【スカトロ】排泄系妄想廃棄所19【汚物】 [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさん@ピンキー2019/12/25(水) 00:47:24.31ID:ZecPblPn
他スレで日ごろ迫害されがちなスカトロ系の妄想ネタやSSなどを吐き出すスレです。
版権物の二次パロ、非版権物のオリジナル、いずれも歓迎です。

ネタはライトな便意我慢やトイレ覗きから、ディープな飲尿吐瀉食糞塗便まで、
女性キャラの排泄関連をテーマとしていれば大小上下固形液ガス問いません。
ふと思いついた一行ネタから、貼るに貼れずお蔵入りしていた長編SSまで、
巧拙に関わりなく、形式その他なんでもありで参りましょう。

sage推奨。紳士はこういう時sageるものです。

■前スレ
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所18【汚物】
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1528309081/
0002名無しさん@ピンキー2019/12/25(水) 00:48:41.71ID:ZecPblPn
■過去スレ
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所18【汚物】
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1528309081/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所16【汚物】(実質17)
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1498741014/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所16【汚物】
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1451123134/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所15【汚物】
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1405767378/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所14【汚物】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1400709363/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所13【汚物】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1364790054/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所【汚物】(実質12)
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1350224147/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所11【汚物】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1341722066/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所10【汚物】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1322006488/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所9【汚物】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1313821227/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所8【汚物】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296478979/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所7【汚物】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所6【汚物】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1234355887/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所5【汚物】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209737498/
排泄系妄想廃棄所4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185461945/
二次キャラ排泄系妄想廃棄所3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152551089/
二次キャラ排泄系妄想廃棄所2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1131210760/
二次キャラ排泄系妄想廃棄所
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116597854/

排泄系妄想廃棄所@まとめ
http://seesaawiki.jp/w/eroparo_suka/
0003G2019/12/25(水) 05:47:05.99ID:wlMYWJnF
ありがとうございます。
000482019/12/25(水) 07:06:15.20ID:K9X+QPij
投下再開しようとしたところ、何故か突然規制に引っかかりました
申し訳ありません
昼に別の方法を試してみます
0005G2019/12/25(水) 12:25:34.56ID:9wSfchKS
 
 
「ううう…… あたま変、だよ……」
「えーと、はっちゃけた、って言うのかな? 凄いことしたね」
「プレゼント……」
「はいはい。ちゃんと渡したよ。喜んでくれてたよ。じゃあ、帰ろうね」

 子供をあやすような口調のスー。
 体格は逆でスーの方が小さいのだが、まるで寝てしまった小さな妹をおんぶする、世話好きの姉のようだった。
 親友と言えど、さっきは薫のあまりの奇行について行けなくなりそうだったが、今は彼女の優しい心を再認識していた。
 ……しかし、もともと際どい、例のミニスカ姿のままだ。
 その服装でおんぶし、太腿を支えているため、どうしても大股開きの格好になってしまう。
 薫の下着が、ちょっとの風でもすぐ見えそうだった。
 お腹も冷えてしまう。
 早く帰らなければ……と思った、その時だった。


 ぐ…… きゅりゅ… くきゅ… ぐるるっ…


「えっ?」

 背中から、非常に危険な音がした。
 まさか。
 スーの額に、季節はずれの冷や汗がひとすじ……
 いや、まさか。


 ぐぎゅぎゅぎゅっ! きゅうううぅ……!
 
0006G2019/12/25(水) 12:39:21.91ID:9wSfchKS
 
「あっ… で…! あ…… 出る……うんち出る…ぅ……!」
「えっ!? えええっ!?」

 ぎゅうっ…と、薫が力を入れてしがみ付いてきた。
 震える声で、危険な言葉を発した。
 背中越しの、薫のお腹からの異音は、ほんの短い間にどんどん大きくなって……

「なっ… ま、まだ! お願いカオル! 家まで我慢してっ!」

 その場から動けないまま、スーは薫に声をかけようとした。
 届かなかった。


 ぷっ…… ぷぴっ ぶっ! ぶぶっ!


「カオル! ねぇ、起きて、お願い……!」
 音の危険度が、10秒も経たない内に決壊直前のレベルに達し、スーは恐怖した。
 長い付き合いで、彼女もお腹の音で薫の状態をある程度読み取れるようになっていたのだが、しかし薫は泥酔中だ。
 工事現場の荒れた地面の上、しかも重い荷物を背負っている。
 スーも咄嗟には行動を起こせなかった。

「ああぁ…… んん、んっ……! もぉ、だ……だめぇ……」

 どこまで意識があるのか、ぐでんぐでんになって夢の中なのか。
 それでも訓練された薫の肛門は、酔っ払った頭の代行で、ぐっと力を入れ、締め付け……脱糞を食い止めようとした。
 そんな申し訳程度の我慢で、通用する筈がなかった。


 むぶりゅっ! ぶじゅ… ぶりゅっ! ぶりゅりゅりゅりゅっ!!!


「あ、ああああっ……」
「うっ! う、うわああああ! あああああ!!」
 
0007G2019/12/25(水) 12:40:13.57ID:9wSfchKS
 
 現場事務所まで、少し距離があるのが幸いだった。
 夜中の工事現場に、スーの叫びが響く。

 ここまで来ても、まだ意識がはっきりしていないのだろうか。
 薫はスーの背中にしがみつき続ける。
 だがそれだけだった。もう排泄を止める力は無い。
 おんぶをされて大股開きになった体勢のまま、彼女はミニスカサンタ姿で例の大量脱糞を始めてしまった。


 もりゅっ!ぼとっ! べちゃちゃっ! どちゃっ!


(どどどど、どうしよう!? どうしよう!? このままじゃ……!)

 泥酔した薫を離すことはできない。
 スーはその場で右往左往する。
 動けない。

「ん〜…! んん〜……!!」
「起きて起きて! 大変だよカオル! ねぇ!」

 ショーツはもちろん脱いでいない。
 最初に音がした時から薫の肛門はもう若干開きかかっており――こんな泥酔状態では、彼女の頭に我慢のがの字もなかった。
 脱糞開始一秒後には、真っ白だった下着は酷いうんこ色に染まる。
 そのショーツの両脇から二列になって、太く、柔らかな大便が次々に産まれ落ちて行った。
 そして、工事現場のむき出しの地面に、落ちて爆ぜる。
 もちろん、その場にどんどんと積み上がり、薫のお尻のはるか下に、汚い山が出来上がっていく。
 新しいうんこの落下で、その一部は弾け飛んでいく。
 当然、スーの靴もジーンズも、茶色い飛沫で見るも無残に汚れていった。
 ……今夜はいつもと違う、アルコールの入った状態だ。一回食事の後に出しているとは言え……。
 我慢もする何も、なかった。
 
0008G2019/12/25(水) 12:40:59.37ID:9wSfchKS
 
(ああもう……! しょうがないっ! あそこ行こう!)

 大きな星だけの寂しい星空の中、決断しなければならなかった。
 背中に重いサンタを背負ったまま、出しうる限りの全速力で、スーはある場所に向かう。
 工事現場のやや奥、さっき戻ってきた道を再び進む。
 目指したのは、おんぶされている彼女が常連だという、事務所の横の仮設トイレだ。

「はっ、はっ…! はっ…!」
「んん…… ふうぅ……」

 SLのように真っ白な息をはいて、走る。
 寒さでスーの鼻も赤くなってしまっている。
 その背中で、変わった服のサンタクロースが、白い布の脇から、大きなうんこをひねり出し続けているのだった。
 上の口からの、悩ましげな吐息と一緒に。
 意識は朦朧としつつも、大量排便の刺激に感じているのはいつもと同じだった。
 鍛えられた彼女の肛門も、だらしなく口を大きく開けて……
 我慢することを完全に放棄し、ただ大便の奔流に身を任せている。 
 一秒たりとも、薫のお尻から排便が止まる事はない。
 大量のチキンとクリスマスケーキと、そして世話になった人へ感謝の気持ちで出来た、聖なる夜の特別なうんこである。
 暗闇で見えないが、産み落とされた大便からはゆらゆらと、こちらも白い湯気が立ち登っていた。

(降りてきませんように……!)

 カーテンの閉まった二階をちらっとだけ見る。
 ついさっき、事務所に戻った彼。
 この事態が気付かれないことを、スーは祈った。

「んっ…  んんっ……! ん〜……」

 そんな彼女の苦労など知らず、薫は実に気持ちよさそうに排便を続けていた。
 しっかりスーにしがみ付きつつも、肛門から感じる熱い刺激に、身をよじる。
 やはり夢の中なのか、罪悪感も羞恥心も何もなく、ただただ大量の大便を排泄し続ける、純粋な快感に身を委ねているのである。
 酒の勢いと言うものは、本当に恐ろしい。
 いつも以上に太く、熱く、臭いのキツいうんこが、いつ果てるともなく薫の穴から溢れ続ける……。

「えーと… ここ! もうちょっとだよ、カオル!」

 センサーで、自動で明かりがついてくれたので助かった。
 そして4ブース並んだ仮設トイレにたどり着くと、スーはその一つを選んで、扉を開け、今度はくるっと後ろ歩きになった。
 
0009G2019/12/25(水) 12:42:24.66ID:9wSfchKS
 
 慎重に、二段の階段状になっているその中へと、後ろ向きに上がっていく。
 しかも薫を背負ってだ。
 少々厄介だったが、根性で体を支え切った。

「これで……とりあえず大丈夫、かな……?」

 やっと、これで落ち着けるとスーは思った。
 これしか思いつかなかった。
 しかし疲れた。……腰が痛い。

 ぼとぼとっ… ばたんっ! べちょっ… ばたんっ! ぼととっ…… ばたんっ……


「んっ… んっ! ふうぅ……!」
 やはり、酷い音が響き続ける。
 ついでに、悩ましげな薫の声も。
 いつもならスーの手前、排便で感じている自分を見せたくない、声を堪えたいと思うだろうが、今そんな理性はない。
 酒で剥き出しになった人間の本能で、大量排泄の快感を楽しんでいる。

 しかしさっきまでとは違い、脱糞音は何か独特なリズムを刻んでいた。
 薫はスーにおんぶされたまま、相変わらずミキサー車のように大便を排出し続けているのだが、今は仮設の和便器の真上に位置している。
 開きっぱなしの肛門から産まれ落ちた薫の大便は、即、トイレの穴の中に飲み込まれていく。
 この……大便が落ちると開き、バネで元に戻る、仮設便槽のフタ。
 途切れず延々、大便を流し込んでいるために、ばたんばたんと常に音を立てる。
 彼女の大量うんこが乗っかると落ちて戻り、また乗っかると落ちて戻り……
 深夜なだけに、少々うるさい。
 薫のあえぎ声も含め、隣の二階まで届かないかスーは心配だった。

「んっ…  んん〜、んんん〜……!」


(よいしょっ…! あ〜……、でも疲れた……。 けど私の責任、あるからね。好きなだけ、気持ちよく、うんちしててね。カオル)

 
 ひたすらに、薫をおんぶしてトイレの中に立ち続ける。
 時折びくびくっと快感に震える、彼女の身体を持ち上げ直す。
 子守りでもしている心境だった。
 ほとんど苦行だが、その薫がこんなに気持ちよさそうに排便するのも、スーは初めて見る気がした。
 持ちつ、持たれつ。
 ほんのちょっと、背中に感じる胸の大きさが羨ましいが……。
 日ごろの感謝を込め、母性愛にも似た精神で、スーはそれから10分近くも薫の脱糞を支え続けたのだった。
 
 
0010G2019/12/25(水) 12:43:53.01ID:9wSfchKS
 
 
 
 ――明けて、25日の朝。

「監督さんよ〜 またそこのトイレ溢れとるぞ。はよ何とかしてくれんと困るで」
「何度目だ!? 汲み取りの段取りもできねーのかお前は! いい加減にしろやコラ!」

「す、すいませ〜ん! でもつい三日前ですよ!? 前回来てもらったのは…… おかしい……」

 今日も怒鳴りつけられ、ただただ、頭を下げる。
 また厳しい毎日の始まりだ。
 昨夜の出来事は、本当に何か夢のようだった。
 夜食にケーキのプレゼント、もちろん少ししか食べられず、日付が変わってから持って帰った。
 乱雑に運んだのか、ぐちゃっとなっていた。
 でも美味しかった。
 ……もちろん、仕事が捗るはずもなかった。

「あ〜あ。でも今日も頑張ろう」

 今日も寝不足だ。
 だが仕事への気持ちの張りは、昨日までとは段違いである。
 自分がこの仕事を志した時の気持ちを思い出した。
 昨晩の出来事、うまく説明できないし、絶対誰にも言えない、言っても信じてもらえないだろう。
 だが今も、あのサンタクロースは見ていてくれるかも知れない。
 そう思うと、とてもいい気分だった。

 あれとは全く別のプレゼントを時々彼女から贈られている事には、さっぱり気付かないまま、彼は自らの日々を頑張り続けるのだった。
 ……そして、薫は。
 
 
0011G2019/12/25(水) 12:44:48.73ID:9wSfchKS
 
 
「もう、本当……なんてことしちゃったの、私…… わたしのばか……ばか……」
「うーん… ちょっと私のせいもあるから、ごめんねカオル」

 しっかり覚えていた。
 二日酔いでガンガン頭痛がするなか、ひたすら布団の中で後悔する。
 この暗闇から出たくなかった。
 ……のだが、例の朝の定期便がやって来くれば、その便意を我慢できる筈もなかった。
 ふらふらと這い出て、パジャマの下を脱いで、今日もリビングで朝一発目のバケツにまたがる。

「恥ずかしすぎるよ……。突然あの服で仕事場に押しかけるなんて、ぜったい迷惑かけちゃったよ……。また溢れさせちゃったし……」


 むりゅ… むりゅりゅりゅ……

 下半身丸出しでバケツに排泄しながら、薫は両手で顔を覆っていた。
 だが今朝も健康的な、あの音がそれとは関係なく部屋中に響く。
 昨晩あれだけ出したとは、全く思えない見事な極太便だった。
 見る見るうちに一杯目のバケツは満たされ、そして隣のバケツに移動して、彼女は排便を続ける。
 腸内環境に関しては、二日酔いなど全く関係ないのだった。

「大丈夫だって。それにあの人、恋人いないみたいだから、きっと嬉しかったよ」

 そんな事、なんで知ってる……?
 スーに聞き返す気力がもうなかった。
 お泊り二日目の彼女は、よいしょっ、と軽く掛け声を一つ、満杯になった最初のバケツをトイレに運んでいた。
 そして少しずつ便器に流し、もう始末を始めてくれている。
 これも慣れたものだった。
 
「カオルのバケツ始末したら、私のおむつ洗うからね。お風呂使わせてね」
「うん、わかった………」

 柄杓でバケツからちょっとずつ洋式便器に。
 そして、あらかじめ貯めておいたバスタブの水を別のバケツで汲んで、流していく。
 ユニットバスの片隅に置いてある、起き抜けに使った自分の耐爆おむつを横目に、スーの手伝いは続くのだった。
 
0012G2019/12/25(水) 12:46:36.09ID:9wSfchKS
 
 ちなみにあの後、一体どうやって現場内に散らばった薫のうんこを片付けたかと言うと……。
 国で父の仕事を手伝って重機の操作経験があったスーが、早朝薫の部屋を出て現場に入り、置いてあったバックホーのカギをシート裏から見つけ出し、動かし、
そのバケットでうんこをかき集め……地面を掘って埋めてしまったのであった。
 そのうち工事が進めば、そこもアスファルトの下になるだろう。
 垂れ流しの便でぐちゃぐちゃになった、例の汲取トイレの方は、すぐそばの仮設水道のホースを拝借して適当に流した。
 騒音防止条例違反ならびに不法侵入。
 ちょっと犯罪行為だが、流石の力技である。

 仮設トイレはもともと非常に匂う上、工事用の塗料や溶剤缶などの臭気もある。
 暗闇の中、幸いにも事務所の彼は気付く事なく帰ってくれたのだった。



「また迷惑かけちゃったと思ってるなら、もう一度行ってあげればいいんじゃないかな? 今度はちゃんと、お酒飲まないでさ。
何かお詫びのプレゼントでも持って。夜は一人でしょ? 多分いい人だよ。あの男の人。心配なら私も付いてって上げるよ〜?」
 
 茶化しているのか本気で応援しているのか、スーは笑顔だった。
 薫を見習って、私も少し、前に進もうかな。
 排便中の彼女に聞こえないように、小さく言った。

 そして薫は何も答えない。
 もう三杯目のバケツに移って、いつもの大量便を産み出し続けながら、薫は昨日の晩よりも更に真っ赤になっていたのだった。
 
 
 
  
0013G2019/12/25(水) 12:50:22.11ID:9wSfchKS
改めて、新スレありがとうございました。

投下は以上です。
容量オーバーで時間が出来てしまったため、昨日ノクターンに投稿したものより加筆しました。
ちょっと実用性には欠けるかも知れませんが、
書きたいと思った物、久々に一つ書き切ることができました。
0014名無しさん@ピンキー2019/12/25(水) 15:04:34.38ID:35ClY1TZ
Gさん相変わらず素敵…
薫ちゃんのクリスマス排便、堪能させていただきましたハイ
0020名無しさん@ピンキー2020/02/14(金) 16:24:19.98ID:H6OtjbKF
ヒュージな彼女ってたしか昔に早乙女先生がイラスト描いてませんでしたっけ…………所在わかる方とかいます?
0021名無しさん@ピンキー2020/02/15(土) 23:09:23.40ID:X/XxTzu7
ttp://cyclotron.moe.hm/uploaders/scat/big/upload.html
ここのb1267にいくつか入ってる
0022名無しさん@ピンキー2020/02/16(日) 10:05:51.94ID:HESXMHfn
>>21
感謝やで
DLKeyが一致しないんだけど、何になってます?
0023名無しさん@ピンキー2020/02/16(日) 18:03:06.43ID:HESXMHfn
連投失礼します
早乙女先生の今はないブログにあったイラストを保存してる方いらっしゃいませんか。
0024名無しさん@ピンキー2020/02/16(日) 18:41:27.41ID:rNfr30Ea
PixivFanboxで有料配布に切り替わったからそっちで何とかして
0025名無しさん@ピンキー2020/02/16(日) 22:43:53.61ID:bY5eeEfL
別にそれでなくても
そのろだで、ファイル名に過去作更新って付いてるやつならどれでも入ってる
以前の物がまだまだ残ってるし
辿れば一つだけ、キー無しでUPされたやつが見つかるよ
0026名無しさん@ピンキー2020/02/17(月) 00:00:11.90ID:oCwDLBVG
うんこしてるイラストは1枚しか残ってないんですね……
0028名無しさん@ピンキー2020/02/18(火) 16:45:26.29ID:D3Q9+IAQ
>>20 >>23
WebArchiveを探したらあった
https://web.archive.org/web/20060714094717/http://saotome.sblo.jp/article/824955.html
https://web.archive.org/web/20060714094726/http://saotome.sblo.jp/article/824951.html
https://web.archive.org/web/20060714094825/http://saotome.sblo.jp/article/824950.html
https://web.archive.org/web/20060714094755/http://saotome.sblo.jp/article/824945.html
https://web.archive.org/web/20060712235224/http://saotome.sblo.jp/article/629797.html
https://web.archive.org/web/20070303125254/http://saotome.sblo.jp/article/1583634.html

薫ちゃん(イラストができた当時は名もなき大量少女だったけど)の和式姿が最高にエロい
しかしもう14年も前なんだなあ(遠い目
0031名無しさん@ピンキー2020/02/20(木) 16:55:55.48ID:RLJS5dlC
ほんとにありがとうございます。
通学路の石垣の窪みに座ってうんこしちゃう女の子のイラストなんかは、旧サイトのものでしたかね……ここにないということは
0032G2020/02/21(金) 21:29:29.00ID:PrHByDIQ
 
14年ですか。まだ3年くらいしか経っていない気がします。
しかし歳を取りました。


西嶋さんとか、「楽園」のことりさんとかはともかくとして
薫ちゃんはここの人たちにとって一種のアイドルのような存在と考えていて、この前のクリスマスの話以外では、
仲の発展する可能性のありそうな男の影を、一切作らずにいました。

大学生活での異性交遊の程度も、そのクリスマスの話で書いた通りです。
欲求も願望も、もちろん普通に持ってるんですが、とても初心なままです。

かなり昔、これからの方向性に迷って
「薫ちゃんはこれからも、薄幸の大量少女のままでいるべきか」
「全て受け入れてくれる恋人ができて、幸せになるべきか」
「恋人は出来るんだけど、隠し通して普通の幸せを守るため、うんこで今以上の苦労をするべきか」
といった問いかけをここでした事がありました。

結局は第一の方向で行くことになったわけですが、スーという仲間ができたものの、14年間も苦労し通しです。
そろそろ幸せになってもいいんでしょうかね…… 
ごく少数の作品しか作れなくなった今になって、また迷っています。
0033名無しさん@ピンキー2020/02/22(土) 10:07:43.55ID:ZvFd+Khw
>>32
ごく個人的な意見にはなりますが、大量排泄が発現した中学時代の夏のお話が一番好きです。
0034名無しさん@ピンキー2020/03/09(月) 12:39:41.55ID:2vLwUVly
>>32
うーん…自分からは何とも言えませんね。
個人的にはそのまま続いてほしい気持ちもありますが…
受け入れてくれた誰かと結ばれたENDと、今まで以上に苦労するけど
それでも幸せなENDをIF展開のような感じで見てみたいという気持ちはあります
でも書いてるGさんが一番納得する形でやるのが一番だと思いますよ
0035名無しさん@ピンキー2020/03/19(木) 10:36:39.34ID:TvQHKzar
前スレ〉〉631続き。

(お、お姉ちゃん、毎朝電車の中であのオッパイ揉まれたり
 オシリ触られたりしてるのか……)

先端で薄茶色の小さな乳首が勃起しているお椀型の乳房や小振りではあるが、
ぷりん、としてキレイな形をしているヒップを瞬きも忘れて見つめている
少年の手はいつの間にか纏っているサッカーパンツの股間をもどかしげに
弄っている。

そんな弟をさらに戸惑わせ、興奮させる言葉が13歳の姉の口から
漏れてきた。

「……それにしても今朝はホントに驚いちゃった…まさか満員電車の中で
 パンツの中に手を入れられて、こんなトコを指でくちゅくちゅされちゃうなんて……」

びっしりと極太の陰毛に覆いつくされている女性器にほっそりとした指を
這わせつつ頬を赤らめる少女。

(な、何それ…お姉ちゃん、今日の朝、どっかのオトコの人に
 おま〇こ触られちゃってコト…?)

知的な顔立ちからは想像できない、極太の縮れ毛が生えるがままに
まかせている姉の女性器を食い入るように見つめる。

「ワタシまだ小学生だよ…?ランドセル背負ってる小学生の女のコの
こんなトコを満員電車の中で指でくちゅくちゅしてくるなんて……」

羞恥に頬を紅潮させながら母親譲りの濃厚な陰毛で蔽われている女性器を
ほっそりとした指で弄っている少女は、今朝、自分を快楽の海の底に
引きずり込んだ父親より年上であろう中年男の指使いを思い出すかのように
女性器をびっしりと覆いつくしている艶やかな縮れ毛を掻き分け、
ピンク色の肉襞を露出させると12時間前に父より年上の男に
満員電車の中で弄ばれてしまった女性器にほっそりとした指を
ゆっくりと這わせ始めた――――
0037フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/18(土) 22:41:58.88ID:ss1TQ1a/
お久しぶりです。ガンダムF91のパロ「包まれたオシリ」を以前書いていましたが、多忙のため一度は断念しましたw
今回は内容をギュッと凝縮し考えていたラストまで完走します。

ガンダムは情報量が多いのですが、簡単にF91の内容を……
キャラの見た目に関してはググッてもらえれば……w

地球を治める政府が作った地球連邦軍と、貴族主義を掲げるCV=クロスボーン・ヴァンガードの戦いを描いたストーリー。

主人公 シーブック・アノー

ヒロイン セシリー・フェアチャイルド
(本名 ベラ・ロナ)
搭乗機体はビギナ・ギナ

ラスボス 鉄仮面ことカロッゾ・ロナ
(セシリーの父であり、ロナ家の婿養子)
搭乗機体はラフレシア

フロンティアWというコロニーに住むシーブックは連邦とCVの戦争に巻き込まれたのを契機に、
連邦の機体・ガンダムF91のパイロットになり、セシリーが実はCVのトップの孫娘であるのを知る。
実家に戻されたセシリー=ベラはCVの貴族主義のアイドルとして祭り上げられるが、連邦に合流し実家と戦う決心をする。
二人で鉄仮面と対峙、シーブックは彼を倒しセシリーを救出して映画は完結。

このSSは、本編の数日後という設定です。
0038フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/18(土) 22:53:19.72ID:ss1TQ1a/
包まれたオシリ 第一話

宇宙世紀122年、連邦とCVの戦争は一旦連邦の勝利に終わったが、CVのある1部隊が仕掛けてきた。
この物語は、ある宇宙域で繰り広げられたバトルから始まる。

「いっちゃえよ!」

連邦のシーブックが駆るガンダムF91は持ち前のニュータイプ能力と機体性能で敵を有利に破壊していった。
しかし今は、訓練中の事故による不調で本来機体が持つ加速機能を使用できないのが弱点だ。

「まだ敵が来る……セシリーは無事か?」


離れた宇宙域ではセシリーことベラが駆るビギナ・ギナが戦闘していた。

「あれほど残酷なことを人々にしておきながら戦争を繰り返すなんて……あなた達には人間の心がないの!?」

シーブック同様のニュータイプ能力で撃破していく。
ヘルメットとパイロットスーツの下には、オレンジ色の柔らかく豊かな髪と、しなやかで華奢な肢体。
貴族主義を掲げるCVを率いるロナ家の生まれだけあり、高貴で凛とした美貌。
しかし人一倍道徳心と犠牲心に溢れた彼女はCVの残虐さを無視できない。
無理もない、自分の父がトップである祖父に内密に、人を切り裂く兵器「バグ」で大量殺戮を行ったのだから。
0039フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/18(土) 22:56:15.04ID:ss1TQ1a/
「機体が動かない?」

CVが開発した妨害電磁波によって、セシリーがレバーを動かしても機体が言うことを効かない。

そこに飛んできたのは敵部隊の隊長の機体。
貫かない程度の力で巨大な槍をビギナ・ギナに突き刺すと、衝撃でセシリーは気絶した。
0040フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/18(土) 23:14:04.00ID:ss1TQ1a/
「……私は……あの時攻撃されて……」

セシリーが意識を取り戻した時は見知らぬ室内。
ヘルメットは外されているが、パイロットスーツはそのまま。
すぐに察した。ここはCVの戦艦内。

(私……やはり負けたのね……
だけど、必ず戻って見せる……私はこんな組織に利用されることも、殺されることもあってはならないのだから……)

心を鎮めるよう毅然とした顔を作るが、内心は不安もあった。
心を過るのは戦いで時分を救ってくれたシーブックの姿。

(だけど、シーブック、助けに来て……)

「ほお、目覚めたか」

入ってきたのは30代と見えるCVの軍人。
冷たい色の銀髪と緑の瞳。セシリーを捕らえた部隊長と思われる。
筋骨隆々とした体型がパイロットスーツ越しでもわかる。

実家を裏切ったとは言え、ロナ家の娘であるのに変わりない。凛として落ち着いた態度で姿勢を正し。

「随分と手荒な歓迎だな。CVはいつからこんなに粗暴になった?」

「ふふ、生家を裏切っておいて随分強気だな。
そうでなければ面白くない。」

「なぜここに?私は反逆者だ。拷問や尋問の術を忘れたのか?」

事実その心配をしていなかったと言えば嘘になる。
頬を伝う細い汗を無視して不遜に接すると、帰って来たのは思わぬ言葉。

「そんなこと考えちゃいないさ。俺達の望みはお前自身だ。」

「何を言って……?」

すると複数の軍人が入ってきた。皆あの部隊の者だ。
リーダーに負けず劣らずの下劣な顔でセシリーを取り囲む。
流石に察した彼女は身構えて……

「そうか、やはり卑しいことを考えていたか。マイッツァーお祖父様が御不憫だ。
このような者がいてはCVの恥だな。」

「言ってろ……行け、お前たち。」

隊長の声でセシリーを取り押さえる彼等。
例えニュータイプ能力と運動神経に優れる彼女も女性。
複数の軍人に敵う筈もない。

「止めろ!お前達!恥はないのか!?」



と、今日はここまでです。
それではまた。
0041フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/19(日) 21:59:01.91ID:0yhIviae
こんばんは。
今夜も投稿します。

包まれたオシリ 第2話

いつもの冷静さを保てず抵抗するも、ヘルメットとパイロットスーツをあっさり脱がされてしまう。
そして、純白のレース付きブラとパンツも奪われ一糸纏わぬ姿にされる。
惚れ惚れする白い肌は衆知と恐怖で紅に染まる。
同年代の女子に比べ余りにも細い、しかし健康的なラインを両立したシルエット。
程よい大きさと形をしたバスト。しなやかな腕と脚、そして小さいながらも美しい丸みを帯びたヒップ。
その全てが動かない震えている。
オレンジの毛をした恥丘を隠すのが男達の欲望を掻き立てる。

「な、何をしようと言うのだ……貴族主義を掲げるCVの、風上にも、置けない……は、恥を知れ……」

胸と股間を隠しながら、蒼い瞳をできるだけ釣り上げ精一杯の威厳を見せるセシリー。
しかし、どれだけ気丈な彼女もやはり女。
ここでは恐怖に染まり、しっとりした美声も上擦ったものになった。

「ふふふ、そういう所は他の女と変わらんな。更に気に入ったぞ。
だが、俺達の欲しいのはお前がイメージしてるものじゃない……」

嘯く隊長に続きにじり寄るメンバー達。
隊長がポケットから出したのは凶器ではなく、突起のあるカプセル。
拍子抜けするが敵の本気さに恐怖を拭えないセシリー。

「それは一体……」

「こうするのさ!」

「きゃあ!お前達、一体何を……!」

隊長の目配せでターゲットを羽交い締めし、過剰え四つん這いにさせる。
隊長は後ろに回り、綺麗に皮を剥いた白桃のように滑らかなヒップを撫で、アナルを開かせる。
赤い色をした綺麗なものだった。

「お前達、自分が何をしているのかわかっているのか!?」
0042フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/19(日) 22:11:00.84ID:0yhIviae
余りの屈辱的な仕打ちに顔を赤らめ取り乱すセシリー。

「ああ、自覚はあるさ。色んな女を弄んできたからな。」

「お前達、本当に恥さらしだな……」

カプセルの先端を入れられると、初めての柔らかな感触にアナルの芯から刺激を知って、腰の双丘はプルんと揺れる。
そして入ってくる冷たい液体。すぐに腹をいたぶるような衝撃が襲ってくる。

「や、ううう……よせ、止めろ!何、この、不快感は……!」

美しい胸、細いウエスト、可憐な尻……未知の苦しさ故にそれらを震わせる。

「どうした、いい格好だな、ベラ様ともあろうお人が。この姿を国の者達に見せたらどうなるかな。」

決して傲慢ではないが人一倍強い自尊心を持つセシリーには、その言葉はとても堪えた。
滑らかな背中から尻を伝う汗に身体をプルンと震わせる。
無意味とわかりながら、アナルをギュッと締めるが限界だった。
余りの苦しさで無意識に尻を少しずつせり上げていく。

「せめて、然るべき場所に……!」

「それはダメだな。ここは全員で鑑賞できる場所だからな。
どうしてもと言うなら【サラ】を貸さんでもない。」

「皿……早く、渡せ……!」

「おいおい、ものを頼む態度か?一度は貴族手記のアイドルになったベラ様なら礼儀はしってるだろう?」

「貴様……」

「どうする、限界は必ず来るぞ?」

時計の針音がいやに大きく聞こえる気がする。
背に腹は代えられない……!
0043フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/19(日) 22:19:18.80ID:0yhIviae
「お願いします、皿を……下さい!」

凛とした美貌を切なさに染めて声を絞り出すセシリー。
そこにCVにいた時の『ベラ』の姿はなかった。

「いいだろう、ほら。」

無造作に置かれたシンプルな皿の上にしゃがみ、目を閉じて腹に力を込めるセシリー。

「う、ううう……!!」

「ほらほら、ベラ様が醜態を見せてくれるぞ。これはレアだ。」


口々に声を出すメンバー達。

ブッ、ブリブリブリ……!!

アナルは瞬時に開き、甚だしく下品な音と共に温かみのあるブラウンのモノがホワイトの皿に落下した。



「いやぁぁぁぁ!!」

「ハハハ、こりゃいいや!元王女、強制排泄か!」

「流石ベラ様だけあって臭いも格別だ!」

余りの罵詈雑言に耳を塞ぎ、首を横に振るセシリー。

「言わないで!何も見ないで!」

殆ど出てから数秒後、残った残骸も零れ落ちる。
汚れて広がったアナルを見て隊長は満足げに頷いた。

今日はここまでです。
それでは
0044フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/20(月) 14:05:50.16ID:e3DHiwpP
包まれたオシリ 第三話

「うう……なぜこんなことを……ひどい……!」

強制排泄直後のセシリーは泣きながら俯いていたが、いきなり立たされて脚を広げられた。

「やめて!」

「綺麗にしてやる、お姫様のアナルをタップリとな。」

隊長はトイレットペーパーで彼女のアナルを執拗な手つきで拭き始める。
ネットリした手つきに顔をしかめ、歯を食い縛って耐える。
多くの男達の視線に羞恥を煽られる彼女。
しかし、不思議とそこに僅かだが心を擽られるのを感じずにはいられなかった。
これも未知の感情であり、彼女を戸惑わせた。

(何、この気持ちは? 私はこんな辱しめを受けたのに、そんな……)

首を振ってそれを否定するセシリー。

「ほら、こっちに来い!」

「やめて、これ以上何を!?」

そのまま連れていかれたのはシャワー室。
また四つん這いにされ、アナルの表面に冷水を浴びせられる。

「いやあぁぁぁ!!つ、冷たい!」

「感謝しろ、家族を裏切った親不孝者を綺麗にしてやるんだからな!」

茶色いものが水に流れ、表面の汚れが落ちると今度は硬い質感がアナルを襲った。

「んんん!」
0045フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/20(月) 14:17:16.81ID:e3DHiwpP
後ろを向くとそれは蛇口に繋がれたホースだった。

「折角だ、中も綺麗にしてやる。国の元アイドルは完璧でなきゃな。水を出せ!」

「ぎゃぁぁぁ!」

メンバーが蛇口を捻ると大量の冷水がセシリーの直腸を満たしていく。
一分で腹はポコンと膨れてしまった。

「もう許して……」

顔を上げて懇願するセシリーは少し涙ぐんでいた。
軍人達は肉食動物のように目を光らせニヤリと止めろ笑う。

「ほら、終わらせてやる!」

勢いよくホースを抜くと彼女を仰向けにして、その腹を踏みつける隊長。

「いやぁぁぁ!」

アナルから凄まじい勢いで茶色の液体が溢れていく。

(シーブック、お願い、助けに来て……!)

その夜、セシリーは中々寝付けない悲惨な夜を過ごした。
隊長の部屋で二人きり、セミダブルに寝かされ、尻や胸を散々触られた。

(もう、絶対に泣かない……!こいつらをこれ以上喜ばせるわけにはいかないわ……!)

薄い唇を噛んで決意を新たにするセシリー
0047フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/22(水) 14:54:33.07ID:4/2K67Bi
お久しぶりですm(__)m
今回は話を凝縮しているので、完走できそうです。
0048フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/22(水) 22:49:28.48ID:cEIKGzkt
第四話

翌日、囚人服を着せられたセシリーは戦艦内の広い会議室に連行された。
勢揃いするスタッフ達。コック、メカニック、ドクター……全てのメンバーが皆一様に卑しい眼差しをセシリーに向けていた。
そして中央にいるのはこの戦艦のキャプテンである金髪の四十代男性。
一見すると部隊長程のシャープさはないが、細面の輪郭。エメラルドの瞳にはギラギラしたものがおり、セシリーは身震いした。

シーブックにとっては恋人である『セシリー』だが、彼らCVにとっては国のリーダーの孫である『ベラ』なのだ。
その彼女がオモチャになれば、誰もが注目するのは必至だ。
そして、このキャプテンと部隊長の辣腕なら、軍関係者としての技量と劣情を持ち合わせた者達を集められるのだろう。

全員の前に立たされて衣服を脱がされて全裸にされるセシリー。
紅潮しながらできるだけ視線から目を逸らす。

「やめなさい!このような辱しめを!」

「高貴な生まれの者が見苦しいぞ!」

隊長により抵抗を鎮めるため、白桃のようなヒップを叩かれた。

「うぐっ、お尻はやめなさい……」

張りのある音が木霊して周りは歓声を上げる。
0049フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/22(水) 22:59:13.18ID:cEIKGzkt
「流石ベラ様だ。エロイ体してるぜ……」

セシリーと同い年ほどの少年コックがいやらしく笑う。

「ホントにいい音ね……肌が良いのかしら?私もあの年に戻りたいな……」

30代の女性メカニックもうっとりしていた。

「お前達……よくもこのようなことを……
確かにお前達を裏切り父を討とうとした。
しかし、こんな仕打ちがCVそのものを貶めるのがわからないのか!」

「ふふ、妨害電磁波でCV本部には伝わらんさ。
それよりお前にピッタリの相手がいるぞ?」

「相手?」

すると一人の女が新に入室した。
爽やかなブルーの長髪。セシリーと同等のきめ細かい肌。切れ長の紅い瞳。
年は25才程。クールな顔に自信に溢れた表情。
セシリーより10センチ程高い、男性並みの身長。
CV特有のブラックの制服を着ている。但し、上半身だけ。
下半身にあるのはズボンではなく、男性器を模した物体……ディルドー

「な、何なのあなた……」

「私はレイラ・パトス……よろしくね、ベラ様?」

キャプテンは重い口を開くと

「彼女は優秀だ。軍人としても、アソビ人としてもね……」

「な、それってどういう……」
0050フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/22(水) 23:11:09.91ID:cEIKGzkt
その矢先、いきなりレイラによりポーズを取らされる。
観衆に対し、背中向きに机に手を付けさせられる。周りから綺麗な後ろ姿は丸見えだ。

「この!何をするの……!?」

「あんたの綺麗な姿を皆に見てもらうのさ。」

女性とは言え軍人らしい力で押さえつけると、背中に胴体を押し付け、アナルにディルドーを宛がった。

「ひ、(あれ、この感触は一体……)」

余りにも硬く冷たい、無機質な質感にセシリーは身震いを禁じ得ない。
同時に、何か柔らかいモノが背中に当たっているのに気付いた。
だがその疑問はレイラの躍動で掻き消される。

「い、いやぁぁぁ……!!や、やめてええ……!!う、うぐうう……」

(何、この感じは?痛め付けられてるのに、なぜ……こんな気持ちが……?)

長さのあるディルドーはアナルを少しずつ、た確実に傷付け、抉っていく。
しかし、僅かだがアナルを通して疼くものを拾いとる感覚……
痛みとは違うそれがセシリーを混乱させた。
そして鮮血が少しずつ、ポタポタと床に落ちる。

「いい声で鳴くね、ベラ様!あんた最高だよ!」

「い、いやぁぁぁ!シーブック、来てぇぇぇ……!!」

昨夜涙は見せまいと誓ったが、それは叶わず想い人の名を呼ぶセシリー。
涙は胸から膣、脚を伝い流れていく。

そして次の瞬間……

「……?この臭い……?」
0051フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/22(水) 23:24:26.23ID:cEIKGzkt
鼻を突く臭いに反応するセシリー。
まさか漏らしたと思ったがそうではないのがわかった。
そして背中に密着したレイラの制服越しに感じる、彼女の腹部から何か柔らかく生々しい質感……
セシリーは息を飲んだ。
一方レイラはリアクションを知った途端動きを止め、ディルドーを引き抜いた。

「あ……」

敢えなく床に崩れるセシリー。
血溜まりの上で白い女体はアナルの痛みに震えている。
レイラは彼女の前に立つと、制服をバサリと脱いで衝撃的なものを見せた。

「驚いたかい?」

「いや、来ないで!!」

咄嗟の光景に尻を引きずり逃げようとするが、下半身は受けた痛みと血のスリップで上手く動かない。

レイラの腹部にあったのはパウチ(袋)
中にはブラウンの見慣れたものがあった。
どうやらセシリーを攻める内に出たらしい。
青髪の軍人は突如もの悲し気に……

「これはね、人工肛門ってやつだよ…………
聞いたことあるだろう?
士官学校時代に宿舎で男共に遊ばれてね……
こうなったワケさ……」

自分を今襲った相手とは言え、失礼な態度をとった。
その罪悪感がセシリーを焦燥に駆り立てた。

「ご、こめんなさい……!酷いことを……でも貴方を傷付けるつもりはなくって……!」

必死で謝意を表して理解を求めるセシリー。
すると相手は覚めた目で……

「そう、悪いと思ってんならこういうのにも耐えられるよね……?」
0052フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/22(水) 23:31:36.16ID:cEIKGzkt
遅かった、彼女がレイラの冷たい笑いに戦慄すると、すぐに相手は新しいディルドーに取り替えた。
しかも、先端が少し尖ったイボ付き……それが複数あるのだからビジュアル的にセシリーへのインパクトは絶大だ。

「な、何、それは……」

「何って、あんたにバツを与える道具だよ。」

そのままセシリーを四つん這いにして、凶器を根本まで一気に貫いた。

「ひっ、ひっ、おおおおおぉぉぉ!!」

喉が壊れると思う程声を上げる。
そしてさっきとは比にならない程凄まじいモーションでアナルを抉るレイラ。

「ほらほら、もっと叫びな!」

ディルドーを先端が見えるギリギリまで引き抜く度、そこに着いた紅い痕が見える。
スタッフ達は熱狂し声を上げた。

「またレイラの悪癖が始まったな。」

キャプテンの声に頷いた隊長。

「ああ、同情や罪悪感を持たせて揺らがせる……お得意のやり方だ。」
0054フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/23(木) 10:39:58.50ID:paG8dH99
全身が痛みに包まれて床に這う血は少しずつ増えていく。
しかも、「アノ感覚」がまた彼女を襲った。
痛みではない、感情を昂らせるフラチな思い……
この追い詰められた状況で沸き起こる衝動に息を飲む。

(ど、どうなってるの、私は、何てことを……)

襲われた当初激しかった息遣いと心臓の鼓動は僅かではあるが緩やかになり、少しずつ痛覚と屈辱に割り込んでくる高揚……
それは丁度、日常で時折彼女に訪れる欲求……言わば思春期の少女としての性欲に通じるものがあるのは否めない。
自分の不謹慎さに戸惑うセシリー。

凌辱に慣れたレイラはそんな彼女の些細な変化を見透かし、挿入したまま動きを止めた。

「ふうん、あんた、満更でもないようだねぇ……」

「な、何を言ってるの!こんなにされたのに……」

勢いで振り替えるが、レイラはセシリーの女性器に這わせた指を向けて。

「じゃあこれは何なんだい?」

「……?」

絶句は無理もない。それは透明な液体。則ち、彼女の快楽の証。
まだ少量だが、痛みに耐えるための防衛本能として沸いてきた感情なのか、
はたまた彼女が最初から持っていた感情なのか……
いずれにせよセシリーの中に快感があるのは確かだった。

「……違う、私、そんないやらしい女じゃない……」

最後はやや力を落とした声色。レイラはニヤリとして再びピストンを開始。

「誤魔化すんじゃないよ!淫らなベラ様にはタップリ与えてやらないとね!」

「いやぁぁぁぁ!!」

アナルを掘られ牝鹿のように叫ぶセシリー。
それに伴い降りてくる雫……
0055フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/23(木) 10:54:59.66ID:paG8dH99
満足したレイラが引き抜くと、アッサリ淫液混じりの血溜まりに俯せに倒れた。
肩で息をしてしずしずと涙を流すセシリー。

「わ、た、し……そんな女じゃない……そうよね、シーブック……」

青髪の女戦士は彼女の前方にしゃがむと、形の良い顎をクイッと上げさせた。

「さ、遊んでやったんだ。これを綺麗にするんだよ。」

「……!」

否が応でも見せられるディルドーの汚れ。
ブラウンのそれは自分の鮮血の臭いの中にあっても、異臭を放っていた。
自分のものを口にするなどしたことがない。
しかし、突き付けられると何故か心が傾きかけている自分もいて戸惑うばかり。

「わ、私……それは……」

「手のかかる奴だね!早くやりな!」

レイラに頭を掴まれて無理矢理口に突っ込まれる。

「ん、んぐぐっ……んんん……!!」

(私の、血、排泄物……何て気持ち悪いの……!!
……でも……!)

不思議と舌は動いてそれらを舐め始める。
まだ不器用だがヌラヌラと躊躇いがちに舐めるセシリー。
徐々にそれは激しくなるのをレイラは満足気に眺める。

「ふふ、いやらしいね。欲深い女だよ。素質があるんじゃないか……」

(……!?)

凌辱者の声は聞き捨てならないものだが、全力で舐めきるとそれは口から離された。
0056フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/23(木) 11:07:31.22ID:paG8dH99
(とうとう、してしまった……)

自分の下品な行為に茫然と蒼い目を丸くするセシリー。
レイラは口角を歪めて上げるとディルドーを見せ付ける。

「ここまで綺麗にするとはねえ……見なよ、これ。あんたのお陰で黒光りだよ?」

「やめて、言わないで!」

いつもの気丈さは影もなく、首を横に振るしかない彼女。

「最後まで頑張ったあんたにはいいものくれてやるよ!ホラ!」

レイラは外した自らのパウチを高々と掲げ、力一杯破いた。
中にあった茶色いもの雨のようにセシリーの頭上に降り注いだ。

「きゃぁぁぁぁぁ!!……いや、なにこれ!?く、くさい!」

出したばかりの柔らかく、生暖かいそれらが夕焼けのようなオレンジの髪を、透き通るような白い肌をブラウンに染めていく。
比較的硬いものは床に落ち、柔らかいものは髪や肌にこびりつく。

「ほら、メインディッシュだよ。しっかり味わいな、ベラ様!!」

自身のそれを手掴みでセシリーに食べさせるレイラ。

「あ、うえ、いやぁぁぁ……!」

口内を覆う糞の臭いと味で心はパニック。
反射的に床に吐き出してしまうが、レイラはそれらも拾って食べさせた。
さっきの衝動が再び沸き起こり、半強制的に、そして半ば自分の意思で喉に運んでしまうセシリー。

「う、うう……!」

(私って一体……シーブック、こんな私を許してくれる……?)

会場は歓声に包まれた。



第5話これで終わりです。
それでは。
0057フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/24(金) 20:33:53.56ID:KmMNv5Gu
第六話

その夜、凄惨な目に遭ったセシリーは体を徹底して洗われた後、連れられた一人部屋で過ごしたが、アナルには傷薬は一切塗られなかった。
今までにない新しい「カオ」に気付かされ嗚咽と涙に溢れる彼女。

「シーブック、私、どうしたらいい……?」

自分にあんな性癖があったと思うと嫌悪感に包まれずにいられない。
アナルの痛みにより、力が入り閉ざされる両脚。
疲れが出て眠りに着いた。

翌日、無理矢理起こされて朝食を取るのを強要された。
浣腸を楽しむためには「資本」が必要と考えられたのだろう。それ故、野菜が多いメニューだった。
食欲はないが体力が危うくなりそうなので、我慢して食べた。

(いざシーブックが助けに来てくれた時逃げられなくなったら、彼の気持ちが無駄になるわ……
絶対にシーブックと一緒にこいつらを倒してみせる……!)

数時間後、隊長達が入ってきた。
あの場にいた彼らもセシリーの快感を知っていた。

「昨日の痴態中々だったぞ、すっかり俺達のアイドルだな。
レイラ先輩に開眼させてもらって良かったな。」

「お前達は……!」

メンバー達はセシリーを捕まえ四つん這いにすると、その傷付いて敏感になったアナルに浣腸をした。
容赦なく傷口に染み渡る冷たい浣腸液。
歯を食い縛り、自ずと腹に力を込めて床と睨み合う。

「うううっ!」

「昨日はオモチャを味わったからな。今日はホンモノで遊んでやる。」

その声にビクンとして顔を上げると、隊長が堂々たる裸体を見せていた。
セシリーは引きつって後ずさりするが、他のメンバーが捕らえてしまう。
張り出して主張する大胸筋、ビッシリと割れた腹筋。
四肢は徹底してビルドアップされ、特に二の腕と太股の筋肉ははち切れんばかりに盛り上がっていた。
そして、男のシンボルは力強すぎる程厚みのある逸物。20センチはありそうだ。

「い、いやぁぁ、やめなさい!何故私を……」

男の全裸など入浴中に見た実父のものしか知らなかった彼女には目に毒なものだった。

「当然だ、最初からこれが狙いさ。」

「止しなさい……!こんなことしても、名誉にもステータスにもならないわ」
0058フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/24(金) 20:51:17.78ID:KmMNv5Gu
「そんなものはどうでもいい。俺達はただ、お前という高貴な女を弄びたいだけだ。」

レイラの比にならないパワーでガッシリ腰を固定して、肉棒の先端を入れたのみで動きを止めた。
自分の反応を見て楽しんでいるのは明白だ。
今の浣腸、先日の凌辱での痛みと僅かな快感でアナルは嫌という程敏感になっている。
心臓の鼓動は速まり脂汗が全身から少しずつ流れていく。
しかし彼女を襲うのは恐怖と焦燥のみならず、ある種の「期待と高揚」も存在した。
それもあり益々腹に込める力が緩くなっているのがわかる。

(本当に何なの……?この思いは?昨日もアンナ気持ちになって……)

「ふふ、かなり待望しているようだな、お前さん。
それが体の震えからもわかるぞ。 昨日も何だかんだで楽しんだんだろ?」

「そんなわけがない!私が、お前達のような奴等に……!」

「あんまり怒ると出てしまうぞ、お前の分身が……」

「……余計なことを……きゃあ、いやぁぁぁぁ!」

容赦なく肉棒を根本まで挿入され、昨日無機物に犯された腸は「ナマモノ」という新たな凌辱者に対し、無言の悲鳴を上げる。
結合部から細く紅い道のように血液が流れていく。

「い、いやぁぁぁ!痛いいぃぃぃ!!
やめて、離して!こんなの耐えられない……!」

みっともなく汗と悲鳴を上げるセシリー。
体の芯を蹂躙されて抉られる痛み。更に排便欲求が押し寄せる。
例え喚いても高貴な美しさは健在だが、最初の凛とした姿はもはやない。

「ホラ、どうだ!いっそこのままお前の分身を出してみるか!あまり無理すると体に障るぞ!」

「い、いや、まだ、私は……」

(もう諦めて終わりにしたい……それに、出したら、気持ち、いいかも……
こいつらは腹が立つけど、見られるのは悪くないかも……!
……わたし、何て下品なことを……)

いつの間にか現れたあられもない欲望に愕然とする。
普通の排泄欲とは違う、排泄行為そのものに対する魅力・それを見られることへの偽りのない欲望がすんなりと生まれてくる。
0059フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/24(金) 21:02:59.73ID:KmMNv5Gu
突如襲う閃光。カメラの眩いフラッシュが何度も彼女を照らした。
写真を撮るメンバー達。
前後左右、四方の斜め、多用なアングルから撮影する。
最初から彼らのポジショニングは決まっていたらしい。

「や、やめて!こんな姿撮らないで!」

しかし、撮られる度に快感はどんどん底上げされていく。
息遣いは激しくなる。
心と腹の奥から湧いてくる欲望……
(何だかジンジンしてくるわ……ホントに、我慢できない……)

「いつも捕らえた女には同じことしてんだよ!
監視カメラと違って撮られるリアクションを直に見れるからな!」

「ひ、酷い……」

「ふふ、本心ではどうだかな?」

隊長の言葉は間違いではなく、彼女の耐久に限界が来た。
体だけでなく、心の限界が……
幼い時から理性と人目を気にしてきた心は脆くなり始め……

それを見透かした隊長は激しいピストンを繰り返し、トドメとして槍のように根本までを突いた!

「タップリ受けとれ!我等のアイドル!」

大量の熱い精液が腸に出され、細く高い悲鳴を上げてしまうセシリー。

「ひ、いやぁぁぁぁぁ!」

勢い良く引き抜かれると、物欲しそうにパックリ口を開けたアナルから白濁液が逆流する。
その直後……

「あ、いや、いやぁぁぁぁぁ!」

ブリブリ、ブッ、ブリブリブリィィィ…………!!

