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完全拘束・超拘束に萌える 13 [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさん@ピンキー2017/01/02(月) 09:31:02.04ID:edA6BLdJ0
女の子を徹底的に拘束して調教しちゃったりする。
そんな様々な拘束ネタの妄想を語るスレです。
小説・イラスト等も大歓迎!!

・作品を投下する人は気軽にどうぞ。
・誰かの作品が進行中でも気にせず投下しましょう。
・でもNG/抽出しやすいようにコテハンを付けましょう。
・コテハンに(責め手)→(受け手)で性別を書くとNGしやすいです。
 (男→女、女→男、女→女、男→男など)
・過度の人体改造やグロネタは控えましょう。
・作者のやる気はレスに大きく左右されます。感想≠中傷。リクエストは程々に。
 気に入らないならスルー。目ざわりなら専ブラでNG登録をどうぞ。
・基本的にsage進行で。
・荒らしは放置プレイで。無駄なレスを与えないのがいい奴隷に調教する秘訣ですよ。

Q.Cってなに?
A.支援のことです。
 同じ回線から3回連続でレスをすると、連投規制が掛かってしまいます。
 この規制は3レス分投下された後、他の誰かがレスを書くことで解除されます。
 その結果、作者を助ける事になります。
0027名無しさん@ピンキー2017/01/06(金) 00:06:46.43ID:5K5QM6K/0
C

今までは素顔が出てたっぽいけど、>>24からはマスクしてるのか美香
どんなマスクだろ?
0028しおり2017/01/06(金) 06:47:50.44ID:sdnkZPeQ0
 夏の連続休暇・・・
今年入社した、秘書課の3人が、社長から、避暑地の別荘へ招待を受けた。
それぞれに、予定をしていたこともあったろうが、社長直々に、招待を受けてはと、
内心、渋々ながら、
その招待を受けることにした・・・・

 しかし、その3人の未来は、その避暑地での出来事から、
本人たちが、想像もしえなかった、モノへと、変えられてしまったのだ・・

別荘のコテージへ、到着した3人を、
秘書室のお局様・・・・ならぬ、室長の、早瀬玲子が出迎えた・・・

社長がお着きになるのは、明日の夕方なので、その間は、自由にして、楽しんで下さいと・・・
まるで、事務的な、申し渡しを受けた3人は、
所在無げに、玲子に、どのようにすればいいか・・・・尋ねるしかなかった・・

「そうですねぇ〜〜」  尋ねられた玲子は・・・
冷蔵庫に、シャンパンも冷えてますし、
どうでしょう?・・   誰も気にしない、同期会でもなさっては・・・と、伝えた・・
「ああぁ〜〜  ワタクシは、所用がありますから、お三方の到着を確認したので、
これで、戻ります。」

「後は、ご同期同士、ゆっくりと、お楽しみください」
「ああぁ〜〜  お風呂は、温泉が引かれてますから、24時間、自由にお使いください。」

まるで事務的に、申送りのように、3人の到着を確認した玲子は、
滞在する、部屋へ、案内した後で、別荘を後にした。
0029しおり2017/01/06(金) 07:01:14.38ID:sdnkZPeQ0
 3人の案内された部屋は、
十畳ほどの広さに、無垢材を使ったシングルベットが、3つ、並んでいた、
それ以外の家具や調度品は無く、広々とした部屋に、ベットが三つだけ並んでいた。

3人しかいないとの解放感なのか、さして、疑問にも思わず、それぞれに、ベットを選び、
ベットの足元に、荷解きを始めた・・・

そのうち、3人の中の、一人が、
「ねぇ〜〜  喉、乾いてなぁ〜〜い??」と、言いだした。

言い出したのは、3人の中でも、活動的な、○○○○だった・・・

「そうだねぇ〜   言われてみれば・・・・」
その言葉に、相槌を打ったのが、3人の中では長女的存在の、○○○○、
事由にしていいって言われたから、キッチン、行ってみる??

すぐさま、その提案に同意した。

3人の中では、一番末っ子的な、○○○○は、
「うん」って、うなずき、二人にしたがった・・・・
0030しおり2017/01/06(金) 07:10:07.88ID:sdnkZPeQ0
案内された部屋が、2階だったので、
階下に降り、キッチンに入った三人は、キッチンに置かれた、
大きな冷蔵庫の扉を開け、中を物色した・・・・

扉を開いた正面に、
「ようこそ」と書かれたメモが、張ってある、シャンパンが目に入った。

迷うことなく、そのシャンパンを引っ張り出すと・・・
シャンパンに合いそうなグラスを、食器棚から物色して、
3つ並べて、シャンパンの栓を抜いた・・・・

炭酸ののど越しに一息つくと、三人は、部屋へ戻り、
荷解きもそこそこに、ここのベットへ腰かけて、
残りのシャンパンを、楽しんだ・・・・



はずだった・・・
0031しおり2017/01/06(金) 07:16:45.20ID:sdnkZPeQ0
被虐の彼女たちの、
お名前を、公募します・・・
活発な・・・○○○○
長女的な・・○○○○
末っ子的・・○○○○

皆様の、妄想を、お貸しください
0032しおり2017/01/06(金) 07:22:34.91ID:sdnkZPeQ0
気だるい、
そんな目覚めを、一番最初に感じたのは、○○だった(長女的存在)

そして、一瞬のまどろみの後に、自分の異変に気が付いた・・・・


気付いたのは、肌寒さだった・・・・
「夏なのに??」・・・・
そう・・・そのはず、全裸だったのだから・・・・

正しくは、全裸とも、言い難かった・・・
なぜなら、彼女には・・・・金属製の下着が、宛がわれたいたのだから・・・
0033しおり2017/01/06(金) 07:45:24.98ID:sdnkZPeQ0
正確には、すべてを覆う下着ではなかった・・・・・・

コルセット?
ビスチェ??

バストからウエストを覆う様な、金属製の、コルセット的な物が、被っていたのだ。
0035鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/06(金) 23:08:19.29ID:EwsA4G1w0
新作いいね!
やっぱりコルセットは最高だよな

>>27
詳しくは美希編まで待っててね

8−1
もう寝るのは諦めた。それより、早くこの状態に慣れないと。
幸い、今日からゴールデンウィークだから学校が始まるまでには慣れそうだ。
まずは普通に歩けるようにならないと。
「ひぅっ!」
そう思ってベッドから立ち上がろうとしたら、いきなり大ダメージ。
そうだった、アソコを締め付けないように行動しないといけないんだ。
慎重にベッドから足を下ろす。…よし、これは問題ない。
次に上体を起こして、ベッドに座ってる状態にする。…うっ、ディルドが突き上げてくる…この姿勢辛い…
そして、手と足の力だけで立ち上がる…よし、自力で立てた。
刺激を与えないように、できるだけゆっくり歩く…うん、大丈夫そう。
ただ、力が抜けて足が崩れたりはしなそうだけど快感がどんどん蓄積されてく。
ずっと歩いてたらそのうち歩けなくなりそうだし、何より私の心が潰れる。
ゆっくり歩いてこれじゃ、先が思いやられる。
この連休で必死で慣れるしかない。
0036鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/06(金) 23:10:15.64ID:EwsA4G1w0
8−2
…何で普通に歩くだけなのにこんなに自分の体に気を使わないといけないの?
…何で普通に歩けるようになるために貴重な連休潰してこんな苦行をしなきゃいけないの?
…私は歩くことすら制限されるっていうの?

ハッ!
ダメだダメだ、こういう思考を始めるとどんどん自分が惨めになって、そして…なぜかどんどん感じてしまう。
今性的興奮を加速させるのは自殺行為だ。
そんなことより、感じながら歩くのに慣れないと。この快感に慣れて、少しでも感じないようにしないと。
私は快感にまみれた変態的な高校生活を送りたいんじゃなくて、ごく普通の青春な高校生活を送りたいんだから。

…何でこんなことしなきゃいけないんだろう。歩いても快感が蓄積されていくだけ。こんなの辛いだけだよ。
…それは奪われた権利を取り戻すため。「普通に歩く」という、誰もが持ってるごく当たり前の権利を取り戻すため。
…いや、違う。どんなに頑張っても私が取り戻せるのは「普通を装って歩く」という権利だけだ。感じずに歩く権利なんて、私にはない。
…私の高校生活は歩くたびに感じて、しかも平静を装わないといけない高校生活なんだ。

ダメダメ!これ以上考えたら戻れなくなる!

…歩くたびに感じて、しかも平静を装わないといけない高校生活?
…感じてるのにエッチなこと考えたらいけない高校生活?
…それのどこが普通の青春な高校生活なんだろう?

