【ルシィール・ローズ・セントルイーユ ◆md6KwdKbmCAu様への置きレスです】

>>60
(ペキ…ポキ…と、山野で小枝を踏み折った時のような音が軍靴を通して聞こえてくる。)
(高価な布が鮮血に染まり、やがて吸い切れなくなったのか白灰色の床にも流れ出し、周囲を赤黒く染めていく。)
(隻眼を細めてその様子を見つめゆっくりと深く息を吸い込み、嗅ぎなれた鉄錆の香りを敏感な鼻腔を満たすと)
(刺激が脳から脊髄を通り、腰骨が砕けそうな快感となって下腹部が熱く疼く)
(もし乗馬用に似たゆったりとした軍用ズボンでなければ、いきり立った欲望の形が股間にハッキリと浮かび上がっているだろう。)

やめて?「やめて」と言ったのですか?
(耳を楽しませていた令嬢の悲鳴が消え、痛みを懸命に堪えるような深い呼吸音に変わり)
(聞こえてきた細い声での請願に対し、愉悦に満ち、ともすれば優しげにも聞こえそうな声で、ルシィールが絞り出した言葉をオム返しに聞き返す。)
(足を上げ苦痛から解放すると、少女の哀れな願いをもう一度聞こうかとでも言うのかルシィールの側にしゃがみ込み、前髪を掴み無理やり顔を上げさせる。)

貴女は私を「軍人風情」と罵りましたが、私は領地も持っていませんし一代限りではありますが、それでも子爵位を賜っています。
貴女は「侯爵令嬢」が「子爵家当主」を見下してよいと習ったのですか?もしそうなら、この国の質も知れたものですが…そうではないのでしょう?
ならば、それに相応しい言葉遣いが必要なのが分かりますよね?
(あくまでも偉いのはローズ侯爵---既に土の下だが---であるのだから、侯爵令嬢が子爵家当主を侮辱することは許されない。)
(そんな社交界での常識を令嬢が知らない訳もないし、仮想敵国の貴族---それも下位貴族---の顔など知らなくても当然ではある。)
(イリーナのシャツの襟には軍での地位を示す階級章と共に、子爵位持ちを示す記章もついていて、初対面であっても相手の地位が分かるようになっている。)
(だが、軍の---まして他国の---襟章など、普通の令嬢が知識として持っていないのを責めることはできないだろう。)
(だが「知らなかった」で済まされないのも、社交界の常識であり、令嬢は犯した無礼の代償を支払うことになる。)

(ゴツッと鈍い音が室内に小さく響く。イリーナが手に持った「もの」を床に叩きつけた音だ。)
(「もの」の前髪を掴んで持ち上げ、落とす。そのたびにルシィールの額は硬い石床との接吻を強いられる。)

このくらいすれば、貴女の頭でもどのような言葉遣いが相応しいのか、思い出すでしょう。
さあ、何か言うことはありますか?今なら特別に聞いて差し上げてもいいですよ?
今の私はとても機嫌が良いですからね。
(石床にシミができ、それが少し広がったところで前髪から手を離し、指の間に絡まった金糸を恍惚とした表情で眺めルシィールに語りかける。)


【遅くなりました】
【虐め具合が弱いかな?と思いつつ、続きの投下です。】
【そしてこちらも遅くのお返事となってしまいましたが、日曜---もう今日ですね---の夜、時間空きそうです】
【この前のように、21時に待ち合わせスレにお邪魔しますね。お会いできるのが楽しみです】

【ご提案ありがとうございます。色々言って頂けるとこちらとしても嬉しいので、今後も遠慮なさらず、何でもおっしゃって下さいませ】
【パンストについて…帝国の最新織機で織り上げたパンスト。手織りではありえない細かく整った織目の透ける薄布で、色は黒】
【最新の布なので貴族令嬢は着たがるのだが、長時間の着用はかなり蒸れるので、少々不評。と言った感じでいかがでしよう】
【合わせて、お話の方向も痛めつけつつ屈辱系にシフトしていこうかと…勿論ルシィール様のお好み次第ですが】
【時間も時間ですので、お返事はお会いした時で構いませんから、無理をなさらないよう】
【では、失礼いたします。】

【スレをお返しします】