ブラウンの柔らかい大便が皿の上に堂々と降りてくる。
明るい色の、少しグチャッとしていそうな質感のそれは温かい状態であり、周りを楽しませた。
数秒して、硬くコロコロしたのが2、3個落ちてきた。
0060フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/24(金) 21:10:55.77ID:KmMNv5Gu
「すげえ、ベラ様遂にしちゃったよ!」

「臭うのなんのって……やっぱこういうとこは俺達と変わらねえな!」


「はあ、はあ……!」

(……と、とうとう、出しちゃった……もう引き返せない……
でも、何だろう、悪くないと思ってる自分がいる……!
胸が、やけに高鳴ってる……)

ヤジを飛ばしまくる連中に反論する余裕はない。
肩で息をしながら人前で排泄の瞬間を見せるという恥辱に包まれながらも、己の中にあるヨコシマな感情から目を逸らせない……!
高揚は偽れないのだから。

「おめでとう、遂にやったな。」

隊長は彼女の細い肩に手を置くと、女の秘所に触れて、その指を本人に見せつけた。

「……そんな……私は……」

目を逸らすセシリー。
その指は紛れもない愛液だった。

「お前はこういうことをされてイク変態だと言うことだ。」

セシリーは言葉を失うだけだ。

(シーブック……私はこれから……)

今日は以上です。
前半ももうすぐ終わりでホットしてます。
それではノ
0061フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/29(水) 21:58:54.94ID:U2Bz7yFd
第七話

セシリーが囚われてから一週間、連邦はCVの電波妨害を破る強力なビームキャノンを完成させた。
それを戦艦のデッキで見つめるシーブック。

「これを使えばセシリーを救える。待っていてくれ……!」



CVの戦艦では相変わらずセシリーはアナルを犯されていた。
傷薬を塗られていないためアナルは『物欲しそうな怪物の大口』のように広がり続けている。
それだけではなく彼女はアナルレイプや排泄・食糞・塗糞の強要で不快感を覚えながらも、性的快感で前より早めに絶頂に達するよう開発されていた。
得意気に嘯く隊長。

「流石のベラ様も我慢弱くなったと見えるな。あんなに凛々しかったのが今では排泄玩具。」

「黙れ、お前達に散々弄ばれてこうなったのだ……」

「ふふ、まあ楽しめよ。」

「いやぁぁぁ、広がるぅ……私の、お尻の穴が、広がるぅぅぅ……!!」

容赦なく隊長に突っ込まれ結合部から血を流すセシリー。
そして中出しされてしまう。

一人シャワー室を使うセシリー。

「シーブック、早く来て……!」

散々嫌がっても敏感に反応するようになったアナルに無意識に触れてしまう手。
しかし突然……

「な、何これは……!?」
0062フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/29(水) 22:09:41.18ID:U2Bz7yFd
掌に落ちてくる熱く柔らかく、ベットリしたもの。

見つめる掌には軟便が乗っていた。
嫌というほどネチャットした質感に顔を歪めるセシリー。
蒼い瞳は恐怖に揺れている。

「いきなり出るなんて……」

(いつもは出そうになると気付くのに。今は全然わからなかった……)

しかしこうなるのは自然であり、心のどこかでは気付いていた。
あれだけ太いぺニスを何度も無理矢理突っ込まれれば、いつかは括約筋の力が緩み内容物を垂れ流してしまうことに……!
しゃがみこむセシリー。

「シーブック、わたし、どうしたらいい……!」

「これを穿けばいいんじゃないか?」

「……それは……」

いつまにか入ってきたのはキャプテンだった。
金髪の底知れぬ雰囲気を纏う男……隊長とは違った危なさが彼にはあった。
そしてキャプテンが持っていたのは誰もが小さい時に使わされていた衣類……白いオムツだった。

誰にとっても同様だろうが、無論セシリーにとってもそれは赤ん坊の証。
人一倍大人びた性格の彼女は恐怖と嫌悪に染まりながら、身を捩ろうとするが、キャプテンはセシリーを捕まえて排泄で汚れたアナル、掌、脚を強引に洗い始めた。
特にアナルはネチネチとしつこく洗われた。

「やめて!それくらい自分で……!」

「こうなれば赤ん坊同然だよ。それも最高の玩具としてのな……」

お湯で濡れた全身も拭かれると、キャプテンの個室に連れていかれM字開脚のポーズで仰向けにされ、下にオムツを敷かれた。
0063フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/04/29(水) 22:17:06.71ID:U2Bz7yFd
「やめて、そんなことされたら私……もう後に……」

「後に、なんだ?」

ギラつく目に圧倒され声が自ずと出てしまう。

「後に、引けなくなっちゃう……」

唇をもどかしそうに、そして物欲しそうに動かすセシリー。
キャプテンはセシリーの性的快感に気付いていた。今の恥ずかしい状態すら快楽になるであろうことも……

「良いではないか。CVのトップの孫娘におしめを穿かせるなんて光栄だ。」

「……」

胸の高揚と共に、息が少しずつ激しく、苦しくなっていく。
下腹部の奥がジンジンと熱くなる。
ほぼ動きが止まった美しいターゲットを前に勝利を悟った男は男は手を動かす。
尻だけでなく下腹部全体も覆ってしまい、女性器はギュッと締まる。
アナルは収縮こそしないがピクピクと疼いている。

次回に続く。

オムツの感触はイヤに厚く柔らかい。
不快な筈なのにそれを外したいと心から思えなかった……
0066名無しさん@ピンキー2020/05/20(水) 13:24:21.38ID:OBtlKXrI
面倒くさがって読んでも滅多に書き込まない
なので今更だが
F91の人
お待ちしてます
0068フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/05/31(日) 22:04:08.97ID:CpWyaXeC
こんばんは。む〜、今日は短くしか書けませんでした

包まれたオシリ 第7話 1/2

セシリーがオムツを履かされてから二週間が過ぎた。
アナルが緩くなり赤ん坊のように垂れ流す姿を嘲笑され、アナルを犯される日々。
それに羞恥と屈辱を募らせる一方、快楽まで強くなっていた彼女は混乱していた。
そんなストレスフルな状況なので、食事も喉を通らなくなり、健康的でスマートな体型は少しずつ痩せ細っていた。
気丈だがプライドも高い彼女には相当堪えたのだろう、身動きが取れない程病弱になっていた。
貴族主義のアイドルに相応しい美貌は健在だが、前と比べれば窶れて少し貧相になっていた。
今はただ、想い人が来るのを願うばかり。

オムツのテープを開け、セシリーの‘’製造物‘’を一瞥しニヤけるCVの部隊長。
毎日自身の排泄物と凌辱者達の精液の臭いを否応なく嗅ぐ羽目になり、綺麗好きな彼女の鋭い嗅覚と汚物への嫌悪感は麻痺し始めていた。
その証左に最初程顔を歪めてはいない。

「今日もまたイッてしまったなあ、ベラ様?」

「…………わ、セシリー、その、捨てた……」

衰弱が始まった彼女は以前のような凛とした話し方ができなくなっていた。
透き通る美声も艶がない。

「何だって、もう少しお聞かせ願えますか、ベラ様?」

「私は、セ、セシリー・フェア、チャイルド……
ベラの名前は、捨てた……」

振り絞って出した声はセシリーに残されたプライドの現れだった。

「まだ言っているのか。もうセシリーを名乗っていた時期の友人達は助けに来ないというのに……
気丈なベラ様は諦めが悪いですな!」

隊長は当て付けがましく、彼女が穿いていたオムツをその痩せ細った美顔に投げつけた。

「っ…………!」

自身の茶色い排泄物が顔にベッタリと張り付く。
殆ど動けないセシリーは、その鼻を刺すような臭いと僅かに口に入った味に嫌悪を持ちつつ、端正な唇や小さい頭を必死に動かして何とかそれを退かした。
隊長はただ嘲笑するだけだった。

「ふう、ベラ様ともあろうお方が……」
0069名無しさん@ピンキー2020/06/05(金) 00:39:34.96ID:Spe1nCnz
ビニール袋に入れた“排泄物”の様なものを車から歩道に捨てたか…“重さは約3キロ” 目撃者が通報し無職の男を逮捕
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5dd10c38b36168ccddcb0df3adcdd8c9ea52cff
 愛知県豊橋市で今年3月、糞や尿のようなものが入ったビニール袋を捨てたとして、64歳の無職の男が逮捕されました。

 逮捕されたのは豊橋市下地町の64歳の無職の男です。

 男は今年3月、豊橋市内の歩道に糞や尿のようなものが入ったビニール袋2袋、重さおよそ3.1キログラムを捨てた疑いがもたれています。

 男が車から歩道にビニール袋を捨てているのを目撃した通行人が通報し、発覚しました。警察は車のナンバーなどから男を特定し、3日夜、逮捕しました。

 男は「身に覚えがありません」と容疑を否認しています。

東海テレビ
0070フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/06/10(水) 22:37:20.77ID:IqYB7rGn
>>68
包まれたオシリ 第7話 2/2

その時、凄まじい轟音が鳴り響き、CVの戦艦は衝撃に包まれた。

「何だ!」

「連邦の攻撃です!」

地球連邦の戦艦がいくつものモビルスーツを伴い攻撃を仕掛けてきた。
次々に倒されていくCVのモビルスーツ。

連邦サイドのパイロットにして、セシリーの想い人であるシーブック・アノーも自らのガンダムで敵を破壊していく。

「待っていてくれ、セシリー!」
0071フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/06/10(水) 22:48:32.26ID:IqYB7rGn
途中送信しちゃった

ガンダムから降り、戦艦に入ると更にCVの兵士達を倒していくシーブック達連邦兵士。

「セシリーはどこだ!」

その時、彼の耳に声が聞こえたような気がした。

(シーブック……助けて……もうあなたなしでは……)

その声の導かれるままに辿り着いたのはCV部隊長の部屋。

「ここだな……」

持っていたマシンガンでドアを壊して入ると、部隊長が厳めしい顔でマシンガンを向けていた。
その横にはベッドに横たわるセシリーの姿。
痩せ細り、顔には排泄の汚れがある。
そして、下半身は何も身に付けていない。

今まで見たことのない凄惨なセシリーの姿に声を失うが、次の瞬間マシンガンは火を吹き隊長は血の海に倒れていた。

「シ、シーブック……会いたかった……」

「セシリー、何故こんなことに……いや、それより今は脱出だ!」

敵から奪った宇宙服をセシリーに着せて戦艦を後にするシーブック。
他の連邦仲間もCVの兵士を粗方倒した。

爆発の炎に包まれるCVの戦艦を背後にシーブック達は連邦の戦艦を目指していった。

ガンダムのコクピットにはシーブックとセシリーがいる。
シーブックは宇宙服のヘルメット越しに見える、愛しい女の痛ましい表情に胸を痛めながらも操縦に集中した。

今日はこういう感じです。
次回から話しは後編に入ります
0072名無しさん@ピンキー2020/06/15(月) 05:31:37.70ID:fzhNJXzA
絶対の自信をもって投下し、反響をニヤニヤしながら待つこと30分
まだ付かないレスに「普通の人は仕事中だもんな」とガッカリしながら合理化を図る
更に1時間が過ぎ、2時間が過ぎるが、何度板を開いてもレス番に変化は生じない
そうしているうちに居眠りをしてしまい、目が覚めると夜の9時頃になっていた
ガバッと身を起こして板を開くと、レスの数字が2つ動いている
意外な少なさを不満に思いながらも震える手でスレタイをクリックしてみると

「そういや○○アニメ化するらしいね」
「前スレで推してる人いたけど良展開あるの?」

などという投下とは全く無縁のレスが付いているだけで、それを見た作者先生は絶望と周知により怒りがこみ上げてくる
その後、数日経過するもレス番はピタッと止まったままで、一週間経った頃に「保守」とだけ書き込まれる

こんな展開が最高に笑える
たとえ批判でも相手にしてもらえるだけ喜ぶべきってことだね
0074名無しさん@ピンキー2020/07/02(木) 01:32:03.58ID:t8vwbNzo
気温も上がり、薫ちゃんが詰まらせたトイレからたちのぼる匂いもかなりキツくなる季節になってきましたね。
なるべく早く片付けたい所ですが何しろ量が量なので片付けている最中にも匂いは増していき…やっと片付け終わったと思って次の個室のドアを開けるとそれ以上の山脈が便器に鎮座していて…
0075名無しさん@ピンキー2020/07/08(水) 00:38:10.77ID:B5ZKmsy3
「あるいは、牡蠣にいっぱいのウイルス」の作者のスメルミコトさんって今は消えてるスカ絵スレのログにあった「海の盗撮物」も書いてたのか
あの人の作品にはめっちゃお世話になってるなぁ
0076名無しさん@ピンキー2020/07/08(水) 02:27:55.87ID:Pr7JPLYQ
>>75
マジか 牡蠣の奴と大分作風違うねんな
海の盗撮物シリーズは好きだった…未由樹ちゃんと涼子ちゃんの話には今でもお世話になってますわ
今ファンボ1kで公開してるんやな…何か複雑であるし、続きが出来たとして今の感じの書き方になるならヌーンな所はある…
0077名無しさん@ピンキー2020/07/11(土) 10:03:45.76ID:fGFlpThV
幼女の大量排泄小説は殆ど無いから、エルフの人さんの新作にでてくるメスガキサキュバスの大量脱糞はドストライクだった。1日3回だしちゃう快便体質なのも良い…
0078G2020/08/02(日) 15:43:31.61ID:MURbaoYD
数日中に、短い話一つ投下するつもりでいます

死んではいませんが、本気で仕事に殺されるんじゃないかと思う毎日
0080名無しさん@ピンキー2020/08/02(日) 21:31:26.25ID:XpBA5Uqk
Gさんええですやん お疲れ様です
待機させて頂きますぜ

ついでに出て来た変なのはスルーしなきゃ…
0081名無しさん@ピンキー2020/08/02(日) 23:13:48.31ID:ssnFAmh7
コロナで仕事が減り規則正しい生活ができたおかげで5kgやせた俺みたいなのもいるというのに…
世の中は不公平だなあ
0082G2020/08/03(月) 23:09:02.05ID:RaE/ySfu
 
過去作品の続きではないのは申し訳ないんですが
今から投下
とある女子高生が、通学電車での退屈を紛らわそうとするお話
 
 
 
 
0083G2020/08/03(月) 23:10:45.36ID:RaE/ySfu
 
 
 
 
 
 例えば、いま。
 私がこの満員電車の中で……
 お漏らししちゃったとしたら。
 それも、おっきな方の。
 
 
 ……どうなっちゃうんだろう。
 
 
 考えて、ゾクゾクする。
 そんな変なのが私だ。

 
 
「は…! あっ… あっ…! ん…… ん、んんん…! も、もう…
 もう! もう我慢… が、まんできな…… あ、あ! あああああっ!!!」


 ぶりゅちゅっ! ぶちゅちゅっ! むりゅりゅりゅっ!!!
 

「ん? うっ… うわああああ!! この女、漏らしやがった!?」
「何だ!? げぇっ く…くせぇっ…! 勘弁してくれよ……」

「あ、ああっ!? だ、大丈夫ですか!?」

「えー? あ、うわっ… 最悪。あのこ漏らしちゃったんだ……。あ〜あ、終わったね」
「あの制服ってどこだっけ。ちょっと調べてみよっか…」



 
 え〜と……
 うん。
 凄いことになるよねぇ…
 

 変だよね?
 女の子なのに、こんなこと考えて…。
 もう17の大人なのに。
 でも、だって退屈だったんだから……ほんとに。毎日。
 で、色々考えちゃう。
 
0084G2020/08/03(月) 23:11:35.54ID:RaE/ySfu
 
 毎日まいにち、朝と、そして夕方。
 片道1時間、ぎゅうぎゅう詰めで揺られ続けるんだから……。社畜なサラリーマンでもないのに。
 鞄とつり革に握って、周りにいっぱいいるんだけど。
 制服に変な匂いが染みつきそう。

 電車に乗るとき運がよかったら、停車駅で席を立つ人の前に居たら、流石にその時は座れる。
 そういう時だけはスマホ見たりも出来るんだけど。
 いつも大体、立ったまま。
 もっと家に近い、第一志望に受かってたらなぁ……。何回ため息ついたっけ。

 勉強は頑張るよ。
 夢があるしね。
 絶対行きたくない学校なんかそもそも受けないから、今の高校だって良い所たくさんあるんだよ。
 レベルが低いわけじゃない、落ち着いた雰囲気も気に入ってる。
 いい友達も結構できた。

 でもね、毎日2時間、立ったままやること何にも無いって。それはホントつらかったのよ。
 たまにはすぐ座れることもあるけど。
 音楽聴くばっかりは流石に飽きた。
 電車の窓から見える風景もね。
 何か勉強しようと思っても、これじゃね……。
 読書ってのも柄じゃないし。

 もし同じ電車で通う友達が最初からいたら、それで全然違ったんだろうな、って思う。
 でも私は一人だった。

 とにかく、やることが無かった。
 だからつい……ね。自分の世界に入り込んで、いろいろ、危ないこと考えちゃったりする方向に。
 スマホと違って頭の中は誰にも見られないから。

 やっぱ最初は、痴漢されちゃったら…とか、そういうの。
 実際にされちゃったことはまだ無いし、それで結構ドキドキして、長く持ったかな。
 でもそのあと友達からリアルな体験談聞かされて、興醒めしちゃった。
 
 
0085G2020/08/03(月) 23:12:44.73ID:RaE/ySfu
 
 次は……物を使ってみた。
 本物じゃないよ?
 そーいうオモチャに見立てた、ただの小さなカプセルをね、えーと何だったかな……
 あ、勉強用の耳栓を収納するやつだ。
 それを下着の中に入れてみたの。
 アソコに当たるように。
 本物じゃなくても、まくって鏡見たらそこだけちょっと盛り上がって、何か入れてるの丸わかり。
 すっごい……ドキドキした。

 電車来て、ぷしゅーって扉開いて、それだけで経験したことないスリルで、興奮して…
 乗り込むときの何歩か、すごく意識してた。
 駅に着いて降りて、興奮が収まらなくて、トイレに駆け込んだ。その日は遅刻寸前になった。

 毎日じゃないけど、だんだん、だんだん、そーいうのがエスカレートしてったんだけど
 ある時それも飽きてやめた。
 本物買って使うとか、それは流石にヤバいと思ったしさ……
 誰かにバレて、奴隷にされちゃったりとか想像はして楽しんだんだけど。


 飽きた、って言ったけど、きっかけはあった。
 ある日、電車に揺られる途中でものすごくね、突然おなか痛くなった。
 よくある話なんだけど……
 うんち漏れそうになっちゃった。
 通学の電車の途中でトイレ行きたくなっちゃう…なんてのは割とよくある話。そういう時は、降りる駅まで普通に我慢する。
 子供じゃないし。
 電車にあるトイレには、入りたくないしね。そもそも満員電車で、そこまで行くの大変だし。
 だからその日も最初は、最初に感じた時は、いつもの学校近くの駅まで、我慢するつもりだった。
 我慢できると思ってた。

 でも、その時は違った。
 今すぐトイレ行かないと駄目なやつ。ものすごい腹痛だった。
 本能で、ヤバいと分かった。
 
0086G2020/08/03(月) 23:15:58.33ID:RaE/ySfu
 
 電車から出てほっとしたけど…それは一瞬、もう涙目で、必死過ぎて、そこからあんまり詳しいこと覚えてない。
 頭がおかしくなりそうなお腹の痛みは、全然マシにはなってくれなくて……
 ゴールはまだまだ先で、ホームから駅の階段をゆっくり上がって、そんなきれいじゃないトイレにやっとで駆け込んだ。
 おろした下着、少し茶色くなっただけで済んでた。

 うんちしていい!
 もう、我慢しなくていいっ!!


 ぶちゅびゅっ! べちょちょっ!!  ぶじゅ… どぷっ! ぶうりゅりゅりゅりゅりゅっ!!!


「は…あ、あっ、あ…!! ふ…あああっ!!  んあああああああぁっ!!!」


 ……すごい声が出ちゃった。
 洋式の水に跳ねる、アレの音もね。
 もうね、何て言うんだろ。
 そこからの何秒か、こんな気持ちのいい瞬間が人生であったっけ……て思うくらい、すごかった……。
 考えてみたら、それまで三日ほど私、うんち出てなかったんだよ。
 溜まってたの全部でた。
 ヤバいくらい出た。
 もりもり…とか、ドバドバとかじゃなく、ナイアガラ?
 私の身体がもう、うんちするためだけに存在するって感じになってた。
「勝手に声が出る」っていうの、ああいう事なんだね。
 悲鳴を上げる、ってのじゃなくて……。
 たぶん誰も聞いてなかったとは思うんだけど。
 いっぱいおなかに溜まってたのを、うんちしたくなっても我慢して我慢して、痛くて、ギリギリまで苦しんで、それから全部出し切って……。
 恥ずかしいけど……気持ちよかった。
 その一言だった。
0087G2020/08/03(月) 23:18:54.96ID:RaE/ySfu
 
(い、痛っ…!! おなか……!? うそ、ちょっとこれ、嘘でしょ? やば… 漏れ…? あっ ちょ、待って、まってよ……! ああああっ……!)

 真夏だった。車内はもちろんクーラー効いてるけど、汗がすごく出た。逆に冬みたいに寒く感じた。
 おなかさすっても、何にもならなかった。
 顔も、手も、背中も。
 痛さと怖さで、脚が震えてた。
 その時は、座れなかった日でね。
 立ったまま、周りのサラリーマンとかにも聞こえそうな、ぐきゅきゅ…って変な音がお腹からしてくるの。
 それと一緒に、言葉にできないくらいの痛み。
 やわらかい、ヤバいやつがどばっと漏れそうなお腹抱えて、もちろん周りは人でぎゅーぎゅー詰めで。
 もし電車の急ブレーキとか、誰かがバランス崩して私の方へ倒れ掛かってきたらとか……
たぶんその時の自分の顔は、すごい不安で酷い感じだっただろうと思う。
 おまけに例の遊びで、その日の下着はかなり際どい、えっちなのを履いててさ。
 うんち漏らしちゃったりなんかしたら、絶対ぜんぶは受け止めてくれなかったと思う。
 フツーの履いてたら、最悪そこでとりあえずは止まって、匂いが周りに広がってくだけじゃない?
 それだって絶対イヤだけど……
 この時はもっと上。
 次の駅までこれ我慢しきれなかったら、電車の床に私のうんち、まき散らしちゃう……! って、
 怖くて怖くて、誰かに助けてほしくて、でも絶対誰にもすがれない、自力で何とかしないといけないって状況。
 突然、人生の崖っぷちに立たされた。
 おしりが勝手に開きそうになるの、必死でこらえてた。
 電車のドアのすぐ近くだったけど、トンネルに入って、窓に写った自分の顔、ホントに酷い目をしてた。
 それから何分くらいかかったっけな……
 いつもは絶対降りない途中の駅に停まったとき、なんとか降りようとして、廻りの大人をかき分けて反対の扉に向かった。
 もう一つ先の、自分の方が開く駅まで我慢して行くか……一か八かって、ほとんど賭けだった。
 どうにか体が通って、ホームに出たときはこれで助かった、と思った。
 外は真夏で暑いはずなんだけど、すごく寒い雪国から、南国のあたたかなビーチに来たみたいな、解放された感じだった。
 ホント、自分をほめてあげたい。
 でもそこで終わりじゃない。
 電車から出てほっとしたけど…それは一瞬、もう涙目で、必死過ぎて、そこからあんまり詳しいこと覚えてない。
 頭がおかしくなりそうなお腹の痛みは、全然マシにはなってくれなくて……
 ゴールはまだまだ先で、ホームから駅の階段をゆっくり上がって、そんなきれいじゃないトイレにやっとで駆け込んだ。
0088G2020/08/03(月) 23:21:37.61ID:RaE/ySfu
 
 ほんとに、本当に……あの瞬間からの何秒かで頭にはじけたのは、気持ち良かった。

 通学中にオモチャで遊んだり、痴漢されて…とか妄想する。
 妄想しながら、家でオナニーする。

 そんなの全然、違う。
 あのヤバい、危ない、変な気持ちよさが忘れられなく、なった。

 ……ちょっとの便秘でも、溜まってきたなと思ったら薬飲むようになった。
 薬が効いてトイレ行きたくなってきても、スマホいじったりしながら我慢して、我慢して……大抵は家でなんだけど、頭おかしくなりそうな限界の限界までうんち出ないようこらえて。
 それでやっとトイレに行くの。
 廊下とか途中で、漏らしちゃいそうになる…電車ほどじゃないけど、スリルが楽しくて……。
 トイレたどり着いて下着を脱ぐとき、便意と緊張と、痛いのと気持ちいのが来る期待と、ぐるぐる頭の中をかき混ぜる。
 最後、便器にまたがって……何日か分の溜め込んだうんちを一気に出しちゃう。
 家族がいないときなら、思い切り、喉の奥から声をあげて…
 気持ちよくて、勉強とか普段のストレスなんか吹き飛んじゃうくらい、頭まっしろになる。
 ……まぁ、あの時の駅のトイレほどじゃないんだけど。


 その頃からだ。
 私が、もしもこの満員電車の中で、うんちお漏らししちゃったら……とか、前よりもっと変な妄想をし始めたのって。

 漏らしたまま、下着の中にうんち入ったまま、学校まで行っちゃったらどうなっちゃうだろ……とか。
 すごく楽しい。
 そんな妄想しながら、またあの日の爆弾みたいな腹痛が来るかどうか、不安と期待? と、両方持って、それから電車に乗るようになった。
 ラッキーなことに……かな。
 あれ以来、あそこまで凄いのはまだ来たことが無い。
 時々、ちょっとした軽い腹痛が来たりしたら、その苦しさと我慢とスリルと…学校の駅に着いてからのトイレを楽しんでいる。

 流石に、電車乗る前に下剤飲んだり、浣腸入れて電車に乗り込むなんてことは現実できない。
 でも凄いよ絶対。
 浣腸しながら、うんち出ちゃいそうなの我慢して満員電車に乗っちゃうなんてさ……。
 いろいろ、色々……。
 想像して楽しむのは自由だ。
 誰にも邪魔されない。
 今はそれが、唯一の退屈しのぎではなくなっているけど。

 少し、私の毎日は依然と変わっていたりする。
 
0089G2020/08/03(月) 23:30:30.65ID:RaE/ySfu
 
 今はもう一つ、ささやかな楽しみができた。
 入学から時が経って、今では私も二年生になっている。
 毎朝、同じ駅から同じ電車に乗ってくる人達の顔も、春を境に変化があった。
 一番大きなことは……この制服を着ているのが、私一人ではなくなったことだ。


「おはようございます。先輩!」
「うん、おはよう。 最近、朝からけっこう蒸し暑いよね〜……。体の調子、大丈夫?」

 元気な声で朝の挨拶をしてきた、この子。
 今は彼女が一緒だ。
 部活に入っている訳でもないのに毎日、彼女から「先輩」と呼ばれる。
 最初は違和感のあったこれにも、結構慣れてきたし、楽しい。

「はい! 先輩が気に掛けてくれるようになってから、前みたいなこと…減ったんです。すごく」
「そっか。良かった」

 学校へ向かう朝、駅前での待ち合わせ。
 歩いてきて視界に入ると同時に、いつも彼女は笑顔で手を振ってくる。
 私より少し背の低い、この女の子……。
 艶やかな長い髪が、女の私から見てもとても可愛らしいくて、正直うらやましい。
 私と同じブレザーの制服にスカート、でも校章の色が違う。
 四月に入学してきた一年生だ。
 この子は偶然同じ街に住んでいて、同じ時刻の電車に乗って通学している。
 駅のすぐ近くにあるコンビニの前が、毎朝の待ち合わせ場所だった。
 
0090G2020/08/03(月) 23:32:41.02ID:RaE/ySfu
 
「流石にあんまり、思い出したくはないんですけどね〜……。でもほんとう、本当に、先輩があの時居てくれなかったら? もっともっと私、
酷いことになってたんだろうなって思います。どうしていいか分からくて、そのまま大勢の人に見られながら、
ずっと泣いてるだけだったかも知れない。最悪ですよね」
「私もねぇ……同じようにこの電車で、アウト一歩手前、死ぬかと思うようなキツいの来た事あるから。全然他人事じゃなかったのよ。
だからとにかく助けなきゃって思った。……これ前も言ったっけ」
「ああ、はい。……毎日電車乗るし、一時間ずっと乗ってなきゃならないし。逃げられないですもんね……。
先輩に、学校のことでもいろいろ、得すること教えてもらって、助けられてるし…いつも凄く、感謝してます」


 かわいいし、真面目な、良い子だと思う。
 たまたま、同じ町から同じ高校へ通うことになって、同じ駅で同じ電車に乗る。
 元々知り合いでも何でもない。
 同じ制服だから、そうなんだって分かるだけ。
 お互いほんとに何の縁もない、ただ朝、よく顔を見る同じ学校の人……それだけの関係のはずだった。
 その彼女が最悪な目にあったのは、しばらく前のことだ。

 まさに自分が「目覚めちゃった」あの日の出来事。それと同じことが通学中の彼女に起こった。
 突然の酷い便意に襲われ、電車の中で逃げる場所もない。
 そして、彼女は、その激しい腹痛を我慢できなかった。
 
0091G2020/08/03(月) 23:33:44.52ID:RaE/ySfu
 
 満員電車の中、彼女は立ったまま、大量の下痢お漏らしをしてしまった……。
 もちろん周囲はざわめいたけど、駅に着かなければそう簡単に離れられない。
 普通に考えて最悪の事態にはまっちゃった彼女は、どうすることもできなくて泣き始めた。
 私はその時、かなり近くに乗っていて、彼女の泣き声を聞いた。
 匂いも。
 何が起こったのかすぐ分かった。
 スーツ姿のサラリーマンとか、他の学校の生徒をかきわけて、なんとかして彼女の所へ行って

「次の駅、もうすぐだから着いたらすぐ降りよう。大丈夫。心配しないでいいから」
 耳元で声をかけて、肩をたたいた。
 それから、重そうな彼女のかばんを自分の肩に。
 ……ついでに言うなら、私が妄想していたような嘲笑の言葉は、何もなかった。下痢便の酷い匂いが車内に漂うなか、ただ静かだった。
 そうなんだ…と思った。

「この駅なら、降りたことある……あそこのエレベーター使いましょう。ゆっくりね」
「は、はい……」

 初めての、酷い経験だったんだろうね。
 まだ入学したての彼女は、私に手を引かれて、何というか小学生…もっと? 幼稚園か保育園の子供にでも戻ったような感じだった。
 ソックスまでうっすら茶色。
 柔らかいどころか液体っぽいうんちが漏れちゃってた。酷い状態だった。
 ゆっくり、駅の多目的トイレに行った。
 替えの下着とか何も持ってないって言ってたから、私の「万一の時のための」予備下着とソックスをあげた。
 奇跡的に? スカートは何とか大丈夫だった。

 ……でも、まさか。
 もし電車でまたあの腹痛が来て、ホントに漏らしちゃったらって期待……じゃなくて危険を考えて鞄に入れてたやつ、他人にあげるとは思わなかった。
 それから黙っているのはまずいと思って、思いつく限り、色んな言葉をかけた。
 お漏らしの処理を終えた彼女が出てくるのを待って、そして次の電車で改めて一緒に学校に向かって、一緒に思い切り遅刻した。

 それから、しばらくしてからだ。
 先輩と後輩、今のように待ち合わせて一緒に登校するようになったのは。
 彼女にしてみれば、ぜったい思い出したくないトラウマだろうと思ったけど、ある朝に駅で私を見つけた彼女は、挨拶と丁寧な御礼を言ってきたのだ。
 そして、通学中の話し相手になってくれませんか、と。
 断る理由とかなかった。
 
 
0092G2020/08/03(月) 23:34:50.69ID:RaE/ySfu
 
 
「先輩、今日は帰り何時くらいになります? 何か予定あります?」
「今日? 友達と本屋に寄ろうって話してるから……六限終わって、放課後すぐなら少し時間あるけど。なに?」
「そうですか〜。残念。学校からちょっと離れたとこにお洒落で小さなカフェ見つけたんです。一緒にどうかなって思って」
「それはごめんね……。明日…は休みか。月曜なら大丈夫ね。……あ、そうだ。それとは全然違うけど」
「何ですか?」
「ちょっと昨日、叔父さんが家に来て、臨時収入あったのよ。何か飲み物買って行こう。たまにはそういうの、良いでしょ」
「え、いいんですか? やった!」


 元気な笑顔を私に向けてから、後をついてくる、彼女。
 一緒に店内のコールドドリンクのコーナーへ向かう。
 彼女と一緒になって私は、毎日が前ほど退屈じゃなくなった。

 正直、私は彼女がうらやましい。
 自分よりかわいいから……も少しあるけど。
 でも、私がしたくても出来ないこと……妄想の中にしかないことを経験した、彼女が羨ましいと思う。
 あれを羨ましいなんて思ってしまう。
 そんな変な先輩が私だ。


「……えーと。……先輩、やっぱり私は、あっちにします。あったかいカフェオレ」
「あ、ああ……うん。そうね…じゃ、私もそうしようかな。一緒に、あったかいココアとか……」

 カウンターに行って飲み物を注文する順番を待ち、また他愛のない話を彼女と続ける。
 一人じゃない。それだけで毎日はこんなに違う。
 

 ……でも。
 前ほど退屈じゃなくなったけれども、それでも私の妄想が無くなったわけじゃ、ない。
 
 
0093G2020/08/03(月) 23:36:59.70ID:RaE/ySfu
 
 
 例えば、いま。
 私がこのカフェオレに、どうにかしてこっそり、下剤を入れちゃったりしたら?

 ……どうなっちゃうんだろう。

 薬が効いて、途中で漏れそうになった彼女に、とぼけた顔で「どうしたの? 大丈夫?」とか言って、おなかをさすってあげたり。
 駅に着くまで、立ったまま我慢できるかな。
 間に合わないかな。
 駅まで間に合わないなら、今度は私のすぐ横で……どんな顔をして、うんちを漏らすんだろう。
 また泣いちゃうのかな。
 途中、どんな顔でうんち漏れそうなのを我慢するんだろう。あの日は見れなかった。
 ……見てみたい。


 それとも、逆に自分のココアに入れてみる?
 あの日、自然におなか痛くなったのとは全然違うと思うけど、苦しくて、痛くて……彼女に見られながら、我慢の限界が来て。
 電車の中でお漏らししちゃう。
 全然関係ないおじさんたちに見られるのは実際イヤだけど……彼女がそばで見てくれるなら……?
 漏らしちゃったら今度は彼女が、御返しに私を助けてくれるかな。
 一緒に駅の多目的トイレに入って、彼女に拭いてもらったり。
 彼女と同じ目に逢いたい、なんて本当どうかしてる。

 でもやっぱり、一番してみたいのは……



「んーと……」
「あれ、また迷ってます? 先輩」
「優柔不断なのよ私。……やっぱりココアやめた。私もカフェオレにする。一緒にね」
「飲み物買ってくれて、ありがとうございます。 来週は一緒にあのお店行きましょう」


 笑顔で、二つの同じカフェオレに、同じ下剤を混ぜる。
 
 
0094G2020/08/03(月) 23:37:57.15ID:RaE/ySfu
  
 楽しくおしゃべりしながら、二人でそれを飲む。
 電車に乗って、その下剤が効いてくる。
 そして……満員電車の中で二人、うんちが漏れそうになるのを必死で我慢して、我慢して……
 きっと彼女は私にしがみついてくる。
 どっちが先に、我慢できなくなるんだろうね。
 私が先に、うんち漏らしちゃったら……彼女はどんな顔で私を見るんだろう。
 
 それとも無事に二人とも、どこかの駅で降りられる?
 でも長いホームに、階段に……エレベータもあるけど、なかなかトイレにはたどり着けないよ?
 どこかで歩けなくなって、やっぱり漏らしちゃうかも。
 もし彼女が先に漏らしたとしたら、その時は私も一緒に我慢を諦めてあげる。
 手をつないで、一緒にうんち漏らしてあげる。
 ……どんなに気持ちいいだろう。
 それで一緒に、多目的トイレに行く。
 二人で、うんち漏らしちゃった下着をお尻に抱え込んで、トイレに向かって…… 
 すごい臭いをまき散らしちゃうよね。
 周りから、なんて目で見られるだろう?
 彼女と二人、一緒に……。
 一体、どんな世界が見えるんだろう。
 想像すると頭の中がふわふわ、変になる。
 絶対に実行できない、酷い悪戯を頭の中で楽しんで、毎日の通学を面白くする……。
 ひどい先輩。

 笑顔でカフェオレを手渡す。
 嬉しそうに彼女は受け取ってくれる。


 ほんとに実行しちゃったらどうなるんだろうね?
 自分のなかの悪い子が、誘惑してくる。
 考えて、ゾクゾクする。


 そんな変なのが私だ。
 
 
 
  
 
 
 

 
0095G2020/08/03(月) 23:46:46.35ID:RaE/ySfu
 
 
 

 以上です。

 書き込むの久し振りで、手痛い投下ミスをしてしまいました
 >>86>>87は、順番が逆になっています。申し訳ないです。
 もう一回原点回帰しようとしたら、何かジャンプ連載前の読切みたいなのになった
 

 薫ちゃんの話をはじめ、書きたいことは山ほど
 でもコロナで逆に仕事が山ほど
 なぜでしょう

 でも一人でも読んでいる人が居るのであれば、情熱の続く限りは、細々とでも続けていきます
 
0098名無しさん@ピンキー2020/08/06(木) 01:33:01.94ID:vJo11WcW
読ませて頂きました
薫ちゃんシリーズとは違う、等身大な感じ…これもええと思います
ノクターンの方にも上げられるようになったので保管するのが多少楽になりましたが、やはりスレで眺めていくのもよき…
0099G2020/08/07(金) 22:50:03.25ID:g0FxrFxz
ありがとうございます
やはり話を書くことは楽しいです
0102名無しさん@ピンキー2020/08/17(月) 20:47:08.94ID:rw0R86t2
>>1
422:彼氏いない歴774年 (ワッチョイ d924-OThU) [sage] 2019/04/16(火) 03:22:51.03 ID:TREDwM2R0
太いのが出る時はペットボトルぐらい太くて、長さは30センチありそうなのが出る
昨日は駅のトイレでそれぐらいのをもりもりと3本だして流れなかった
どうしても流れなかったから放置してしまって…。次の人ごめん
トイレの出入口ですれ違った小柄な女の人、びびっただろうな
わたし、身長183cm、体重80kgもあるオーバーサイズの女だから
でかい女はう○こもでかいって思われちゃったかもな

432:422 (ワッチョイ a924-6QLb) [sage] 2019/04/18(木) 00:02:36.97 ID:ve0zZHep0
身長183cm、体重80kgの422です。
レスを頂いたのでw、本当に今日のお通じの写真を撮ってしまいましたので貼ります。
閲覧注意でお願いします。
本当に毎回このサイズが出てしまいます。
https://imgur.com/378rVrS.jpg

521:422 (ワッチョイ d724-S1/C) [sage] 2019/05/06(月) 01:18:35.92 ID:h28i/5Q00
>>520
422のジャンボ喪子です。
私の方は珍しくお腹を少しだけ下して今日は軟らかめのが出ました。
実は520さんの書き込みを見た後にトイレに行ったのでいちおう写真撮ってみました。
私でもたまにはこんなのが出ます。。。
https://imgur.com/rVUemWz.jpg

533:422 (ワッチョイ d724-S1/C) [sage] 2019/05/08(水) 01:11:20.65 ID:RJfTTetr0
422のジャンボ喪子です。
お腹下っていたのは無事に治りましたので、いちおうお知らせしておきます。
ちなみに今日は健康な感じのこんなお通じが出まして、私のお腹は無事に「平常」に戻りました♪
https://imgur.com/L92ebRb.jpg

358 前スレ422 sage 2020/06/26(金) 01:54:01.54 ID:CdwH31th
>>349
前スレ422のジャンボ喪子です。
ちゃんと生きてますんで!
相変わらず、こんな感じのを出しています(閲覧注意でお願いします)↓
https://imgur.com/BcyI6bQ.jpg
0104名無しさん@ピンキー2020/10/12(月) 16:33:18.26ID:sSvFSehn
有識者に聞きたいんだが、『頻尿少女と不能少年』、『ガマンできないのっ!』っていうどっちかの作品(多分ノクターンノベルズ)を知ってる人は居ないだろうか。
今もどこかで読めたりするならぜひ教えて欲しくて
0106名無しさん@ピンキー2020/10/22(木) 11:57:00.16ID:MDodV0cT
pixivで大量排泄モノを投稿してるさつまさんが、昔ここで書いてた作者だって知って嬉しい
0107フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/10/23(金) 17:06:09.32ID:SNYQMnQM
お久しぶりです。
ガンダムものの続きです。
ガンダム感心ないよーという方はお好きなキャラクターに脳内変換して頂けると嬉しいですw

『包まれたオシリ』 第8話

「はぁ……はぁ……」

シーブックに助けられ連邦の宇宙戦艦に運ばれると、儚い息と共にタンカーで運ばれるセシリー。
手術室に入れられ、その外で待つシーブックは目を閉じて俯いていた。

(やっと、セシリーを助け出すことができた……
だけど、もっと早く助けていたらセシリーは……あんなことにならずに済んだかもしれない……)

セシリーが捕まっていた部屋で見た、彼女の悲愴な姿。
恐らく凌辱されたことで窶れた顔。
何も身に付けていなかった下半身。
彼にはセシリーが受けたであろう仕打ちが脳内で勝手にイメージされていく。

手術……というより医療処置が終わり個室にタンカーで運ばれるセシリー。

「セ、セシリー……!」

最愛の女性は綺麗に顔を拭いてもらった後だが、やはり少し窶れている。

飛び掛かるように身を寄せる彼を制止する医者。

「待ってください。彼女は今大変な状態です!
今眠っています!
お気持ちはわかりますが、ひとまず安静にすべきです。」

「…………」

力なく身を離すシーブック。
0108フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/10/23(金) 17:24:22.49ID:SNYQMnQM
翌日……

(…………!?)

「私は……あれから……」

セシリーが目を覚ますとそこは連邦の宇宙戦艦の個室。
腕に点滴が取り付けられている。

(確か、シーブックが助けに来てくれて……
爆発が起きて……
ここはクロスボーンの戦艦とは違う……)

「わたし、戻ってきた……」

不意に涙が何滴も青い瞳から零れていく。
アナルを蹂躙され続けたあの地獄からやっと逃げられた。
しかも彼女自身排泄やアナルレイプを恐れながら、それを快感に思っている節もあった。
様々な意味で忘れたい場所だった。

「う、う、……わたし、戻ってこれた……
シーブック……うう……」

いつも凛とした彼女から止めどなく流れる涙。

(……そう言えば体の感じが前と違う。
丁寧に濡れたタオルで拭いてもらったのかしら。
それに、……その、オムツを新たに穿いてる。
何だかお尻の穴も痛みが少し引いてる……)
お医者さんが履かせてくれて、薬を塗ってくれたのね……)

物思いに耽ると何だか羞恥が心に湧いて顔を俯けてしまう。

「し、知られた……見られたんだわ……」

顔面蒼白になり時間が止まったようになってしまう。
無理もない。まだ思春期の少女が自分が凌辱された場所を見られたのだ。
筆舌に尽くし難い衝撃と屈辱に結んだ唇を震わせるセシリー。

その時ドアが力なくノックされた。

「……!?」

誰かと、特にシーブックと顔を合わせる気になれずに動揺する。
ノックの主と互いに数秒の沈黙を続けるが思いきって。

「……どうぞ。」
0109フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/10/23(金) 17:36:32.08ID:SNYQMnQM
「……セシリー、入るね。」

ノックの主はやはり……。

「……シ、シーブック……!
……会いたかった……
あなたが、助けてくれたから……」

一ヶ月に及ぶ凌辱による疲労のため、まだ上手く駆け寄ることはできないが、涙は溢れてくる。

「セシリー。俺も、ずっと会いたかったよ……
もっと早く君を見つけ出していたらこんなことには……すまない……」

罪悪感で謝る彼を見て、いつになく慌てるセシリー。

「そ、そんなことないわ!私の方こそあなたや皆に心配かけて……
私の方こそごめんなさい……」

頭を下げるセシリーにシーブックは目を丸くするが、セシリーは続ける。

「それで……大変だったでしょう、私を助けるの。
戦艦を爆破したり……
……誰か死んだりはしていない?
私のために……」

シーブックはセシリーの小さく形の良い頭をそっと撫でて。

「心配要らないよ。一人も犠牲者を出さずに戻ってきたんだ。
連邦は色々問題あるけど優秀なパイロットや指揮官が揃ってるからね。」

「そう……良かった……」

胸を撫で下ろす彼女に調子を狂わされ笑みが零れるシーブック。

「……何か変だよ。助かったばかりなのにすぐに人の心配だなんて……」

「それは、私の為に誰かが犠牲になるのはイヤなの……」

「……君は立派だね。でもそんな君だから俺もマジになったのかも知れないね。」
0113フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/11/02(月) 18:30:23.15ID:rrpX3OTp
遅くなりましたが時間あったので書けました。

包まれたオシリ 第9話

その日の昼、シーブックは食事をセシリーの元に持ってきてゆっくり食べさせた。
相手の反応や表情を見つめて、パンを千切りゆっくり丁寧に。
セシリーはまだ安息がやって来たばかりなので前のような調子ではなく、少しぎこちなく口にしていたがその目元は穏やかだった。

(……何だろう、妙に胸がキュッとくるわね……
この高揚感は……)

そっとシーブックに目を向けると

「……あの、ありがとう……シーブック……
人から食べさせてもらうなんて、小さい時以来だけど……
貴方にしてもらえてとても嬉しいわ……」

(セシリー、こんなに目を潤ませて……)

彼女の目元に気付いたのを敢えて告げずに頷くシーブック。

「俺の方こそ、こうしてまた君と一緒にいられて嬉しいよ……
それにこれから一緒に生きていきたいんだ……
戦争はこの先終息するかわからないけど、もう、手離したくない……」

シーブックが愛する女の手をギュッと握ると、

「そうね、わたしももっと思い出が欲しいわ……」

泣きそうな碧眼は彼を捕らえて離さない。
それから凡そ二時間後、彼女の病室のブザーを聞きつけシーブックがやって来た。
0114フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/11/02(月) 18:31:19.88ID:rrpX3OTp
「セシリー、……これは……?……やっぱり……」

その部屋には彼も知ってる強い臭いが溢れていた。
セシリーは上体を起こしながら彼の方を見てるが目は合わせてない。
戸惑いがちに発した美声。

「……シーブック、あの、お願いできるかしら?
ほら、私言ったでしょ。あなたから食べさせてもらえて嬉しいって……
だから、こういうのもして欲しくて……」

(セシリーに食べさせるだけじゃなくて、綺麗にするのも俺がする……)

そう思うとゴクリと唾を飲んだ。

「……ああ、もちろんだよ。俺も君との思い出が欲しいし……」

シーブックは道具を持ってくると、セシリーの患者服のズボンを脱がせると、細長い両脚をM字に開かせた。

(セシリーの脚……心なしか前よりも細くなってるような……無理もないな。)

元気な時に少しだけ見た彼女のおみ足と比べるが頭を切り替えて、相手の顔を見ると顔を反らして唇を歯痒そうに震わせていた。

「自分から頼んだのにごめんなさい……
家族や使用人以外の人からこういうのしてもらうなんて、初めてで。」

自分の発するにおいと、愛する男にそれを知られる状況に羞恥を覚える……

「でも、貴方以外には、して欲しくなくて……」

彼女の頭を優しく前に向けさせるとシーブックは首を縦に振った。

「わかってるよ、俺も同じだよ。
君が拐われてからもっと大事に思うようになった。
誰にも君を渡したくないんだって……」

「シーブック、ありがとう……」
0115フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/11/02(月) 18:32:23.34ID:rrpX3OTp
涙をホロリと流すと同時に女の秘所も泣き始める。
胸はイジワルに鼓動を高めていく。

セシリーの横たわるベッドに紙を敷き、オムツのテープを丁寧に外すと、茶色い見慣れたものがあり、強い臭気が鼻を襲った。


「……っ!」

だが不思議と彼の心の奥を擽られるのだ。
それは大切な人の秘密を知った時の興奮に似ているかも知れない……


「シーブック……もし、抵抗あるなら……」

「俺に任せてくれ!これでも妹の世話をしたこともあるんだぜ?」

不意に聞こえた言葉に気恥ずかしくなる。
彼の妹が良い子なのは知っているが、それでも男女の関係にそういう台詞を言われると赤面してしまう。

そして、オムツを外し会陰からお尻までを丁寧に優しく拭くと……

「きゃっ!」

俯せのまま形の良い丸いヒップを浮かせるセシリー。
お湯で濡らしたタオルに敏感に反応してしまう……

(熱い、少し……何だか心も、お尻もビックリした……)

敵に拭かれた時よりも興奮したというのもあるだろう。
刺激にヒップは男を誘うように震えている。
そうして愛液は少しずつ垂れていく……

「大丈夫かい?」

「ええ、平気よ。続けてもらえる?」

「次、少しキツい場所だけど……」
0116フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/11/02(月) 18:33:31.32ID:rrpX3OTp
セシリーもその意味を理解しており頷く。

「……ええ、覚悟はできてるわ……気にせずやって。」

思わず笑みが零れるシーブック

「大袈裟だな……」

「……そんな、これは、大変なことなのよ……!?」

「……そうだね、悪かった。」

アナルを遠慮がちに開くと、やはり茶色い物が沢山付着していた。

(俺が食べさせて、そして出させたようなものだよな……
俺がセシリーに……)

そう思うと心臓はシーブック自身を煽るように高鳴っていく。
下腹部が熱くなりやがて男根は大きくズボンを突き上げていくが、自分を恥じて頭を振る。

(俺は一体何をしているんだ……)

一方セシリーも……

(私、見られてる。大事なところを広げられて……
幻滅してないと良いんだけど……
でも、彼ならきっと……)

興奮と羞恥に下半身をメインに体を小刻みに震わせていた。

更に新しい濡らしタオルでアナルとその付近を拭かれると……

「ひゃっ!!」

今度は対照的に冷たい感覚に襲われ尻を高々と上げてしまう。
美貌のみならずその体型も学園の男たちの語り草になっていたセシリー。
多くの男たちが触るのをじっと堪えていた桃のようなヒップは、シーブックに触れてくれと言わんばかりに彼の視界を占領している。
0117フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/11/02(月) 18:35:26.58ID:rrpX3OTp
「……落ち着いて、セシリー。」

シーブックはそのヒップに触れると少し下に下げさせ、更に綺麗にしていく。

「……?…………」

いつもは物事に動じない自分が恥ずかしい所をみせてしまったのに動揺するセシリー。

「…………ええと、その、シーブック優しいのね……
私の、大事なところを拭くタオルは冷たく濡らしてくれて……」

急いで誤魔化すが、聞こえてくるのは後ろの穴に向かい合ってる愛しの彼の溢した笑み。

「フフっ……」「な、何で笑うの?」

「いや、律儀だなって思ってさ……」「もう……」

そして完全に綺麗にし終えた次の瞬間、シーブックは気づけば彼女の広がりきった穴に口を付けていた。

「な、……ちょっと……何を……」

赤らめて怒ったように振り返るセシリーだが、高揚は偽れず。

「いや、すまない。何だか可愛く思えてきて……」

「……私は……望んでこうなった訳ではないのよ?
酷いことをされて……」

流れる涙をそっと拭いたシーブックは真摯に顔を寄せて、

「わかっている。だからこそ、君がもっと大切に思えてきたんだ……
誰にも奪わせない、絶対に……」

「シーブック……ありがとう……」

シーブックに優しく抱き締められ、セシリーは大粒の涙を止めどなく流していく。
0118名無しさん@ピンキー2020/11/02(月) 18:40:35.05ID:rrpX3OTp
彼女の愛液も更に流れ、二人の太股を濡らしていく。

暫くしてそれに気付いたシーブックはセシリーと、その秘所を交互に見てしまう。

「み、見ないで……」

そこを抑える彼女の手を優しく退けると、お尻の下に新たなオムツを敷いた。

(私がシーブックに穿かせてもらう……)

そう思えばより胸は苦しくなり愛液も流れて

再びM字開脚をさせられ、オムツテープを丁寧に止めてもらうとセシリーはシーブックを見つめて赤面した。

「あの、ありがとう……これからもお願い、シーブック……」

「もちろんさ、セシリー。」
0119名無しさん@ピンキー2020/11/02(月) 20:30:05.02ID:/YeVw1kr
下の世話シチュは至高だ
恥ずかしいけど善意だから拒否はできないし
エロ目的の行為てはないけど意識はしてしまう
0120フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/11/02(月) 21:47:21.46ID:rrpX3OTp
そそりますよねぇ。
オムツ交換は必要であると同時にエロにも繋がりますからね。

因みにセシリーはアナル開きっぱなしなのでずっとシーブックが世話する設定です
0121名無しさん@ピンキー2020/12/01(火) 02:58:22.16ID:gBfYYnFs
エルフの人、今回も安定のクオリティだな。そしてうんちの量がどんどん増加してる気がする
0122名無しさん@ピンキー2020/12/02(水) 13:00:20.57ID:HSBB2SQJ
安易な異世界召喚もので恐縮ですが
その世界の勇者PTは代々衣類や防具を身に着けられない呪いの代わり自身の糞尿を召喚者(主人公)に身体の隅々まで塗りこまれる事で寒さや敵の攻撃をしのぐ力に変えて戦うことができる
で何か作りたいなあ
0123フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/12/03(木) 18:47:50.63ID:11MPYgx1
>>122
良いですね!

パーティーは主役除いて全員女でしょうか?