ーーー私は、普通の青春な高校生活を送る権利まで奪われたの?
0037鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/06(金) 23:15:20.75ID:EwsA4G1w0
8−3
もう限界だった。自分が惨めであると認識すればするほど、どんどん快感が増えていく。
我慢なんてできない。私は廊下のど真ん中で横になってオナニーを始めた。
でも、地獄が始まるのはここからだ。
オナニーしようとしても、アソコも胸もいじれないのだ。
ほんの僅かな刺激を加えることすらできないから、気を紛らわすことすらできない。
ーーー私は、自分で快感を得ることすらできないんだ。
この1ヶ月、何回も感じてきた惨めさ。この1ヶ月、必死に目をそらし続けてきた惨めさ。
何回感じても褪せない惨めさ。そして…私を最も興奮させる惨めさ。
私の快感は、絶頂寸前までいった。そして、いつも通り、ここで平衡状態に達した。
この状態から脱するには、目の前にある絶頂という極上の餌を諦めて、何十分ももエッチなことを考えないように努力し続けなければならない。
身体にくすぶる快感に少しでも身を任せようとすると、それまでの努力が水の泡になって、また平衡状態まで戻ってしまう。

前後に挿入された今、平衡状態から脱することの難しさは今までの比ではない。
ほんの少し身じろぎしただけで、快感を感じ、私を平衡状態まで押し戻してしまう。
もう、いいや。脱するのは諦めよう。
そう思って、私は心の枷を外した。
今まで無理やり抑えていた快感が吹き出てくる。
あぁ、また平衡状態に戻っちゃった。
私にとって嬉しい快感は、平衡状態に至るまでの快感が増加している間のみ。
その時間、わずかに十数秒。
そして、その後に待っているのは、長い長い生殺しだ。私にとって嫌な快感。
…私、バカだ。何でここまで戻ってきちゃったんだろう。
元に戻るために、また何十分も自分の心に嘘をつき続けないとといけないんだ。
はあぁ…私何やってんだろ…
0039名無しさん@ピンキー2017/01/07(土) 14:26:08.91ID:m0aNDRjP0
>>17
振袖というのがよかった。
おかげで正月番組に出ている女の子はみんなあんなインナーを着ているような気がしてくるw
0040名無しさん@ピンキー2017/01/07(土) 17:06:58.70ID:vyi4+ZdZ0
>>17
ラバー製やレザー製の着物ってあるらしいけど
それを着てもらうのも良さそう
0041鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/08(日) 02:14:04.38ID:2Qa7Q1Ha0
9−1

結局、私が立ち上がれたのは日が暮れてからだった。
「どうしよ…貴重な一日潰しちゃったよ…」
こんなどんよりした気分の時にだって、もちろん快感は襲ってくる。ほんとやめてほしい。

私はフラフラになりながらなんとか食卓まで行った。
身体の一部が占領されてるから胃の容積も減ってるけど、それでも朝と昼を抜けばお腹ペコペコだ。
「早苗さん、今日は大変でしたね。大丈夫ですか?」
「大丈夫なわけないじゃん…春香ちゃんのいじわる…」
「ふふふ、それは失礼しました。さあ、早くおかけになってください。料理が冷めてしまいますよ」
うっ…
座るのはちょっと…
「それとも、私が座るお手伝いをいたしましょうか?」
「お願い」
「お手伝いとは言っても、力ずくで座らせるだけですが。それでよろしければ」
「あはは、やっぱいいや、うん。自分で座る」
そんなことされたらまたあの平衡状態になっちゃうよ!
落ち着け、私。大丈夫、ゆっくり座れば。
…うぅぅ、なんとか座れたけど、やっぱ辛いなこれ。
常に圧迫されて、どんどん感じていっちゃう。
「早苗さん、あなたが普段座るのはどんな時ですか?」
「えーっと、まず食事でしょ。それから、勉強、テレビとかかな」
「これから3年間、そういうことをしている間中、今感じてる快感がつきまとうのです」
ひぃっ!!
やめてよ、惨めさを煽らないで!
ただえさえ今感じてるんだから!
「ほら、冷めちゃうから余計なこと言ってないで早く食べよ」
「そうですね。では、いただきます」
0042鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/08(日) 02:16:04.33ID:2Qa7Q1Ha0
9−2
これ以上煽られたら、そのまま平衡状態まで行っちゃうかもしれない。
だから私は、早苗ちゃんが何か言い出さないかビクビクしながら夕食を過ごした。
たとえるなら、学校で何か問題を起こした日の夕食だ。
話を切り出されないように、必死に自分の気配を小さくして、そして目立たない程度に急いで食べ終えた。
「早苗さん」
ギクッ!
せっかく何事もなく食べ終えたと思ったのに!
「な、何かな?」
「夜、お一人で辛いならいつでも私の部屋にいらしてくださいね。深夜でも構いませんから」
「えっ?イカせてくれるの!?」
「ふふふ、二言目にはそれですか。ずいぶんと切羽詰まっているようですね」
「あ、当たり前じゃない。太いの2本も入れてるんだし」
「残念ですが、快感を得る手伝いはできません。ただ、近くに人がいれば多少は気が紛れるでしょう」
「あ、うん。そういうことね」
やっぱりイカせてくれないか。
…なんか春香ちゃん最近私に希望を与えてから絶望に叩き落とすのを楽しんでる気がする。
前後にディルド入れられたときだってそうだし。絶対わざとだよね。
0043鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/08(日) 02:17:04.73ID:2Qa7Q1Ha0
9−3
結局。
私は意地をはって一人で寝ようと思ったけど、もちろん寝付けなかった。
流石に2日連続で寝ないのはまずいかな、と思って春香ちゃんの部屋に行くことにした。
…深夜2時。流石に悪いかな。でも、深夜でも大丈夫だって言ってたよね。

「春香ちゃん、起きてる?」
「はい。どうされました?」
「その、一人じゃ辛いっていうか、なんていうか…」
急に恥ずかしくなってきた!
高校生が中2の子に添い寝をしてもらうってよく考えたら相当みっともない。
「ふふふ、わかってますよ。今開けますね」
そう言って出てきた春香ちゃんは、ものすごく眠そうだった。
「あ、もしかして起こしちゃった?ごめんね」
「いえいえ、早苗さんが来るまで起きてるつもりでしたので平気ですよ」
「え、うそ。じゃあ私が来なかったらどうするつもりだったの?」
「空が明るくなるまでは起きてるつもりでしたよ」
…いつもそう。
春香ちゃんは私にひどいことするくせに、その時以外はとっても私に優しいのだ。
だから、憎もうにも憎みきれない。それどころか、私にひどいことをするのは何かやむを得ない事情があるんじゃないかとすら思ってしまう。
0045鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/08(日) 22:02:17.21ID:2Qa7Q1Ha0
10−1
相変わらず、春香ちゃんの部屋は可愛らしい。
前と違って無機質な装具がない分、余計に可愛らしく見える。
…あの兎のぬいぐるみ抱いて寝るのかなあ。そうすればもう春香ちゃんは天使にしか見えない。
「さあ、まずはハーブティーでもいかがですか?ああ、お辛いでしょうから立ったままでけっこうですよ」
「…食事の時は無理やり座らせたくせに」
「ふふふ。だって今意地悪したら、早苗さんは帰ってしまうでしょう?」
確かに。
…それにしてもあのぬいぐるみ、妙に存在感ある。つい目がいってしまう。
「あのぬいぐるみ、気になります?」
「あ、うん。春香ちゃん、実はあれ抱いて寝たりとかするの?」
「ええ。とっても温かいんですよ」
やっぱり春香ちゃんは天使だったみたいだ。
…って、あれ?
「…温かい?ぬいぐるみが?」
「早苗さんも抱いてみてはいかがですか?」
「うん」
間近で見ると思ってたほど大きくはなかった。長さは80cmくらいかな。

…確かに温かい。それに抱いてると安心する。
「これ私の部屋にもほしいなー」
「今度美希さんにお願いしてみてはいかがですか?」
「これ、美希さんが作ったの?」
「いいえ。作ったのは私です」
「え?じゃあ何で美希さんにお願いするの?」
「ふふふ。そのぬいぐるみ、何でそんなに温かいかわかります?」
「何で?」
「私が中に美希さんを押し込んだからです」
春香ちゃんは、兎のぬいぐるみのしっぽを回しながら言った。
もうやだこの子!少しでも天使だと思った私がバカだったよ!
0046鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/08(日) 22:04:40.91ID:2Qa7Q1Ha0
10−2
「美希さん、朝には出してあげるんだよね?」
「ええ。美希さんがいないとこの家の家事が回りませんからね」
「そ、そうだよね」
ずっと閉じ込められるわけじゃないんだ。もう会えないかもって思っちゃった。
「それで、さ」
「はい?」
「私もいつかぬいぐるみに閉じ込められちゃうの?」
「いいえ。ぬいぐるみには閉じ込めません」
「…ぬいぐるみ以外には閉じ込めるの?」
「ふふふ、それは内緒です」
絶対閉じ込める気だ!春香ちゃんは、いつも私の最悪の想定と同じくらいかそれより酷いことをさせてくるから。絶対そうだ。
寝てる間中、あんなに狭いところに閉じ込められちゃうんだ。
あの兎のぬいぐるみ、長さが80cmくらいしかないから、入るには身体を丸めるしかない。
どうしよ、興奮してきちゃった。
ていうか、ぬいぐるみから息が出てきてない。空気穴はどこにあるのかな?
「春香ちゃん、美希さん今どこから息してるの?」
「ふふふ。美希さんの息は外には漏れませんよ」
「えっ?じゃあ美希さん死んじゃうんじゃない?」
「いえ。呼気の二酸化炭素を分解して酸素にしてもう一回吸わせれば、外に空気が漏れずに呼吸が維持できるんですよ」
「…それすごい苦しそう」
「ええ、ものすごく苦しいそうです」
「…一晩中?」
「はい」
一晩中苦しい思いをするんだ…
そんなの、私には耐えられない。いや、耐えられるか耐えられないかじゃない。
無理やり耐えさせられるんだ。今の私が、快感に耐えられなくても強制的に耐えさせられてるように。
あぁぁ…ヤバいよ、また興奮したまま降りてこれなくなっちゃうよ…
0047鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/08(日) 22:05:25.03ID:2Qa7Q1Ha0
10−3
「…早苗さんは悶え苦しむためにここに来たんですか?」
「違うよ、そんなわけないじゃん」
「だったら自分を追い詰めるような質問はなされないほうがいいと思いますが…」
…確かに。今私が興奮しちゃってるのは自業自得だ。
「ふふふ。今日は早苗さんが抱きまくらになってくださいね」
ひいっ!
私、やっぱりあのぬいぐるみの中に入れられちゃうんだ!
ヤバい、どんどん興奮してく。
「もしかしてあの中に入れられると思いました?」
え?違うの?
「このまま抱き合って寝ましょうって意味ですよ」
なんだ。そうなんだ。
そう思って安心してると、春香ちゃんが抱きついてきた。
ヤバい、ドキドキする。私そっちの気あるのかな?
「早苗さん、顔赤いですよ」
「そ、そんなことないよ!」
「私に抱きつかれて、興奮しちゃいましたか?」
「そ、そんなわけないじゃん」
「ふふふ」
何この余裕。ムカつく。

