」
陸「すり替えかなぁ。」
剛「やりやがったな、姉ちゃん。」
陸「ということは、先輩は、俺と何の勝負をするのか、知らないということですね?」
剛「そういうことになるな。」
陸「本番の、お楽しみですね。」
剛「場所と時間は、コレに書いてるのと同じか?」
陸「はい。先輩は時間まで、この部屋でゆっくりしてて下さい。俺は、準備してきます。」
剛「ほうほう、準備が必要なヤツなんだな。」
陸「まあまあ、そうですね。」
剛「陸は、俺に勝つ自信あるのか?」
陸「無いけど、足が不安ですよ。」
剛「足?ケリ?」
陸「シビレ。」
0666名無しさん@ピンキー2023/03/10(金) 21:09:02.27ID:/DAHzhAl
……勝負の謎・当日編(5)……

7時30分・女子部屋・萌&雛

萌「雛ちゃんは、今日の対戦、もう知ってるんでしょ?」
雛「うん。でも、剛は、あたしからの挑戦を受ける可能性があるわ。」
萌「え?どういうこと?」
雛「ウソの果たし状を渡したから。」
萌「あらまあ。どんな内容なの?」
雛「あたしと腕相撲。」
萌「え?腕相撲?どうやっても勝てるわけないのに?」
雛「混乱するかなって思って。」
萌「うん。たしかに、何かウラがあるんじゃないかって、きっと怪しむわ。」
雛「うふふ………。」
萌「もう着替える?」
雛「うん、そうね。早めに行って待機しましょ。」
0667名無しさん@ピンキー2023/03/10(金) 21:46:23.24ID:/DAHzhAl
……勝負の謎・当日編(6)……

7時50分・男子部屋

陸「そろそろ行きましょう。」
剛「どこに?」
陸「和室です。」
剛「まだ早くね?8時からだろ?」
陸「女の子たちが、スタンバイしてますから。」
剛「あ〜、俺たちの応援だ?」
陸「メチャクチャ可愛い衣装らしいです。」
剛「マジで?それは楽しみだなあ。いったい俺ら、何をするんだ?」
陸「行けば分かるので。」
剛「俺の服装とか持ち物は?」
陸「たかが遊びなので、テキトーで。」
剛「遊び?今からする試合は、体力は、あまり使わない?」
陸「そんなに長くならないと思うんだよね。」


7時50分・和室・萌&雛

雛「ねえ、スカート短すぎるかしら?大丈夫?」
萌「別に超ミニでも良いんじゃない?」
雛「見せパンを穿いてないから、パンチラが心配だわ。」
萌「あの男の子たち、パンチラどころか、見たくなったら、容赦なくメクるわ。」
雛「喜んでくれるなら、まあいいか。」
萌「雛ちゃんは陸くん、あたしは剛くんの応援ね。」
雛「どこに立てばいいの?」
萌「あの2人は正座してるから、すぐ横で良くない?分かんないけど。」
陸「お待たせー!」
剛「おお!!セクシーギャル!!」
萌「いらっしゃい!」
雛「さあ、みんな〜、そろったわねっ。」
剛「おっと、姉ちゃんよっ、やりやがったな?」
雛「え?何のことかしら?」
剛「チビ女のくせに、大男に腕相撲で挑戦状とはいい度胸だな。」
雛「もう、ニセモノってバレてるんでしょ?」
剛「おう。」
雛「だったら許して。あたしの、このセクシーな美貌に免じてっ。」
剛「マジ、2人ともクソ可愛いな。」
萌「さ、始めるわよっ。」
陸「先輩、お手柔らかに、お願いします。」
0668名無しさん@ピンキー2023/03/10(金) 22:23:04.40ID:/DAHzhAl
……勝負の謎・本番編(1)……

剛「陸から果たし状を渡された時は、決闘かと思ったけど、まさか、陸とコレをすることになるとは、予想外だったぜ。」
陸「初めてではないですよね?」
剛「かなり久しぶりだよな。」
萌「どっちが強いの?」
剛「昔は俺が上だったけど、陸も強くなってるかもしれないし。」
雛「陸くん、今回は頑張ってね。応援するわ。」
萌「剛くん、今回も勝ってね。応援するわ。」
陸「ポンポン、持ってるんだ?」
雛「チアガールだもん。手に持ってないとサマにならないわ。」
萌「どっちが先?もう決まってるの?」
剛「一応、格下の陸からでいいか?」
陸「俺が先手ですね。了解です。」
雛「座布団、重ねなくてもいい?大丈夫?足、シビレない?」
陸「まだ大丈夫。」
萌「制限時間はどうするの?」
剛「アマチュアだから、テキトーでいいよな?」
陸「そうですね。遊びですからね。とは言っても真剣勝負ですよ、先輩。勝つつもりでいきますから。」
剛「おう、お手並み拝見だ。」
雛「陸くん、作戦とか考えてるの?」
陸「まあ、研究は、、、した。」
萌「図書館でね。やってたんだもんね。」
剛「へえー、研究か……。」
雛「すご〜いわっ、陸くん、勝てるかもしれないわね。」
剛「俺に勝つのは、そんなに簡単じゃねえから。」
雛「コレ、腕力は関係ないんでしょ?」
剛「でも、プロは女より男が強いんだよ。っていうか、プロは男しかいないんだっけ?」
陸「いないです。挑戦した人はいるけど。」
萌「そろそろ始めましょうよ。」
雛「そうね、さっそく始めよっ。陸くんが先にやるのよね。」
陸「その前に並べないとダメだから。」
剛「そうそう。」
萌「面白そうだわ。詳しくないけど。」
雛「この試合、萌ちゃんのサシガネなんでしょ?詳しくないの?」
萌「少しくらいは。」
雛「あたしも、この試合を見て勉強したいわ。」
陸「試合ではなくて、ちゃんとした言い方があるんたよ。」
剛「おう、試合とは言わないよな。対戦?」
陸「おしい……。」
0669名無しさん@ピンキー2023/03/11(土) 14:19:40.98ID:zdnbnlOM
……勝負の謎・本番編(2)……