塗られ続けて段々感謝するようになったら面白いですね
0124名無しさん@ピンキー2020/12/03(木) 19:58:04.28ID:jCIt8DYF
>>123
レスありがとうございます!
まだ作品の形にもなってない妄想なのに恐縮です
性別に関してはこのスレでは女性キャラが対象のようなのでそちらで考えてます
徐々に心情の変化良いですねアイデア感謝です
0125フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2020/12/03(木) 22:08:01.38ID:m86+O+Fo
>>124
いえ〜
あなたのアイディアが面白そうなので飛び付いちゃいましたw

全裸にあれを着けるのを想像したら興奮したもので
0126名無しさん@ピンキー2020/12/04(金) 00:03:24.93ID:ToExEby8
>>124
全身に塗り込むだけの量出すって大変じゃない?ということでここはひとつ安易ななろうもの設定的に
「この量だと片腕で精一杯…でも全身分出すなんて無理だよ…そもそもそんなに食べられないし」
「おれにまかせろー(謎の力発動)」
「ひいっ、で、でるうー山ほどでるう」
と都合よく主人公が大量脱糞魔法習得者とか考えてみましたが
0127名無しさん@ピンキー2020/12/04(金) 00:38:14.15ID:v/fSyzPv
>>126
なるほど!
自分の脳内では全身塗る分都合よく出してましたが普通に無理でしたね
そこで能力発動、素晴らしい
皆さんすごいなあ
0128名無しさん@ピンキー2020/12/10(木) 09:52:55.61ID:kcnKm+sf
うんこ限定の転送能力者
全身に塗るのが足りなければ複数の他人の体内からいくらでも取り寄せられる
全身がうんこに覆われてれば中の人間ごと転送できる
うんこまみれの女騎士を敵本陣に送り込める
0129名無しさん@ピンキー2020/12/17(木) 20:36:07.17ID:KUnLvQLL
薫ちゃん修学旅行の時とかのイベントで色んな事がありそう
学校行事は避けようがないから出先の宿でトイレ詰まらせたり
観光の時にしたくなってトイレを探すために駆けまわったりしそう
スキーの時とかもトイレの場所が遠くて誰もいなさそうな場所で
排泄と一緒に湯気もたくさん出して雪で隠して慌てて誤魔化したりしてそう
0130名無しさん@ピンキー2020/12/18(金) 18:59:58.46ID:f46n/awK
>>129
薫ちゃんが特大野糞を隠した場所はこんもりと大きな山になっていそうですね…。漁師の人が見つけて熊の糞と勘違いしたり、雪が溶けてきたら巨大なうんこ山脈が姿を現しそうですね。

修学旅行先でひり出したうんこの量は薫ちゃんの排泄量=同学年全員の排泄量だったりしそうですね…。
0131名無しさん@ピンキー2020/12/18(金) 19:03:29.11ID:f46n/awK
今年のサンタ薫ちゃんはどんなうんこをプレゼントしてくれるのかな?と期待しちゃいますね。バイト先でサンタコスをした薫ちゃんが便器に絶対流れない大量極太うんこをプレゼント…
0132名無しさん@ピンキー2020/12/21(月) 14:51:36.46ID:gEzwaV5i
薫にもついに彼氏ができ、イブの夜に初めてお泊まりすることに
緊張のせいでいざベッドインというタイミングでもよおしてしまい
性の6時間が便の6時間へ…
0133名無しさん@ピンキー2020/12/21(月) 23:18:59.94ID:c86WOHMV
薫「こんなわけで私の初体験はクソミソな結果に終わったのでした」
0134名無しさん@ピンキー2020/12/22(火) 01:11:43.64ID:oi8LG7Ky
子ども時代の薫ちゃんはクリスマスとか誕生日にご馳走とケーキ1ホールにチャレンジして夜中や翌朝に大量脱糞して便器に茶色のクリスマスツリーを作っちゃいそう…。
0135G2020/12/23(水) 21:57:42.83ID:Yg1RV5F4
今の自分では、ほんの少しだけしか期待に応えられないでしょうが
この二日間だけ奇跡的に仕事が暇になるので
時間の許す範囲で挑んでみます

嬉しい気持ちです
0136名無しさん@ピンキー2020/12/24(木) 18:49:34.25ID:5jFHw5CJ
お家じゃなくてラブホなら少しぐらい汚してお土産残して行っても大丈夫だからとトイレと浴槽と部屋とにピラミッドを3つから4つ
0137名無しさん@ピンキー2020/12/24(木) 23:00:36.84ID:HNroSlLa
バイト先の余ったクリスマスケーキ(ホール)を複数個頂いた薫ちゃんはスーと一緒にやけ食いして翌朝、近所の公園の公衆トイレを一人で埋め立てる快挙(?)を成してしまいそう…
0138名無しさん@ピンキー2020/12/25(金) 11:50:39.04ID:9SmFFjDk
全身塗り糞して魔法少女に変身 
妖魔に取り憑かれ魔物化して街で暴れるオジサマのもとへ駆けつけ大量脱糞からの濃厚スカトロS○X
街の名物でマスコミによる中継や通行人の野次馬が群がる
浄化され朦朧としてる糞まみれのオジサマを自宅に送りバスルームで変身を解いて生身の人間同士で最後に恋人のようにラブラブ糞塗りS○X
シャワーを浴びてバイバイ
という妄想をよくしまう
0139G2020/12/25(金) 23:35:14.08ID:dSK6TZ+W
クリスマスの日ギリギリですが
色々考えて書き込んでくれていたもの、できるなら全部応えたいところなんですが
今回は修学旅行の話を投下します

大体、投下30回分あるんですが規制とかで途中で止まったらその時はすいません
0140G2020/12/25(金) 23:38:00.22ID:dSK6TZ+W
ヒュージな彼女 旅路のその先


 今は遠き、文明開化の時代のこと。
 大洋の波を越え、夢を抱いて新天地、日本は長崎の地にやってきた異国の商人たち。
 彼らヨーロッパや中国から集まる多くの人々は、この地を賑やかな国際貿易港へと発展させて行った。
 横浜・函館とともに世界へと開かれた長崎は、歴史上でも特異な華やかなりし時代を迎える。
 見果てぬ夢と共に長崎に降り立つ男たち、あるいは大きく手を振って旅立っていく者たち。
 彼らの船を見守る港の上の丘陵地には、日本風の屋根瓦に覆われた洋風邸宅が立ち並び、鎖国時代の出島とも異なる外国人居留地が誕生した。
 とりわけ貿易商人トーマス・ブレーク・グラバーは有名だろう。
 彼の邸宅をはじめとした、日本と西洋文明の魂の融合はずっとこの地に形を残し、明治維新の時代の匂いを、現代に感じさせている。

 教科書にも載っている、いわゆるグラバー園だ。
 潮風のそよぐ太陽の下、歴史の雰囲気を感じられる邸宅が建ち並ぶ。
 季節の花に彩られた庭園は、鳥や蝶が巡り訪れる人を楽しませる。
 そしてそこから見下ろす港と海の風景もまた美しい。
 中学校や高校時代の最後を飾る旅で、ここを訪れた人は数多いだろう。
 まさに修学旅行の定番スポットである。

 とある初夏のこの日も、全国各地、実に様々な制服の生徒で園内はあふれていた。


「……は〜い、ここですね。この廊下の天井を見て貰うとあそこ、四角く穴が空いてますよね。
えーと、ちょっと後ろの人は見れないかな〜 人数多いですからね」

 和洋折衷を地で行く、幕末期の古い建物の中。
 先に紹介したグラバー邸の廊下である。
 初夏らしい白い服を着た、学芸員の女性が大きな声を上げている。
 笑顔であちこちを指さす彼女が話しているのは、数十人の中学生たちだ。
 せまい廊下で、大勢の生徒が天井を見上げていた。
 関東圏の学校から新幹線でやってきた、もちろん彼らも修学旅行勢である。
 彼ら、彼女らもみんな夏服姿だ。
 そして生徒たちの大多数が、携帯のカメラをあちこちに向けて写真を撮っていた。
0141G2020/12/25(金) 23:38:57.54ID:dSK6TZ+W
 
「すいませんね。後ろのかた順番に前に歩いて来てもらったらまた、見てくださいね。ここは大河とか幕末のドラマとかで有名ですから、
知ってる人も多いと思うんですけれども、あの天井裏の隠し部屋に、坂本龍馬とか、高杉晋作とか、
グラバーさんに匿われて討幕運動の密談をしたりしてたと、言われてますね〜」


(……あんなとこに隠れて、トイレ大丈夫だったのかな)


 よし俺ちょっと登って隠れてくるわ。
 んじゃ俺帰りの新幹線までお前の代弁やっとくから。
 と、中学男子お約束のおふざけが入る。
 3年1組から順番に1クラスずつ、ここまで担当の学芸員に率いられて園内各地を歩いてきた。
 彼らは最後発の4組である。
 「幕末」というワードに惹かれる女子と男子、珍しい邸宅や庭園を見ながら普通にお喋りを楽しむグループ。
 それに携帯で友達同志と写真撮影に励む者たち、それがどうしたんだとテンション低い勢、4組33人は大きく四派に分かれているのだった。
 
「次のお部屋はですね、明治の頃の食事風景が食品サンプルと同じやり方で再現されてるんですね。テーブルいっぱいに豪華な料理が並んでいますね。
もちろん毎日こういった凄い食事だったんじゃなくて、要人をもてなす晩餐とかでですね、きっと竜馬の他に桂小五郎とか、
明治に入ったら三菱の岩崎弥太郎とか、招かれて大勢で食事していたんじゃないでしょうかね」


(えっ。 すごい美味しそう…… 作りものって分かってる…んだけど……。私も食べたいなぁ……こんなの……)


 大勢の生徒が目を向ける
 一言で、アニメにでも出てきそうな晩餐のテーブルであった。
 肉汁したたる巨大なローストビーフに、香ばしい焼き色の七面鳥に……肉料理の数々が素晴らしい。
 他にもパイに果物に魚料理、グラバーの豪華な晩餐が再現された、欧風の古式ゆかしいダイニングルームである。
 そして禁止されてるのに、柵を乗り越えてテーブルに近づこうと試みる男子二名。
 即座に担任教諭の指導が入るが、これもお約束である。
0142G2020/12/25(金) 23:39:51.22ID:dSK6TZ+W
 
(でもこんなに食べちゃったら…… また、おなか大変なことになっちゃうんだろうなぁ…… でも美味しそう)
 
 思いながら、4組の女子の一人……背の低いその少女は小さなため息をついた。
 まさに食い入るように。
 色々なものを見てきたが、グラバー園に入ってから、彼女はここで一番目を輝かすのだった。

 少女の胸には「風間」と刻まれた白い名札。
 ふわふわの、肩より少し長い髪が、館の大きな窓から吹きこむ潮風に揺れていた。
 中学生活の最後の年、修学旅行で長崎にやってきた風間薫、15歳の彼女である。

(行きたくなっても、この建物のは使えないんだろうけど……明治のトイレってどんなだったんだろう。文明開化なトイレ? う〜ん……)

 豪勢な西洋料理を楽しむ夢の光景、そのあとで、彼女の行きつく思考はやはりそこだった。
 学芸員の女性につき従い、またぞろぞろとクラスメイト達が部屋から流れていく。
 今度は外、建物から庭園へと出ていこうとしていた。
 しかし人数が多いので、まだ彼女はダイニングからは動けない。
 主にトイレの悩みで苦悩を重ねた中学生活であるが、風間薫は、やはり彼女らしくあった。


「ねぇねぇ、それはさあ、流石に食べらんないよ? 薫」
「えっ? あっ…… つい」

 隣から、薫は肩をたたかれた。
 同じ班の女子だった。

「あはは、ほんとブレないね〜 感心するわ。お昼の、さわち料理…だっけ。あれだけ食べといてさ」
「うんうん。素直にすごかったわ。旅館の料理みたいなさ、あれボリュームやばかった。んで私らの班だけ完食だし。半分くらい食べたの薫だし。楽しんでるね〜、あんた」
「あ、あのね。別に、足りなかった訳じゃないよ? 見てるだけ!」
 
0143G2020/12/25(金) 23:42:12.06ID:dSK6TZ+W
 
 はっと気が付いて、薫は顔を赤くしていた。
 窓ごしの庭園の風景を撮影していた、別の級友たちも振り向いて話に乗ってくる。
 そろって楽しそうな顔だった。
 
「あっ。先生何か言ってる。…次、これで外出て集合したら、解散して班行動、いいみたいよ」
「やった。え〜と一時間? ハートの石、二個とも探せるかな……」

 時代を感じさせる木の床に足音を響かせ、彼女らは再び太陽の下に出ていく。
 このグラバーの邸宅に玄関は無く、一階ベランダから各部屋に出入りするという遊び心のある構造になっている。
 青空の庭園では、バラやポピーの花々が庭を彩り、彼女らを出迎える。
 1から4組の全員が邸宅の前に整列し、先生の注意事項説明のあった後は、お待ちかねの個別行動の時間だった。

「ごめん、とりあえずトイレ……」
「あ、私も行く。……あれ、ひょっとして下の売店まで行かないと無い? 結構遠いのね……。じゃ、なるべくさっさとここ戻ってくるからさ。
先4人でこの辺、ハート石探しててくれない?」
「りょーかい。別に急がなくていいよ〜」
「じゃ、あとで!」

 一班6人のうち、探索に4人が残った。
 小さく手を振った、ショートカットの女子のあとに続いて薫も走って、一緒にトイレのある売店の方へと向かった。
 下り坂だらけなので慎重に、そして色とりどりの制服の、他校の生徒たちを避けながら。
 本当は、少ししか離れていない場所にレストハウスがあるのだが、そこのトイレは清掃中の看板がかかっているのだった。

「空いてるといいな〜 薫も結構ギリギリ?」
「う、うん……並ばないとダメだったらちょっとつらいな。まもりちゃん割と余裕っぽかったけど、そうでもなかった?」
「調子乗ってジュース飲みすぎたかも。よし売店着い……トイレ入口どこ? これ」
「一番近いのだったら建物の左の奥。ここ来て一回目の休憩で私、使ってるから」

 売店の建物につくと、代わって薫が先頭に立った。
 そしてトイレの場所へ案内していく。
 土産物の売店の奥にある小さめなトイレだが、幸い誰も並んでいる様子が無い。
 
「あいてる、良かっ……あれ? 一個使用禁止? えー……」
 
0144G2020/12/25(金) 23:46:01.70ID:dSK6TZ+W
 
 まもりの足が止まった。
 二個しかない女子トイレの洋式ブースだが、一つに「故障中」の張り紙がしてあったのだ。
 もう一つは大丈夫で、誰も入っていない。
 だがこちらは二人である。

「あらら。しょーがない、薫が使って? 私べつの所探すから……」
「……私が別のところ行くから、まもりちゃん使って。一回来てるからさ、他のトイレも場所知っているし。その方が良いよ」
「そう? じゃあ……あとで、みんなの所でね」
「うん」

 そう言って、二人は分かれた。
 ……分かれるしかなかった。
 二個とも潰す訳には行かなかったからである。


(まだ直せてなかったんだ……ごめんなさい。本当、ごめんなさい……! でも仕方なかったんです……!!)

 きらびやかな長崎名物の数々を横目に、大きなため息。
 薫はとぼとぼと、客でにぎわう売店から出ていくのだった。
 時間が経っているし、観光地だし、スタッフの人が急いで何とかしてくれているだろう。
 と、考えたのは甘かった。

 故障中となっていた今のトイレだが、それを潰したのは風間薫、彼女である。
 到底流せない、山盛りの便によって……。
 山盛りと言うのも、比喩ではない。
 1時間と少し前にここを使ったとき、彼女は、途中から便座に座っていない。
 便座が不潔だから、ではない。
 中腰で排泄しないと、便座を盛り越して溜まっていく、自分の大便でお尻が汚れるからだ。
 汚れ防止でスカートも脱ぎ去って、下半身は靴と靴下だけ。
 彼女の排便量は、普通ではない。
 
0145G2020/12/25(金) 23:47:37.34ID:dSK6TZ+W
 
(去年の七夕の日ほどじゃ、ないけど……。なんだかいつもより、凄くいっぱい出ちゃう……。
旅行だから? 何回出したら収まるのかな……?)

 今日はもう本当に、小をしたくなるような感覚で、大に行きたくなる。
 思い出すのは去年、中二の夏。
 部活の用事で別の学校に行った日、あまりの便意にあちこちで撒き散らしてしまった……。その嫌な思い出が薫の頭をよぎる。
 さっきの便器はそのままなのだろうか。
 そうなら友達の大沢まもり、彼女は今、自分の出したモノの匂いを嗅いでいるのかもしれない。
 考えるだけで顔が熱くなってしまう。

 我ながら、ここでもいっぱい出してしまった……とまた溜息。
 声が漏れそうなのを我慢しながら、膝をがくがくとさせて、ひねり出したあの大量の便。
 うず高く盛り上がり、茶色いソフトクリームのようですらあった。
 醜悪な便塊を産み出し、当然流せず、彼女はそのままトイレを後にした。
 できれば自分で何とか片付けたいが、修学旅行中ではトイレ休憩の時間も限られる。
 旅の恥は掻き捨て、と開き直った訳ではないが、顔を真っ赤にして逃げる以外に選択肢が無かった。

 思春期を迎えたあたりから発現し、以来どんどん悪化の一途をたどっているのだが、彼女はなぜか
「食べた量の数十倍以上の便を、頻繁に排泄してしまう」
 という特異体質を持った女の子なのである。

「ってことは、さっきのオルト邸の横のトイレも……だよね多分……」

 売店の外に出ると、薫は立ち止った。
 自分の悪行を思い出し、つぶやいて空を見上げた。
 新緑の木々が潮風に揺られ、とても爽やかな空気を感じるが、薫の心は罪悪感で重い。
 バスでここに到着した時と、園内見学の順路の途中、グラバー園では二回のトイレ休憩があった。
 和式だったらまだ良かったのだが、最初も二回目も洋式しか空いていなかった。
 便意を感じたら最後、全部出さない限り終わりはない。
 小出しにして洗浄水が貯まるまで待つ、そんな余裕もあるはずない。時間もない。
 
0146G2020/12/25(金) 23:49:44.16ID:dSK6TZ+W
 
 
 ――はぁ…あ、あああっ…! おしりが熱いぃ……! めくれちゃいそう……んあああぁ……!

 この大量排便の最中は本当に色々なものがこみ上げてくる。
 許されるなら声を出したかった。
 順番待ちの生徒がすぐそばに何人もいる中、同じように声を殺して、膝に爪を食い込ませて……一気に排便した。
 肛門からの奔流が収まると、大きく肩で息をする。
 その後は、レバーをひねる気にもならない。
 順番待ちで並んでいたのは他校の生徒だった。
 謝っても無意味である。無言で小走りにトイレを出て行った。
 もちろん、死ぬほど恥ずかしかった。

 今日は旅程の二日目なのだが、これももちろん旅立ちの瞬間から、彼女の苦悩は始まっていた。


(んんん〜! ゆ、揺れが……! 余計いっぱい出ちゃうぅ……!)

 270km/hの高速走行で揺すられながら、狭い個室で一人頑張る彼女。
 一学年150名あまりが乗り込んだ昨日の行きの新幹線、その車内でも催さない訳がない。
 長崎までの乗車時間は4時間35分である。
 おやつ片手に、楽しくみんなと語らいあった。
 お昼は駅弁が配られ、班の友達と食べるのは楽しかった。
 ……そして合計で何回、トイレに入っただろうか。
 高速で走る車両は薫の身体に無視できない規模の振動を与え、それが腸内をシェイクする。
 普段よりも頻繁に、便意を呼び出してしまう。
 とにかく乗り物酔いしやすい体質なのだと、そう周りには通しているので、たびたび席を立つのは大丈夫だった。
 だが全部同じトイレに行くのは、それを知らない他クラスの生徒に怪しまれそうだ。
 それにタンクが満杯になるかもしれない。
 不安だったので一回一回、我慢しながら違う車両のトイレに彼女は歩いて行った。
 最終的に16両編成ほとんど端から端まで踏破してしまった。
 一つも詰まらせなかったのは奇跡に近かった。
 
0147G2020/12/25(金) 23:51:14.90ID:dSK6TZ+W
 
 しかしこれが高速バスか、長時間ベルトで拘束される飛行機だったらと思うと……。
 新幹線と聞いた時は、地獄で仏の気分の薫であった。
 出発の駅、新横浜で乗り込む前には、とにかく少しでも今のうちにと駅のトイレで目いっぱい踏ん張ったのだが、
 結果「旅立ちの景気付けに一発」とばかりに便器一個を使用不能にしている。

 そんな感じで、行く先々で便器を使い潰しながら旅をする彼女なのだった。
 だが彼女にはどうしようもない。
 さっき、友達のまもりにトイレを譲ったのは罪悪感とそれから、流石に二個とも使用不可にするのは悪いという気持ちからだった。
 しかし旅の食事はどれも格別に美味しく、楽しく、我慢することなどできない。
 ……普段よりも、更にいっぱい、うんちを作ってしまう。


 …ぐるっ ぐるる… きゅうぅ……


「あっ、あ、あ…… もうあんまり我慢できないかも……早く次のところ行かなきゃ……!」

 少し汗が出てきた。
 後悔と罪悪感に浸っている場合ではなかった。
 薫は夏服の上から軽くお腹を押さえる。
 園内のトイレ配置は、最初にパンフレットを渡されたときチェック済みだ。
 何なら地図を無くしても大丈夫な位に、頭に叩き込んである。
 この売店の建物の、別の場所に割と大きなトイレがあった。
 そこに行けば余裕である。
 はずだった。
 
 
0148G2020/12/25(金) 23:53:32.45ID:dSK6TZ+W
 
 
「……え、ちょっと… えっ」

 一時、思考が止まった。
 確かに広く、きれいなトイレだった。
 だが全国各地、多種多様な制服姿の女子で大行列である。
 これは待つだけ無駄だ。
 即座に彼女は頭を切り替えて、元の、まもりが使っているトイレに走って戻った。
 まもりはもう居なかったが、一つしかない個室に三人並んでいた。
 大失敗である。

(自業自得……私のばか)

 因果応報とも言うべきか……。
 がっくりと、薫は肩を落とした。
 だが後悔している暇はない。
 待つのは危険だ。どこか空いているトイレを探した方がまだいい。
 体質に翻弄されながら、段々と即断即決が身に付いてきた彼女である。
 しかし「すぐに駆け込めるトイレが無い」と分かった途端に、薫の身体を苛む便意は、逆にぐんぐんと高まっていくのだった。


 ぎゅ… くきゅ… ぐるるっ……


「は… はぁ… はあぁ……!」

 声が震え、腸内から異音が聞こえる感覚も短くなってきた。
 右手にパンフレット、左手はお腹の上に。
 ああ、あの子トイレ我慢してるんだ……というのが周りにバレバレ、かなり恥ずかしい。
 だが彼女に、気にしている余裕はもう無かった。
 
0149G2020/12/25(金) 23:54:47.99ID:dSK6TZ+W
 
(あ〜、もう…本当、タイミング悪かった……。 おなか痛い……)

 とにかく我慢して歩くしかない。
 もちろん二の矢、三の矢で、次に近いトイレの場所は把握していた。
 パンフレットの13番、「旧自由亭」のトイレだ。
 ……が、けっこう遠い。
 しかもさっき、グラバー邸から売店までの下り坂を駆け降りてきたのだが、今度はそのグラバー邸よりも上に登って行かなくてはならない。
 おなかいっぱいに詰まったうんちを抱え、便意にさいなまれ、坂道を上るのは少々以上に辛い。

「あっ… と、すいません!」
「だ、大丈夫です はい……」

 まもりと二人で先ほど下って来たように、何人もの中学生高校生が上から来る。
 たまにぶつかりそうになりながら、避けて坂道と、いくつかの階段を登る。
 苦行だった。
 その間にもどんどん腸内に溜まっていく異常な量の大便が、薫の小さなお尻をじりじりと責め立てる。
 歩きながらスカートの裏側で、薫は下半身をもじもじさせる。
 漏らすまいと、力いっぱい彼女は肛門を締め付ける。
 友達と離れたのが、良かったのか悪かったのか……薫は孤独に自分と戦っていた。
 脳裏を焦がすのは、ただただ、うんちがしたいと言う強い欲求だ。
 そしてもう一つ運が悪かったのは、お昼に食べた豪勢な皿鉢料理が、ちょうど消化されて降りてくるタイミングだったことである。


 ぐきゅきゅきゅ…! ぐりゅ… ぐ……!!


「ああああ……! はぁ、はぁ、は……」

 木陰で彼女は立ち止ってしまった。
 いったん止まって、大きな便意の波を凌ぐしか無かった。
 長崎についてからのバス移動も辛かったが、嬉しいお昼ご飯の後にも、苦難が待っていた。
 
0150G2020/12/25(金) 23:56:01.31ID:dSK6TZ+W
 
 食べたら出る、当たり前だが……。
 あとどのくらい自分は我慢できる?
 漏らさずに歩ける?
 周りには同年代の男子、女子が大勢いる。
 もしここで、うんちを漏らしてしまったら……?
 この爽やかな青い空と裏腹に、苦しげな吐息が漏れるのだった。

(がまん、がまん……! もうちょっと……!)

 もじもじを通り越して、彼女の細い両脚がだんだん震えてくる。
 今にもあふれ出そうな便意を抱えながら、坂道を一歩、また一歩。
 階段を一段、二段。
 替えの下着はもちろん何枚もリュックに詰めてあるが……。
 大事な旅行の思い出を脱糞で汚す訳にはいかない、その気持ちで薫は頑張り通した。
 旧自由亭、トイレのマークが目の前だ。
 たどり着いた、その自由亭のトイレは、今度こそ空いていた。
 ここまで頑張った彼女への、神様のプレゼントだろうか?
 フラッシュバルブの和式便器だった。


 ごぼっ… ぶっ…! ぶしゃあああああああ!!


「んっ… くっ……! あ…あっ! んぐうぅう……!! んんんんっ……!! んふうぅぅっ! 」

 白い壁の、個室の中。
 彼女にとっての小さなオアシスで、細い身体が排便の刺激に震えていた。
 我慢をやめた薫のお尻からは、壊れた水道のように極太の便が産まれ、落ち、そして流されていく。
 
0151G2020/12/25(金) 23:57:15.35ID:dSK6TZ+W
 
 苦難の道のりから解放の時を迎えて、彼女の肛門はその大きな口を開け、便塊にごりごりと擦られていく快感に身をゆだねていた。
 ここならどれだけ全力できばっても、洋式と違って詰まらせないで済む。
 和便器のレバーをひねり続ける限り、水流でどんどん便器に吸い込まれ、消えていく。
 その水流の音で脱糞音も、喘ぎも、周囲に聞こえることは無い。
 しばらく振りで、身も心もすっきりできる場所に入ることができ、やっと解放された気持ちだった。

「はー、はー…… あ、ああああ……!」

 だが、お昼に食べまくった代償は、そう簡単には終わらない。
 和便器の激しい水流に向かって、彼女の太い便が次々に吸い込まれていく。
 ひくひくと刺激に震えるおしりの下、大口を開けた肛門は、小さな彼女の身体には全く似つかわしくない。
 そこから、直径四センチほどにもなる一本の茶色い筋が、一度も途切れることなく……。
 右手で補助てすりを、左手で水洗のレバーを薫はぐっと掴み、そして極太の便が排泄され続ける下半身を支える。
 もちろんここでもスカートは、下着と一緒に脱ぎ去って壁のフックに掛かっていた。
 正に排便をするためだけの下品な恰好だ。可憐な15歳の少女、その普段の姿からは全く想像もできない……。
 そして彼女の身体の奥底から泉のように、便意はまだまだ湧き上がってくる。


 ぶりゅっ…! むりゅりゅりゅ…… ぶちゅ…ぶぽっ……!


(あああ… は、早く……早く終わってぇ……)

 薫は、レバーをつかむ手と同じように、ぎゅっと瞳を閉じていた。
 彼女自身の意思では、始まりも終わりも、どうにもできない。
 その脱糞音と、腸の中からの異音と、それを洗い流していく水音と……。
 建物の外にまで聞こえているだろう、この洗浄水の音を聞き続け、まるで自分自身が激流に流されていくような錯覚を彼女は覚えていた。
 そしてまた、苦痛ではない、もっと別の感覚に彼女の脳が浸される。
0152G2020/12/25(金) 23:59:48.36ID:dSK6TZ+W
 
 今日は、まだそれほど暑いと言う程の気温ではないのだが、薫の顔を幾筋もの汗がつたう。
 感じたくない。
 彼女自身がどんなに拒んでも、人の本能で排便の快感が開きっぱなしの肛門から駆け上がってくる。
 人知を超えた、異常な大量排便の開放感と快楽は、何度味わっても慣れることはなく……
その都度彼女の脳内に、くらくらする刺激を与えていくのだった。

「あー…………。 や…やっと……。お、終わった…ぁ……」

 時計は見ていない。
 何分間脱糞し続けていたか、全く分からない。
 だがようやく、彼女の腸はうんちを産み出すことをやめた。
 重荷から解き放たれた、突き上げるような爽快感と、疲労感と。
 溜まったものを出し終えて、彼女はようやく水洗レバーを手放した。
 まるで何か、スポーツで一試合終えたかのようだった。
 かなりの時間個室を占拠し、両の肩を大きく上下させて呟いた薫の顔は、汗と、にじむ涙と、少しの涎ですっかり汚れていた。
 膝が少し痛いのと、大量脱糞の余韻ですぐには立ち上がれない。
 そして……。彼女は、悔しかった。

(ああ、もう……! 凄く……気持ちよかった……。 嫌になっちゃうよ……)

 深く大きな、熱い吐息と共に薫は首を垂れた。
 ただ、うんちをするだけなのに……。
 ぞくぞくする感覚が、ジェットコースターのような刺激が、まだ未発達の彼女の胸を焦がす。
 ずっと排便姿勢のまま落ち着くのを待つ。
 下着とスカートをはいて、トイレから青空の下へ戻るのには、少々時間が必要だった。
 
0153G2020/12/26(土) 00:01:32.93ID:ozzuUM7E
 
「あ〜あ、こんなに時間経っちゃった……もうみんなとっくにハートの石、見つけてるだろうな……」

 外の日差しがまぶしい。
 薫は生垣越しに、遠く港の風景に目を向けた。
 自由亭の近くのベンチにとりあえず座り、休憩中である。
 左手の腕時計を一瞥し時刻を確認すると、また彼女は大きなため息をついた。
 しかし携帯を見てみると、「まだ見つかんない。一旦自販機のとこ行ってるからね」という内容のメールが入っていた。
 まだ間に合うようだ。
 しかし自由時間は、残り少なくなってきている。急がなければ。

「……よしっ」

 深呼吸を一回。青空と海風が気持ちいい。
 気を取り直し、薫はまた、グラバー邸の方へ坂道を下りようとした。
 今度は順路通りなので、前から向かってくる人間は少ない。
 その時だった。


「おーし、ここだ! 武蔵の第2船台とガントリークレーン! 一番いいアングル! 天気最高だし、望遠レンズと双眼鏡持ってきた甲斐あったぜ」
「何探してるのかと思ったらお前…相変わらず好きだなぁ……しかし戦艦とかじゃなくて、造船所の跡だろ? そんなん見て楽しいのか?」

 大きな声にびっくりする。
 ついさっきまで彼女自身が座っていたベンチのあたりだ。
 背の高い男性が二人、はるか向こうの対岸を見ながら声を上げていた。
 制服は着ていない。
 背の高さと雰囲気から、大学生なのだろうかと薫は思った。
 大きな声だったので、彼女はつい振り向いてしまった。

「いいんだよ頭ん中で合成するから! それにほれ、お前も見てみるか? イージス艦ならいるぞ。……173て書いてあるな」
「え? マジ? イージス艦、本物? すげぇ」
「アメリカの軍艦もいるんだぜ、すげぇだろう。あーあ、見れるもんなら第三船渠も行きてえなぁ。あのドック底、歩けたらな。
まぁ無理だし、ここからでも十分。タダでここ来れるなんて、ありがたいゼミ旅行だ」
 
0154G2020/12/26(土) 00:05:15.80ID:ozzuUM7E
 
 
(え〜…… あんなの好きな人、いるんだ……)

 その会話の内容、普段だったら気にも留めなかっただろう。
 だがその大学生らしき男たちの話に、薫は軽いカルチャーショックを感じてそのまま立ち止っていた。

 このグラバー園に来る前に、産業歴史文化館とか言う場所で、学年全員で世界遺産についての講演を聞いた。
 色んな遺産の、動画も結構長い時間見た。
 山口県、福岡県、長崎県などに点在する、歴史的・産業的文化遺産。
 幕末期の反射炉や巨大なクレーン、ポンプなどの古い機械が数えきれないほど。
 果ては島一つを丸々、人の手で作り変えてしまった海の上の炭鉱もある。
 ここグラバー園からも対岸に小さく見えているのだが、大切に守るべき物で凄い価値がるんだと説明されても、彼女には全くピンとは来ないのだった。

 特に、あの海の近くの地面を深く掘って、周りをコンクリートの階段みたいにした、第3せんきょ? とかいうやつが良く分からないと彼女は思っていた。
 船を造る場所が世界遺産?
 世界遺産と言ったらピラミッドとか、ピサの斜塔とか、せめて姫路城とか、そういったもののイメージが第一にある薫には、価値を見出すことができない。
 あと、その形。
 講演の途中の動画を見ていて「何かあれ和式のトイレみたいだなぁ…」と思ってしまった。
 そんなのを連想する自分も自分だが、それに興奮し、熱く語ってるらしいあの大学生っぽい人。
 この世の中には、まったく物好きな人がいるんだな……と思った。
 そして改めて、薫はグラバー邸の方へ足を向け直した。

「俺はハートの石探しに行きてぇんだけどな、さっさと。画像送ってくれって彼女に頼まれてるからよ」
「ハートの石より、俺は断然こっちだね。実際しょぼかったしな、あの石」
「え、お前、あれ見つ……」


「知ってるんですか!? ハートの石の場所!?」


 驚きと、そのあまりの勢いに二人とも一歩後ずさりしてしまった。
 いきなり話に割って入ってこられたのだから無理もないが、それは薫自身でも驚くくらい、大きな声だった。
 
0155G2020/12/26(土) 00:11:47.62ID:ozzuUM7E
 
「びっくりしたなぁ…。あんたも修学旅行……中学生?」
「はい。すいません興奮しちゃって。自由行動の時間もう少ないし、困ってたんです。いきなりで本当にすいません。教えてもらえませんか、石の場所」
「ああ… まぁ、いいよ。近くだしな」

 カメラを構えていた方、その男子が短髪の頭を掻きながら言った。
 そして、あまり興味なさげだった、もう一人の男子が意外そうに声をかける。

「おい、いいのか? 港とかの写真は?」
「後で撮りゃいいさ。この子困ってる」
「なんだよ、お前けっこう優しいな……。好みの子なのか?」
「そんなんじゃねぇよ、流石に中学生は興味なし。とにかくほら、行くか。すぐそこだ、そこのグラバー邸の庭の隅っこにあるんだ」
「あ、ありがとうございます!」

 親切なその大学生の背中に、薫はついて行った。
 これも普段だったら、まず声はかけていなかっただろう。彼女らしくない行動だった。
 年上の男子……どころか遥か上の大人である、男子大学生に対してなど。
 普通だったら緊張して喋りかけられないか、そうでなくとも相当に躊躇したはずだ。

「お前、見つけてたんなら言えよな。時間損しちまったじゃねえか」
「いやだってよ。あんな石、お〜、これかぁでお終いだろ普通。すげぇ小さいし」
「やっぱり、あれって小さいんですか?」
「ああ。向こう岸に何があるか描かれた石の台があってよ、そこから何歩か横なんだけどな……言われなかったら、なかなか気づかねえよ。あれ」
「へ〜……でも本当、良かったです。班の友達ともちょっと離れちゃって、自由時間かなり使っちゃって、不安だったんですけど。実際みんなも見つけられなかったみたいだし」
「そうか。なら俺らが居て、運が良かったな」
「つか、あんたも良く声かけてきたよな……。でも友達とはぐれちゃったのか〜。すぐ会えそう?」
「ええ、多分。メールで、どこに居るかは教えてもらいましたから……」
 
 実際彼女は安堵の表情で、三人連なって石畳の坂道を下っていく。
 元いたグラバー邸へは、ほんの一分ほどで着く道のりだ。
 大学生二人は、気さくに薫と話をしてくれている。
  
0156G2020/12/26(土) 00:13:12.34ID:ozzuUM7E
 
 良い風の吹く港町、普段と違う旅路での空気がそうさせたのもあるが、積極的な行動を彼女にとらせたのは、さっきの大量脱糞のせいもある。
 便意に耐えてトイレまで歩き通した後、何の遠慮もなく、声も我慢せず、思い切り踏ん張った。
 溜まったものを気持ちよく一気に排便した。
 その快感と開放感の余韻がまだ残り、薫のテンションは少々いつもより変に上がっていたのだった。

「ねぇ。ところで君って、どこの県から来てる? 良かったら連絡先交換とか……」
「止めとけって。迷惑だろ。だいたいお前、彼女は? 石の画像送るとか言ってただろうが」
「それはそれ。旅先での縁って貴重だからな」
「ご、ごめんなさい。私、それはちょっと……」

 流石にそれは、やんわり断る薫であった。
 ほんの短い三人での道のりは終わり、再びグラバー邸の庭園へ。
 やはりきれいに整備された花壇が美しい。
 当然、薫の学校の生徒が何人もいるが、一般客に大勢の他校生徒も入り混じって、学園祭か何かの雰囲気であった。
 ここからも、対岸の港湾施設や停泊している船舶が良く見える。

「はい、見っけ。これだろ? ハートのやつ」
「あ、ほんとだ! ちっちゃいハート……。ありがとうございました。みんなにメールしなきゃ。ああ、まもりちゃんからもメール来てる」

 多様な石を敷き詰めた、庭園の地面の一角に、確かにそれはあった。
 少し歪な……自然の造形のハートマークだ。
 薫は携帯のカメラを地面に向ける。
 そして急いで、少し離れたところにいるであろう班の友達にメールを打ち始めた。
 すると、自分の役目はお終い、といった感じで、案内してきた男子学生は再び海に目を向ける。
 そして庭園の端の柵に肘をかけ、カメラを構えた。

「……人が多いけど、ここからでも良いか、写真は」
「向こう岸の写真ですか? 私には良く分かりませんけど……。好きなんですね。船を造るところ」
「別にドックとかだけ好きじゃないんだけどな……。そこのグラバー邸も。面白い建築物なら、何でも。
俺らはさ、明日は軍艦島に上陸するんだけど、実はそっちが一番楽しみだったりする」
「あれが? 俺は分かんねぇな……」
0157G2020/12/26(土) 00:14:07.33ID:ozzuUM7E
 
 もう一人の男子は、薫の後でハート石の写真を撮っていた。
 そして半ば、あきれたような顔をする。

「俺は絶対つまらんと思うぞ、明日。あんなボロボロの島行っても。いくら俺ら建築科っても、俺が見たいのはああいうのじゃないんだよな……」
「そうなんですね……。ごめんなさい。私も全然分からないです……すいません」

 親切にしてもらったのに申し訳ない、といった感じで、薫はけっこう真剣に謝っていた。
 それを見て、カメラを下ろして、面白そうに彼は笑っていた。
 あと実は、薫の学校も明日は軍艦島に行く予定なのだが、何かややこしくなりそうな空気を感じ、薫は黙っていた。

 まもりを始めとした班の友達が戻ってきたのは、その、ほんのしばらくの後だった。
 引っ込み思案気味の薫が、大学生二人を連れている。その姿に全員驚愕した。
 そこで改めて薫はお礼を言い、二とは別れたのだが、
 「修学旅行で大学生男子を逆ナンした」と変に改編され、その後の中学生活で彼女は一目置かれるようになるのだった。

 そして、その日の夜の事だった。



「――よう。また会ったな。あの後二個目のハートは見つけられた?」
「あ、こんにちは! あの時はありがとうございました! 二個目も大丈夫でした」
「そりゃ良かったなぁ。困ってたんだよな、役に立ててよかった」
「はい、助かりました。……ところで、ここって何処なんですか? 工場の中? クレーンとかいっぱい……」

 薫は、辺りを見回し、困惑していた。
 全然見覚えのない、鉄板や配管だらけの無機質な場所に立っていたからだ。
 バスはどこに?
 みんなは、先生は?
 不安になる。
 天気も、雲がどんよりと……太陽が隠れ、なんだか雨が降ってきそうだ。
 
0158G2020/12/26(土) 00:15:16.00ID:ozzuUM7E
 
「三菱の長崎造船所だよ。見学に来たんだ」
「そうなんですか」
「普通は入れないんだぜ? 第3船渠も見に行っていいんだ。楽しみで仕方ないんだよなぁ俺」
「え〜と、私はなんでここに? 先生も友達も、誰もいないんですけど……?」
「俺が誘ったから。君と一緒に二人で行きたかったんだ。俺のわがままで連れ出した」

 よろしく、とその男子学生は薫に右手を差し出した。
 彼はグラバー園と時と同じ私服姿。
 薫の方も同じ、中学の制服だ。
 おずおずと、彼女は握手をした。

「そうなんですね。……えっ。……何これ、ひょっとして私、人生初デート? ちょっと嬉しい……」
「俺も嬉しい。付いてきてくれ、こっちだ」
「は、はい。私でいいんですか? 全然、詳しくないし、聞いてもきっと良く分からないし……」
「いいんだ。君と一緒だと楽しいから。あっ、君もヘルメット被ってね。……名前聞いていい?」
「風間薫です。あなたは……」

 デートなのに、相手の名前も知らないのは失礼だ。
 と薫は思ったが、その答えは聞けなかった。

「おっ! 到着だ、第三船渠! すげぇ……でっかいなぁ……」
「えー……。これがそうなんですか……確かにおっきい。深いし、広い。周りは大きな段になってて……階段と言うか、ピラミッドみたい? すごいですね」
「昔はここで、でかい軍艦とかも造ってたんだ。その階段とか底とか、コンクリートは厚み何メートルもあるんだ」

 林立する工場の建物の間を抜け、一気に広い場所に出た。
 山が削られ、地面がえぐられ、何年もの時間をかけて造られたもの。
 船が入る形に整えられた、巨大なコンクリートのくぼみが二人の前に姿を現した。
 二人はその上の縁に立って、てすりに手をかけ、底を見下ろしていた。
 
0159G2020/12/26(土) 00:16:30.02ID:ozzuUM7E
 
「ピラミッドもそうだけど、昔の人って、あんまり機械とかないのに、大きい物作るの好きだったんですね。
……ところで、そんなに手摺から乗り出したら危ないと思うんですけど……」
「はは、大丈夫だって。……よし、下に降りようか。どこかに階段か何か、降りる所は……うわっ!! ああああ〜……!」
「ちょっ、ちょっと!? 大丈夫ですか!?」

 言わんこっちゃない。
 そう思いながら薫は手すりから乗り出し、下を見た。
 うきうきと、何か危ない足取りだと思った直後、彼は高さ12mもあるドックの底に転落してしまったのだ。

「いててて…… あ〜 ドジなことしたな…… しかし流石、下から見ても凄い迫力だ」
「もう……気を付けて下さいよ? びっくりしたじゃないですか」

 遥か下、ひたすら広いコンクリートの底面に彼はいた。
 上から声をかける薫からは、彼の姿はすっかり小さく見える。
 落ちたあと、普通に起き上がり、ちょっとこけたかのように肩を払っていた。

「夢にも見たことあるんだ。ここを一回歩きたかった。痛いけどすげぇ嬉しい! ……でも、あれ? 階段が……どこにもない」
「私、一人じゃ心細いです。早く上に戻ってきてくださいよ〜」
「ああ、ごめん! でも……あれ? なんで階段ないんだ? 梯子も、何も……そんな、これじゃここから出られない。どうする……困った……」

 まるで檻の中のクマのように、彼はその辺でぐるぐる回り始めた。
 薫も不安になりながら周りを見渡すのだが、よく見ると確かに階段が無い。
 これでは自分も、下に降りることはできない。
 ……困ってしまった。
 なんとか彼を、上に引き戻せないか……。薫は頭をひねった。
 そして叫んだ。

「船を浮かべるみたいにします! 浮力で、上まで戻します」
「えっ!? 何!?」
「私ならできます。ちょっと待っててください! 恥ずかしいですけど……助けてもらったし、あなたのためなら」
「いやちょっと? 意味がよくわからない」
 
0160G2020/12/26(土) 00:18:23.15ID:ozzuUM7E
 
 薫は改めて、周囲を見回した。
 ちょうどいい場所があった。
 一カ所、手摺がとぎれていて、ドックに向かってお尻を突き出せそうな場所があったのだ。

「風間さん? ちょっ…… な、何で脱いでんの!?」
「脱がないと、私が汚れちゃうので……」

 スカートの中に両手を突っ込んで、まず白いショーツを、ぽい。
 次に制服のスカートもぽい。
 和便にまたがった時と同じだ。靴と靴下はそのままであるが、下半身の邪魔なもの全部脱ぎ去って、四つん這いに近い形でお尻を突き出した。

 ぷっ…… ぷぷっ! むちゅっ……!

 徐々に、彼女の可憐な肉穴が開いていく。
 ガスが漏れてくる。
 不気味な音が、底の知れない穴の奥から響てくる……

「んっ! んんんっ! んんんんん〜〜〜〜〜!!! ごめんなさい、ちょっと我慢してください! 行きます!」


 きゅ…ぶりゅっ! ぶりゅりゅ、ぶちゅちゅちゅ!! むちゅちゅちゅっ!!! 
0161G2020/12/26(土) 00:22:29.59ID:ozzuUM7E
 
「うっ、うわあああああぁぁぁ! うあぁぁ!!」

 巨大な乾ドックを和便器にして、薫のいつもの大量脱糞が始まった。
 いや、いつもの……ではない。
 今回は水道の蛇口どころの話ではなかった。
 比喩ではなく、本物の土石流だった。
 全てが茶色い、そのあまりの勢いに、彼は押し流されていく。
 一体どうやったら、あんな小さな穴から……?
 他に似ているものと言ったら、ダムの緊急放流……いや、活火山の燃え滾るマグマの流れか。
 誰もそれを止めることは出来ない。
 長さ220m、幅27mもあるドックが、みるみるうちに、湯気の立つ薫の大便で満たされていく。
 
「もっ! もういい! もう大丈夫だ、ここまで浮いて来たら上がれるか…ら… ぶっ…うわあぁ!!」
「ま…まだまだ、これじゃ足りない……! もっと、もっと……! んんんん〜……!!」


 助けたい。
 もっともっと、私はこれしか出来ないから……
 あなたのために、私、うんちします!
 もっと、もっと……!
 こんなくらいの穴なんか、埋めてしまいますから……!
 
 ……ああ。
 でも、やっぱり。いっぱいうんちするのって、凄く気持ちが……
 
0162G2020/12/26(土) 00:23:41.07ID:ozzuUM7E
 
 
「はっ…? はっ…… はああぁっ……!?」


 壁の時計の、小さな針の音。
 クラスメイトがそれぞれに立てる、寝息。
 真っ暗な中で、薫が感じるのはそれだけだった。
 宿泊している旅館の大部屋である。

「あ〜………」

 ……まったく、言葉にならない声だった。
 寝巻としてのジャージ姿で、彼女は布団をはねのける。
 そしてゆっくりと、上半身だけ起こした。
 髪は超が付くぼさぼさ、胸元と顔は汗まみれ。
 ひどい状態である。

(い…いくらなんでも冗談じゃないわ…… ひど過ぎでしょ今の夢… ちょっとさぁ……もうちょっと何かさぁ……)

 動悸がひどい。
 今まで見た、どんな悪夢よりも恐ろしかった。
 中途半端に目覚めた眠気と、自己嫌悪と、べたべたする汗と……旅館の白い敷き布団の上、悪い意味でくらくらする薫だった。
 せっかく助けてくれたあの人に、あんなことを……。
 少し死にたくなった。

(う…やば、とりあえずトイレ行かなきゃ……)

 ゆらっ……と、頭を押さえながら薫は立ち上がった。
 深夜だが、彼女のお腹はそんなことに遠慮してはくれない。今日の宿のおいしい夕食、また調子に乗ってしまった。
 
0163G2020/12/26(土) 00:30:23.57ID:ozzuUM7E
 
 12人の部屋で、まわりは同じ布団だらけだ。
 寝ているクラスメイトを踏まないよう、気を付けながら薫は、部屋を出て行った。
 廊下の端のトイレに向かうためだ。
 ……みんなの使う、部屋の便器を詰まらせる訳には行かないから、である。

(和式トイレみたいなんて思ってごめんなさい……ハートのお兄さんもごめんなさい……! でもアレ一杯のうんちする夢とか、ホント勘弁して……)

 いままでも、トイレ関連の嫌な夢は何度も見た。が、ここまでのは……。
 ただただ、頭を抱える。
 女の子の見ていい夢ではない。
 覚醒しきらない脳の中で、彼女は造船所で働く人たちに謝る。
 とりあえず、宿のふとんで寝糞してなかったことだけは本当に良かった。
 それから勿論あの大学生にも、脳内で何度も謝り続ける。

(今日は船に乗って軍艦島か……大丈夫かな…… あのお兄さんにもし会ったら、謝らな……くていいよね実際。
でも中華街は楽しみだなぁ……こっちも大丈夫かなぁ……?)

 家へと親戚へのお土産も買わなくては。
 でも寝不足も心配だ。
 重い瞼をこすりながら、ふらふらと薫は旅館の廊下を歩くのだった。
 
 
0164G2020/12/26(土) 00:32:05.74ID:ozzuUM7E
 
 
 
 そして、また別の場所、別の時間。
 薫と同じように、悪夢から覚める男がいた。


「……う、うぁっ!? はぁっ!?  あ、あ……今の… なんだ、あの時と同じ夢…かぁ……」

 目を覚まし、今のが夢だと気づき、男は安堵する。
 しかしどうして今更、あの夢を……?
 彼は言葉に出来ない違和感と疑問を胸に、少し汚れたソファから起き上がった。
 ……寒い。
 事務所の壁に、時計と一体になった温度計が掛けてあるのだが、見ると5℃しかなかった。
 初夏のあたたかな長崎から、12月の工事現場という現実に逆戻りである。

「さっ……さむ…… エアコンまでいかれてきたか……辛れぇなぁ……」

 なぜか、いつの間にかエアコンが切れていた。
 隙間風が吹き込んでくる。
 薄汚れた作業着の上に、引っ掛けて破れたジャンパーだ。寒くて当然だった。

(15分仮眠が、40分も寝ちまった……やべ)

 大して柔らかくもない、そのソファから立ち上がって背伸び。
 事務所の隅には、備え付けのミニキッチンがあった。
 そこへ行き、水を流し、眠気覚ましに顔を洗う。
 しびれるくらいの冷たさだった。
 もう年末、この雲の無い夜だ。無理もないのだが……。
 日付は変わって、12月25日。
 クリスマスの夜に寂しい現場事務所で一人、ひたすら仕事。まったく泣けてくる状況だった。
 しかも、仮眠中に見た夢がまた酷い。
 
0165G2020/12/26(土) 00:33:37.73ID:ozzuUM7E
 
 
(あの夢なぁ……。俺、頭おかしくなったのか……? ってマジで思ったな。最初に見たとき。今24だから……5年経ってるのか、もう)

 大学のゼミの旅行で長崎に行き、グラバー園で、対岸の第二船台と第三船渠の写真を撮った日。
 その夜に彼は悪夢を見た。
 全く同じ内容で、去年くらいにもう一度見た。
 それをまた今、やはりそっくりそのまま同じ内容で、また見てしまった。

 ……憧れの第三船渠に入れた。
 ドックの底を歩いた。
 は、いいが、一緒にと誘ったあの女の子がドック一杯分のうんこをして、それに自分が押し流され、埋もれていく……
 当時は、泊まっていた長崎のホテルで夜中、声を上げて布団をはねのけた。
 一緒の部屋だったゼミの仲間、全員起こしてしまった。
 心臓がバクバクいっていた。
 ……今でもはっきり覚えている。
 どんな異常な性癖なんだ自分は……と、自己嫌悪で朝まで眠れなかった。
 トラウマ級の悪夢だった。
 
 あれから時間も経ち、大学も卒業して、こうして働いているが……
 夢の中ではあの時と全く同じ、19歳の自分だった。
 ……あの中学生の女の子も、あの時の姿そのままだ。

(零時半、か……寝すぎたなぁ。しょうがない……もうちょっとだけケーキ食べて、何か飲んで、気分変えるか……)

 日頃の疲れも凝縮された、大きなあくびを一つ。
 あのとき中三なら、あの子も今は二十歳くらいなのか……。
 何か、不思議な女の子だったなと彼は思い返す。
 連絡先とか、もし聞いてたらどうなってたのか。少し考え、そしてそんな自分を笑った。
 それから、事務所の冷蔵庫を開けて、クリスマスケーキの箱をもう一度取り出す。
 日付が変わる前、突然やってきたサンタがくれたプレゼントだ。
 
0166G2020/12/26(土) 00:35:12.27ID:ozzuUM7E
 
「……ん。 ちょっと酒臭いか? 40分も寝たし、においが移ったか……」

 それだけは、口に出てしまった。
 作業着についた、いつもと違う匂いに彼は気づく。
 酔いつぶれて寝てしまったサンタ……ではなくサンタコスの女の子だが、彼女を一旦寝かせたそのソファで仮眠をとっていたのだ。
 ペンキや接着剤、作業服に匂いが付くのは日常茶飯事だが、あの子の匂いなら酒の匂いもまぁいいだろう、と思った。

 あの飲んだくれサンタ、吐いたりしてないか。大丈夫か。
 あの恰好で、風邪ひいたりしないか。心配だな。
 明日……じゃない。今日も俺のこと、見てくれるかな……。頑張らなきゃな……。
 眠い中、雑多な思考が彼の頭をめぐる。

「よしっ! やるか」

 残った書類仕事を片付けるべく、彼は頬を叩いて机に戻った。
 この仕事を応援してくれる人がいる。
 自分自身と、その人のために頑張ろう。
 それから、また来てくれた時のために、事務所と、それからトイレをきれいにしとかないとな……彼はそう思った。


 彼の見た、悪夢。
 悪夢も実は、良いことが起こる前触れとも言われる。
 突然現れて彼の心をかき乱したあの酔っ払いサンタが、夢の少女によく似ていると気付くには、まだ時間が必要だった。
 
 
 
 
 
0167G2020/12/26(土) 00:41:22.82ID:ozzuUM7E
 
 
 
以上です。

超久しぶりの、中学時代の薫ちゃんで、修学旅行編でした。
友達の「まもりちゃん」は、相当昔に書いた「お正月のおせちの話」に出てきたのと同じ女性です。
あと実は去年のクリスマスの話の続きです。

やっぱり書くのは楽しい……
でも本当に今の自分には、自分の時間がありません。


あまりに規模がでかすぎるとギャグになってしまうので、夢の中ですが
バスタブとかドラム缶とかプール一杯とか超えて、ドック一杯分のうんこを薫ちゃんにさせてみたかった。

それと今回、初めて薫ちゃんに、現実に存在する場所を歩かせました。
グラバー園の公式ページでマップ見ると、どこで薫ちゃんがしてたのか分かります。
「昔のお話」なので、そのまま書いてるんですが、「天井の隠し部屋」って実際には維新後に作られたただの物置で、
最近はその訂正の解説がされてるらしいですね。

他にも、中華街で食べ歩きしながら食欲と便意の板挟みにあったりとか
軍艦島に上陸し、見学路を外れて瓦礫の陰でするかどうか葛藤したり、危ないんだけど竪坑跡を埋めつくす勢いで脱糞したりさせたかった

その昔は軍艦島ってトイレ全部周囲の海面に垂れ流しで、海が青くなかったとか。
仮にそこらで野糞してもちょっと高波があったら洗われて海に流れてって、当時の大量少女が住んで居たら結構いい環境だったのではと思いました


あと、

迷いましたが、覚悟を決めて、去年サンタコスで押し掛けた彼に託そうと思っています
0168名無しさん@ピンキー2020/12/26(土) 01:49:20.73ID:FBh4r3CP
乙でした。
いやあ久しぶりの薫ちゃん中学時代&まさかのまもりちゃん再登場で新鮮でした。
大量脱糞の快感を心から楽しんでいるJD薫ちゃんと違って、JC薫ちゃんはまだ体質に対する困惑や自己嫌悪の方が大きいというのも、また萌えます。
このあと修学旅行の日程が進むにつれ、宿や観光先の女子トイレが使用不能になるケースがあまりにも頻発し、
まもりちゃんを始め4組の生徒もさすがにおかしいと気づき始め…みたいな展開を期待!
0169名無しさん@ピンキー2020/12/26(土) 02:10:54.43ID:dVPwJ6LU
お疲れ様です。新作、楽しませて頂きました。
太さこそ劣るものの(十分極太ですが)この頃から『超』大量にひりだして便器を詰まらせている中学生薫ちゃんが最高でした。
個人的には洋式で中腰になりながら便器の縁を超える程の山盛りうんこをした描写と新幹線の端から端までトイレを使用した描写がツボでした。新幹線のトイレが詰まっちゃう可能性も大いにあったのですね…。
まだ自分の体質に翻弄されていて本編の
ような余裕がある感じは無いのですがそれもまた中学生薫ちゃんの魅力なように思えます。
0170名無しさん@ピンキー2020/12/29(火) 00:56:49.88ID:rMUaxN/k
>>168
まもり「旅行中ってお通じ悪くならない?」
女子生徒A「わかるー。ウチこっちに来てから1回も出てないもん」
女子生徒B「私は元々便秘気味だしなあ…薫はどう?」
ま「薫は絶対ないでしょ。毎日あれだけ食べてて太らないんだから」
薫「うん…まあ」
A「うらやましいー。痩せの大食いめっちゃ憧れるー」
ま「やっぱり食べたらすぐうんこになって素通りなの?」
薫「ちょっと!まもりちゃん!」

A「そういえば一昨日、〇〇のトイレ入ったらさ、ものすっごい巨大うんこがあるの見ちゃったんだよね」
薫「!」
B「えっ!私も昨日旅館のトイレで見たんだけど」
薫「!!」
A「(手で山を描きながら)これくらいなかった?」
B「そうそう、洋式便器があって、こんな感じかな?便座のところを余裕で越える山が、こう…ドンッて」
ま「なにそれ最悪。掃除する人大変そう」
A「でもこの旅館に泊まってるのって△△中だけだよね?てことは犯人がウチらの中学にいるってこと?」
B「どんだけ溜め込んでたんだその子?って話だよねw」
薫「(冷や汗)いや、その…山盛りの…それを全部1人で出したとは限らないんじゃ…例えば水が流れなくて…で次の人が仕方なくしちゃって、それが積み重なっていっぱいになっちゃったとか…(どうしよう…私のうんち見られてる…)」


すみません出過ぎたマネを。お許しください。
0171G2020/12/30(水) 00:44:01.20ID:yk1nwtXw
 更に続き?