春香ちゃんは、私に抱きついたまま寝ちゃったみたいだ。
私は、ドキドキして眠れなかった。
でも、いつものもどかしい嫌な性的興奮と違って、心地いい興奮だった。
ずっとこのままいたいと、そう思わせるような。
…ちょっと寝顔見てみようかな。

何この子。可愛すぎるんだけど。もう天使としか思えない。
いやいや、騙されるな私。そもそも私にこんなもどかしい思いを強制してるのは春香ちゃんなんだから。
0048鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/08(日) 22:16:12.29ID:2Qa7Q1Ha0
とりあえず1章終了!
今のところ本編6章+美希編3章くらいを予定してる。
あと明日成人式だから更新する時間ないかも。書き溜めはあるんだけどね。
0051名無しさん@ピンキー2017/01/09(月) 16:32:56.22ID:PXe1Pdv50
ラバー振袖かぁ
臭い以外だったらそれほど変に思わないかも

水洗い出来る!雨や雪でも濡れない!ゴム製振袖

とかで売り出しそう
0053名無しさん@ピンキー2017/01/11(水) 21:34:06.10ID:18A2JMBt0
11?1
連休明け。
快感を我慢しながら必死に歩行練習したおかげで、なんとか普通に歩けるようになった。
いや、実際は普通に歩いてるように見えるだけだ。
平静を装えるようになっただけで、感じまくってしまうのはやっぱりどうしようもなかった。

電車は特に辛い。
満員とまではいかないまでも、すぐ近くに人がいる状況。運が良くないと座れない。
加速。ブレーキ。カーブ。
立ってると、こういった時に無意識に踏ん張ってしまう。
…そして、前後に2本のディルドを挿入させられてる私は踏ん張るとそのディルドを噛み締めてしまうのだ。
「っ、くぅぅっ…」
その快感は、思わず喘ぎ声が出てしまうほど。
必死に声を抑える。たぶんすごい形相になってるけど、流石に表情まで取り繕う余裕はない。

あまりにも辛そうに見えたのか、前に座ってたお姉さんが席を譲ってくれた。ラッキー。
って思ったんだけど、こっちの方が全然辛かった。
座ってる時は立ってる時よりも奥に食い込む。しかもそれに電車の縦揺れが加わるから、揺れがダイレクトに膣の奥に伝わってくるのだ。
それは、まるでディルドがピストンして何回も奥を突いてくるような感覚。
こんなの耐えられるわけない。
でもお姉さんに譲ってもらった手前、電車降りる前に席を立つのも変に目立ってしまう。
あまりの快感に平静を装いきれる自信がないため、目立つのはやっぱり避けたい。
私はどうしようもなく、その快感に耐え続けた。電車を降りる頃にはもうフラフラで、立ち上がるのすらやっとだった。
なんとか電車を降りた私は、そのままトイレに直行した。
登校する前に、何とか興奮を鎮めないと。
でも、大丈夫。
こんなこともあろうかと、今日はかなり時間に余裕をもって家を出たのだ。
0054鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/11(水) 21:38:56.50ID:18A2JMBt0
すまん、コテつけ忘れてた

11ー2
うー…
少しはマシになったけど、まだけっこう高ぶってる。
冷まそうとしてもどうしてもディルドに意識がいってしまうのだ。音楽とか聞いて必死に逸らそうとしても無駄だった。
でも、しょうがない。そろそろ出ないと遅刻しちゃう。
…あ。
しまった。
その時間は「急げば間に合う」時間だった。今の私は急げない。
うーん…まあ、多少の遅刻なら目立たないか。授業中に行かなければ平気かな。

そう思って、タカをくくってゆっくり歩いてると、
「あーっ、早苗じゃん。珍しいね、こんなギリギリに来るなんて」
げ。
この子は飯島青葉。高校に入ってからできた友達で、私の数少ない友達の一人だ。
悪い子じゃないんだけどちょっと活発で強引な子で、こんな状態の私にとっては一番遭遇したくない相手だった。
「ほーら、何のんびり歩いてんの。急がないと間に合わないよ!」
そう言って、青葉は私の腕を掴んで早歩きを始めた。
「わっ、ちょっ、ちょっと待って!待ってってば!やだ、やめて、離してよぉぉぉ!」
「だーめ。ほら、とっとと歩く!」
腿枷のせいで股を大きく開けないから、早歩きなんでできるわけがない。つまり、青葉についていくためには、身体のどこかで無理をしないといけない。
そして最悪なことに、私は股に無理な力を入れるしかなかった。
そうすると、私の下半身はもちろん悲鳴をあげてしまうわけで。
「あっ、うぅぅぅ、んっっっ!!」
必死に喘ぎ声を抑える。
「なーに色っぽい声出してるのさ。バイブでも突っ込んでんの?」
ギクリ。
バレたかと思って、顔が真っ赤になる。
あ、ヤバい。これで顔赤くしたら認めたみたいなもんじゃん。
「あー、早苗も下ネタ耐性ないタイプだっけ?ごめんねー」
変な解釈をしてくれたみたい。よかった。
0055名無しさん@ピンキー2017/01/11(水) 21:48:02.60ID:18A2JMBt0
11−3
教室につくころにはもうメロメロだった。
「あっ、くぅぅぅ…」
だから、椅子に座るだけで、声が出そうなほど感じてしまった。
こんなんで今日一日大丈夫かな。

「…早苗、大丈夫…?」
そう言って、小声で声をかけてくれたのは、席が隣の斎藤玲奈。
この子は青葉とは対照的で、ずいぶんと大人しい子だ。もっとも、自分の趣味の話になると止まらなくなるのだが。
普段はいつもこの3人で喋ってる。
体育会系な青葉とオタクな玲奈、そして(自称)一般人の私。
何でこんなカオスな3人組ができあがったかというと…
「私、この連休でハワイの別荘に行ってきましたのよ」
「ふふふ。私は、フランスのグルメツアーに行ってまいりましたわ」
「まあ、羨ましい。私なんてフロリダの友人の家でパーティーをしただけですのに」
そう。
高校受験の時期を逃した私は、春香ちゃんの手引で春香ちゃんと同じ学校に通うことになったんだけど。
この学校は典型的な中高一貫のお嬢様学校なのだ。
見渡す限り、春香ちゃんみたいな喋り方をする子ばっかり。
しかも金銭感覚だって違う。フロリダでパーティーできれば十分じゃん!
高入生でしかも庶民。そんな私達3人は浮きまくってたわけで。
そんな3人がグループを作るのは自然なことだった。

「…早苗?」
「あ、大丈夫だよ。ごめんね心配かけて」
「…大丈夫じゃない。早苗、なんかいつもと違う」
「えっ?そ、そんなことないよ。あはは」
「…早苗のうそつき」
そう言って、玲奈はそっぽを向いてしまった。
こうなるとちょっとめんどくさい。
…まあ、ディルド入れられてるってバレなきゃいいんだけどさ。
0059鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/13(金) 21:53:40.14ID:HzTP5yzf0
12?1
1限:数学
…どうしよう。さっきまでの興奮がちっとも収まらない。
明らかに勉強する精神状態じゃないよ、これ。
とりあえず適当に問題解いて気を紛らわそう。
おっ、これなら解けそう。
えーっと、まず代入して…
ギュッ…
あ、これ因数分解できそう…
ギュッ…
よし、因数分解できた。これで解ける…
ギュッ…
ああ、もう!!
いちいち存在を主張してこないでよ!
私の中に入ってるってちゃんとわかってるから!
「…おい瀬良、何で別のページの問題解いてるんだ?」
ギクッ!
「85ページの問題が解けるのか。なら81ページの問題も余裕だな?…これ解いてみろ」
…どうしよ、わからない。
「えっと、その問題わからなくて…」
「おいおい…わかんなかったらヒントやるから、とりあえず黒板の前に来い」
ですよねー。普段なら全然問題ないんだけど、今日はちょっと困る。何せ、黒板の前に行くのも一苦労なのだから。
…しょうがない。覚悟を決めるか。
0060鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/13(金) 21:55:29.80ID:HzTP5yzf0
12−2
席を立つ。うわ、既にけっこう注目されてる。…バレないよね?
黒板まで歩く。もちろん感じてしまう。
ふと、私のアソコが冷たく感じた。
そうだ。今、私のアソコは外の空気に直接触れてるんだ。
…今私、注目されながら感じちゃってるんだ。アソコを外の空気に晒しながら。
ギューッ…
ああもう、変なこと考えたから余計に感じちゃったじゃない!