剛「さあ、どういう戦法でくるのかな?」
陸「どうしよ〜かなあ〜。」
雛「話しながらするのね。無言でするのかと思ったわ。」
剛「アマチュアだから、こういうのでいいさ。」
萌「どっちが勝つのかしら。」
剛「……」
陸「……」
剛「……」
陸「……」
萌「声、出さない方がいい?」
剛「しゃべっても良いよ。」
陸「やっぱり振られちゃた。」
雛「振られたって誰に?」
陸「先輩に。」
雛「いつ?」
陸「今。」
雛「あなたたち、そっち側だったの?」
萌「そっち側って……ふふ…おもしろっ…。」
剛「違うって。俺は思いっきり女好きだ。」
陸「そもそも、告白なんてしてないから。」
   …………………
雛「座ってる剛を見てたら、カラダが大きくて、ホントに熊みたいだわ。」
陸「先輩、熊にピッタリの布陣にしましたね。」
剛「穴に入ったから堅いぞ。うっしししし…。」
陸「端を攻めますよ。」
雛「ねえ、コレはなんて読むの?」
陸「きょう。」
雛「あしたじゃなくて?」
陸「あ、先輩!それ、待った!」
剛「だ〜め〜だっ!待ったなし!」
陸「ええええ〜〜〜。」
萌「待ったなしって、相撲みたいね。」
雛「頑張ってっ、陸くんっ。」
陸「ありがと。」
萌「剛くんも頑張って〜。」
剛「おう。」
0670名無しさん@ピンキー2023/03/11(土) 14:39:30.78ID:zdnbnlOM
……勝負の謎・本番編(3)……

陸「……あ、打たれちゃった。」
剛「陸も攻めてるぞ。」
陸「いや〜、両取りはキツいっすね〜。」
雛「どっちが勝ってるの?」
萌「あたしの見立てでは、互角ね。」
雛「ふーん。」
剛「姉ちゃんたちのミニスカ、見えそうで見えないのがサイコーだな。」
雛「2人ともチラチラ見てくるのが、可愛いわ。」
萌「あ〜、これ、アレだよね、幕末の有名なアノ人みたいね。」
陸「それ、分かる気がする〜。」
雛「え?なにぃ〜?」
萌「これよ、雛ちゃん。裏返ると、こうなるの。」
雛「字が変わるの?」
萌「相手の陣地に入ったからね。」
0671名無しさん@ピンキー2023/03/11(土) 15:43:51.12ID:zdnbnlOM
……勝負の謎・解明編……

雛「ん?これは…と?」
剛「これは、ときん。歩が成ると、と金になるんだ。」
雛「かつらうま?」
剛「これは、けいま。」
萌「格言もあるのよね?」
陸「たとえば、金底の歩、岩より堅し。」
雛「なにそれ?」
萌「金の下に歩を打つと堅いのよ。」
雛「詳しいのね、萌ちゃん。」
剛「さあ、そろそろ、陸、、、詰むよ。」
陸「マジ?」
雛「え?つむ?」
萌「ピシッって、剛くんの駒音が響くわ。」
陸「これって、詰めろ?」
剛「王手の連続で、たぶん、受けなし、だな。」
陸「………う〜ん……参りました。」
剛「よっしゃ〜。」
雛「え?終わったの?」
萌「剛くんの勝ちよ。」
剛「陸が投了したから。」
萌「負けた方が、参りましたって、負けを認めることで終わるの。」
雛「なるほど〜。剛の勝ちなのね〜。でも陸くんも良く頑張ったわ。」
陸「対局中、女の子たちのミニスカ美脚で目が凄く喜んでたよ。」
剛「俺もだ。」
雛「あらまぁ、喜んでくれたなら良かったわ。」
萌「剛くんは作戦通りだったの?」
剛「そもそも、陸と将棋をするって知らないから、作戦も何もないよ。陸の戦型を見て、振り飛車穴熊にしたけど。」
萌「陸くん、けっこう研究してたのにね。」
陸「まだまだ、将棋でも先輩には敵わないということが分かりました。」
剛「さあ、俺が勝ったから、姉ちゃん、ご褒美は?」
雛「え〜?ご褒美なんて約束してたぁ?」
剛「俺のために、ギリギリ限界の超ミニスカにしたんだろ?超絶可愛い姉ちゃんを目の前にして、俺が大人しくしてると思うか?」
雛「んもっ、しかたないわ。抱っこくらいなら。」
剛「おりゃあああ!!あ……ヤベっ。」
雛「きゃっ!えっ?」
剛「イテテテ…。」
雛「え?」
陸「うっ、、、ヤバい…。」
萌「うふふふふ……2人とも、足がシビレて立てないのね。」
雛「うふっ…萌ちゃん、今のうち、女子部屋に逃げるわよっ!」
萌「うんっ!」
雛「熊さんに抱っこされそうになって、無事に逃げきれるのって、めったにないことだもん。」
萌「正座でシビレさせる攻撃って、効果的かも。」
雛「姑息な手段だけどね。」
萌「一時しのぎ、という意味なのよね。」
雛「姑息な手段って、意味を間違えやすいのよね。」
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