「詰まって他に行けなくて、仕方なく? いや〜、人が出したモノに跨ってうんちする勇気はちょっと無いな〜…… まもりちゃんはそう思います」
「何その語尾…… まぁそれ絶対くさいしね。それに薫もさ、実際見たらそんなの言えないと思うよ? ぜったい。そんな感じじゃないのよ、ホント凄いの」
「そ、そうなんだ……」
「薫も気を付けなさいよー。何となく多分、一週間でなかったら薫、同じようなの出しそうな気がするのよね。無いでしょうけど」
「陽菜ちゃんまで、やめてよ……」
「にしても、臭いと言ったらグラバー園も酷かったわ。逆流でもしたのかな、売店のトイレ一個使えなくなっててね。その横を使ったらさ、もう息するのが疲れるくらい臭くってさ。
腹立ってくるのよ。なんでこんなの放置してんの、仕事でしょ、さっさと直しに来てよ! って感じ」
「えっ!? まもりちゃん、それってひょっとしてあの」
「それそれ! 薫と二人で言ったとこ。譲ってくれたけどさ、薫あそこ避けたのラッキーよ絶対。もうキャンプ場とかの汲取りのやつみたいで、鼻がおかしくなりそうでね……」
「何か…その……ごめん」
「薫のせいじゃないし何言ってんの。にしても、早くおしっこして出て行きたいのに、臭いであっちの方まで誘発されちゃうし。それはそれで助かったんだけど。でも何か腹立つのよね」
「そんなこと、あったんだ……」


宿泊の旅館に着き、各班の部屋に入って落ち着くともう遠慮のないトークが止まらない。
逃げ出す訳に行かず、薫への羞恥責めは続くのだった。
 
 
0172G2020/12/30(水) 00:55:09.23ID:yk1nwtXw
 
>>168>>169
中学時代はまだ翻弄され、困惑や自己嫌悪の方が大きい
自分もそこが一番特筆したい点だったので、そう言ってもらえるのは嬉しいですよ
大学生の薫ちゃんでは書けないものです。
同じ新幹線でも、かなり昔に描いた京都への高校卒業旅行の時は、あちこち分散させず遠慮なく一カ所のトイレでしていました。

それから何より嬉しいのは、年一回しか投下できてないのに、今でも色々大量脱糞のシチュを考えてくれたりとかの書き込みがあることです
出過ぎたマネと言われましたが、>>170も嬉しかったですよ
自分自身がもうほとんど書けない状態ですので。かなり以前なら、二次創作的なものは真逆の反応を示していましたが、自分のスタンスもかなり変わりました
話は作り上げていくものなので、むしろ自分がそれを取り込んでいきたいです
遠慮なさらず。
原案はあくまで早乙女先生ですが、薫ちゃんの話を書き続けた者として、愛されていることを嬉しく思います

それに今回は>>129>>130を見て修学旅行を書きましたが、その他の書き込みでみなさんの妄想にある薫ちゃんの姿と、自分の考える薫ちゃんの話には、そう開きは無いように思いました
何か、「風間薫」と言う存在に対しての共通認識が出来上がっていると言うか……これも長く続けたためでしょうか。

書くためのまとまった時間が滅多にとれない、それが今一番の自分の問題です
恒例のアルバイト先での話や、ついに彼氏ができて…というのを期待されていた方は申し訳ないです



またノクターンに今回の話を、少し加筆修正したうえで投稿しました
一般人代表として、まもりちゃんにもうんこしてもらいました
薫ちゃんの臭いで誘発されたやつです
 
0174名無しさん@ピンキー2020/12/30(水) 07:53:41.07ID:H1q0YGh5
ノクターンの方、少し加筆修正がされてあって嬉しい!
まもりちゃんもしっかりうんこをしていました(笑)2日溜まった分でさえ控え目な描写だったので普段、薫ちゃんがどれだけ出しているかの凄さが分かりますね…。
各地の修学旅行先でまだ見ぬ大量排泄少女達がトイレを詰まらせている可能性も無きにあらず…
0175名無しさん@ピンキー2021/01/24(日) 01:36:34.77ID:MgSHOyAj
バナナのウンコラやろうが
0176名無しさん@ピンキー2021/01/28(木) 22:20:03.66ID:7xknSlal
止まってるならちょっといいかな

随分と前からハードなスカトロの話に挑戦しようと思ってるんだが
自分の想像できるのが食糞・塗便ぐらいで
しかもどう描けばエロくなるのか掴めずに投げ出すばっかり
誰か助言を下さらんか
どういう所に魅力を感じるのかとか

もし小説投下タイミングに被ったら無視して投下してくれればいいです
0179名無しさん@ピンキー2021/02/04(木) 23:21:50.27ID:Uf24+jur
ハードスカは専門外なんだ、すまない。
スカトロAVも排泄オンリーしか見ない。
01801762021/02/06(土) 22:14:28.36ID:dSHnjKUg
残念
ログの上の方に何回かハードスカ的な書き込みがあったから
好きな人がいると思ったのだが、滅多に来ないのかな
というか、随分と人が少なくなったなあ、この板
トップから見ていてもスレが殆ど変動してない
0181名無しさん@ピンキー2021/02/08(月) 01:18:14.15ID:/22KyJf6
1年ほど前からだけど、ななじゅ氏が完全新作とその設定に合わせた冒険者でいこうのリメイク作品の連載をやってくれてるの本当に嬉しい
0183フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/02/21(日) 13:21:39.92ID:K0KMU3Tm
>>118の続きです。
第10話

シーブックによるセシリーへの介護がはじまり一週間、二人の距離はグンと近付いていった……
まだ僅な日しか経っていないが、点滴と食事、そして何より愛する人の看護が彼女を元に戻していった。
体調が戻るのに時間を要するが、少し窶れていた頬は元の整った卵形に戻るのに後一週間程だろう。


「……ふぅ……あの、シーブック……」

「どうしたの、セシリー?」

局部の汚れを拭いてもらったセシリーはまだ羞恥冷めやらぬはにかみ。

「あの、今日も、ありがとう……あなたのお陰で私……
何て言うか、健康に……」

顎に手を当てて顔を反らしながら紅潮している。
シーブックは汚れたオムツを畳むと、細い肩に手を当てて。

「いいんだよ、君が元気になってくれればそれで。」

(…………///)

「私、慣れてないの……人にここまでしてもらうことに……
実家に帰った時に侍女の人からお世話になったけど、流石にここまでは……」

彼は首を横に振ると「いいじゃないか。今は今。乗り切ろう?」
0184フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/02/21(日) 13:22:34.41ID:K0KMU3Tm
その笑顔が眩しくて綻ぶセシリー。
だが直に何かを決心して。

「……ありがとう……
所で、ものは相談なんだけど、私、前よりは体力戻ってきたの……
だから、“それ”を自分で捨てるわ……?」

「いいよ、俺が自分で決めたんだから。」


「……いえ、シーブックに甘えてばかりもいられないわ。
自分で捨てにいきます。」

語気を強めるその顔から妙に固い決心を読み取ったシーブックはそのまま手渡した。


「誰にも見つからないわね……」

点滴を持ったまま戦艦内の女子トイレ個室に来る。疲れは残っているものの、特別困ることはなく辿り着けた。
袋から自分のオムツを取り出し眺める。
囚われていた時、自分の排泄のにおいと、敵からオムツの交換をされた記憶……
これらは屈辱と共に「ある快感と好奇心」を呼び覚ましていた。

「シーブックに隠れてするのも気が引けるけど仕方ないわ。」

……スーッ……

臭いを嗅げば以前の自分なら顔をしかめたが、今は違う。
何か高揚感が心の奥から湧いてくる。
0185フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/02/21(日) 13:23:25.63ID:K0KMU3Tm
(これが私の中にあったもの……でも何かドキドキする……
シーブックは親身に看病してくれるのにこんなことをするなんて、私って……
ごめんなさい、でも止まらないの、シーブック……)

愛する男への背徳感が合わさり胸の鼓動と劣情のような欲望は色濃くなり……
やがて片手で下着に指を入れて、性器を遊び始める。

「あ、いや……シーブック、ごめんなさい。
あなたに見られたらわたし……
でもとても……」

整った鼻から心をまるで媚薬のように刺激される度に性器から湿りが生まれる。

「シ、シーブックゥゥ……!!」

感極まって脳天に爆発するように集まる快感。
首を仰け反ると乾いた切ない声をあげてしまう。

「はぁ、はあ……」

股間から脚にかけて愛液が滑り落ちていくのを自覚して紅潮してしまう。

「わたし、何てことを……シーブック、わたし、どうしたらいい……?」

オムツを袋にしまうと公共のゴミ捨て場に行く為トイレを出ようとするが……

「セシリー!」

「シーブック……?」

外から顔を出したのは当の彼だった……
セシリーを心配そうに見る視線はやがて袋に流れていく。
0186フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/02/21(日) 13:24:01.01ID:K0KMU3Tm
「……ずっと帰らなかったから探してたんだ……
所でそれ……」

「これは、その……途中で用を足したくなってそれで……」

「あれだけいっぱい出したのに?」

「それは……」

「それに頬紅いよ?何かあったの?」

私にはわかる。その視線も、声も、疑惑に変わっていくのが……

「捨てるのは俺が行くから君は先に戻ってて?」

止む終えず袋を渡すセシリーは彼の背中を見つめながら渋々と病室に戻った。
0188フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/02/23(火) 20:10:44.40ID:uQOfVtn8
包まれたオシリ 第11話

(シーブック……わたし……)

彼の手にものが渡った以上取り返せない。
わかっていても自ずと彼の後をついていってしまう。
点滴を引く音をなるべく立てずに離れて尾行するのは難しく思えたが、やってみると簡単だった。
シーブックは公共のゴミ捨て場に行くと周りを見渡して何かを考えていた。

(一体何をしようとしてるの?)

「よし……」

袋を見つめると何故か踵を返した瞬間……

「ア・ノ・ー・くん……」

「セ、セシリー!?」

冷ややかに見つめる彼女に驚き、いつになく焦るシーブック・アノー。

「捨てるんじゃなかったの?」

できるだけ淡々とした低い声で近付く。
静かに点滴を引く音が彼の動揺を刺激する。

「そうしようと思ってたんだけど、どうにもな……」

「私からそれを受け取って代わりに捨ててくれると思ったんだけどな……」

自分を棚に上げて敢えて疑いの視線を向ける。

(私、ずるい女……)

だけどトイレで抱いていた罪悪感は少しずつ薄れ、胸がすくような思いになり始めるのも事実で……
0189フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/02/23(火) 20:11:48.99ID:uQOfVtn8
シーブックは覚束ない口調で切り出す。

「すまない、実は俺……」

(そうよ、言って。ここまで来たら正直に言われた方が私も助かるわ!……色んな意味で。)

「君の“これ”で楽しもうとしてたんだ。」

然り気無く顎に手を当てて追い打ちをかける。

「楽しむって何を……?」

「それは、においを……君の“もの”のにおいを……」

(想像していたけどいざ言われるとがっかりとするわね……
でもこれで胸のモヤモヤが取れた気がするし……)

セシリーはいつになく目を細めて顎を上向きにして、彼を見下すような演技をした。

「アノーくんってそういう人だったの……
私のお世話をしてくれて嬉しかったのに……」

シーブックはいつになく固まって頭を不器用に少し下げた。

「すまない!俺、セシリーのこと好きだからついつい……」

(シーブック……
わたし、もっと先まで行きたい……
シーブックと一緒に……!)

胸がジンとして高揚が湧いてくるのを抑えられなくなるセシリー。
努めて普段通りの冷静な、サラッとした物言いで。

「そうなの……それじゃあ“それ”を持って一緒に病室に戻ってくれる?」

「……うん。」 手を繋ぎ並んで歩く二人。
0190フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/02/23(火) 20:13:48.36ID:uQOfVtn8
二人の心臓は鼓動を速めていく。
戻るとセシリーはベッドに座り、シーブックは気まずそうに彼女を見つめている。
最初は髪を撫でていたが落ち着き払ってまっすぐ彼を見つめると

「ねえ、シーブック……私、少しがっかりはしたけど、悪い気持ちばかりじゃないのも本当なの。」

「うん……」

少し腰を浮かせて彼の手に触れると。

「私が好きだから……そういうことをしてしまったんでしょう?
それなら見せてちょうだい、どういう風に楽しみたかったのか……」

「……え!」

スッと顔を近づけるとできるだけ切なそうな視線を投げ掛ける。

「お願い……シーブック……」

「……わかった、セシリーの頼みだから……」

シーブックは取り出したオムツを広げると、顔を近づけ静かににおいを嗅ぎ始めた。
形の良い鼻から味わうにおい。

(シーブック、前から思ってたけどここまで色気あったかしら……)

やがて顔を離したシーブックは罰が悪そうに彼女に顔向けした。

「……ねえ、それだけ?」 「え?」
「それで満足なの?」 「……うん……」
「シーブックの私への思いってそれだけなんだ……」 「でも、これ以上やったら君に悪い……」
「でも、そっちの方はもっとしたがってるみたいだけど?」 「……!?」

セシリーの指差した先には、シーブックのズボンの中央をこれでもかと持ち上げているモノがあった。
0191フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/02/23(火) 20:14:54.80ID:uQOfVtn8
昂る思いをできるだけ抑えながら語るセシリー。

「私のことが好きなら、もっとしたくなるのではなくて?」

(私って嫌な女……でも、止まらない……!)

普段なら絶対言わない自意識過剰な言葉に我ながら呆れつつ、シーブックを観察する。

(君だってトイレで一人……)

対するシーブックはそう言いたくなるのを我慢しながら、彼女の声に誘われるままにズボン越しに自らの分身を扱きながらセシリーの排泄物に口を付けてしまう。

(……!?)

あまりの行動に言葉を失うが、どこか安心している自分を見つけるセシリー。

「……シ、シーブックって……そこまでするの?
流石にそれは……」

端正な唇にブラウンの証が付けた彼は声を震わせた。

「……引くよな、確かに……!
……でも、俺だって自分でもどうしていいかわからなかったんだよ。
この一週間、君の力になれて嬉しかった!
そうしてる間に抑えきれなくなったんだ!
君の、ものを……」

辿々しくも力強く語られる言葉の節々に自分の心臓と指先を震わせられるのがわかってしまう。

「…………あなた、そこまで……」

青い瞳を潤ませながらシーブックの手を取ると、首を横に振り。

「……いいわ、そんなに想ってもらえるなんて……
わたし、とっても幸せ者ね……!」
0192フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/02/23(火) 20:15:41.05ID:uQOfVtn8
「セ、セシリー……」

「…………」

「……!?」

徐にキスをするシーブック。
本来は逃げるような時だが、そのまま受け止めるセシリー。
ぐちゃりとした質感に驚くが突き放す気にはならない。

「…………」

そのまま愛しい人に付いた自らの分身を汚れを舐め上げてしまう。
異質な味に舌が拒絶反応を起こすが吐き出そうとしない。

「セシリー……」

シーブックは彼女を抱き締めると舌を捩じ込み、中でゆっくり絡めていく。

(シーブック……!)

脳内が蕩けるような錯覚を覚えて涙を流すセシリー。

密着した二人は互いのシンボルが濡れているのを知っていた。
0193名無しさん@ピンキー2021/03/04(木) 21:22:04.42ID:ITn1z+/h
今更なんですが
お疲れ様です
投下された時は必ず読んでます
0194名無しさん@ピンキー2021/03/22(月) 08:07:11.46ID:iypxilRT
薫ちゃんが初めてトイレを詰まらせたのはいつくらいなのだろうか?
小学校高学年の頃には確実に詰まらせていそうだし、低学年の頃かな?それとも幼稚園の頃からだったり…
0195G2021/03/25(木) 22:53:05.52ID:AhizcXWs
たぶん実際、小学校高学年になったころ、どっかお出かけ先で「洋式トイレが流れない……どうしよう」を初めて経験して、無茶苦茶あせったのではないかなぁ
10年前より昔だとまだまだ学校のトイレって和式が主流だったと思うので

実は中学校以前の、子供のころの薫ちゃんがどんなだったか、あまり細かくは決めていなかったりします
もちろん普通の子より多く出すのは昔から、なんですが。
これまで書いてきた話に出てこない部分は、好きなように想像して楽しんでもらえたらと思います
0196G2021/03/25(木) 22:55:21.11ID:AhizcXWs
あと、これも一応……
凄まじいゆっくりした速度ですが、今も書いています
次投下できるのは、多分ことりさんの話です
0197名無しさん@ピンキー2021/03/26(金) 10:15:40.77ID:2+jDFce9
>>175
人糞て基本バナナ型だと思うが
(今食べてる人、スマン)
鳥山明のアラレちゃんみたいなウンチ(巻きグソ)を普通に出すやつはいないハズ
お尻動かして「作る事」はできるだろうがね…
0200名無しさん@ピンキー2021/03/29(月) 06:11:57.34ID:ePO1ceLZ
>>195
ありがとうございます!
和式にどっかりと大きな山を築き上げていても強い水流で無理やり流していたので詰まりを無意識に回避していたのかもしれませんね。
洋式トイレの水流では幼薫ちゃんの大量便を流すには力不足…
お好きな様に想像させて頂きます(笑)
0201名無しさん@ピンキー2021/04/02(金) 20:49:20.95ID:dAFK3/2p
(それと>>196了解です!ゆっくりお待ちしてますね!)
>>195
洋式トイレが流れない事に滅茶苦茶苦戦してそうな薫ちゃんいいですね…
成長するにつれてどんどん出す量が増えていったのでしょうか
薫ちゃんの小さい頃は多く出すのが「量」ではなく「回数」だったりしてそうですね
成長した薫ちゃんは草むらで出すのも経験していますし、
小さい頃もトイレが近くになくて間に合わない時は草むらにこっそり出したりしてそう
0202名無しさん@ピンキー2021/04/03(土) 05:41:35.05ID:qp57LL8p
比較するのは野暮なのですけど各国の大量排泄少女達の中でも薫ちゃんは『量』に関して頭一つ抜けていそうな感じ…。
各国の大量排泄少女達が一斉におトイレをしたら薫ちゃんの便器には一際大きな山が築き上がっていそうですね。太さに関しては規格勢が多くいるので一、二歩譲っていますが(十分に太い)
0203名無しさん@ピンキー2021/04/03(土) 05:47:12.46ID:qp57LL8p
>>201
「回数」が多いのは素敵ですね!
1日3回以上ギリギリ流れそうな程の量を小さなお尻からモリモリと出していそうですね。
小学校低学年の頃はそれが普通だと思っていたけれど高学年になるとトイレの詰まる頻度が多くなりだんだん自身の排泄量を疑問に思うようになりそうですね。
0204名無しさん@ピンキー2021/04/04(日) 14:57:32.64ID:So73kF24
>>203
ありがとうございます!
高学年に上がったばかりならまだ無理やり水量を上げて流したりすれば流れて、
中間なら後から処理すれば何とか流せそうですが
小学校卒業前だと詰まらせる回数の方が多くなってそうですね
小学校の頃だとまだ幼いのもあって外で出すのにも抵抗があまりなさそうですし、
意外ととんでもない場所で我慢出来なくなって出しちゃったりしてるのかも…?
0205名無しさん@ピンキー2021/04/05(月) 09:18:11.40ID:H1KR1rbe
保健の授業で大きい方の回数は普通1日1回ということに驚く幼薫ちゃん見てみたい…!
学校のトイレは洋式が増えてきていますが和式トイレもまだまだ現役だと思うので幼薫ちゃんの大量排泄も分けて流せばギリギリ流れそうですが、幼い薫ちゃんの我慢力はまだ弱く我慢出来ずに便器の底が見えなくなるまでドッサリと出して詰まらせてしまいそうですね。
0206G2021/04/05(月) 23:21:07.15ID:/CbOWer1
そんなこと言われたらJC薫ちゃんの話が書きたくなってしまうじゃないですか
初便器つまらせで真っ青とか、顔を真っ赤にして初野外脱糞とか
そんな余裕なんか全く無いのに……書きたくても書けないの辛い

「ギリ常識的な範疇の排便量なんだけどやけに回数が多い」
「便器つまらせが時折発生するようになるけど、まだ”たまに詰まるから洋式ってキライだなぁ”程度の認識」
「学年が上がり、知識が増えていくにつれて、じわじわ自分の身体に疑問を感じ始める」

子ども時代は今まであえて曖昧な状態で、決めずに置いてましたが
多分、正にそれだと思います
あときっと友達グループの便秘関係の話題に入っていけない
実際話を書く機会があったら使いたいです
続きものが全部滞ってる今は、一体いつか分からないですが……
0207フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/04/07(水) 22:54:29.18ID:Q2qp3El9
包まれたオシリ、最終回です。

あれから数日……セシリーはシーブックと更に親密になり、顔色と体調が少しずつ改善していった。
勿論、彼女の分身を二人で分け合うのも忘れなかった。

そして今日も二人でゆっくりした時を過ごしていると……

「ねえ、シーブック……」

リンゴの皮を剥いていたシーブックは、恋人の呼び掛けに顔を上げると彼女は伏し目がちな笑顔で……

「どうしたんだい、セシリー?」

「今日もお世話してくれてありがとう……それでね……」

ふふっと柔らかい微笑で彼女の肩に手を置いて。

「畏まるなんて君らしくないよ、何でも言ってごらん?」

「それじゃあお言葉に甘えて……
もっと味わって欲しいの……」

意味を察した彼は敢えて素知らぬ振りで首を傾げた。

「どういうこと?もっと詳しく教えてくれないか?」

顔を近付けたシーブックの眼差しが彼女の欲望を強く駆り立て、形の良い唇を溶かすように開かせた。

「あの……私ともっと……」

上体を起こして背を向ければ自ずと男の視線はその尻に向かう。
患者服越しからでもわかる美しい尻に手を伸ばせば、そこはピクンと揺れた。
最近ますます健康を取り戻してきたので、元の程好い肉付きに戻りかけている。

「言ってみて?」

「私を……救って欲しいの……」
0208フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/04/07(水) 22:55:18.74ID:Q2qp3El9
「…………!」

彼女の望みには気付いていたが、その深いところまでは気付いていなかった。

(そうだよな、あんなことがあったんだ。
簡単に立ち直れるわけない。)

「……俺の力で君が立ち直れるなら何でもする。」

「ありがとう……私、あなたのお陰でとっても救われたわ。
でも、あの悪夢を置き換えさせて欲しいの、あなたと一緒なら……」

「俺たちならできるよ。君のためなら何だって……」

口付けを交わす二人。
互いの鼓動がダイレクトに聴こえてくるのは錯覚ではないだろう。
シーブックはセシリーのヒップを愛でながら上下の服をスルリと脱がせていく。
下半身にはいつも通りオムツがあった……

「見て、シーブック……あなたが私を思ってくれたからここまで元気になれたのよ……
本当にありがとう……」

大分元のスマートさに戻っているのをアピールするためか、いつも以上に毅然と胸を張るセシリー。
だが頬は嬉しい恥ずかしさで紅くなっている。

「……うん、何て言うか、セシリーって思っていたよりナイスバディだったんだね……
おれ、見直しちゃったよ……」

「……!? もう……Hなんだから……」

やはりシーブックも思春期の少年だが、同年代のセシリーとしては内心でとんでもない羞恥の嵐が吹いていたのだろう。
だが目元は笑っていた。
0209フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/04/07(水) 22:56:17.47ID:Q2qp3El9
シーブックはそのままブラを外させると、セシリーを四つん這いにして、オムツも丁寧に外した。
やはり桃のように美しい曲線を描くヒップが物欲しそうにヒクヒクと震えている。

「ずっと、待っていたんだね、俺のことを……」

「うん……」

シーブックも一糸纏わぬ姿になると、尻にペニスを擦り付けた。

「……あ、……もう何だかいやらしいわね、シーブック
……きゃっ!……なに……?」

照れ隠しで言葉を告げる彼女は、突如柔らかい尻をプルんと揺らした。

「どうしたの、セシリー?
いつになく落ち着きがないね。」

「だって、それはあなたが……」

敵にレイプされポッカリと空いたアナルのエッジ。
そこにあまりに硬いペニスを擦られたのだから堪らない。

「こんなにされたんだね……
オムツの取り替え中にも見たけど、こうして見ると……本当に許せないよ……っ」

「シーブック、ありがとう。
私を受け止めて……」

「モチロンさ。全部俺が忘れさせてあげるよ。」

ローションを丁寧に奥まで塗る度にセシリーは声を上げて、ヒップを中心に全身を揺らす。

「あ、あ、何だかヘンな感じがするわ……」

「どんな?」
0210フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/04/07(水) 22:57:28.74ID:Q2qp3El9
意地悪そうに尋ねる彼にはにかみながら

「何て言うか、オムツの交換の時も思ったけど、大事なヒミツを知られるような……」

「ふふ、じゃあ俺だけの特権だね。」

「……もう、シーブック……」

苦笑いすると少し心と体が軽くなったように思える。

「入れるよ、セシリー……」

「来て、シーブック……」

ゆっくりと優しい動きでペニスを奥まで入れるシーブック。
触り心地の良いヒップが腹部に当たったことで完全に結合したのを自覚すると、セシリーの顔を覗き込む。

青い目は恥じらいで戸惑い、形の良い唇は普段では考えられない程開かれている。

「あ、あぁぁ…………!」

「どう、セシリー、痛くない?」

「……うん、何だか私、ドキドキしてるの……らしくないわね……」

「もっといっぱいドキドキさせてあげるよ。」

ペニス先端のギリギリまで引き抜くとそのまま奥まで入れた。

「あああぁぁぁ!!」

あられもない声はいつもの落ち着いて凛としたそれとは全く違うものでシーブックを殊更に興奮させた。

「いいわ、もっと来て、シーブック……!」

何度もピストンする度に互いにエキサイトする二人。セシリーの膣からは愛液が流れ出していた。

「シーブック、私、あなたのお陰でとっても……」

そう言いかけた瞬間……
0211フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/04/07(水) 22:58:18.30ID:Q2qp3El9
ブリブリ、ブ……!!

甚だしい音を立てて招かざる客が乱入してきた。
アナルとペニスの隙間から出てきた茶色いもの。
凄まじい臭いが二人を支配していく。
顔をしかめるが、それでも互いの心臓の鼓動が聞こえてくるのは何故だろう。

一端ペニスを抜けばボタボタとベッドや床に落ちていく。

「シーブック、ごめんなさい。わたし……」

赤面して謝る彼女に口付けをすると、笑顔で首を横に振った。

「君が謝ることじゃないよ。こうなることはわかっていたさ。それより続きを……?」

「ありがとう、あなたはどこまでも優しいのね……」

再び突き入れると残りの排泄物がアナル内のペニスにぐちゃりと包んだ。
それを一切気にせずピストンを続けるシーブック。

「セシリー、俺は君が好きなんだ!
どんなに変わっても、例え汚れても君が好きだ……!!」

「シ、シーブック……私も、あなたを、愛してる……
あなただけを……!!」

ピストンでぐちゃぐちゃ形を変えられ、アナルからペニスを通って落ちていく排泄物。
やがてペニスだけでなくベッドも床も茶色さを増していく。

ギュッとセシリーを抱き締めると、彼女もシーブックの抱擁を味わいながら感じる。

「セシリー……」「シーブック……」

「だいすき……!!」
0212フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/04/07(水) 22:59:11.71ID:Q2qp3El9
二人の声が重なった瞬間、大量の精液がセシリーのアナルと内側の排泄物を満たしていく。

二人、特にセシリーの体は火照り肩で息をしている。

「はあ、はぁぁ、はぁ……!!
シーブック……とてもステキだったわ……
ありがとう……」

「セシリー、君が喜んでくれて、俺も嬉しいよ……」

愛しい人同士の熱と、分身のにおい、陰部の感覚……
二人はあらゆるものを分かち合って感じ入った……
0213フォーミュラ ◆vp0.vw/xEQ 2021/04/07(水) 23:02:05.78ID:Q2qp3El9
遂に終わりました
今まで読んでくれた人、マジでありがとうございますm(。_。)m
0214名無しさん@ピンキー2021/04/08(木) 08:37:26.83ID:K7GOnIcA
>>206
大変恐縮なのですがJS薫ちゃんをお借りして保健の授業で『便秘』を学ぶ妄想をしてもよろしいでしょうか?
0215名無しさん@ピンキー2021/04/09(金) 18:10:09.71ID:18bKDsSW
最初に見た時はF91のスカS Sを読む機会があるなどとまさか思わなかったですが
あれから長い間とにかくお疲れ様でした
ハッピーエンドは良いものです。
0216G2021/04/10(土) 00:18:23.32ID:kO6XbeVK
>>214
もちろんご自由にどうぞ
まもりちゃん以外の、過去の友達関係とかも細かく決めてないのでその辺も色々自由です
あと今見たら自分の書いたやつ、JSのつもりがJCになってましたね……
考えたら中学より下の年代の話は書いたことが無かったかも
後になりましたがフォーミュラ氏、完結おめでとうございます
他者の作品の感想は苦手なんですけど、自分も頑張らなければと思います
0217名無しさん@ピンキー2021/04/13(火) 21:55:45.26ID:AZ1n/i68
ふむ・・・これが覚醒
0218名無しさん@ピンキー2021/04/19(月) 08:00:23.58ID:2fi/a/Nn
薫ちゃんの陰に隠れがちだけでスーも十分大量排泄ですよね…。
オナラ抜きで出したらお尻に付いてしまうくらいの量を簡単に出してしまいそう(スーの体質上無理でしょうが)
0219名無しさん@ピンキー2021/04/19(月) 13:47:25.81ID:2fi/a/Nn
カイルとナディン嬢の続きを考えてみました。
お目汚し失礼します。

「スガイヤール氏、機体の傾きが更に増しているのだが…。原因は判明したのだろうか?」
「ーー機長、原因は…今のところ調査中です。なるべく早期に発見致します。」

機長からの再びの報告。カイルの顔が僅かに曇る。
「お嬢様、もしや…」
不穏に思ったカイルは元凶の元、ナディンへと連絡する。
「失礼します。お嬢様、もしやトイレを移動されていないのでは…ないのでしょうか?」
「あ、カイル?ちょうど良かった。今、連絡しようと思っていたところなの。あっ…♥今…太いのが…出てて…んっ♥」
電話ごしに止めどなく聞こえる排泄音。
「ごめんなさいね、出しながらで。こっちはちょっと大変な事になっていて…はぁぁ…トイレのタンクがいっぱいになってしまったみたいで
ウンチが積み重なってきたの。もう少しで…お尻に付いてしまいそうなの。」
「ーートイレのタンクがいっぱい…?お尻に付いてしまいそう…?」
ナディンの口から出てきた言葉に驚きを隠せないカイル。
「そう。だから、急いでこっちに来て片付けに来て。頼んだわよ」
電話を切られ、カイルは暫く呆然とする。
(機体のトイレタンクを満タンにしてしまう!?あり得ない。いや、彼女ならあり得るかもしれない。そうだとしても一体何kg、何十kg出したんだ!)
早歩きで彼女が使用しているトイレへ向かう。
「お嬢様、カイルです。ご無事でしょうか?」
「早かったわね。流石カイル。今開けるわね」
ガチャリ。とドアのロックが外される。
「失礼します。ーーー!?」
カイルはナディンのいるトイレの個室に入ると思わず絶句してしまう。そこには少し恥ずかしそうに立っているナディンと彼女の腰ほどの高さがある極太大便の山が不恰好に積み上がっていた。便器の周りには乗りきらなかった巨大な便塊がいくつもこぼれ落ちている。
「ごめんなさいカイル。つい…気持ち良くなってしまって移動する事を忘れてしまったの。そしたら、ウンチがドンドン積み上がってきちゃって。途中で中腰になったんだけど、トイレが小さかったみたい。溢れてしまったわ」
「トイレが小さかった…?溢れてしまった…?」
ナディンの言葉に信じらないような口調で返すカイル。トイレタンクを満タンにさせ、なお便器からこぼれ落ちるほどの量を出す彼女の大量排泄を受け止めきるトイレがこの世に存在するのだろうか。「小さい」と言われてしまったトイレはさぞかし不服だろう。
「カイル。私は戻るから、後片付けお願いね。あんまり長く席を外していると疑問に思われちゃうから」
「は、はい。かしこまりました」
笑顔で頼んでくるナディンに思わず返事をしてしまうカイル。ナディンがトイレから出ていくと残されたのは呆然と立ち尽くすカイルと便器へ山盛りになっている極太大便の山だけであった。
0220名無しさん@ピンキー2021/04/19(月) 15:07:39.67ID:2fi/a/Nn
「ふぅぅー。さて…片付けるか」
カイルはしばらく立ち尽くした後、重いため息と共に行動を始める。
「こちらカイル。全従者達に伝えてくれ。機内のトイレにトラブルが発生して、着陸後の整備まで使えなくなった。どうしても用を足したい場合は備え付けの携帯トイレを使用してくれ」
他の従者へ連絡するカイル。そして、機内両側のトイレへ『清掃中』の立て札をかける。
掃除用具置き場からゴム手袋とバケツを取り出すと山盛りになっているナディンの置き土産と対峙する。
「それにしても…相変わらず凄いな…」
機内のトイレタンクを埋めつくして便器にそびえ立つ山に感嘆するカイル。うっすら湯気を出し、薄茶色に妖しく輝くナディンの大便は、一本一本の直径が軽く5cmを超えており、均一の太さで数十cm以上の長さを誇っている。こぼれ落ちているモノだけでも数kgはありそうだ。
「とりあえず、こぼれているものから…うぉっ!?」
ナディンの出した極太の大便はズッシリと重くほのかに温かった。そして、握りしめても崩れないほどの密度…!独特の匂いがツンと鼻を刺す。これが彼女の小さなお尻から出てきたモノとはとても信じられない。カイルの股間が思わず熱くなる。
「落ち着けカイル。これはただのトイレ掃除だ」
自分に言い聞かせるように独り言を呟くと次の便塊をバケツに入れるカイル。便器からこぼれ落ちたぶんだけで大きめのバケツは既に一杯になってしまっていた。
「こぼれ落ちてしまったぶんだけでこの量か…。この山を片付けるにはバケツ何杯必要なんだろうな…」
カイルは再び重いため息をつくと、便器にそびえ立つ山の解体を始めた。

「おかえりー。ずいぶんと早かったわね。しっかりと片付けてくれたかしら」
「はい。とりあえず、こぼれ落ちたモノと山盛りになっているモノは全て片付けました」
ナディンに報告しながら彼女のお腹をチラリと確認するカイル。とてもあの量が少女の薄いお腹に入っていたとは思えない。一種の超常現象に遭遇した気分だ。
「個室内の片付けは終わりましたが、トイレのタンクまでは流石に片付ける事が出来なかったので次にもよおした場合は我慢して頂くしか…」
「ちょっとカイル。私を何だと思っているの。あれだけの量、気軽に出せないわよ?今日は特別だっただけ。それに、お掃除ご苦労様。何かご褒美をあげるわ」
「いえ。これも仕事ですのでご褒美なんて…」
「謙遜しなくてもいいのよ。そうねぇ…家に戻ったら私のトイレ風景を間近で見せてあげる」
「なっ!?そ…そんな事…結構です!」
「本当に〜?本当は見たいんじゃないの?私のお尻からスッゴく太いウンチが出ているところ。カイルのためならさっき片付けてくれたやつよりもっと太い出してあげるわよ」
「さっきのやつよりも…太っ!?」
ナディンの言葉に動揺するカイル。さっきのものでも十分に太かったのに、あれ以上の太さの大便が彼女のお尻から出てくるのか?それを間近で見れるなんて…
「あ…その…見て…みたいです。お嬢様のトイレ風景…」
「やっぱり見たいんじゃな〜い。カイルのムッツリさん♥」
「くっっ…!それ以上言わないでください。しかし、あれだけ出したのに家に帰って、又出せるのですか?」
「心配しないで。家に着くまでに溜め込んでおくから♪とりあえず、ここからここまでのメニュー全部持ってきてくれるかしら?」
そう言うとナディンは大量の食事を注文し始めた。
0221名無しさん@ピンキー2021/04/19(月) 15:26:47.65ID:2fi/a/Nn
ナディンを乗せたプライベートジェットは無事(?)着陸し、整備士達による点検が行われていた。
「お疲れ様。どうだい、何か機体に異常はあったかな?」
点検を行っている整備士に声をかける機長。
「いえ、機体に異常は見つかりませんでした。ただ…」
「ただ…?」
「機体のトイレタンクが満タンになっていました。離陸前にタンクの処理を行いましたか?」
「あー…それは確認していなかったな。向こうの整備士に連絡してみるよ」
整備士の報告に怪訝な顔をする機長。
「機体のバランスが悪かったのもそれが原因か…?しかし、機体のトイレタンクが満タンになるほど処理を怠っていたとは思えんが…」
その頃、トイレタンクを満タンにした元凶のナディンはカイルに『ご褒美』と称してトイレ風景を間近で見せつけていた。
「はぁぁ…カイル、ちゃんと見てる?スッゴく太いのが出てるわよ…!お尻の穴にとっても擦ってきてお尻がバカになっちゃいそう…」
「 お嬢様!そろそろ流さないとまた詰まってしまいます。1度排泄を止めて…」
「詰まってしまったら又、あなたが片付ければいいでしょ?んぅぅ…つ、次のが出るわよ…」
飛行機で宣言した通り、ナディンのお尻からは機内で排泄したものよりも更に極太の大便が便器内でとぐろを巻いている。まだ2本目にも関わらず便器の底は既に見えず、半分近くが埋め尽くされている。
そしてこの日、ナディンは2度目となるトイレ詰まりを発生させ、カイルは再び便器に山盛りとなったナディンの極太大便を片付ける事になった。
0222名無しさん@ピンキー2021/04/21(水) 19:50:31.83ID:yCMZ1Gup
ナディン嬢の超大量排泄妄想でした。
九八さん。遅ればせながら、魅力的なキャラを勝手にお借りしてしまい申し訳ありません…
0223名無しさん@ピンキー2021/04/22(木) 07:22:35.65ID:1x5vU9Uv
ロシアの永久凍土硬質便エーナさんは南国に旅行へ行ったら快便体質になってしまいそう…?
最初は進んで一緒に片付けてあげるルシュカさんもあまりの回数に気疲れしてしまいそうな予感。
0224名無しさん@ピンキー2021/04/22(木) 13:47:53.13ID:E5KbhuXg
質問申し訳ないんですが、頻尿少女と不能少年っていうタイトルの小説ご存知の方いませんか?
0225名無しさん@ピンキー2021/04/22(木) 14:47:17.30ID:bNjOIsmg
自演雑談かも〜んんw
0226G2021/04/22(木) 22:46:17.25ID:gtrX5jhY
最初は、まさかと思いましたよ。
驚きました。

何と言ったら良いのか
自分の作品をベースに誰かが書いた話を読むというのは初めての経験で
何と言うか気恥ずかしいというか
嬉しい気持ちと、しかし本来自分が書かなきゃならない物が全然書けていない現状への申し訳ない気持ちと
それでも本当、有難いことです

しかも遥か昔に、たった二話だけ書いたアラブのお嬢様でとは。
魅力的なキャラと言ってもらえるのも嬉しいことです。
書いた回数は少ないですが自分も彼女には愛着があります。
ナディン嬢は色んな可能性を持っているから、いくつも書きたい事があったんですが、何も実現しないままここまで来てしまいました。

それと同時に、これは自分ならこう書くだろうな…とか、嬉しい反面何となくの対抗心みたいな物も読みながら感じてしまう自分がいます
スー以外の海外娘はみんな二回だけ書いて終わっていたので、いつになるか不安ですが必ず何か書こうと思います
あと今回と同じように、自分が続きを書いた女神様の話もです
0228名無しさん@ピンキー2021/05/01(土) 07:55:11.87ID:TwP9dy3W
「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
0229名無しさん@ピンキー2021/05/03(月) 02:41:43.36ID:xcOrHHMF
他の大量排泄少女達に比べるとスーはオナラが異常なだけで排泄量はかなり控え目?
それでもスーのオナラ無し排便は絶対に流れないしょうね…。
0230名無しさん@ピンキー2021/05/03(月) 07:51:37.57ID:dpcIo9rw
うんこっこwぶりぶりうんこっこwぶりぶりうんこっこwぶりぶりうんこっこwぶりぶりうんこおおおwwww
0231名無しさん@ピンキー2021/05/06(木) 19:15:12.10ID:aLiOV8AT
JCの薫ちゃん…いいですね
中学生から野グソしていた広い空き地というのがお話しの中にあったので
何度もそこにうんちを出しまくったりしてそうです
ただ中学時代にやってしまった家電量販店の立体駐車場での事件がある事を考えると
JS〜JC1年(or2年前半)辺りで頻繁に出ていたうんちが量重視になったのかも?
色々考えられて結構楽しいです
0232名無しさん@ピンキー2021/05/06(木) 22:15:30.54ID:3X4YWx0U
いつもの野グソポイントにいつの間にか一軒家が建ってたりしてピンチになってたりして欲しい
0233名無しさん@ピンキー2021/05/07(金) 05:58:35.10ID:TglGSfX9
薫ちゃんの野グソポイントである空き地に家を立てる時は放置されている大量野グソの撤去が大変そうですね…。
片付け終わる頃には軽トラに乗りきらない程のゴミ袋が山積みになっていそう…
0234名無しさん@ピンキー2021/05/08(土) 10:47:21.47ID:lx2uQqrB
さすがに土に還るか、乾燥して堆肥になってるんじゃないだろうか
0235G2021/05/13(木) 22:39:28.47ID:lDH+K7pO
今から投下
黄金週間大遅刻ではありますが、ことりさんの話の続きです。

しかし前の投下は前スレで2019年8月、間が空きすぎて、どういう流れだったか忘れられていそうですが……。
大量脱糞キャリアウーマンの富士谷ことりさんと鹿屋慎二郎が出会ってうんこ風呂入った、次の日の話です、
大体30回です
0236G2021/05/13(木) 22:40:29.72ID:lDH+K7pO
 
ヒュージな彼女 楽園 5



「お待たせ! いろいろ頑張ってたら時間かかっちゃった。ごめんね」
「いや、謝ることないって。ありがとな。じゃあ……」

 いただきます。
 向かいあってテーブルにつき、二人一緒に手を合わせた。
 鹿野が一人、ベッドルームで目を覚ましてから40分ほど経っている。
 エプロンを脱いでにこにこ笑顔の富士谷ことりと、少々ぎこちない笑顔を返す鹿野慎二郎。
 もはや朝食と呼べない時間だが、二人だけのゆったりとした時間が始まった。
 そしてその食卓は、鹿野が想像していたのとは少々、様子が違っていたのだった。

(うーん。まぁ、そりゃ……。そうだよなぁ)

 神妙な面持ちの鹿屋である。
 とりあえず箸を手に、じっとテーブルを見る。
 まずは、ほど良いきつね色に焼き上がったトースト。
 五枚重ね。
 次にベーコンエッグ。
 これもたまごが五つ、サイコロの目のようだった。
 ピザでも載っていた方が似合う、かなり大きな皿なのに、これまたでかいベーコンが思い切りはみ出ている。
 そしてサラダ。
 千切ったレタス、薄く切ったトマトに胡瓜、生ハム、粒コーンを散らした……これも、どんぶりみたいな器に山盛りだった。
 トースト五段に迫る高さで、テーブルの真ん中に「どん」と……。
 そのトーストに塗るマーガリンのほか、ジャムも、苺りんごブルーベリーと各種の瓶が取り揃えられていた。
 加えてデザートの、剥いたリンゴも一個分。
 それで、一人前なのである。
 ……富士谷の。
 熱いコーヒーを淹れたマグカップだけは、流石にアメリカンサイズではなかった。
0237G2021/05/13(木) 22:42:08.09ID:lDH+K7pO
 
(……これが、バスタブ一杯の、あれに……なるのか。そうなんだな……)

 あまりの量と、そして昨夜の天国のような情景と……どうしても想像してしまう鹿屋であった。
 ちょっと固まり気味になりながら、自分に用意された分と見比べる。
 テーブルの反対、一方の鹿屋の方に並んでいるのは全て、富士谷の五分の一。
 ベーコンエッグも一つ目だし、トーストも一枚だ。
 同じなのはコーヒーを注いだマグだけ。
 何か、日米間の食文化的分断のようなものを鹿屋はテーブルの上に見るのであった。

「ちょっと、はりきり過ぎちゃったかな……。普段の朝は時間ないし、こんな風にはしないんだけど。
こんな色々は……。いつもパンの他は、ハムとか買ってきたサラダとかカップスープとか、適当で。量も少ないしね」
「お、おお……」

 生返事しかできない鹿野である。
 笑顔でパンにマーガリンを塗り、さっそく食べ始めたことりであるが、彼の方は困惑し、どう箸を付けるべきか悩んでいる。
 できたよ! とキッチンから嬉しそうな声で呼ばれて、そしてこれを見た時は……
 実際何と言って良いかさっぱり分からず、そのままスルーして普通に「いただきます」と言うしかなかった。

「でも楽しかった。ごはん作ってて、すごく楽しいなんてね……こんな気持ちはずっと長い間、忘れてたよ」
「そうか、そりゃ良かった……のかな」
 
 返事をしながら、ようやく鹿野はベーコンエッグに手を付けた。
 これを全部食うんだな……。
 というのはまぁいいとして、超特大ベーコンエッグ、あれどうやってターンオーバーしたんだろうか。
 お好み焼きみたいにか。
 聞いてみたかったが、それをどうやって言葉にしていいのか無意味に迷い、そしてまた心に仕舞いこむ鹿屋である。
 この凄まじい大量料理には困惑するが、しかしあれだけ異次元の量を出すんだから食べるのも当然、と彼はすぐに思い直した。
 彼女はその細身から、人体の体積を超える量の排便をどばどばとやってのけるのだ。
 入らなかったら逆に不思議である。
 そんな疑問や戸惑いを言葉にするより……それよりも先に言う事がある。
0238G2021/05/13(木) 22:43:24.12ID:lDH+K7pO
 
「おいしいよ。こんな朝飯が食えるなんて、夢みたいだ」
「ほんと? 嬉しい!」

 やはり感情表現の豊かな彼女である。
 エプロンを外してパジャマ姿に戻っているのだが、体を前に乗り出しながら鹿屋の言葉に反応した。

「嘘なんか言わねぇよ。頑張って色々作ってくれて、嬉しい。本当にな。コーヒーも、これインスタントじゃないよな。美味いよ」
「わかる? この前豆買っておいて良かった。やっぱり挽きたてがいいよね……こういうの、楽しい」
 
 言葉通りの朗らかさで、サラダに卵に、彼女はもう色々食べ進めている。
 見ているだけで、元気が出てくるような食べっぷりだった。
 彼女の笑顔が、最高の調味料だと鹿屋は思った。
 営業にあちこち駆けずり回り、時間に追われて食うや食わず、それかコンビニで三食も珍しくない。
 そんな、これまでの日常が急に遠く感じられた。
 環境が違い過ぎる。

(夢じゃありませんように……)

 十歳近くも年下の、甲斐甲斐しく朝食を用意してくれる彼女。
 恋人……と、呼んでいいのだろう、きっと。
 彼女が自分を、地獄から天国に救い上げてくれた。
 仕事も休んだ。
 自分の左手を鼻に近づけてみると、やはりかすかにあの匂いがする。
 夢ではない。
 ベーコンエッグもサラダも美味い。
 昨日までは激務の中、コンビニの三食すら味わって食べることも稀だったし、食事そのものが面倒くさいとまで思うような毎日だった。

「いや、でもさ……ちょっとごめん」
「え? ごめんって、富士谷さんが謝ることある?」
 
0239G2021/05/13(木) 22:44:47.94ID:lDH+K7pO
 
「聞くの忘れてた。カノさん、どのくらい食べるの? ってこと。何も聞かないで勝手に、これくらいが普通かな…って量にしたから。
足りなかったらさ、どんどん用意するからね?」
「あ、ああ…そういうことか……。大丈夫だ」

 急にことりの表情が変わったので、少し驚いた。
 箸を置き、笑顔で、鹿屋は彼女に返す。

「それ、富士谷さんのを俺が喰えるかって言ったら、ちょっと無理だけどな……流石に。一番よく食えた、学生の頃でもギリギリアウトか……? 
俺はこれでいいよ。ちょうどいい。大丈夫」
「そっか、よかったぁ」
「あとさ、正直…歳のせいか食える量が年々減っててなぁ。会社の飲み会で焼き肉とか行っても、前みたいに楽しめなかったりするし。
何となく富士谷さんが羨ましい」
「羨ましいなんて言われるって、思わなかった。けどやっぱり、普通の人は、こんなに食べないんだよね……」

 急に、彼女は自信なさげな声になった。
 昨晩の「怖いものなんか何もない」という感じの喋りからは、想像もつかない調子だ。

「カノさん、私が食べる量を見ても、何も言わなかったよね。私さ、それも嬉しかったんだ」
「ああ。なんて言っていいのか、分からなかったからな……。でも気にするなって。これで富士谷さんの食が細かったら、そっちのが心配になる。
なんたってあれだけ、どばどば出し……ん……いや。うん。ここでする話じゃねぇな」

 話をそこで切った。
 ことりの渾身作である朝食を、楽しく二人で食べている最中である。
 いくらあの浴槽で、便にまみれながら愛を交わした仲とは言え、ここで汚い話は……やはり避けなければ。
 こんがり美味しく焼けたトーストをひと齧り、そう鹿屋は思った。
 ただの食パンが、彼女が焼くだけで高級ホテルの特製パンに感じられる。
 そこに水を差すことはない。
 しかし食パン合計六枚、どうやって一気に焼いたのかと思ったら、多段のどでかいオーブントースターが、白いキッチン家具の上に鎮座していた。
 電子レンジが二台あるかのようだった。

「とにかく、富士谷さんは気にしないで良いって。この朝食、最初は驚いたけど、富士谷さんだもんな。
天使なんだから、そんな小さいこと気にする必要ないんだ」
 
0241G2021/05/13(木) 22:46:20.49ID:lDH+K7pO
 
 熱いコーヒーを啜り、笑顔でそう言う鹿屋である。
 どんどん食べて、また彼女を笑顔にしなければと思った。
 その言葉は本心だったが、しかしこんな気遣いの言葉を躊躇なく女性に言える自分に、彼自信少々驚きもしていた。
 ……と。

「……ごめん」

 箸を置き、うつむく。そして小さな声でことりは、またそう発した。
 笑顔が一転、鹿屋は驚愕する。

「へっ!? な…何? 何か富士谷さんが謝ることある? 俺なにか変な事言った?」
「あのね、ちょっとね……。何て言ったらいいか分かんなくて。カノさんがそう言ってくれるの……嬉しくて、恥ずかしくて。
全然言葉が出なくなってさ…。だからつい、ごめんって言っちゃった」

 聞いた瞬間、目が丸くなった。
 つまみ上げていたパンを床に落としそうになった。
 そのくらい、鹿屋にとって意外な言葉だった。

(こっ… この人に、恥ずかしいなんて感情あったのか……)

 流石に、それを口には出さない。
 失礼過ぎる。
 だが鹿屋の素直な気持ちは、それだった。
 今いっしょに朝食のテーブルを囲む女性は、間違いなく富士谷ことり、彼女である。
 しかし明らかに、昨夜と今とでテンションが異なっている。
 思い出すのは自分の目の前で、躊躇も遠慮も何もなく、数秒で素っ裸になってしまった彼女の姿だ。
 何も隠さず仁王立ちで、高らかに「服も脱いだし、お風呂行くぞー!」と宣言した時の。

(やっぱり昨日のあれって、酒のせいだったか……。うん。流石に、アレが素の状態なわけない……よなぁ……。まぁ、そうだよなぁ……)

 心の中で深く頷き、鹿屋はそう思い至った。
 視線を上げるも、横に逃がして、ことりもコーヒーを啜っている。
 明らかに赤面している。
 ……だがそう言えば、メイクもちゃんとしている。
 一体いつ起きて準備を始めたのだろう、と鹿屋は思った。
0242G2021/05/13(木) 22:47:55.89ID:lDH+K7pO
 
 鹿屋から、テーブルをはさんで1mと少し向こう側の、彼女。
 先ほどまでとは少し違った目を、鹿屋はことりに向ける。

「ちょっと、いいか?」
「どうしたの、カノさん」

 言いながら椅子を引いて、鹿屋はゆっくりと立ち上がった。
 そしてテーブルを回って向こう側に歩いていくと、鹿野は、少し困惑することりの後ろに立った。

「そのまま、前向いててくれるか」
「え? う、うん」

 美容室の客と、スタイリストのような立ち位置になった。
 少しだけひざを折ると、鹿屋はことりの細い肩を、両腕で包み込む。
 暖かかった。
 昨晩、愛を交わしたあの時と同じだった。

「ひょっとして、これをしたかっただけ?」
「おう。富士谷さんが、あんまりかわいいからな。あんまりべたべたするの、好きじゃなかったらすぐ止めるけど」
「……大丈夫。私もうれしい」

 彼女がこんないじらしい姿を見せるとは思ってもみなかった。
 「あの彼女が」と言ったら失礼だが、そのギャップが、たまらなかった。
 後ろから優しく抱きしめる。
 富士谷はおとなしく、座ったまま鹿屋の腕に自分の手を添えた。

「改めて言うのも変な感じだけどな。ほんとう、本当にありがとう。昨日、俺に声をかけてくれて。飛び降りるのを引き留めてくれて」
 
 言葉と一緒に、抱きしめる両腕の力を少し強める。
 そして、ことりの返事は待たずに鹿屋は続けた。
 
0243G2021/05/13(木) 22:48:37.58ID:lDH+K7pO
 
「本当によ、俺って世界最高の幸せ者だ。こんなかわいい天使に命を助けられて、死んでもないのに天国に連れてってもらえたからな。
どんなハリウッド女優やトップモデルだって絶対かなわねぇ、世界一かわいい。富士谷さんのためだったら俺、何だってできる気がする」
「そんな、だめ、ほんと… もう、恥ずかしくて嬉しくて、変になりそう」

 両肩を抱きしめられたまま、ことりは俯いて両手で顔を覆ってしまった。
 純情可憐な十代女子、とでも言った風に……。
 本当にこれが、昨晩の大量脱糞でうんこ風呂を作ってみせた彼女かと、疑いたくなる光景だった。

「ああもう… やっぱりお酒飲んでないと駄目だ、私。もうまともにカノさんの顔見れない。やだ……」
「だったら、ずっと飲まないでいて欲しいなぁ。今の富士谷さんも、凄いかわいいから」
「うう…それだめ。お酒飲まないと私、その……お腹のコントロール効かなくなっちゃうんだから」
「……飲まない訳に行かない、のか?」

 聞くとようやく、ことりは自分の顔から手を放した。
 そして少しだけ後ろの、鹿野の方を振り返って話し始める。

「カノさんだから全部話すけどね? お酒を飲んでると私、毎日のあれ……凄い量出るのは変わらないんだけど、ある程度自分の意志で抑えられるの」
「抑える……出なくできる、のか」
「ううん? 上手く説明するの難しいな……。今はまずいって時は、頑張って少し先送りさせたり。
逆に“今のうちに出しときたい”って時は、便意を呼び出すと言うか」
「出来るのか、そんなこと」
「うん。その……少しでもお酒入ってるとね。あくまで、ある程度…なんだけど。先送りした時はその分、更にいっぱい出すことになるし」
「そ、そうなのか……。そりゃ切実だ。しかし凄いな。アルコールってそんな効能あったのか」

 普通そんなのある訳ないが、彼女の言葉に嘘があるとは、鹿屋には思えなかった。
 究極にまで汚れきった、非現実な夜を過ごした後である。
 廊下を隔てた、あのバスルームには……まだあの異様なうんこ風呂が流されないまま、なみなみと彼女の排泄物を湛えている。
 あれを見てしまっては、価値観も常識も吹き飛んでしまう。

「だったら俺、もう一回謝らないとなぁ。富士谷さんって、完全に、ただ好きで酒飲んでると思ってた。ごめん」
「そんな、いいよ謝るなんて。お酒飲むのは実際すごい好きだし、私」
「あ、そうなの……」
 
0244G2021/05/13(木) 22:49:47.33ID:lDH+K7pO
 
 今ので少し力が抜けた。
 やはり彼女は彼女なのだなぁ……と思う鹿野である。

「それに、このこと普通に話せる相手が居るって、恥ずかしいけどすごく安心する。恥ずかしいけど……。
私の苦労を分かってくれる人、今まで誰もいなかったから。ずっと。こんな幸せな気持ちになったこと、今まで無かった。……ありがとう、カノさん」
「礼を言うのはこっちだ。こんな凄い朝食作ってくれてさ……俺のために。幸せだ。何回でも言うぞ? ありがとな、ふじ……」



 ぎゅ、ぎゅるるるるる……… くきゅうう…………



「えっ? こっ……こいつは? えーと……ひょっとして?」
「うん……。来たみたい、ね。 これ聞かれるのもちょっと恥ずかしいな…… カノさんだから良いけど」

 二人の食卓に響いた、結構大きな音。
 その異音は、ことりのお腹から聞こえてきた。
 瞬間、鹿屋は一瞬びくっと両肩を震わせた。そのくらいはっきりした、大きな音だった。
 空気を全く読まない、彼女の腸が発した警報音である。
 またそれは、鹿屋の中のスイッチを入れる音でもあった。

「あのさ、普段ってさ、トイレ一体どうしてるんだ? あんだけの量をどうやって……。いや、マジでデリカシー無い質問だなってのはさ。
自分でも分かってるんだけど。ごめん」
「……やっぱり、気になる?」
「なる。なにせ俺、変態だから」

 少し鼻息が荒くなった。
 もちろん、ことりも背後にその気配を感じている。
 彼女には何も隠さなくていい。堂々と胸を張る鹿屋である。
 すると……おずおずと、彼女は話し始めた。
 
0245G2021/05/13(木) 22:50:27.47ID:lDH+K7pO
 
「……あのね、あそこに青いバケツ、積んであるじゃない?」
「バケツ? ああ、うん。ある」

 自分たちの横の方向、リビングを彼女は指差した。
 見ると確かに、隅っこに青いバケツがあった。
 昨日、この部屋に通された時に鹿屋も疑問に思っていた、謎のオブジェである。

「あれをね、リビングの真ん中で並べて、順番に使ってくの。つまり、あのね……バケツをトイレにして、うんち……するの。
床にはシート引いて……で、全部出し終わったらトイレに運んで行って、ちょっとずつ流すの」
「そうか、なるほど……」

 バケツ、というキーワードが出てきた段階でだいたい鹿屋も察しは付いていたが……。
 そうして大量排便するくらいしか、一気にすっきりする方法は無いのだろう。
 好きだったWEB小説の内容と同じだ。
 ぞくっとするのと同時に、鹿屋には感慨深いものがあった。
 ……それにしても実際毎日、苦労しているんだな、とも鹿屋は思った。
 彼女を大事にしてあげたい。
 アルコールの抜けた今の彼女を、昨日と同じ女性だと思ってはいけない。
 が、それでもやはり、鹿屋は言わずにはいられなかった。


「……いつも、あのバケツ何杯くらい?」
「朝なら、六杯。毎朝、いつも大体そのくらい」
「やっぱり、すごい量出すんだなぁ……。下は全部脱いで?」
「……うん」
「そんで、次までどのくらい持つの?」
「ばらつきあるけど、3時間とか4時間とか。お酒飲んでれば、半日ちょっとは、まぁ我慢できるかな……。
無理して、なんとか我慢して、丸一日もたすことも出来なくはない、かな……。でもそんな無理したら凄いことになるから、どうしてもの時だけね」
「すごいことって、昨日のバスタブ一杯とか、一気に?」
 
0246G2021/05/13(木) 22:51:32.30ID:lDH+K7pO
 
「……もっと出ちゃうこともね、あるよ。本当……大変なの」
「職場のトイレで? 大丈夫なのか? 心配になる。俺が心配する意味、無いかもしれないけど」
「会社か……。そうね、会社のは全部洋式だから、そういう時じゃなくても割と大変。
一回に流せるギリギリまで出したら、一旦止めて、流すと同時に隣のブースに行くの。で、順番に使って何とかしてる」
「そうなのか……」
「口で言うのは簡単だけどね? もし移動の間に漏れちゃったら大変なことになるしさ……いつも必死で我慢。誰もいない時じゃないと、そもそもできないし」

 もじもじと、顔を赤らめ、ことりは文字通りに恥ずかしそうな顔で真面目に答える。
 勿論、下腹部に感じ始めた便意のせいもあるだろう。
 そんな彼女が鹿野はいじらしく、そして堪らなかった。
 何せそれが彼の本性である。
 分かっていても意地悪な質問をしたくなってしまうのだった。

「今はどう? まだ大丈夫?」
「うん。今日のは、まだ緩やかかな……。いつも、そんな急にお腹いたくなったりはしないし……大丈夫」

 さっきからずっと、ことりは食卓の椅子に座ったまま、うしろから鹿屋に抱かれた格好である。
 ほんのわずか、パジャマのズボンはそわそわと、小さく動き始めていた。
 傍目には、まるで鹿屋が彼女を拘束して、トイレに行かせないかのような状態に見える。

「……うう。こんな事、いちいち正直に答える私もどうかしてるかなぁ……。逆にカノさんはさ、どう思う? この体質のこと」
「どう思う、か……。普通に考えたら絶対にあり得ないよな。科学的にと言うか物理的にと言うか……。でも実際、出る。あり得ないって言ったって」
「……だよね。今更だけど普通じゃないよね、私……。自分のことさ、鬼○郎に出てくる妖怪みたいなやつなんじゃないの? 
人間っぽいけど何か違う、ヤバい生き物なんじゃないの? って考えたこともあるんだ。絶対変だもん。これって」
「なに言ってんだ。違うぞ、妖怪なんかじゃない」

 鹿屋は即答した。
 強く、気持ちを伝えなければと思った。

「確かに絶対ありえない。でも、何度でも言うけどな、富士谷さんは天使なんだよ。天使だったら奇跡や超常現象起こしたりなんて当たり前だろ? 
俺はそう思うね。実際、その奇跡で俺を地獄から救ってくれたんだからな」
 
0247G2021/05/13(木) 22:54:17.98ID:lDH+K7pO
 
 自信にあふれた、力のある笑顔で彼は言った。
 そしてことりの小さな両肩を、元気づけるように、ぽんと叩いた。

「気にするなってのは不可能だろうけどな……。でも自分で自分のこと、そこまで悪く考えるのは止めた方が…… ん?」
「うっ… うう… ふうう……! ふえぇ…」

 彼女の両肩は震えていた。
 そして鹿屋が、その嗚咽に気付くより前に、富士谷は大粒の涙を流していた。
 
「ええ!? なん……富士谷さん!?」
「うう…… ご、ごめん……ごめんね…でも、私……! わたし……」

 また彼女は、両手で顔を覆ってしまった。
 もちろん鹿屋は困惑する。そしてやっと両手を放し、跪いて彼女の顔を逆に見上げた。
 だが、それ以上何もできることが無い。
 みるみる内に、細い指の間から滴る雫で、彼女のパジャマが濡れていく……。
 流石に鹿屋は言葉を失った。

 それは、積もり積もった感情の爆発だった。
 昨夜の風呂の中でもあった……。
 彼女の脳裏をじりじりと焦がす朝の便意も、あふれる涙と、感激の波で覆い隠されてしまう。
 ずっと彼女の心の中を覆っていた、灰色の雲が晴れていく。
 思い枷を引きずっているような、長年の苦悩を晴らす魔法の言葉を再び彼女は聞いた。
 この人は、自分のすべてを肯定してくれる。この人と一緒なら。この人のためなら、自分は……。
 昨日あの風呂の中で、この人となら、と希望を抱いた。
 それがいま彼女の中で確信に変わった。
 ただただ嬉しさが、涙になって溢れてくる。それを止められないのだった。
 
「カノさん、なんでそんなに優しいの……? もうほんとに、どうしていいか分かんない……! でも、でもね…… 
私も、生きててよかったよ……って思う。ありがとう」

 ことりは涙をぬぐって、寄り添う鹿屋に手を伸ばす。
 感謝の気持ちを伝えたいと思った。
 今度は、自分から、キスを贈りたい……彼女はそう思った。
  
0248G2021/05/13(木) 22:55:27.08ID:lDH+K7pO
 
  
 ぎゅるるるるっ! ぷっ、ぷぷっ! ぐりゅりゅ……ぐぎゅ…!