何とか黒板の前までたどり着いた。
「で、どこがわからないんだ?」
「えーっと…どこから手を付ければいいのかさっぱりわからなくて…」
「なら授業聞いとけよ。…ほら、まずこうやって因数分解するんだ。残り埋めてみろ」
そういうと、先生は黒板の上の方にヒントを書いてくれた。
普通の時だったらちょっと背伸びすれば届く高さだけど、今はディルドを前後に2本も噛み締めてる。背伸びしたら股に力が入って、より強くディルドを噛み締めてしまいそうで怖い。
背中に皆の視線を感じる。…やるしかないか。
「ひぅっ」
やっぱり、思いっきり噛み締めちゃった。しかも変な声出ちゃったし。
皆の視線が強まった気がする。今の声聞こえちゃってないかなあ。
一行目が終わればもう楽だ。
…前後に大きいディルド咥えておいて楽なんて、まるで変態みたいでいやだけどさ。
0061鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/13(金) 22:18:14.19ID:HzTP5yzf0
12−3
「…よし。大丈夫だ。席戻っていいぞ」
よかった…
私はこの時安心しきっていた。そして、早く席について視線から開放されたかった。だから油断してしまった。
そう。椅子に思いっきり座ってしまったのだ。
「ひゃうん!」
やっば。思いっきり喘いじゃった。
恥ずかしい…
やだ、私に注目しないで!そんな目で見ないで!
「…瀬良、大丈夫か?」
「だ、大丈夫です!」
「そうか、ならいいが…」

先生が授業を再開した後も、何人かがしつこく私を見てクスクス笑ってくる。恥ずかしい。
そして恥ずかしさを感じる度に、まるで罪人の刻印のようにディルドの存在を感じてしまう。
もう許してよぉ…
0063鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/14(土) 21:28:14.34ID:H+GVPIKe0
13−1
2限:物理
この時間は実験だった。
水の入った2Lのペットボトルを振って、温度が上がるかどうかを確かめる実験。
どうやら、かなり思いっきり振らないと温度が上がらないらしい。
振る係と温度を計測する係、結果を記録する係の3つがある。
実験のグループは出席番号順だから、残念ながら青葉も玲奈も同じグループにはいない。私の他にはお嬢様2人だけだ。

係を決める時が来た。ディルドを前後に咥えこんでる私としては、振る係は何としても避けたい。
「あのー、振る係なんですけど」
「…」
「…」
こわっ!「そんなのは庶民の仕事ですわ!」と言わんばかりの無言の視線。
「ぜ、是非私にやらせていただきたいな、と思うんですが」
「まあ、それは素晴らしいですわ。では、私は温度を計測いたしましょう」
「では私は結果の記録ですね。お任せくださいませ」
最悪だ。でもしょうがない。この学校において庶民のスクールカーストは低いのだ。
そんな私がお嬢様に逆らうわけにはいかない。
0064鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/14(土) 21:28:47.16ID:H+GVPIKe0
13−2
…と思ったら、ガチになって振ってるのは脳筋の青葉くらいだった。
よく考えたら、ここはお嬢様ばっかり。お嬢様が2リットルの水入りペットボトルを思いっきり振るわけがない。
よかった。私もそこそこでいいや。
しゃか…しゃか…
「…」
「…」
ちょ、何よ?文句あるの?「庶民のくせになにお上品ぶってるのかしら」みたいな視線で見ないでよ!文句があるなら自分が振りなよ!
しゃか…しゃか…
「…」
「…」
あ、やばい。視線に圧力が伴ってきた。
わかったよ、わかりましたよ!思いっきり振ればいいんでしょ!青葉みたいに!
シャカシャカッ!
ギューッ!
くぅぅ…
2リットルの水入りペットボトルを振るわけだから、当然腰に力が入り、その分ディルドを締め付けてしまう。
しかも、その状態で上半身が動くのだ。それにつられてほんの少しだけディルドも体内で動いてしまう。
シャカシャカッ!
ギューッ!
くぅぅ…
0065鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/14(土) 21:29:17.68ID:H+GVPIKe0
13−3
しかも。
「…」
「…」
お嬢様2人から思いっきり見られている。まるで、私という動物を観察しているみたいだ。どうせ「庶民はこんなに激しく動くものなのでしょうか」とでも思ってるんだろう。
シャカシャカッ!
ギューッ!
くぅぅ…
やめてよ、そんなに見ないでよ。まるで私が2人に見られながらオナニーしてるみたいじゃない。
…あ。
今の考え方はマズかった。
やばい、やばい、快感がどんどん膨らんでく…
シャカシャカッ!
ギューッ!
「あっ……んんっ……」
ああ…声まで出しちゃった…
お嬢様2人に見られながらオナニー…
シャカシャカッ!
ギューッ!
「くっ…ううぅん……」
あ、ヤバい。これ癖になりそう。
「はーい、そこまで。計測係、急いで温度計測しろー」
あっ。何よ、私のオナニー勝手に中断しないでよ!

…やば。
私ったら、何やってんだろ。これじゃまるで変態だ。
「早苗さん?早くそれをお渡しください。水が冷めてしまいますわ」
「あ、ごめん。忘れてた」
「ふふふ。あれだけ必死になって振っていらしたのですもの。冷ましてしまってはもったいないですわ」
…やっぱりお嬢様は苦手だ。
それにしても、さっきの私の痴態がバレてないみたいで本当によかった。
0066名無しさん@ピンキー2017/01/15(日) 00:17:08.71ID:n5Dk/jbk0
C
日常にエロが侵食してきて、それに耐えている様子が超萌えます
これからどうなるのか、どうされるのかとても楽しみにしています
0067名無しさん@ピンキー2017/01/15(日) 13:02:28.21ID:8obVFWKG0
C
オナニー勝手に中断しないでよ!

ってのはちょっと笑った
0068鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/15(日) 23:41:07.80ID:J9hdeKLF0
14−1
3・4限:音楽
ふっふっふ。この授業は私が無双できる唯一の授業だ。
なにせ、1年生の授業は全部ピアノなのだ。
ピアノはお嬢様の嗜み。そんな理念で、なんと音楽室には1クラスの人数分のピアノがある。
そして、実は私はピアノが超得意なのだ。淑女の嗜みレベルのお嬢様達に負けるわけがない。
他のところで劣等感を感じながら過ごしている私は、先週までここぞとばかりにドヤ顔でピアノを披露してきた。

そして今週。抜き打ちテストだ。しかも連弾の。
もちろん、私はいろんなとこ引っ張りだこだ。
「早苗!私と組むよね?ね?ね?」
「…ダメ。早苗は私と組む。これは決定事項」
「やめて!私のために喧嘩しないで!」
そんな風に調子に乗ってると、とんでもない人から鶴の一声がかかった。
「瀬良様。もしよろしければ、わたくしとお供していただけませんか?」
クラスの最大派閥のリーダー。どこかの財閥の令嬢らしい。
クラス中が静まり返って私に注目する。
当然、断るなんて選択肢は私にはなかった。
「あ、はい。私でよければ」
0069鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/15(日) 23:48:48.19ID:J9hdeKLF0
14−2
私が低音を弾くことになった。ふつう連弾する時は、低音を演奏する側がペダルを踏む。
ペダルを踏むのって意外と力がいる。普段は無意識のうちに踏んでるから気づかないけど、ディルド噛み締めながら弾いてるとそれを実感する。
くぅぅ…ペダルを踏む度にもどかしい快感が生まれる。
それに令嬢の子、予想以上にピアノが上手い。
相手の子がそんなに上手くなければ全力で弾かなくても問題ないけど、この子めちゃくちゃ上手い。手を抜いたら相手に失礼だ。
普段ドヤ顔で披露してきたせいで、私の全力が知られちゃってるしね。
この子に睨まれたら私の学校生活が終了するのは目に見えてるから、そんなことはできない。
全力で弾くということは、ディルドに気を使って弾く余裕がないということ。
アソコが刺激されようが、なりふり構わずにピアノを弾くことに集中しなければならない。
ヤバい。どんどん興奮していく。

「瀬良様は本当にお上手なんですね。わたくし、いつまでも貴女と弾いていたいですわ」
そう言われて、令嬢の顔を見る。
嫌味のないお嬢様言葉。屈託のない笑顔。体温を感じるほどの距離感。…そして、ディルドによる興奮。
…どうしよ、令嬢がすごい魅力的に見えてきてしまった。今すぐこの清純な唇を奪いたい。
「…瀬良様?どうかなさいましたか?」
はっ!?私は何を?
「い、いえ。何でもないです」
「左様ですか。ところで、30小節目のここなんですけども…」
あぶないあぶない。財閥の令嬢に無理やりキスなんてしたら、学校生活どころか人生が終わっちゃうかもしれない。
それにしても、やっぱり私にはそっちの気があるのかも。春香に抱きつかれたときだってドキドキしたし。

私はドキドキしながらも、無事テストを終えることができた。
今日の午前中は本当に長かった。やっと昼食だ。
0070鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/15(日) 23:49:57.38ID:J9hdeKLF0
14−3
「…きょうの早苗、絶対おかしい。私達は親友なんだから、隠さず教えるべき」
ギクッ。玲奈は本当に鋭い。
「え?いや、おかしくないよ。うん。連休明けだからイメージ変わっちゃったんじゃないの?ねえ、青葉」
「うーん…私にはいつも通りに見えるけど」
「…嘘」
「いや、だからおかしくないって」
「早苗は嘘つくとき、いつも相手の左頬を見る」
うそ!?知らなかった!
「…私は青葉と違って口が固い。言いふらされたくないことなら、後でこっそり私に教えてくれてもいい」
「えっ?ちょ、何よそれー。どうせ私は口固くないですよーだ」
「あー、ごめんね。それでも言いたくないかな」
「…そう。でも、本当に心配」
玲奈は純粋に私の事心配してくれてるんだよね。だからちょっと心が痛い。
「大丈夫だって」
「…わかった。早苗を信じる」
ごめんよ、玲奈。でも本当のことを言うわけにはいかないから。許してね。
0072鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/16(月) 23:06:53.07ID:sXMFd8/f0
15−1
5・6限目:書道
ひいっ!?こんな状態の私にとっては最悪の科目だ!
何がヤバいって、床に正座して書かなければいけないのだ!
正座はヤバい。立っている時より座っている時のほうがより深くディルドが食い込むけど、正座するとそれよりも深くディルドが食い込む。
「くっ…ぅぅ…」
これは…正直キツい。
奥が圧迫されて、普通に座ってる時以上に感じてしまう。
でも、こんなのはまだ序の口だった。
床に置かれた半紙に書くには、正座しながら腰をあげて前かがみになったり、正座しながら移動したりしなければいけない。
どちらの動作もディルドをより深く噛み締めてしまう。
正座の移動は特に厄介。腿枷が私の動きを強く制限するからだ。
腿をあまり開かないように意識しながら移動しないといけないんだけど、そればかり意識してると今度はディルドを強く噛み締めてしまう。
「うぅぅぅ…」
そうやって四苦八苦しながら書いてった。私の興奮はどんどん高められていく。
やっともうすぐ1枚書き終わるとこだ。今日のノルマは10枚で、終わらなかったら居残り。できればそれは避けたい。
…あっ。この動きならいいかも。腿をそんなに動かさなくていいし、ディルドの刺激もそんなにひどくない。
よし、これからはこれで…
ビリッ!
…半紙が破けちゃった。
せっかくあと一字だったのに!もうやだ!許してよぉ!
0073鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/16(月) 23:08:43.68ID:sXMFd8/f0
15−2
腿を開かないことと、半紙を破らないこと、そしてアソコに刺激を与えないこと。
この3つ全てを同時に意識するのは私には無理だ。
頻繁に半紙を破ってたらいつまでたってもノルマを達成できないから、これは外せない。
腿枷が引っかかってコケたりとかすると大変。下手したらスカートの中の腿枷や貞操帯が見えちゃう。だからこれも外せない。

…ってことはアソコの刺激を我慢するしかないってこと!?
わかったわよ!我慢するよ!我慢すればいいんでしょ?
もう…何で快感を我慢しながら書道しなきゃいけないのよ…
何で私ばっかりこんな惨めな目にあわなきゃいけないのよ…
ドクン…
あっ、こっちに思考が振れるとヤバい。
落ち着け私。精神統一だ。
そう思って、つい思いっきり正座してしまった。
「ひゃん!」
あぅぅ…何で正座する度に感じなきゃいけないのよ…何でディルドが突き上げてこないか気にしながら正座しなきゃいけないのよ…

あれ、視線を感じる。
…やば。私、書道中の静かな教室で、思いっきり喘いじゃったんだ。そりゃ注目集めるよね。
正座して、ディルドを深く噛み締めながら、晒し者にされる私。
ドクン…
だから変なこと考えるなってば!
0074鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/16(月) 23:11:30.82ID:sXMFd8/f0
15−3
結局。
ディルドの突き上げを犠牲にすることにした私は、黙々とノルマをこなしていった。
もちろん、私の心はズタズタだ。
常に正座やそれに近い姿勢をとってるせいで、常に身体に一定量の快感が加えられてしまう。
何かしらの動作をする度に、加わってる快感が大きくなる。
そして、移動する時はかなり大きな快感が加わる。ディルドがアソコにゴリゴリと食い込むのだ。
加わっているのは肉体的な快感だけではない。
さっきの喘ぎ声のせいで、何人かのお嬢様がこっちをチラチラ見てクスクス笑ってくるのだ。
明らかにあざ笑うような笑みを浮かべる子や、微笑ましいものを見るような笑みを浮かべる子。
笑い方はそれぞれだけど、そのどれもが私に惨めな思いをさせ、そして何故か私の脳はそれを精神的な快感に変換してしまう。
その結果。私の顔は上気してしまい、息も乱れてしまった。

それでも、8枚目までは何とか書ききった。しかし、問題は9枚目を半分くらい書き終わった頃に起きた。
…半紙が、濡れてる…
私は、感じてもそんなに濡れる方じゃない。
実際、電車や午前中は貞操帯のみのノーパンで過ごしたけど、どこかを汚すようなことはなかった。
でもこの時間の快感は大きすぎたみたい。私のアソコが悲鳴をあげてるんだ。
時計を見る。残り時間は15分。
トイレに行って拭いてたら居残りは確定。濡れてるといっても上から墨を塗るのに問題があるほどじゃないから、このまま続けても一応平気だ。
でも。
その場合、自分のエッチな汁で濡れた半紙を提出しなければならない。そんな恥ずかしいこと、私にはできない。
…諦めて居残りするしかないかな。
0076鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/18(水) 00:08:38.29ID:ZxhV2v+Q0
16−1
そう思ってると。
お嬢様のうち1人が、また私の方を見てクスクス笑ってきた。
ムカつくけど無視…
あれ?
あの子、まだ7枚目だ。居残り確定じゃん。
ふと、他の笑ってきた子の枚数を確認すると。
…全員居残りになりそうだ。
これはマズい。
居残りになると、担当の教員が帰っちゃう。つまり、監視がいなくなる。
あの性悪なお嬢様方のことだ。監視がなくなったら、間違えなく私に絡んでくるだろう。
最悪、貞操帯のことがバレてしまうかもしれない。
それだけは避けないと。
…このまま書き続けるしかないのかな。

結局。私は愛液を半紙に垂れ流しながら書き続けた。
その状況を意識すると半紙がダメになるくらい愛液を出しちゃいそうだったから、ひたすら無心になるように努めて書いた。
その結果。10枚目は素人目に見ても最高の出来になった。…いや、なってしまった。
10枚書き終わると、それを全部提出して、その中から一番出来がいいものを先生が選んでクラスに展示することになっているのだ。
もちろん判断するのは私じゃなくて先生だけど、ほぼ間違えなくこれが選ばれる。
そう。よりにもよって、愛液で濡れた作品がクラスに掲示されてしまうのだ。
「…早苗。青葉も私も待ってる。早く片付けて一緒に帰ろ」
はぁ…もう諦めるしかないか。
0077鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/18(水) 00:09:02.95ID:ZxhV2v+Q0
16−2
放課後。
この時間は、私達が一番楽しみにしてる時間だ。
普通の女子高生なのに超お嬢様校に通う羽目になった私達の学校生活は、非常に鬱屈としたものだった。
だからこそ、放課後くらいは普通のJKっぽいことをしたい。
そういうわけで、放課後は毎日3人で集まって街に遊びに行ってるのだ。

快感を無理やり我慢させられて、フラストレーションが溜まりに溜まっていた私は超乗り気だった。
「今日どこ行くー?」
「どこでもいいよ。それより早く行こ」
「…早苗、今日は妙に積極的」
「ふふん。まーね」
「あっ!そーいや今日ボーリング半額だ!これは行くしかないよ!」
「!」
ボーリングはヤバいって!カラオケとかそういうのだと思ってたのに!
「…私も賛成」
「えっ、それは…」
「えー?どこでもいいって言ってたよね?早苗に拒否権はないよーだ」
「…早苗。安心して。私も下手だから」
「いや、そういう問題じゃなくて…」
「…練習しなかったら、いつまでも下手なまま。私達だけなら、恥かかない」
ダメだ。玲奈が完全に勘違いしてる。
本当の理由言うわけにもいかないから、訂正もできない。
「い、いやー…実は今日用事があって…」
「嘘つけー。さっきまであんなに乗り気だったくせに?」
「…早苗、また嘘つく時の癖出てた」
「諦めなって。別に下手でも笑わないからさ。いや、むしろ私がコーチしてあげるよ!」
行くしかないのかな…
0078鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/18(水) 00:10:08.07ID:ZxhV2v+Q0
16−3
結局。
私は押し負けてボーリングに連れてかれた。
「まずは私からだね。そりゃー!…ってうわ!パンツ見えちゃったかも?あはは!」
「…思いっきり見えてた。青葉はもう少し恥を知るべき」

…どうやら、私は想像以上にピンチみたいだ。球を投げる時に感じる快感だけだと思ってたのに。
青葉はパンチラですんだけど、私は貞操帯チラだ。見えた瞬間変態扱い。
それに、貞操帯が見えるまでスカートが上がらなくても、腿枷が見えちゃう。
相当気を使わないといけない。

…えっ?腿枷?
そうだった。腿が開けないんだった。
腿枷がついてると悟られないようにしないといけないから、腿を開かずに自然とボーリングしないといけない。
「違うよ玲奈、もっと腰下ろして…」
青葉のやつ、直接身体に触れて指導してる!
ヤバいよこれ!ハードモードすぎるよ!
腿を開かずに、青葉が教える必要がないレベルでボーリングしないといけない。
それもパンチラもとい腿枷チラと噛み締めてるディルドに気を使いながら。
「次!早苗の番だよ!」
ヤバい!あの子目がキラキラしてる!私に教えたくて教えたくてしょうがないんだ!
…覚悟を決めていくしかない!
「あ、違うよ!もっと股開いて腰落として!」
「ちょ、やだ、待って!」
青葉の手が貞操帯のベルトの部分に伸びてきた!
0081名無しさん@ピンキー2017/01/18(水) 07:35:27.06ID:/nm9oTQR0
C
80みたいのは気にせずマイペースで大丈夫ですよ
長い方がじっくり楽しめますし!
0082鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/18(水) 22:08:37.37ID:ZxhV2v+Q0
17−1
私は必死に避けようとした。
あ、やばい。
ツルッ
ステン
ゴリッ!
「ひうんっ!あああああぁぁぁっ!!」
何とか触れられずにすんだけど、その代償として。
咄嗟に全力で避けた私は、思いっきりコケてしまった。…お尻から。
ディルドが一気に奥を突き上げた。
ものすごい快感。一気に絶頂寸前まで引き上げられた。
「…ごめんね、早苗。大丈夫?」
「はあ、はあ…うん、何とか」
「…早苗、触られるの嫌がってる。青葉、口で説明してあげて」
「そうだったんだ。本当にごめんよ、早苗」
「あ、うん。もういいよ」
玲奈、ナイス!ファインプレーだよ!