「んっ…!? あ、ああああ……!」

 ……そして。
 そんな感動の場面をぶち壊す音が、再び鳴り響くのだった。
 さっきよりも大きく。さっきよりも禍々しく。
 また、あの巨大なものが、彼女の体内から出たがっている……。
 激流の決壊を警告するサイレンのように。

「あっ、あ、そんな……! いつもだったら私、こんな急になんて……! ごめん、カノさん、私もうそんな我慢できないかも……」

 鹿屋の両肩を掴むはずだったことりの両手は、今お腹をさするために引っ込めてしまっていた。
 ぐんぐん、自分のなかで便意が高まっていくのを感じる。
 ほっといたら数分以内に限界が来るくらいの、強い排泄欲だった。
 ロマンスを邪魔する正体は一体何なのか。
 そんな綺麗なラブシーンなどお前には無用とばかり、目に見えない何かが、彼女の身体を再び排便マシーンに変えようとしていた。

「あー…… ええと……すまん。色々、俺も調子に乗り過ぎた。流石に、直で見たいとまで言わない。……終わるまでしばらく寝室にでも行ってるよ」

 すっと立ち上がって、鹿屋は言った。
 もちろん本音は見たいし、手伝いたかった。
 床にはいつくばって、もう一度、彼女の穴から滝のようにあふれ出てくるあの光景を見上げたかった。
 まぶしい太陽の光のなかで……どんなに素晴らしいだろう。
 そしてバケツがいっぱいになったら素早く自分が交換して、何でもいいから手を貸したい。
 一杯何キロだろう?
 体重計に乗せて測ってみたい。
 
0249G2021/05/13(木) 22:59:30.82ID:lDH+K7pO
 
 だが号泣する彼女の姿を見てしまっては……。
 心の不安定な今、そういうことを求めるべきではない。
 酔っていない状態の彼女は、やはり別人と見た方がよさそうだと彼は思った。
 これから先、ゆっくりでいい。
 鹿屋は自分に言い聞かせ、ゆっくり彼女に背を向ける。
 ……しかし、急にローブの袖をつかまれ、引き留められた。 

「いいよ」
「へ?」
「カノさんなら、いい。見てて。……だって昨日、あそこまでしたし。だって私、天使だし……。だから、行かないで」
「いいのか、本当に」
「うん。お願い。カノさんに、そばに居て欲しい」

 上目遣いで、彼女に求められ……断る理由など無かった。




「はー、は、ああ…… あの、昨日も話したけど、私は別にそーいうマニアな女の子じゃないから……でも、だから。カノさんのために、私がんばるね」
「うーん…この場合なんて返事したら良いんだろな……。えと、富士谷さんのその気持ち、嬉しいよ俺も」

 スタンバイはとっくに完了していた。
 ことりはパジャマの下と、薄いピンクの下着を脱ぎ去って、便器替わりの大きなバケツにまたがっている。
 両手は前に、そのバケツの縁に。
 太ももに食い込む青いバケツの縁が、見ていて少し痛々しかった。

 排泄のために服を脱ぐ時、もちろん鹿屋はことりの目の前にいた。
 ……なのだが、酒も飲んでないのに彼女は顔を赤らめ、ためらいの仕草さえ見せる。
 その様子に、これが本当にあの彼女かとやはり思ってしまう鹿屋だった。
 次いで床にシートを敷き、バケツを並べ……これは「自分にさせてくれ」と頼んで、鹿屋がことりの指示を受けながらやった。
 その、大量排便準備の間にも、便意の高まりを告げる異音が何度も響いてきた。
 パジャマに隠された彼女のお腹。
 ゆったりした格好のせいで分かりにくかったが、だんだんと大きく、はっきりと膨らんできている。
 まるで妊娠しているかのように。
0250G2021/05/13(木) 23:01:00.90ID:lDH+K7pO
 
「ふっ…… ふ……んううっ……! 」

 そして、バケツの最初の一個にまたがって、約一分。
 彼女は迫りくる便意の波を、ぐっと我慢していた。
 身体を支えることりの両手が、わなわなと……両脚も、そしておしりも刺激に震えている。

「はぁ… あ〜…… も、もうちょっと、何とか……!」
「な、なあ。準備できたんだからさ。富士谷さん、別にもう、うんこ我慢しなくてもいいんじゃ……?」

 率直な疑問を、鹿屋は口にした。
 排便態勢の整ったことりの目の前で、はやる心を抑えながら、彼はしゃがんでその時を待っていた。
 どちらから見るか?
 特等席のおしり側、彼女の真後ろか、それともお互いの顔が見える、前の方からか。悩ましい二択だったが彼は後者を選択した。
 そして今は、蒸し暑い六月の昼下がりである。
 当然部屋にはクーラーを効かせている。
 だが彼女の直腸と肛門を責め立てる、大量の汚物の刺激でことりの額には汗が伝っていた。
 苦しそうな彼女を見かねて彼は言ったのだった。

「だってカノさん、好き…なんでしょ……? こういうの……。それにね……」
「それに?」
「私ね……実はカノさんに貰った精子、ずっと出してないの。初めてを奪われてから、オナカの中に大切に仕舞ってたんだ。寝てる時も、ごはん準備してる時も……」
「え? あの時のやつ? てっきり、もうトイレ行って出したかと思ってた」
「やっぱり、初めてだからさ……もったいなくて。だから次にうんち出すときが来ても、我慢できる限り我慢して。ほんのちょっとでも長くね……カノさんの精子おなかに入れておきたかったの」

 震える声で、少し微笑みながらことりは言った。
 さっきよりも更に膨らみが大きくなったお腹を、右手で軽くさする。
 ここに、大事なものが入っている……。
 それを伝えながら。
 昨夜この部屋に連れ込まれた時の、不敵で大胆な彼女が垣間見える喋り方だった。
 ぞくっ…と、その台詞に鹿屋のケモノの本能が、また呼び覚まされる。
 
0251G2021/05/13(木) 23:02:09.42ID:lDH+K7pO
 
「あ… あっ! ふ、あああっ! それ…だめっ…! も、漏れちゃ……」

 不意に鹿屋は、ことりに体を寄せると、ふくらんだお腹に右手をやった。
 そして、ぐいっ! と掌を押し込む。
 そんな事をしたらどうなるか、当然わかっているだろうに……

「もったいない? そんな事言えなくなるくらい、これから何回でも注ぎ込んでやるんだから心配すんな。
だからさっさと、ことりの穴のなか、空っぽにしてしまえよ。俺が全部見ててやる。だから、ことりの、一番ことりらしい姿、俺に見せてくれ」
「……うん!」

 後はもう、二人に言葉は必要なかった。
 見つめあい、求めあうままお互いの唇を重ねる。
 それを離した瞬間が、始まりだった。
 

 ぶっ… ぷ…ぷしゅっ……!
  ぐ…… にちっ……

「あっ… あ……」
 ぶるぶると震える、ことりの丸いお尻。
 その中心にある、まだ小さなままの彼女の穴から、最初にガスが漏れ出てくる。
 直腸に閉じ込められていた、その匂いがリビングに広がって、嗅覚を犯し……二人の精神を更に特異な世界へ導いていく。
 普通の人間なら嫌悪しか感じない、ひどい大便の臭気だが、鹿屋にはメインディッシュを待つ前菜に過ぎない。
 それを深呼吸で存分に味わいながら、鹿屋はどこから、どうやって見ているのかと言うと……。
 いつの間にか大股を開いた恰好の彼女の、きれいな太ももの間にいるのだった。
 両膝と肘を床につき、ことり愛用のバケツに前からかじりつくようにして、その時を待つ。
 ただ彼女の前にいるだけでは満足できなかった。
 変態丸出しだが、どうしてもここまで迫りたかった。
 女性の眼前で勃起させながら、四つん這いのような態勢である。
 なかなかの情けない恰好であるが、変態であることを隠さない、自分を偽ることもない今、普通に床に座ったりするだけでは彼女に対して逆に失礼である気がした。
 ことりも、それを嫌がったりすることなどはあり得なかった。
 股間に、愛しい人の息遣いを感じながら、その限界点を迎えようとしていた。
0252G2021/05/13(木) 23:05:04.28ID:lDH+K7pO
 
「でっ… 出てくるよ……! も、もう…!」
「ああ、見てるよ、全部! ことりの大事な部分、全部だ……」

 文字通り、鹿屋は目を見開く。
 その瞬間を絶対に逃したくなかった。
 すぐ目の前にあるのは、バケツの縁にまっすぐ突いて上半身を支える、ことりの両手だ。
 それをスクリーンの枠のようにして、彼女の股間が、茂みが、可憐な女性器まではっきり見えている。もちろん、その奥の大事な穴も。
 よく手入れの行き届いた、正に花園だ。
 このまま顔を挟んで欲しくなる、肉つきの良い太ももを舞台の両袖に……正直ここに居られると言うだけで、世界一の幸せ者に違いなかった。
 その舞台の最奥で主役を張るかわいらしい肛門が、だんだんと内部からの巨大な圧力でふくらんで、口を開いていくのが見える。
 そして遂に、便の先が頭を出した。
 白い彼女の肌と対極の、不気味な暗い茶色だ。
 いっそう、臭気が酷くなっていく……。

(この最低なニオイ、最高だ……! これもまた夢じゃ、ありませんように……)

 まだ本番前である。
 だが控え目に言って既に天国であった。
 ……そして正直、このまま押し倒したいと思ってしまう鹿屋だった。
 うんこが漏れそうだろうが何だろうが、この痛いほど勃起した肉棒で今、彼女の穴を昨夜のように激しく犯したい。
 直腸に溜まった大量便ごと。
 それが秘結した硬いうんこでも、突き抜く自信があった。
 もう一度、真っ白い男の滾りを、あたたかな彼女の肛門に……。
 彼はその本能の欲求を押さえつけ、徐々に開いていく穴を凝視していたのだった。

「く…ぅっ…! う、あ、あああぁ……で、出る…ぅ……! うんち出るっ……! カノさぁん……!!」
「ああ、見てる! ことりのうんこ、全部俺にくれ!」


 むりゅっ…… むちゅ…ぐ……
  ごとっ!
    べちょっ!
  ぶ…… ぶっ ぶちゅちゅちゅっ! むりゅりゅりゅりゅっ!!!
 
   
0253G2021/05/13(木) 23:11:20.57ID:lDH+K7pO
 
 目の前、たった20センチ。
 そこで始まった光景に、ただ、息をのむ。
 昨日のうんこ風呂でよりも更に至近距離で、鹿屋はことりの脱糞を目撃していた。
 さっきまで小さな、完全に閉じた穴だった彼女の肛門が、こんな無残に拡がる事実が信じられない。
 おしりの中心の肉穴から、醜悪な、ごつごつした便の塊が姿を現し……それはすぐに、岩塊のような姿から一本の棒へと変わっていく。
 目に見える穴よりも、遥かに巨大な便の流れを肛門が受け止め、絞って成形して、長い長い一本糞を作っていく。
 最初はゆっくりだったが、ちぎれた先端がごとっ! と重い音を立ててバケツに落ちるのを境に、排便速度は一気に増していった。
 開始十秒で、既にそこらの女性の数日分は軽く出してしまっただろう。
 その大元、妊婦のようにふくらんだ彼女のお腹を鹿屋は見上げる。
 正にそこは、神秘の泉だ。
 一体どれだけの量のうんこが、どれだけ巨大な塊が、そこに……?

「ふっ…… んんっ…! うんんっ……! ん〜〜〜……!」

 まるで絶頂を迎えたかのように、ことりの細身の身体が、ぶるぶると震えていた。
 眉をしかめ、ぎゅっと目をつぶり、彼女はお腹に力をこめ続けていた。
 大きく息をするたびに、白い両脚と、背中がしなる。
 実際、そんな力を入れなくても勝手に彼女の大便は溢れ続けるのだが、今は鹿屋の期待に応えるため、勢いを付けるため思い切り踏ん張っていた。
 その穴にあるべき皺を全て伸ばし切り、これ以上は無理という所でがんばる肛門は、今のことりの姿そのままだ。
 自分を必要としている人のため。
 彼女は健気にきばり続けるのだった。

「ん〜… んんん〜〜! カノさぁん……なんか今日……いつもよりいっぱい出ちゃいそうだよ…… んうぅ……!」
「ほんと? すげぇ嬉しい! いっそ新記録ねらってくれ、俺のために!」

 それに対する返事は無かった。
 喋ろうとしても、ちょうど、秒あたり排便量のピークを迎えたタイミングで彼女に余裕は全然無かった。
 べちゃっ! ぼとととっ! 
 と、彼女が排泄した極太の大便は、次々にバケツの底に落ちて、こちらも盛大な音を立てる。
 直径3、いや4センチは下らない立派な一本糞が、鹿屋の目の前で茶色い滝を成していく。
 うねうね、うねうねと……全く途切れない。
 逆さ富士のように、別人かと思うほど盛り上がった彼女の肛門から、大量の汚物が産まれ、ただ落ちていく……。
 
0254G2021/05/13(木) 23:15:01.12ID:lDH+K7pO
 
 見るのはこれで二度目だが、鹿屋にはやはり言葉がなかった。
 バケツの中は瞬く間に、あのうんこ風呂のミニチュアのように、ことりの大便で埋まっていった。
 溜まれば当然、そこは汲み取り便所のようになる。
 時折、勢いよく落ちた汚物が音を立てて跳ねる。軟便の飛沫がひとすじ、また一筋と、鹿屋の顔に掛かっていく。
 まるで地獄のような天国の情景が、そこにあった。

「はあ…… はあ…… か、カノさん……? そろそろ一杯になってない……? まだ大丈夫……?」
「あっ… あ! すまん、そろそろいっぱいになりそうだ……! 次に行った方がいい!」
「わかった。いったん切って、後ろに行くね」

 鹿屋の意識は、現実離れした光景を間近にして、いつの間にか違う世界を漂っていた。
 あのうんこ風呂で溺れかけた時と似た感覚だった。
 ことりの声ではっと気が付き、鹿屋は彼女に移動を促した。
 最初の塊が出てきてからどのくらい経ったのか、時間を忘れてしまう。
 あと数秒もすれば、脱糞を続ける彼女の肛門まで達しそうなほど、バケツに溜まった排泄物は山を成していた。
 ありきたりな表現だが、大蛇が……いや、アナコンダがとぐろを巻いていくような……。その相変わらず凄まじい光景は、見る物の思考力を奪う。

「うんしょ……っと。はぁ…… じゃ、二杯目行くね。あのね、毎朝こんな感じ。でもやっぱり、見られながらって凄い恥ずかしい……頭がクラクラしちゃうよ……」
「恥ずかしがってることりの姿、すげぇ可愛い。やっぱり世界一かわいい。さすが天使だなぁ……それにうんこの色も形もニオイも、量も。ほんと最高だ……」
「ああもう、やだ……! 今そんなこと言うのずるいよ……! まだまだ全然、終わらないのに……!」

 またことりは両手で、うつむいた顔を覆ってしまった。
 だが隠しても、その奥でどんなに顔を赤くしているか鹿屋には手に取るように分かった。
 隠しても、肛門からもりもり産まれ続ける彼女のうんこが止まることも無い。
どんなに恥ずかしいことを言われても、穴のあくほど大事な部分を見つめられても……全部出し終わらない限り、逃げられない。

 ぶっ… もりゅ…… べちょっ…!
  ぷちゅ… ぶりゅりゅりゅ……! 
 
 
0255G2021/05/13(木) 23:16:35.91ID:lDH+K7pO
 
「う… あ… ああああ……」

 細い彼女の指間から、苦悶の吐息が漏れてくる。
 手をバケツから離したおかげで腰が不安定になり、両脚がさっきよりも震えている。
 彼女のきれいな足は、変な排泄姿勢を支えるためにぐっと力が入って、床のシートをしっかりグリップしていた。
 その白いシートの上に、ずらっと一列に並べられたのは、あの十個の青いバケツだ。
 十個全部、いっぱいにするなんて無いからね? 保険だからね?
 と、またがる前に彼女から断りがあった。
 その彼女の言葉の通り六杯出るなら、まだ半分も排便は終わっていない。
 
「まだ二個目だもんな。とりあえず、邪魔だからこれは横に……おっ!? お、おお、重たっ……!? すげぇなこれ」

 うんこって、こんな重いものだったのか……。
 完全に満杯になったうんこバケツの柄を持って、横に移動させようとした鹿屋は、その重みに感嘆した。
 昨晩うんこ風呂から上がろうとして、重みで身体の自由が利かなくなった時のことを思い出す。
 この一杯目は排泄物にまみれて愛し合った、あの時の精子が混じった、自分と彼女の共同製作物でもある。
 感慨と共に、それを改めて見つめる。

「こんなの毎日一人で運んでたのか……。毎日毎日、うんこですげぇ苦労して……。すごいな。俺の今までの苦労なんて、どうってことない物に思えるよ」
「ん…… 分かってくれる? だったら、嬉しいな……」

 これと、水でいっぱいにしたバケツと、どっちが重いだろうか……?
 今まで彼女が味わってきた人生の苦労の一端を垣間見たが、これを全部くれと言ったのは自分だ。
 この重みを全て一緒に背負っていく気持ちもまた、同時に彼の胸に去来する。
 運ばなければならないなら、何個でも、毎日でも、一生でも運び続ける覚悟だった。
 そんな会話の最中にも、ことりの大量脱糞は続く。
 下半身がつらくなってきたのか、彼女は両手を再びバケツの縁に戻す。
 しかし、また顔を覆ってしまったり、やっぱり戻して、何かを振り払うようにぶんぶんと頭を振ったりする。
 異次元の大量脱糞による刺激と快感はいつものことであるが、酒の入っていない状態で、それを異性に晒す恥ずかしさは普通ではなく、ずっと顔を赤らめたままだ。
 そんな彼女の様子とは逆に、ただ、淡々と……彼女の肛門は、大河の流れのように極太の大便を排泄し続けるのだった。

 にち…… ぬちゅ…… もりゅりゅ……
 
 
0256名無しさん@ピンキー2021/05/13(木) 23:17:01.91ID:2ccdF2SJ
うこんんwwいうんこっこおw
0257G2021/05/13(木) 23:19:19.34ID:lDH+K7pO
 
 静かなその音を背景に、ただ時は流れていく。
 行く川の流れは絶えずして、しかし元の水にあらず……という言葉がある。
 最初に肉壁をおしのけて出てきたのは、硬く、ごつく…なにか凶悪な形の固形便だった。
 それはすぐに、見た目からして柔らかそうな、やや明るい茶色の太い大便に変わり、今はまた色が少し濃くなって、匂いもまた何か、ソフトな感じになった。
 ただ鼻が麻痺してきただけかも知れないが、その変化が、鹿屋はとても楽しかった。
 ずっとおしりに感じ続ける刺激からか、時折ことりは特に大きく身体を震わせ、よじり、悩ましい熱い息を吐く。
 それに合わせて下腹部に力が入り、肛門が閉じる時もある。
 だがそれは、水が流れるホースの先っちょを握るようなもので、蛇口が開いたままである以上、さらに勢いを増してすぐ排便が再開される。
 ぐっ! と我慢して、満杯になったバケツから新しいバケツに移る時も同じである。
 勢いが付いたことりのうんこはバケツの肥溜めに跳ね、鹿屋の顔に返り血のような茶色い飛沫を増やしていくのだった。

(何に例えたらいいんだこれは……すごい。ほんとに…… 何だ? 日本語が足りない)

 汚れた顔を拭うこともなく、鹿屋はただその光景を見つめる。
 昨晩と同じ、脳が溶けそうになるような、異常な感覚の中にあった。
 いったい何処から、これだけ大便が溢れてくるのか?
 聖書の奇跡のように、彼女の胎内で、増えてしまうのか……。
 時間が経つのを忘れる。
 大口を開ける火山の噴火口は見る物を圧倒するが、その地中深くにはさらに巨大なマグマ溜まりが存在していると言う。それを想起させた。
 しかしそのうちに何となく、鹿屋はうんこの激流を一身に受け続け、正に身を削られる思いの肛門がちょっとかわいそうになってきたりもした。
 一般人とは違う、長年にわたって鍛え上げられた穴ではあるが……。
 この先自分の肉棒でも苛められてしまう運命なのだ。
 あんまり乱暴にしたりせず、大事にやさしく愛情をもって犯してあげようと彼は思った。
 だんだんと、彼のさっきまでの興奮と勃起は、何か変な感動やら庇護欲やら色々なものが混じりこんで、不思議な感情に変化してくるのだった。

「よい…しょっと! これで六杯。ほんと何キロあるんだこれ。実際この量、魔法か奇跡…だよなぁ。脚とか腰とか……おしりも痛くないか? 大丈夫か?」
「うん、慣れてるから……んっ! だ、大丈夫…… はあぁ……多分あとちょっとで終わりそうだし……」

 再びいっぱいになったバケツを、鹿屋は邪魔にならない位置に動かす。
 今使い終わったバケツで、いつもなら最後……のはずの六杯目だった。
 彼女の言葉通り、普段より出る量が多いらしい。
 
0258G2021/05/13(木) 23:21:05.01ID:lDH+K7pO
 
 まさに溢れるほどに満杯のバケツを並べ、鹿屋は生唾を飲み込む。
 そしてまた、彼はことりの股間のすぐ前、うんこの生産が行われているラインに戻って、その工程を見つめ続けるのだった。
 それが自分の責務のように。
 だがまだ、全然終わる気配はない。
 味噌のパック詰め工場のラインなんて見たこと無いが、そこで働いたらもしかしてこんな感じなんだろうか……とも思った。

「ことりのうんこ……全然、出てくる太さ変わらないの本当すごい。これ全部欲しい。それに健康的って言うか、色といい匂いと言い、俺の信じてた理想のうんこって感じでもう……夢みたいだ。
夢見ていたのと同じ光景だ…… まじで何て言ったらいいのかな……惚れ惚れする。何回ありがとうって言っても足りない。生きてて良かった」
「うう……! もう、そんなにうんち褒められるなんて私……なんて返事したらいいの? もう全然わかんない。頭おかしくなりそうだよ……」

 赤面と、そして言葉通りの困惑した表情で、ことりは唇をかむ。
 「頑張る」とは言ったが、酒を飲んでないとこうも羞恥心をえぐられるとは彼女も想像していなかった。
 恥ずかしさと、そして延々と続く極太排便の快感でなのか。
 脈動するようにうんこを排出し続ける肛門、そのすぐ前で、同じく鹿屋に見つめられている彼女の性器もじわっ…と半透明な粘液の汗を滲ませている。
 が、あくまで主役はそこではない。
 彼も、そして彼女も。
 後ろの穴と、そこから生まれる汚物の山とで愛を結ぶ、異端の恋人たちだ。

「にしても毎日、これやってるんだなぁ…… 俺が一緒にいて、力を貸したら、ちょっとは楽になるのか? でもうんこ運ぶだけじゃ、そんな貢献できないか……。できることがあれば、何でもしたい」
「ううん……? カノさんのその気持ちだけで、私は救われてるよ。ありがとう。……大好き」
「そう言ってくれるなら俺も嬉しい。おれも大好きだ」

 力強く、鹿屋はそう応えた。
 しゃがみ込んだまま。

「やだ……カノさん、どこ向かって言ってるのよ?」
「はははっ ごめんごめん」

 鹿屋は、用意してあった濡れタオルで顔を拭うと、上半身を起こす。
 そしてバケツに跨ることりと、顔の位置をあわせた。
 じっと、彼女のうるんだ目を見据える。
 
0259名無しさん@ピンキー2021/05/13(木) 23:21:53.47ID:2ccdF2SJ
うんこおおおおwwwww



うこんんんwwwww



うんこおっこおw
0260G2021/05/13(木) 23:22:09.00ID:lDH+K7pO
 
「ずっと、一生、ことりを大事にしたい。一緒にいたい。それが俺の気持ちだ」
「うん。私も……」

 微笑んで、そしてようやく二人は唇を重ねた。
 そしてお互いに、離さない。
 両手も、身体と身体を抱きしめあう。
 むちゅ…… べちゃっ… と、ことりの排便音と異様なにおいが部屋中を包む中で。
 彼女の大量脱糞が収まるまで……肛門が最後のひとしずくを絞り出し終わるまで、ずっと二人はキスを交わしたまま、時を過ごしたのだった。



「……終わった?」
「うん。……ぜんぶ、出た」
「すっきりした……?」
「うん……」
「そうか……。俺、幸せだ。世界一幸せな男だ、絶対」
「……私も… こんなに、気持ち良く朝のうんちできたの初めてかもしれない」

 長いキスのあと、ことりの排便は最終的に、七杯目が少し床にあふれて止まった。
 彼女のお尻はやわらかなうんこで半分埋まっていた。
 鹿屋もことりも、出尽くすまでキスをやめるつもりが無かったためにバケツは交換されず、床にこぼれても溜まり続けてこんもりと山を成していた。
 ことりは、また恥ずかしそうにシートの上に中腰になり、紙でお尻をきれいにする。
 トイレ後の当然の行為であるが、それもまた鹿屋にとって初めて見るもので、一挙手一投足に感動を覚えた。
 長年夢見ていた光景だ。格別の思いがあった。
 とは言えこれも、普通の人間のそれとはスケールが違う。
 何せ、まるで“泥だらけの地面に尻もちを突いたような”感じで、お尻まわりだけがべとべとの茶色に汚れていたのだ。
 無論、昨晩の全身大便泥パックに比べたら全然なんてことはないのだが、あらかた拭き取るだけで、用意していたトイレットペーパーほぼ一本無くなってしまった。
 汚れたペーパーはまだ空のバケツを仮設のごみ箱に使った。
 そのあとは……本格的な後片付けの時間である。
0261名無しさん@ピンキー2021/05/13(木) 23:22:48.67ID:1iR4JIMQ
投稿中すまんが聞いてくれ

スマホから見てたら風俗の広告が出てきて
何人かの女の子が代わる代わる表示されるんたけど
その中に「ことり 22歳」がいたw


すごい偶然じゃね?
0262G2021/05/13(木) 23:23:40.67ID:lDH+K7pO
 
「……なぁ、これ。トイレに運ぶんじゃなくてさ……捨てないでもいいか?」
「え。 って、どういうこと?」

 何か思いついた様子で、鹿屋が尋ねた。
 彼の両手には一個ずつバケツが握られている。
 自分も出来ることをしなければ……と考えたら、出来ることは掃除くらいしかない。
 まずその七個のバケツを、捨てる場所に運ばなくてはならない。
 鹿屋は頑張って二個ずつ持って、順番にトイレに運ぼうとしたのだが、急に振り返ってことりに聞いたのだった。

「トイレに流さないでさ、風呂に持って行ってもいいか? あそこに足したい」
「……えっ。ああ……うん。カノさんがしたいなら、そうしよ?」

 両手に花、ではなく両手に肥桶の鹿屋である。
 彼の気持ちを理解すると、ことりの返事はそれだけで良かった。
 重いバケツの柄を握る、その鹿屋の左手に、ことりは自分の右手を添えた。
 それから一緒にバケツの柄を握る。
 片方だけだが、二人で、その荷物を運ぼうと思った。
 これまでは、彼女が一人だけでその重みを負っていた。だがこれからは……そうではない。

「また二人で入るんだもんね。いっぱいあった方が、いいよね……」
「そうだな。楽しみだ」
「でもその前にさ、次はカノさんがすっきりする番、だよね。またいっぱい……出してくれると嬉しい」

 目は合わせない。
 恥ずかしさを秘めながら、彼女は言った。
 大量のペーパーで拭きはしたが、実はまだ排便していた時のまま、ショーツも何も穿いていない。
 パジャマの上だけだ。
 並んで横から見下ろすと、すらっとした下半身が……ぷりんとしたおしりが丸見えの状態である。
 白い、やわらかな丸みの上に、拭き切れなかった茶色がかすれて残っている。
 その煽情的な姿に、そして彼女の誘いの言葉に、また鹿屋の気持ちがこみあがってくる。
 
0263G2021/05/13(木) 23:24:46.90ID:lDH+K7pO
 
「ああ。もちろんだ。何か今はこいつ、ちょっと大人しくなっちまったけどな……俺もことりに注ぎ込みたい。で、またそのまま、次まで中においててくれると俺も嬉しいな」
「……うん。ところでカノさん。ちょっと聞いてもいい?」
「何を? 改まって」
「お酒飲んでる私と、飲んでないときの私。どっちが好き……かな?」


 全くの予想外だった。
 二人並んでリビングから廊下に出ようという所だったが、二秒か三秒、鹿屋は固まってしまった。
 両手にバケツを握ったままの状態で。

「え、え〜……とぉ……  どっちかって言うと、酔ってない時、か……。 あ、いや! どっちって事ないぞ、どっちも富士谷さんなんだから」

 明らかに動揺を隠せない鹿屋である。
 あまりの混乱に、呼び方が元に戻っている。
 すると、その彼の方を見ずに、ことりは言った。

「……先に謝っておくね。ごめん」
「え、今度は何が……?」
「あのね…… もう、私、恥ずかしいのと嬉しいのと、カノさんのためなら何だってしてあげたいって思ったり。
この先どうなるのかなって考えたり…… あとちょっと仕事の事とかも。今日はもう色んな感情が頭の中に混ざりまくっちゃって……ちょっと限界っぽいの。だからね」

 そこまで言って、ことりはバケツから自分の右手を離した。
 その手を自分のパジャマの、脇ポケットに。
 あるものを取り出す。

「……だから? えっ。 それ……!? ビール!?」
「ごめん」
 
 
0264名無しさん@ピンキー2021/05/13(木) 23:25:24.73ID:2ccdF2SJ
うんこだしw
うんこなんだよw


うんこなんだよ自演
0265G2021/05/13(木) 23:25:46.65ID:lDH+K7pO
 
 
 ぷしゅっ!


 特徴的な音が二人の間に響いた。
 炭酸飲料の缶を開栓する音だ。
 ……しかし、それを一体、いつ用意していたのか。
 ポケットから出した250m1サイズの缶ビールを、彼女は勢いよく開けた。
 
 顎をあげ、鹿屋の目の前で、結露のしたたる、良く冷えていそうなそれを。
 ぐいっ……と。

「んっ…! んっ… んっ……!!」

 一気だった。
 それ以上、鹿屋が何か言う暇もなく。
 そして何かを噛みしめるように、彼女は深い息をつく。

「は〜…… ああああ……。 これでやっと調子戻ったわぁ……」

 次いで、げふぅ… と汚い音も響いた。
 飲み干した缶を握りつぶす勢いだったが、明らかにさっきと声の調子が違う。
 鹿屋が、初めてことりと出会った時のそれだった。
 あの橋の上、コンビニ袋を手にした……。

「……酒臭い天使のお出ましか」

 こちらは、ただ苦笑い。
 まるで二重人格だ、と鹿屋は思った。
 それと対照的に朗らかに笑うことりは、改めてバケツの柄を一緒に握った。
 文字通り、気持ちを新たにして、彼女はその重みを鹿屋と二人で分かち合う、気持ちを新たにして、彼女はその重みを鹿屋と二人で分かち合う。
 
0266G2021/05/13(木) 23:28:17.79ID:lDH+K7pO
 
「ごめんね、飲んだくれ天使でさ…… お酒の力借りないと、私ってああなの。こんな私だけど、よろしくね。カノさん」
「気にするなって。その富士谷さんに、俺は救われたんだからな……。好きなだけ飲んでくれよ。どうせ大量にストックしてるんだろ?」
「ふふ……まぁね。それにしても、カノさんと二人で持ったら、これも軽くなるんだね……。当たり前か。でもすごく嬉しい」
「足腰強くなるはずだよな。そりゃ。これで俺も、少しは身体鍛えられるか……」

 廊下をゆっくりと、二人で荷物を運ぶ。
 初めての共同作業だ。
 一人で持つよりもバランスが逆に悪いので、気を付けながら鹿屋は話をするのだった。

「……ね、さっきの私の……あれ。バケツうんちで満足してくれたのかな? 私はカノさんみたいに変態じゃないからさ、よく分かんないのよね」
「シラフであれだけやっといて……。自分は変態じゃないから? 相変わらず言ってくれるなぁ。すげぇ気持ちよさそうだったぞ」
「うんちしたら気持ちいいのは人類共通の本能だと思うよ? 不可抗力なの。で、どうなの? 聞きたいな。 How do you like me nowってやつ」
「いきなり英語出されても分かんねぇよ……。まぁ、何だ。天使の奇跡、しかと見せてもらったよ。見てると幸せになれる。
満足なんてもん通り越して、もう感動しかねぇよ。あんな良いもの、他の誰にも見せたくない。俺が独り占めしたい。そんな感じだ」
「そっかぁ……。やっぱり私、天使なのかぁ……嬉しい」
「俺のために、今にも漏れそうなの我慢してくれたし、いつもより更に大量に出してくれたんだろ? 愛情を感じる、いいうんこだったよ」
「そう! それ、愛だよ、愛! 感じてくれた? もっといっぱい出てきてなんて思ったの初めてなんだよ? 史上初! 愛さえあれば何でもできるってね。
実際私、もうほんとカノさんのためなら何だって挑戦しちゃうからね? 変態じゃないけど!」
「よーし、言ったな? じゃあな、次は…… あれ? そう言われると、何か具体的に決められないな…… うーん……」

 鹿屋は少し天井を見上げる。
 何せ、大量のうんこに溺れたいと願う変態である。
 欲望はそれこそ果てしない。
 なのだが。
 
0267G2021/05/13(木) 23:34:13.41ID:lDH+K7pO
 
「ん〜… えーと……」
「ふふっ…… また何か変態っぽいこと考えてる? やっぱりあれ? 浣腸とか私にしてみたいとか? 
そういうの好きなんでしょ。そのくらいは知ってる。もう何年も使ってないし、私はあれ、イチヂクって苦手なんだけどさ…… カノさんなら、いいよ」
「相変わらず言ってくれるなぁ……。でも何か、そうじゃないんだ」

 イチジク浣腸させてくれ、限界まで我慢して、漏らすところが見たい。
 もちろん考えたが……。
 既に本物のうんこ風呂でかわいい女の子と混浴、彼女の汚物にまみれ、愛を交わしながらアナルセックスという、究極を超えたなにかを体験してしまった後だ。
 ある意味で超越者となってしまった今、鹿屋はその彼女と何をしたいか、逆に決められなくなってしまった。
 今朝見た夢の再現を頼もうかとも考えたのだが、今はもう、その内容を思い出せなくなっていることに気が付く。
 死にそうになるくらい気持ち良かったことは確かだが……。

(じゃあ定番の、あれとか……? 便意を我慢してもらいながらフェラを…射精と同時に“漏らしていいぞ”ってのはロマンだよな。 いや何か、でも……)

 ほか、例えば公園の茂みなんかで野外脱糞してほしいとか。
 蟻塚みたいなの作って、そのまんま放置して帰るか?
 ……いやいっそ、二人で誰も居ない山にキャンプ行って、気持ちのいい自然の中で好きなだけ脱糞三昧、セックス三昧で時間を過ごそうとか…。
 街中だったら、電動アナル栓買って仕込んで、腕組んで歩こうとか……。
0268G2021/05/13(木) 23:38:05.91ID:lDH+K7pO
 
 想像は広がる。
 だがどれもこれも違うと鹿屋は思った。
 うんこ風呂にはまた一緒に入る。セックスはもちろんする。
 が、ほかに彼女と二人でしようというもの、どうも何か違う気がしてしまうのだった。
 自分がしたい事、そんなことよりも、何か。

「じゃあさ……。とりあえず今日これから、カノさんと車でデートなんてどうかな。私した事ないんだよね。車って色々……危ないから」
「車で、か……」

 そこでやっと二人はバスルームの前に到着した。
 扉の向こうには、まるで異界のような、醜悪なうんこ風呂がある。
 だが二人にとっては、愛が成しえた奇跡の泉のような存在だ。

「そうか。そうだな……。そうするか」

 些細なことでいい。
 少しずつでいい。
 一緒に、彼女の初めてを探しに行こう。それが一番だ。

 笑顔で応えて、バスルームの扉を開けた。
 仕事も、世間も、常識も。
 余計な事いっさいを忘れた夢の時間は、まだまだ終わらないのだった。
 
 
 
 
 
 
0269G2021/05/13(木) 23:40:46.30ID:lDH+K7pO
 
 
 

以上です。
大量少女天使説を提唱する鹿屋さんの話でした。
なかなか進みませんがこの次は車デートで車内ポリタンク脱糞です。気長に待っていて貰えると助かります。

ことりさんは、
・酔ってないとき
・飲んでるとき
・仕事モード

の三重人格っぽい人です。


薫ちゃんの中学校時代、立体駐車場でぶちまけちゃった事件のレスを覚えている方がおられるとは思いませんでした
あれは、それだけで一本話を書こうとしていたんですが、いろいろ手を広げ過ぎて結局書かないままにしてしまいました。
もはや、遅筆で有名な諸先生方をどうこう言えない状態になってしまった自分です。
0270名無しさん@ピンキー2021/05/14(金) 00:56:25.62ID:2Ip+v6GR
お疲れ様でした。
キスしながらの脱糞、おしりにべったり付くほどうんちの山が盛り上がり、最終的にバケツから溢れちゃうところで、「えっろ…」ってなりました。
自分が鹿屋なら、一緒に食べ放題とかビュッフェに行って、ひたすらことりさんが食べるところを見ていたいかな。もちろんその後のことを想像しながら…
0272名無しさん@ピンキー2021/05/14(金) 11:08:18.67ID:W74vAJks
ファン感謝祭で○○○達がオムツ一丁で脱糞、仰向けに並んで御開帳からのファン代表がウ○コに正常位でやって射精「ウ○チ妊娠しちゃうよぉ…」→オムツそのまま履きなおしての泣き笑顔LIVEと握手会
○○○がエロ禁止なので絵もssもやってみたいけど出す場がない辛い
0274名無しさん@ピンキー2021/05/20(木) 21:12:31.34ID:NFyOS7uv
橋の上で鹿屋を見つけたのが薫ちゃんだったらどうなってたんでしょうね
0275名無しさん@ピンキー2021/06/10(木) 20:32:57.57ID:5g1fmGMd
薫ちゃんだと話を聞いた上で恥ずかしいけどそれで自殺しないでくれるなら…って
考えて一肌脱ぐ(スーにも相談して一緒にやったり)とかも…ただお酒とか飲んでない時に
すぐに承諾してやってくれるかは分からないですね…
冨士谷さんがあの時に鹿屋さんの前に通りがかったのは運命だったんだろうな。
0276名無しさん@ピンキー2021/07/08(木) 12:22:45.90ID:+LjasiR+
https://www.cnn.co.jp/usa/35173359.html

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)が夏を迎え下痢症状に悩んでいる場合、プールに入らないようツイッター上でこのほど警告したものの、
合わせて載せた漫画風の映像に少女が排せつ物とみられる茶色のものを出しながら滑り台を使っている内容があり物議を醸す結果となった。

CDCは「下痢を抱えている1人の人間はプール全体を汚染させることが出来る」と注意したが、映像への不快感を示す多数の書き込みがあった。
映像制作には税金が使われたのではとの批判も寄せられた。

警告では、クリプトスポリジウム症と診断されたら下痢が完全に止まった2週間後までに水に入らないでなどと呼びかけていた。
水中の脱糞(だっぷん)や水の飲み込みも戒め、水中にばい菌を殺すなどする適切な量の遊離塩素や臭素があるのかを調べるため試験紙を使うことなども促した。

問題の映像
https://twitter.com/CDCgov/status/1410677082435117059/photo/1
0277名無しさん@ピンキー2021/07/19(月) 10:13:17.24ID:kc3DiYTC
skebが小説に対応したけどそもそもスカトロ小説のクリエイター少なさそうだし
小説オンリーのクリエイター検索もできないから依頼したくてもできないな
0278名無しさん@ピンキー2021/07/21(水) 08:49:59.72ID:MonpZ59o
うん。もう人の道に反してること。だってもうほんとに全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコを食わしたりさ。ウンコ食わした上にバックドロップしたりさ
0280名無しさん@ピンキー2021/07/21(水) 22:57:54.89ID:Tet8dode
>>277
ななじゅさんがskebで募集してました
0281名無しさん@ピンキー2021/08/04(水) 00:55:37.74ID:Pbe3DfBZ
テレビでオリンピック中継見てたら、その夜「脱糞オリンピックに出場して各国の大量少女たちと排便量を競う」夢を見る風間薫ちゃん
0283名無しさん@ピンキー2021/08/06(金) 13:13:44.89ID:extrQ2DC
脱糞オリンピック、考えますよね…
アメリカ娘を筆頭に、全選手入場のコピペで何か作れないかと思ったけどどうにもできなかった
0284名無しさん@ピンキー2021/08/08(日) 00:51:49.21ID:vY3Sal1O
自分より大量排泄な女の子がいることに少し安心してしまう薫ちゃんを見てみたいですね。
なお、計量用のおトイレはしっかりと溢れさせてしまう模様。
0285名無しさん@ピンキー2021/08/08(日) 22:08:37.55ID:6UhWyAk/
脱糞オリンピックか・・・
種目考えるだけで妄想がはかどるな・・・
脱糞量・長さ測定、糞飛ばし、形状別糞形演技、浣腸我慢 等々
0288名無しさん@ピンキー2021/08/09(月) 20:27:19.26ID:TfO65T9o
>>281
最初は何だかよく分からなかったけど便意もかなりあって、
流れで参加してたらいつの間にか他の選手に負けたくない気持ちが湧いてきて
何度も臀部を会場に曝け出して様々な種目で排泄、
最終的に限界まで頑張って久々に気持ちよく出せたのも合って爽やかな気持ちで
お尻を出したまま表彰される…って所で目が覚めて
慌てて排泄するけど不思議とあんまり出なくて爽やかな気持ちのままで不思議がる
薫ちゃんの姿が見れそう
0289G2021/08/17(火) 21:27:51.79ID:OqPIBqJ7
チラシの裏なんですが、生存報告として

この次は薫ちゃんの話の続きを投下するつもりですが、完成するとして多分クリスマスの頃か…
遅筆どころではなく申し訳ない

薫ちゃんは完全に酔っぱらうと、ことりさんの逆で、お尻の穴がゆるゆるになります
あとガードが下りまくるし言動があやしくなる
居酒屋で

そんな話
0290名無しさん@ピンキー2021/08/23(月) 04:27:06.19ID:rMfI/JTp
ここ最近はどうにも企画物チックになるわ
アナル当てクイズ正解すると朝の脱糞報告動画再
出したて一本グソビニールバッグに入れて羞恥散歩
純白ザーメンウンコ出すまでガラス製オマルで密着撮影…。
0291名無しさん@ピンキー2021/09/14(火) 12:20:57.75ID:Gljpadc/
好きな人(恋人未満)ーと二人きりの時に漏らしてしまって、嫌われるどころか人生終わったレベルで絶望する女の子
しかし嫌な顔ひとつせずに介抱してもらい、
幻滅されると思っていたのに優しくされて混乱した頭で告白
最悪から最高のジェットコースター状態でなし崩しに関係も結ぶ 
行為中も腹痛がぶり返してブリブリしたり
なんだかんだで恋仲になるも、パブロフの犬のように興奮するたびに後ろも開いてしまう
というネタを思いついたのだが言語化できない

8氏の5000兆分の1でいいから文才がほしい
0292名無しさん@ピンキー2021/09/16(木) 11:25:00.75ID:2JxQJHPo
頻尿少女と不能少年っていうssの魚拓ある人いませんかね、、?
0293名無しさん@ピンキー2021/09/18(土) 09:14:28.44ID:/OEvLkGt
酔っぱらった薫ちゃんはお店のトイレを軒並み詰まらせただけではなく、帰り道に何度もコンビニや公園のトイレに立ち寄ってトイレを詰まらせていそう。翌日、薫ちゃんの家から居酒屋までの道のりにあるトイレはほぼ全滅状態に…
0294名無しさん@ピンキー2021/09/21(火) 00:15:53.14ID:Hwmp609v
まあ大学生の薫ちゃんは、外出時の排便処理用にコンドーム(XLサイズ)を持ち歩いてるので、
前後不覚にならない限りは大丈夫だと思うのですが・・・
0295G2021/09/22(水) 22:52:23.77ID:NoiShyoY
薫ちゃんが酔っぱらってしまったら、遠慮なしです
店の外なら、夜はもう側溝とか
小説の中くらい、楽しい世界を
時間も無ければ金にも困ってます
どうしたもんか
0296名無しさん@ピンキー2021/09/23(木) 20:03:26.05ID:Aezflb6t
お話ありがとうございます
薫ちゃんは酔うと潰れない限りはあちこちで出しちゃいそうですね
>>295
時間…はどうにもなりませんがお金なら
pixivfanboxやfantia等のサービスが最近あるのでそういうのを使うという手も
あると思います
0297名無しさん@ピンキー2021/09/30(木) 08:40:44.39ID:52Oamyu9
金出してでも読みたい
0298G2021/09/30(木) 22:23:39.87ID:tj6dLSn9
自分の良くない傾向として、話がとにかく長くなるというのがあります
行動、心情、時の流れをちゃんと書こうとして文章量が膨大になり、ただでさえ遅いのが悪循環でどんどん遅くなる
抜けるだけでなく、読み物として面白いものを作りたいと思う
しかし、それのせいで肝心の脱糞シーンとかにもなかなかたどり着かない
でもって、薫ちゃんにはそろそろ幸せになって欲しい

なので次は、ばっさりと途中を省こうと思っています
本来であればクリスマスのすぐ後から続いて、それぞれの葛藤とかスーの思惑とか書くんですが。手短な説明だけで、いきなり例の男と二人で居酒屋に行ってます
酔った勢いで便器詰まらせまくります
今回は書きたい部分を、一点突破で。
……それでも相当、完成まで時間かかるでしょうけど。
0299G2021/09/30(木) 22:26:48.11ID:tj6dLSn9
それから、自分はどうにも古い人間です。
クリエイター本人に課金できる存在は一応知ってはいましたが、具体的に調べたことは無く、こんなシステムだったのかと初めて知りました

困窮とまでは行きませんが、内職的なことも始めていて、時間の余裕が全くありません
FANBOXとか使って、ほんの僅かでも収入になるなら実際とても助かります。
しかし、新作を年一回程度しか書けない作者がそんなの始めていいんでしょうか?
金を払ってでも読みたいという言葉、とても嬉しいですが……

それとは別に、どんなに住人が少なくとも、ここで投下するのが好きなんですよ
しかし実際、割と真剣に困ってまして……
悩んでいます。
0300名無しさん@ピンキー2021/10/01(金) 01:05:04.69ID:iK04PIXB
>>298
脱糞シーンにたどり着かないなら、いきなり脱糞シーンから書き始めて、そこに前後を肉付けしていくというのはどうだろう?とクソバイス
0301名無しさん@ピンキー2021/10/01(金) 21:46:08.65ID:i7RdS+gO
>>298 >>299
Gさん、返信ありがとうございます。
fantiaやfanboxを利用している自分もお金を払ってでも読みたいという気持ちはありますし
このスレでGさんが毎回出してくれるような投稿頻度が低くとも毎回内容の濃いお話を書いていただけているGさんがとてもありがたいです。

投稿頻度については
fantiaやfanboxについては無料プランで過去作をそのまま出し、
その上で有料プランで過去作のお話のちょっとしたおまけを付ける、
過去作を無料で見れる状態にした上で近況報告等を上げてそれを有料記事にする…など
今自分が上げた以外の方法でも様々なクリエイターが記事を投稿していますので
その辺りのGさんが心配されている部分については対処可能だと思います。

またこちらでの投稿に関しては
こちらで公開した過去作、またこれから書かれるお話でこちらに上げたいと思った部分を
無料プランしてfantiaやfanboxで公開する(有料記事を書く場合はそこにおまけや近況報告を載せる)などで
このスレでもfantiaやfanbox(で有料記事として上げる物以外は)
共通した小説を投稿する事が出来るかと思います。
長々と書いてしまいましたが、あくまで↑の意見については自分個人の意見です。
Gさんがやりたい形でやるのが一番ですので、
自分の意見は参考程度にしていただけると幸いです。

(次のお話も楽しみですのでゆっくりと待っております。
Gさんも体調を崩されないよう気を付けてお過ごしください。)
0302G2021/10/02(土) 23:24:56.77ID:6V81OIJp
かなり具体的なアドバイス、とても有難いです
おまけ要素で有料にする例もあるんですね…
とにかく自分の自由にできるの時間が少ないため、やるにしてもかなり先になるでしょうが、参考にさせてもらいます
そしてとりあえず、中身空っぽですがピクシブにアカウントだけ作りました
更についでにtwitterも

SSの投下以外で長々と書き込むのもあまり良くないと思うので、以後は可能な範囲で続きの執筆に戻ります
開き直って、いきなり大量うんこぶちまけて話が始まるのも悪くないですね
0303名無しさん@ピンキー2021/11/09(火) 01:17:01.07ID:q3BeABwL
8さん(九八さん)が着々とpixivに投稿してくれててうれしい
Twitterで投稿してる短文ですら大量少女好きとしてはそそられる
0304名無しさん@ピンキー2021/11/16(火) 22:09:36.93ID:tKTOyFPT
話題のAI小説を薫ちゃんのような大量キャラ用にチューニングしてたら、設定にも入力してないレベルの惨事を起こした…
教室が半分吹き飛ぶうんこって、あんた
0306名無しさん@ピンキー2021/11/16(火) 23:38:01.30ID:Pm3uvw8g
教室か半分吹き飛ぶだって?
それは素敵だ、大好きだ
ぜひ投下してくれ
0307G2021/11/21(日) 23:40:38.93ID:IrGdJE8q
はるか昔、ロシアのエーナちゃんの話を書いていた時似たようなことをやりました

薫ちゃんの話の続き、脱糞シーン以外は完成させたんですがデータを誤って消してしまったようです
クリスマスまでには…と思ってたのが非常に難しくなってしまいましたが
こつこつ思い出しながら復旧させていきます…

twitterは始めても、自分にとってのホームグラウンドはここだと思ってます
0308名無しさん@ピンキー2021/11/23(火) 23:10:32.73ID:NmJsDp+n
>>304のレスからAI小説を見つけて色々やったら、性癖に合わせた代物が出来上がったぞ……。
尻から産卵後に下痢便、その後尻に種付けしてアナル出産とか誰得。
0309G2021/11/24(水) 21:44:25.46ID:wpjofNUo
薫ちゃんの話を一つ投下
データを消してしまった怒りに任せて書いたらできました
薫ちゃん高校二年生のお話
ヒュージな彼女 「お香」
0310G2021/11/24(水) 21:45:34.62ID:wpjofNUo
 
wikipedia「肥料」より抜粋
 
 
”現代では無価値な廃棄物として、また不衛生で汚いもののイメージが定着しているが、近世以前では、肥料として有価で取引される商品(金肥(きんぴ))であった。”

”明治期においても人糞は貴重な肥料であり、高値で引き取られた。そのため、学生などが下宿する場合においては、部屋を複数人以上(具体的人数はその時の取引相場で異なる)で共同で借りた場合は、部屋の借り賃が無料になることもあった。”

”肥料の仲買人が、運ばれてきた肥の樽から指ですくって舐めてみて「こいつは上物だ。それに薄めてない」などとと確かめることもあった”








「……はい、お疲れ様でございました。お客さん、ここですね?」
「はい、そうです。やっと着いたか……。タクシーも久し振りだな考えたら。薫は大丈夫か?」
「うん、私は平気だよ、お父さんこそ大丈夫?」
「休み取るためにあんまり寝ないで仕事したからな……。まぁ大丈夫さ」


高校最後の夏休みです。
いつもと同じように蝉の元気な、とても暑いお盆がやってきました。私は、両親と一緒に遠く離れた母方の実家へ行くことになりました。
しばらく会っていない、お爺ちゃんとお婆ちゃんに会うためです。
家からは新幹線で2時間と、タクシーで20分。
降りた駅から離れていく毎に、周りは田んぼと畑が増え、山が近づき……
お母さんの実家に着くころには、どう見ても「田舎」という風景が広がります。
旅を終え、車を降りると体が少し痛いです。

「康江、手土産は後ろのトランクだったっけ?」
「ええ。私が持っていきますね。タクシーの支払いお願いします」

私は自分の鞄を持ってタクシーを降りると、白い入道雲に向かって背伸びをしました。
目の前にあるのは、お爺ちゃんとお婆ちゃんの家。とても立派です。
そして古いです。
あちこち、キッチンとかお風呂とかはリフォームされているんですが……かれこれ築90年は経っているらしい、とても年季の入った昔ながらのおうちです。
「戦前」とか「大正」とかが舞台の朝ドラで、ロケに使えそうだなと思います。
立派な門をくぐると、まずお爺ちゃんが出迎えてくれました。
0311G2021/11/24(水) 21:46:42.39ID:wpjofNUo
 
「薫ちゃん、よく来たのォ……3年は経っとるか? すっかり大人になったもんじゃ。見違えたわい」
「久しぶり! おじいちゃんも元気だね。よかった」

 細くなった、皺だらけのお爺ちゃんの手を握ります。そして玄関を入った土間で、にこにこ顔のお婆ちゃんにも挨拶しました。
 家族で家に上がると、まずは荷物を置いて、そして手土産を仏壇に供えに行きます。
 広い家です。
 居間に客間に、仏間までたどり着くのに何度もふすまを開けないといけません。
 畳敷きの部屋がいくつも繋がっています。
 本当に立派です。昔は15人家族で住んでたそうですが、今はお爺ちゃんとお婆ちゃん、それに猫のまるが居るだけです。

「新幹線は混んどらんかったか? 長旅ごくろうじゃったの」
「大丈夫でしたよ。お義父さん。薫も新幹線の旅は好きだって言うんで、早めに指定を取りました。しばらくお世話になります」
「清二のやつは明日着くとよ。久しぶりに賑やかになるわい」