転んだ時の快感は想像以上に大きかったみたい。
じっとしてればちょっとずつ冷めていくんだけど、無理な姿勢で投げないといけないから、順番が来る度に快感が追加されちゃう。
結果、快感の収支はプラマイゼロ。ちっとも快感が冷めない。
結局、ボーリングの間中悶々とする羽目になった。
フラストレーションを発散しようと思ったのに、余計に溜め込んじゃった。
0083鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/18(水) 22:09:24.64ID:ZxhV2v+Q0
17−2
帰りの電車で加減速とカーブに責め立てられながらも、何とか家についた。
美希さんが玄関で待っててくれたようだ。
美希さんの顔を見ると安心しきってしまい、今日一日の疲れがどっと出て倒れ込んでしまった。
美希さんが膝枕しながら頭をなでてくれてる。

今日一日、本当に辛かった。
やっぱりディルドを前後に入れたまま外に出て普通の学校生活を送るなんて無理がある。
春香ちゃんは、この学校には体育がないから何とかなるとか言ってたけど、そういう問題じゃない。
常に犯され、そして排泄しながら学校生活を送らないといけないのだ。しかも、平静を装いながら。
できるわけがない。こんなの毎日やってたら本当におかしくなっちゃう。
「早苗さん、今日は本当にお疲れ様でした。さぞかしお辛かったことでしょう。ゆっくり休んでください」
「春香ちゃん…ごめん、私、もうこれ耐えられないや」
「…早苗さん」
「無理だよ、こんなの。せめて学校行ってる間だけでいいから外してよ。ううん、外さなくてもいい。せめてディルドだけは抜いてよ。ね?」
「…よほどお疲れのようですね。明日は欠席すると、担任の方に伝えておきます」
「何で!?ここまで譲歩してるのに。春香ちゃん!ひどいよ!」
「…早苗さん。私は貴女が理不尽な責めに必死に耐えてる姿を見るためにこの家にお招きしました。もし、どうしても耐えられないと言うのなら…冷たいようですが、この館から去っていただくことになります」
「…春香ちゃん」
…そうだった。
そもそも私に、選ぶ権利なんてなかったんだ。選ぶ権利がない人が譲歩しても何の意味もない。
今までは春香ちゃんが私に優しくれてたから、それに甘えてた。だからすっかり忘れてた。
春香ちゃんは、私の生殺与奪を握っている絶対者なんだ。

本来なら、私の人生はあの火災で終わってたんだ。生きるためのすべを失ったのだから。
それでも生きていくためには、他人に養ってもらわないといけないんだ。…自分の身体を対価に差し出してでも。
ーーーああ、そうなんだ。私の身体は、もう私のものじゃ…
0084鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/01/18(水) 22:09:59.77ID:ZxhV2v+Q0
17−3
「んっ…むぐっ!?」
気づいたら。私は春香ちゃんにキスされてた。
「むぐぐーっ…ぷはっ…はぁ、はぁ」
「ふふふ。いかがでしたか、私の唇は」
「は、は、は、春香ちゃん!ど、ど、どういうつもり!?」
「冷たいことを言ってしまったお詫びです。安心してください。私は春香さんをこの館から追い出すようなことは絶対にいたしませんので」
突然のキスに私の思考は完全に塗り替えられて、さっきまで自分が何を考えてたのかを忘れてしまった。
その空白になだれ込んできたのは、名状しがたい感情の濁流。私はそれを春香ちゃんの胸に押し付けた。
「ふぇぇ…春香ちゃん…うえええん!」
「よしよし。今日一日、早苗さんは本当によく頑張りました。そんな早苗さんに辛い言葉をかけてしまうなんて、私はどうかしていました」
「うええええ、ぐすっ、ぐすっ…」
「私の胸なんかで落ち着くなら、いくらでも使ってください」
「ぐすっ、ありがとう、春香ちゃん…」

結局。
この日は、春香ちゃんの部屋で一晩中慰めてもらった。
そして、夜が明ける頃にはぐっすり眠っていた。

「ようやく眠りについたようですね。それにしても危なかったです。早苗さんの調教を完了してしまうところでした。開き直って被虐の快感を貪られたらつまらないですもの。ふふふ、まだまだ楽しませてくださいね、早苗さん」
そんな春香ちゃんの悪魔の呟きが私の耳に入ることはなかった。
0085名無しさん@ピンキー2017/01/19(木) 02:40:56.69ID:XV5trCzj0
設定系を投下する場合、連載が終わってからの方が良いか?
話し途切れちゃうし
0087名無しさん@ピンキー2017/01/21(土) 01:53:38.84ID:xJDVqvM50
C
ギリ堕ちない程度にとどめる春香ちゃん、よく分かってらっしゃる
これで中2とか末恐ろしい子ですわ
0089名無しさん@ピンキー2017/01/22(日) 02:02:30.22ID:ijSpqQgn0
リアルが忙しいなら仕方ないですよ
続き、首を長くして待ってます
0090鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/02(木) 00:53:11.81ID:UesxZnmT0
18−1

あれから、私は前後を犯されながらの学校生活に少しづつ慣れていった。
連休明けの初日の授業はめちゃくちゃハードだったけど、普段はあんなにひどくない。
しかも、書道は第一月曜日だけ。次の書道の頃には挿入から1ヶ月経つから、少しは慣れてるはず。
月に一回あのハードな日程が来ると思うと気が滅入るけどね。
…ていうか、第一月曜日って来週じゃん。
べ、別に平気だし。私もう慣れたし。うん。

…そう思っていた時期が私にもありました。
0091鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/02(木) 00:54:32.29ID:UesxZnmT0
18−2
「早苗さん、今日は排泄の日ですよ」
…そう。
お尻の穴が塞がれてる私は、排泄すら自由にできないのだ。
だから、週に2回春香ちゃんにディルドを抜いてもらって排泄してる。
「それでは後ろの鍵を解錠いたしますね」
カチリ。ヌルリ。
解錠された瞬間、私のお尻は一気にディルドを排出した。それだけお尻に負担をかけていたのだろう。
「ひゃうっ!んぅぅぅぅ!!」
もちろん、常に高められている私の性感帯はそんな刺激を見逃さず、貪欲にむさぼろうとする。
声をおさえられるわけがなかった。
そして、無理やりお腹の中にとどめられた数日分の排泄物が一気に排出される。
「あらあら。年頃の少女なのですから、もう少し節度をもっていただきたいですね」
うるさい。しょうがないじゃん。
私だって苦しい思いをして何日も溜め込んでるんだ。
それをやっと出せるんだから、お上品にケチケチ出すなんてできるわけない。
そりゃ、恥ずかしいけど。春香ちゃんに見られながらだし。
「ふふふ。それでは拭かせていただきますね」
「はうっ…うぅぅ…」
もちろん、春香ちゃんが普通に拭いてくれるわけがない。
性感帯を微妙に刺激しながら拭いてくる。
「ふふふ。きれいになりましたよ。それではまた挿入しましょうか」
「くふっ…うぅぅぅ…」
あぁぁ…ちょ、これ太すぎ…
常に挿入されてるのは慣れてきたけど、挿入される瞬間は何回やっても慣れない。
うぅぅ…辛いよぉ…
カチリ。
「はぁ…はぁ…」
こうして。
私を高ぶらせたまま、お尻の穴は何事もなかったかのように塞がれてしまうのだ。
今日も私は悶々とした夜を過ごすのかな。
そう思ってたけど、今日はちょっと様子が違った。
0092鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/02(木) 00:55:44.38ID:UesxZnmT0
18−3
「ふふふ、春香さん。そろそろ前後の挿入にも慣れてきたのではないでしょうか?」
「まあね。フラストレーションは溜まる一方だけど」
「…どうしても、イキたいですか?」
あれ?
もしかしてイカせてくれるの?
いやいや、騙されるな私。
この前だって、甘い罠に騙されてディルドを挿入されちゃったじゃん。
「…どうせイカせてくれないんでしょ?」
「あらあら、そんなことはございませんよ?」
「え?本当にイカせてくれるの?」
「ええ。…ただし、今から行うゲームに勝てれば、ですけどね」
なるほど、そう来たか。
でも、もしかしたら二度とイカせてくれないと思ってた私にとっては朗報だ。
「ちなみに、もしゲームに負けてしまったら拘束具を追加させていただきます」
「ええっ!?」
「ふふふ、いかがなされますか?」
0094鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/03(金) 02:36:59.09ID:wN9g+KG50
19−1
…これは罠だ。絶対罠だ。
でも。
ディルドの刺激には少し慣れたけど、性的なフラストレーションは溜まる一方なのだ。
このまま溜まり続けたら、いつか爆発しそう。
いや。
もう既にいつ発狂してもおかしくないくらいフラストレーションが溜まってるんだ。
今まではそのフラストレーションから意識的に目を逸してたから気づかなかった。
でも、「イケるかもしれない」という餌を目の前にして、自分がどれだけフラストレーションを溜め込んでたかがはっきり認識できてしまった。
だからこそ、罠だと頭ではわかってても釣られてしまった。
「…わかった。そのゲーム、やらせて」
「かしこまりました。…ですが、ルールも聞かずに決めてしまってよろしかったのでしょうか?」
あっ!しまった!
「ふふふ、もう遅いですよ」
やっぱ罠だああああ!
0095鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/03(金) 02:37:21.90ID:wN9g+KG50
19−2
・貞操帯の中のディルドをバイブに入れ替えて、振動させた状態で12時間過ごす。
・ゲーム中は常に檻の中で過ごす。
・デフォルトの振動は、つねにイク寸前をキープする自動モード。
・振動は、自動と強の2段階だけ。
・私にはバイブのスイッチが渡されるけど、振動を切ったり強くしたりしたら私の負け。
・ちなみに、強にしてもイク直前で寸止めされてしまう。

何よそれ!
ゲームってもっと普通なのだと思ってた!
ゲームでさえ責められなきゃいけないなんて!
「頭のいい早苗さんならわかりますよね。強にしても結局イケないんですから、強にする意味はないんですよ」
あ、そっか。
どっちにしろイケないんなら、別にスイッチ押す意味ないんだ。
そうとわかってれば押すわけない。

…あれ?このルールだと絶対成功するんじゃない?
ははあ、さては春香ちゃん。私がもう限界だって判断したんだな。
でも普通にイカせるのは照れくさいから、こういう形で行かせてあげようってことか。
0096鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/03(金) 02:37:39.02ID:wN9g+KG50
19−3
「それでは、早苗さんの体内に入ってるディルドをバイブに入れかえましょう」
う。
これ辛いんだよねえ。抜いて挿れて、そして何事もなかったかのように施錠。
どんだけ私が感じるかわかってんのかな?
「さ、早く手を後ろに回してください」
「はいはい。毎回念入りだね、ほんと」
「外した瞬間に暴れて力ずくでイカれたら台無しですからね」
…うん、正直やりかねない。

「ふふふ。それでは交換しますね」
カチリ。
ズズズ…
「んっ…くっ…ああああっ!」
「ふふふ。ではこちらを挿入しますね。普段よりも大きいですよ」
えっ!?あれより大きいなんて無理だよ!
しかもなんかイボみたいなのがいっぱいついてるし!
ズズズ…
「はぅん!い、いや!こんなのむりぃ!いやあああぁぁぁ……」
「さて、それでは後ろですね。こちらも普段より大きいです」
やだやだやだやだ!これ以上挿れられたらお腹潰れちゃうよ!
0099鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/03(金) 22:04:46.31ID:wN9g+KG50
20−1
「くぅぅ…苦しいよぉ…」
「どうですか?体の奥に密着してる感じがすごいでしょう?」
「た、確かに…」
「ふふふ、想像してみてください。それが振動するんですよ」
!!
「体の奥の、女性が一番感じる部分に直接振動が伝わるんです」
「そ、そんなの耐えられるわけないよ…」
「ふふふ、ご心配には及びません。たとえ耐えられなくても、振動は強制的に続けられるのですから」
「いや、そんなの無理だよ!許して!」
「我慢してください」
「無理だよ…我慢できるわけないよ…」
「さあ、檻に入ってください」
「…えっ?檻ってこれのこと?」
「はい。何か問題でもございましたか?」
問題って。問題しかないよ。
0100鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/03(金) 23:48:49.03ID:wN9g+KG50
20−2
檻に入れられるっていうのは聞いてたから、不本意だけど納得してた。
でも。
この檻は明らかに人間を閉じ込めるためのサイズではない。
せめてトイレくらいの広さはあるのかと思ってた。
でも、この檻はもはや掃除用具入れレベルだ。しかも天井がかなり低い。
身体を相当かがめないと入れない。
檻に入れられるってレベルじゃない。檻に押し込められるだよ、これじゃ。
…ここで12時間も過ごすの?

「さあ、早く入ってください」
「…ねえ、この檻ちょっと狭すぎるんだけど」
「はい。それがどうかいたしましたか?」
「もうちょっと広い檻とかあったりしない?」
「もしあったとしても、早苗さんに入っていただくのはその檻ですよ?」
「そんな…ねえ、どうしても入らないとダメなの?」
「はい」
「そ、そうだよね。うん、わかってたけどさ…」
0101鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/03(金) 23:49:52.85ID:wN9g+KG50
20−3
檻は、正面と上面の2つの面が外れるようだ。
これなら確かに入りやすいけど、逆に言うとそれだけ入りやすくしないと入れないくらい小さいってことだ。
檻の中のスペースにおさまるように、必死に身体をかがめる。
ギューッ…
「くぅぅ…」
身体をかがめた分だけ、ディルドが食い込んでくる。
いわゆる体育座りの状態から、さらに足をお尻にくっつけて、頭を膝につけた姿勢だ。
「ふふふ。それでは閉めますね」
ギィィィー…
ガチャン。
カチッ。
もう、私はここから出られないんだ。
巨大な2本のディルドを挿入されて、しかもそれが食い込む体制を強制されたまま。
いや、それだけじゃない。
こんなに強く奥に押し付けられてるのに、これが振動するんだ。
私の意思は関係なく。
うぅぅ…何で惨めな状況を認識するほど興奮するのよぉ…
0102名無しさん@ピンキー2017/02/04(土) 01:02:01.65ID:XUsvy+0X0
C
長時間身動きとれない…振動がランダム…スイッチが手元…
早苗ちゃんガンバ
0103鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/05(日) 02:39:20.62ID:HbZ+Swik0
21−1
えっと、どれくらい入ってればいいんだっけ。
………12時間。
この狭い檻の中で、12時間。絶対身体のどこかが痛くなる。
本当は嫌なのに。もっと足伸ばして楽にしたいのに。私は無理やり…
あっ、どうしよ。興奮がとまらないよ…
こんなんで感じるなんて私変態みたいじゃん…

「では、そろそろ始めましょうか。今から12時間、つまり午後10時までです。準備はよろしいですね?」
「ちょ、ちょっと待って!もう少し興奮静めてから…」
「ダメです。では、開始します」
ポチッ
0104鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/05(日) 02:39:38.60ID:HbZ+Swik0
21−2
ブブブブブブブブブ…
「ひゃん!」
ひいいいいいいっ!!
何これ!!
身体の奥にダイレクトで刺激が伝わってくる!
いやっ!こんなの耐えられない!
すぐにでも抜かなきゃおかしくなっちゃう!
抜けて、抜けてよ!!お願いだから!
「くぅぅぅぅぅぅ!!いやああああ!」

私は、窮屈な檻の中で、必死に貞操帯に手を伸ばした。
…どうしようもないってわかってるのに。
「あっ!んんんぅっ!ひぅ!」
私のプライベートな部分を、無理やり刺激される。
自分が望む以上の快感なんて、不快なだけだ。

あ、そっか。
私、これを抜けないんだ。
この不快な快感の暴力を受け入れるしかないんだ。
0105鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/05(日) 02:40:02.04ID:HbZ+Swik0
21−3
そう認識した途端、今まで不快でしかなかった快感の暴力が一気に気持ちいい快感の濁流に変わった。
「あああああっ!あああああああっっ!!」
待ちわびた2ヶ月ぶりの絶頂。
もう、この勢いは誰にも止められない。
「あうぅぅうぅ!イク、イッちゃううううう!!」
ピタッ。
「はぁ…はぁ…え?何が起きたの?」
私はしばらく何が起きたのかわからなかった。
「ふふふ。私、申し上げましたよね。その刺激で決して絶頂に至ることはないと」
絶頂に至ることはない。
絶頂できない。
…イケない?
嘘でしょ?
こんなに目の前に絶頂があるのにイケないなんて!
何よ!こんなにちょっとアソコに力入れればこのくらい!
…無理だ。
目の前にゴールがあるのに。それより手前に断崖絶壁があるんだ。
0108名無しさん@ピンキー2017/02/06(月) 01:42:29.50ID:a6xjcvfZ0
今更ながら、玲・士方さんの「E-TAC」という小説を知りました。
ドツボにはまってしまった… 一気読みしてしまいました。
他にもイリュージョンをテーマにした小説があったら、ぜひ教えてください。
0109鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/06(月) 03:57:31.29ID:whmegAlA0
22−1
そんな。こんなのってないよ。
今までだって、絶頂寸前の領域で苦しんだことは何度もあった。
でも、そこに至るまでの道筋が全然違う。
今までは、絶頂に至れない程度の刺激で絶頂寸前まで高められてきた。
その時、私の身体が声を出せるなら「イキたい!」って泣き叫んでるだろう。
でも今回は、絶頂に到れるほどの刺激で絶頂寸前まで追い込んで、そこで刺激に見放されちゃったのだ。
さっきの例で例えるなら、「何で!?イケるはずだったのに!」だ。
私の身体は期待を震わせて、絶頂を迎える準備をしていたのだ。
いや、身体だけじゃない。
私自身だって期待してた。
今回は本当にイケるんだって。
2ヶ月。2ヶ月もイカせてもらえなかったんだから、その期待はすごく大きかった。
なのに。
そこに突然の寸止め。絶頂を目の前にして。
たまったもんじゃない。

私の身体は言うことをきいてくれないみたいだ。
辛くなるのはわかりきってるのに、膣が反射的にディルドを噛みしめる。
もうやめてよ。
これ以上私を苦しめないでよ。
0110鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/06(月) 03:58:31.37ID:whmegAlA0
22−2
私は、心を虚無にして、とにかく何も考えないようにした。
ここで冷静に自分の惨めな状況について考えたら、余計感じちゃいそうな気がしたからだ。
結果。
私の興奮は、なんとか少しだけ落ち着けることができた。
精神的な疲れがすごいけど。でもしょうがない。

ただ。
今回は、何も考えないということが仇になった。
もし、少しでも自分の状況に思考をめぐらせてたなら。
このゲームの条件にまで考えが及んだはずだったのに。
ーーー自動モードはつねにイク寸前をキープする。
それが何を意味するのか。
そう。
少しでも興奮が落ち着いたら、元の状態に強制的に戻すということだ。