 私たち以外に、お母さんの兄弟の家族も集まってくる予定です。
 今日はまだ、私たちとお爺ちゃんとお婆ちゃんだけです。
 静かな家の中、畳のにおいが鼻をくすぐります。
 田舎だし、薫はあんまり好きじゃないかもしれんが……とお父さんは言いますが、私は、この家に来るのは嫌いじゃありません。
 新幹線で移動は全然OKだし、ここの風景も川も空気も好きです。宮崎アニメみたいな感じです。
 そして何より、離れには、昔からの汲み取りトイレが残っているのです。
 ものすごい臭うのですが、私はもう慣れているので気になりません。どれだけうんちしても大丈夫。
 家から離れたら……いざとなったら自然が呼んでくれます。

「来るたびに思うんだけど……本当にこの家って大きいよね……。前は何とも思ってなかったけど、お爺ちゃんの家って実はすごいお金持ちだったの?」
「ははは……! まぁの。今でも畑と山いくつか持っとるけ、昔なら長者呼ばれとるの」
「長者って、あれ? 昔話の絵本とかに出てくる?」
「そうじゃ。ワシの親父の頃までは…じゃがの。養蚕やら工場やらやっとったが、戦争でやられてしもうて、悪い奴には騙され……ご先祖様が見たら泣くわな」

 お爺ちゃんはそう言って笑いました。
 なんだかすごいドラマがありそうだと思いました。
 お父さんとお母さんは、奥の仏壇で手を合わせています。私もその後ろに行って手を合わせました。
 ここもすごい雰囲気あって、うちには無い大きな仏壇は何と言うか、ここだけお寺みたいで、存在感がすごいです。
 壁の上の方には、歴代当主? の写真とか額に入って飾られています。これまた朝ドラで見そうな、軍人さんっぽい人も。
 でも私は正直、名前も全然知りません。前までは興味もありませんでした。
 気が付くとお爺ちゃんもその写真を見上げていました。
 
0312G2021/11/24(水) 21:49:07.14ID:wpjofNUo
 
「ご先祖様に申し訳ないってな、おやじが何度言うとったか知らん。山と家は残ったんじゃが……まぁ今は電力会社のでかい鉄塔建っとるから、毎年ちょっとは金が入ってきよるでな。何もない山持ちよりは相当マシかの」
「へ〜… 初めて聞いた、そんな話。前見た朝ドラみたい。もっと話、聞いてもいい?」
「もちろんじゃ。そうじゃな……。上にならんどる写真、そこの左から二つ目、見てみい」


 お爺ちゃんは、仏間の壁の、肖像画を指さしました。
 ……歳を取った、着物姿の女の人でした。
 この人も歴史の教科書に出てきそうです。

「写真? 絵じゃないの?」
「古すぎて写真とわからんか。わしは幕末の頃に撮ったと聞いとる。え〜、五代前か? お香さんの写真じゃ」
「おこうさん? っていうの? へ〜」
「維新前、まだ江戸時代の話じゃ。女手ひとつで借金まみれで落ちぶれた家を立て直して、養蚕やら始めたり、廻船やらも……その元手を作ったんじゃと。でかい商家に取り入って、うまいことやったらしい」
「そうなんだ……女の人なのに、商売の才能あったのかな。江戸時代の人か……」
「らしいのォ…実はわしも、何をやって商家から金を引き出したのかは知らん。ひと財産つくって引退したあとは、故郷もどって家を建てたんじゃな。明治初めの頃か。昭和に建て替えたが、まだ倉だけは江戸のまんま残っとるよ」

 お爺ちゃんの楽しそうに話す姿を見ていると、白黒の古い写真が段々と生き生きしてくるようでした。
 歳をとっていても、とても凛とした女性でした。
 それこそ幕末とかの時代劇に出てきそうな雰囲気です。……当たり前かもしれませんが。

「お香さんがいんかったら、この家はここまで続いておらん。じゃから色々、代々話が伝わっとる。爺さんからお香さんの豪快な話をいくつも聞いたわ」
「私も初めて聞きましたよ? そんな歴史もあったんですね」
「お父さんも知らなかったんだ。面白そう。もっと聞きたいな」
「おう、いいとも」


 お爺ちゃんの話は、お昼ご飯になって、お婆ちゃんに呼ばれるまで続きました。
 その、泊まった最初の夜のことでした。 

 私は寝苦しい布団の中で、夢を見ていました。


 
0313G2021/11/24(水) 21:50:39.71ID:wpjofNUo
 
 


「おうおうおう! 邪魔するぜ、宗右衛門さんよぉ!」

「こ、これは…半田屋の旦那様、今日は何用で」
「忘れちまったのかい、相変わらずだな宗右衛門さんよ。もう今月の借金の刻限だろうがよ。払うもの、払ってもらおうか」
「お、おとっつぁん、無理して起きたら駄目よ、寝ていて下さい。半田屋様、ようこそいらっしゃいまし」
「すまん、お香……」
「お香ちゃんは今日もきれいだねぇ。しかし挨拶は要らねぇ、今月分の払い、受け取りに来たぜ。あるんだろうな? 無かったら……」

「はい。ここに九百文、ご用意して御座います」

「……お、おう。通し百文、ひいふう、確かに九本あるな……」
「間違いございませんね? お納め下さいまし」
「この半田屋、確かに受け取った。……がよ、お香ちゃん、一体どうやって毎月……」
「如何様に、とお尋ねされましても……。それはもう食うや食わずで、遮二無二働いて、でございます」
「そ、そうか。……聞いても仕方ねぇことか。金を返して貰えりゃ、文句はねぇ。邪魔したな、来月も頼むぜ」

「い、いつもすまない、本当にすまない……お香よ、お前にばかり苦労を掛けて、わしは情けない」
「そんな、いいのよ、おとっつぁん。辛くなんか無いもの。あと半年も頑張ればもう大丈夫だから。病を治すことだけ考えてね」



 時代劇でよく見る……あれの光景でした。
 それはお父さんが好きで良く見ていた時代劇のドラマや映画にそっくりの場面です。
 古くて狭い長屋っていうやつに、ちょんまげ頭の父と髪を結った若い娘が二人で住んでいて、そこに借金取りのいかつい男が押しかけてきます。
 私は、その地味な着物姿の娘の役のようでした。
 借金を返せなくて、強引に連れて行かれる……と思いきや、普通にお金ありました。
 払ったので借金取りも帰っていきます。腕を組んで、不思議そうな顔です。 


「じゃあ、おとっつぁん、今日もお勤めに行って参ります」
「頑張ってな、お香よ……」

 咳き込むお父さんに見送られ、お香さんは着物を着直し、草履をはいて……一人で仕事に向かうようです。
 長屋に住んでいる他の人も手を振って見送ります。
 お香さんは人気者です。
 
0314G2021/11/24(水) 21:51:15.55ID:wpjofNUo
 
 
「……ああ、恥ずかしい。あんなものを売ってお金を作る私が恥ずかしい。でもこれしか私には無い。頑張って、次は二か月分を返せるように……」


 でも人気のない所まで来ると、お香さんは両手で顔を隠します。
 笑顔で長屋を出ましたが、とても深い悩みを抱えているのです。
 そのまま歩いて歩いて、米屋や反物屋、商家の並ぶ賑わいのある街へ。その中の、瓦葺きの立派なお店の……大きく「春日屋」と屋号の掲げられた店につきました。
 番頭さんとお客さんのやりとりで騒がしい、その表の方ではなく……建物の裏の方へと、お香さんは行きます。


「春日屋の裏門番のお方。千田町のお香でございます。本日も参りました」
「……奥で、お得意様方がお待ちである。着替えて用意するのだ。急ぐように」
「申し訳ございません。只今」

 長く続く漆喰の塀に、小さな黒い扉がありました。
 錠前のはずれる音がして、そこが開くと、頭巾をかぶった男の人がお香さんを中へ入れます。
 そのまま、商家の中へ……ではなく、裏の庭に建っている離れに、足早に入っていきます。
 着替えの間には、上等な着物が用意されています。
 化粧台で髪結いも整え、頬紅も引き直します。
 さっきまでの貧しい町娘とは違う姿になり……更に板張りの、広い奥の間へ。明り取りの窓があるだけの、仕込み蔵のような場所です。
  
 そこが、お香さんの仕事場でした。



「皆様方、今日もお集まり頂き、恐悦にございます…… 此度も、力の及ぶ限り……ふ、踏ん張ってご覧に入れ申します……。何卒御贔屓にお願い致します。で、では……」


 む……むりゅっ!
  もりゅりゅっ! ぶ……ぶちゅちゅ! べちゃっ! 
   ぶりゅりゅりゅりゅりゅ……


「ひ、ひいぃ……お尻が灼けるようです……」

「おお…… 今日も流石だぁ。ケツの穴から、ぶっといクソで華厳の滝。……見とれるわな」
「ほんまに。お香はん、相変わらずの良いひりっぷりでんなぁ。なんかもう、これを見んと一日が始まらん気がするで」
「でかい四斗樽が、みるみる山のようなクソで埋まってく…何回見ても信じられんわい。ほれ、もう二杯目に行くぞ」
0315G2021/11/24(水) 21:51:59.22ID:wpjofNUo
 
 何人もの男の人が、口々に大きな声を上げています。
 お香さんの姿を見て、顔をにやにやさせています。
 それは異様な光景でした。
 私はお香さんになって、そこにいるのですが……
 恥ずかしくて死にそうな気持ちを感じていました。

 お香さんの、仕事場。
 腰の高さ位までの、小さな階段のようなものが、部屋の真ん中にあるのです。
 階段の中は空洞になっていて、木の樽がそこに置かれています。
 その上、階段のてっぺんの部分には大きな穴が空いています。
 お香さんはその穴の上で、着物の裾を全部まくって……おしりと、大事な部分を丸見えにして、そして……滝のようなうんちをしているのでした。
 集まったお客さんたちの、目の前で。
 階段の前には一本の横に張られた縄があるのですが、そこから乗り出すように、食い入るように……樽に落ちる、うんちの飛沫がかかりそうになるほどに見つめてくるのでした。

「四斗樽、まず一杯! 双葉屋さま、お買い上げ分仕上がりでございます。…よし、締めろ」
「は、はいっ… ん、んんんっ!!」

 春日屋さんの丁稚が、いっぱいになった重い樽をどかして、新しい樽を持ってきます。
 その間、私はうんちが漏れないよう、我慢しなければなりません。
 でもおなかの中のうんちはそんな簡単に止められるものではありません。
 たった瞬き数回分の間の我慢でも、頭を掻きむしりたくなる苦悶に耐えねばなりません。


「はい、お次、白川屋さま御予約の分でございます。…よし、いいぞ」
「あ、ああああっ……!」


 どびゅびゅびゅっ! ぶりゅ…ぼぼぼっ! どちゃっ!!


「うおお! いま俺ん顔に飛んできやがったぜ! 今日は運がついたぜ! 帰りに富籤買ってみるかなこいつは!」
「やっぱりすごいのは量だけやないでぇ…。ほんま、この湯気のたつ大便の色つや、匂いに太さ、天下一品や。仙女さまや。いつも通り、最上級の値で買わせて貰いますで」 
「その上めっちゃ可愛いしなぁ、いっそ妾に欲しいわい。見てみい、このケツの穴の開きっぷりと、綺麗なおそそと…それにいじらしい赤い顔がたまらんわ」
「本当だぁな。囲えるなら、どんな大枚はたいても惜しくねぇぜ全く。お香ちゃんよぉ、俺らもしっかり売るからよぉ、この金で美味いもんたっぷり食って、明日もどばっと良いクソひり出してくれよな!」
0316G2021/11/24(水) 21:52:41.58ID:wpjofNUo
 
 きっぷの良い台詞のお客さんたちですが……この人たちは、この春日屋さんが集めたうんちを、肥料としてお百姓さんたちに卸す、仲買人の人たちなのです。
 うんこが生業ですので、気合が入っています。
 あちこちの長屋、御武家様のおやしき、あちこちのお寺などなど……この一帯のうんちを集めて売るのは春日屋の大事な仕事の一つ。
 私はその人たちの前でうんちをして、それを直接買ってもらっているのです。
 最初はお得意様だけを集めた余興、見世物に近い扱いでしたが……「お香のうんちは、多いだけでなく、どうやら天下一品のいい肥料になるらしい」そんなことが分かってから、仲買人の旦那様方の、見る目が変わっていきました。


「……なっ、なんでぇこりゃあ……。何のヨタ話かと思ってたが、こんな滅法界にすげぇ量のクソをする女が、本当にこの世に居やがるとは……」
「ん? お前さん新顔だね…。よく認められたもんだ。お香ちゃんの存在は、組合の上の者だけの秘密。買える店は本当に限られるんだがねぇ……。せっかくだ、しっかり目に焼き付けときな。御利益あるぜ」
「お、おう……」
「あー、皆さん! 勿論ご承知でしょうが、この縄から先は近づいちゃぁなりませんぜ! ご本尊へのお触りは、大店の旦那と言えど即刻出入り禁止で御座いますよ!」
「分かっとるよォ春日屋の! 大事な大事なクソ仙女様じゃからのォ! 目垢を付けるだけじゃ!」

「ひいぃ…… も…もう! みなさん…どうかお静かに……! 勘弁してください……! 恥ずかしくて恥ずかしくて、顔から火が出て死んでしまいます……!」

「……」
「……」
「……」
「……」
「……」


(だ、黙って刺すように見ないで下さいまし……! 堪忍してぇ…… ああ、どんどん出ちゃう……! 私の…見られてるぅ……!)



 まだまだ、出しても出しても、うんちしっぱなしでも、みんなに行き渡るだけのうんちは樽に溜まりません。
 お香さんの仕事は続きます……。

 それなりのいい家に生まれたお香さん。
 でもお父さんは商売に失敗し、使用人も居なくなり、借金を抱えて、気鬱から病に倒れてしまいまいました。
 お母さんも流行りの麻疹で早くに旅立ってしまい、助けてくれる人はいません。借金返済のために、数え17でお香さんは働きに出ました。
 それが春日屋さんでした。
 長屋からは少し離れた問屋街にある、大きな商家に雇い入れてもらったのです。
 そこは手広く、色んな商売をしていて、肥料のこともあったのです。長屋や武家屋敷から集めてくるうんちを百姓相手に下肥として売り捌く、そういう商いもしていました。
 そんなある日、お香さんはお腹を下し、厠に向かう途中の庭で粗相をしてしまいました。
 樽に何杯分もある、いっぱいのうんちです。
 ……まるで私みたいです。

 それをたまたま、店の若旦那様が見ていました。
 
0317G2021/11/24(水) 21:53:29.61ID:wpjofNUo
 
 
「お前は一体なんだ? 物の怪の類か?」
「わ、わたくしは……」

 若旦那さんに詰問されては答えない訳に行きません。
 お香さんも、毎日毎日いっぱいのうんちが溢れて止まらない、大変な体質を持って生きていたのです。
 そのことと、借金を返すためここに働きに来たことなど……包み隠さず言いました。

「千田町のあの長屋か! 住人の数にしてはやけに大量に肥が取れる、ありがたいが不思議だと、話を聞いていた。……合点がいった!」

 若旦那は持っていた扇子を、ぱん! と叩いて言いました。
 しかしそれにしても羨ましいのは、江戸時代はどこのトイレも汲取りしかないことです。
 トイレが無かったらそこらへんの畑か、川か、野原か、どこでもあんまり困りません。
 いい時代です。

「お香よ、私に力を貸せ。お前の父の借金など、おそらく一年と掛からず返せるぞ。化粧に着物、整えればお前も一廉のものとなろう。一つ商売をやってみるのだ」

 若旦那はお香さんの肩を叩き、語り掛けます。
 宝物を見つけたような、いい笑顔です。

「いい女が出すモノはな、高く売れるのだ。春日屋のために一肌脱いでくれぬか。お主の出すモノ、正に金糞となろうぞ。悪いようにはせぬ」
「は、はい。承知、いたしました……」

 そう答えるより他にありませんでした。
 その日から、借金返済のため、来る日も来る日も大勢の男の人の前でうんちしまくるという、お香さんの次なる悲運の日々が始まったのでした。
 肥料問屋の奥にしつらえた秘密の採取部屋で、樽にむかって滝のようなうんちをする。
 それを買ってもらう。特上のうんちを、毎日、産地証明してみせるのです。

 今日も、明日も、明後日も。
 恥ずかしい気持ちの中に、ちょっぴりの気持ちよさも感じながら。
 
 
 
0318G2021/11/24(水) 21:54:09.62ID:wpjofNUo
 
 
 
 
「なっ…… な、なななな……に? 何いまの… ゆめ。 夢よね? お香さん……?」


 うすい夏用の布団をはねのける。
 大粒の汗を書いていた。
 オレンジ灯の照らすなか、見上げた柱時計は、丑三つ時を示していた。
 違う。午前2時20分だ。
 ……隣で寝ている父と母を見る。

 そしてようやく、彼女は、ほっとした。

「お香さんだったの……? う、うう!? やばい……!」

 胸のドキドキが収まらない。
 だが同時に、腸もびっくりしたのかまた大量便の気配が急接近していた。
 あれはただの、祖父の話を聞いた影響だったのか。
 それともお香さんの魂を少し感じて、先祖の人生をちょっと体験してしまったのか。
 わからないまま、薫はただ悶々と……深夜、離れの汲取りトイレに向かう。
 真夏の夜、見上げる満天の星空と天の川。それは江戸も現代も、変わりは無かった。


 
0319G2021/11/24(水) 21:56:19.34ID:wpjofNUo
以上です。
居酒屋で酔っ払ってうんちしまくる話を書くはずだったのにな?
一ヵ月早いクリスマスプレゼントになるでしょうか……

たぶんpixivとかに投稿する際は、加筆修正見直しをやった上でだと思います
0320名無しさん@ピンキー2021/11/27(土) 01:12:23.46ID:IB8T55ZI
クリスマスどころかお年玉まで頂きました
…そして後の世の肥料屋もここに祖を持つのであった
0321G2021/11/27(土) 19:22:04.21ID:YO7MfS8W
書き上げてから、園芸店とやってること同じだ…と初めて気が付きました
あれも長い間中断して申し訳ないと思ってます

お香さんの採便シーン増量でノクターンにも投稿してるので、よろしければどうぞ。
あと薫ちゃんにも、もっと田舎脱糞ライフを満喫させてあげればよかった

どんなに人が少なくなっても、ここがある限りは、これからも投下を続けていきます
0322名無しさん@ピンキー2021/12/17(金) 00:41:48.71ID:Gk7attv7
pixivの投稿見てますよ。

夏原さんええな。
まもりちゃんに続き、薫ちゃんの大量脱糞の引き立て役として、排便シーンやお通じトークを期待してしまいます。
0323G2021/12/22(水) 23:29:14.47ID:fDQJjeWw
>>322
ありがとうございます

クリスマスの話、夏原さんはトイレ我慢しながら一人でバイト頑張ってますが、
あの直後、ひどい目に合ってしまいます
ちょこっと付け足しのおまけ話として、そのうち書ければと思います
0324G2021/12/25(土) 05:53:38.92ID:wH3qAis2
ヒュージな彼女、この前言っていた、薫ちゃんの友達「夏原さん」のおまけ話を投下
これはかなり昔に書いた、「12月のケーキ店でのバイトの話」の直接の続きなんですが…
この前pixivに投稿した際、大幅な設定の変更を行いました
薫とスーに下剤飲ませちゃった友達に、ちゃんと名前と設定を付けたんですが、その彼女が「夏原さん」です。
その話まで投下し直すことはありませんので、まずその二つの話のリンクを貼っておきます。

簡単なアルバイトのお話
ttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16606449

あわてんぼうのサンタクロースのお話
ttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16612813

この二つの話の後日談を、おまけ話として投稿です。
サンタ姿でのケーキ店のバイトの日、一人残って頑張っていた彼女は、とても我慢していました。
薫ちゃんが戻ってくると、彼女は安らぎの場所を目指し、走ります。
0325G2021/12/25(土) 06:01:47.69ID:wH3qAis2
おまけ 夏原美里、クリスマス前の災難



「……ん? あ、やっと戻ってきた! 何してたの薫、こんなに長く!」
「ご…ごめん。夏原さん、おまたせ……遅くなって本当にごめんね……」
「遅い! おそいおそい、おそい! も〜… 何してたのよ!」
 

 真っ赤なサンタ姿の薫は、戻ると彼女に謝った。
 ずっと一人でこの持ち場を守っていた、友人の夏原に、である。
 宣伝用の看板を十字架のように抱え、肩を落とし……薫は疲れ切った足取りでここへ帰ってきた。
 白い袋はもう持っていない。
 調子が悪いからと、ケーキ店のアルバイトを抜け出してから、だいたい40分。
 当然、夏原は怒っていた。

「私ひとりでどれだけ苦労したか……!」
「迷惑かけちゃってホントにごめん。……いやもう、すごいお腹が調子悪くって……」
「…それ! 私の台詞……! はい、なら交代ね! これ持ってね! 薫の番だよ! …あ、あああ、もうヤバいかも……」
「え? あ、うん。えーと?」

 薫と全く同じ、赤いサンタ姿の彼女。
 様子がおかしかった。
 赤いスカートの下、腰と両脚をもじもじと、細かく動いている。
 今は周りに客が少ないタイミングだったため、二人のサンタが言い争うような姿を見る者はいないが……
 服だけでなく、顔も少し赤くなっていた。
 
0326G2021/12/25(土) 06:02:35.42ID:wH3qAis2
 
「ううっ…! じゃ! あとよろしく!」
「夏原さん……? あ〜… そうか…本当に悪いことしちゃったな…」

 夏原は、それだけ言い残すとダッシュでその場を後にした。
 クリスマスソングの流れる、コンコースのただ中だ。
 その場には、看板二つと、予約客のためのメモを取るボードを抱えた薫が残された。
 ……流石に、彼女も察した。

(この恰好、寒いし……。トイレに行きたくもなるよね……私じゃなくても。ごめん……)

 ついさっきまで自分のことで手いっぱいで、残って頑張る友人を気遣うことも無かった。
 反省しきりだ。
 いろいろ不可抗力もあったとはいえ、悪いことをしてしまった。
 ならせめて、今度は私が二人分バイトを頑張ろう。
 おなかもすっきりしたし。
 薫はそう思い直し、接客用の笑顔を作って、改めて通りかかる客に声をかけ始める。

 ……だが、彼女のしでかした「悪いこと」というのは、これからが正に本番だったのだ。
 


「はっ、はっ、はぁっ……!」

 はやく、早く……!
 早くトイレに行かなきゃ……!
 その一心ではやる胸に、赤い眼鏡も揺れる。
 クリスマスソングが流れる賑やかなショッピングモールの中を、サンタのお姉さんが走っていた。
 
0327G2021/12/25(土) 06:03:41.54ID:wH3qAis2
 
 ぐぎゅ、ぐ……
 
(ああ、もう! あんまり余裕ないかも…! おなかヤバい……!!)

 肛門に圧力を感じる。
 サンタ服の下で、彼女の下腹部は異音を発し始めていた。
 買い物中の客の横をすり抜け、注意しながら、夏原はモールの通路を一目散に駆ける。
 従業員用のトイレがある、バックヤード目指してだ。
 もちろん大人も子供も、客はみんな走るサンタに注目してくるが、気にしている場合ではない。
 早くしないと……

(おしっこもヤバいし、おなか…うんちも……! うう…! 薫を待つんじゃなかった!) 

 だんだん夏原の息も上がってくる。
 セミロングの黒髪と赤のスカートを揺らして走る姿は、かなり必死の様子だった。
 膀胱と大腸、二つのおなかの痛みに苦悶する。
 今すぐおしっこがしたい。
 うんちも……!
 女の子の危機である。

(これ…因果応報ってやつなの? あの下剤の……)

 バイト中にトイレに行きたくなってから、我慢に我慢を重ねて、それでもお客様の前ではしっかり笑顔をキープ。
 薫がお腹を下しやすい体質というのは聞いていたし、ちょっと負い目がある。
 走りながら、彼女は少し前の出来事を思い出していた。
 だからある程度は仕方ないと、一人で頑張ったが……。
 これが、おしっこだけならまだ良かった。
 途中から寒さのせいか、お腹まで下り始めてきて、じわじわ事態が悪化していった。
 客にクリスマスケーキの予約特典などの説明をしていても、だんだんと頭の中は茶色いクリームのことで一杯になっていった。
 とにかく出したい。
 トイレに行って、すっきりしたい……!
 我慢開始からもう1時間近くになるのか、排泄欲が臨界を超えようとしている。
 直腸から脳へと、水分多めのうんちが肛門を刺激する苦痛が送られてくる。
 しかし走ったのは、余計よくなかったかもしれない。
 おなかの中が、かき混ぜられる……
0328G2021/12/25(土) 06:04:58.01ID:wH3qAis2
 
 ぐるる…… きゅぅう……


(あああ…! お、おなか痛…! 2日分だもんなぁ…! 出てくれるのは良いんだけどさぁ!)

 一旦走るのを止め、恨めしそうに彼女はお腹をさする。
 やっとバックヤードの出入り口にたどり着いた。
 白服に緑エプロンの食品売場スタッフや、スーツに胸リボンの販売員たちがスイング扉から次々に出入りをしている。
 やっとここまで来れた。
 夏原は、このところ少しばかり便秘気味だった。
 なので言葉の通り、うんちが出てきてくれるのは本当に良いことなのだが、今はかなり悪いタイミングだ。
 ほんの少し立ち止まり、息を整えた。
 そして、扉の向こうから急にだれか出てこないか、きちんと確認してからバックヤードに入った。
 華やかなクリスマス飾りの施された店内から一転、扉の向こうは薄暗い。
 ただの倉庫のような雰囲気で、バックヤードは素っ気ない薄茶色のボードが貼られた壁が続く。

「あとちょっと…… よし」

 扉の奥は、そこら中に予備の商品の段ボールやカートが並んでいる。
 通路にはみ出し、かなり窮屈だ。
 雑然としていて、しかも大勢の従業員が忙しそうに、商品補充や入れ替えの作業に追われている。
 当然、ここを走るのは禁止されている。
 正直もどかしいが、夏原は人や物をよけて慎重に進む。
 もうそこにトイレの矢印は見えているのだ。
0329G2021/12/25(土) 06:06:12.15ID:wH3qAis2
 
 
「B7とB8、それからB9。18時で現商品一旦下げるから。吉田さん以下、4人準備ね」

「エリアマネージャー今いないの? 田塚店の応援の人、探してるんだけどー?」

「日配冷蔵庫の調子、今日もおかしいの? インターメンテナンスの担当の人、すぐ呼んで!」

「ちょっとサンタさん、どこのスタッフか知らないけど、もっと機敏に! 邪魔になってるよ」
「は、はい! すみません! あ、あっ…」

 相変わらずここはうるさいな…と思いつつ、ゆっくり歩いていたら後ろから注意されてしまった。
 すぐに、後ろからカートを押した中年女性のスタッフが追い抜いていく。
 夏原は、身体をびくっと反応させながら返事をする。 
 ……危なかった。
 びっくりして、ちょっと漏れるところだった。

(あ〜… もう、ここって苦手……)

 商品がどさっと雑然と、働く人たちの声はうるさく……華やかな店の表とは対照的。アリの巣の中のようだと思った。
 走ってはいけないが、のろのろ歩くのも見咎められる。
 なんで私がこんな目に……と思いつつ彼女はそれでもトイレを目指すのだった。
 痛みを増していくお腹を抱え、眉をしかめながら……
 そしてやっと、トイレの扉の前にたどり着く。

(ここって狭いし、ちょっと汚いし…あんまり使いたくないんだけど。でも間に合って良かった)

 夏原は、ほっと大きく息をつく。
 ぱんぱんになった膀胱と直腸と、メーターは二つとも満タンを通り越し、針が振り切れそうになっている。
 でもこれで何とか……

「あっと、危ない。…ごめんなさいね。どうぞ」
「えっ? あ、いえ、そちらがお先に……どうぞ」
 
0330G2021/12/25(土) 06:10:21.08ID:wH3qAis2
 
 扉のノブに手を掛けようとしたら、横から同時に手を伸ばした女性がいた。
 驚いて手を引っ込め、夏原は彼女に先を譲る。
 ぜんぜん余裕もないのに、つい譲ってしまった。
 ……相手はスーツを着た、モールの正社員の女性だったのだ。
 バイトの自分とは立場が違い過ぎる。

「そう。ごめんね」

 女性はそう言って先に扉を開け、入っていった。
 まぁ、たった数秒、早いか遅いかのことだし……と思った夏原は、激しく後悔することになる。
 従業員トイレはあちこちにある代わりに、ブースの数が少ない。
 ここの女性トイレは洋式ブースが二つだけ。
 一つは今の女性が入った。
 ……もう一つは、「故障中」と、手書きの張り紙がしてあったのだ。

(うそ。ああ…… もう、仕方ない! 諦めろ、夏原みさと! もう一回頑張れ!)

 しばし茫然とする。
 それでもお尻はゆるめないし、絶望するにはまだ早い。
 脳内で自分自身に檄を飛ばして、トイレの出口をにらむ。

 なら次、向こうのトイレに行くだけ!
 それにここ、なんかヤケに臭うし! イヤだし! まだ我慢できるし!

 危機の時には決断力こそがものを言う。
 夏原はこぶしを握り締め、見切りを付けてトイレを出た。どうせ近くにもう一つトイレはあるのだ。
 言葉の通り、ここは異様に臭いがキツく、長居したくないのもあるし……故障とあったが、詰まって流せなくなったのだろうか?
 間に合うなら別のところがいい。
0331G2021/12/25(土) 06:13:36.23ID:wH3qAis2
  
 
 ぐぎゅぎゅ… ぎゅるるる……


「う、ううう……」

 しかし我慢にも限度がある。
 歯の根が震え、歩くのがつらくなってきた。
 強がり、やせ我慢、高楊枝……。膀胱も肛門もかなり限界なのを堪えて、また歩く。
 まわりの騒々しさもストレスだ。
 人にぶつかられそうになり、漏らしそうになり、涙目になりかけ、とにかく第二のトイレへ。
 サンタの苦難の道のりが続く。
 これしか道はない。
 ない…はずだった。

(うそ、でしょう……)

 そして夏原は、そう離れていない、もう一つのトイレに辿り着いた。
 サンタ服も赤いが、彼女の顔もさっきより赤くなっていた。
 まだ小も大も、一滴も漏らしていない。
 …だが。

「使用禁止」

 の手書き文字が、また彼女を歓迎する。
 ここも、女子のブースは二つ。
 そしてその一つは使用中だった。
 またしても……。
0332G2021/12/25(土) 06:18:11.29ID:wH3qAis2
 
(待つ? どうする…… けど… く、くっさ…… ここも何で、こんな臭うの……?)

 不運の連続に、神様を呪いたくなる彼女だった。
 しかしモールの客用トイレはきれいで明るく、全然匂いもないが、こっちとの落差は一体何なのだろう。
 やけに、こう……うんちの臭いが漂う。
 ちゃんと喚起しているのか?
 これも便器の故障のせいだろうか?
 とにかくもう、歩きたくない。歩けば歩いただけ、お腹の痛みが増す。
 もし搬入のカートにでもぶつかられたら、たぶん衝撃で漏らしてしまう。
 なら、もうここで待とうと彼女は決めた。
 じっとこの、タイル張りの床の上で……別の形の忍耐が始まる。
 しかし、待つと決めたは良いものの、使用中の中の人は、全然出てきてくれないのだった。
 無情にも時間だけが過ぎる。

(あ、あああ、もう…… もう……! も…漏れ……!)

 サンタ服のまま、苦し気に足踏み。
 息も荒かった。
 従業員トイレの中は暖房が届かず、寒い。
 寒さがおなかの痛みに響く。
 おしっこも、待てば待つだけ更に溜まっていく。やせ我慢にだって限度がある……。
 その苦悶が溶け込んだ彼女の白い息が、見ていて痛々しかった。
 夏原はうつむいて両手をおなかにあてた。
 大きく吐く息に、赤い眼鏡も曇る。
 
 ぎゅ、ぎゅうぅ…! くきゅうぅぅ…!

 異音もますます激しくなっていた。 
 下腹部の痛みと苦しみと、もうこの床にぶちまけてしまいたい、と思うくらいの排泄欲とが彼女を苛む。
 あと一体……何分、いや、何秒がまんできるだろう。
 漏らすまで、残り時間はどのくらい……
 だったら、いっそ。
0333G2021/12/25(土) 06:21:06.23ID:wH3qAis2
 
(ならもう、こっち! 仕方ない!)

 夏原は、使用禁止と書かれた方のブースの扉に手をかけた。
 もうこっちを使うしかないと思った。
 カギが掛けられないとか、水が流れないとか、誰かのしたうんちが詰まってそのままとか……それでもいい。
 とにかく便器に座れたらいい!
 故障してたって、緊急避難で一回分のうんちとおしっこを受け止めることくらい、出来るはず…………


「う!?」


 喉の奥から、その一声だけが出た。
 衝撃で、それしか出なかった。
 そして2秒か3秒、思考が止まる。
 故障中の個室の扉をあけた、そこにあったのは……白い洋便器を埋め尽くし、盛り上がり、そびえたつ大便であった。
 洋式の便座から、高さ15センチくらいはあるだろうか。
 これは一体何の冗談なのか……脳が理解を拒む。それほどのインパクトと存在感だった。

 便器いっぱいどころか、山みたいになったうんこ? 
 これじゃ座れない。ここに、これの上にうんちなんか……おしっこだって、だらだら零れていっちゃう……
 ここ使えない? やだ、もう、だってここしか……?
 どうしよう。
 こんなことありえないでしょ…… いったい、こんなの、誰が……?

 あまりの事態に、脳も身体も弛む。
 そこまでだった。
0334G2021/12/25(土) 06:27:20.38ID:wH3qAis2
 
 
 ぴ、ぴちゃちゃ……
  ぷ…ぷびゅっ にちゅちゅ……


(……え。あ…あっ! だ、駄目、だめっ!! やだ…やだぁっ……!!)


 終焉を告げる音がトイレの中に響く。
 夏原はもう一回力を入れ直そうとするが、無駄だった。
 サンタ服のスカートの中に手を突っ込み、前から後ろから押さえようとするが、それも無駄だった。
 この世のものとは思えない、超巨大うんこ……まったく理解できないが、理解するも何も、なかった。
 最後の希望がついえた、それだけのことだった。
 脳よりも先に、身体が絶望し、諦めてしまったのだ。


 びしゅしゅ…びちゃっ! びちゃちゃっ!
 
  もぼりゅっ… もりゅりゅりゅっ! ぶちゅちゅちゅ……



「あ、あ、あああ… ああああ……」

 絶叫ではない、ほんの小さな、絶望が形になった弱々しい声が漏れ出てくる。
 限界を超えていた彼女の身体に、その山盛りうんこが与えたショックは大きすぎた。
 尿道も肛門も、さっきまでの奮闘が嘘のように緩み切って、汚物を排出し続けている。
 液体と固形物と、二つの崩壊の音が響く。
0335G2021/12/25(土) 06:28:18.90ID:wH3qAis2
 
(あ、ああ、うんちが……! おしっこも…! 出ないで、お願い、出ないでぇ……!!)

 もう体が言うことを聞いてくれなかった。
 どんどん、どんどん……彼女の下着が汚物で溢れ、汚れていく。
 変色し、盛り上がり、その感触がさらなる絶望を呼ぶ。
 大も小も同時、ピンク色の、かわいらしかったショーツがほんの数秒で見る影もない。
 脚の力が抜けて、その場にへたり込む。
 その彼女の前、山のような禍々しい便塊が、あざ笑うかのように洋便器に鎮座していた。

(お、終わった……)

 天井の白い照明を仰ぎ見る。
 そんな彼女をあざ笑うかのように、山盛りの大便が個室の中央に鎮座する。
 絶望を通り越し、空白に突入してしまった彼女の精神と身体は、我慢しろという脳の命令をキャンセルしてしまう。
 もうあとは、全てをしぼり尽くすまで止まらない。
 小学生のころ以来の、失禁……それも小さい方と大きい方、同時。
 彼女の中でガラガラと、何かが崩れていく音がするのだった。

 
 にちゅ、にちゅちゅちゅ…… もりゅりゅ……


 もちろん脱糞音も止まらない。
 隣の人も聞いている筈だが、異変に気付いているだろうか。
 彼女の肛門の肉を押しのけ、二日分の大便が、ねとっとした水分をまとって次々に下着の中に溜まっていく。
 逆におしっこの方は、こちらもショーツの布をものともしない勢いで床にはね、飛沫を飛ばす。
 灰色のタイルの床に、黄色い水たまりを広げていく……
0336G2021/12/25(土) 06:30:45.56ID:wH3qAis2
 
「う、ううう……ううん……! んっ……!」

 漏れ出る声を極力我慢するが、脱糞の刺激にどうしても口が開く。
 隣には人がいる。今更だが、個室の扉を閉めた。
 この巨大うんこと個室で二人きりは絶対イヤだが仕方ない。

(ああもう、おしっこも全然止まらない……)

 あれだけ我慢していたのだ、迸るおしっこもなかなか全部出きらない。
 バイトで支給されたサンタ服、せめてこれだけはとスカートをまくり上げたが、タイツはもうだめだ。
 洋便器の前で、かがんだ和式のスタイルになって、下着をはいたまま放尿を続けるしか無かった。
 ショーツを下げたら……どっさりのうんちが落ちる。
 女子としては結構な大食いに入る彼女、二日分でもうんこの量はかなりになる。
 このままではショーツの中で収まらず、どんどん膨らんでいって出来た隙間から、ぼたぼたと床にこぼれるかもしれない。
 せめてそうなる前に出尽くして欲しいと思った。

(最悪…さいあくだ。私、がまんできなかったよ……)

 絶望……。女の子として最悪。この歳になって、うんちとおしっこ同時お漏らし。それも、こんな異様なうんこの山を見ながらだ。
 おなかの方は、腹が立つくらいすっきりしたけれど……。
 情けなさに、涙があふれてくるのだった。
 そのこぼれた涙の透明ささえ、床の黄色い水たまりに落ちては消えてしまうしかない。
 全てはもう、無力だった。

 ……結局その後、彼女が薫の所に戻るまでには、1時間以上かかった。
 気持ちを立て直し、ショーツの中の大便を捨て。
 奥にある掃除用の流しで、冷たい水を我慢してそのショーツを洗い。
 おしっこの水たまりをモップで掃除し。
 薫のせいでこんな…と思いつつ。
 やっぱり薫に下剤を飲ませたバチがあたったのかなぁ…と溜息もついて、それでも夏原は、絶望からは立ち上がった。
0337G2021/12/25(土) 06:33:29.35ID:wH3qAis2
 
 
 
「お、おかえり……。大丈夫? 夏原さん」
「……ちょっとね、色々あったわ。……あのね、薫」
「なに?」
「あと一回、なにか奢るって約束してたけどね? それ、もう無しでお願い」
「急にどうしたの?」
「きっとバチがあたったのね。薫と同じような目に遭ったからさ…今。だからもう貸し借りなしで。まさか二ヶ所もトイレ故障中なんてね……」
「えっ」

 薫は全てを察した。
 そして肩を落とす。それは自分のせいで、そしてそれが原因で、彼女は……。何も言えなかった。

「……本当にごめん。そしたらさ、今度は私が何か奢るよ。前話してた、夏原さん気になってるお店。あそことか」
「いいの? ……じゃあまた、一緒に行こうか……」

 そのくらいしか、今の薫にはできなかった。
 そしてトイレで何があったか、細かいことは二人とも言わない。
 ……言えない。
 それでも同じ大学に通う、気の合う一回生の二人、仲が壊れることは無かった。
 バイトが終わると元の服に着替え、今日はどこでご飯を食べるかで真剣に意見を交わす。
 食事に行けば、食べながら教授や先輩、同期への愚痴を言い合ったりする。
 違う学部だと、お互い聞くこと全て新鮮だ。
 二人とも、そんな何でもない時間が好きだった。何も変わることは無い。

 ……ただ。
 その後、夏原はごくたまに、あの超巨大うんこの悪夢を見るようになった。
 そのくらい、彼女にあのとき刻まれた絶望は深く、大きかった。
 
 
 
  
 
0338G2021/12/25(土) 06:37:43.19ID:wH3qAis2
 
以上です。

間に合って、やっとうんちできると扉を明けたら、洋便器の上に超巨大うんこ。
白色彗星帝国のテーマが良く似合います。
旧作、波動砲でガスをはぎ取られ、都市帝国が姿を現した時の。

クリスマスの投下となったのはたまたまですが、これからもこっちに投下は続けます。
ノクターンは旧設定のままなので、これは投稿しないと思います
pixivに投稿するときは、少し文章を見直すかもしれません。

それにしても、一年かかって薫ちゃんの話の続き……居酒屋に行くっていってたあれを完成できていません
なんとか、こつこつとやっていきます。
ではまた。
0339名無しさん@ピンキー2021/12/25(土) 14:41:20.93ID:ApvqPqTU
お疲れ様です。
薫ちゃんの友達の夏原さんは普通の人よりも比較的たくさん出す方だったんですね
(薫ちゃんレベルではないにしても)
結果的にお互い全く意図しない形でお互いの行動が影響していて、
中々奇妙な友情関係だなと思いました
友達の夏原さんの設定が掘り下げられていたのもよかったです。
03403222021/12/25(土) 17:52:03.90ID:wdYjJZVR
クリぼっちには嬉しいクリスマスプレゼントでした。
薫ちゃん、あのゴミ袋排便の前に、2箇所も洋式便器を使用不能にしてしまっていたとは…恐るべし。
バックヤード特有の暗い照明のトイレとか、使用禁止のドアを開けて山盛りうんちを目撃してしまった夏原さんの衝撃とか、山盛りうんちの威圧感と臭いを常に感じながらの後始末とか、この倒錯した描写がたまらないです。

あと勝手なイメージだけど、夏原さんは肉食系で性欲強そう。
いつか酔った勢いで、巨大うんこ目撃談を薫ちゃんの前で話してほしいなあと思ってしまいました。
0342名無しさん@ピンキー2022/01/19(水) 15:20:00.87ID:9KlcdO2i
巨大「うんち」雪像制作 アーティスト逮捕 ロシア
2022年1月18日 18:20
https://www.afpbb.com/articles/-/3385747

【1月18日 AFP】ロシア・サンクトペテルブルク(St. Petersburg)にある戦没者慰霊碑近くに「うんち」の巨大雪像を制作したとして、モスクワ在住のアーティストが逮捕された。警察などが明らかにした。
フォンタンカは、ボルコフ容疑者が先週、1917年のロシア革命の犠牲者が埋葬されている「マルスの広場(Field of Mars)」に、全長約5メートルの雪像を制作したと報じた。像は茶色、周辺の雪は黄色に塗られていた。
0343名無しさん@ピンキー2022/01/20(木) 23:04:50.39ID:v4Yr4lkN
雪像でも逮捕なら、本物の巨大便なんて出しちゃったら完全にアウトだな
0344G2022/02/03(木) 01:18:48.30ID:8JSzAxd1
興味深いニュースだったのでロシアのエーナちゃんの話を何か書きます
例によって完成予定は見通せませんけれども…

あと今更の書き込みですが
夏原さんは今後も時々登場します、たぶん
0347G2022/02/10(木) 22:02:32.97ID:hfTSB1rU
今回の話では実用性は低いと思いますが
バレンタインまでにと突貫で一つ書いています
睡眠足りてませんけれども

薫ちゃんのクリスマスの話の、直接の続き…の、前振りのようなもの
0349G2022/02/12(土) 22:04:59.05ID:xvJMVDJH
>>348
一応完成、おそらく期待されている内容とは違うでしょうが
前段階として、体質のせいで内向きな薫ちゃんの気持ちが段々前向きに進展する話
チョコではないけどバレンタイン向けなやつで

14日は時間がなく、明日前倒しで投下する予定でいます
0351G2022/02/13(日) 21:34:47.97ID:OCe620x6
 今から投下

 一体何年かけて話が進むんだという遅さで申し訳ないですが… 
 ヒュージな彼女、このクリスマスの話、直接の続きです。
 ttps://novel18.syosetu.com/n1056eh/11/
0352G2022/02/13(日) 21:35:58.00ID:OCe620x6
 
 
超シンプル! 初心者でも手軽に焼けるお店みたいなクッキー

材料:
無塩バター  45g
薄力粉   120g
砂糖      45g
卵黄     1個

以上



「小麦粉とか、買っては来たけど……う〜ん。いいのかな……」

 ずらっとキッチンに並んだ、クッキーの材料。
 それを前にして、つい独り言が出てしまいました。

 今日は土曜日です。
 大学はお休み。
 少し事情があって、今日は下宿でクッキーを作ります。
 「ある人」へ渡す予定の、お詫びの品……の、試作品です。
 半月ほど前のクリスマスの夜に、すごい迷惑をかけてしまった、その人に。
 あれを思い出すと、すごく情けない、恥ずかしい気持ちになりますが……。
 スーの助言で意を決し、今日はその道具と材料を買ってきました。

(調理実習のとき以来か。不安だなぁ……)

 学校以外で、お菓子を作るなんて初めてです。
 もうすっかり住み慣れた下宿の、いつもの小さなキッチン。なのに、とても緊張します。
 人に食べてもらうものを作るから、でしょうか……。
 でも、悩んでもしょうがないです。やってみましょう。
 まず髪の毛をくくります。
 家用の、汚れてもいいトレーナーの上に、エプロンをつけます。
0353G2022/02/13(日) 21:36:35.69ID:OCe620x6
「……う。やばい」

 エプロンの上から、お腹をさすります。
 緊張のせいでしょうか、急にトイレに行きたくなってしまいました。
 いきなり躓きます。
 今は正月休みの終わった一月……部屋はエアコンで暖かいけど、外は真冬の寒さ。
 さっきの買い物で、お腹がちょっと冷えたかもしれません。
 お風呂と一体のトイレに行きます。

「ん、んんんんん……! はあぁ……」


 むちゅりゅりゅ… ぶりゅりゅっ! ばちゃちゃっ!


 うー……。
 やわらかなのを一気に出す、この瞬間は……どうしても身体が震えます。トイレの寒さのせいだけではありません。
 これで、今日3回目。
 今はあんまり溜まってないし、そもそも出る量が減ったし……普通の便器でもどうにか流せるレベルです。
 とにかく、トイレに駆け込んで、すっきりしました。
 これでしばらく大丈夫なはず。

「あ〜… いきなりだよ……。じゃ、気を取り直して……!」

 トイレから戻ってきて、もう一回エプロンを付けます。
 入念に手を洗います。
 レシピを表示させたスマホは、キッチンの横に用意した、折り畳みの小さなテーブルに。
 道具もそっちに並べてあります。
 一人暮らしの、学生向け物件のキッチンですから、とても狭いです。
 ちょっとでも広く使うための工夫です。
 では…… 
0354G2022/02/13(日) 21:37:18.04ID:OCe620x6
作り方1:
まず、常温に戻したバターを


「またつまずいた…… 先にやっとくんだった」

 冷蔵庫から出したばっかりで、バターは冷たいです。
 とりあえず包丁で塊から切り出し、45グラムを量って皿に出します。
 仕方がないので10秒だけ電子レンジに掛けます。
 少しとろけました。

 ――戻したバターをボウルに入れ、クリーム状になるまでかき混ぜる。

 これでいいのかな……。
 大きなスプーンで押しつぶしながら、どろどろになるようにかき混ぜていきます。
 かしゃかしゃ……
 次に泡だて器で、音をたてて…段々とバターが、マヨネーズみたいになってきました。


2:
砂糖を加えて、均一に、白っぽくなるまで混ぜる。


 計量器の皿の上へ、砂糖を45グラム。
 袋からスプーンで取り出し、量りながら載せていきます。
 でも、45グラムって……こんなに? こんなにいっぱい?
 こんもりと……小さな山になりました。
 なんというか、盛り塩みたい。
 すごく暴力的な量です。
 こんなに砂糖、たくさん入れていいんでしょうか。
 でも書いてあるので、その通り、ボウルに放り込みました。
 そしてマヨネーズみたいになったバターと、また混ぜていきます。
0355G2022/02/13(日) 21:38:13.77ID:OCe620x6
「バターもこれ、相当だよね…… 太る訳だ」

 かき混ぜると、しゃりしゃりと音がします。
 黄色かったバターが丸いボウルの中で、白くなってきました。
 自分でやってみると、普段のよく食べているお菓子がどれだけカロリー爆弾なのか、よくわかります。
 でも今は、それを気にしている時ではありません。
 次に行きます。


3:
卵黄を加え、混ぜる。


「エッグセパレーターも買っとくんだったな……」

 卵を一個、お椀に割ると、そこからカレー用のスプーンで卵黄だけ慎重にすくい上げます。
 一旦小皿に移し、からざも取ります。
 不安でしたが何とか割らずにできました。
 それを、バターのボウルに落とし、また混ぜていきます。
 バターが黄色く染まっていきます。
 調子が出てきました。
 次々行きます。
0356名無しさん@ピンキー2022/02/13(日) 21:38:48.22ID:OCe620x6
 
4:
薄力粉を入れる。ヘラでサクサクとまた混ぜる。


「サクサク? って、どういう……? まぁいいか」

 良く分かりませんが、とにかく混ぜないと。
 ……そう言えば料理用のヘラもありません。
 もう一回スプーンで。
 計量器にのせた、別のボウルに薄力粉をどさっと……袋から細かい粉が飛んで、エプロンが白くなってしまいました。
 それにしても混ぜてばっかりです。
 小麦粉を投入すると、一気に手ごたえが硬くなって……混ぜるにもボウルを押さえるにも、けっこう力が要ります。
 手が疲れてきました。

(なら、これで……いいか。すりこぎみたいなもんだし……)

 パティシエの仕事に男の人が多い理由も分かります。
 スプーンでは効率が悪いので、生地を伸ばす用に買ってきた、太い麺棒を使うことにしました。
 階段とかの手摺くらいの太さがある、30センチの木の棒です。
 餅つきみたいに、がしがし突いて塊を潰し、こね、どんどん混ぜていきます。

(ちょっと手が痛…… ついでに、ああ、またか……もう)


 くきゅ…きゅるるる……

 キッチンにあの音が響きました。
 10分も経っていないのに。
 普通の女の子みたいに、お菓子作りなんて……慣れないことをしているせいでしょうか。
 やっぱり緊張のせいでしょうか。
 肝心な時に、またトイレに行きたくなってしまいました。
 もちろんまた、大きい方です……。
 
0357G2022/02/13(日) 21:39:25.39ID:OCe620x6
「でも今は、がまん……」

 唇にぎゅっと力が入ります。
 もちろんお尻にも。
 今はお菓子を作っている最中です。せめて、混ぜる工程だけはしっかり終わらせたい。
 トイレは我慢して……まだまだ混ぜます。
 我慢することには慣れています。
 ちょっとくらいの便意は、気にせず……ぎゅっ、ぎゅっ、と……
 クッキー型と一緒に買ってきた、この太い麺棒、役に立ちます。
 小麦粉がバターを吸い込んで、段々と、今度は粘土みたいになってきました。
 かたまりを潰しながら、練るように混ぜて混ぜて……でも本当に、これでうまく行っているんでしょうか?
 初めてなのでさっぱり分かりません。

(やっぱり夏原さんに助っ人、来てもらうべきだったかな……? スーはお菓子苦手って言うし……)

 友達の夏原さんは彼氏に時々、お菓子作ってるらしいです。
 スーは中華料理完璧ですが、洋菓子となると、全然作ったこと無いって言ってました。
 ……それに、お菓子作るのを手伝ってとかスーに話したら、今度は何を言われるか分かりません。冷やかされるってことは無いでしょうが……。
 この前の学食での時みたいに。 
 これは自分が、独力でやらないといけません。
 調べた中で一番シンプルな、簡単そうなこのレシピで……。


 ぐいぐい…… ぎゅっ、ぎゅっ…… ぐっ、ぐっ……

 ぐぎゅるるるる……!  


「んっ、ふっ…! ふうぅ……!」

 おなかの音、急に大きくなってきました。
 ボウルを押える左手、麺棒を持つ右手……ちょっと震えます。
 脚も、腰も……どうしても下半身が…もじもじしてしまいます。生地をこねるのに身体でリズムを取っている訳ではありません。
0358G2022/02/13(日) 21:40:09.07ID:OCe620x6
 ……うんちしたい。ついさっき出したばかりなのに。
 でもせめて、大事な今は……!
 トイレに行きたい気持ちを堪えて、ひたすらクッキー生地を混ぜます。
 意地で生地を仕上げに掛かります。

 それにしても、お菓子作りといったらアニメとか漫画とかCMとか、イメージ図でよく出てくる、チョコとかホイップクリームを「絞り出す」あれ。
 クッキーはそれが無くて良かったです。
 もしもやっていたら多分、どうしても頭に、私の、あれのイメージが……

「あ、あああ…! も… もうだめだこれ……! やっぱり一回止めないと……!!」


 ごろごろ…ぎゅるるる… きゅ……

 とりあえず、ここまで混ぜれば多分大丈夫、という所まで来ました。
 が、便意を感じて数分しか経ってないのに、事態は深刻でした。
 同じような音ですが明らかに、さっきより良くない響きに変わってきました。
 もちろん、お腹に感じる痛みも。
 これはやばい……!
 麺棒をおいて、白い粉とバターまみれの手を一旦洗って…ばたばたと、またトイレに駆け込みます。
 うかつでした。
 ショーツの奥で、もう肛門が開きかけています。
 ぐっと力を入れても、大きなうんちの塊が出かかって……!
 やっぱり慣れないことをしながら、いつもの大量うんちを我慢するのは無理でした。
 
「あ、あああああ…… お菓子作りながら…こんなの駄目なのに…… あ……!」
0359G2022/02/13(日) 21:40:55.43ID:OCe620x6
 ばちゃっ! ぶちゅちゅ… どぼぼぼ……!


 便座に座って1秒経たないうちに、滝です。
 がまんから便意を解放した瞬間、頭がくらっとしてしまいました。
 まだ午前中ですが、朝から何度も出しているので、すごくやわらかいうんちでした。
 変な我慢の仕方をしたせいか、下半身に来る刺激がいつもよりすごくて……また体が震えます。
 便器の底に落ちて、跳ねた水がお尻に掛かって冷たいです。
 また洋便器に茶色のうんちが一杯に溜まっていきます。
 そして、ギリギリアウトでした。
 スキニーと一緒にがばっと降ろしたピンクのショーツ、見るとお尻の所がちょっと茶色です。
 汚しちゃった。履き替えなきゃ……ため息が出てしまいます。

(下着はやっちゃったけど、でも今回も、何とか流れた……)

 少ないと言っても、多分普通の女の子の……えーと……何回分なのかな?
 終わって立ち上がると、洋便器のなか、どっさり存在感を放つ私のうんち。
 レバーをひねると、当然水が流れるんですが……。
 これは無理かな? という感じの、便器からあふれそうな雰囲気のあと、すーっと水位が下がって、便器に飲み込まれていきます。
 いつもなら、部屋で大量に出すときはバケツが便器なんですが、今日は普通にトイレです。
 今はお菓子を作っています。
 流石に、部屋の中でうんちをするわけにはいきません……。
 それに最近あんまり食べてないせいか、出てくる量がおとなしめになりました。
 どうも何か、食欲があんまり……。変です。
 でも普通の女の子みたいに、トイレで出来るのはちょっと嬉しいです。
0360G2022/02/13(日) 21:41:30.64ID:OCe620x6
5:
生地を薄く延ばす。


(クッキー作るのって、多分こんな疲れないよね……本当は)

 短い時間に連続で出すと、お尻が熱いです。これで全部出たかな? 
 再びキッチンに立ちます。
 生地を作るのもですが、うんちで疲れました。
 とにかく下着を替えて、クッキー作り再開。
 ここで、麺棒の本領発揮です。
 それにしてもこの棒、初めて使いますが……私のいつものアレと、どっちが太いかな。
 ……駄目です。
 麺棒を握ってそんなことを考えてはいけません。

(まな板に薄力粉をちょっと…… で、ぐにぐに潰して、棒でごろごろ……)

 ボウルでこねていたクッキー生地は、確かにクッキーの生地らしくなってくれました。
 両手で丸めて、黄色い粘土のようになったそれを、今度はまな板の上に。
 棒をころがし、竪に横に……薄く延ばしていくと、ついにクッキーを作っている感じが出てきました。
 工作の粘土みたい。
 粘土より、むしろ私の……?
 この感触だと、硬い先頭からちょっとだけ奥に行ったあたりのやつ…みた…… だからそんなことを考えてはいけません。
 やむを得ない時、ビニル手袋付けて、手でうんちを片づけることもあるのですが、今そんなことを考えては……

「ちょっと休憩。変なこと考えながら、クッキー作っちゃいけないよ……」

 時計を見ると、開始からもう一時間近く経ってます。
 ひとまず、大事な部分は越えたと思います。手を洗って、粉が少し飛んだスマホも拭いて、ベッドへ。
 どさっと倒れ込むように寝転がりました。
0361G2022/02/13(日) 21:42:01.14ID:OCe620x6
「ふぅ……」

 瞳を閉じて、気持ちを落ち着けます。
 クリスマスに突然あんな恰好で押しかけ、すごい迷惑をかけた、あの人に謝りに行く。
 そのために何かお詫びの品を用意する。
 スーに言われたからではないですが、行くと決めました。そして自分でも出来そうなもので、クッキーを選びました。
 うまくいったら、改めて作って、他の誰もいない日曜日に……。


 ぐぎゅぎゅぎゅ……


「あー、もう! 鬱陶しい! いい加減にしてよ!」

 むくっと起きて、おなかに向かって叫びました。
 これで何回目の便意でしょうか?
 またトイレに行って、うんちをしてこなきゃ……。
 たぶんまた、流しきれるかギリギリくらいの量です。
 一回の量が少ない代わりに、今日は本当に頻繁に出ます。
 これは何でしょうか?
 邪魔してるのでしょうか?
 おなかに文句を言っても、つねっても仕方が無いのですが……。
 でもどんなに邪魔されても、やりきらなければ。
 
(私が何か、頑張ろうとすると大体こうなるよね…… 私の人生って何? うんちするためにあるの?)

 ため息をつきながらトイレに行きました。
 また同じようにうんちをして、お尻を拭き、水を流し……。
 本当に何でしょう。
 まるでこれも、お菓子作りの工程の一つみたいになってしまいました。
 
0362G2022/02/13(日) 21:42:48.71ID:OCe620x6
6:
好きな型で抜きます。

 
 今度こそ最後までやり抜きます。
 これぞクッキー作り。って感じの工程にやっとたどり着きました。
 ハート、星、花、くま、うさぎさん……金属の型に出番が来ました。
 ちゃんと一回洗剤で洗ってあります。
 ぐっ、ぐっと。
 手際よく型で抜いて、大皿に移していきます。
 抜いたあとの、穴だらけの生地はもう一回こねて丸めて、また伸ばし……再び型を抜きます。
 それを3回やって、全部で25個できました。
 ここまで来たら、あともう少しです。


7:
クッキングシートを敷いた鉄板に載せます。
180℃で予熱したオーブンで13分間焼きましょう。


「余熱……? あ、先やっとかないといけないのか……。それにしても、オーブン機能なんて初めて使うなぁ……」

 入学の時に、他の家具やテレビと一緒に買ってもらった電子レンジです。
 今日初めてオーブンとして使います。
 付属のオーブン用の鉄板、邪魔だと思ってましたが処分しないで良かった。
 これが最後の工程です。ここでしくじる訳にはいきません。
 駄目で元々、試作のクッキーのつもりだったのですが、結構苦労してます。うまくいって欲しいです。

「あっ。……とほほ」

 ……と思ってたら、皿から鉄板に移そうとして、いきなりうさぎの耳が折れました。
 本番では気を付けないと。
 そーっと、生のクッキーを一個ずつ、鉄板の上へ。
 危険物を取り扱うように慎重に乗せてる間に、予熱も完了のようです。
 電子レンジにクッキーを乗せた鉄板をセット、13分間、スイッチオン!
 今日の私、本当に頑張ってます。
0363G2022/02/13(日) 21:43:30.26ID:OCe620x6
「やった! これであとは待つだけ! 私やりきった!」

 思わずバンザイしてしまいました。
 人生初、自力クッキーこれで全行程やりきりました! 13分経ったらきっと、おいしいクッキーが出来てるはず!
 今度こそ休憩です。
 もうお昼も近いのでお腹がすいてきましたが……とりあえずもう一回、ベッドで寝たい。
 本当に疲れました。


 ぐううぅ……  
 
 ぎゅ…… くきゅ… くるるる……


「またなの……」

 バンザイの腕が下がってしまいます。
 お腹が私を寝かせてくれません。
 最初のは、胃の方のおなかの虫。そのあとはまた……腸の方からです。

 まず、材料を並べたらうんち。
 材料を混ぜ、こね終わったらうんち。
 できた生地を、薄く延ばしたらうんち。
 オーブンに入れて焼いてる間に、またうんち?

 クッキー作りが一応終わって、ほっとしたから……でしょうか。
 今日は本当に、何回うんち出したらおさまるんでしょう。
 腹が立ってきました。
 でもとにかく、またトイレに入るしかありません。

「あ、あ〜……! もうどうにでもして! んんん……!」
0364G2022/02/13(日) 21:44:16.39ID:OCe620x6
 ぶっ… ぶりゅりゅりゅっ! にちゅちゅっ! べちゃちゃっ!!


 両手をぐっと握って、歯を食いしばって。
 腹立ちまぎれに、便器に腰かけると、私は思い切り踏ん張りました。
 滝と言うより、もう、ロケット?
 また柔らかいのが、すごい勢いで……水が跳ねまくってますが、もうどうでもいいです。
 そして、力いっぱいうんちを気張ると、やっぱりどうしても気持ちいのが、また……腹が立ちます……。

(あ〜…… うんちで疲れる、ほんとに……)

 終わると、がくっと頭が下がります。
 ……その最後のが、一番いっぱい出ました。ほんと、どこに入ってたんでしょう。今さらですが……。
 終わって立ち上がってみると、こんもり、お尻に着くかどうかという高さの山。
 そのいっぱいのうんちから、ほわっと湯気が……。
 これはもう、流すとあふれる量です。
 やっちゃいました。
 あ〜あ。
 仕方なく、柄杓でバケツに一旦小分けにしてから、流しました。
 これも、慣れたものですが。
 私の人生って、本当に…うんちをして、片づける、そのためにあるんでしょうか?
 違うと信じたいですけど。
 けど、やっとトイレが終わって、出てくると……
 甘くて香ばしい、いい匂いがします。

「あっ、すごい! クッキーのいい匂いだこれ! ちゃんとできたんだ……!」

 もう13分が経とうとしていました。
 レンジの前に立つと、どきどきします。
0365G2022/02/13(日) 21:46:59.84ID:OCe620x6
 タイマーが鳴り、そっと扉を開けて見ると、ああ…良かった。
 並べた生地はちゃんときつね色になって、匂いも見た目もOKです。
 しっかりとクッキーが焼き上がっていました。
 できたて熱々のクッキー、邪魔が入っても、自力で作り上げました。
 おいしそうなその香りに感動です。
 取り出して少し冷ますと、さっそく試食。
 ハートのやつを選んで、口に運びます。

「……おいしい。それに、お母さんのクッキーだ…これ……」

 自分で、こんな美味しいクッキーが作れるなんて、驚きです。
 できたてほやほや、幸せを感じるおいしさ。
 そして思い出すのは子どもの頃、時々お母さんが作ってくれたクッキー。
 懐かしい思い出のあの味、同じでした。
 不思議な感じになります。

 これならきっと……

 きっと? 何だろう……。
 今私、何を考えたんでしょうか。
 
 
0366G2022/02/13(日) 21:47:30.08ID:OCe620x6
「変なの。私、あの人を好きなわけでもなんでも無いのに……? なんでこんなこと頑張って、してるんだろうね……」

 クッキーをもう一つ頬張ります。
 なんだか自分で自分が分からなくなってきます。
 ハート型は、何か誤解させちゃうかな、本番では使わないでおこうか、どうしましょうか……。

 でも、このクッキーの懐かしいおいしさは、私に少しの自信をくれました。
 成功です。
 これなら次もきっとうまくいくはず。
 
 麺棒にボウルにまな板に……大量の洗いものは一旦おいて、風が冷たいバルコニーに出ます。
 てすりのすき間から、覗いてみました。
 今日は土曜日、お隣のマンションの建設現場では、大勢の人たちが働いています。
 その中でもあの人は一人、一番長く、日曜も祭日もあそこにいます。
 決めました。
 歩いて2分のあそこに、もう一度行くのは、明日です。
0367G2022/02/13(日) 21:49:05.18ID:OCe620x6
 以上です。
 チョコではありませんが…このクッキーは薫ちゃんのモノのフレーバーを、微粒子レベルで纏っている可能性があります。

 過程を簡単な説明で飛ばして「二人で居酒屋に行ってる話」を書くはずだったんですが、色々無理があったのと、
 その書いていたものが一回消えてしまい意気消沈したのと、様々な要因で続きはこれになりました。

 また、今回の話の前に「どうしていいか分からず悩む薫ちゃんに、スーが背中を押す話」があるんですが、それをあえて抜かしています
 バレンタインに投下する話となったら、チョコでなくともお菓子の話がふさわしいだろうという判断です。
 一回時系列が戻ることになりますが、次回は上記の話を書いていきます。
 
 とにかく時間かかってますが、前に進めます。

 またこの話は、当面ノクターンなどには掲載しません。
 ここを優遇する話もあっていいだろうと思います
 どんなに人が少なくなっても、ここにいるのが自分は落ち着きます
0368名無しさん@ピンキー2022/02/14(月) 18:23:47.74ID:fCCSPeZG
いつも投稿お疲れ様です。
こちらをバレンタインデーに見てちょっと得した気分になれました。
相変わらずの薫ちゃんの排泄風景にプラスして、
乙女な薫ちゃんの奮闘がみれてよかったです。
薫ちゃん成分を受け取ったクッキーが薫ちゃんの想う人に届くといいですね。
0370名無しさん@ピンキー2022/03/04(金) 03:24:52.83ID:vwc9oG9J
アナルの感度が抜群な薫ちゃんがウォシュレット使ったら、快感ですごいことになりそう
0371名無しさん@ピンキー2022/03/31(木) 19:28:49.02ID:sdi+TZ+4
レズもののハードスカおすすめないですか? 過去にあったのだと「南方高校、料理室にて」がお気に入りです
0372名無しさん@ピンキー2022/04/22(金) 01:48:28.81ID:/M9QVWtE
頻尿少女と不能少年っていう小説ご存知の方いらっしゃいませんか……?
0373名無しさん@ピンキー2022/05/05(木) 23:59:58.26ID:Z/K6ZGTV
meltyさんが新作の小説をpixivで上げてますね
活動を再開されるようで嬉しいです
0374G2022/05/08(日) 19:46:31.52ID:8E5cHAiV
 やっつけの簡単なもので本当に恐縮なんですが、GWに何も無しってのはやはり寂しいので
 ちょっと小ネタを投下します

 黄金週間の薫ちゃん
 夏原さん「良さそうなラーメン屋見つけたの。ちょっと遠いけど、行ってみない?」
 薫ちゃん「行く行く!」
 ゼミの同期「今日の飲み会さ、先輩が奢ってくれるって」
 薫ちゃん「え、ほんと? 嬉しい。張り切っちゃうよ私」
 実家の母「今夜は薫が帰ってきたし、良い肉買って、すき焼きにするわ」
 薫ちゃん「やったぁ」
 まもりちゃん「薫帰ってきたんだ。地元のみんなで久しぶりに集まってさ、バーベキューやらない?」
 薫ちゃん「楽しそう! もちろん行くね」
0375G2022/05/08(日) 19:47:46.78ID:8E5cHAiV
 
 そしてあっという間にGW最終日の夜。
 家飲みに誘われて、スーが薫ちゃんの部屋に来た。
 
ス「…もうこんな時間か。日付変わったら連休が終わっちゃうね。すごく早く時間が経ったよ」
薫「ほんとだね〜」
ス「私も留学生仲間と遊びに行ったり、楽しかった」
薫「スーも充実したGWだったみたいね。それにしてもお酒飲みすぎな毎日だったな…お腹が変な感じ」
 
 そのスーは、そこである違和感に気づいた。
 
ス「…ねぇカオル。ひょっとして、そのおなか…しばらくうんちしてない? 大丈夫?」
薫「えっ? あっ… そう言えば…出てない。いつから出てない? とにかく毎日楽しくて…気にしてなかった。やばい。わかんなくなってる…」
 
 
 シンデレラもそう。
 楽しい魔法が解けるのは、深夜零時と相場が決まっている。
 部屋の壁の時計が、頂点を指した、その時。
 
 
薫「う? あっ…こ、これ…お腹が…?」
ス「だ、大丈夫? 何日も溜まっていたの? 危ないんじゃ…」
薫「わたしGWボケしてたみたい。とんでもないのが出そう…やば…いきなり…! あ、あ、あああああ!」
 
 薫は部屋の、トイレ兼用のバスルームに飛び込む。
 バケツは?
 だめ。何個あっても駄目。
 今さら把握した危険度から考えると、バスタブ以外に選択肢は…

「う、うあああっ! い、痛…! く、あ…ああぁっ!」
 
 部屋着のジーンズのショーツを脱ぎ去ってバスタブの縁に。中腰で脱糞開始。
 最初に、ゴツゴツした小さな岩の塊のような便塊が、底に落ちてゴンゴンと音を立てた。山の落石のようだった。
 彼女にしてはとても珍しい、硬い便秘便が大量に。
 
薫「うあぁっ、あー! お尻…熱いぃ…! 止まんない…!」
ス「あ、これは… しばらく駄目なやつ…だね…」
  
   
0376G2022/05/08(日) 19:48:58.62ID:8E5cHAiV
 
 トイレの扉の前で、スーは一人佇む。
 心配や応援の声をかけても多分彼女に届かない。
 山肌の崩れ始めの落石は、本格的な山体崩壊に発展していた。
 いつもと同じ、柔らかな…常識はずれに太い一本糞が薫の肛門から溢れ続ける。
 土石流どころではない。
 何日分なのか本人も忘れてしまった、溜まりに溜まった黄金週間うんこだ。
 タチの悪い、ループ動画のように、延々と…
 
ス「終わったら、一緒に片付けてあげるからね…」
 
スーは仕方なくテーブルに戻って、自分の酒をちびちび呑んで時が経つのを待つ。
ゴールデン充填週間終了と同時に始まった薫の大脱糞は、そう簡単には終わってくれない。深夜25時間を少し回ったころ、トイレの中から呼ぶ声が聞こえた。
 
「ねぇ、スー、助けて……」
「カオルどうしたの? 大丈夫?」
「あのね、うんちバスタブから溢れそうなの…」
「そんなに!?」
 
 脱糞助手として、スーもトイレに入る。
 浴槽になみなみと溜まった薫のうんこを、ひしゃくで隣の洋便器に汲み出し、流し、汲み出し、流し……
 溢れてこないようにひたすら、さながらSLのボイラーに石炭をくべる機関士のように。
 二人ともほとんど無言だった。
 
 やっと薫の脱糞が落ち着いても、バスタブ一杯のうんこはそのまま残っている。
 顔を見合わせ、二人でため息をつくしかなかった。
 疲れ切った二人に、それは簡単にどうにかできるものではない。

「何て言うか、ほんと……ごめん」
「いいよ、お互い様。だからね。いつでも助けるよ私」

 始末は朝までかかった。
 GW明け初日は二人とも、講義を休んでそのまま薫の部屋で、寝て過ごすはめになったのだった。
 
 
0377G2022/05/08(日) 19:50:21.91ID:8E5cHAiV
とても短いですが以上です。
しっかり書き上げたいですが、今の自分の状況はとても混沌としております…
0378名無しさん@ピンキー2022/07/03(日) 08:52:14.30ID:mDJlO3YG
全裸塗糞がコスチュームの魔法少女になって街に現れる魔物と戦闘
毎度観衆の前で魔物の触手やチ○ポで穴中犯され大量嘔吐脱糞その度に撮影拡散
ウンゲロまみれにすることで相手を無力化するもいつもそこで力尽き駆けつけていた自分のファンのスカトロマニア達に朝まで集団レ○プ、あらゆるスカトロプレイを撮影され続ける
変身が解け魔法少女特有の髪色髪型から普段の黒髪地味目の髪型になると更に興奮するファン
ファン達が満足して立ち去るとそのままホームレス達の人間便器として数日使われる場合も
0380名無しさん@ピンキー2022/09/12(月) 01:18:39.30ID:kGYEMfUH
【文春砲】巨人生え抜きスター選手のキャプテン・坂本が女性と生中中絶トラブル→名文コピペLINE流出「おろすならおろすで早い方がいいやろ?」「中出しし放題だもん」「けつのあな確定な!」→Twitterで「けつあな確定」「AF宣言」がトレンド入り★14 [Anonymous★]
ttps://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1662905519/
0381名無しさん@ピンキー2022/11/30(水) 23:58:54.16ID:fZRmLVVm
いよいよ12月か
0382名無しさん@ピンキー2022/12/18(日) 00:51:25.47ID:ie4URECc
せやな
0383G2022/12/22(木) 22:59:32.44ID:x1wre6P0
一つ、短いものを投下します
0384G2022/12/22(木) 23:06:22.60ID:x1wre6P0
ヒュージな彼女   年賀状とうんちと一年の思い出と


 一年も残すところ、あと僅かになった、ある日。
 ひどく冷え込む、年の瀬の午後のこと。
 年末となれば、日本全国、年賀状を書く人が大勢いる時期です。

 もちろん、薫ちゃんも。
 今は冬休み。
 大学に入って、親元を離れてから初めての年末です。
 みんなへの年賀状をいいかげん書かなければ、というタイミングになりました。
 下宿の窓から見える空の景色は、今にも雪が降ってきそうな、鈍色の雲。
 小さなこたつでぬくぬくと暖まりながら、ジュースとお菓子を傍らに、薫ちゃんは並べた年賀状を一枚一枚書き始めました。


〇〇県 □□市……
風間 誠吾様
  康江様

お父さん、お母さん 明けましておめでとう
自分の家に年賀状を送るのは初めてだね。
大学も一人暮らしも、毎日楽しいです。元気で頑張ってます。心配しないでね。
料理もけっこう上手くなったよ。


「はぁ……」

 そこで筆が止まりました。
 コンビニで年賀状を選んで買ってきて、宛名書き……その次にやるのは、裏面に添えるメッセージですが……。
 ため息をついて、薫ちゃんは天井を見上げます。
 これは一枚目、実家の両親への年賀状です。
0385G2022/12/22(木) 23:07:36.81ID:x1wre6P0
 
――大学でもバイトでも毎日まいにち、うんちで苦労しています。
講義が長すぎです。なんで90分もあるんですか。トイレ我慢するの毎回ギリギリです。
みんなの前でうんち漏らしたらどうしようって、高校の時より不安でつらいです。
来年はせめてもうちょっと、うんちの量が減ってほしいです。

 年末を迎え、色んな思い出がよみがえってきますが……こんなこと、書けません。
 入学以来、薫ちゃんは苦労しっぱなしでした。
 ……たった一回のトイレで、大きなバケツを満杯にするくらいの、非常識な量のうんちをしてしまう。
 それも、一日に何回も。
 そんな常識から外れた、大量排便体質の自分自身に、です。


“は、はやく…! 講義はやく終わってぇ……! うんちが、うんちがもう、漏れ… ああああ……!”

 高校までと違い、大学の講義は90分。これはもう拷問です。
 内容が難しくて眠気が来るとかの前に、便意との戦いです。
 時計の針の進みが遅く感じられます。講義終了と同時に、毎回トイレに駆け込みますが……

みちみち…… ぶっ! ぶりゅりゅっ! むちゅ……!

“あ、あああ…! も…もっと、もっといっぱい、一気に出したいのにぃ……!”

 休憩時間にやっとトイレに行けても、今度は「便器を詰まらせないように」肛門に出力制限を掛けながらのうんちです。
 和便器ならまだ良いですが、洋式しか無かったら……便器が流せる限界を超えないよう、うんちを途中で一旦止めないといけません。
 肛門が「よーしここでうんこを止める!」と閉じても、腸はそんなことお構いなしです。
 水道のホースの先っちょを握っているのと同じ。
 お尻の中でうんちの圧力がぐんぐん高まって苦しくて、じれったくて、もどかしくて……個室の中で、歯ぎしりしてしまいます。
 いつもいつも、うんちだけで休憩時間、ギリギリです。
0386G2022/12/22(木) 23:08:38.69ID:x1wre6P0
 
 
(あ〜あ。世の中の全部のトイレが和式だったら、良かったのにな……。大学にもバケツを持っていけたら…… うん、それは意味ないな……)

 薫ちゃんはペンをこたつの上に転がして、少しジュースを飲みました。
 大学での講義の長さもつらいですが、他にも。
 一人暮らしなので、家のこと、全部をやらなければなりません。



――家事は頑張ってますが、家事をしながら、バケツいっぱいのうんちを運んで処理するのも本当疲れました。
特に、もう、ご飯作ってる最中にうんちしたくなるのは、とても嫌です。
慣れたけど……。トイレ掃除、うんちの処理、こんなに頑張ってる女子大生って私くらいです。きっと。

 ……これも、書けません。


“……あっ? あ、あ、あ、もうっ! なんで! なんでいつも、手が離せない時にうんちしたくなるのよっ……!!”

 料理しながら……。
 残り1分でパスタが茹で上がるタイミングとか。
 お米を研いでいる最中とか。
 あるいは、さあ出来上がり! お腹ペコペコ、おいしいごはん食べましょう…という瞬間とか。
 下宿で自炊していると、いつもいつも、意地悪この上ない形で、うんちしたくなってしまいます。
 ……手が離せないなら、うんちを我慢しながら料理をするしかありません。
 お腹の中でうごめく大量のうんちが身体を刺激して、頭がうんちのことしか考えられなくなって、手元が狂いそうになります。
 研いでるお米をシンクにこぼしてしまったり……
 一度「あともうちょっとだから」と、無理に我慢して、急激な便意上昇に結局こらえきれず

“あ、やだ… や、嫌っ! も… 漏れ……! ああああっ……!!”

にちゅ… ぷっ… ぷびゅ、もりゅりゅりゅ……!
 
 
0387G2022/12/22(木) 23:09:33.30ID:x1wre6P0
 
 カレーの完成と同時に、おたまを握りしめながら、大お漏らししてしまいました。
 ショーツの中で、もこもこと…温かい塊が感じられて、大後悔。
  ぐつぐつ煮えるカレーのお鍋のいい匂いに、自分のうんちの臭いが混ざって、情けなくて悔しくて。
 半泣きでトイレに…では無く、残りを出し切るのにバケツに跨りました。
 ……思い出したくない、一年の思い出です。
 スッキリさせてから、複雑な気持ちでカレーライスを食べました。でも美味しかったです。
 勿論その後片付けをしている時にもうんちしたくなってトイレに行きました。


「疲れるよ。ごはん洗濯、掃除に買い物。それだけで凄い時間使うし。お母さん、毎日本当に大変だったんだね……。それとバイトと勉強と。で、それを私は、うんちに邪魔されながらなんだよね…… 年賀状に書ける訳ないけどさ〜…」

 誰かに愚痴りたくなります。
 言いたいことが沢山あります。
 でも言葉の通り、こんなの年賀状に書けるはずがありません。
 あ〜あ……。
 作業が止まったまま、時間が過ぎて行きます。
 いろんなものを飲み込んで、気を取り直して、薫ちゃんはもう一度ボールペンを握ります。


――大学で、すごく仲の良い友達も出来ました。
本当に何でも話せる、お互いの悩みも共感できる人です。
機会があったら、家に連れてきたいです。あっ、女の子です。

(……ちょっと嘘です。スーを家に連れて行きたいし、お父さんお母さんに紹介したいけど、家で爆発しちゃったら取り返しがつかない……!)

 書いてから、ペンを持つ薫ちゃんの手はぷるぷると震えていました。
 実家で、スーにお泊りしてもらう。
 いつ、どこで大量うんち爆発が発生するか分からないのに?
 最悪の事態を想定して、少し寒気がした薫ちゃんです。
 
0388G2022/12/22(木) 23:10:57.68ID:x1wre6P0
 
――元日の夜には家に帰ります。お父さんお母さんも、良い年になりますように。


「これでいいか……」

 最後を無難にまとめました。
 やっとで一枚、完成です。
 セーター姿の薫ちゃん、う〜ん……と、一回こたつから出て大きく伸びをしました。
 まだまだ先があります。次の一枚に取り掛かりました。

 
 
 
△△県 ■■市……
夏原 美里様

明けましておめでとう
今年もよろしくね!

――この間のクリスマスのバイトの時は、迷惑かけてほんっとごめんなさい……。
あれってやっぱり全部漏らしたの?
トイレには間に合ってちょっと下着汚れただけ?
はっきり聞けなかったけど漏らしたんだと思ってるから、心の中でもう一回謝ります。
ついでに、一緒に行ったお店、いくつかトイレ詰まらせちゃったよ。
お店の人にも謝らなきゃいけないね。

 ……これも書けません。
 また二人で美味しいお店探して食べに行って、楽しい一年にしたいと思います……と、無難にまとめて、夏原さん完成。
 次です。

 
0389G2022/12/22(木) 23:12:02.63ID:x1wre6P0
 
 
××県 〇〇市……
大沢 まもり様

明けましておめでとう!
きっとまもりちゃんも大学生活楽しんでると思う。
夏休みの時みたいにさ、またみんなで集まって、楽しいことしよう!


……その夏休みのみんなでやったBBQ、私が茂みで出しちゃったアレ見つかって、騒ぎになっちゃって、あの時はごめん……。
しらばっくれてホントごめん……。


 書けないことが多すぎです。
 一年の思い出と、それから年賀状を出す一人一人に、何らかの秘密があったことを思い出し、一つ書く毎にため息をつく薫ちゃんでした。
 しかし手書きで、一人ひとりメッセージを考えていると時間がかかって仕方ないです。
 友達、高校の先生、去年お世話になった親戚のひと。
 順番に。
 もちろん途中でうんちしたくなって、トイレに行きながらです。
 ……そして、二時間かけて、やっと最後の一人。
 年賀状を書くだけで、窓の外がかなり暗くなってきました。
 その最後はある意味、実家への年賀状よりも大事な相手です。
 
 
0390G2022/12/22(木) 23:14:38.42ID:x1wre6P0
 
△△県 ■■市……
蘇 仙華様

新年好。
很高興和你成為朋友。
我也期待今年與您建立良好的關係。
當你有困難時,我一定會幫助你。


「か、漢字ばっかり… 手が疲れたぁ……」

しかも書きなれない字ばっかりで、二回ほど失敗して最初から書き直しました。
機械翻訳を使ったので、ちゃんと意味が通っているか、そもそも自分の字で読めるのか不安ですが、スーにも日本での下宿宛で年賀状を書きました。


――您唯一可以談論便便的人就是您
我的馬桶經常堵
你是世界上唯一知道這一點的人
今天好不容易半夜把一個桶裡的三碗便便倒出來了
我很困,因為半夜拉屎
謝謝你來日本

 
0391G2022/12/22(木) 23:18:08.80ID:x1wre6P0
 
「どうしようかな……ふふっ。でもこれ、書くの手が痛いなぁ……」


……これは、書いてもいいかな。
中国語なら、郵便局の人が見てもきっと分からないし。
やっちゃいましょうか。


「ああ! また書き間違えた…… もういいや、修正テープ使おう。 あ、スーのこと考えてたらまた出そうだわ…… あ〜もう…」

留学生のスー。
自分の大量うんこ体質を知っている人。
そして同じ(同じかな……)体質で苦労している、世界で唯一の仲間です。
どんなときにも助けに行くし、自分がピンチになったら必ず助けに来てくれる、そんな信頼をおける相手。
出会えてよかった。
バイト先で爆発させてないかな、大丈夫かな……

完成した年賀状をそろえて、ビニール袋に仕舞い、またため息をつきながらトイレに向かいます。
さっきから何度も頻繁に出しているので、今度は便器に流せる程度で収まるでしょう。

色んなことを考えながら、今日も彼女はいっぱい、いっぱいうんちを出すのでした。
 
 
 
 
  
0392G2022/12/22(木) 23:21:05.43ID:x1wre6P0
以上です。
北米のソニア嬢は、クリスマスカードで似たような状況になっているかも知れません。
非常に時間かかるでしょうが、また何か出来たら投下したいです。
0393名無しさん@ピンキー2022/12/25(日) 01:41:51.93ID:O62sG+IW
まもりちゃん達とのBBQで薫ちゃんが茂みで出したウンコが騒ぎになった事件について詳しく!
(まだ過去の話に登場してないよね??)
0394G2022/12/25(日) 22:12:29.27ID:4VkyB0UC
まもりちゃんとのBBQ
まだですね
自分の中に構想だけあって書けてないエピソードを使ってます
やっと極限状況を抜けられたので、いずれ挑戦します
0395G2022/12/25(日) 22:14:23.33ID:4VkyB0UC
 あと、聖夜におまけ
 彼女も12月は、薫ちゃんと同じ状況だと思ったので…
 クリスマスカード フロム北米娘のソニア

Dear Friend Lily,
◆Merry Christmas and best wishes for the New Year.
 May your home be filled with Christmas songs, cakes, candies and all the love that this festive season brings.


……Secret postscript

 A while ago.
 I was on the verge of filling your home with my flood of poop.
 It was very dangerous. I sigh.
 With a few seconds remaining, I avoided a desperate situation. Was it like a Hollywood movie?
 I did my best.
 I want you to praise me.
 no one knows……
 
 
 
0397名無しさん@ピンキー2023/02/14(火) 15:09:45.62ID:UA0qPTLE
このスレも終わりやな
039882023/02/14(火) 21:59:46.22ID:7MPcVbVk
 ヒュージな彼女 変わらぬ朝の情景



「ん…… ん、んうぅ……!? んんん……」

冷え込んだ、冬の日の早朝。
悩ましげな寝息が、柔らかな唇から漏れ出る。
もぞもぞ……
布団の中で、彼女はうごめいていた。
大学に通い始めて2年目もあと僅か、二十歳になった風間薫の、冬の寝起きである。
お気に入りのウサギ柄のパジャマ。
そして、ふわふわの長い髪は、酷いぼさぼさだった。

――その日。
朝、寝起き一発目の薫のうんこはやはり多かった。
ぴりぴり、お腹の奥が痛む。
スマホのアラームよりも、腹時計よりも早く、腸が訴えてくる便意が彼女を目覚めさせる。
便意は眠気より優先されるのだ。
039982023/02/14(火) 22:01:55.60ID:7MPcVbVk
 
「ん…? あ、あれ、夢なの……?」

目をこする。
夢から覚めた彼女は不機嫌だった。
便意があるからあんな夢を見たのか、あんな夢を見たからうんこしたくなったのか。
“汲み取りトイレで遠慮なくうんこしようとする”
という、中途半端に現実的な夢を見ていた薫。
寝起きからいきなり肛門が緩い。

「あ、ああ…? あああっ……! も、もう出そう…! ヤバい……!!」

さっきまで見ていた夢。
この下宿の部屋のトイレが改装され、昔ながらの汲み取りになる……という夢だった。改装というかデチューンだが、そんな幸せな夢だった。
040082023/02/14(火) 22:03:48.02ID:7MPcVbVk
 
そして、さあ気持ちよくうんちしましょう! という瞬間に、目が覚めたのだ。
夢はやはり、儚かった。

「ばけつ… ばけつ… うんち…! もれるぅ…!」

眠いなんて言ってられない。
ほっといたら普通に漏れる。大きなお漏らしをしてしまう…。
ふらっとしながら、彼女は眠気まなこを何度も擦り、ベッドの上で布団をはねのけた。
うんちが漏れそう……
女の子が口走って良い台詞ではない。
が、とにかく緊迫していた。
そのまま、ふらつく足取りで部屋のトイレに……は、向かわない。
彼女に要るのはトイレでなく、バケツだ。

「こんな時間に… 腹立つなぁ……」
 
040182023/02/14(火) 22:06:03.11ID:7MPcVbVk
 
カーテンの隙間から、淡い朝の光が差し込んできていた。
もっと寝ていられるのに、うんちのせいで……。恨みがましく、部屋の隅に重ねて用意してある、青いバケツに手を伸ばす。
とん、とん、とん…慣れた手つきで3個、フローリングの床に並べる。
寒さに震えながら、パジャマの下を全部脱ぐ。
寝起きの一番イヤな瞬間だった。
がばっと大股を開いて…これまた可憐な女の子のする格好ではない…が、とにかく。
肛門をきゅっと締め付けつつ、相撲の四股を踏むような格好で、大きなバケツにまたがった。
それが彼女の愛用のトイレだった。

「んぅ… く…! んんんっ…!!」

ぷ… ぶっ! もぶりゅっ! ぶりゅりゅりゅりゅりゅ!!
 
040282023/02/14(火) 22:11:20.00ID:7MPcVbVk
お尻の力を緩める。
逆に、両ひざにそれぞれ突いた手に力が入り、柔肌に爪が食い込む。
丸い出口が開いたと同時に、熱いものが一気に噴出していく……。

「んんん〜…… はぁ…ああ……!」

ぼとっ… ぼととっ…

腰が、背筋が、刺激にのけぞる。
寒い時は特にだが、硬く大きな先頭が一気に飛び出していくこの瞬間は、言葉にできない。
その瞬間から数秒間、自分が自分で無くなるような…
その数秒が経過する頃には、茶色い、長い、とても立派な尻尾が彼女に生えている。
お尻からバケツの底にまで達する見事な一本、そしてそれは、途切れることなく次々産まれ落ちていく。
040382023/02/14(火) 22:13:20.26ID:7MPcVbVk
繰り返すようだが花の女子大生がして良い姿ではない、無様な排便姿勢で、彼女は我慢していたものを解放した。
ぽっこりどころでは無い、ぱんぱんに張っていたお腹に溜まっていた、大量の大便だ。

「あ、あ… あ〜……」

冬の日の、午前7時前。
カーテンの隙間からの光と、オレンジ色のLEDが彼女の排泄した物を照らす。
彼女の目覚めの恒例行事、朝一発目の大脱糞だ。
踏ん張る両脚と、太く健康な大便でめくりあげられる肛門と、排便の刺激が駆け上る背筋と……
ぶるぶると震えて、薫の眠気を吹き飛ばしていく。

べとっ! ぼとととっ! べちゃっ!
 
040482023/02/14(火) 22:15:14.99ID:7MPcVbVk
と音を立てて……最初はバケツの底が受け止める音、今は溜まった便の上に重なっていく、もっと不気味な音だ。
みるみるうちにバケツは湯気の立つ大便で埋まって行った。
バケツでなければ一気に全部、受け止めることは出来ない。
彼女は普通には、トイレに跨れない特異体質の女の子なのだった。

――朝、便意にたたき起こされ、目を覚ます。
ベッドの脇に常備している青いバケツに大量便をぶちまける。
片づけて朝食の用意をするか、時間が早すぎるときは二度寝。寝れないことも多いが。
これが、大体いつもの彼女の朝の二択だった。
ただ時々は、便意なしで、ゆったり優雅に睡眠を取れることもあるにはあった。

「あ〜……」

駆け付け一杯とばかり青いバケツは茶色い汚物で埋まり、薫は長い息をつく。
040582023/02/14(火) 22:16:18.55ID:7MPcVbVk
そして一旦、肛門をきつく締めて……隣のバケツに乗り移る。
彼女のうんこはバケツ一杯で収まる量ではない。
二杯、三杯……

(四個目……まではいいかな、これ)

バケツを替えるか迷ったが、三杯目を山盛りにしてギリギリ、今日の朝の定期便は終了。
やっとスッキリした。

「はぁ〜……」

バケツの上から一歩、前に出て床にへたり込む。
もちろん冷たい。
だがもう下半身に力が入らないのだった。
お尻の穴は汚れたまま。
薫は深呼吸して、気を落ち着かせる。部屋の中だが息は白い。起きた時に暖房をつければよかった。……と、毎回思うまで、が冬の朝のお決まりのパターンであった。
040682023/02/14(火) 22:18:36.40ID:7MPcVbVk
あとはおしっこ。
それだけは、部屋のトイレでだ。

(毎回毎回さぁ… 寝起きにこれはきついよ……もう…)

おしっこを出し切り膀胱の方もスッキリさせ、薫はパジャマの下をはき直す。
きつい。
……と言いつつ、一晩で腸に溜まっていた大量の汚物を一気に出してスッキリする、朝の運動(?)のあとは、腹が立つほど解放感と快感とが大きい。
かなりの早朝だったとして、二度寝が出来なくなるくらいに。
本当に…何と表現したら他人に分かってもらえるだろう。この大量排便のあとの、ジェットコースターを乗り終えた後のような爽快感は……。
気持ちがどうにも変になる。
心に色々と溜まっている時は、出し終えた後オナニーに耽ることも。
下宿の部屋の床に「どん」と置かれた、三個の満杯うんこバケツ。これが彼女を、心穏やかにしておかない。
040782023/02/14(火) 22:20:00.02ID:7MPcVbVk
……しかし、それは百歩譲っていいとして、この後、これを何とかしなければならない。
少しずつ部屋のトイレに流して処理するという非常に面倒くさい作業が待っている。
それが本当にきつい。鬱陶しい。
見ると、寒い部屋の空気の中、ほんのりバケツから湯気が揺らめいていた。
本当は彼女も、見たくも無いのだが……。

「もう朝ごはん、食べちゃおうかなぁ……」

後回しにするのは良くないが、今日は特にやる気が出なかった。
生理の少し前だからかもしれない。
パンを焼くより、朝に冷凍パスタでも、たまには食べて気分を変えようか。
その、心安らぐ食卓の視界に入ってはいけない、危険なにおいを放つ重いバケツ。
それを一旦トイレの中に、一個二個と「よいしょ…」と移し、彼女は改めて一日を始める。
040882023/02/14(火) 22:22:40.52ID:7MPcVbVk
何の特別なことも無い、風間薫二十歳、冬の朝の情景。
良いも悪いもなく、お腹の中の怪物とどうにか付き合っていかなければならない。

「バケツも…そろそろ買い替えようかなぁ…」

彼女のそんな毎日は、昨日も、今日も、これからも。
月産何トン湧いてくるのか考えたくもない、非常識な大量便と共に続いていくのだった。
0409名無しさん@ピンキー2023/03/08(水) 01:12:46.93ID:J2/mzwNX
大食いした翌日の薫ちゃんは、用意したバケツが足りなくなってお風呂に駆け込んで続きを出す
0411名無しさん@ピンキー2023/04/01(土) 22:32:03.52ID:751p/7fA
大人顔負け大量うんこでトイレを詰まらせてしまう幼女薫ちゃんが見たい〜。
便器の中でとぐろを巻いているバナナうんこは何度も水を流してもびくともせず、逆にトイレ内の水位を上げていくばかり。
他にもトイレまで我慢出来なくて野ぐそをして熊の排泄物と間違われてしまったり、お手入れを借りたけど詰まらせてしまった失敗談が見たい〜
0412名無しさん@ピンキー2023/04/02(日) 01:46:53.64ID:LiHzaQOv
自宅の水流が強くしてある和式トイレでギリギリ流れるような量を家以外のトイレにひりだしたら絶対に流れるはずもなく…。
小さい頃の薫ちゃんは数回に分けて出すほどお腹の力が強くないから便意の赴くままにひりだしたら便器の中は山盛りになって確実に詰まってしまいそう(詰まる)
0413G2023/04/20(木) 21:31:38.84ID:q8JNTs+1
>>393
「せっかくのバーベキュー、もっと慎重になるべきだったなぁ……」
 半年前のことだが、思い出すと顔が赤くなる。

 夏休みのこと。
 高校時代の友達でバーベキューをやらない? と誘いがあり、薫は二つ返事で参加した。
 計画通りに、天気の良い日に開催でき、みんなで楽しく盛り上がった。
 次々串を作って焼いて、おいしい肉に野菜に、川遊びなんかもしながら美味しい時間を過ごしたのだが……
 当然、薫は催す。
 そこはキャンプ場ではない、車で少し山に入った、きれいな川のそばだったのだが、つまりトイレが遠かった。
 なのだが逆に、背の高い草に覆われた、隠れられる場所には事欠かない。
 我慢しながら、今なら大丈夫かな…というタイミングを計り、薫はそっとみんなから離れた。
 そして草を分け入って……

 「んんんんんっ……!!」

 青空の下、遠慮なく、ぶっ放した。
 下着を脱いで、スカートをまくり上げて、大股開きの中腰になって……。
 美しい渓流のすぐ傍で、大便の見事な滝が生まれる。
 どさどさどさっ…と、茎が丈夫でない雑草は、みるみる薙ぎ倒されて茶色い小山の下敷きとなった。
 お肉をたっぷり、匂いがいつもより強烈だが、外なので気にすることもない。

「ふ〜……すっきり……」

 ポケットティッシュでお尻を吹いて、丸めて、その山の上にぽい。
 中学時代や高一くらいの時なら、野外で脱糞するというだけで恥ずかしくて、なかなか踏み切れなかっただろうが、もう慣れたものだった。
 茶色い軟便が飛び散って足が少し汚れた。
 しかしそこは夏のバーベキューの集まりだ。素足にサンダル履きなので、戻る途中に渓流に入って足を洗えば何の問題もない。
 ちょっとお酒も入っていて、鳥のさえずりと爽やかな春の風を感じ、とても気持ちがよかった。
 こっそり別の茂みに行けば、何回やってもOK。
 草で、腕や足にほんの軽い切り傷はできてしまったが、これはもう仕方のないこと。
 いつもこんななら良いのに……と思いながら現場を後にした。

 ……問題は、その脱糞場所がとても中途半端な位置にあったことだ。
 どこまでも深く続いていそうに見えたその茂み、実は大して広くなかった。
 そして夏休みゆえ、同じように川で遊ぼうと考える人は多かった。
 薫の入った側からは分からなかったが、その茂みのすぐ向こう側には開けた場所があり、別の集団がバーベキューを楽しんでいたのだ。
 そして彼らは風下だった。
 ……風に乗って、変なにおいが漂ってきた。なんだこれは? と反対から茂みに探索に入る。
 そして薫の残したものを発見する。
 こんな所で食べられるか! と、バーベキュー道具など全部もって薫たちのいる方へ移動してきた。
 彼らの会話が聞こえてきて、薫と友人たちは何があったか知る。
 大騒ぎ、と言うほどまでにはならなかったが……
 薫としては、当然しらばっくれるしかない。
 酒が入っていたので、顔が赤いのを誤魔化せてよかったが。
 そろそろもう一回うんち行ってもいいかな……とゆるく考えていたのが一転、便意をぐっとこらえ、みんなで近くの公園のトイレに行くまで我慢するはめになったのだった。
 もちろんその公園のトイレがどうなったかは言うまでもない。
 そんな、彼女の失敗の思い出の一つであった。
0414名無しさん@ピンキー2023/04/22(土) 08:39:56.22ID:t0h0T+aJ
と同じように強めの水流が流れると思って和式の端から端まで届く大人顔負けバナナうんこをたっぷり2本、気持ち良くひり出した小学校入学初日の薫ちゃん。
お尻を拭いて、レバーを踏みつけますが自宅のトイレの水流よりも弱々しい学校のトイレの水流は薫ちゃんの出したバナナうんこを中々流しきる事が出来ず…。結局レバーを4回踏みつけてようやく流しきる事が出来ました。
そして次の日、給食を食べ終わった薫ちゃんは強い便意を感じトイレに駆け込んできました。
脱ぎ捨てるようにスカートと下着を下ろし、和式トイレに向かって極太の、長々としたうんこをモリモリと出しました。和式トイレの底に到達した立派な極太うんこは2重、3重とトグロを巻いていき…
ようやく薫ちゃんが排泄を止めた頃には土砂崩れのように広がった大量排泄の跡。
排泄を終えて下を覗きこんだ薫ちゃんですがさほど驚いた様子もなく…こんな量でも彼女にとって普通の量のようです。
そして薫ちゃんは出したものの後始末をするために水洗レバーを踏みつけますが、大量のうんこはびくともしません。薫ちゃんは焦った様子で何度も水洗レバーを踏みつけますが水位が増して溢れんばかりの状態になってしまいました。
薫ちゃんは泣きそうは顔になりながらその場から逃げ出しました。
その日の放課後、女子トイレの掃除を担当して上級生が薫ちゃんの詰まらせたトイレを発見しました。
鼻を突くような酷い匂いに加えて同じトイレで複数人が出したような大量の…それも見たことのないような太さのうんこが山になっていました。
発見した生徒は先生に報告し、先生は生徒に秘密にするよう釘を差すと片付けを行いました。
用意したバケツの1/3が埋まってしまう大量のうんこ。うんこを移し変えたバケツはずしりと重く、1s、最低でも800gはあろうかという大物でした。
先生は誰か酷い便秘をした生徒がいるのだろうと思いました。まさか、この大物を小学1年生の女の子が毎日のように、1日2回は出しているとも知らずに。
0415G2023/06/04(日) 14:15:07.65ID:OXljTcRq
こんにちは
この先大学では恋人が出来ず、そのまま特に何事もなく就職、そして段々スレていった世界線の薫ちゃんのIFです。
twitterで書いたごく短いネタを膨らませました。
では。

大学時代も大量うんこに悩まされつつ時を過ごし、卒業してそこそこの会社に就職、大量JDから大量OLに進化?した彼女。
がんばって働く彼女。
しかし仕事をしていれば当然今までとは違うストレスもたまる。

「あのクソ上司ムカつくぅぅぅ! あーもう! イライラするあああああぁ!!」

 むぼりゅりゅりゅっ! どぼどぼどぼっ!!

時々、お昼休みに職場からちょっと離れた公園へ行き、憂さ晴らしに全力脱糞する彼女がいた。
便器に向かって、溜まったストレスを叩きつけるが如くうんこを山盛りにし…

「はぁぁ… あとよろしく……」

お腹と心を軽くし、戻っていく。
掃除の人の苦労など知った事ではない。
定時後にボクシングジムにでも入って、ストレス発散にパンチングバッグを叩きまくるかのようだった。

――こんなにうんちしちゃってごめんなさい! 私にはどうにもできません…許してください……!

と、情けなさと恥ずかしさと罪悪感とで葛藤しながら公衆トイレを詰まらせていた、未成年の頃とは別人のよう。
スーという親友はいたものの、ここまで真に心安らぐ相手との出会いはなく、徐々に彼女の心は傷が増えて行っていた。
……そして、20代も後半になり、巡り巡ってようやく彼氏を作ることができた。
が、もちろん大量体質は隠す。
隠し通さなければならない。
デートでは、頻繁に限界ギリギリの我慢を強いられ、そこからの映画館やあちこちデートスポットのトイレで、個室を埋め尽くすレベルの大脱糞。
何の騒ぎだろう?
さあ、何かしらねぇ……?
しらばっくれて退散が定番オチであった。
車移動は前日から断食。
それまでの生活よりも、更に苦労が増えてしまい、やはりしばしば溜息をつく彼女の姿があった。
例えば、彼氏をお泊りさせたとある朝には……
「ねぇ、コーヒー飲まない? 私が淹れてあげる。最近凝ってるんだ、豆を挽いたり」
「薫が淹れてくれるコーヒー! いいな、凄く嬉しい。一緒に飲みたいよ」
「じゃあ、待っててね!」
0416G2023/06/04(日) 14:15:55.86ID:OXljTcRq
朝のパンを二人で食べた後、薫はパジャマ姿のまま、キッチンでコーヒーの準備に掛かった。
ちなみに朝5時に起きて、彼氏が眠っている間に朝一発目のバケツうんこは処理まで済ませてある。
毎回ヒヤヒヤものだった。
そしてそのままメイクもしっかり完了。抜かりは無いのだった。

「まず豆を挽きま〜す。昨日買ってきた、焙煎したてだよ」
「おっ、ホントだ。袋開けただけでここまでイイ匂いが来る」

道具一式をテーブルに運び、彼とはテーブルをはさんで向き合い、薫は仕事を始めた。
袋から、小さな手動ミルにコーヒー豆をザラザラと入れて蓋を閉める。
そして軽快に、薫はグルグルとミルを回し始めた。
その後ろでは、銀に輝くコーヒーポットが火にかけられ、少しずつ湯気が上がってきている。
男の人はこういうのが好き、と聞いて薫は色々準備し、練習していた。
その成果を実戦で見せる時である。

……が。

ぐるる…… きゅ…


「うっ…!?」
「ん? 薫、どうした? なにか…」
「ううん!? 何でもないよ!? もうすぐ曳き終わるから」

例によって突然やって来た便意に、つい少し表情に出てしまった。
だがここは我慢だ。
このくらい我慢できて当然!
朝の素敵な時間を邪魔させはしない。

「よーし、じゃあ次はドリッパーを……」

小さめのコーヒーサーバーにドリッパーとフィルターを乗せる。
そこに、ミルで曳いた、良い香りのする粉を移し……

ぷっ ぷぷ… 

「んんっ… あ…」

油断し、ついガスが漏れた。
キッチンに立ったまま、ついお尻を押さえたくなった彼女だがそれはできない。
大丈夫。
このくらいなら換気扇の音もあるし、彼には聞こえていない。
そして粉にも腸内ガスのフレーバーは付いてない。きっとついていない。
しかし便意がどんどん高まっていく。
少し危険かもしれないが、ここでトイレに行くなど彼も興ざめだ。強行突破あるのみ。

「まずちょっとのお湯を注ぎま〜す。あっ、ほら。やっぱり焙煎したては凄いよ。こんなにもこもこ、膨らんできてる」
「どれどれ? ほんとだ。いい香りだな……」
「こんな風に朝を過ごすのってすごく幸せ。じゃあ、どんどんお湯を注いでいきま〜す」
「なんか楽しい。俺も幸せだなぁ…」
0417G2023/06/04(日) 14:17:43.97ID:OXljTcRq
ぐりゅりゅりゅ! ぐる… きゅうぅぅ…!!

「!?」

その幸せな瞬間だった。
突然、とんでもない雷に打たれたような便意が襲ってきたのは。

――もうあと十秒くらいで限界だよ。さっさとトイレ行くかバケツに跨るか、そこらへんの草むらに入るか選んでね。

という、直腸と肛門からの「匙を投げた」サインが脳に届く。
百戦錬磨の彼女が、我慢不可能と判定するほかない痛み。
トリアージで赤。
いや、まだ漏れていないだけで、事実上の黒。
たまにあるのだ。何の前触れもなく、ゲリラ豪雨のように、こんな限界突破の便意が来ることが……。

(こ、こんなタイミングで…… 神様……あんたって人は……!!)

目の前には、いまお湯を注いでいる途中のコーヒー。
とても良い香りだ。
一緒にドリッパーの様子を見つめる彼の顔もほころんでいる。
この人の目の前で、この幸せな時間に……!

「……ん? どうした、俺の顔見て」
「なんでもない、理由なんてないよ」
「かわいいな、薫」

彼が、小さなテーブルから身を乗り出し、薫の方にさらに顔を近づけ……
察した薫もポットを置いて、少し顔を傾けて上半身を近づける。
そして……これで何度目かの、キス。
その熱いキスを交わしながら、だった。
0418G2023/06/04(日) 14:18:53.73ID:OXljTcRq
 
 
むちゅっ… ぷ… にちゅちゅっ… むりゅりゅりゅっ……!


(あ… あ、あ、あ……! や、やだ…やだよぉ……うんちでちゃ…いやぁあ……)


薫のパジャマのズボン、お尻の部分がもこもこと膨らんでいった。
大好きな彼と、テーブルをはさんで立ってキスをして、その最中に彼女は脱糞してしまった。
一人なら逃げることは出来た。
だが無情にも彼女は今一人でない。
朝一発目の大量脱糞を済ませて、さほど時間が経っていないため、下着に納まりきるくらいのうんこ量で済んだのが、せめてもの救いだった。
それに、背後にはキッチンがあり、換気扇が動いている。逆よりもよほど状況はマシだろう……。

「……? 薫、泣いてる……? どうして」
「ん… うん… 幸せすぎて… ごめん。ごめん、途中だけど私、ちょっと待ってて……」


淹れる途中のコーヒーを一旦おいて、彼女は目元を押さえながら、あとずさり。
彼から離れ、洗面所の方へ入っていった。
……と見せかけて、彼に分からないようトイレに入る。

(私って… 私って…… 結局一生こうなの……?)

がっくりと両肩を落としながら、漏らしたうんこの始末と下着を汚物入れに捨てるのと、そしてお尻を拭くのと……。
これからも続くであろう苦労を想いながら、それでもめげずに前を向こうとする。
この幸せを守り通して見せる。
そんな健気な薫がそこにいた。
0419G2023/06/04(日) 14:21:53.99ID:OXljTcRq
以上です。
ごく短い、未来の可能性のお話。
今書き進めている薫ちゃんの大学生活での、本筋のお話では、こうはなりませ……
いや、似たような状況にはもしかしてなるかな……

あと最近pixivを優先していて、申し訳ないと思ってます。
これはまだどこにも投稿してません。
0420G2023/06/04(日) 23:19:14.38ID:OXljTcRq
>>414
今更になりますが、薫ちゃんの小学校入学時のトイレ事情
ありえそうな情景です
子どもの頃の彼女も、この先少しずつ書くでしょうが、考えれば考えるほど楽しいです
0421名無しさん@ピンキー2023/06/06(火) 00:26:07.78ID:e7tI11Wl
>>415
乙です。
そういえばヒュージな彼女の最初に投稿した話(ノクターンだと最終話)で、
薫ちゃんはいつきから教えてもらったスカトロサイトに自撮り排泄動画を3本アップしますが、
そのうち1本は駅のトイレの洋式便器にうんちの山を作るシーンでしたよね。

あれは「我慢できずに緊急で」ではなく「撮影のためにわざと公共の洋式便器を選んで大量脱糞」
してることになるので、いつも大量うんちを放置してあれほど申し訳なさそうにしている薫ちゃんが
自ら進んで公衆トイレを使用不能にするなんてどういう心境の変化だろうと思ってましたが、なるほど
「ムシャクシャして腹いせにトイレを自分のうんちで故障させる」というのはあり得ますね。

「食べ放題店で出禁になった腹いせに」とか「キャッチセールスに引っかかって逃げるために」とかで
お店や事務所のトイレの息の根を止めてしまう鬼畜薫ちゃんを妄想してしまいました。
0422G2023/06/06(火) 21:14:35.32ID:Nf4T4IvD
>>421
確かにあれは、さらっと流してしまっていましたが、読者にとっては違和感があった描写かもしれませんね
中学高校のころは恥ずかしさとか罪悪感だらけだったんですが、大学に入って一人暮らしを始め、段々おとなになり、そして何年もの付き合いで体質に段々慣れてくる。
すると逆に、この大量うんこ体質への苛立ちや、日々の勉強やバイトでのストレスなんかを正に「腹いせ」でトイレにぶつけたりなんかもするようになっていった…

スー「撮るのはいいけど…でもいいの? 悪いことしちゃったな…ってよく言ってたけど」
薫「いいの。色々最近ムシャクシャすることあったし、たまには悪いことしちゃう。私だって」

こんな感じ
そして社会人になるとそのストレスは天井知らずで、うんこでストレス発散という悪いことに段々抵抗もなくなっていくわけです
0423G2023/06/06(火) 21:15:49.89ID:Nf4T4IvD
>>「食べ放題店で出禁になった腹いせに」とか「キャッチセールスに引っかかって逃げるために」とかで
お店や事務所のトイレの息の根を止めてしまう鬼畜薫ちゃん

きっと「虫の居所」が悪いと、そういうことも、どこかで
0424名無しさん@ピンキー2023/06/08(木) 02:13:10.65ID:6diIs4LK
夜の公衆トイレで便器相手にたやすくKO。
さっさと現場から脱出(エスケープ)するOL薫ちゃん。
高揚感と征服欲、おなかのスッキリ感がクセになってやめられない。

薫「そのうち捕まっちまうぜ。こんなこと繰り返してちゃよう……」
0425名無しさん@ピンキー2023/06/09(金) 01:18:07.86ID:dDBCZtEv
深夜に夜食を買いにコンビニに向かう行き帰りで強烈に催しちゃって、公園のトイレに大物を投下して即逃げ
帰省中、昔お世話になってた河川敷の側を通っただけで反射的に催して10年ぶりのご利用
同窓会の帰り道、幸せそうな同級生の面々を思い出したら急にもやもやと一緒にモノも押し寄せてきて駅のトイレで個室複数埋め立て
休日のささやかな趣味のカフェめぐりが一転、ビルの隙間で茶色い富士山造成…
むしゃくしゃしたり大人になった故の迂闊とかでトラブル起こして欲しいっすね
0426名無しさん@ピンキー2023/06/12(月) 07:38:48.39ID:JqYZRDRd
ロリ薫ちゃんの詰まらせたおトイレ掃除し隊。
特大バナナうんこが便器の底を埋め尽くしていて掃除するのも一苦労しそう。
0427G2023/07/14(金) 22:03:24.39ID:V5xTEKZl
新作を一つ投下します。
今回はツイッターの相互フォローの坂道さんとの合作です。

ヒュージな彼女
「そびえ立つ巨大うんこはの強者の証? サバンナの小さな女王 ルシェリー」
 母なるアフリカ大陸は、今日もどこまでも雄大であった。
 大地の目覚める、静寂な朝。
 はるか彼方の雄大な地平線を超え、まばゆい光を放ちながら太陽が昇る。
 灼熱の昼、サバンナを眩しく照らしたその太陽は、そして薄暮に、西方の大いなる山々の頂へと姿を消す。
 そして、夜。
 空の主たる太陽のいなくなった闇の大地は、人にとっては恐ろしくもあり、しかし宝石箱のような美しい星空が見守る、夜行性動物たちの楽園となる。

 その、月のない満天の星空の夜。
 虫たちのざわめく乾季の大地で、背の高い草の間を素早く駆け抜ける何かがいた。
 タタッ… ザッ! ザザザッ! シュッ! タタタッ!
 何者かの足音。生い茂る草を踏み分け、掻き分け一直線に進む。
 チーターのような動物を思わせる速さ。
 近くにいたガゼルの群れが、天敵の襲撃かと一斉に逃げ出にかかるも…その生き物はガゼルを無視して、全く別の方向に走り去っていく。
 母なるアフリカ大陸にある某国。
 ここはサバンナ、野生動物たちが数多く生息する保護区である。

(くんくん… どこだ? とおくないきっと! ガゼルたち、驚かせてごめんね)
 チーターより遅い。ライオンかピューマか?
 いや違う。
 しかしその眼はギラギラと、肉食動物に匹敵する鋭さで、殺気を隠さない。
 そして何か、特定の獲物を追い求めて、その気配のする方向へと疾駆する。
0428G2023/07/14(金) 22:04:19.60ID:V5xTEKZl
 
 動物、には違いない。
 だがそれは、哺乳動物ではあっても、サバンナに生きる動物ではなかった。
 四本足…かと思いきや、時々二本足。
 何か獲物を探しているが、二本足で狩りをする肉食動物は居ない。
 もうひとつ、大きな特徴があった。チーター、ピューマ、それにライオンやハイエナや……そういった肉食動物にあるまじき「体毛の薄さ」である。
 頭部を除いて、全身褐色の肌があらわになっている。
 滑らかな曲線を描くその肢体、わずかな星明りに照らされるそれは……動物ではなく人間、それも成長しきっていないメス。
 一人の小柄な少女が夜の闇の中、サバンナを駆けているのだ。まるで夜行性の肉食動物のように。
 ……一糸まとわぬ姿で。
 長い髪を風に靡かせて、時にチーターのように四つ足で駆け、大地や木々を蹴ってジャンプしながら。
 夜のサバンナは気温が一気に下がるが、寒そうな素振りなど一切ない。
 その走るスピードもジャンプする飛距離も人間離れしていた。
 まるで、ここに暮らす野生動物の一員であるかのように……「彼女」は、裸で夜の大地を駆けていく。
 お尻に長い尻尾が無い、というのが、逆に不自然だった。

「! くん… あそこだっ!」

 獲物が近い。
 少女が草を押し分け突進していると、ジープより大きな岩があった。彼女はその岩の上に軽々と飛び乗って見せる。
 そのてっぺんで猫科動物のように脚を曲げ、腰を下ろし――鼻を大きく上に突き出して、匂いを探る。
 追っているのは硝煙と鉄の匂い。
 もう少し先に、木々の集まった茂みがある。あそこだ、間違いない。あそこに、獲物が……敵がいる。わるいやつが隠れている。
 大キライな匂いだ。
 あそこ隠れて、サバンナの大切なトモダチを殺そうとしている。
 間違いない!