ブブブブブブブブブ…
0111鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/06(月) 04:02:05.90ID:whmegAlA0
22−3
「ひぃん!いやああああ!」
不意打ちだった。
頭の中を空っぽにしてたところに、突然暴力的な快感が襲ってきたのだ。
空っぽだった頭の中が快感で埋め尽くされる。
「あんっ!ああああっ!ああああああ!!」
もともと、興奮はほとんど覚めていなかったのだ。
絶頂は目の前。
「イクっ!イクっ!イカせてぇぇぇぇ!!」
ピタッ。
「やだよおおおお!イカせてよおおお!!」
イキたいイキたいイキたいイキたいイキたい!!!
「春香ちゃん!!イカせて!こんなの続けたら私狂っちゃうよ!!」
「…」
「もう!何とか言ってよ!」
行き場のないフラストレーション。
暴れて発散しようにも、檻が狭くてちっとも身体を動かせない。
「…」
あれ。春香ちゃんの様子がちょっとおかしい。
檻の天井に邪魔されて頭を上にあげられない私は、必死に目だけを上にむけた。
…血走った春香ちゃんの目と視線があった。
「な、何よ?そんなに私を見つめて…」
「…今の早苗さん、たまらないです」
「え?」
「悶え苦しんでる早苗さん、最高です。もう我慢できそうにありません。ふふふ。私だけ、イカさせていただきますね」

そう言うと春香ちゃんは服を脱いで…オナニーを始めた。
0114鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/07(火) 02:56:44.01ID:sCapgV/00
23−1
「んっ…あっ…」
そんな。ずるいよ。
私は触れることすらできないのに。
「んっ…さな、えさん…今、どんな、気分で、すか?」
「ひどいよ!私が今どんな状態か知ってるくせに!せめて私がいないところでやってよ!」
「ダメ、ですよ…うぅぅ…それだと、意味、ないじゃ、ないですか」
「もしかして、私に見せつけるためにオナニーしてるってこと?」
「ふふふ…はぁ、はぁ…その通り、です」
「そ、そんな…」

私がどれだけ触りたいと願っても、触れなかった場所。
私がどれだけもどかしさに苦しんでも、触れなかった場所。
そこを春香ちゃんが触ってる。
自分の身体を、自分の快感を、自由にコントロールしてる。
そんな当たり前のこと。
それを見て、私は改めて思い知らされた。
当たり前のことが、私には許されてないんだって。
許されてないのは私だけなんだって。
そして、そんな惨めな状態を自覚するだけで、じっくりと冷めていくはずの興奮がちっとも冷めなくなる。
0115鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/07(火) 02:56:59.80ID:sCapgV/00
23−2
春香ちゃんが、静かな喘ぎ声をあげ続けてる。
表情を見ると、いつもの余裕が全然なくなってた。
何があっても悠然と構えてそうな春香ちゃんのイメージとは全然違う。
一言で言うと、めちゃくちゃ可愛い。
いわゆるギャップ萌えってやつだ。
そんな春香ちゃんが目の前でオナニーしてるんだから、こっちまで興奮してきちゃう。
って。これじゃまるで私が春香ちゃんを性的な目で見てるみたいじゃん。
そんなわけない。そう、寸止めされて混乱してるだけだ。そうに決まってる。

ブブブブブブブブブ…

「ひゃん!やだ、まだ興奮覚めきってないのにぃ!」
「ちょうどいい、です…んっ…一緒に、上り、詰め、ましょう…?」
「あぁぁ、あぁぁ、春香ちゃん!!春香ちゃん!!」
「ふふふ、早苗さん…」
「ああ、イクッ!今度こそ、今度こそ!」

ピタッ。

「やだあああああ!!イカせて!!ねえ、春香ちゃん!お願いだから!」
「はぁ、はぁ、はぁ…早苗さん…お先に、失礼、し、ま、…んぅぅぅぅぅっっ!!」
0116鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/07(火) 02:57:11.89ID:sCapgV/00
23−3
春香ちゃん、イッてる…
あんなに気持ちよさそうな顔して…
私もイキたいのに…!
「はぁ…はぁ…はぁ…ふふふ、こんなに気持ちが良かったのは久しぶりです。早苗さんのおかげですよ」
「ちょっとでも感謝してるならイカせてほしいんだけど」
「ふふふ、ダメですよ。それでは、私は勉強してきますね」
「えっ、ちょっと待ってよ。せめて一人にはしな
バタン!

…マジで一人にされた。
話相手がいないと興奮から目がそらせなくなるから余計辛くなるのに…
あっ!
電気消さないでよ!
真っ暗はやだよ…
何も見えないと、余計に意識が集中しちゃう。
0118鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/08(水) 02:46:46.30ID:tRPie+KZ0
24−1
どれくらい経っただろう。
途中に何回か水分補給しに来てくれただけで、あとはずーっと狭くて暗い檻の中でバイブに弄ばれてる。
この空間で私が苦しんでるのは、バイブの振動だけじゃない。
狭い空間に長時間閉じ込められて、関節が悲鳴をあげてるのだ。
今すぐ身体を伸ばしたい。今すぐ暴れまわりたい。
そんな衝動が私を駆り立てる。

残り時間がわからないのが本当に辛い。
「あと○○時間頑張ろう!」みたいなことができないから。
体感時間でいえば、もうとっくに12時間経ってるはずなのに。
辛い時間は長く感じるってことなのかな。

ブブブブブブブブブ…

あっ。
また始まった。
無駄だとわかってても、それが余計に私を辛くすると解ってても、あわよくばイケるんじゃないかと期待しちゃう。
0119鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/08(水) 02:47:03.66ID:tRPie+KZ0
24−2
ピタッ

寸止めされる瞬間の辛さは、ちっとも慣れない。
衝動的にボタンを押そうと思ったことは一回や二回じゃない。
でも、その度に春香ちゃんの言葉を思い出す。
押しても結局イケないってこと。
もし押したら、このフラストレーションを溜め込んだまま生活していかないといけない。
そんなの耐えられない。
それに、最後まで我慢すればイケるんだ。
そう自分を励まして、ここまで我慢してきた。
頑張れ私。多分、多分あと少しで終わるから。

ブブブブブブブブブ…

えっ!?嘘でしょ?
もう振動するの?
明らかに早すぎる。
…もしかして、機械が振動開始のタイミングを間違えたのかな?
それなら。もしかしたら。
振動終了のタイミングも…

ピタッ

変わらなかった。
期待が大きいと、それだけ裏切られたときの反動は大きくなる。
今回はイケると思ったのに…
辛いよぉ…
0120鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/08(水) 02:47:23.33ID:tRPie+KZ0
24−3
ブブブブブブブブブ…

な、何これ!?
さっきからおかしいよ!
休憩が短すぎる。

ピタッ

振動時間も明らかに短くなってる。
まさか…
振動パターンが変わったってこと!?

ブッ…ブッ…ブッ…

今度は、今までより弱い振動だった。
それも、振動、停止を短時間で繰り返すパルス振動。
このパルス振動が意外とキツい。
自分の快感が機械に支配されてることを改めて思い知らされるのだ。
でもこの振動、すっごい弱い。
ほんの少しづつではあるけど、快感が冷めてくのがわかった。
このままなら、そんなに辛くないレベルで快感が落ち着きそう。

でも、私は勘違いしてた。

ブブブブブブブブブ…

そう。
これは「振動モード」ではなく「休憩モード」だったのだ。
「振動+停止」が「振動+弱振動」になったということ。
0122鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/08(水) 21:47:59.76ID:tRPie+KZ0
25−1
ブッ…ブッ…ブッ…

ヤバい。
自分が精神的にどんどん追い詰められてるのがわかる。
もちろん今までだって辛かったけど、振動してない時間があったし、振動直前には少し物事を考えれるくらいには冷静になれてた。
100を絶頂とするならば、今までは90→99→90→99くらいの感じだった。
それが今は98→99→98→99くらい。常に絶頂寸前。

ブブブブブブブブブ…

あうっ…また始まった…
どうせ…どうせイカせてくれないくせに…

ブッ…ブッ…ブッ…

これが一番辛い。
ただえさえ辛かった寸止めされた直後の状態に苦しむ私に、パルス振動が加えられるのだ。

まるで、必死に耐えてる私をあざ笑うかのような一瞬だけの振動。
それが毎秒繰り返される。
そんな女体のメカニズムを無視した仕打ちに、理性をどんどん失っていくのが自分でわかる。
0123鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/08(水) 21:48:22.56ID:tRPie+KZ0
25−2
ブッ…ブッ…ブッ…

イキたい。
イキたい。
イキたい。

ブブブブブブ…

イキたいイキたいイキたい!!

ブッ…ブッ…ブッ…

「もういや!!」
その時。
何かが私の手に触れた。
…これは。

―――振動を強くするスイッチ。
そう認識した瞬間、私は本能的にスイッチを押してしまった。

ブーーーーーーン
「あっ!!ああああああああっっ!!」
これこれ!
これがほしかったの!
ああ…これで…これでやっとイケ

ブッブッブッ…
0124鉄と鍵の学校生活 ◆4FD0gY3lXc 2017/02/08(水) 21:48:52.78ID:tRPie+KZ0
25−3
ブッブッブッ…

寸止めされた瞬間、私は我に返った。
私、何やってんだろ。
これじゃ、今まで必死に堪えてきたのがバカみたいじゃん。
それに…

ブッブッブッ…

ゲームオーバーになってるのに、時間が来るまでゲームは続くみたいだ。
終わればイケるという希望もなしに、強制的に絶頂寸前で刺激を加えられ続けるのだ。
その刺激が絶妙で、絶頂寸前の状態から完全に冷めない。
たぶん、終わるまでずーっとこのまま。
0125名無しさん@ピンキー2017/02/08(水) 22:13:39.85ID:DKJbciCo0
だから私は、心を完全に閉ざして、この境遇をやり過ごそうとした…








カユ…



ウマ…
0126名無しさん@ピンキー2017/02/08(水) 22:17:30.33ID:4QddLgrQ0
C
あーあ、惜しかったね早苗ちゃん
こちらとしては次に何が追加されるのか楽しみでなりません
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