 少女の目が、一層鋭さを増した。ハントを行う者の目。しかし生きるために獲物を狩る、ではない、怒りの目だ。
 そして――
 一瞬のうちに、大岩から跳躍。「敵」に対し有利な場所へ、最後は気配を殺して大きな音を立てずに……




「…よし。よぉ〜し。狙ってたサイ、うまくこっちに寄ってきやがったぜ。射程まであと少しか? いい子だぁ…そのまま、そのまま……」

 つぶやいたのは、ライフルを構えた男。
 ギリースーツに身を包み、周辺の草木と一体となって、獲物を撃つ瞬間を待つ。
 小さな呟きは、飛び交う虫たちの鳴き声に混じって消える。
 茂みに身を隠して、遠く暗視スコープ越しに見ているのは、のそのそと大地を行くサイの親子である。
 絶滅危惧種を狙うハンター……男は密猟者だった。
 もうじき、待ちに待った瞬間が来る。
 あと少しで、あのサイが確実に仕留められる距離に――
0429G2023/07/14(金) 22:05:05.45ID:V5xTEKZl
 
 
「…見つけたぞ! オマエ、悪いやつだ! 悪いやつだろう!? なあワルいヤツだろオマエ!」


 突然、大きな声が漆黒の中に響いた。
 とんでもないレベルの大声、しかも幼い女の声。
 夜中のサバンナで。
 これで驚かない者はいない。

「な、なっ!? 何だ! 女の声…? どこから!?」

 密猟者は、構えていたライフルを取り落としそうになりながら、辺りを見回す。
 暗視スコープの視界は広くなく、しかも茂みと木々に囲まれていてはうまくいかない。
 周辺の木で鳥たちが驚いて飛び立ち、鳴いている。
 ただならぬ気配を感じ取って、狙われていたサイの親子も俄かに警戒し、草むらに身を隠したようだった。

「上!? あの木だな! 保護官か! ほ… えっ? すっぱだか!? の、女!?」

 少し離れた位置に大きな木があった。
 その枝に、何かが居る。
 それほど大きくない。
 大きなサルのようであり、小さなヒョウのようであり――しかしスコープで見えるその姿は、一番近い生き物を当てはめるなら、人間。
 裸の、女の子だ。
 なだらかな身体、小振りな胸のふくらみ、長い髪そして……ライオンのように鋭く、獲物を狙う、二つの目。
 その「何か」は、続けて叫んだ。

「大事なトモダチを殺そうとする悪いヤツ… おまえなんか、私のウンチで埋めてやるっ!」

「なんで裸のおんな…? しかも子供!? いや、ウンチって…… え? な…なんなんだ一体!?」

 正義の使者を体現するかのように、高らかに木の上から人差し指を向け――悪の抹殺宣言。
 そしてジャンプ。
 ムササビのような大跳躍で、木の上から密猟者めがけて飛びかかる。
 あまりの異常な事態に、彼は持っていた銃を向けることも出来ないでいた。
 混乱し、半ば棒立ちの密猟者に向かって、彼女は空中から――
 宣言通り、密猟者に向かって脱糞をした。
 それも、とんでもなく大量の。


「くらええっ!!」


 ぼっ! むぼぼぼっ!! どどどどどどどっ!!!


「あ、あああああ! うわああぁぁあああっ!! う、うんこ… 本当に!? う、埋まっ… ああああ!」

 どっ、どどどどっ!
 
  どさどさどさっ!! べちょちょちょっ!!
 
0430G2023/07/14(金) 22:06:13.16ID:V5xTEKZl
 
「い、嫌だ、嫌だあぁぁ…… あぁ…………」

 その断末魔は数秒で消え入り、埋まってしまった。
 本当に埋まってしまった。
 ……あまりにも大量の、彼女の大便で。
 少女の、この小柄な体格の、どこに「これ」が入っていたのか……?
 大木の枝から人間業ではない高さと飛距離の跳躍、そこから体をひねって密猟者にお尻を向け、空中で彼女は排便をしたのだ。
 それも、大型のダンプトラック一台分はあるくらいの、圧倒的な量を。
 例えばダンプ一台分の土砂が上から降ってきたら、普通の人間は死ぬ。
 うんこだって似たようなものだ。
 密猟者は、がけ崩れのような凄まじい量のうんこに、文字通り圧殺された。
 しかもそれはジャンプ中の滞空時間、わずか数秒の出来事であるから、正に超常現象としか言いようがない。
 小さなノズルから長大な噴射炎を産み出す、ロケットエンジンのブースター?
 振り下ろされた神のハンマー?
 少女の小さな肛門から生まれた、人知を超えた巨大な大便が正に悪に鉄槌を下したのだった。 

「ほっ! 鳥たち、驚かせてごめんね」

 ざざっ、と草のなぎ倒される音。
 ビルの二階以上はある高さから、いとも軽々と着地する。
 そして、彼女はゆっくりと後ろを振り向いた。

「う… うべぇ… あああ、うあああぁ……」

 圧死したかに思えたが、しっかり男は生きていた。
 わずかに顔と右腕が、うんこの山から突き出て見えている。
 どうにか、完全に生き埋めになることだけは逃れられたようだ。
 だが殆ど全身が悪臭を放つ大便に埋まってしまい、彼は力なくうめき声をあげていた。

「いいか? これに懲りたらもう、わるいことするんじゃないぞっ」

 男の前で、少女は人差し指をぴっと立て、男に反省を促す。
 しかし彼が聞いている訳がない。
 汚物にまみれた右腕を伸ばし、近くの木の枝を掴もうとしているようだが、恐怖に震える指先はそこまで届かない。
 そのうちに、失神してしまったらしい。
 がくっと腕が落ち、静かになった。

「朝になったら、出してやるからなっ。……お〜い。もう大丈夫だぞ。いっぱい、おいしい草たべて大きくなるんだぞ〜」

 悪を成敗。
 宣言を完遂。悪いハンターを制圧。
 そして、今まさに守ったサイの親子に、笑顔で手を振る彼女だった。
 星明りしかない夜陰でも、しっかり彼女には見えているのだ。
 そして、明日になったらこいつはキャンプに連れて行ってパパに捕まえてもらおう、歩けないだろうから、と彼女は思った。
 
0431G2023/07/14(金) 22:07:05.68ID:V5xTEKZl
 
 夜の冷たい風になびく、彼女の黒い髪。
 あちこちにキズ跡の目立つ、濃い褐色の肌。
 しかしにこっと笑うその顔立ちはアフリカ系からは少し離れ――東欧系、中東系も…いろいろ混じっているように見え、それが少女の印象を不思議に見せていた。

「あ〜… でも、痛い。やっぱりちょっと痛い。おしりが。うんちガマンしてここまで走るのもタイヘンだったぞう」

 背伸びをし、おぼつかない言葉でつぶやく。
 あれだけの量の脱糞、は別にいつもの事なのだが、それをほんの数秒で一気に放出し尽くすのは、流石に少しお尻が痛くなってしまうのだ。
 彼女は大股開きでかがみ、そこらの草をむしって、汚れたおしりを拭く。
 股間だけでなくお尻の広範囲が茶色い便で汚れ、きれいにするのには時間がかかる。
 その背中の向こうにはアフリカ特有の巨大蟻塚のような、うんこの山。
 例の悪人の墓標になるかもしれなかった異常なオブジェクトである。

「よーし、お尻きれいになった。今日も間に合ってよかった」

 一仕事終えた…とばかり、両手でお尻をすりすり。
 あの超巨大な便塊が、ここから出て来たとは到底信じられない、小さくすぼまった肛門がそこにあった。
 星明りでははっきり見えないが、ハエを筆頭とする虫の大群が、既に彼女の糞の山にたかり始めていた。
 彼女が排泄した、うんこで出来た巨大な塚……。
 それを当たり前のように、彼女は排泄する。

「さっさと戻らないと、心配。パパ心配するよきっと」

 ザザッ! タタタタタ……

 そしてもう一度、彼女は笑顔でトモダチのサイに手を振って……養父の待つキャンプに戻っていくのだった。
 先ほどと同じ、人間とは思えないスピードで草原を走り去る。
 もと来た方向へ、彼女の「家」という名の巣へ帰るための、道なき道を。
 そこえキーキーと、甲高い鳴き声が聞こえてくる。
 密猟者という脅威を排除してくれたのを知ってか、木々にぶら下がるサルの群れが、エールのような鳴き声を彼女に送っているのだった。

「ありがとっ! そのうち遊ぼーねっ」
 
 彼らにも手を振って、そして彼女は走る。
 間違いなく人間、であるはずだが……。
 まだまだ、人間の生活に、きちんと馴染んでいない――まさに野生児の、彼女。

 彼女の名をルシェリーという。

 「ライオンに育てられた娘」と、近隣の村落でうわさ話になっていた存在で、たまたまそれを知った野生動物保護官らが確認に向かった時には、実際にライオンの群れと行動を共にしていたと報告書にはある。
 彼女に与えられた、ルシェリーという名。
 それは、色々な言語における「ライオン」の呼び名を組み合わせ、アナグラムした――彼女を保護したチームのメンバーが苦心して考えた名である。
 危機にある動物を救うヒーロー?
 彼女は時々――とてつもなく離れたところから、野生動物が狙われている気配を察知することがある。
 人間が、生きるため以外に動物を殺す事は彼女を激昂させる。
 その時には与えられた服を脱ぎ去り、全身で気配を感じ取れるように野生の姿に戻って、その「ワルモノ」を退治するためサバンナを駆けるのだ。
 
0432G2023/07/14(金) 22:11:13.22ID:V5xTEKZl
 人間としての、きちんとした今の名前はルシェリー・ビンティ・ヒューズ。
 推定13〜14歳。
 野生動物同然にサバンナで生きていたらしい彼女は、推定7歳頃で保護された。
 保護時には、まじっていたライオンの群れが密猟者に襲われ、群れを構成するライオンは大多数が離散状態にあった。
 自分を保護した人間にも彼女は敵意を向け、一時は襲い掛かりもしたが、振る舞われた「料理」というものを味わい、衝撃を受け態度が軟化。
 言葉は話せないものの少しずつ心を開いていった。
 そして保護官らから教育を受け始めてからは驚異的なスピードで言葉を覚え、文化というものを身につける。
 だが研ぎ澄まされた野生の本能は、根底からは、彼女から失われない。
 出自が出自だけに、文化や養父の言う事は理解できるようになっても、基本、脱ぎたがるのだ。

 そして一つ、信じがたい事実がある。
 ……彼女の排便量は、人類の英知をもってしても理解不可能なレベルで、多かったのである。
 どのくらい?
 トイレに行かたら、便器を溢れさせるどころでは無く、便器が埋まって見えなくなる程に。
「ねーねー といれ埋まってた。うんちできなくなっちゃった。よ。」
「ひえぇぇぇ!?」
 アフリカゾウの糞の調査はお手の物、そんな保護官たちも…匙、ではなくスコップを投げたくなるような。
 ……外で思い切り排便すると、重機で撤去する必要があるくらいの、大きな山が出来上がるのだ。
 一回ごとに。
 そんなレベルであった。
 ……そんなことは報告書には書けない。

 神の御業か、悪魔の所業か?
 だが彼女は人間。
 知られた話で、かつてインドでオオカミに育てられた少女がいたという。信憑性には乏しいようだが、ともあれ彼女を人間社会に迎え入れなければならない。
 そして、彼女を引き取って育てる「親」役となったのは、保護チームの一員だったバドック・ヒューズ氏。
 ルーマニア出身の40歳。
 10年ほど経つが、彼は事故で妻と娘を亡くした過去を持つ。
 彼は一つ、彼女に新たな名を付けた。
 ライオンの各国語のアナグラムである「ルシェリー」とだけ呼ばれていた彼女に、娘を意味するビンティを足したのだ。
 愛情をもって彼女と接し、育てるという、彼の決心の表れだった。
 


「――あれ? ルシェリーどこ行った? また夜中にキャンプ飛び出して行ったのか…」

 大きな川にほど近い、保護チームが拠点とするキャンプ地である。
 満天の星空は美しいが、大地はとても暗い。
 夜にまた娘が出て行ったらしいことを知り、養父であるヒューズはテントから外に出て、あたりをうかがっていた。
 立派な髭が特徴、その見た目で「どこかの大学の教授」とよく思われる、一本筋の通った中年男性である。
0433G2023/07/14(金) 22:12:15.20ID:V5xTEKZl
 
「困った子だなぁ… あの娘なら危険は無いだろうが。 まあ、散歩ならそのうち戻ってく…」
「ただいまパパ」
「うわぁ! だからいきなり、すぐ後ろに忍び寄るのはやめなさい!」
「は〜い」
「ああ、しかもまた裸で! 服をどこへやった!? ルシェリー…落ち着かないのかもしれないがな……」

 星空の下、ヒューズ氏は裸のルシェリーを前に頭を抱える。
 早くテントに戻って服を着なさい。ちゃんと下着もだ。
 もはやお約束の、親子のやり取りが続く。

「人間にとって服を着るってのは、とってもとっても大事なことなんだ、だからな……」
「だいジョーブ それは知ってるから」

 にこっと笑って、ルシェリーはお尻を両手でぱんっ! と叩く。
 ヒューズ氏がまたため息をつく。
 実は、それは彼女にとって動物をお助けするミッションが成功したことへのガッツポーズみたいなものであった。 
 幼い頃の栄養状態が原因で発育は良くないように見えるが、その姿からは想像もできない俊敏さ、怪力、気配察知などの能力を持つ彼女。
 …が、服を着ていると、拘束具を付けられているかのように、がくんと能力が落ちてしまうのだ。
 それでは敵の気配を細かく探知できないし、一足飛びに木の枝に上ることもできない。
 悪人退治の時には、夜だろうが昼だろうが裸がユニフォームなのだった。
 だがそれをヒューズ氏が知ることは無い。

 夜が明けるとまた、朝食の後でルシェリーの出すモノを撤去する仕事が待っている。
 そして野生動物保護の仕事に、彼女も同行する。
 動物たちの気配を感じ取り、天気の急変も察知し、時に傷ついて保護する必要のある動物を、怯えないよう仲介者となったり……ルシェリーの役割は大きい。
 それが、彼と彼女の日常であった。
 
 
 
0434G2023/07/14(金) 22:14:25.45ID:V5xTEKZl
野生動物保護チームの一員 A.マリウリ女史の回想

 ――彼女は、特別に用意されたトイレの使用方法を教わり、翌日から試してみることになった。
 私は女性として彼女をサポートすべくトイレに一緒にいた。
 だがサバンナにそびえ立つ蟻塚の如き大量の糞を受け止めるには、それでも荷が重く…
 便がせり上がってくる感覚を察したルシェリーは、便座から立ち上がりながら排便を試みた。
 南米のアナコンダを連想させるような極めて太いうんこをひり出し続け…これは肛門の構造が、根本的に現生人類と異なるのではと思わざるを得ず…… 

「ふぅ…気持ちよかった…。けど、これでいいのかな?パパから教わった方法と同じ事をやったけど、何か違う?」
「え、ええと……なんて言ったらいいのかしら……」

 用を足し終えたルシェリーだが、彼女が便器に顔を向けると、それは全く便器内には収まりきっておらず。
 「当然」といったようにトグロを巻いて、山となって便座に鎮座する。
 一部が土砂崩れを起こして床にこぼれ落ちているのだが、それだけでも普通の人の一回分の排泄量を超えるような量だ。
 小柄なルシェリーの鳩尾に達するような標高の便の山は、どう考えても水洗レバーを捻っても流れるはずもなく…

「うーん…でもパパは外じゃくてここでトイレしなさいって言ってたし間違ってないよね。パパに見てもらおーっと」
「あっ ルシェリー、それはよしなさい!」

 普通に追いかけて、捕まえられる彼女ではない。
 こうしてルシェリーは、鼻の曲がるような匂いの放つ大量の便を放置して、養父であるヒューズを呼びに行った。
 数分後、手を引かれてトイレを訪れた彼は、埋め潰されたトイレを見て絶句した。
 そしてトイレの根本的な性能強化を皆で話し合うこととなった。
0435G2023/07/14(金) 22:14:58.07ID:V5xTEKZl
 
 そんなルシェリーの排泄事情について…
 言葉をかなりのレベルで習得してから初めて、彼女の野生時代のことを聞き取ることができたのだが……
 野生生活時代、排泄中に襲われないようにするために大量の便を素早く出す癖がついた。
 数十秒、長くても3分程度以内に出しきるため、ダムの放水のように勢い良く肛門から飛び出してくる彼女の野糞の様子は、壮観さすら感じられる。
 それは生理学、生物学、そして物理法則を完全に無視しており、最初に見たときは卒倒する寸前となった。(すさまじいニオイの影響もあった)
 ただし、体調がおかしくなって下痢をしたり、あるいは便秘でうんこが硬くなっている時は別だ。
 便秘のとき、彼女は物陰に隠れて数十分〜数時間の間、まさに獣のような息み声を出してお腹をスッキリさせる。
 小分けに出して流すという事を彼女は出来ず、保護されて1年以上、トイレは毎回詰まっていた。
 あまりに詰まらせるので掃除と修理が追いつかない。
 そのため拠点の敷地にスタッフが穴を掘って、そこで用を足させていた。
 かなりの時間をかけ、特別製トイレが完成の域に達し、そしてルシェリーがトイレを詰まらせないための排泄トレーニングを完了するころには、敷地内の大部分が埋めて戻した跡だらけになってしまった。

 そのルシェリーの下痢の場合は普段よりも更に物理法則を無視しており、やはりどう考えても彼女の体積より遥かに多い、水分を含んだ軟便を出す。
 それは野糞をすれば数十m四方に渡って深さ5cm以上の巨大なぬかるみを作り出し、小さなプールなら満たしてしまうであろう脅威的な量である。
 下痢をした後のルシェリーは極度の脱水症状になるため大量の水分と栄養が必要になる。
 逆に、前述の便秘の際は、彼女の大便は釘が打てるほど硬く、間違って便器にひり出せば直立してしまうほどである。
 また、普段以上に中身が詰まって非常に重くなる。
 木の上や、崖の上からひり出した彼女の便秘便は落下したあと地面に突き刺さっていた。
 太平洋やインド洋の島嶼国においては、ヤシガニが切り落としたヤシの実が偶然通行人の頭に当たって死亡する事例があると聞く。そのため私は、彼女が似たような事件を起こしてしまわないかと非常に危惧し、高所での排便を行わないよう彼女に注意を促した。
 事件はなくとも、事故はすでに起こっている。
 地面に転がっていたルシェリーの硬い便に気づかず通過したジープが、それを踏み潰してしまうどころか岩に乗り上げたかのように大きく揺れて転覆しかかったとの話も聞いた。
 彼女は乗り物酔いになりやすく、車には乗りたがるのだがすぐに酔ってしまう。
 酔うと吐き気に代わりに便意がこみ上げてくる体質らしく、一度都会に行くために列車に乗った際は、目的地に着くまでトイレに籠りきり。
 列車内に取り付けてある便槽タンクをルシェリー1人の大便でほぼ満タンにしてしまった。
 ……これ以外にも、彼女の排泄に関する話は枚挙に暇がない。

 初めて「バスタブ」を見たときは大きな便器と勘違いしてしまい、バスタブの1/3を巨大うんこで埋めてしまった。
 「自分の家」で暮らし始めた一日目にこの状態だった。
 逆によく溢れさせなかったなと考えてしまうほどに、彼女の排泄量は異常である。
 ヒューズ氏の苦労は察するに余りある。
 大いなる大地をトイレにしていた彼女には、人間世界のトイレなんかちっぽけ過ぎる……のであろうか?
 
0436G2023/07/14(金) 22:18:22.86ID:V5xTEKZl
保護チームの一員 ナンガ・ラセッポ氏の記録


ルシェリー
ライオンの群れと一緒に行動をしていた所をサバンナの観光ガイドに目撃され、後日保護された少女。
出会った当初、彼女は人の言葉を話せる状態になかった。しかし、意味はある程度理解出来ていた模様である。
ライオンの群れから引き離された際、彼女はある程度抵抗したが、自分と同じ姿のスタッフ達を見て、時間はかかったものの自分はそちら側の生き物だと理解したようだ。
以来5年ほどが経過したが、様々な人間の尽力により、教育を受け、ある程度の読み書きと人間らしい生活能力を身に着けたことは奇跡と呼ぶに値するだろう。

年齢不詳だがおそらく10〜12歳程。
褐色の肌と肩にかかる程度に伸ばした髪、目鼻立ちの整った少女。しっかりと身だしなみを整えれば、とても美しい。
純粋なアフリカ系ではなさそうで、出自は非常に興味深い。
栄養バランスの偏った野生生活を送っていたためか発育が悪く、身長は140程度。体の凹凸も乏しく、発育は今も遅れ気味。

野生で過ごしていたためか極めて身体能力が高い。
走っているアフリカスイギュウの群れと並走する(手足を使っての四つん這い走りに限る)。
アフリカゾウの背へと瞬時によじ登る。
暴れまわるサイをロデオ感覚で疲れさせて押さえつける等、トップアスリートを超えるような身体能力を我々の前で披露した。

お風呂は未だに苦手で、彼女は隙あらば入浴をサボろうとしている。
が、女性スタッフ達の手によって半ば無理やり入れられている。
なお、逆に水浴びは大好きで、サバンナの泥交じりの水辺で全裸になってよく水浴びをしている。(スタッフ達に注意されているが)
食欲は途轍もなく旺盛。
成人男性3〜4人分の量をペロリと平らげる。
過酷なサバンナ生活をした影響か腸内環境と腸内細菌が異常発達しており、お腹を壊す事はほぼ無い。
その副作用?として食べた物の消化吸収が早く、強烈な匂いのガスを大量に発生させている。そのため、ルシェリーの腸内で発生したガスはスカンク顔負けの強烈なにおいを放つ。
本人も自身のおならの強烈さを自覚しており「武器」として使用する。
具体的に言うと、興奮した野生動物が我々を敵とみなして襲い掛かってきたときなど、そのおならで撃退するのだ。
その威力はライオンが泡を吹いて倒れこみ、鼻を伸ばしたゾウが嗅いだ瞬間に手足を天に向けて背中を地につける程。
0437G2023/07/14(金) 22:18:49.43ID:V5xTEKZl
ルシェリーがおならした後の下着はほぼ消臭不可能で使い捨てとなっており、遠く(数q先)からガス放出をしてもルシェリーがおならをしたと分かる程である。
匂いは嗅いだ事のあるスタッフ曰く、倉庫いっぱいの生肉を1ヶ月間夏場に放置してプールいっぱいのアンモニア原液を振りかけた匂い…らしい。
そのため、ルシェリーがチームに同行する際には全員ガスマスクの携帯が必須である。

特記に値する事項 排泄関係:
小柄な体ながらも、排泄するものはアフリカニシキヘビを連想させる極太極長の超巨大な大便である。
洋式トイレで出せば便座が見えなくなる程のうんこで埋め潰す。
サバンナで出せば標高数m級の蟻塚、もしくは場所違い季節外れなクリスマスツリーを連想させる、トグロを巻いた便の山が出来上がる。
1日の排泄回数は2回〜5回。
彼女が便秘や下痢をすることはほぼ無いが、胃腸風邪で下痢をした時には女子トイレの床が水没(水没と言っていいのか?)した。
逆に一週間に及ぶ便秘をし、そして解消された時には……近くの小川(街中の用水路程度の大きさ)が塞き止められてしまうほどの、カチカチの便秘便を山と出して、スタッフ達が総出で片付けた。
ルシェリーの出す大便は未消化物が全くと言っていいほど見当たらない。
トウモロコシの粒、丸ごと食べた魚の骨さえも見当たらない。
匂いは、おならほどでは無いがやはり強烈。
時間がたてば更に匂いは強くなる。
ルシェリーが詰まらせたトイレを片付けるスタッフは命がけである。
また、年々更に排泄量が増えているようで、ルシェリーの為に作られた特注の便器(通常の数倍の容量)も詰まる事が増えてきている。
しかしながら、見た目と匂いこそアレであるが肥料としてのポテンシャルは高いらしく、彼女が野糞を行った場所は緑の生育が早いらしい。(未確認の情報)

あるとき、異常な大雨で、川の水位が危険なレベルに増大したことがあった。
川が氾濫しそうになって助けを求めてきた近隣の村人達に、緊急資材として渡せるものが無いか考えていると、倉庫に貯めこんでいた「あるもの」を私は思い出した。
それはルシェリーの便が詰まった大量のゴミ袋だ。
とある事情で倉庫に保管せざるを得なくなっていたものだが、雨季が来てしまい、どんどん溜め込んでしまっていたのだ。
ビニールの袋でなく、土嚢と似たような布袋で強度は十分。ひどく臭うだけで、土嚢と変わりがない。
自分をはじめスタッフ達は重い袋をジープというジープに運び込むと、氾濫しそうな川の側に土嚢代わりとして置いていった。
ルシェリーの便が詰まったゴミ袋は立派に土嚢としての役割を果たした。
これは一つ、特筆しても良いことだろう。
が、雨季が終わり川の水位が下がっていくと破れた袋の隙間からルシェリーの便が次々とこぼれ出していて、川が汚染されるため、結局

大便の記述が続いて自分でもどうかと思うが……
ルシェ
野糞 
 片付け
    大きな袋 

 ジープで運んだり

     そのジープと「並走」する彼女の

「パパ、ルシェリーうんち出しすぎた?今度は『分けて』だすね」

ヒューズ氏は苦笑いの様子

   翌日、結局巨大な

「ルシェリー、そうじゃなくてな…」

こいうった
       頻繁に
ヒューズ氏の苦労は

※後半、かなりの部分がペンで書き潰されて部分的にしか読めない
0438G2023/07/14(金) 22:19:21.99ID:V5xTEKZl
とある若者――保護チーム新人スタッフの回想。

 それは私が、野生動物保護活動のこのチームに参加することになって、一週間もたたない位の日の出来事でした。
 私は重機での作業を指示され、キャンプ地にほど近い地点に、大きな穴を掘っていました。
 例えば成体のアフリカゾウ一頭がすっぽり入ってしまう、その位の大きさと深さの穴です。
 目的は知らされませんでした。
 何かの調査を行うため、もしくは水源を掘るためか…と思っていると、責任者のヒューズ氏が様子を見に来たので、私は聞いてみることにしました。

「あの〜すみません。ヒューズさん。ここまで作業をしておいて何ですけど…この大穴、何に使うんです?」
「これかい?ああ、すまない。君にはまだ言ってなかったかな。これはトイレだよ。今、君にはルシェリーのトイレを作ってもらっている」

「トイレって…この大穴がですか!?いや〜どうみても地下深くの水源とか遺跡を掘っている感じでしたけど…それにルシェリーってあの子ですよね。いつも元気で可愛らしい、小柄な女の子。あの子のトイレを作ってるって何かの冗談です?」
「そうか、君はまだ知らなかったんだな。ルシェリーにはこれくらい大きな穴をトイレにしないとすぐに埋め立ててしまうんだ。これくらいの大きさだと、そうだな…5日持てば良い方だろう」

「5日…ですか?重機で半日かけて掘った穴を5日で!?」
「信じられないかもしれないが、そうなんだ。信じられなくて当然、だが……。ついこの間も、これくらいの大きさの穴を5日で埋めてしまってね…トイレの大きな方で」

「あー…すみません。ヒューズさん。お言葉通りですね、私は信じられないです。だってこんなに大きな穴、象が数十頭がまとめて糞をしたって…」
「パパー!おーい!パパー!」
「噂をすれば、だな。おお、ルシェリー。そんなに勢いよく走ったら危ないぞ」

「ごめんなさい。でもねでもね、私とってもうんちしたくてね…あ、この穴にしてもいいの?この前みたいに!」
「ああ、かまわないよ。……君、ルシェリーがトイレをするそうだから、ここから離れようか」
「へっ? は、はい」
「パパ、どこかに行っちゃうの?私は見られても平気だよ」 
「ははは、ルシェリーが平気でも私達はね。特に男は、女の子のそんなところを見てはいけない」

 こうして、彼女の養父は私ともども、その場から離れていきました。
 なんの冗談かと思いました。
 しかし私はつい気になって、建物の陰から見てしまいました。
 養父と私が十分に離れた事を確認したルシェリーは短パンと下着をずり下ろし、そしてぽいぽいと完全に脱ぎ去ると、大穴に向かって小さなお尻を向けました。
 動物のように、四つん這いです。
 そして…遠くまで響く甲高い声を一度あげたかと思うと…… 
 彼女の腕、いや太もも程もある大きなうんちが、小さなお尻から鉄砲水のように!
 ……言葉を失う光景でした。
 ルシェリーのお尻の穴から飛び出すように排泄された巨大なうんちは、私が堀った大穴に注ぎ込まれていきます。
 彼女は気持ちよさそうに身を震わせながら、極太極長のうんこを放出し続けました。
 似たものを挙げるならば、それは生き物ではなく大きなミキサー車です。
 工事現場でミキサー車が、勢いよく大量のコンクリートを流しだす場面を想像してください。そしてその、流れ落ちていくコンクリートの量を3倍くらいにして下さい。
 そのくらいの、とんでもない排便量と勢いだったのです。
 ルシェリーが排泄を終えたのは、2分ほど経った後のことでした。
 よつんばいで猫科動物のように「伸び」をして、近くに生えていた草をむしってお尻を拭っていました。
 そして脱いだものを拾い上げ、そのまま手に持って、穿かずに歩き去っていきました。
0439G2023/07/14(金) 22:25:11.42ID:V5xTEKZl
 
 彼女がいなくなった後、近づいて覗いてみると、大穴の底にはルシェリーの出したうんこが積み重なり巨大な山となっていました。
 この目で見ても、信じられない光景でした。
 衝撃なんてものじゃない。こんな大量のうんちを、あんな小柄な女の子が?
 そこから昇ってくる臭気の、また強烈なこと……
 鼻がおかしくなるなんてレベルを超えて、危険だとわかりました。
 それでもその場で、その大便の山から目が離せないのです。
 
 ……私の記憶は、一旦そこで途切れます。
 頭がくらっとして、ふらついてしまい、私は穴の底に落ちてしまったようなのです。
 次に気が付いたのは、地面に横たわり、ホースで自分の体に水をかけられている所でした。
 私の身体は、全身がどろどろの便で汚れていました。

「あ、パパ! 目が覚めたみたいだよっ」
「…よかった。意識が戻ったか。……注意していなかった私が悪かったが……不用意に近づくと、慣れていないものは匂いでやられてしまうんだ」

「あ、あ……?」

「身体をきれいにしたらベッドへ移そう。それにしても、お手柄だ、ルシェリー。…君はあの穴に落ちて、ルシェリーのうんちに沈みかけていたんだよ。気づいたルシェリーが、君を助け上げたんだ」
「えっへん! もっとほめてパパ」

 ルシェリーは得意顔でした。
 尻尾があったら、ぶんぶんと大きく振っていたと思います。

 ……それからルシェリーは、便意を感じるたびにこの大穴にやって来て、大きな大きなうんこを大量に排泄して、お腹をスッキリとさせました。
 いけない、と分かっているのですが、私は自分の仕事が空いているとき、何度か隠れてその姿を見に行ってしまいました。
 死にかけたというのに、どうしても気になってしまうのです。
 その彼女の脱糞姿、何度見ても言葉を失います。
 彼女は、本当に気持ちよさそうに、ゾウよりも、おそらく恐竜よりも、大量で巨大なうんちを排泄するのです。

 そして、私が重機で掘りあげた大穴は、彼女の養父の予想を上回るスピードで埋め立てられてしまい、3日後には彼女のために新たなトイレを掘ることとなってしまいました。
 その作業は、私が志願して担当させてもらいました。
 今は特別製のトイレが拠点に設けられており、彼女もその使い方に慣れ、このような作業の機会は激減しました。
 この経験は、人知を超えて、別の世界の出来事と思いたくなる記憶です……






 そしてまた、アフリカの母なる大地に太陽が昇る。

「……ルシェリー! ケガをして保護が必要なチーターがいたが見失ってしまったと、仲間から連絡があった。行くぞ!」
「うん! 助けに行こう!」
「出発の前にはきちんとトイレを済ませておくんだぞ!」
「うんっ! いっぱい出すから、ちょっとだけ待ってて! ところで服ぬいでもいい?」
「ダメ!」

 野糞するだけでどんな猛獣も恐れおののく。
 この大地こそが、彼女のトイレ。
 ……それに振り回されるも、神の与えたもうた試練?
 今日も彼女と父と、その仲間たちは、この大きな大陸のどこかで、それぞれの使命に邁進するのであった。
0440G2023/07/14(金) 22:28:58.67ID:V5xTEKZl
 
 以上です。

 アフリカの大量娘、ルシェリーちゃんのお話でした。
 冒頭のハンター成敗と最後の父娘のやりとり以外は、根幹となるアイデアと文章の大部分を坂道さんが創り出してくれました。
 アイデアをお互い出しつつ一つの作品を完成させていくというのは、とても楽しいものです。

 あとタイトルを「サバンナの王者 ルーちゃん」にするかどうかしばらく迷ってました
0441G2023/08/04(金) 21:17:11.28ID:SMi6f46t
暑中見舞いに、冬のお話を投下。
かおるちゃん(7さい) トイレにお悩みの放課後JSライフ

 風の冷たい二月のある日、小学校が終わった夕方です。
 薫ちゃん(7さい)は、とある家のトイレに入っていました。

「ふっ んっ! んっ!」

 下着をおろして洋式に座って、うんちを頑張ります。
 今日はいつもより硬いようです。

「はぁ… なんでうんち出しにくくなったのかなぁ」

 昨日からお腹が変なのです。うんちが出てこない。
 それが今、友達の家でしたくなってしまって、薫ちゃんは困っていました。
 出したい気持ちはあるのに、硬くて…
 いつも学校では、出そうなのを我慢するのが逆に大変なのですが。
 休み時間、早足でトイレ行ったら、

 ぼぼりゅっ! ばちゃっ! どばどばっ!

 と、特大バナナより太いのを何本も。
 踏ん張るとかなしに、いっぱい出てくるのです。
 なのに今は…

「ねぇねぇ。かおるちゃん。まだ時間かかる?」
「あっ ごめん!もうちょっと待って…」

 慌てて、ドアの向こうに返事をしました。
 それを聞いて戻っていったのは友達の女の子です。

「びっくりした…。早くしなきゃ」

 この日、学校のあと薫ちゃんはの友達の家に来ていました。
 わりと新しい一軒家です。
 来ているのは薫ちゃんの他にもう一人。
 宿題を写しあったり、こたつでゲームをやったり、おやつを食べたり。
 そして遊んでいる内に便意を感じ、トイレを借りたのです。
 他人の家のトイレはやっぱり落ち着きません。
 でも頑張らないと…
 
0442G2023/08/04(金) 21:17:47.87ID:SMi6f46t
「ふんっ… んっ!」

 ぷす… にちにちっ… ころっ

 ごつごつした先っちょの小さな塊が、落ちて音を立てました。
 よかった。
 頑張った甲斐がありました。
 穴のすぐうしろの「硬いやつ」を動かせました。

「も… もう少し! んくっ! ふんっ!」

 膝の上で握った手が震えています。
 全身、うんちに全力です。
 それに応えるように、お尻は穴をぐっと広げて、うんちの通り道を作って……

 にちにちっ… む…みちちっ!

 二日半、お尻を通せんぼしていた塊がでてきました。
 薫ちゃんの細い手首くらいある、すごいやつです

(あっ! も、もう出る… あ…!)

 ぶ… もりゅりゅっ!
  ぶりゅりゅりゅりゅりゅっ!!!

 「栓」が抜けた後は、うんちの滝のようでした。
 廊下まで響く音を立てて、溜まっていたうんちが溢れ……便器の水に叩きつけられるように落ちて行きました。
 薫ちゃんの顔は刺激であかくなっていました。
 7歳児とはとても思えない、立派な太さと長さです。
0443G2023/08/04(金) 21:18:13.29ID:SMi6f46t
 むりゅ… ぽとっ… 

「はぁ…」
 頑張って、最後まで出しつくした後は……すごい量が便器に溜まりました。
 底の水が見えません。大人何人分でしょう?
 クラスの男子が見たら大興奮間違いなし。
 ぜったい見せられません。

「あ〜… 出たぁ… なんだか疲れた… うんちで…」
「かおるちゃ〜ん、まだぁ?」
「ああっ、ごめん! もうすぐ出るから…」

 うんちのせいで忘れていました。
 のんびりはできません。
 薫ちゃんは、慌ててお尻を拭いたりぱんつを履いたりするのでした。

(……流れるよね。今回もちゃんと)

 レバーに手を伸ばしつつ、ごくっと唾を飲みます。
 うんちに対して便器が小さいような気がする。大人用なのに…。
 保育園、年長組でトイレを詰まらせた経験が不安にさせます。

 …ぐいっ
 じゃ… ごぽっ… ご…じゃあああああぁ…!

(…よかった、流れた。…みんなも同じ…なのかな。どうなんだろ)

 水が溜まって水位が上がってきて…これはまずい! と思いかけ、それからどうにかうんちは吸い込まれ始めました。
 ほっ…と薫ちゃんは胸をなでおろします。
 
「まなちゃん、おまたせ!」
「も〜、時間かけすぎ! りおだって次、待ってるんだから…謝っときなよ」
「うん…」

 廊下で待っていた友達は、足踏みしている様子。
 相当におしっこを我慢しているようです。
 ショートカットのボーイッシュな彼女。デニムの上から、お股を押さえる仕草をしながら、入れ替わりでトイレに入るのでした。
0444G2023/08/04(金) 21:18:32.90ID:SMi6f46t
「大丈夫…かなぁ…」

 がちゃ! とカギを閉める音。
 廊下で薫ちゃんは不安げに、少しの間だけその扉を見ていました。
 それから彼女は二階に戻っていきました。



「あっ 薫おかえり〜」
「ごめん、時間かけちゃった」

 二階の部屋に戻ると、この家の長女、りおちゃんが薫を迎えます。
 つやつやの長い髪の女の子。
 学校の後、この「りおちゃんの家」に集まることが最近多いです。
 今日は、りお、まな、薫の三人ですがもっと集まることもあります。

「次、私もトイレ行くからさ、その後またゲームやろっか」
「うん、しよしよ」

 友達と遊び始めたら、かおるちゃんも不安を忘れます。
 しかし彼女が忘れても「それ」は消えません。
 強烈な臭いのことです。



(くっ! くっさあぁ! 何この凄いニオイ!?)

 一階のトイレです。
 まなちゃんは、お股を押えていた手を、思わず鼻にやっていました。

(りおの家、前こんなじゃなかったよ!? かおる!? やだぁ…! でも…漏れそう! やばい!)

 薫ちゃんのトイレで待たされ過ぎました。
 もじもじ…震えながら脚をこすり合わせるのは、我慢の限界の証。

「うう…! もう!」

 薫ちゃんの強烈な残り香の中、決断します。
 彼女はデニムを下着ごとずりおろして急いで便座に腰かけました。

 じょ… じょおおおお……!!

「あっ… あああ……!」

 跳ね返りも気にしていられません。
 小さなお腹ぱんぱんに貯まったおしっこを勢いよく便器に放ちました。
 我慢しすぎて、おしっこの穴が熱い……。
0445G2023/08/04(金) 21:18:51.16ID:SMi6f46t
 ちょろろっ… ぴちゃ…

「はぁぁ……」

 最後はぶるぶるっと、おしっこ後の身震い。
 我慢していた分、気持ちよさが身体を突きぬけていきました。
 でも、この充満した空気が、うんち臭が…

(すっきり… でも…くさいよ…。 一体どんな凄いのを? かおるちゃんさぁ…)

 これから薫と遊ぶ時はトイレの順番に気を付けよう…。
 ため息を我慢してお股をふきふき。
 でも「あんたのうんち臭すぎ!」なんて文句言えません。
 そしてスッキリしたんだか、してないんだか分からない顔で、彼女はトイレの扉を開けたのでした。



 この後りおちゃんもトイレに行くのですが
「うわ、匂うね。まぁ二人分だし…」
 時間経過でまだ許容範囲だった様子。しかし

 ぶうっ! ぶびっ…! ぶぷぷっ…! 

「んっ! んん…? あれ、出ない…? うーん」
 と、うんちしたい筈が大きなおならだけ。
 早々に見切りを付け、りおちゃんはトイレを出るのでした。
 そして…
 換気されるまでの僅かな間ですが。
 減衰したとは言え、薫ちゃんの、便秘大量便臭。
 まなちゃんの限界我慢おしっこ臭。
 りおちゃんの豪快おなら臭。

 JS三人の排泄リレーを受けて、このトイレは言葉に表現できないような、濃密で芳醇な香りを纏うことになったのでした。


 
0446名無しさん@ピンキー2023/09/07(木) 20:24:22.89ID:hs8GNz7f
「大阪駅に大量の人糞が…」SNSで報告続出、警察出動説まで…JRが語った騒動の“真相”
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf8e35c1bd2ddadb7f6ebc1669cb80eb5616a289

9月3日、休日で賑わう大阪駅に、ある”異常事態”が発生した。

《大阪駅にめちゃくちゃうんこ落ちてたはよ片付けて》
《大阪駅で大量のうんこが発生》
《死ぬほど臭かった》

なんと大阪駅に大量の人糞らしきものが落ちていたという報告が相次いだのだ。
X上で目撃者による報告が始まったのは同日16時頃。
人糞は3階連絡通路に落ちており、相当な異臭を放っていたという。
さらに、踏んでしまった通行人の靴の裏に付着したことで、
当初落下していた地点を超えて広範囲に“拡散”したようだ。
駅構内では、駅のスタッフとみられる人物が人糞で汚染された地域に
立ち入らないように呼びかけている姿も目撃されていた。
0447名無しさん@ピンキー2023/09/23(土) 23:26:09.20ID:GJxm1m13
愛しい可愛いショトカ元気J◯妹ちゃんと大人しめで綺麗な黒髪ロングお嬢様系親友ちゃんの全裸ウンチを口と股間に受け止め舌や竿で全身に塗り塗り腋や膝裏足指は丹念に
その上から大量にフィニッシュをぶっかけるとふたりは街を守る魔法少女に変身!

「◯学生の裸やウンチで興奮するお兄ちゃんきもーい♡」
「まったくですわ。妹様に悪影響がでますからお兄様はわたくしの屋敷でペットとして飼いましょうかしら♡」


かせてください
0448名無しさん@ピンキー2023/09/24(日) 22:25:20.84ID:LdaP8Yzx
街で暴れるのは絶望したさえないオッサンが妖魔に乗り移られバケモノ化した敵

メスガキ魔法少女は毎回ボッコボコのあと穴中ズコズコにされ脱◯嘔吐敗北宣言、服従の言葉を吐きながら◯され続ける
「おごおおおおっ♥もうイギだぐないいいぃ♥」ブリブリブバァッジョボボボゲボオッ
「うほおおおおお♥許じでえええ貴方様の妻になりましゅうううう♥」ブシャアアアアゲボオロロロロ
沸くオーディエンス配信される無様な姿
隠れながら見守る童貞俺涙目股間ギンギンッ

だが敵を大量射精させ続けて弱らせたところを合体奥義魔法で相手をいったん浄化、土壇場で今回も逆転勝利!

さらに続く
0449G2023/11/26(日) 22:38:41.86ID:XeckcYio
 
さて。
世間がハロウィンのお祭りに熱を上げる中……
不思議な夜は更け、各国の大量体質を持つ女の子たちは、それぞれに奇妙な夢を見ることになるのでした。
 
 
――全大量娘、入場!!!
 
 

アナコンダ殺しは生きていた!
更なる研鑚を積み人間ポロロッカが蘇った!
ブラジルから、密林の戦士タナリア・ポンテス・マービング!

「アマゾンの偉大さ、思い知るがいいわ…」
 

 
 
ゴングが鳴り次第ぶちまけてやる!
お腹のタトゥーと尻尾付きストッパーは調教済みの証
オーストラリアはパースから、ジョシュア・コンリット!

「どうせならマスターに見てもらいたかったな…」
 
0450G2023/11/26(日) 22:39:37.41ID:XeckcYio
 
体一つの根性比べなら、私のハングリー精神がものを言う!
インド亜大陸から、若干14歳 ラヒーン・ラマジャン 牛に乗って参戦だ!

「うんちの量で勝負しろって? 勝ったらご褒美あるの? じゃあ勝っちゃおうか」




真のセレブを知らしめたい!
火気厳禁の大量体質お嬢様、地球の未来は彼女の腸にかかっている!?
アラビア半島からナディン・アリー・アルガーミス!

「主催でもゲストでもない、一参加選手。こういうのって新鮮ね」




ガトゥーン閘門(ロック)とはよく言ったもの!
全階級解放で溢れ出すモノは世界の悪夢!
パナマから陽気なドレッド娘、アネル・メディス・バルテナス!

「遠慮は無しよ! 全力全開を見せてあげる!」
 
0451G2023/11/26(日) 22:40:28.28ID:XeckcYio
 
枯渇対策は万全だ!
リュックにどっさりオヤツ持参 
黒毛ロングのベルギー娘、ナタリー・ビュッソン!

「どれだけうんちしてもいいの? 本当に?」

 
 

洋の東西いいトコ取り、ベスト・バランスは私の中にある!
便意我慢の女神が来たッ
下手に漏らしたら超罰金 シンガポールから、ルラン・マカヤン・セントゥーサ!

「耐えなきゃとなったら、丸一日でも堪えてみせるわ! でも今日はその逆ね」

 

うんこ勝負なら絶対に敗けん!!大阪人のきばり見せたる
関西弁の大量元気娘、佐倉あかねの登場だ!

「うんこ対決はまぁええねんけど…まず美味いモン食わせてくれるっちゅう話と違ごたんか…?」

 

「なんでもあり」のお祭りだからこの人に来てもらったのだ!
江戸後期の脱糞偉人!
樽詰め特上うんこ出荷、月産一石半は伊達じゃない!
普段着の町娘姿で、お香さんの入場だ!

「今日のお客さんは変な人ばかり…それにずいぶん多いんですね…」



韓国海兵隊の父直伝、実戦テコンドー使い!
柔軟かつ美麗なスタイルから繰り出される、演舞のような脱糞に注目だ!
虎の異名を持つ少女、李詩銀!!

「とにかく出して、とにかく勝つわ! スッキリ、シンプルにね!」



ルールの無い排便がしたいから農園を営むのだ!
昂れば脱糞中でも鼻歌にリズムを刻む
アルゼンチンから情熱の栗毛、マルガレータ・フランクウッド!

「あの優勝の時は興奮しすぎて漏らして、リビング埋め尽くしちゃったなぁ… この大会の優勝も私が貰っていくわ!」
 
0452G2023/11/26(日) 22:41:11.29ID:XeckcYio
 
日本土産にベルトとはよく言ったもの!
溜め込まれたガスが、今実戦で爆発する!
最前列で見届ける覚悟はあるか?
中華的爆発娘、蘇仙華!!

「カオルと当たらなかったらいいんだけどなー」



勝気な金髪姫騎士こそが最強属性の代名詞!
まさか彼女が来てくれるとはッッ
竜の加護により、大量バフを纏った異世界お姫様 デルフィナ・ライフィード!
何者かが召喚だ!

「おお、カオルも居る… なるほど、ここは竜の世界の闘技場か…一つ腕試しと行こう!」



今日のお腹はここ10年で最高の仕上がりと豪語!
醸造樽何杯分が溢れ出すのか?
フランスから、ワイン農場の看板娘 ルシエーヌ・デュボワの登場だ!

「熟成具合はイイ感じ…! いよいよお披露目ね!」



ぶっ放したいからここまできたッ 素顔一切不明!!
カナダから、仮面の脱糞闘士ハンナ・スカーレット!

「能書はいい、さっさと出させろ…」



私は元々大量体質でない
何かが私をここに導いたのだ!
ご存知メガネの考古学少女 体質の謎を紐解くカギを求め、斎木摩耶、見参!

「ひょっとしてこの中に、私をこんなにした元凶来てるんじゃ…? 見つけてやるわ…!」



「カレー」の本場は今やブリテン島にある!
私を驚かせる大量娘はいないのか!!
金髪ロングに学校指定グリーンの制服は正義の証!
マンチェスターからシルヴィア・セクストンだ!!

「えーと、エレノア姉さんも来てると思うんだけど…どこだろ」
 
0453G2023/11/26(日) 22:41:45.36ID:XeckcYio
 
その凄まじいニオイの前では、どんな猛獣も尻尾を巻く!
会場にキリマンジャロがそびえ立つか?
天真爛漫なスーパー野生児、サバンナの女王! ルシェリー・ビンティ・ヒューズ!

「見ててねパパ! 頑張るからねー!」



デカァァァァァいッ 説明不要!!
600m、数万トン!
「国潰し脱糞」は彼女の専売特許 ソニア・メイ・ウォルコット!
巨大化がおさまったら会場入ってきてくれ!

「何で私だけいつもこうなのよ!?」



臨機応変な処し方は、実戦で使えてナンボのモン!! 
超実戦排便術!!
本家日本から大量JD風間薫の登場だ!!!

「うう…は、恥ずかしいなぁ…」



服が汚れるから戦争はしない
スーツを脱いでから全力で脱糞闘争だ
サップの精神ここにあり!
見惚れるランウェイウォークで、コンゴの淑女 ボナマ・カロンカラが登場!

「賞金もらえるなら皆に新しい服プレゼントしたいわね」



不凍港が欲しいから日本へ来た!
便秘解消のためなら軍隊格闘技をもマスターする!
ロシアの妖精、エヴゲーニャ・ウラジヴィチ・ヴァストーク!

「も…もう溶け始めてるみたい…早く始まってくれないかなぁ」
 
0454G2023/11/26(日) 22:43:26.74ID:XeckcYio
 
その腸の奥深きこと、マリアナ海溝のごとし!
大物は良いうんこに誘われる
女だてらに船を駆るミクロネシアの小さな巨人、マリア・マキナ・ミンディ!

「さっさと終わらせて、海に帰りたいな…」



エジプト五千年の秘技が今ベールを脱ぐ!
95、82、130!!
その巨尻から生まれるピラミッドを見せてくれ!
ナイル川のほとりから、ファリーダ・アデル!!

「ついに、代々伝わる秘術を使う時が来たのね…」




商社の仕事はどーしたッ 
酒呑み脱糞天使の炎、未だ消えずッ!!
清楚も肉食も思いのまま!! 富士谷ことりだ!!

「焼肉前の腹ごなしと行きましょうか…」




特に理由は無い!
金髪巨乳人妻が正義なのは当たり前!
旦那にはないしょだ
フィンランドから大量狩人、グリシナ・ライラが参戦!

「ホッキョクグマでも何でも、かかってきなさい!」




「埋めるぞ」の一言に暗黒街も震え上がる!
イタリアンマフィアの美しく危険な姐御、ディヴィナ・ブリジアーニ!

「天国で死ねるなんて幸福だろう?」




衆人環視の排便ならこの人を外せない! 超A級実況配信者!
今宵限りの大量バフを授けられ、「あるなちゃん」こと雨宮成美 本名で登場だ!

「こんないっぱいの人に見られながら、あんなにいっぱい出せるなんて…楽しみ! 早く出番来ないかな〜」
0455G2023/11/26(日) 22:44:08.76ID:XeckcYio
 
超一流モデルの超一流脱糞だ!
生で拝んでオドロキやがれッ
とある日本選手を一方的にライバル認定、大舞台で巡り合えるか?
ニューヨークのアイアンウーマン、エレノア・マッケンジー!

「注目されるってやっぱり最高ね…! この舞台でカザマと戦えるかしら…」



そのうんこの造形美には、ガウディも舌を巻く!?
サグラダ・ファミリアと見まごう巨塊を生み出すうんこ芸術家!
スペインから、情熱の赤髪モリーナ・メンディスタ!

「誰よりも高く美しく! 積み上げて見せるわ!」



今大会、特異体質中の特異体質!
街で評判、肉屋の女マイスター
しかしてその実態は、食えるうんこでロングソーセージ作りに励む変態淑女!
ドイツはニュルンベルクから、エーファ・ベルモントだ!

「勝ったらお客さん増えるかしらね」
 
0456G2023/11/26(日) 22:44:36.43ID:XeckcYio
 
神話が帰ってきたッどこへ行っていたンだッ 大量脱糞界のイヴ!
俺達は君を待っていたッッッ 「始祖の大量少女」クライス・ジーナの登場だーーーーーーッ

「ここって未来? これみんな私の子孫なの? ずいぶん増えたのね…」





加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバー4名御用意致しました!
指輪の命令は絶対! トイレの女神 ユリア!
淫紋ならぬ大量紋に書き換えられた、魔法使いの弟子 シンディ!
夢の影響が及んだか? ソニアのパートナー ミシェル!
謎の存在、異世界の先代竜貴皇!


……ッッ  どーやらもう一名は到着が遅れている様ですが、到着次第ッ 皆様にご紹介致しますッッ

 
 
 
0457G2023/11/26(日) 22:46:29.76ID:XeckcYio
脱糞シーン皆無なのが本当に申し訳ないんですけど
以上、定番コピペのネタで投下しました
これはやはり、ここに投下しなければ完成しない
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